JP4105677B2 - ヘッド位置検出方法及びディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明はヘッド位置検出方法及びディスク装置に係り、特に、サーボ信号を面積サーボ方式により検出するヘッド位置検出方法及びディスク装置に関する。近年、情報化社会において情報量の増大に伴い、磁気ディスク装置の記憶容量の増加、及び、記憶データへのアクセスの高速化が要求されている。このため、磁気ディスク装置には、BPI(Byte Per Inch :記録密度を示す単位)の増加、及び、TPI(Tracks Per Inch :トラック密度を示す単位)の向上が求められている。
一方、磁気ディスク装置において、TPIを増加させると、トラック間のデッドスペースが減少する。トラック間のデッドスペースが減少すると、高いヘッド位置の検出精度が要求される。また、高いヘッド位置の検出精度を実現するためにはサーボ信号の検出を高精度に行う必要がある。このため、サーボ信号の検出方式が従来のサーボ信号のピーク値からヘッド位置を検出する、いわゆる、ピークホールド方式からサーボ信号の波形を積分し、積分値でヘッド位置を検出する、いわゆる、面積サーボ方式に移行してきている。
図10に従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成図を示す。磁気ディスク装置1は、矢印A方向に回転する磁性体よりなる磁気ディスク2上に磁気ヘッド3を近接させて情報の記録・再生を行う。磁気ディスク2には情報の記録・再生位置を確定するために予め同心円状にシリンダが設定されている。磁気ヘッド3は、アーム4の先端に保持されている。アーム4は、他端がアクチュエータ5に保持されている。アクチュエータ5は、アーム4を軸5aを中心として矢印B方向に回動させ、磁気ヘッド3を所望のシリンダに位置制御を行う。
また、磁気ヘッド3で磁気ディスク2を走査することにより再生された信号は、R/W(Read/Write)プリアンプ6に供給される。R/Wプリアンプ6は、磁気ヘッド3により再生された信号を増幅し、自動ゲイン制御(AGC:Automatic Gain Control)アンプ7に供給するとともに、磁気ディスク2に記録する記録信号を増幅して磁気ヘッド3に供給する。
AGC回路7は、R/Wプリアンプ6で増幅された再生信号のうち主信号の振幅が一定レベル以下になるように制御する。AGC回路7の出力信号は、信号検出部8及びサーボ検出部9に供給される。信号検出部8は、再生信号から制御情報及びデータを読み取って、ディジタル情報に変換してCPU10に供給する。CPU10は、信号検出部8から読み取ったディジタル情報を復号化して再生データとして出力する。
また、サーボ検出回路9は、AGCアンプ7の出力信号のうちサーボ部を検出して、サーボ部のサーボバースト信号により磁気ヘッド3の現在位置を検出し、誤差信号を生成してCPU10に供給する。CPU10はサーボ検出部9からの誤差信号に応じて磁気ヘッド3の位置を制御する位置制御信号を生成し、D/A(Digital /Analog)変換器11に供給する。D/A変換器11では、CPU10から供給された位置制御信号をアナログ信号に変換してドライバ12に供給する。ドライバ12は、D/A変換器11から供給された位置制御信号に応じてアクチュエータ5を駆動するための駆動信号を生成して、アクチュエータ5に供給する。
アクチュエータ5は、ドライバ12から供給された駆動信号により軸5aを中心に回動して、アーム4を矢印B方向に回動させる。アクチュエータ5が回動することによりアーム4の先端に保持された磁気ヘッド3が磁気ディスク2上を矢印B方向に移動して、磁気ディスク2上の所望のシリンダを走査する。図11は磁気ディスクのデータフォーマットを示す図である。図11(A)は磁気ディスクの斜視図、図11(B)はシリンダの展開図を示す。
図11(A)に示すように磁気ディスク2には両面に同心円上に複数のシリンダ21が形成されている。シリンダ21には、図11(B)に示すように磁気ヘッド3により読み取られることにより磁気ヘッド3の位置を認識するためのサーボ部22が所定の間隔で形成され、サーボ部22の間にデータを書き込むためのデータ部23が形成されている。
記録再生時にサーボ部22に書き込まれたサーボバースト信号を磁気ヘッド3により再生し、再生した信号により磁気ヘッド3が現在の走査しているシリンダ番号、及び、シリンダ21上の位置ずれがCPU10により認識される。図12は磁気ディスクのサーボ部のデータフォーマットを示す図である。サーボ部22は、信号の受信レベルを統一するためのAGC部24、サーボ情報の始まりを示すトレーシングパターン部25、シリンダ番号等のディジタル情報が記録されたサーボ情報部26、トラッキングエラー信号を生成するためのサーボバースト信号が記録されたサーボバースト部27から構成される。
サーボバースト部27は、図12に示すように隣接するシリンダ21にまたがって形成されたサーボバースト信号S1 、S2 と各シリンダ21上に形成されたサーボバースト信号S3 、S4 よりなり、サーボバースト信号S1 、S2 、S3、S4 はシリンダの延在方向に順に形成されている。図13に磁気ヘッドにより再生されたサーボバースト信号の波形図を示す。図13は、図12において磁気ヘッド3でシリンダ21−1の略中央部を矢印C方向に走査したときの再生信号の波形図を示している。
