JP4109055B2 - 電気式膨張弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調機の冷凍サイクル等において用いる電気式膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調機等の冷凍サイクルにおいて、介装されている膨張弁の冷媒の流動量を急増させたい場合において膨張弁の冷媒の流動量には限界があるばかりでなく、例えば圧縮機の出力変動等によって流路内に所定圧以上の高い冷媒圧が発生した場合に、膨張弁の機能に障害が生じたり或いは膨張弁が損傷する惧れがあった。従来、この膨張弁の冷媒の流動量を急増させたい場合や高い冷媒圧が発生した場合に対する対応手段は必ずしも充分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消することにあり、空調機の冷凍サイクル等において用いる電気式膨張弁において、流体の流動量を所定量以上において急増させることができ、また、所定圧以上の冷媒圧が発生したときは、速やかに所定圧以下の冷媒圧に戻すことができるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、以下の手段を採用した。即ち、
請求項1記載の電気式膨張弁は、ブロック本体に流体入口と流体出口とを設け、これらの出入口間の流体通路に弁室を形成し、該弁室の底部に弁シート嵌合孔を形成し、更に、該弁シート嵌合孔に弁シートを弁シート支持バネにより弾持させて設けると共に、電動式の弁体作動部により弁シートに離接して流体通路を開閉する弁体を設け、前記弁シートは、その中心位置に形成された弁シート孔と第1の円筒部と第2の円筒部とからなり、これらの円筒部は内側段部及び外側段部を介して同心状に一体に形成され、前記第1の円筒部の外周には流体入口からの通路と弁室とを連通させるための均圧孔が当該弁シートの軸線方向に沿って形成され、前記弁シート支持バネは、前記弁シートの外側段部と前記弁シート嵌合孔に設けられたバネ支持段部との間に配置され、前記流体入口と前記弁室との間の流体通路を入口通路とし、該入口通路に前記流体出口に連通するバイパス孔を設けると共に該バイパス孔を開閉させる流体圧制御弁を設け、該流体圧制御弁は、前記バイパス孔に当接する第1流体圧受部と、径大部から成る第2流体圧受部と、前記第1流体圧受部と前記第2流体圧受部の中間部に肩部とが形成され前記バイパス孔を所定圧で閉方向に弾持されている副弁体を具備し、所定の高圧冷媒が前記流体入口から供給されて、前記弁体の開度を所定以上に大きくした場合は、前記弁シート支持バネに抗して高圧冷媒が前記弁シートを押し上げることにより、前記弁シート孔と前記弁シートとの間が広まり、冷媒の流路面積が拡大して、大容量の冷媒を流出させ、前記所定の高圧冷媒より更に高圧の冷媒圧となった場合は、当該高圧冷媒が前記弾持力に抗して前記副弁体を前記バイパス孔から離間させることで冷媒の流路面積が拡大し、前記バイパス孔から流入した高圧流体は前記第1流体圧受部、前記肩部及び前記第2流体圧受部に作用し、さらに前記副弁体は前記バイパス孔から離間し、冷媒は急速に前記流体出口から流出することを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の電気式膨張弁は、ブロック本体に流体入口と流体出口とを設け、これらの出入口間の流体通路に弁室を形成し、該弁室の底部に弁シート嵌合孔を形成し、更に、該弁シート嵌合孔に第1の弁シートを設けると共に、電動式の弁体作動部により第1の弁シートに離接して流体通路を開閉する第1の弁体を設け、前記流体通路の内、前記流体入口と前記弁室との間を入口通路とし、前記弁室と前記流体出口との間を出口通路とし、且つ、前記入口通路と前記出口通路との両通路に連通する出口支流路を設け、該出口支流路の入口通路側の開口部に一端側が離接する第2の弁シートを設け、且つ、該第2の弁シートの他端側に対し電磁式な作動により離接する第2の弁体を設け前記第2の弁シートは、軸芯部に形成される弁孔と、前記入口通路内の冷媒圧を前記第2の弁体側に受けるための段部と、前記入口通路と前記第2の弁体の弁室とを連通している均圧孔とを有し、前記流体入口に連通して形成されている入口通路に前記流