JP4113529B2 - 排気ガス用バルブのシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、排気ガス用バルブのシール構造に関し、一層詳細には、弁基部内を流通する排気ガスの漏出を確実に防止することが可能な排気ガス用バルブのシール構造に関する。
従来から、例えば、内燃機関から排出される有害成分を除去するために、排気ガス用バルブが用いられている。この排気ガス用バルブは、内燃機関から排出される排気ガスを吸気系に再循環させ、前記排気ガス中に含まれるNOx等の有害成分を減少させるために、前記内燃機関の吸気系と排気系とを連通させる機能を有する。
例えば、このような排気ガス用バルブは、内燃機関の吸気系と排気系とを連通させる排気ガス通路を有するハウジングと、前記排気ガス通路の連通状態を切り換える調整弁と、圧力流体の供給作用下に前記調整弁を軸線方向に沿って変位動作させるダイヤフラムを含む駆動部とからなり、前記駆動部とハウジングとの間にはシール部材として薄板状のインシュレータが挟持されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−267563号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、ハウジングと駆動部との間に配設されたインシュレータによって前記ハウジング内を流通する排気ガスの気密を保持している。詳細には、前記インシュレータは、前記ハウジングの上面及び駆動部の下面に対して面接触することにより気密を確保する構成としている。
しかしながら、近年では、環境問題等の観点から排気ガスの気密性をより一層向上させ、前記排気ガスの外部への漏出を防止させたいという要請がある。
本発明は、前記の種々の課題を考慮してなされたものであり、弁基部内を流通する排気ガスの漏出をより一層確実に防止することが可能な排気ガス用バルブのシール構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、排気ガスの循環通路と該循環通路内に設けられる弁座とを有する弁基部と、
前記弁座に着座・離間することにより前記循環通路を開閉する弁体と、
前記弁基部に連結され、前記弁体を軸線方向に沿って変位させる駆動部と、
前記弁基部と駆動部とを連結する締結部材と、
前記弁基部の内部に設けられ、前記弁体を軸線方向に沿って変位自在に保持するカーボン焼結材料等からなるガイド部材と、
前記弁基部と前記駆動部との間に挟持され、且つ、軸線方向に沿った複数の段差部を有し、前記弁基部内を流通する前記排気ガスの漏出を防止する気密保持部材と、
前記気密保持部材と前記ガイド部材の間に設けられるリング部材と、
を備え
前記リング部材が、前記気密保持部材と当接することを特徴とする。
本発明によれば、弁基部と駆動部との間に挟持される気密保持部材に、軸線方向に沿った複数の段差部を設けることにより、前記弁基部と駆動部とを締結部材によって連結する際に、前記複数の段差部を介して気密保持部材と弁基部及び駆動部の端面とが複数箇所でそれぞれ線接触した状態となる。
従って、気密保持部材を弁基部及び駆動部の端面に対して面接触させた場合と比較して、前記気密保持部材から前記弁基部及び駆動部の接触部位に付与される圧力を増大させることが可能となる。そのため、弁基部と駆動部との間に設けられる気密保持部材によってシール性を向上させることができ、弁基部の内部を流通する排気ガスの外部への漏出をより一層確実に防止することができる。
また、弁基部と駆動部との間に気密保持部材を挟持することにより、段差部を有する気密保持部材によって前記弁基部と駆動部とを離間させる方向に弾発力が付勢されるため、前記弁基部と駆動部とを連結した際のがたつきを防止することが可能である。
さらに、気密保持部材とガイド部材の間に、リング部材を設け、前記リング部材を前記気密保持部材と当接させることにより、前記弁基部に対して締結部材を介して駆動部を連結する際に、気密保持部材へと付与される押圧力がリング部材を通じてガイド部材に付与される。その際、気密保持部材とリング部材との線接触作用下に付与される押圧力を、前記リング部材とガイド部材とが面接触しているため面圧として略均一に付与することができる。その結果、ガイド部材を、リング部材からの押圧力によって弁基部に対して好適に保持することができ、前記リング部材のがたつき等を防止することができる。
