JP4104607B2 - ケーブル類保護案内装置のケーブル類クランプ部材 - Google Patents
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Description
この為、従来では、前述の文献に開示されたケーブル取付けユニットのようなケーブル類クランプユニットを用いて、ケーブル類保護案内装置の端部にて収容されたケーブル類をケーブル類保護案内装置にクランプすることにより、ケーブル類保護案内装置の移動時に、ケーブル類保護案内装置と収容されたケーブル類の動きにズレが生じることを極力抑制し、ケーブル類の損傷を防止する対策がとられている。
すなわち、従来では、複数の橋絡片を一体的に形成されるケーブル取付けユニットを製造するための金型を用意し、樹脂材料などによりケーブル取付けユニットを製造する形態を採っていることにより、そのような複雑なケーブル取付けユニットを製造する為の金型を複数用意する必要があり製造コストが大幅に嵩むという問題点がある。
すなわち、従来では、収容するケーブル類の巾に合った橋絡片が存在しない使用形態においては、ケーブル類をケーブル類保護案内装置に確実にクランプするのが困難であり、この結果、ケーブル類保護案内装置の移動中にケーブル類保護案内装置とケーブル類の動きにズレが生じて収容されたケーブル類がケーブル収容空間内でケーブル類保護案内装置と擦れ合ったり、他のケーブル類と擦れ合ったりして摺動摩耗などにより損傷するという問題点がある。
すなわち、機械の静止部に取付けられる固定端と該機械の移動部に取付けられる移動端とに至る屈曲自在なケーブル類保護案内装置内に収納された大小異なるケーブル径を有するケーブル類の端部に応じてクランプするケーブル取付け部位を備えた複数種のクランプ用クシ歯部材と、前記固定端と移動端の少なくとも一方に取り付けられて前記クランプ用クシ歯部材の係合クシ歯部位を所望の係合装着位置で係合装着可能な複数の被係合部を備えたクシ歯受け部材とで構成されるケーブルクランプユニットであって、前記クシ歯受け部材に形成された複数の被係合部が、等間隔に配置された同一の嵌合巾をそれぞれ有して前記クランプ用クシ歯部材の係合クシ歯部位の係合装着位置を巾方向で変更自在に構成されていることによって、クランプ用クシ歯部材とクシ歯受け部材とが別体構造となり複雑な金型を複数用意する必要が無く製造コストを低減することができる。
また、別体構造により、収容するケーブル類の本数に合わせてクランプ用クシ歯部材を必要数だけ用意する形態を採れ、部品の無駄を無くして顧客に対する提供コストを削減することができる。
すなわち、クシ歯受け部材を装着する被係合部の装着ピッチが細間隔で形成されていることで、クランプ用クシ歯部材を収容されるケーブル類の配置に応じた任意の被係合部に装着することが可能であり、ケーブル類の配列に柔軟に対応してケーブル類を確実にケーブル類保護案内装置にクランプすることができ、ケーブル類保護案内装置の移動中にケーブル類に無理な力が作用するのを回避してケーブル類の損傷を防ぐことができる。
すなわち、クランプ用クシ歯部材のケーブル類を取付けるケーブル取付け部位の巾はケーブル類の径の大小に合わせて複数サイズのものを用意しているものの、クシ歯受け部材の被係合部と嵌合する係合クシ歯部位の巾を全被係合部で共通に利用できる共用巾としていることにより、どの被係合部に対してもサイズの異なるクランプ用クシ歯部材を任意に装着可能であり、収容するケーブル類の大小や配列に柔軟に対応してケーブル類を確実にケーブル類保護案内装置の端部にクランプすることができ、ケーブル類保護案内装置移動時にケーブル類保護案内装置とケーブル類の動きにズレが生じることを抑制してケーブル類の損傷を防止することができる。
具体的には、ケーブル類保護案内装置の構造としては、例えば、後述するように、左右一対のリンクプレートと、それら両リンクプレートを屈曲内周側で連結する屈曲内周側連結板と屈曲外周側で連結する屈曲外周側連結板とで構成される矩形状のリンク枠体を連結ピン等で長尺状に多数連結したものでも良いし、その他、中枠と上枠と下枠からなる箱体を連結ピン等で長尺状に多数連結したものでも良いし、また、その他、屈曲自在で一体的に形成された長尺状の囲繞体でも良い。