体出口に連通するバイパス孔を設けると共に該バイパス孔を開閉させる流体圧制御弁を設け、該流体圧制御弁は、前記バイパス孔に当接する第1流体圧受部と、径大部から成る第2流体圧受部と、前記第1流体圧受部と前記第2流体圧受部の中間部に肩部とが形成され前記バイパス孔を所定圧で閉方向に弾持されている副弁体を具備し、所定の高圧冷媒が前記流体入口から供給されて、前記第2の弁体を「開」とした場合、冷媒は前記入口通路、前記均圧孔,前記第2の弁体の弁室、前記第2の弁シートの弁孔、前記出口支流路を経由して前記流体出口から流出して前記第2の弁体の弁室の冷媒圧は前記入口通路内の冷媒圧より低くなることで、前記第2の弁シートは前記入口通路内から受ける冷媒圧により前記開口部から離間し、冷媒を流体出口から流出させ、前記所定の高圧冷媒より更に高圧の冷媒圧となった場合は、当該高圧冷媒が前記弾持力に抗して前記副弁体を前記バイパス孔から離間させることで冷媒の流路面積が拡大し、前記バイパス孔から流入した高圧流体は前記第1流体圧受部、前記肩部及び前記第2流体圧受部に作用し、さらに前記副弁体は前記バイパス孔から離間し、冷媒は急速に前記流体出口から流出することを特徴とする。
請求項3記載の電気式膨張弁は、請求項2記載の電気式膨張弁において、前記出口支流路の出口は、前記出口通路とは別に、前記ブロック本体に設けた第2流体出口に接続することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例1】
実施例1について図面を用いて説明する。なお、図1はその縦断面図、図2は図1におけるC部詳細図である。なお、以下、図面に従って説明するが、上・下・左・右・表・裏という表現は、図面の記載に伴うものであり、実際の位置関係とは、必ずしも一致するものではない。
【0009】
実施例1にかかる電気式膨張弁は、ブロック本体1と、ブロック本体1に付設された弁体作動部20とからなる。
【0010】
まず、ブロック本体1について説明する。
ブロック本体1は、図1に示すように、正面視略L字形で所定の前後幅のアルミニウム合金等からなるブロックで構成されており、その上面1aには、弁本体取付孔2が形成されると共に、その左側面1dには流体入口3が設けられ、該流体入口3に連通して入口通路4が右側面1cに向かって穿設され、その端部は弁室8を形成している。また、該入口通路4内には、冷媒を濾過するためのストレナー5が配置されている。さらに、ブロック本体1の下面1bには流体出口6が形成されると共に、流体出口6に連通して出口通路7が上面1aに向けて形成され、その上部に形成された弁シート嵌合孔9を介して弁室8に連通している。
【0011】
弁本体取付孔2には、シール材、例えばガスケット(図示せず)を介して弁本体10が取り付けられている。また、弁本体10の上部の中心部にはネジ筒11が設けられている。前記ネジ筒11の外周には雄ネジ11aが形成されると共に、その下部には均圧孔33が穿設されている。また、弁本体10には、ネジ筒11に隣接してストッパ12が植設されている。
【0012】
次に、弁本体10の上部に取り付けられる弁体作動部20について説明する。弁体作動部20は、図1に示すように、ステータコイル22、モータハウジング21、ロータ23、スリーブ24等からなり、弁本体10の上面に一体に溶着されるキャン29の外面にステータコイル22がボビンに捲き回されて配置され、モータハウジング21に覆われており、上記キャン29の内部にはロータ23及びロータ23と一体のスリーブ24が配置される。そして、スリーブ24の孔部24bの内周面には雌ネジ24aが形成され、該雌ネジ24aは上記のネジ筒11外周の雄ネジ11aと噛み合っている。
なお、スリーブ24に対してロータ23はその上部から平バネ25によって押圧されていると共に、平バネ25は止め輪26によってスリーブ24に一体化されている。また、スリーブ24の下部にはストッパ28が下方に向けて設けられ、弁本体10側に植設されたストッパ12と係合するようになっている。
【0013】