さらにまた、駆動部には、締結部材との間にプレート部材を設け、前記プレート部材を介して前記駆動部と前記弁基部とを連結することにより、前記締結部材からの締付力を前記プレート部材を介して面圧として駆動部との当接面に対して略均一に付与することができる。そのため、前記駆動部と弁基部との間に設けられた気密保持部材に対しても同様に押圧力を略均一に付与することが可能となり、前記気密保持部材による安定したシール力が得られ、弁基部の内部の気密を確実に保持することが可能となる。
またさらに、気密保持部材の段差部を、半径内方向に形成され、前記ガイド部材と駆動部との間に配設される第1平面部と、
前記第1平面部より半径外方向に形成され、前記第1平面部に対して前記駆動部側に向かって所定角度傾斜した第1傾斜部と、
前記第1傾斜部より半径外方向に形成され、略水平方向に延在する第2平面部と、
前記第2平面部より半径外方向に延在し、該第2平面部に対して前記駆動部側に向かって所定角度傾斜した第2傾斜部と、
前記第2傾斜部より半径外方向に形成され、略水平方向に延在して前記駆動部と前記弁基部との間に挟持される第3平面部と、
から構成するとよい。
これにより、駆動部を弁基部に対して締結部材で連結する際に、前記締結部材による締付力によって気密保持部材が変形し、該気密保持部材における第1平面部と第1傾斜部との境界部位、第2平面部と第2傾斜部との境界部位をそれぞれ弁基部及びガイド部材に対して複数箇所で線接触させると共に、同様に、前記第1傾斜部と第2平面部との境界部位、第2傾斜部と第3平面部との境界部位を介して同様に前記駆動部に対して複数箇所で線接触させることができる。
そのため、気密保持部材を、弁基部及び駆動部に対して複数箇所で線接触させることにより面接触させる場合と比較して、前記気密保持部材によるシール性を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、基部と駆動部とを締結部材によって連結する際に、気密保持部材に形成された複数の段差部を弁基部及び駆動部の端面に対して複数箇所で線接触させることができるため、前記気密保持部材を弁基部及び駆動部に対して面接触させた場合と比較して、前記弁基部及び駆動部の各接触部位に付与される圧力を増大させることが可能となる。そのため、前記気密保持部材によるシール性を向上させることができ、弁基部の内部を流通する排気ガスの外部への漏出をより一層確実に防止することができる。
本発明に係る排気ガス用バルブのシール構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係るシール構造が適用された排気ガス用バルブとして内燃機関の排気系から排出された排気ガスを再び前記内燃機関の吸気系へと循環させる排気ガス再循環バルブを示す。
図1に示されるように、排気ガス再循環バルブ10は、内燃機関の排気系Ex(図6参照)から排出された排気ガスを吸気系In(図6参照)に再循環させる通路(循環通路)12を有する弁基部14と、前記弁基部14の上部に連結され、図示しない圧力流体供給源(例えば、真空ポンプ)から圧力流体が供給される駆動部16と、前記弁基部14と駆動部16との間に設けられ、該弁基部14内の気密を保持する気密保持部材18と、前記駆動部16の駆動作用下に排気ガスの連通状態を相互に切り換える弁体20とからなる。
弁基部14には、下面の略中央部に内燃機関の排気系Exと接続される入口ポート(図示せず)が形成されると共に、前記入口ポートより離間した弁基部14の側部には、内燃機関の吸気系Inに接続される出口ポート(図示せず)が形成されている。前記入口ポートと出口ポートは、前記入口ポートの上部側に画成された弁室(循環通路)22及び通路12によって連通されている。
前記弁室22には、該弁室22と対向する端面に弁体20の弁部(図示せず)が当接する環状の弁座(図示せず)が配設されている。
また、弁基部14の弁室22には、その内周面に形成される段部24を介して金属製材料からなる弁カバー26が設けられている。