まず、時刻t0 〜t1 で、磁気ヘッド3は、サーボバースト信号S1 を走査する。このとき、サーボバースト信号S1 は、シリンダ21−1の中心からシリンダ21−2の中心にまたがって形成されているので、磁気ヘッド3がシリンダ21−1の中心を走査すると、その略半分を走査することになる。このため、振幅が磁気ヘッド3の全体でサーボバースト信号を再生したときの略半分になる。
次に、時刻t1 〜t2 で、磁気ヘッド3が矢印C方向にシリンダ21−1上を走査すると、磁気ヘッド3は、サーボバースト信号S2 上を走査する。このとき、サーボバースト信号S2 は、シリンダ21−3の中心からシリンダ21−1の中心にまたがって形成されているので、磁気ヘッド3がシリンダ21−1の中心を走査すると、その略半分を走査することになる。このため、振幅が磁気ヘッド3の全体でサーボバースト信号を再生したときの略半分になる。
次に、時刻t2 〜t3 で、磁気ヘッド3が矢印C方向にシリンダ21−1上を走査すると、磁気ヘッド3は、サーボバースト信号S3 上を走査する。このとき、サーボバースト信号S3 は、シリンダ21−1の全幅に亘って形成されているので、磁気ヘッド3で再生される信号は全てサーボバースト信号となり、磁気ヘッド3でサーボバースト信号を再生したときの最大の振幅となる。
次に、時刻t3 〜t4 で、磁気ヘッド3が矢印C方向にシリンダ21−1上を走査すると、磁気ヘッド3は、サーボバースト信号S4 の間を走査する。このため、サーボバースト信号S4 は再生されない。図13に示すように、サーボバースト信号の再生信号は、R/Wプリアンプ6及びAGCアンプ7を介してサーボ検出部9に供給される。サーボ検出部9は、上記隣接するシリンダ間にかかって形成されたサーボバースト信号S1 とサーボバースト信号S2 との差異を正確に求めるためにサーボバースト信号S1 及びサーボバースト信号S2 を積分した積分値を求める。
図14に従来のサーボ検出部の一例のブロック構成図を示す。サーボ検出部9は、AGCアンプ7の出力サーボバースト信号を全波整流する全波整流器31、全波整流器31で全波整流されたサーボバースト信号を積分する積分回路32、積分回路32で得られた積分値をディジタルデータに変換するA/D変換器33、AGCアンプ7の出力サーボバースト信号のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出器34、ゼロクロス検出器34で検出されたゼロクロス点をカウントし、予め設定されたカウント値になったときに積分回路32の積分値を保持するように積分回路32を制御する積分制御回路35から構成される。
図15に従来の積分回路のブロック構成図を示す。積分回路32は、全波整流器31により全波整流されたサーボバースト信号を蓄積するコンデンサCap、コンデンサCapに蓄積された充電電圧を保持するホールド回路36から構成される。ホールド回路36には、CPU10及び積分制御回路35が接続されており、コンデンサCapに保持された充電電圧の放電、及び、コンデンサCapの充電電圧の保持が行われる。ホールド回路36は、CPU10からのスタート制御信号に応じてコンデンサCapを放電させ、コンデンサCapへのサーボバースト信号の充電を行う。
また、積分制御回路35にも、CPU10からスタート制御信号が供給されており、ゼロクロス点のカウント値のリセットが行われる。積分制御回路35は、CPU10からのスタート制御信号によりリセットされ、カウントが開始され、カウントが予め設定された所定のカウント値になったときにホールド回路36にコンデンサCapの充電電圧を保持する。
図16に従来のサーボ検出部の動作説明図を示す。図16(A)はサーボバースト信号、図16(B)はゼロクロス点カウント値、図16(C)はコンデンサCapの充電電圧を示す。時刻t0 でCPU10からスタート制御信号が出力されると、コンデンサCapが放電され、図16(C)に示すようにコンデンサCapの充電電圧が0になるとともに、図16(B)に示すように積分制御回路35がリセットされ、サーボバースト信号のゼロクロス点のカウント値が0とされる。
次に、図16(A)に示すように時刻t1 でサーボバースト信号がゼロクロス点を通過すると、積分制御回路35のカウント値がカウントアップされ、「1」になる。同様に、時刻t2 〜t10でサーボバースト信号がゼロクロスし、積分制御回路35のカウント値がカウントアップされる。この間、コンデンサCapは図16(A)に示すサーボバースト信号を全波整流した信号により充電され、その充電電圧は図16(C)に示すように上昇する。
時刻t10で積分制御回路35のカウント値が予め設定された所定のカウント値「10」になると、積分制御回路35は、ホールド回路36を制御して、コンデンサCapの充電を停止する。また、積分制御回路35は、そのときの充電電圧V1 をホールド回路36に保持する。ホールド回路36に保持された充電電圧V1 は、A/D変換器33によりディジタルデータに変換されて、CPU10に供給される。