また、スリーブ24の中心部の孔部には、弁体34と一体の弁棒30が挿通され、該弁棒30の上部はスリーブ24の上部に回転可能に嵌合されている。また、弁棒30の上端部にはカラー27が設けられ、スリーブ24に対して下方向にバネ荷重を受けている弁棒30を一体に構成している。更に、スリーブ24の中心部の孔部内において、スリーブ24の上端内壁に配置されたリング状のバネ押え32'と弁棒30の段部32との間に上バネ31が介装されており、所定圧で弁棒30を下方に押圧している。この結果、上バネ31は弁体34を前記所定圧で弁シート材40に押し付けていることになる。
【0014】
ブロック本体1の上面1aに形成された弁本体取付孔2には弁本体10に形成された円筒部10aが装着される。また、弁本体取付孔2に連続して形成された上記弁シート嵌合孔9には略円筒状の弁シート40が上下動可能に嵌合される。弁シート40は、図2に示すように、第1の円筒部40bと第2の円筒部40cとからなり、これらの円筒部40b,40cは内側段部9b及び外側段部9cを介して同心状に一体に形成されると共にこれら円筒部40b,40cの中心部に弁シート孔40aが形成されている。そして、第1の円筒部40bの上端部には流体圧受部41がリング状に形成され、外側段部9cは弁本体1に形成されたバネ支持段部9aと共にバネ受部を構成しており、内側段部9bは弁体34に対する弁座部を形成している。
【0015】
更に、弁シート40の第1の円筒部40bの外周で入口通路4側には上下方向、すなわち弁シート40の軸線方向に沿って均圧孔44が入口通路4と弁室8とを連通させるために形成されている。なお、均圧孔44の代りに第1の円筒部40bの側壁に貫通孔を形成してもよい。また、弁シート40の外側段部9cとバネ支持段部9aとの間には弁シート支持バネ43が配置され、弁シート40を上方に弾持している。そして、弁シート40は流体圧受部41及び内側段部9bに所定圧以上の流体圧が作動すると弁シート支持バネ43に抗して下動するように設定されている。
なお、実施例1にかかる電気式膨張弁において、上記冷媒の所定圧とは、電気式膨張弁或いは電気式膨張弁を用いている冷凍サイクルにとって適宜設定される機能上或いは構造上、許容される冷媒圧であり、所定圧以上の冷媒圧とは、それ以上の冷媒圧をいう。この所定圧は、電気式膨張弁の構造や適用する分野によって適宜設定される。
【0016】
流体入口3から入口通路4に流入した冷媒は、均圧孔44を通って弁室8に入り、更に、弁体34が内側段部9bから離れている開状態では、冷媒は弁室8から弁体34と弁シート40の隙間を介して膨張され弁シート孔40aを経て出口通路7を通って流体出口6から流出する。
実施例1の電気式膨張弁において、流体入口3から冷媒が流入している状態では、弁体34が所定以上の開度となると、弁シート40は受ける冷媒圧の荷重により上動し、一挙に冷媒は出口通路7から流出することになる。
【0017】
高い冷媒圧が入口通路4内に発生した場合に備えて、その冷媒圧に対応させるためにバイパス手段が付加されている。
即ち、図1に示すように、ブロック本体1の入口通路4の中途部にバイパス孔51が形成され、該バイパス孔51に連通させて制御弁孔52がブロック本体1の下面1bに達するまで形成され、該制御弁孔52の中途部からは横方向に制御弁副孔57が穿設され、出口通路7と連通し、更に、制御弁副孔57の右端はブロック本体1の右側面1cに開口すると共に、該開口部は蓋体56により閉止されている。なお、制御弁孔52の上部は小径部52aとなっている。
【0018】
前記制御弁孔52には、流体圧制御弁50が配置される。該流体圧制御弁50としては、バイパス孔51に対向する位置に副弁体53が配置され、該副弁体53は、下バネ54によって上方、即ち、バイパス孔51を「閉」とする方向に弾圧されている。また、下バネ54の下方は調整穴55aが形成された下バネ押え55によって支持され、さらに、制御弁孔52の下部開口部は蓋体58によって閉止されている。前記副弁体53には、バイパス孔51に当接する第1流体圧受部53a及び径大部から成る第2流体圧受部53cとが形成され、その中間部に肩部53bが形成されている。
【0019】
したがって、副弁体53においては、第1流体圧受部53aに加えて肩部53b及び第2流体圧受部53cにより広い面積で高圧冷媒を受けることになるから、副弁体53は急激に大きな流体圧による荷重を受けて下動し、急速に冷媒が流れることになる。
【0020】
