JP4106292B2 - 両面給送方式、両面給送装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、より詳細には、シート材の両面に画像を形成するために備えられる両面給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、シート材の片面に画像を形成した後に、シート材を表裏反転させて再び画像形成部に再給送し、別の片面にも画像を形成する両面印刷機能を備えた画像形成装置が知られている。これらの画像形成装置においては、シート材の給送手段、再給送手段、あるいはまた、反転手段等がジャムを引き起こした場合に、画像形成装置本体に対して回動自在に設けられたカバーを開くことで、それらの内部が開放されて、ジャム処理を容易に行える構成としている。
【0003】
特許文献1に開示された画像形成装置は、装置本体に対し回動自在に設けられたシート材給送ガイドの内部にシート材再給送手段を設け、シート材再給送手段を着脱可能な機構とすることで優れたジャム処理操作性を実現した両面給送装置を備えるものである。しかしながら、上記の両面給送装置は、シート材給送ガイド全体にシート材の給送手段を設けた機構となっており、省スペース化が図られていない。また、給送精度に寄与するシート材給送手段に関しては着脱自在な構成になっていることから、交換性に優れているが、その他の部材の交換性については考慮されていない。その他の部材とは、例えば、画像の精度に大きく寄与する転写手段等であり、これらの部材の交換性にも優れることが望まれている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−2330号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点を解決するために、本発明は、装置の小型化が図れると共に、ジャム処理操作性、並びにシート材の給送精度に寄与するシート材再給送手段及び画像の精度に寄与する転写手段のメンテナンス性を向上させる両面給送方式、及び両面給送装置を提供することを課題とする。また、当該両面給送装置を備え、小型化が可能で、ジャム処理操作性、メンテナンス性に優れた画像形成装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、装置本体に対し、回動自在に形成されたカバーと、シート材給送手段により給送されたシート材に像担持体上のトナー像を転写する転写手段と、該転写手段を通過するシート材の給送経路を形成する給送経路形成部材と、トナー像が形成されたシート材を再給送する再給送手段とを備え、前記転写手段と前記再給送手段とは前記給送経路形成部材に設けられ、前記給送経路形成部材は、前記カバ−とともに回動し、前記給送経路形成部材は、前記カバ−に対し着脱可能に形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記カバーと、前記給送経路形成部材との間に形成された空間がシート材の再給送経路を形成することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、像担持体を備え、該像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによって現像することにより画像を形成する画像形成部を有し、シート材給送手段によりシート材を画像形成部に給送し、レジスト手段によりシート材の斜行補正を行って、画像形成部で形成された像担持体上のトナー像を転写手段によってシート材に転写し、その後定着手段によってシート材の片面にトナー像を定着させた後、該シート材を反転手段により反転させて、再び前記レジスト手段に向けて再給送手段により再給送し、別の片面にトナー像を転写、定着させる画像形成装置において、請求項1又は2に記載の画像形成装置であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置本体の斜視図である。画像形成装置100は、上部に自動原稿搬送装置、原稿読み取り装置を備え、下部に給紙装置を備える。本体中央部には、シート材に画像を形成する画像形成部、両面印刷のためにシート材を表裏反転させる反転手段、両面印刷のために画像形成部へのシート材の給送を司る両面給送装置が備えられている。画像形成部は、像担持体を有し、その周囲に、像担持体表面を帯電させる帯電手段、帯電した像担持体表面を露光して潜像を形成する露光手段、像担持体表面の潜像にトナーを供給して現像する現像手段、像担持体上のトナー像をシート材に転写する転写手段、シート材上のトナー像を定着させる定着手段が配置されている。
【0010】
次に、本発明の両面給送方式、並びに両面給送装置について説明する。両面給送装置は、図1の画像形成装置100本体側面に対し、回動自在に形成されたカバー1内部に備えられている。