CPU10は、サーボバースト信号S1 とサーボバースト信号S2 の積分値の差に応じて磁気ヘッド3が所望のシリンダ21−1の中心を走査するように磁気ヘッド3の位置を制御するための誤差信号を生成する。
しかるに、従来の磁気ディスク装置の面積サーボ方式を用いたサーボ検出回路は、図16(A)の時刻t11、t5 、t12付近に破線で示すようにサーボバースト信号のゼロクロス点付近にノイズが乗ると、図16(B)に(5)、(7)に示すようにノイズをゼロクロス点としてカウントしてしまい、積分すべきバースト信号のピーク数が増加し、時刻t8 で積分制御回路のカウント値が「10」となってしまう。したがって、コンデンサCapは、本来時刻t10で積分が停止されるものが時刻t8 で積分が停止されてしまうので、通常時の積分値V1 より時間(t10−t8 )だけ積分期間で短い積分値V2 が検出されてしまうことになる。
したがって、ノイズによりサーボバースト信号の積分値にバラツキが発生してしまい、正確なオントラック状態を把握できず、ヘッド位置を正確に位置決めできない等の問題点があった。また、従来の磁気ディスク装置の面積サーボ方式を用いたサーボ回路は、サーボバースト信号を充電する容量が一定であった。一方、磁気ヘッドの位置が磁気ディスクの内周側の場合と磁気ディスクの外周側の場合とでは、読み取ったサーボバースト信号の波形が異なる。
図17に磁気ディスクの内周側及び外周側のサーボバースト信号の波形図を示す。図17において、実線が内周側におけるサーボバースト信号、破線が外周側のサーボバースト信号の波形を示す。磁気ディスクの内周側と外周側とでは磁気ディスクへの記録密度が異なるため、再生サーボバースト信号の半値幅W50に差が生じ、内周側で記録密度を最大にすると、外周側では、サーボバースト信号の半値幅W50が小さくなり図に破線で示すように歪んでしまう。
このため、磁気ディスクの外周側では、サーボバースト信号の積分値が内周側に比べて図17に斜線で示す分だけ小さくなってしまう。サーボバースト信号の積分値が小さくなると、磁気ヘッドの位置に対する積分値の変化も小さくなるので、変化量に対するバースト信号の積分値の差分が小さくなり、磁気ヘッドの位置ずれに対する感度が低下し、ヘッド位置の位置決めを正確に行えない等の問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、サーボバースト信号を正確に検出することによりヘッドの位置決めを正確に行えるヘッド位置検出方法及びディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、ディスク上に予め書き込まれたサーボ信号をヘッドにより読み取り、該ヘッドにより読み取った該サーボ信号を所定のゼロクロス点の数分、積分し、該積分値に基づいて該ヘッドの該ディスク上での位置を検出するヘッド位置検出方法において、前記サーボ信号のゼロクロス点を検出し、前記ゼロクロス点を計数するとともに、前記サーボ信号のゼロクロス点の検出を開始してからの時間を計時し、前記計時時間が前記サーボ信号のゼロクロス点のカウントが開始されてから一定のカウント値になる時間より小さい所定時間以上となり、かつ、前記検出したゼロクロス点が前記所定の数分検出されたときに、前記サーボ信号の積分動作を停止することを特徴とする。
本発明によれば、サーボ信号中のノイズをゼロクロス点としてカウントし、前記所定時間以内に一定カウント数となってしまった場合でも、所定時間経過しないと積分の停止を許可しないので、必要以上に小さい積分値を検出してしまうことがないため、ノイズなどの影響を低減でき、ヘッドのディスク上での位置を正確に検出できる。
上述の如く、本発明によれば、サーボ信号中のノイズをゼロクロス点としてカウントし、前記所定時間以内に一定カウント数となってしまった場合でも、所定時間経過しないと積分を停止を許可しないので、必要以上に小さい積分値を検出してしまうことがないため、ノイズなどの影響を低減でき、ヘッドのディスク上での位置を正確に検出できる等の特長を有する。
図2に本発明の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、図14と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施例は、ハードディスクドライブ(HDD)に本発明のサーボ信号検出方法を適用したものである。
本実施例のハードディスクドライブ100は、サーボ検出部101、及び、CPU102に特徴がある。本実施例のサーボ検出部101は、サーボバースト信号の積分値を検出して、サーボバースト信号の差分からトラッキングエラー信号を生成する回路で、サーボバースト信号からゼロクロス点の検出に影響のある高周波のノイズを除去するとともに、サーボバースト信号の期間を限定し、サーボバースト信号の誤検出がないよう構成している。
図1に本発明の一実施例のサーボ検出部101のブロック構成図を示す。同図中、図10と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施例のサーボ検出部101には、AGCアンプの出力信号が供給される。サーボ検出部101では、AGCアンプ7の出力信号は、まず、ノイズを除去するローパスフィルタ111に供給される。