上記構成により、空調機の冷凍サイクル等において実施例1の電気式膨張弁を用いた場合は、所定の高圧冷媒が流体入口3から供給され、電気式膨張弁で高圧冷媒は膨張されて低圧となり、流体出口6から低圧低温冷媒となって流出する。この間に、ステータコイル22へのパルス電流の入力に応じて弁体34の開度を所定以上に大きくした場合は、弁室8内の冷媒が一挙に弁シート材40と弁体34との隙間を介して流れ出し、弁室8内の冷媒圧が低下する。その結果、弁シート支持バネ43に抗して高圧冷媒が押す弁シート40を弁シート嵌合孔9内で押し上げることにより、弁シート材嵌合孔9と弁シート40との間が広まり、冷媒の流路面積が拡大して、一挙に大容量の冷媒を流出させる。また、その後、弁体34の弁開度を所定以下に下げると、弁室8及び入口通路4の冷媒圧が上がって、通常の膨張弁作用が開始される。
【0021】
また、更に冷媒が高圧の冷媒圧となったときは、流体圧制御弁50が機能し、バイパス孔51から速やかに冷媒を流出させることになる。
即ち、その高圧冷媒が下バネ54のバネ圧に抗して副弁体53押し下げることで冷媒の流路面積が更に拡大し、一挙に大容量の冷媒を流出させる。この時、バイパス孔51から流入した高圧流体は副弁体53の第1流体圧受部53aに加えて、肩部53b及び第2流体圧受部53cにも作用し、受圧面積の拡大に伴う高荷重により、急速に副弁体53は下動し、冷媒は急速に制御弁副孔57に流れ出し、流体出口6から流出する。
この結果、電気式膨張弁や空調機の冷凍サイクルの機能の確実・安全性を一層向上させることができる。また、その後、冷媒の大容量流出によって、弁室8及び入口通路4の冷媒圧が下がって所定圧以下になると、通常の膨張弁作用が開始される。
【0022】
【実施例2】
実施例2について、図3の縦断面図を用いて説明する。実施例2は、実施例1における弁シート40の上動作用を無くし、冷媒を出口通路7へ一挙に流出させる動作を電磁式の弁部によって実現するのである。即ち、実施例2において、電動式の弁部Aにおいては、弁シート40'の構成が実施例1の弁シート40と異なるのみであり、他の構成は実施例1と同一であるので、実施例1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
実施例2は、実施例1の手段において、弁シート40の構成を簡略化すると共に、流体入口3とバイパス孔51との中途部に電磁式の弁体作動部60によって駆動される弁部Bを付設したもので、この装置により、大容量の冷媒流量が必要な場合に対しては、出口支流路7aをバイパスさせ、高い冷媒圧に対しては、実施例1と同様に、流体圧制御弁50を機能させるものである。また、流体圧制御弁50の構成については、実施例1と同じであるので、実施例1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
上記弁シート40は、実施例1では弁シート嵌合孔9に対して上下動可能に嵌合されているが、実施例2及び後述の実施例3においては、弁シート40'は弁シート嵌合孔9'に固定状態で取り付けられる。即ち、円筒形状の弁シート40'は、ブロック本体1'に形成された弁シート嵌合孔9'に圧入により固定され、その中心部に弁シート孔40a'が形成され、円筒形状の弁シート40'の上端が弁体34の接離する弁座部44'を形成し、弁シート40'の下端は出口通路7に開口し、弁シート孔40a'は出口通路7と連通する。
【0023】
なお、実施例2或いは後述の実施例3にかかる電気式膨張弁において、上記冷媒の所定圧とは、電気式膨張弁或いは電気式膨張弁を用いている冷凍サイクルにとって機能上許容される冷媒圧のことであり、所定圧以上の冷媒圧とは、それ以上の冷媒圧をいう。
【0024】
電磁式の弁部Bは、入口通路4'に隣接させて設けられる。即ち、正面視略直方体形状のブロック本体1'に形成された第2弁本体取付孔2'に取付具67が装着され、該取付具67の下部には弁シート70が上下に摺動可能に嵌合されると共に弁シート70の下部は入口通路4'内を貫通して出口支流路7aの開口部7bに当接し、電磁式の弁部Bを作動させない限り、開口部7bを閉状態としている。また、弁シート70は入口通路4'内において、径小となっており、この径小段部70bで入口通路4'内の冷媒圧を上向き(弁体68側)に受けることになる。換言すれば、電磁式の弁部Bを作動により、弁体68が上動したとき、一時的に弁室72内の冷媒が弁孔71を介して流出することから低下することで、弁シート70は入口通路4'内から受ける冷媒圧により上動し、その結果、開口部7bを開状態とするように構成されている。