図2は、両面給送装置の構成を示す分解斜視図である。図示していないが、図中右手奥側に回動支点があり、図2はカバー1を回動して水平にした状態である。また、図3は、図2の縦断面を拡大して示す図である。本発明の両面給送装置は、装置本体に対し、回動自在に形成されたカバー1と、画像形成装置100下部に備えられた図示しない給紙装置よりシート材給送手段によって画像形成部に給送されてきたシート材のガイド機構としてのシート材給送ガイド2と、転写手段4を通過するシート材の給送経路を形成する給送経路形成部材3とから構成される。シート材給送ガイド2は、シート材の斜行を補正し転写手段4に向けてシート材を給送するレジスト手段8を保持している。また、給送経路形成部材3は、転写手段4、再給送手段5、6を保持し、締結ピン7によってカバー1に固定されている。このように、レジスト手段8、転写手段4をシート材給送ガイド2、給送経路形成部材3等の部材上に設ける構成としたことで、装置の小型化を図ることができる。
また、カバー1と、シート材給送ガイド2及び給送経路形成部材3との間に形成される空間は、各部材がシート材再給送ガイドの役目を担うことで、再給送手段5、6によって再びレジスト手段8に向けて給送されるシート材の再給送経路が形成される構成となっている。
【0011】
この両面給送装置によるシート材の給送方式は以下の通りである。レジスト手段8によって斜行補正されたシート材は、シート材給送ガイド2に従って転写手段4の上部に給送され、転写手段4と対向配置されている図示しない像担持体上のトナー像を、像担持体と転写手段4とが形成するニップ部を通過するときに転写される。トナー像を転写された後のシート材は、図示しない定着手段に搬送され、シート材上にトナー像を定着される。これにより、片面の画像形成が終了するが、その後、別の片面に画像を形成するために、シート材は、図示しない反転手段に搬送され、表裏反転される。反転した後のシート材は、再び両面給送装置に戻り、再給送手段5、6によってレジスト手段8に向けて給送され、カバー1と、シート材給送ガイド2及び給送経路形成部材3との間に形成される再給送経路を通過する。
【0012】
図2に示す両面給送装置において、転写手段4と再給送手段5、6とを備える給送経路形成部材3は、締結ピン7の抜き差しにより、シート材給送ガイド2に対し着脱が自在にできるようになっている。締結ピン7は、リベット、ネジ等を用いるものであっても良い。これにより、シート材の再給送経路上で生じたジャムの処理を容易に行うことができる。また、再給送手段5、6の各部材の交換が行えるのはもちろんのこと、再給送手段5、6と共に給送経路形成部材3上に設けられている転写手段4も同様にして、寿命到来等交換が必要になったときには、容易にそれを行うことができ、メンテナンス性に優れた構成である。
【0013】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明により、転写手段と再給送手段とを同一部材上に設け、シート材給送ガイドに対し着脱自在に形成したことで、シート材のジャム処理操作性、及びメンテナンス性を向上させた両面給送方式、ならびに両面給送装置を提供することができる。また、当該両面給送装置の構成によって、小型化が可能で、ジャム処理操作性、メンテナンス性に優れた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置本体の斜視図である。
【図2】両面給送装置の構成を示す分解斜視図である。
【図3】図2の縦断面を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1 カバー
2 シート材給送ガイド
3 給送経路形成部材
4 転写手段
5,6 再給送手段
7 締結ピン
8 レジスト手段
100 画像形成装置
Claims (3)
- 装置本体に対し、回動自在に形成されたカバーと、
シート材給送手段により給送されたシート材に像担持体上のトナー像を転写する転写手段と、
該転写手段を通過するシート材の給送経路を形成する給送経路形成部材と、
トナー像が形成されたシート材を再給送する再給送手段とを備え、
前記転写手段と前記再給送手段とは前記給送経路形成部材に設けられ、
前記給送経路形成部材は、前記カバ−とともに回動し、
前記給送経路形成部材は、前記カバ−に対し着脱可能に形成されている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記カバーと、前記給送経路形成部材との間に形成された空間がシート材の再給送経路を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 像担持体を備え、該像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによって現像することにより画像を形成する画像形成部を有し、シート材給送手段によりシート材を画像形成部に給送し、レジスト手段によりシート材の斜行補正を行って、画像形成部で形成された像担持体上のトナー像を転写手段によってシート材に転写し、その後定着手段によってシート材の片面にトナー像を定着させた後、該シート材を反転手段により反転させて、再び前記レジスト手段に向けて再給送手段により再給送し、別の片面にトナー像を転写、定着させる画像形成装置において、
請求項1又は2に記載の画像形成装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
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