JP4112525B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、印刷装置、ファクシミリ装置、これらの複合機等の画像形成装置に関する。
一般の画像形成装置では、複数の人が同時期に印刷を実行した場合、使用する排紙トレイを個別に指定できる場合を除いて、排紙トレイに複数の印刷ジョブに基づいた印刷・排紙がなされ、結果、それぞれの用紙がまざってしまっているのが現状である。
また、ネットワークを利用した印刷では、印刷ジョブが利用者の意思とは無関係にいずれかの出力ビンに割り振られるために、どの出力ビンに印刷ジョブが出力されたかが不明になるといった問題があった。このことから、特許文献1に開示の技術では、印刷ジョブが自動的に何れかの出力ビンに割り振られても、この印刷ジョブに付加した識別データに基づいて、同印刷ジョブが出力された出力ビンを認識可能とし、さらには、施錠可能な出力ビンを用いて利用者本人のみが印刷用紙を取り出せるようにしている。
特開2001−265561号公報
従来では、印刷用紙がまざってしまうと、所有者が明確でなくなる場合がある。そして、排紙された用紙を所有者以外が持ち去り、所有者が自分の印刷用紙を得ることができない事態も起きてしまう。また、特許文献1の技術は、ネットワークに接続された1つ以上の複数の出力ビンを有する印刷装置に印刷出力された出力ビンを、表示手段にて示すことでこれを特定できるようにしてるが、上記のように施錠可能な出力ビンを用いない場合は、第3者が誤って持ち去ることを防止できない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、画像形成装置において、複数の人が同時期に印刷等を実行しても、出力される印刷用紙のまざりを防いで、所有者を明確にすることができ、さらにこの画像形成装置において、排紙トレイに割り当てられていないジョブが待ち状態のままになってしまうのを防止することができるようにする。
上記課題を解決するため、第1の発明の画像形成装置は、排紙された印刷用紙の有無を検出可能な複数の排紙トレイと、送信元の異なるジョブ毎に排紙する排紙トレイを替える制御をする制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記複数の排紙トレイのすべてが使用中である場合、排紙トレイに割り当てられていない送信元のジョブに対し、使用中の排紙トレイの中で所定の条件を満たす排紙トレイを未使用であるとみなして、前記排紙トレイを替える制御を行うことを特徴としている。
また、第2の発明は、上記第1の発明の画像形成装置において、前記所定の条件の1つは、少なくとも、各排紙トレイにおける最後の排紙からの時間経過に基づいて定められることを特徴としている。
また、第3の発明は、上記第2の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、各排紙トレイにおける最後の排紙からの時間経過に基づいて定められる条件により未使用であるとみなされた排紙トレイに先に割り当てられているジョブの送信元に対応する情報を記憶し、当該送信元について所定期間内に所定回数以上の前記記憶が生じている場合、当該送信元のジョブを待ち状態とすることを特徴としている。
さらに以下の構成をとることにより、排紙トレイに排紙された印刷用紙を、その印刷用紙の持ち主(当該印刷を実行した人)以外が持ち去ることを防止できる。
上記画像形成装置において、表示手段を設け、前記制御手段が、ジョブに付けられた所定の識別子と該ジョブにより排紙された排紙トレイにおける印刷用紙の有無の検知状態に応じて前記表示手段における出力を変える制御をするようにしてもよい。
この場合、利用者が当該画像形成装置から、排紙された印刷用紙を回収する際、注意を促すことができる。
また、上記画像形成装置において、前記所定の識別子と送信元に関する情報とが対応付けられており、前記制御手段が、前記排紙トレイから印刷用紙の除去を検知すると、当該排紙トレイに割り当てられたジョブに付けられた所定の識別子を基に、対応する送信元に関する情報を前記表示手段に表示させる制御をするようにしてもよい。
この場合、当該印刷用紙を取った者に、その用紙の所有者を認識させることができる。
また、上記画像形成装置において、警告音を発する報知手段をさらに設け、前記制御手段が、ジョブに付けられた所定の識別子と該ジョブにより排紙された排紙トレイにおける印刷用紙の有無の検知状態に応じて前記報知手段における出力を変える制御をするようにしてもよい。
