JP4114564B2 - バーティブラ及びクリップベース - Google Patents

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    • B60S1/3848Flat-type wiper blade, i.e. without harness
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    • B60S1/386Connectors therefor; Connection to wiper arm; Attached to blade made in two halves

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  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リフィールを交換することが可能なワイパー用のバーティブラと、このバーティブラに取り付けられるクリップベースとに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用のワイパーには、ワイパーアームに対してワイパーブレードが回動可能に取り付けられており、ワイパーブレードは、ワイパーアームの可動に応じてフロントウィンドウ等に付着した雨滴の払拭を行う。
【0003】
一般的なワイパーブレードは、払拭面の曲面に対して均等に付勢力を加えるために、プレイマリレバー、セカンダリレバー、ヨーク等の複数のアームをトーナメント状に組み立てたアーム保持機構と、払拭面を払拭するリフィールとにより構成されている。プライマリレバーの略中央には、ワイパーアームの先端との係合を行うクリップベースが設けられている。
【0004】
一方、今日では、複数のアームを廃止したワイパーブレードが考案されている(例えば、引用文献1、引用文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−53012号公報 図1、図7参照。
【特許文献2】
特開2003−146190号公報 図1参照。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数のアームを廃止したワイパーブレードに対してクリップベースを取り付ける場合、特許文献1に開示されたワイパーブレードでは、バーティブラ本体部に形成された突部を用いてクリップベースの位置決めを行っているので、バーティブラ本体部に対して突部を形成する工程が必要となる。また、特許文献2に開示されたワイパーブレードにクリップベースを取り付ける場合にも、バーティブラ本体部に形成された切欠部を用いてクリップベースの位置決めを行っているので、バーティブラ本体部に欠落部を形成する工程が必要となるという問題があった。
【0007】
また、引用文献1及び引用文献2に開示されているクリップベースは、形状の異なる複数のバーツによって構成されているので、部品の種類が多くなってしまい製造コストの上昇を招くおそれがあるという問題があった。
【0008】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、クリップベース取り付けの位置決めを行うために、バーティブラ本体部に対して特別な加工を行うことなく、さらに部品コストの低廉化を図ることができて組み付けが容易なバーティブラ及びクリップベースを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明はリフィールを保持するためのバーティブラであって、払拭面に対して均一な付勢力を付加するために弓なりに湾曲した長尺板からなるバーティブラ本体部と、該バーティブラ本体部に取り付けられてワイパーアームと係合するクリップベースと、前記バーティブラ本体部に取り付けられて前記リフィールを交換可能に保持するとともに、当該バーティブラ本体部の長尺方向における前記クリップベースの位置決めを行うホルダーとを備え、前記クリップベースは、前記バーティブラ本体部の幅方向中央部で連結される一対のベース本体部により構成され、前記一対のベース本体部は、同一の形状であり、
前記一対のベース本体部の各ベース本体部は、各ベース本体部同士の連結を行うための係合部と、各ベース本体部同士を連結することによって前記バーティブラ本体部を一対のベース本体部で幅方向より挟み込んで保持する保持部とを備え、前記係合部には、前記各ベース本体部に形成された係合凸部に係合する係合凹部と、前記各ベース本体部に形成された係合凹部に係合する係合凸部とが形成され、前記係合凹部と前記係合凸部とは、前記ベース本体部の長手方向に沿って並設されていることを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のバーティブラにおいて、前記係合凸部に係止爪が形成され、前記係合凹部に係止溝が形成され、前記一対のクリップベースのうち一方のクリップベースの前記係合凸部を他方のクリップベースの前記係合凹部に嵌入させた状態で、前記一方のクリップベースの前記係止爪が前記他方のクリップベースの前記係止溝に係合することを特徴とする。