この弁カバー26は、例えば、薄板材から断面略U字状に形成され、入口ポートに向かって突出した略中央部には、前記弁体20の弁軸部28が挿通される孔部30が形成されている。
一方、弁基部14には、弁室22の上方に向かって開口した開口部に、例えば、カーボン焼結体等の焼結材料から形成されるガイド部材32が設けられ、前記ガイド部材32の半径外方向に拡径した拡径部34が開口部に係合されている。そして、弁カバー26の半径外方向に延在した端部が、ガイド部材32の拡径部34によって弁基部14の段部24との間に挟持されている。
ガイド部材32の略中央部には、軸線方向に沿って貫通したガイド孔36が形成され、前記ガイド孔36には弁体20の弁軸部28が挿通されている。このガイド孔36には、弁体20の弁軸部28が軸線方向に沿って変位自在に支持される。
この場合、好ましくはガイド部材32にカーボン焼結体等の焼結材料を採用することにより、弁体20がガイド孔36のガイド作用下に軸線方向に沿って変位する際に良好な摺動性が得られる。
前記ガイド部材32の一端部は、断面略U字状の弁カバー26の内部に挿入されると共に、他端部が駆動部16の第1ケーシング38の凸部40に係合するように膨出形成されている。そして、ガイド部材32の他端部には、環状のシール部材42が前記ガイド孔36と同軸上となるように装着されている。このシール部材42は、ゴム等の弾性材料から形成され、その略中央部には弁体20の弁軸部28が挿通されている。
一方、ガイド部材32の拡径部34と駆動部16における第1ケーシング38(後述する)との間には、金属製材料からプレート状に形成される気密保持部材18(例えば、ガスケット)が挟持されている。
この気密保持部材18は、図2及び図4に示されるように、略中央部に形成され、ガイド部材32の上部が挿通される孔部44と、前記孔部44より半径外方向に形成される第1平面部46と、前記第1平面部46より半径外方向に延在し、且つ、駆動部16側に向かって所定角度傾斜した第1ビード部(第1傾斜部)48と、前記第1ビード部48より半径外方向に略水平に延在する第2平面部50と、前記第2平面部50より半径外方向に延在し、且つ、駆動部16側に向かって所定角度傾斜した第2ビード部(第2傾斜部)52と、前記第2ビード部52より半径外方向に略水平に延在し、駆動部16と弁基部14との間に挟持される挟持部(第3平面部)54とを含む。
すなわち、第1平面部46、第2平面部50及び挟持部54は、互いに略平行となるように形成されると共に、第1ビード部48と第2ビード部52は半径方向に所定間隔離間して形成され、前記第1平面部46、第2平面部50、挟持部54の順番で駆動部16側に向かって段状に形成されている(図4参照)。
また、挟持部54には、図2に示されるように、周方向に沿って所定間隔離間して半径外方向に膨出した複数の膨出部56が形成され、前記膨出部56の略中央部にはそれぞれ貫通孔58が形成されている。前記貫通孔58には、駆動部16における第1ケーシング38と弁基部14とを連結する際にボルト(締結部材)70が挿通され、前記気密保持部材18が前記第1ケーシング38と弁基部14との間に挟持される(図3参照)。
このように、図3及び図4に示されるように、気密保持部材18を設けることにより弁基部14内を流通する排気ガスが、ガイド部材32の拡径部34と弁基部14との間から外部へと漏出することを阻止でき、前記弁基部14の弁室22及び通路12内の気密を保持することができる。
一方、前記気密保持部材18とガイド部の拡径部34との間には、環状のリング部材60が設けられている。前記リング部材60は、金属製材料から薄板状に形成され、図4に示されるように、前記気密保持部材18における第1平面部46と第1ビード部48の下部側となる位置に配設されている。
駆動部16は、図1に示されるように、弁基部14及びガイド部材32の上部に設けられ、有底状に形成される第1ケーシング38と、前記第1ケーシング38の上部に装着される第2ケーシング62と、前記第2ケーシング62の側部に設けられ、図示しない圧力流体供給源から圧力流体が供給されるパイロットポート64と、前記第1ケーシング38と第2ケーシング62との間に設けられ、前記圧力流体によって変位動作する図示しないダイヤフラムとからなる。