また、上記取付具67の上部には、弁シート70の最上動位置を規定する弁シート受け69aを介してスリーブ69が一体的に装着される。
上記弁シート70の軸芯部には上下に弁孔71が形成されると共に、その外周部には上下に均圧孔70aが形成される。この均圧孔70aは入口通路4'と弁室72とを連通している。また弁孔71の下端部出口は出口支流路7aを介して出口通路7に連通している。
【0025】
また、スリーブ69の内部にはプランジャ65が上下移動可能に配置され,その下端部にはボール状の弁体68が装着されている。また,プランジャ65の中心部には上下にプランジャ孔65bが形成され、プランジャ65の上部に形成されたバネ室65cと下方の弁室72とを連通している。なお、弁室72は取付具67内において、弁シート70とプランジャ65との間に形成されている。
また、前記バネ室65c内にはバネ65aが配置され、プランジャ65の上部でスリーブ69の上方部には吸引子64が装着され、前記バネ65aの上部は吸引子64の下面に当接している。なお、ソレノイドハウジング61は吸引子64に取付ボルト64aにより固定されている。
【0026】
スリーブ69の外周には弁部Bの弁体作動部60が設けられる。弁体作動部60は、コイル62、コイル62が捲き回されるボビン63、これらをカバーするソレノイドハウジング61、及びコイル62に所定の電流を印加するリード線62a等からなる。
【0027】
上記構成により、空調機の冷凍サイクルにおいて実施例2においては、所定の高圧冷媒が流体入口3から供給され、弁体作動部20によって動作される弁体34の弁座部44'への離接により、高圧冷媒は膨張されて低温となり、流体出口6から低圧低温冷媒となって流出する。
この間に、入口通路4'から冷媒流量を所定以上にしたいときは、リード線62aから所定電流が印加され吸引子64が磁化してバネ65aに抗してプランジャ65を上動させる。このプランジャ65の上動により弁体68も上動し、電磁式の弁部Bは「開」となる。
【0028】
冷媒は入口通路4'、均圧孔70a,弁室72、弁孔71及び出口支流路7aを経由して流体出口6から流出することになる。その結果、上記のように弁室72の冷媒圧は入口通路4'内の冷媒圧はより低くなるので、弁シート70は入口通路4'内から受ける冷媒圧により上動し、その結果、開口部7bを開とし、弁部Bは開状態になり冷媒は一気に出口支流路7aを経由して流体出口6から流出することになる。
また、更に冷媒が高圧(所定圧以上)となったときは、実施例1と同様に、流体圧制御弁50が機能し、バイパス孔51から速やかに冷媒を流出させることになる。即ち、その高圧冷媒が下バネ54のバネ圧に抗して副弁体53押し下げることで冷媒の流路面積が更に拡大し、一挙に大容量の冷媒を流出させる。この時、バイパス孔51から流入した高圧流体は副弁体53の第1流体圧受部53aに加えて、肩部53b及び第2流体圧受部53cにも作用し、受圧面積の拡大に伴う高荷重により、急速に副弁体53は下動し、冷媒は急速に制御弁副孔57に流れ出し、流体出口6から流出する。
この結果、電気式膨張弁や空調機の冷凍サイクルの安全性を一層向上させることができる。また、その後、冷媒の大容量流出によって、弁室8及び入口通路4'の冷媒圧が下がって所定圧以下になると、通常の膨張弁作用が開始される。
なお、出口支流路7aの横断面積を実施例1の弁シート材嵌合孔9の横断面積と同じにすることで、出口支流路7aからの冷媒流動量を、実施例1と略同様の冷媒流動量とすることができる。
また、上記実施例2によれば、弁体作動部60の電流印加を任意に行なうことができる。
【0029】
【実施例3】
実施例3について、図4の縦断面図を用いて説明する。なお、実施例3において、実施例2と同じ構成部分については、同一符号を付し、また、その説明を省略している。