【0013】
請求項3に係る発明は、払拭面に対して均一な付勢力を付加するために弓なりに湾曲した長尺板からなるバーティブラ本体部に取り付けられるクリップベースであって、前記バーティブラ本体部の幅方向中央部で連結される一対のベース本体部により構成され、各ベース本体部は、各ベース本体部同士の連結を行うための係合部と、各ベース本体部同士を連結することによって前記バーティブラ本体部を一対のベース本体部で幅方向より挟み込んで保持する保持部とを備え、
前記一対のベース本体部は、同一の形状であり、前記係合部には、前記各ベース本体部に形成された係合凸部に係合する係合凹部と、前記各ベース本体部に形成された係合凹部に係合する係合凸部とが形成され、前記係合凹部と前記係合凸部とは、前記ベース本体部の長手方向に沿って並設されていることを特徴とする。
【0014】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のクリップベースにおいて、前記係合凸部に係止爪が形成され、前記係合凹部に係止溝が形成され、前記一対のクリップベースのうち一方のクリップベースの前記係合凸部を他方のクリップベースの前記係合凹部に嵌入させた状態で、前記一方のクリップベースの前記係止爪が前記他方のクリップベースの前記係止溝に係合することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るバーティブラを、図面を用いて説明する。
【0017】
図1は、本発明に係るバーティブラ20とリフィール10とを示した斜視図であり、バーティブラ20は、バーティブラ本体部21と、6つのホルダー22と、スペーサー23と、クリップベース24とを備えている。
【0018】
バーティブラ本体部21は、弾性を有する長尺金属板で構成されており、長尺方向に対して弓なりに湾曲した形状を呈している。バーティブラ本体部21には、一定間隔Lを保って6個の凸部25(符号25a、25b含む)が配設されている。バーティブラ本体部21は、円柱状に形成された弾性金属棒を径方向に圧縮することによって平らに加工したものである。このようにして加工することにより、角部が存在しない滑らかな断面形状を形成することが可能となるとともに、弓なりに湾曲させた長尺板の中央部を押し下げて平らにした場合に、バーティブラ本体部21の下面に加えられる付勢力を均等にすることが容易となる。
【0019】
ホルダー22は、図2〜図6に示すように、底面30に切り欠き部が形成された中空長方形柱を呈しており、中空内部幅長R1は、図7に示すように、バーティブラ本体部21の幅長R2と同幅か僅かに幅広に規定されている。また、ホルダー22の上面31中央部には、凸部25が勘合する嵌合孔32が形成されている。なお、ホルダー22は、嵌合孔32の中心から、バーティブラ本体部21の延設方向(長手方向)側端部までの長さがL5となるように規定されている。ホルダー22は、バーティブラ本体部21への取り付けを考慮して僅かな弾性を有する強化プラスチック又は金属で形成されている。
【0020】
底面30には、底面視略台形形状を呈する一対の底面係合部30aと、底面係合部30aに隣接して端部が上面31側に折り返された断面U字形状を呈する側方係合部30bとが設けられている。さらに、ホルダー22の左右側面には、互いに対向する傾斜突起片35が形成されており、対向する傾斜突起片35の先端部は、側面より上面31側に進むに従ってその間隔が狭くなっている。
【0021】
スペーサー23は、ホルダー22と同様に、底面36に切り欠き部が形成された中空長方形柱を呈しており、中空内部幅長R3は、図8に示すように、バーティブラ本体部21の幅長R2と同幅か僅かに幅広に規定されている。また、中空内高さH1は、バーティブラ本体部21の高さH2よりも嵩高となっており、スペーサー23内に収納されたバーティブラ本体部21が、ウィンドウ面を払拭する際に自由に上下動できるように隙間37が設けられている。この隙間37は、払拭時にリフィール10のエッジ部18(後述)の倒れ角を確保する役割をも有している。
【0022】
クリップベース24は、図9に示すように同一形状からなる2個のベース本体部43、43’とワイパーアーム先端のU字フックに係合するU字係合部40(図1参照)とにより構成されている。ベース本体部43は、リベット44が挿通される貫通孔45が形成された起立部46と、起立部46を支える座部47と、座部47の両側に形成された保持部48とが一体に形成されたものである。
【0023】
起立部46は、起立部46の側面46aと座部47の側面47aとが面一となるように座部47の端部に形成されている。座部47の反対側の側面には、係合凸部50と係合凹部51とが並設されている。係合凸部50の先端部には、フック状の係止爪52が形成されている。係合凹部51は、係合凸部50に係合可能な形状を呈しており、係合凹部51の内部には係止爪52のフック状部分が引っ掛かる係止溝(又は係止孔)53が形成されている。