また、上記画像形成装置において、前記所定の識別子と対応づけられる解除用識別子の入力を受ける入力手段をさらに設け、前記制御手段が、前記排紙トレイから印刷用紙の除去を検知した後、前記入力手段より入力された前記解除用識別子が、前記印刷用紙が除去された排紙トレイに割り当てられたジョブに付けられた所定の識別子と対応するものであると判定された場合、前記出力の態様を元に戻す制御をするようにしてもよい。
また、上記画像形成装置において、経過時間を計時する計時手段をさらに設け、前記制御手段が、前記計時手段により計時された所定時間の経過前に、印刷用紙が取り除かれた印刷トレイにて印刷用紙を検知すると、前記出力の態様を元に戻す制御をするようにしてもよい。
上記いずれかの条件が満たされた場合に制御手段が出力の態様を元に戻す制御を行う構成では、上記各条件が満たされるまで、変えられた出力の態様(これは、利用者に注意を促す態様であることが好ましい)が継続するので、正当な所有者以外が排紙された印刷用紙を持ち去ることを防止できる。また、解除用識別子として、印刷出力させた者のみわかる識別子を用いることで、正当な所有者により排紙された印刷用紙が回収されたか、第3者により回収されたのか判別することもできる。
また、上記画像形成装置において、前記制御手段は、同一の送信元のジョブに対しては先に排紙している排紙トレイに、先にした排紙の位置とずらした位置に排紙する制御をするようにしてもよい。
また、上記画像形成装置において、前記制御手段は、排紙トレイのすべてが使用中である場合、排紙トレイに割り当てられてない送信元のジョブは待ち状態とし、少なくとも1つの排紙トレイから印刷用紙が取り除かれ所定時間経過すると待ち状態のジョブを実行するようにしてもよい。
なお、排紙トレイに割り当てられてない送信元のジョブを必ず待ち状態とする制御をするか、所定の条件を満たせば使用中の排紙トレイを未使用であるとみなして待ち状態のままとなるのを防止できるように制御するかは、設定により切り替えられることが好ましい(この設定は、利用状況に応じて適切になされることが好ましい)。
また、上記画像形成装置において、前記制御手段は、受信したジョブを所定の条件に従って、他の画像形成装置に振り分け転送する制御をするようにしてもよい。
この構成では、当該画像形成装置にかかる負荷を低減できるとともに、ジョブが多数生じた場合の印刷出力の待ち時間を低減することができる。
以上説明したように、本発明によれば、通常は、送信元毎に排紙トレイが割り当てられることになり、異なる送信元による印刷出力された印刷用紙がまざることがなく、所有者が明確でなくなることがない。またこの制御において、排紙トレイのすべてが使用中となった状況で、ジョブが待ち状態のままになることを防止できる。
また、使用中の排紙トレイを未使用の排紙トレイとみなして利用する場合、長時間無駄に排紙トレイを使用していたジョブの送信元の情報とそのジョブを記憶して、この送信元のジョブがいざ待ち状態になった場合には、待ち状態のままにすることで、長時間排紙トレイを無駄に使用することに対して注意を促すことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の画像形成装置1は、従来の画像形成装置と基本的な構成は同様であり、画像形成部10、排紙トレイ10a、制御部20、通信部30、操作部40、表示部50、報知部60とから概略構成されている。
画像形成部10は、印刷用紙であるシート材の給紙を行う給紙部、トナー像のシート材への転写処理を行う転写部,シート材に転写されたトナー像の定着処理を行う定着部,及び定着後のシート材の排紙を行う排紙部(いずれも図示せず)を備え、画像形成処理に係る一連の処理を行う。排紙部には、複数のトレイからなり、排出されるシート材を受ける排紙トレイ10aが設けられている(以下、各トレイを排紙トレイ10aと称す)。また、各排紙トレイ10aには、排紙されたシート材の有無を検出するためのセンサー(図示せず)が設けられており、検出結果を制御部20に通知する。
制御部20は、画像形成装置1の各部を制御する。また、この制御部20は、タイマー20aを有しており、このタイマー20aからのタイマー割り込みにより現在時刻や、ある時点からの経過時間を計時する。
通信部30は、印刷ジョブを送信するPC(パーソナルコンピュータ)や、通信ネットワークを介して他の画像形成装置等に接続して印刷ジョブの受信や転送を行う。この通信部30には、受信データ(印刷ジョブのデータ等)を一時的に記憶するバッファメモリを備えている。