ローパスフィルタ111は、サーボバースト信号の周波数を約7〜8MHzとしたとき、その倍程度の20MHz以上の周波数の信号をカットする特性に設定されている。このローパスフィルタ111により、サーボバースト信号の波形を歪ませることなく、ノイズ成分が除去され、ゼロクロス検出器34に供給される。このため、ゼロクロス検出器34は、ノイズ成分を誤ってゼロクロス点として検出してしまうことがなくなる。
ローパスフィルタ111によりノイズ成分が除去された信号は、全波整流器31、及び、ゼロクロス検出器34に供給される。全波整流器31は、ローパスフィルタ111から供給された信号を全波整流する。また、ゼロクロス検出器34は、ローパスフィルタ111から供給された信号のゼロクロス点を検出する。全波整流器31で全波整流された信号は、積分回路112に供給される。積分回路112は、全波整流器で全波整流された信号をコンデンサに充電することにより、サーボバースト信号の積分値を検出し、A/D変換器33によりディジタルデータに変換した後CPU102に供給する。
ここで、積分回路112の詳細を図面とともに説明する。図3に本発明の一実施例の積分回路のブロック構成図を示す。本実施例の積分回路112は、容量の異なる2つのコンデンサC1 及びC2 、コンデンサC1 及びC2 のうち充電を行うべきコンデンサを切り換える切換回路121、切換回路121により選択されたコンデンサの充電電圧をホールドするホールド回路122から構成される。
コンデンサC1 は、コンデンサC2 に比べて大きい容量に設定されており、磁気ヘッド3の位置が磁気ディスク2の所定の位置より内周側に位置するときに選択される。また、コンデンサC2 は、コンデンサC1 に比べて小さい容量に設定されており、磁気ヘッド3の位置が磁気ディスク2の所定の位置より外周側に位置するときに選択される。
切換回路121には、CPU102から切換制御信号が供給される。切換回路121は、CPU102から供給される切換制御信号に応じてコンデンサC1 、C2 の接続を切り換える。CPU102は、シリンダ番号の検出結果に応じて実効される容量切換処理により切換制御信号を生成する。
図4に本発明の一実施例のCPUの容量切換処理のフローチャートを示す。CPU102は、信号検出部8からの信号を監視しており、図に示すサーボ部の読み取りを検出すると、容量切換処理を実行する。CPU102は、まず、信号検出部8から供給されたシリンダ番号情報Sa を認識する(ステップS1−1、S1−2)。
ステップS1−2で、シリンダ番号情報Sa を認識すると、認識したシリンダ番号情報Sa を予め設定しておいた磁気ディスク2の外周側と内周側とを分ける境界のシリンダ番号S0 と比較する(ステップS1−3)。ステップS1−3で、認識したシリンダ番号Sa が境界のシリンダ番号Sa より小さければ、磁気ディスク2に対して磁気ヘッド3が内周側に位置すると判断して、切換回路121をコンデンサC1 が接続されるように制御する切換制御信号を生成する(ステップS1−4)。
また、ステップS1−3で、認識したシリンダ番号Sa が境界のシリンダ番号Sa より大きければ、磁気ディスク2に対して磁気ヘッド3が外周側に位置すると判断して、切換回路121をコンデンサC1 が接続されるように制御する切換制御信号を生成する(ステップS1−5)。このように、CPU102による容量切換処理により、磁気ディスク2上で現在、磁気ヘッド3が走査しているサーボ部に格納されたシリンダ番号情報に応じて、現在、磁気ヘッド3が磁気ディスク2上の内周側に存在するか、外周側に存在するかが判定され、切換回路121に磁気ヘッド3の位置に応じた切換制御信号が供給される。切換回路121は、CPU102からの切換制御信号に応じて容量の大きいコンデンサC1 又は容量の小さいコンデンサC2 のいずれかに切り換える。
以上により磁気ヘッド3が磁気ディスク2の内周側に位置するときには容量が大きなコンデンサC1 が接続され、磁気ヘッド3が磁気ディスク2の外周側に位置するときには容量の小さなコンデンサC2 が接続される。このため、図17に示すように磁気ヘッド3による再生信号の半値幅の大きくなる磁気ディスクの内周側では外周側に比べて容量の大きいコンデンサC1 によりサーボバースト信号が充電され、積分値が求められ、図17に示すように磁気ヘッド3による再生信号の半値幅が小さくなる磁気ディスク2の外周側では内周側に比べて容量の小さいコンデンサC1 によりサーボバースト信号が充電され、積分値が求められるため、磁気ディスク2の内周側と外周側とで積分値に差が生じないように設定すれば、磁気ディスク2の内周側と外周側とでの位置制御の感度をほぼ等しくできる。したがって、磁気ディスク2の全面に亘って磁気ヘッド3の位置決めの精度を一定にできる。
なお、上記積分回路112では、容量の異なるコンデンサC1 ,C2 の切換により積分値の傾きを磁気ディスクの内外周によらず、一定となるようにしたが、コンデンサの容量を一定として充電電流を磁気ヘッド3の磁気ディスク2上での位置に応じて変化させることにより、積分値を一定にする構成も考えられる。図5に本発明の一実施例の積分回路の変形例のブロック構成図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例の積分回路123は、コンデンサC0 の容量を固定とし、全波整流器の出力信号に応じた電流をチャージポンプ回路124によりコンデンサC0 に供給する構成とする。チャージポンプ回路124の全波整流器31の出力信号に対する出力電流をゲインは、CPU102からの指示情報に応じて変化する。CPU102の指示情報は、D/A変換器125によりアナログ信号に変換されてチャージポンプ回路124に供給される。