【0024】
保持部48は、バーティブラ本体部21に設置されたスペーサー23の側面部に幅方向から当接するとともに底面端部で係止して、スペーサー23及びバーティブラ本体部21に係合する保持アーム48aを備えている。
【0025】
ベース本体部43は、保持アーム内幅長がスペーサー23の外幅長R4の半分の長さR5に規定されており、また、バーティブラ本体部21の長尺方向の長さが長さL4に規定されている。
【0026】
ベース本体部43’はベース本体部43と同一形状であるためその説明を省略する。U字係合部40には、リベット44を挿通させるための軸孔が形成されている。
【0027】
リフィール10は、図10示すように頭部11と首部12とエッジ部13とを有する長尺なゴム部材である。頭部11には、ホルダー22の底面係合部30aが係合する係合溝14が形成されている。エッジ部13は下端に頂上部が位置する逆三角形状の断面形状を呈しており、頂上部でウィンドウ面に摺接することによって雨滴等の払拭を行う。
【0028】
次に、バーティブラ本体部21に、ホルダー22、スペーサー23、クリップベース24、リフィール10を取り付ける方法を説明する。
【0029】
まず、スペーサー23の側部開口からバーティブラ本体部21を挿通させて、バーティブラ本体部21の中央部にスペーサー23を移動させる。バーティブラ本体部21の中央部に移動されたスペーサー23は、スペーサー23内に隙間37が設けられているためある程度上下動を行うことが可能であるが、内部幅長R3がバーティブラ本体部21の幅長R2と同幅か僅かに幅広なだけなので幅方方向での移動は規制される。
【0030】
次に、バーティブラ本体部21に形成された凸部25に、ホルダー22の嵌合孔32が嵌入するようにしてホルダー22をバーティブラ本体部21に設置する。ホルダー22をバーティブラ本体部21に取り付ける場合、まず、図7に示すように、バーティブラ本体部21をホルダー22内部の傾斜突起片35の下側の空間(以下、下部空間とする。)54に挿通させる。バーティブラ本体部21の凸部25がホルダー22の嵌合孔32の真下に位置するようにホルダー22をスライドさせた後に、ホルダー22の内部上面31aをバーティブラ本体部21の上面21aに当接させるようにして、ホルダー22に対して下向きの力を加え、バーティブラ本体部21に対して上向きの力を加える。すると、バーティブラ本体部21の側端部21bが傾斜突起片35の傾斜面を移動して傾斜突起片35の先端部を乗り越えて、バーティブラ本体部21の下面21cが傾斜突起片35の先端部で支持される状態となるとともに、凸部25が嵌合孔32に嵌入されて固定される。特に、バーティブラ本体部21は、円柱状の弾性金属棒を径方向に圧縮して加工されたものであり、傾斜突起片35に当接する側面部21bが滑らかな曲面で構成されているので、バーティブラ本体部21は傾斜突起片35をスムースに乗り越えることができる。このようしてバーティブラ本体部21の凸部25がホルダー22の嵌合孔32に嵌入すると、ホルダー22がバーティブラ本体部21に固定される。
【0031】
6個のホルダー22とスペーサー23とがバーティブラ本体部21に取り付けられた後に、クリップベース24を、スペーサー23を介してバーティブラ本体部21の中央部に設置する。クリップベース24は、ベース本体部43及びベース本体部43’の保持アーム48a、48a’のアーム内に、バーティブラ本体部21及びスペーサー23の側面部を案内させつつベース本体部43とベース本体部43’とを近接させて、ベース本体部43の係合凸部50を他のベース本体部43’の係合凹部51’に嵌入させるとともに、ベース本体部43の係合凹部51にベース本体部43’の係合凸部50’を嵌入させてベース本体部43とベース本体部43’とを連結させる。このとき、図8に示すように、係合凸部50の係止爪52が係合凹部51’に形成された係止溝(又は係止孔)53’に係合され、係合凸部50’の係止爪52’が係合凹部51に形成された係止溝(又は係止孔)53に係合されるので、ベース本体部43とベース本体部43’とは強固に連結される。
【0032】
また、ベース本体部43とベース本体部43’との連結により、保持アーム48aと保持アーム48a’とは、バーティブラ本体部21を幅方向(側方)から挟み込んで保持する。
【0033】
対向する起立部46と起立部46’との間にU字状係合部40を配置して、起立部46、46’の挿通孔45、45’及びU字状係合部40の軸孔にリベット44を挿通させてかしめることによって、U字状係合部40がベース本体部43、43’に対して回転可能に取り付けられる。
【0034】
クリップベース24がバーティブラ本体部21に取り付けられた場合、凸部25aと凸部25bとの距離Lが、クリップベース24の長さL4とホルダー22の嵌合孔32の中心から端部までの長さL5との和(L4+L5+L5)に等しくなるので、クリップベース24の端面に対してホルダー22の端面が当接し、ホルダー22がクリップベース24の長手方向の移動を規制する。
【0035】