操作部40は、画像形成装置1に対してユーザにより動作の命令及び設定の入力等が行われるための各種キーやタッチパネル等を備えている。
表示部50は、画像形成装置1における処理状況や操作部40より入力された設定情報等の表示を行う表示手段であり、液晶パネルやLED(Light−Emitting Diode)等により構成されている。LED(Light−Emitting Diode)等の発光素子を用いる場合、これの点灯や点滅が制御部20により制御されユーザに注意を促す。
報知部60は、異常通知やその他ユーザに注意を喚起させるための報知音(ブザー音、メロディ等)を放音する。
なお、この制御部20はメモリおよびCPU(中央処理装置)等により構成され、制御部20の各機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能が実現されるものとする。また、上記プログラムを記憶する不揮発性のメモリを備えている(いずれも図示せず)。
次に、このように構成された本実施形態の画像形成装置1の特徴的動作について、図2の示す動作フローチャートを参照し説明する。従来の画像形成装置がもつ基本的な動作についてはその説明を省略する。
[印刷ジョブ受信時の動作(図2参照)]
はじめに、画像形成装置1の通信部30が、外部に接続するホストコンピュータ等から印刷ジョブを受信する(ステップS101)。受信された印刷ジョブは、通信部30のバッファに一時保存される。この印刷ジョブには所定の識別子が付けられており、少なくとも送信元を識別することができる。
通信部30が印刷ジョブを受信すると、制御部20は、排紙トレイ10aの内使用中のもので送信元が同じ排紙トレイ10aがあるか否か判断する(ステップS102)。
ステップS102の判断で、使用中で送信元が同じ排紙トレイ10aがあると判定されると(このステップでYesの判定)、ステップS103に移行する。
ステップS103では、受信した印刷ジョブに基づき印刷用紙に印刷をし、当該送信元用に使用中の排紙トレイ10aに排紙する。制御部20は、先に排紙した位置を一時記憶しており、このとき、先に排紙した位置とはずらした位置に排紙をする。
一方、ステップS102の判断で、使用中で送信元が同じ排紙トレイ10aがないと判定されると(このステップでNoの判定)、ステップS104に移行する。
ステップS104では、排紙トレイ10aの中に空き排紙トレイ(使用されていない排紙トレイ)があるか否か判断する。この判断で、空き排紙トレイがないと判定されると(このステップでNoの判定)、ステップS102に戻り以降の処理を繰り返す。
他方、ステップS104の判断で、空き排紙トレイがあると判定されると(このステップでYesの判定)、ステップS105に移行する。
ステップS105では、受信した印刷ジョブに基づき印刷用紙に印刷をし、空き排紙トレイに、印刷がされた印刷用紙を排紙する。
[印刷後の動作(図3参照)]
印刷後ある時点で、排紙トレイ10aにて、排紙された印刷用紙が取り除かれたことを検出すると、この検出結果が制御部20に通知され、制御部20が排紙された印刷用紙の除去を検知する(ステップS201)。
制御部20は、排紙された印刷用紙の除去を検知すると、当該印刷用紙が排紙された排紙トレイ10aに割り当てられた印刷ジョブに付けられた識別子を元に、これに応じたメッセージを表示部50に表示する、例えば、この識別子と送信元の情報を対応付けた送信元管理テーブルを設け、これを参照して、対応する送信元の情報を表示部50に表示するようにしてもよい。この表示とともに、制御部20は、報知部60に警告音を放音させ利用者に注意を促す(ステップS202)。
その後、予め設定されている所定時間が経過したか、ステップS203にて判断する。
ここで、上記所定時間が経過したとする。すると、ステップS203にてYesと判定され、ステップS204に移行する。
ステップS204では、当該排紙トレイ10aに印刷用紙があるか否か判断する。
当該排紙トレイ10aから印刷用紙が取り除かれたままである場合、制御部20は、先にこの排紙トレイ10aから印刷用紙の除去に係る検出結果の通知を受けているので、この排紙トレイ10aは用紙無しと判定し(Noの判定)、一方、先に取り除かれた印刷用紙が所定時間内で元の排紙トレイ10aに戻されていれば、この排紙トレイ10aが印刷用紙の有無を検出し、印刷用紙が戻された時点で、その検出結果として印刷用紙の存在を制御部20に通知するので、このステップの判断が可能である。
さて、このステップS204で、当該排紙トレイ10aに用紙無しと判定されると(このステップでNoの判定)、ステップS205に移行する。