図6に本発明の一実施例の変形例の積分回路を用いたときのCPUの容量切換処理のフローチャートを示す。CPU102は、信号処理部からの信号を監視しており、図に示すサーボ部の読み取りを認識検出すると、容量切換処理を実行する。CPU102は、信号検出部8から供給されたシリンダ番号情報Sa を認識する(ステップS2−1、S2−2)。
ステップS2−2で、シリンダ番号情報Sa を認識すると、CPU102は認識したシリンダ番号情報Sa に応じて、内部に予め設定しておいた充電電流情報を読み出し、D/A変換器に供給する(ステップS2−3)。充電電流情報は、サーボバースト部の再生信号の半値幅W50に応じて設定されており、チャージポンプ回路124からコンデンサC0 に供給される充電電流が磁気ディスクの内周側のシリンダ番号ほど、大きくなるように設定されている。
D/A変換器125は、CPU102から供給された充電電流情報をアナログ信号に変換してチャージポンプ回路124に供給する。チャージポンプ回路124はCPUからの充電電流情報に応じたゲインで、全波整流器の出力信号を増幅した充電電流をコンデンサC0 に供給する。以上により、磁気ヘッド3の磁気ディスク2上での位置によらず、サーボバースト部の積分値の傾きを一定にできるので、磁気ディスク2の内周側と外周側とでの位置制御の感度をほぼ等しくでき、したがって、磁気ディスク2の全面に亘って磁気ヘッド3の位置決めの精度を一定にできる。
上記図3、図5の積分回路112、123で検出されたサーボバースト信号の積分値は、A/D変換器33に供給される。A/D変換器33は、積分回路112で検出されたサーボバースト信号のアナログ積分値をディジタルデータに変換してCPU102に供給する。CPU102はA/D変換器125から供給されるディジタル情報に基づいて磁気ヘッド3の磁気ディスク2に対する位置を制御するサーボ処理を行う。
図7に本発明の一実施例のCPUのサーボ処理のフローチャートを示す。CPU102は、サーボ処理では、まず、図12に示す第1サーボバースト信号S1 の積分値に対応したディジタル情報をA/D変換器33から取得し、保持する(ステップS3−1)。次に、CPU102は、図12に示す第1サーボバースト信号S1 の次に配置された第2サーボバースト信号S2 の積分値に対応したディジタル情報をA/D変換器33から取得し、保持する(ステップS3−2)。
CPU102は、ステップS2−1で取得・保持した第1サーボバースト信号S1 の積分値とステップS3−2で取得・保持した第2サーボバースト信号S2の積分値との差を検出し、第1サーボバースト信号S1 の積分値と第2サーボバースト信号S2 の積分値との差に応じてヘッド位置制御信号を作成する(ステップS3−3、S3−4)。
CPU102は、ステップS3−4で作成されたヘッド位置制御信号をD/A変換器11に供給して、サーボ処理を終了する(ステップS3−5)。D/A変換器11は、CPU102から供給されたヘッド位置制御信号をアナログ信号に変換して、アクチュエータ5を駆動するドライバ12に供給する。ドライバ12はD/A変換器11から供給されたヘッド位置制御信号に応じてアクチュエータ5を駆動する駆動信号を補正する。
ドライバ12で生成された駆動信号はアクチュエータ5に供給される。アクチュエータ5はドライバ12から供給される駆動信号に応じて回動して、磁気ヘッド3を磁気ディスク2の内外周方向に移動させる。以上により、現在磁気ヘッド3が走査しているシリンダに隣接するシリンダとの境界部分に配置された第1及び第2サーボバースト信号S1 、S2 を検出し、その積分値の差に応じて磁気ヘッド3が第1及び第2サーボバースト信号S1 、S2 の積分値の差がなくなるように、すなわち、磁気ヘッド3が所望のシリンダの中心線上を走査するように制御される。
ここで、ゼロクロスカウンタ113、タイマ回路114について図1に戻って説明をする。サーボ検出部101において、ローパスフィルタ111の出力信号は、全波整流器31を介して積分回路112に供給され、積分されると共に、ゼロクロス検出器34に供給され、積分回路112による積分期間の制御に用いられる。
ゼロクロス検出器34は、ローパスフィルタ111から供給された信号のゼロクロス点を検出して、ゼロクロス点でワンショットパルスを発生する。ゼロクロス点で発生されたワンショットパルスは、ゼロクロスカウンタ113に供給される。ゼロクロスカウンタ113は、ゼロクロス検出器34から供給されたゼロクロス点で発生されたワンショットパルスをカウントする。このとき、ゼロクロスカウンタ113は、CPU102から供給されるスタート制御信号によりリセットされ、出力パルスをハイレベルに立ち上げる。