第1ケーシング38には、略中央部に形成される凸部40にガイド部材32の他端部が係合されている。また、前記凸部40から半径外方向には、周方向に沿って所定間隔離間したボルト孔66が形成され、前記ボルト孔66及び該ボルト孔66の上部に配設される環状のプレート部材68を介して複数のボルト70が挿通されている。そして、前記ボルト70が弁基部14のねじ孔72に螺合されることにより、前記第1ケーシング38が弁基部14に対して固定されている。すなわち、第1ケーシング38が、プレート部材68と弁基部14との間に挟持されている状態となる(図3参照)。
このプレート部材68は、その内周径が第1ケーシング38の凸部40の外周径と略同等に形成され、前記プレート部材68の外周径は、第1ケーシング38が連結される弁基部14の外周径と略同等となるように形成されている。これにより、ボルト70の締付作用下にその締付力が略平面状に形成されたプレート部材68を介して該プレート部材68と当接する第1ケーシング38の内壁面に対して略均一な面圧として付与される。
また、第1ケーシング38の側面には、その周方向に沿って所定間隔離間した複数の空気窓74が形成され、前記空気窓74を介して前記第1ケーシング38の内部と外部とが連通している。そのため、第1ケーシング38の内部の温度が弁基部14を流通する排気ガスの影響によって上昇した際、空気窓74を介して放熱することができ、前記第1ケーシング38の内部が好適に冷却される。
さらに、第1ケーシング38の下部には、その周面に沿って複数のドレン孔76が形成されている。このドレン孔76によって、例えば、第1ケーシング38の内部に水分が浸入した際においても、前記水分が第1ケーシング38の下部に溜まることなくドレン孔76より外部へと排出される。
第2ケーシング62は、第1ケーシング38の上部に設けられ、前記第1ケーシング38に加締められることにより一体的に連結されている。
パイロットポート64は、第2ケーシング62に圧入され、図示しない圧力流体供給源(例えば、真空ポンプ)に接続された配管が接続される。そして、前記圧力流体供給源からの圧力流体(例えば、負圧流体)が、前記パイロットポート64を通じて第2ケーシング62の内部へと供給される。
第1ケーシング38と第2ケーシング62の間には、可撓性を有するダイヤフラム(図示せず)が挟持され、前記ダイヤフラムと第2ケーシング62との間には、図示しないスプリングが介装されている。このスプリングの弾発力は、前記ダイヤフラムを第1ケーシング38側(矢印B方向)に押圧するように付勢している。
弁体20は、金属製材料から形成されて弁基部14の弁室22に配設され、ガイド部材32によって支持される長尺な弁軸部28と、前記弁軸部28の下端部に形成され、弁座に着座可能な弁部(図示せず)とからなる。そして、弁軸部28の端部が、図示しないダイヤフラムの略中央部に連結されている。
本発明の第1の実施の形態に係るシール構造が適用される排気ガス再循環バルブ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、気密保持部材18を駆動部16における第1ケーシング38と弁基部14との間に組み付ける場合について説明する。
先ず、図4に示されるように、弁基部14の開口部にガイド部材32が装着された状態で、前記ガイド部材32の拡径部34の上面にリング部材60を装着する。その際、リング部材60の上面と弁基部14の上面とが略同一平面となる。
次に、前記弁基部14とリング部材60の上面に気密保持部材18を配置し、該気密保持部材18の貫通孔58を弁基部14のねじ孔72と同軸上となるようにする。なお、気密保持部材18は、第1平面部46が軸線方向に沿った弁基部14側、挟持部54が第1ケーシング38側となるように配置する。これにより、前記第1平面部46が、リング部材60及び弁基部14の上面に当接すると共に、挟持部54が第1ケーシング38の下面に当接した状態となる。換言すると、気密保持部材18における第1平面部46と、リング部材60及び弁基部14の上面とが面接触していると共に、挟持部54と第1ケーシング38の下面が同様に面接触している。