ステップS205では、解除識別子の判定をする。ここでは、解除識別子が入力されかつこの解除識別子が、当該排紙トレイ10aに割り当てられた印刷ジョブに対応するものである場合には、“OK”の判定がなされ、そうでない場合は“NG”の判定がなされる。この判断で“NG”の判定がなされると、ステップS207に移行する。
なお、上記解除識別子は、ユーザにより操作部40を用いた所定のキー操作等によって入力される。
ステップS207では、通信部30に一時記憶され待たされている印刷ジョブ(待ち印刷ジョブ)を実行する。なお、このとき、ステップS202での表示及び警告音の出力はそのままであり、正当な所有者以外の者が、排紙された印刷用紙を持ち去ったことがわかる。
一方、ステップS204にて、当該排紙トレイ10aに用紙有りと判定されるか(このステップでYesの判定)、ステップS205にて、“OK”の判定がされると、ステップS206に移行する。
ステップS206では、制御部20は、表示部50における表示及び報知部60における警告音の放音を元に戻す。すなわち、表示部50における表示は、印刷用紙が取り除かれる前の表示がなされ、報知部60による警告音は停止する。このように、第3者による印刷用紙の持ち去りがないか、正当な所有者が印刷用紙を取り除き、解除識別子を入力した場合には、利用者に注意を促すための出力は停止される。
[ステップS104でNOと判定された場合(空き排紙トレイがない場合)の他の動作例(図4参照)]
前述のように、図2に示した動作フローでは、ステップS104の段階で空き排紙トレイがない場合、排紙トレイ10aに割り当てられていない送信元の印刷ジョブは、待ち状態のままとなってしまう。
このように排紙トレイ10aのすべてが使用中である場合に、排紙トレイ10aに割り当てられていない送信元の印刷ジョブが待ち状態になるのは、待ち状態になった印刷ジョブの所有者としては困る。現実には、排紙された印刷物の所有者がその取り忘れ等により、排紙トレイ10aを無駄に長時間にわたり使用中の状態にしてしまうことがあるが、このような状態にある排紙トレイ10aは実質的には使用中でないとも言える。ここでは、所定の条件のもとで実質的に使用中でないとみなせる排紙トレイ10aを、空き排紙トレイとみなし(未使用であるとみなし)、待ち状態にある印刷ジョブの処理を行う。
本実施例では、画像形成装置1にて、所定の条件のもとで実質的に使用中でないとみなせる排紙トレイ10aを、自動的に空き排紙トレイとみなす設定を行えるものとする。この設定がされている場合、制御部20は、以下の処理を実行する。
図4に示すように、ステップS104にてNOと判定されると、ステップS111にて、空き排紙トレイとみなせる排紙トレイ10aがあるか否か判断する。ここで使用中の排紙トレイ10aが空き排紙トレイとみなせる条件としては、以下を挙げることができる。
(A1)使用中の排紙トレイ10a(すべて)の中で、最後に印刷・排紙されてから所定時間が経過している。その中でも時間が一番経っているものを優先。
(A2)排紙されている印刷用紙の枚数が少ない(所定枚数以下)。その中でも枚数が一番少ないものを優先。
(A3)送信元の属性(所属部署等)が同じである(なお、制御部20は、送信元の識別子とその属性を対応付けた属性テーブルを記憶している)。
上記各条件(これらの優先順位は別途設定される)のいずれかを満たす使用中の排紙トレイ10aを、ここでは空き排紙トレイとみなす。
ステップS111の判断で、空き排紙トレイとみなせる使用中の排紙トレイ10aがあると判定されると(YESの判定)、次に、空き排紙トレイとみなせる使用中の排紙トレイ10aの中で(複数ある場合)、さらに所定の選択条件を満たす排紙トレイ10aを選択する(ステップS112)。ここでの選択の条件としては、以下を挙げることができる(これらの優先順位は別途設定される)。
(B1)今度印刷される用紙のサイズが、すでに排紙されている印刷用紙のサイズと異なる。
(B2)今度印刷される用紙の向き(縦または横)が、すでに排紙されている印刷用紙の向きと異なる。
(B3)今度印刷される用紙のタイプ(カラー用/モノクロ用など)が、すでに排紙されている印刷用紙のタイプと異なる。
なお、これらの選択条件は、先に排紙されている印刷用紙と、今度印刷・排紙する印刷用紙との区別をし易くするための条件である。
以上のようにして、所定の条件を満たす排紙トレイ10aが選択されると、印刷ジョブに基づき、印刷を実行し、ステップS112にて選択された排紙トレイ10aに排紙する(ステップS113)。