ゼロクロスカウンタ113は、カウント値が予め設定された所定のカウント数に達すると、出力パルスを反転させ、ローレベルにする。ゼロクロスカウンタ113のカウント値はタイマ回路114に供給される。タイマ回路114には、CPU102からゼロクロスカウンタ113に供給されるのと、同一のスタート制御信号が供給されており、スタート制御信号によりゼロクロスカウンタ113と同期してリセットされ、予め設定された所定時間の計時を行う。タイマ回路114は、所定時間経過後にゼロクロスカウンタ113の出力パルスの出力を許可する。
図8に本発明の一実施例のタイマ回路の動作説明図を示す。図8(A)は全波整流器31により全波整流されたサーボバースト部の再生信号波形、図8(B)はコンデンサC1 又はC2 の充電電圧波形、図8(C)はタイマ回路114の出力パルス波形を示す。時刻t1 で、サーボバースト部が検出されると、CPU102からホールド回路122、ゼロクロスカウンタ113、タイマ回路114に対してスタート制御信号が供給される。ホールド回路122はCPU102からのスタート制御信号に応じてコンデンサC1 又はC2 を放電するとともに、保持された積分値をリセットする。このため、コンデンサC1 又はC2 の充電電圧は図8(B)に示すように「0」とされる。
次に、図8(A)に示すように全波整流器31からサーボバースト部の再生信号を全波整流した信号が積分回路112に供給されると、積分回路112のコンデンサC1 又はC2 は全波整流器31の出力信号により充電される。このため、図8(B)に示すようにコンデンサC1 又はC2 の充電電圧は、サーボバースト部の再生信号により徐々に充電される。
一方、ゼロクロスカウンタ113は、時刻t1 で、CPU102からのスタート制御信号に応じてリセットされ、出力パルスがハイレベルにされる。次にゼロクロスカウンタ113は、ゼロクロス検出器34で検出されたサーボバースト部の再生信号のゼロクロス点をカウントする。ゼロクロスカウンタ113は、ゼロクロス点を所定数、例えば、「10」までカウントすると、出力パルスをハイレベルからローレベルに反転させる。
また、タイマ回路114は、時刻t1 で、CPU102からのスタート制御信号に応じてリセットされ、所定の時間T0 経過した時刻t2 まで計時を行う。タイマ回路114は、所定の計時時間T0 を経過した後、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスの出力を許可する。所定の時間T0 は、通常時にゼロクロス点をカウントした場合に所定の数になる前までの時間に設定されている。
このため、ゼロクロス点が時刻t3 で所定のカウント数に達し、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスがローレベルになっても、タイマ回路114の計時は時刻t1 から所定の時間T0 を経過していないので、タイマ回路114から積分回路112に供給される出力パルスは、ハイレベルに維持され、タイマ回路114の計時時間が所定の計時時間計T0 を経過した時刻t2 で、ローレベルにされる。
また、サーボバースト部の再生信号が供給されてから、タイマ回路114の計時時間が所定時間T0 に達した後は、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスが積分回路112に供給される。このとき、ゼロクロスカウンタ113が所定のカウント数に達していなければ、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスは、ハイレベルなので、積分回路112に供給されるパルスはハイレベルに維持されることになる。
ゼロクロスカウンタ113のゼロクロス点のカウント値が時刻t4 で所定カウント値に達すると、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスはローレベルに反転するので、時刻t4 で積分回路112に供給されるパルスも反転してローレベルとなる。タイマ回路114からの出力パルスは積分回路112のホールド回路122に供給される。積分回路112のホールド回路122は、タイマ回路114からの出力パルスがハイレベルのときには、コンデンサC1 又はC2 に充電された充電電圧を取り込み保持し、タイマ回路114からの出力パルスがローレベルのときにはコンデンサC1 又はC2 との接続を切断して、ローレベルとなったときの充電電圧を保持する。
このため、サーボバースト部の再生信号のゼロクロス点のカウント数がノイズなどにより狂って、本来のカウントすべきゼロクロス点までゼロクロス点が計数されなくても、本来のカウント数の位置の近傍になるまではタイマ回路114により積分回路112のコンデンサC1 又はC2 の充電電圧がホールド回路122によりホールドされる。したがって、サーボバースト部に近似した積分値の検出が可能となる。
また、サーボバースト部の再生信号のゼロクロス点が正確にカウントされた場合には、正確なカウント数のゼロクロス点の直前でタイマ回路114の計時が終了し、カウントが終了した時点で積分回路112のコンデンサC1 又はC2 の充電電圧がホールド回路122によりホールドされる。このため、サーボバースト部の積分値を正確に検出できる。