そして、第1ケーシング38の内壁面側に配置されたプレート部材68を介してボルト70が挿通され、前記ボルト70が弁基部14のねじ孔72に螺合されることにより、前記ボルト70の締付作用下に、第1ケーシング38及びプレート部材68が弁基部14側(矢印B方向)に向かって変位する。これにより、第1ケーシング38の下面によって気密保持部材18が弁基部14及びリング部材60側に向かって押圧されて略平面状となるように変形する(図3参照)。
この際、気密保持部材18には、複数の第1及び第2ビード部48、52からなる複数の段差が設けられているため、図5に示されるように、該気密保持部材18の下面における第1平面部46と第1ビード部48との第1境界部D1がリング部材60に対して線接触した状態となり、第2平面部50と第2ビード部52との第2境界部D2が弁基部14に対して線接触した状態となる。同様に、気密保持部材18の上面における第1ビード部48と第2平面部50との第3境界部D3が第1ケーシング38の下面に対して線接触した状態となり、第2ビード部52と挟持部54との第4境界部D4も同様に、前記第1ケーシング38の下面に対して線接触した状態となる。
このように、気密保持部材18を、第1〜第4境界部D1〜D4を介してリング部材60、弁基部14及び第1ケーシング38に対して複数箇所で線接触させることにより、前記気密保持部材18を面接触させる場合と比較して、該気密保持部材18から前記リング部材60、弁基部14及び第1ケーシング38の接触部位に付与される圧力を増大させることが可能となる。換言すると、気密保持部材18を面接触させる場合に比べてその接触面積が小さくなるため、ボルト70による同一の締付力で気密保持部材18を押圧した際に、第1〜第4境界部D1〜D4によって付与される圧力が高くなる。その結果、気密保持部材18によってシール性を向上させることができ、弁基部14の内部を流通する排気ガスの外部への漏出をより一層確実に防止することができる。
また、気密保持部材18の下部には、金属製材料からなるリング部材60が設けられているため、前記気密保持部材18に付与される押圧力がリング部材60を介してガイド部材32の拡径部34に対して付与される。すなわち、気密保持部材18におけるリング部材60に線接触した接触部位から付与される押圧力が、前記リング部材60から該リング部材60と面接触するガイド部材32の拡径部34に対して面圧として略均一に付与される。そのため、ガイド部材32が、リング部材60からの押圧力によって拡径部34を介して弁基部14に対して好適に保持される。
さらに、第1ケーシング38と弁基部14及びガイド部材32との間に気密保持部材18を挟持することにより、段差状に形成される気密保持部材18によって前記第1ケーシング38と弁基部14とを離間させる方向に弾発力が付勢されるため、前記第1ケーシング38と弁基部14とを連結した際のがたつきを防止することが可能である。
さらにまた、第1ケーシング38を締結するボルト70と前記第1ケーシング38との間にプレート部材68を設けることにより、前記ボルト70からの締付力を面圧として前記第1ケーシング38との当接面に対して略均一分布させて付与することができる。その結果、前記第1ケーシング38の下部に設けられた気密保持部材18に対しても同様に押圧力を略均一に付与することが可能となるため、前記気密保持部材18を略均一な押圧力で第1ケーシング38と弁基部14との間に挟持することができる。これにより、気密保持部材18による安定したシール力が得られ、弁基部14内の気密性を確実に保持することができる。
次に、このように気密保持部材18が駆動部16と弁基部14との間に配設された排気ガス再循環バルブ10の動作並びに作用効果について説明する。なお、図1に示される弁体20の弁部(図示せず)が弁座に着座し、図示しない入口ポートと出口ポートの間の連通状態が遮断された弁閉状態を初期位置として説明する。
このような弁閉状態において、図示しない圧力流体供給源となる真空ポンプから配管を通じて駆動部16のパイロットポート64へと負圧流体が供給される。この負圧流体が第2ケーシング62の内部に導入されることにより、前記負圧流体の負圧作用下にダイヤフラム(図示せず)が湾曲しながらスプリングの弾発力に抗して第2ケーシング62側(矢印A方向)へと吸引されて変位する。
そのため、前記ダイヤフラムの変位に伴って弁体20がガイド部材32のガイド孔36によるガイド作用下に軸線方向に沿って上方(矢印A方向)へと変位する。