そして、上記条件A1を満たしている場合、当該排紙トレイ10aに先に割り当てられていた印刷ジョブの送信元の情報と印刷ジョブを履歴として記憶する(ステップS114)。
一方、ステップS111の判断で、空き排紙トレイとみなせる使用中の排紙トレイ10aがないと判定されると(NOの判定)、所定期間内において、当該印刷ジョブの送信元に対応する上記ステップS114における記憶の回数が所定数以上であるか否か判断する(送信元判定:ステップS115)。ここで上記記憶の回数が所定期間内で所定数以上である場合、NGと判定され、ステップS102に戻り、結果、当該印刷ジョブは待ち状態となる。
これは、排紙された印刷用紙を放置したままにするユーザに対しては、他のユーザの迷惑になるので、使用中の排紙トレイ10aが空き排紙トレイとみなせるか否かにかかわらず、強制的に待ち状態とする方が好ましいからである。
他方、上記ステップS115の判断で、OKと判定されると、さらに排紙トレイ10aをユーザにマニュアルで選択させる設定がなされているか判断する(ステップS116)。この設定がなされていない場合は、この判断でNOと判定されステップS102に戻る。一方、この設定がされている場合、排紙トレイ10aをユーザに選択させるための排紙トレイ一覧をホスト側に表示させる(ステップS117)。
そして、ユーザによる排紙トレイ10aの選択入力を受け付け(ステップS118)、当該印刷ジョブに基づく印刷を実行し、ステップS118にて選択された排紙トレイ10aに排紙する(ステップS119)。
以上の処理により、すべての排紙トレイ10aが使用中であっても、排紙トレイ10aに割り当てられていない印刷ジョブが待ち状態のままになることを防止することができる。また、使用中の排紙トレイ10aが自動的に空き排紙トレイとみなされた場合に、長時間無駄に排紙トレイ10aを使用していた印刷ジョブの送信元の情報とその印刷ジョブを記憶して、この送信元がいざ待ち状態になった場合には、待ち状態のままにすることで、長時間排紙トレイ10aを無駄に使用することに対して注意を促すことができる。
なお、上記で説明した各動作フローは一例であり、上記の処理の流れに限定されるものではない。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれることは言うまでもない。上記実施の形態では、ホストコンピュータ等から印刷ジョブを受信して、この印刷ジョブを処理するものとして説明しているが、本発明は、FAX受信時に、複数の排紙トレイを用いた排紙制御を行う場合にも、FAXジョブを印刷ジョブに対応するものとして、同様に適用できることは明らかである。
本発明の一実施の形態である画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 同実施の形態における印刷時の動作を説明するフローチャートである。 同実施の形態における印刷後の動作を説明するフローチャートである。 同実施の形態における印刷後の動作(他の実施例)を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成装置
10…画像形成部
10a…排紙トレイ
20…制御部
20a…タイマー
30…通信部
40…操作部
50…表示部
60…報知部

Claims (2)

  1. 排紙された印刷用紙の有無を検出可能な複数の排紙トレイと、
    送信元の異なるジョブ毎に排紙する排紙トレイを替える制御をする制御手段と、を具備し、
    前記制御手段は、前記複数の排紙トレイのすべてが使用中である場合、各排紙トレイにおける最後の排紙からの時間経過に基づいて定められる条件により未使用であるとみなされた排紙トレイに先に割り当てられているジョブの送信元に対応する情報を記憶し、当該送信元について所定期間内に所定回数以上の前記記憶が生じている場合、当該送信元のジョブを待ち状態とする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、所定期間内に所定回数以上の前記記憶が生じていない場合、排紙トレイをマニュアルで選択させる設定がなされている場合には、排紙トレイを選択させるための排紙トレイ一覧を表示させ、排紙トレイの選択入力を受け付けると、ジョブを実行して前記選択入力に基づく排紙トレイに印刷用紙を排紙する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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