本実施例によれば、ゼロクロスカウンタ113によりカウントすべきゼロクロス点のカウント数を管理するとともに、タイマ回路114によりサーボバースト部の再生信号のゼロクロス点が所定のカウント数になるべき時間を管理して、積分回路112のコンデンサC1 又はC2 の充電電圧の検出時点を制御することにより、サーボバースト部の積分値を正確に検出できるため、磁気ヘッド3のシリンダ上の走査を正確に行える。
なお、本実施例では、タイマ回路114は、積分が開始されてから所定の時間T0 経過後にゼロクロスカウンタ113の出力により積分回路112を停止させるように制御したが、更に、積分の終了時間を設定して、カウントミスなどによる過積分を防止する構成も考えられる。図9に本発明の一実施例のタイマ回路の変形例の動作説明図を示す。図9(A)は全波整流器31により全波整流されたサーボバースト部の再生信号波形、図9(B)はコンデンサC1 又はC2 の充電電圧波形、図9(C)はタイマ回路114の出力パルス許可信号の波形図を示す。
時刻t1 で、サーボバースト部が検出されると、CPU102からホールド回路122、ゼロクロスカウンタ113、タイマ回路114に対してスタート制御信号が供給される。ホールド回路122はCPU102からのスタート制御信号に応じてコンデンサC1 又はC2 を放電するとともに、保持された積分値をリセットする。このため、コンデンサC1 又はC2 の充電電圧は図9(B)に示すように「0」とされる。
次に、図9(A)に示すように全波整流器31からサーボバースト部の再生信号を全波整流した信号が積分回路112に供給されると、積分回路112のコンデンサC1 又はC2 は全波整流器31の出力信号により充電される。このため、図9(B)に示すようにコンデンサC1 又はC2 の充電電圧は、サーボバースト部の再生信号により徐々に充電される。
一方、ゼロクロスカウンタ113は、時刻t1 で、CPU102からのスタート制御信号に応じてリセットされ、出力パルスがハイレベルにされる。次にゼロクロスカウンタ113は、ゼロクロス検出器34で検出されたサーボバースト部の再生信号のゼロクロス点をカウントする。ゼロクロスカウンタ113は、ゼロクロス点を所定数、例えば、「10」までカウントすると、出力パルスをハイレベルからローレベルに反転させる。
また、タイマ回路114は、時刻t1 で、CPU102からのスタート制御信号に応じてリセットされ、計時を開始する。タイマ回路114は、計時時間が予め設定された第1の時間T1 になる時刻t2 までは積分回路112に供給するパルスをハイレベルに保持し、予め設定された第2の時間T2 になる時刻t3 以降はローレベルに保持し、リセットされてから、第1の時間T1 が経過してから第2の時間T2 経過するまでの時間T0 の間、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスの積分回路112への供給を許可する。
このとき、第1の時間T1 は、通常時にゼロクロス点をカウントした場合に所定の数になるであろう時間の前の時間に設定され、第2の時間T2 は、通常時にゼロクロス点をカウントした場合に所定の数になるであろう時間の後の時間に設定されている。このため、ゼロクロス点が時刻t4 で所定のカウント数に達し、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスがローレベルになっても、タイマ回路114の計時は時刻t1 から所定の時間T0 を経過していないので、タイマ回路114から積分回路112に供給される出力パルスは、ハイレベルに維持され、タイマ回路114の計時時間が第1の時間T1 となる時刻t2 で、ローレベルにされ、積分回路112の積分動作は停止される。
また、サーボバースト部の再生信号が供給されてから、タイマ回路114の計時時間が第1の時間T1 に達した後は、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスが積分回路112に供給される。したがって、ゼロクロスカウンタ113のゼロクロス点のカウント数が所定値に達していない場合には、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスはハイレベルなので、積分回路112に供給されるパルスはハイレベルに維持される。ここで、ゼロクロスカウンタ113のゼロクロス点のカウント値が時刻t5 で所定カウント値に達すると、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスはローレベルに反転するので、時刻t5 で積分回路112に供給されるパルスも反転され、ローレベルとなり、積分回路112の積分動作は停止される。
さらに、サーボバースト部の再生信号が供給されてから、タイマ回路114の計時時間が第2の時間T2 に達した時刻t3 になると、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスにかかわらず、積分回路112に供給されるパルスは強制的にローレベルとされ、積分回路112の積分動作は中止される。本実施例によれば、タイマ回路114の計時時間が第2の時間T2 に達した時刻t3 になると、ゼロクロスカウンタ113の出力パルスにかかわらず、積分回路112に供給されるパルスは強制的にローレベルとされ、積分回路112の積分動作は中止されるので、カウントミスなどにより、ゼロクロスカウンタ113によりカウントされないゼロクロス点があった場合でも、タイマ回路112の計時時間がゼロクロス点のカウント値が予め設定された所定のカウント値から大きくずれた第2の時間T2 になると、積分回路112の積分動作を停止することができるため、積分回路112に必要以上の積分動作を行わせずに済む。したがって、サーボバースト信号の積分値が大きくずれてしまうことがなくなり、正確なサーボ動作を実行できる。