これにより、弁体20が弁座(図示せず)より離間し、図示しない入口ポートと出口ポートとが弁室22及び通路12を通じて連通した弁開状態となる。その結果、前記入口ポートから流入する排気ガスが、弁室22、通路12を通じて前記出口ポートから排出される。
この排気ガス再循環バルブ10をディーゼル機関に採用した場合には、排気ガスが正圧で入口ポートから供給されているため、前記排気ガスがその圧力作用下に弁室22から弁体20の弁軸部28とガイド孔36との間、前記弁室22から弁基部14とガイド部材32の拡径部34との間へと流れる。特に、ガイド部材32が焼結材である場合、前記拡径部34側へと滲入する可能性がある。
その際、ガイド部材32の拡径部34と弁基部14との間へと滲入した排気ガスは、前記弁基部14と第1ケーシング38との間に挟持された気密保持部材18によって該弁基部14と第1ケーシング38との間から外部へと漏出することが確実に阻止される。
このように、第1の実施の形態に係る排気ガス再循環バルブ10を、例えば、ディーゼル機関に採用した場合においては、弁室22を流通する排気ガスが弁基部14とガイド部材32との間に進入した排気ガスを気密保持部材18によって遮断し、前記気密保持部材18とガイド部材32との間から第1ケーシング38側に流通する排気ガスをシール部材42によって遮断している。
すなわち、排気ガス再循環バルブ10では、ガイド部材32に弁体20及び第1ケーシング38の凸部40と当接可能なシール部材42を設けると共に、弁基部14と第1ケーシング38との間に気密保持部材18を挟持することにより、前記シール部材42と気密保持部材18によって弁体20、弁基部14及びガイド部材32の隙間へと滲入する排気ガスの流通を遮断し、第1ケーシング38の空気窓74を通じた前記排気ガスの外部への漏出を確実に阻止することができる。
この際、気密保持部材18は、第1〜第4境界部D1〜D4を介して弁基部14及び第1ケーシング38に対して複数の部位で線接触するため、前記気密保持部材18を面接触させる場合と比較して、該気密保持部材18による気密性をより一層向上させることができる。
次に、駆動部16に供給されている負圧流体の供給を停止することにより、図示しないスプリングの弾発力によってダイヤフラムが弁基部14側(矢印B方向)へと押圧され、前記ダイヤフラムが下方に向かって変位するのに伴って、弁体20がガイド部材32のガイド作用下に一体的に下方へと変位する。なお、その際、第1ケーシング38内の空気が、空気窓74を通じて外部へと排出される。
これにより、弁体20が弁座(図示せず)に着座し、該弁体20によって弁座を閉塞することにより入口ポートと出口ポートとの連通状態が遮断された弁閉状態となる。
次に、第2の実施の形態に係るシール構造が適用される排気ガス用バルブとして排気ガス冷却バイパスバルブ150を例示し、図7を参照しながら以下に説明する。なお、上述した第1の実施の形態に係るシール構造が適用される排気ガス再循環バルブ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る排気ガス冷却バイパスバルブ150は、図6に示されるように、内燃機関の排気系Exから排出された排気ガスを、下流側に設けられた排気ガス再循環バルブ10にバイパス通路152を通じて直接導出させる、若しくは、冷却通路154を通じて冷却部156側に導出させるように切り換えるものである。
この排気ガス冷却バイパスバルブ150は、弁基部158に排気ガスが導入される入口ポート160が設けられ、前記弁基部158には弁室22と連通する第1及び第2出口ポート(図示せず)が形成される点、前記第1出口ポートと入口ポート160との連通を遮断する第1弁部162と、前記第2出口ポートと入口ポート160との連通を遮断する第2弁部(図示せず)とを備える弁体164が前記弁基部158の内部に変位自在に設けられている点で、第1の実施の形態に係る排気ガス再循環バルブ10と相違している。
弁基部158には、側方に開口した入口ポート160が形成されると共に、前記弁基部158の内部には前記入口ポート160と連通する弁室22が形成されている。前記弁室22には、図示しない第1出口ポートと連通する第1弁座(図示せず)が設けられ、前記第1弁座に弁体164の第1弁部162が着座することにより、前記弁室22と第1出口ポートとの連通が遮断される。