ホルダー22とクリップベース24とが当接するように、バーティブラ本体部21にホルダー22及びクリップベース24を取り付けることによって、バーティブラ本体部21に位置決め用の切欠部や突部等を形成することなく、さらに位置決め用の特別な部材等を設けることなく、クリップベース24をバーティブラ本体部21の所定位置に固定させることができる。
【0036】
また、クリップベース24は同一形状のベース本体部43とベース本体部43’とを連結して構成されるので、クリップベース24が2つのバーツ(本体部)により構成されていても、ベース本体部43、43’の量産性を高めることができ、製品コストの低減を図ることが可能となる。さらに、ベース本体部43、43’を連結するために他の部材等(例えば締結部材等)を用いる必要がないので、部品点数・組み立て工数の増加を抑えることができ、製品コストだけでなく組み立て作業労力の低減を図ることも可能となる。
【0037】
さらに、幅方向左右に保持アームを有するクリップベースが一体形成されている場合には、バーティブラ本体部21をクリップベースの対向する保持アームの間に挿通させて、クリップベースをバーティブラ本体部21の中央部にスライドさせてから、ホルダー22を取り付ける必要があるが、本発明に係るクリップベースのように、クリップベース24が一対のベース本体部43、43’により構成される場合には、バーティブラ本体部21を挟み込むようにしてベース本体部43、43’を連結すればクリップベース24をバーティブラ本体部21に取り付けることができるので、組み付け工程の負担を軽減させることが可能となる。
【0038】
また、バーティブラ本体部21の凸部25をホルダー22の嵌合孔32に嵌入させることによって、ホルダー22をバーティブラ本体部21に固定するための他の部材を用いることなく確実にバーティブラ本体部21に固定させることが可能となる。
【0039】
バーティブラ本体部21に、6個のホルダー22と、スペーサー23と、クリップベース24とを固定した後に、ホルダー22の下部空間54に、バーティブラ本体部21の長手方向からリフィール10の頭部11を挿通させる。リフィール10をホルダー22の下部空間54に挿通させることによって、図11、12に示すように、リフィール10の頭部11の係合溝14に底面係合部30aが入り込んで、底面係合部30aの上面が頭部11の下面に係合するとともに、頭部11の側面がホルダー22の側方係合部30bに当接して横方向(バーティブラ本体部21の幅方向)の動きを規制する。このため、ホルダー22の底面係合部30a及び側方係合部30bによりリフィール10の頭部11における横方向及び上下方向の動きを規制することができる。
【0040】
また、リフィール10の長手方向に関しては、リフィール10をスライドさせることによってホルダー22から容易に取り外すことができるので、リフィール10を簡単に交換することが可能となる。さらに、リフィール10が劣化した場合には、バーティブラ20を交換しなくてもリフィール10だけを交換すれば良いので、リフィール交換に要するコストの低廉化を図ることができる。このように、低コストで簡単にリフィール10を交換することができるので、常にクリアな視界を確保することが可能となる。
また、ホルダー22の底面係合部及30a及び側方係合部30bによりリフィール10の頭部11の横方向及び上下方向の動きが規制されても、エッジ部13は規制されていないので払拭時にエッジ部13を傾斜させることできる。さらに、弓なりに湾曲したバーティブラ本体部21によりウィンドウ面に均一に付勢力を加えることができ、スペーサー23に設けられる隙間37により払拭時にエッジ部13の先端に無理な加重を加えることなく自由な傾斜状態を許容することができるので、十分な払拭能力を確保することができる。
【0041】
以上、本発明に係るワイパーのバーティブラ20について図面を用いて説明を行ったが、本発明に係るバーティブラ20は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態において、ホルダー22をバーティブラ本体21に6個取り付けた例を説明したが、ホルダー22の数は6個には限定されず、6個より多くても少なくても良い。また、ホルダー22の形状も上述したものには限定されず、バーティブラ本体21に取り付けられたホルダー22が、リフィール10を交換可能に保持することが可能で有ればよい。
【0042】
さらに、クリップベース24のベース本体部43(43’)に、他のベース本体部43’(43)との係合を行うための係合凸部50(50’)と係合凹部51(51’)とを併設した場合を説明したが、本発明に係るクリップベースは、上述した構造に限定されるものではない。同一形状の本体部が2つ一組となってクリップベースを構成してバーティブラ本体部21に係合する構造であるならば、本体部の係合凸部及び係合凹部の形状、形成位置等はどのような構成のものであっても良い。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るバーティブラを上述のように構造したので、クリップベース取り付けの位置決めを行うためにバーティブラ本体部に対して特別な加工を行うことなくクリップベースをバーティブラ本体部に固定することが可能となる。