本発明の一実施例のサーボ検出部のブロック構成図である。 本発明の一実施例のブロック構成図である。 本発明の一実施例の積分回路のブロック構成図である。 本発明の一実施例のCPUの容量切換処理のフローチャートである。 本発明の一実施例の積分回路の変形例のブロック構成図である。 本発明の一実施例の変形例の積分回路を用いときのCPUの容量切換処理のフローチャートである。 本発明の一実施例のCPUのサーボ処理のフォローチャートである。 本発明の一実施例のタイマ回路の動作説明図である。 本発明の一実施例のタイマ回路の変形例の動作説明図である。 従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成図である。 磁気ディスクのデータフォーマットを示す図である。 磁気ディスクのサーボ部のデータフォーマットを示す図である。 磁気ヘッドによりサーボバースト信号を再生したときの再生信号の波形図である。 従来のサーボ検出部の一例のブロック構成図である。 従来の積分回路の一例のブロック構成図である。 従来のサーボ検出部の動作説明図である。 磁気ディスクの内周側及び外周側のサーボバースト信号の波形図である。
符号の説明
2 磁気ディスク
3 磁気ヘッド
4 アーム
5 アクチュエータ
6 R/Wプリアンプ
7 AGCアンプ
8 信号検出部
11 D/A変換器
12 ドライバ
101 サーボ検出部
102 CPU
111 ローパスフィルタ
112、123 積分回路
113 ゼロクロスカウンタ
114 タイマ回路
121 切換回路
122 ホールド回路
124 チャージポンプ回路
125 A/D変換器

Claims (7)

  1. ディスク上に予め書き込まれたサーボ信号をヘッドにより読み取り、該ヘッドにより読み取った該サーボ信号を所定のゼロクロス点の数分、積分し、該積分値に基づいて該ヘッドの該ディスク上での位置を検出するヘッド位置検出方法において、
    前記サーボ信号のゼロクロス点を検出し、前記ゼロクロス点を計数するとともに、前記サーボ信号のゼロクロス点の検出を開始してからの時間を計時し、
    前記計時時間が前記サーボ信号のゼロクロス点のカウントが開始されてから一定のカウント値になる時間より小さい所定時間以上となり、かつ、前記検出したゼロクロス点が前記所定の数分検出されたときに、前記サーボ信号の積分動作を停止することを特徴とするヘッド位置検出方法。
  2. 記計時時間が前記サーボ信号のゼロクロス点のカウントが開始されてから前記一定のカウント値になる時間より大きい所定時間になったときに前記サーボ信号の積分を停止することを特徴とする請求項1記載のヘッド位置検出方法。
  3. 記ヘッドによる前記ディスク上での前記サーボ信号の検出位置によらず、前記サーボ信号による位置制御の感度が一定になるように積分感度を制御することを特徴とする請求項1記載のヘッド位置検出方法。
  4. 前記検出したサーボ信号のゼロクロス点にまたがって前記サーボ信号を変化させるノイズ成分を除去し、前記ノイズ成分を除去した前記サーボ信号を積分することにより前記ヘッドの位置を検出することを特徴とする請求項3記載のヘッド位置検出方法。
  5. ディスク上に予め書き込まれた信号を検出する信号検出手段と、該信号検出手段で検出された信号中のヘッドの位置を検出するサーボ信号のゼロクロス点をカウントするゼロクロスカウンタと、該サーボ信号を該ゼロクロスカウンタのカウント値が所定のカウント値になるまで積分する積分回路と、該積分回路で積分された積分値に基づいて該ヘッドの該ディスク上での位置を制御する制御手段とを具備するディスク装置において、
    前記ゼロクロスカウンタのカウントが開始されてからの時間を計時する計時手段と、
    前記計時手段の前記計時時間が前記サーボ信号のゼロクロス点のカウントが開始されてから一定のカウント値になる時間より小さい所定時間以上となり、かつ、前記検出したゼロクロス点が前記所定のカウント数分検出されたときに、前記サーボ信号の積分動作を停止する積分停止制御手段を有することを特徴とするディスク装置。
  6. 記ゼロクロスカウンタのカウントが開始されてからの時間を計時する計時手段と、
    前記計時時間が前記サーボ信号のゼロクロス点のカウントが開始されてから、一定カウント値になる時間より大きい所定時間になったときに前記サーボ信号の積分動作を停止させる積分停止制御手段とを有することを特徴とする請求項5記載のディスク装置。
  7. 記ヘッドによる前記ディスク上での前記サーボ信号の検出位置によらず、前記サーボ信号による位置制御の感度が一定になるように積分感度を制御する積分感度制御手段を有することを特徴とする請求項5記載のディスク装置。
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