また、弁基部158の下部には、接続部166が連結され、前記接続部166に形成される第2出口ポートを介して冷却通路154と弁室22とが連通している。
さらに、弁室22には、図示しない第2出口ポートと連通する第2弁座168が設けられ、前記第2弁座168に弁体164の第2弁部(図示せず)が着座することにより、前記弁室22と第2出口ポートとの連通が遮断される。
そして、弁基部158の上部には、図示しないダイヤフラムを含む駆動部170が図示しないボルトを介して連結され、前記ダイヤフラムが駆動部170に供給される負圧流体によって変位することにより、前記ダイヤフラムに連結された弁体164がガイド部材32のガイド作用下に軸線方向に沿って変位する。
前記駆動部170と弁基部158との間には、薄板状の気密保持部材18が挟持されている。この気密保持部材18は、図2に示されるように、略中央部に形成された孔部44から半径外方向に形成される第1及び第2平面部46、50と、前記第1平面部46と第2平面部50との間に駆動部170側に向かって所定角度傾斜して形成される第1ビード部48と、駆動部170と弁基部158の上面との間に挟持される挟持部54と前記第2平面部50との間に形成される第2ビード部52とから形成されている。
そして、前記気密保持部材18が、前記駆動部170と弁基部158及びガイド部材32の拡径部34との間に挟持されることにより、前記気密保持部材18が、弁基部158及び第1ケーシング38に対して複数箇所で線接触するため、前記気密保持部材18を面接触させる場合と比較して、該気密保持部材18から前記リング部材60、弁基部158及び第1ケーシング38の接触部位に付与される圧力を増大させることが可能となる。その結果、気密保持部材18によって気密性をより一層向上させることができる。
このように構成される排気ガス冷却バイパスバルブ150は、弁体164の第2弁部がスプリングの弾発力によって第2弁座168に着座し、第1弁部162が第1弁座(図示せず)より離間して入口ポート160と第1出口ポートとが連通する。そのため、内燃機関の排気系Exから排気ガスが入口ポート160へと流通し、該入口ポート160から弁室22へと導入され、前記弁室22の内部に導入された排気ガスは、該弁室22から第1弁座を通じて第1出口ポートへと導出され、図6に示されるようにバイパス通路152を介して排気ガス再循環バルブ10を経て内燃機関の吸気系Inへと供給される。
次に、入口ポート160と第1出口ポート(図示せず)との連通を遮断し、前記入口ポート160と第2出口ポートとを連通させることにより、排気ガスが冷却部156を介して内燃機関の吸気系Inへと流通する。この場合は、図示しない圧力流体供給源となる真空ポンプから駆動部170のパイロットポート64へと負圧流体が供給される。この負圧流体によってダイヤフラムが湾曲しながらスプリングの弾発力に抗して第2ケーシング62側(矢印A方向)へと吸引されて変位し、前記ダイヤフラムに連結された弁体164がガイド部材32のガイド作用下に軸線方向に沿って上方(矢印A方向)へと変位する。
これにより、弁体164の第2弁部が第2弁座168より離間すると共に、前記弁体164の第1弁部162が第1弁座に着座し、入口ポート160から弁室22へと流入した排気ガスが、前記弁室22から第2出口ポートへと導出される。そして、図7に示されるように冷却通路154から冷却部156を経て排気ガスが所定温度に冷却された後に、内燃機関の吸気系Inへと供給される。
この際、排気ガス冷却バイパスバルブ150では、弁基部158と第1ケーシング38との間に気密保持部材18を挟持することにより、前記気密保持部材18が第1〜第4境界部D1〜D4(図5参照)を介して弁基部158及び第1ケーシング38に対して複数箇所で線接触するため、前記気密保持部材18を面接触させる場合と比較して、該気密保持部材18による気密性を向上させることができる。その結果、前記気密保持部材18によって弁体164、弁基部158及びガイド部材32の隙間へと滲入する排気ガスの流通を遮断し、第1ケーシング38の空気窓74を通じて前記排気ガスが外部への漏出することを確実に阻止できる。