実施例3が実施例2と相違する点は、ブロック本体1"に流体出口6に加えて第2流体出口6aを形成し、この第2流体出口6aは出口支流路7aに連通している点である。上記実施例3によれば、第1の所定圧以上の流体圧に対して弁体作動部60が作動して弁部Bは開状態となるが、出口支流路7aに至った冷媒は第2流体出口6aから流出することになる。なお、所定圧以上の流体圧に対して、流体圧制御弁50が「開」となることは実施例2と同様である。
【0030】
【発明の効果】
上記構成により、本発明は下記の効果を奏する。即ち、
本発明の電気式膨張弁は、弁シートに対する弁体の開度を所定以上に設定して流体圧の荷重により流量を増大させることで、大容量の冷媒を流すことができ、膨張弁としての機能を円滑に行なわせ、構造上の保全を図ることができる。
【0031】
また、本発明の電気式膨張弁は、上記効果に加えて、大容量の冷媒流量を弁シートの移動により行なわせることで、構成の簡素化を図ることができる。
【0032】
更に、本発明の電気式膨張弁は、上記効果に加えて、流体の所定圧に対しては、流体入口に連通して形成されている入口通路にバイパス孔を設け、該バイパス孔を冷媒圧により開閉する流体圧制御弁によりバイパス孔を開閉させることで、冷媒が所定圧以上となることを防止しており、膨張弁としての機能において、一層確実な円滑性と構造上の保全を図ることができる。
【0033】
また、本発明の電気式膨張弁は、所定圧に対しては、上記流体入口に連通して形成されている入口通路にバイパス孔を設け、該バイパス孔に付設されている流体圧制御弁により、速やかに冷媒を流出させることで、電気式膨張弁内の流体圧を所定値以下に押え、膨張弁としての機能を円滑に行なわせ、構造上の保全を図ることができることに加えて、電磁式の弁体作動部の設定及びその変更が容易である。
【0034】
また、本発明の電気式膨張弁は、上記出口支流路の出口は、上記出口通路とは別に、ブロック本体に設けた第2流体出口に接続することで、第2の流体の流体出口を分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の縦断面図。
【図2】図1のC部詳細図。
【図3】本発明に係る実施例2の縦断面図。
【図4】本発明に係る実施例3の縦断面図。
【符号の説明】
A・・電動式の弁部 B・・電磁式の弁部 1,1',1"・・・ブロック本体
1a・・上面 1b・・下面 1c・・右側面 1d・・左側面
2・・・弁本体取付孔 2'・・・第2弁本体取付孔
3・・・流体入口 4,4'・・・入口通路 5・・・ストレナー
6・・・流体出口 6a・・・第2流体出口
7・・・出口通路 7a・・出口支流路 7b・・開口部
8・・・弁室
9,9'・・・弁シート嵌合孔 9a・・バネ支持段部 9b・・内側段部
9c・・外側段部 10・・弁本体 10a・・円筒部
11・・ネジ筒 11a・・雄ネジ 12・・ストッパ
20・・(電動式の)弁体作動部 21・・モータハウジング
22・・ステータコイル 23・・ロータ
24・・スリーブ 24a・・雌ネジ 24b・・孔部
25・・平バネ 26・・止め輪 27・・カラー
28・・ストッパ 29・・キャン 30・・弁棒
31・・上バネ 32・・段部 32'・・バネ押え
33・・均圧孔 34・・弁体 40、40'・・弁シート
40a,40a'・・弁シート孔
40b・・(第1の)円筒部 40c・・(第2の)円筒部
41・・流体圧受部 43・・弁シート支持バネ
44・・均圧孔 44'・・弁座部
50・・流体圧制御弁
51・・バイパス孔 52・・制御弁孔 52a・・小径部
53・・副弁体 53a・・第1流体圧受部 53b・・肩部
53c・・第2流体圧受部 54・・下バネ 55・・下バネ押え
55a・・調整穴 56・・蓋体 57・・制御弁副孔 58・・蓋体
60・・(電磁式の)弁体作動部 61・・ソレノイドハウジング
62・・コイル 62a・・リード線 63・・ボビン
64・・吸引子 64a・・取付ボルト 65・・プランジャ
65a・・バネ 65b・・プランジャ孔 65c・・バネ室
67・・取付具 68・・弁体 69・・スリーブ 69a・・弁シート受け
70・・弁シート 70a・・均圧孔 70b・・段部
71・・弁孔 72・・弁室

Claims (3)

  1. ブロック本体に流体入口と流体出口とを設け、これらの出入口間の流体通路に弁室を形成し、該弁室の底部に弁シート嵌合孔を形成し、更に、該弁シート嵌合孔に弁シートを弁シート支持バネにより弾持させて設けると共に、電動式の弁体作動部により弁シートに離接して流体通路を開閉する弁体を設け、