【0044】
また、クリップベースを、同一形状を有する2つのベース本体部を互いに連結させる構成としたので、部品の種類の増加を抑えて部品コストの低廉化を図ることができ、さらにバーティブラ本体に対するクリップベースの組み付けを容易なものとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るバーティブラ及びリフィールを示した展開斜視図である。
【図2】図2は、ホルダーを示した底面図である。
【図3】図3は、ホルダーを示した上面図である。
【図4】図4は、ホルダーの側方係合部及び底面係合部の断面を示した側面図である。
【図5】図5は、ホルダーの傾斜突起片を示した側面図である。
【図6】図6は、図4に示したホルダーのA−A断面を示した図である。
【図7】図7は、ホルダーにバーティブラ本体部が挿通されたときを示した断面図である。
【図8】図8は、バーティブラ本体部に取り付けられたスペーサー及びクリップベースを示した断面図である。
【図9】図9は、クリップベースを示した展開斜視図である。
【図10】図10は、リフィールの端部を示した斜視図である。
【図11】図11は、図1に示したバーティブラを組み立ててリフィールを取り付けた斜視図である。
【図12】図12は、図11に示したバーティブラのB−B断面を示した図である。
【符号の説明】
10 リフィール
11 頭部
13 エッジ部
20 バーティブラ
21 バーティブラ本体部
22 ホルダー
23 スペーサー
24 クリップベース
25 凸部
30a 底面係合部
30b 側方係合部
32 嵌合孔
35 傾斜突起片
43、43’ ベース本体部
46、46’ 起立部
47、47’ 座部
48、48’ 保持部
48a、48a’ 保持アーム
50、50’ 係合凸部
51、51’ 係合凹部
52、52’ 係止爪

Claims (4)

  1. リフィールを保持するためのバーティブラであって、
    払拭面に対して均一な付勢力を付加するために弓なりに湾曲した長尺板からなるバーティブラ本体部と、
    該バーティブラ本体部に取り付けられてワイパーアームと係合するクリップベースと、
    前記バーティブラ本体部に取り付けられて前記リフィールを交換可能に保持するとともに、当該バーティブラ本体部の長尺方向における前記クリップベースの位置決めを行うホルダーとを備え、
    前記クリップベースは、前記バーティブラ本体部の幅方向中央部で連結される一対のベース本体部により構成され、
    前記一対のベース本体部は、同一の形状であり、
    前記一対のベース本体部の各ベース本体部は、各ベース本体部同士の連結を行うための係合部と、各ベース本体部同士を連結することによって前記バーティブラ本体部を一対のベース本体部で幅方向より挟み込んで保持する保持部とを備え、
    前記係合部には、前記各ベース本体部に形成された係合凸部に係合する係合凹部と、前記各ベース本体部に形成された係合凹部に係合する係合凸部とが形成され、
    前記係合凹部と前記係合凸部とは、前記ベース本体部の長手方向に沿って並設されていることを特徴とするバーティブラ。
  2. 前記係合凸部に係止爪が形成され、前記係合凹部に係止溝が形成され、前記一対のクリップベースのうち一方のクリップベースの前記係合凸部を他方のクリップベースの前記係合凹部に嵌入させた状態で、前記一方のクリップベースの前記係止爪が前記他方のクリップベースの前記係止溝に係合することを特徴とする請求項1に記載のバーティブラ。
  3. 払拭面に対して均一な付勢力を付加するために弓なりに湾曲した長尺板からなるバーティブラ本体部に取り付けられるクリップベースであって、
    前記バーティブラ本体部の幅方向中央部で連結される一対のベース本体部により構成され、
    各ベース本体部は、各ベース本体部同士の連結を行うための係合部と、各ベース本体部同士を連結することによって前記バーティブラ本体部を一対のベース本体部で幅方向より挟み込んで保持する保持部とを備え、
    前記一対のベース本体部は、同一の形状であり、
    前記係合部には、前記各ベース本体部に形成された係合凸部に係合する係合凹部と、前記各ベース本体部に形成された係合凹部に係合する係合凸部とが形成され、
    前記係合凹部と前記係合凸部とは、前記ベース本体部の長手方向に沿って並設されていることを特徴とするクリップベース。
  4. 前記係合凸部に係止爪が形成され、前記係合凹部に係止溝が形成され、前記一対のクリップベースのうち一方のクリップベースの前記係合凸部を他方のクリップベースの前記係合凹部に嵌入させた状態で、前記一方のクリップベースの前記係止爪が前記他方のクリップベースの前記係止溝に係合することを特徴とする請求項3に記載のクリップベース。
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