このように、弁体164を軸線方向に沿って変位させることにより、入口ポート160から弁室22に導入される排気ガスを第1出口ポート又は第2出口ポートに流通するように切り換えている。
なお、上述した第1の実施の形態に係る排気ガス再循環バルブ10、第2の実施の形態に係る排気ガス冷却バイパスバルブ150では、負圧によってダイヤフラム92を介して弁体20、164を軸線方向に沿って変位させる負圧駆動方式の排気ガス用バルブについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、コイルを含むソレノイド部を有し、前記ソレノイド部に電流を供給することにより生じる励磁作用下に前記弁体を変位させる電磁駆動方式の排気ガス再循環バルブに気密保持部材18を設けるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る排気ガス用バルブを示す一部断面側面図である。 図1における気密保持部材の単体斜視図である。 排気ガス用バルブに設けられた気密保持部材近傍を示す部分拡大縦断面図である。 図3の排気ガス用バルブにおいて気密保持部材が挟持される組み付け前の状態を示す部分拡大縦断面図である。 図3における気密保持部材近傍をさらに拡大した拡大縦断面図である。 排気ガス用バルブが適用された内燃機関における排気ガス再循環システムの概略構成ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排気ガス用バルブを示す一部断面側面図である。
符号の説明
10…排気ガス再循環バルブ 14、158…弁基部
16、170…駆動部 18…気密保持部材
20、164…弁体 22…弁室
26…弁カバー 32…ガイド部材
38…第1ケーシング 42…シール部材
46…第1平面部 48…第1ビード部
50…第2平面部 52…第2ビード部
54…挟持部 56…膨出部
60…リング部材 62…第2ケーシング
64…パイロットポート 68…プレート部材
74…空気窓 76…ドレン孔
150…排気ガス冷却バイパスバルブ 152…バイパス通路
154…冷却通路 156…冷却部
160…入口ポート 166…接続部

Claims (3)

  1. 排気ガスの循環通路と該循環通路内に設けられる弁座とを有する弁基部と、
    前記弁座に着座・離間することにより前記循環通路を開閉する弁体と、
    前記弁基部に連結され、前記弁体を軸線方向に沿って変位させる駆動部と、
    前記弁基部と駆動部とを連結する締結部材と、
    前記弁基部の内部に設けられ、前記弁体を軸線方向に沿って変位自在に保持するカーボン焼結材料等からなるガイド部材と、
    前記弁基部と前記駆動部との間に挟持され、且つ、軸線方向に沿った複数の段差部を有し、前記弁基部内を流通する前記排気ガスの漏出を防止する気密保持部材と、
    前記気密保持部材と前記ガイド部材の間に設けられるリング部材と、
    を備え
    前記リング部材が、前記気密保持部材と当接することを特徴とする排気ガス用バルブのシール構造。
  2. 請求項1記載のシール構造において、
    前記駆動部には、前記締結部材との間にプレート部材が設けられ、前記プレート部材を介して前記駆動部と前記弁基部とが連結されることを排気ガス用バルブのシール構造。
  3. 請求項1記載のシール構造において、
    前記気密保持部材の段差部は、半径内方向に形成され、前記ガイド部材と駆動部との間に配設される第1平面部と、
    前記第1平面部より半径外方向に形成され、前記第1平面部に対して前記駆動部側に向かって所定角度傾斜した第1傾斜部と、
    前記第1傾斜部より半径外方向に形成され、略水平方向に延在する第2平面部と、
    前記第2平面部より半径外方向に延在し、該第2平面部に対して前記駆動部側に向かって所定角度傾斜した第2傾斜部と、
    前記第2傾斜部より半径外方向に形成され、略水平方向に延在して前記駆動部と前記弁基部との間に挟持される第3平面部と、
    から構成されることを特徴とする排気ガス用バルブのシール構造。
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