    前記弁シートは、その中心位置に形成された弁シート孔と第1の円筒部と第2の円筒部とからなり、これらの円筒部は内側段部及び外側段部を介して同心状に一体に形成され、前記第1の円筒部の外周には流体入口からの通路と弁室とを連通させるための均圧孔が当該弁シートの軸線方向に沿って形成され、
    前記弁シート支持バネは、前記弁シートの外側段部と前記弁シート嵌合孔に設けられたバネ支持段部との間に配置され、
    前記流体入口と前記弁室との間の流体通路を入口通路とし、該入口通路に前記流体出口に連通するバイパス孔を設けると共に該バイパス孔を開閉させる流体圧制御弁を設け、
    該流体圧制御弁は、前記バイパス孔に当接する第1流体圧受部と、径大部から成る第2流体圧受部と、前記第1流体圧受部と前記第2流体圧受部の中間部に肩部とが形成され前記バイパス孔を所定圧で閉方向に弾持されている副弁体を具備し、
    所定の高圧冷媒が前記流体入口から供給されて、前記弁体の開度を所定以上に大きくした場合は、前記弁シート支持バネに抗して高圧冷媒が前記弁シートを押し上げることにより、前記弁シート孔と前記弁シートとの間が広まり、冷媒の流路面積が拡大して、大容量の冷媒を流出させ、
    前記所定の高圧冷媒より更に高圧の冷媒圧となった場合は、当該高圧冷媒が前記弾持力に抗して前記副弁体を前記バイパス孔から離間させることで冷媒の流路面積が拡大し、前記バイパス孔から流入した高圧流体は前記第1流体圧受部、前記肩部及び前記第2流体圧受部に作用し、さらに前記副弁体は前記バイパス孔から離間し、冷媒は急速に前記流体出口から流出することを特徴とする電気式膨張弁。
  2. ブロック本体に流体入口と流体出口とを設け、これらの出入口間の流体通路に弁室を形成し、該弁室の底部に弁シート嵌合孔を形成し、更に、該弁シート嵌合孔に第1の弁シートを設けると共に、電動式の弁体作動部により第1の弁シートに離接して流体通路を開閉する第1の弁体を設け、
    前記流体通路の内、前記流体入口と前記弁室との間を入口通路とし、前記弁室と前記流体出口との間を出口通路とし、且つ、前記入口通路と前記出口通路との両通路に連通する出口支流路を設け、該出口支流路の入口通路側の開口部に一端側が離接する第2の弁シートを設け、且つ、該第2の弁シートの他端側に対し電磁式な作動により離接する第2の弁体を設け
    前記第2の弁シートは、軸芯部に形成される弁孔と、前記入口通路内の冷媒圧を前記第2の弁体側に受けるための段部と、前記入口通路と前記第2の弁体の弁室とを連通している均圧孔とを有し、
    前記流体入口に連通して形成されている入口通路に前記流体出口に連通するバイパス孔を設けると共に該バイパス孔を開閉させる流体圧制御弁を設け、
    該流体圧制御弁は、前記バイパス孔に当接する第1流体圧受部と、径大部から成る第2流体圧受部と、前記第1流体圧受部と前記第2流体圧受部の中間部に肩部とが形成され前記バイパス孔を所定圧で閉方向に弾持されている副弁体を具備し、
    所定の高圧冷媒が前記流体入口から供給されて、前記第2の弁体を「開」とした場合、冷媒は前記入口通路、前記均圧孔,前記第2の弁体の弁室、前記第2の弁シートの弁孔、前記出口支流路を経由して前記流体出口から流出して前記第2の弁体の弁室の冷媒圧は前記入口通路内の冷媒圧より低くなることで、前記第2の弁シートは前記入口通路内から受ける冷媒圧により前記開口部から離間し、冷媒を流体出口から流出させ、
    前記所定の高圧冷媒より更に高圧の冷媒圧となった場合は、当該高圧冷媒が前記弾持力に抗して前記副弁体を前記バイパス孔から離間させることで冷媒の流路面積が拡大し、前記バイパス孔から流入した高圧流体は前記第1流体圧受部、前記肩部及び前記第2流体圧 受部に作用し、さらに前記副弁体は前記バイパス孔から離間し、冷媒は急速に前記流体出口から流出することを特徴とする電気式膨張弁。
  3. 前記出口支流路の出口は、前記出口通路とは別に、前記ブロック本体に設けた第2流体出口に接続することを特徴とする請求項2記載の電気式膨張弁。
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