図1は、本発明に係るケーブルクランプユニット120が適用されるケーブル類保護案内装置100の斜視図である。
図1に示すように、本発明のケーブルクランプユニット120が適用されるケーブル類保護案内装置100は、例えば、産業用機械(例えば、半導体用チップマウンターや工作機械など)の移動部に該機械の静止部から電力や圧縮空気等のエネルギーを供給するケーブルやホース等のケーブル類C(C1,C2)を保護案内するために使用されるもので、例えば、矩形状のリンク枠体110が長尺状に多数連結され、図示はされていないが産業用機械の移動部と静止部との間の移動状況に応じて直線状態、あるいは屈曲状態を呈することができ、これらのリンク枠体110が連続して形成されたケーブル収容空間RO内にケーブル類C(C1,C2)を挿通した状態で保護案内できるようになっている。
前述したリンク枠体110は、例えば、優れた強度特性を発揮できるガラス繊維強化ポリアミド系樹脂によって成形され、離間配置された左右一対のリンクプレート111、111と、該リンクプレート111、111の屈曲内周側に横架された屈曲内周側連結板112と屈曲外周側に横架された屈曲外周側連結板113とが矩形状に一体化されている。
そして、屈曲内周側連結板112は、左右一対のリンクプレート111、111と射出成形加工によって一体化されているが、屈曲外周側連結板113は、一端が片方のリンクプレート111に回動可能に連結され、他端がもう片方のリンクプレート111に係合可能に開閉できるようになっている。
そして、リンクプレート111のプレート前方とプレート後方とは、プレート厚み方向に段差を形成した、いわゆる、オフセット構造を呈しており、さらに、リンクプレート111のプレート後方には、連結ピン114が設けられているとともに、プレート前方には、連結ピン114と略同一径の連結ピン孔115が設けられている。
したがって、リンク枠体110同士は、相互に連続して配置されるリンクプレート111、111の連結ピン114と連結ピン孔115とを嵌め込むことで連結され、連結ピン114を中心に規定の角度範囲内で屈曲することができるようになっている。
なお、ここで意味する巾方向とは、左右一対のリンクプレートを結ぶ左右方向のことである。
また、前述した複数の被係合部121aは、クランプ用クシ歯部材122(122A,122B)の装着ピッチを細かく調節する為に等しい細間隔(H)でクシ歯受け部材121に形成されている。
一方、クシ歯受け部材121には、嵌合溝部121bが形成されていることにより、クランプ用クシ歯部材122(122A,122B)に取付けられたケーブル類Cの動きに伴ってクランプ用クシ歯部材122がクシ歯受け部材121からケーブル類保護案内装置100の長手方向に抜け落ちるのを阻止するようになっている。
そして、クランプ用クシ歯部材122(122A,122B)には、前述したクシ歯受け部材121の被係合部121aと係合する係合クシ歯部位122aが形成されているとともに、クシ歯受け部材121の嵌合溝部121bと嵌合する嵌合突起部122cが形成されている。
また、このクランプ用クシ歯部材122(122A,122B)は、ケーブル類Cを取付けるケーブル取付け部位122bに、例えば、ナイロン(登録商標)で構成されたバンドNBの横ズレを防止する為のバンド固定溝122dが形成されているとともに、ケーブル類保護案内装置にクランプするケーブル類Cの外周形状に合ったケーブル受け曲面122eが形成されている。
したがって、本発明の実施例1であるケーブルクランプユニット120によれば、クシ歯受け部材121に形成された凹形状の被係合部121a及び嵌合溝部121bにクランプ用クシ歯部材122の係合クシ歯部位122aを嵌合するだけなので、クランプ用クシ歯部材122の着脱が容易である。
他方、クシ歯受け部材121に形成された凹形状の被係合部121aに係合するクランプ用クシ歯部材122の係合クシ歯部位122aの巾は、前述した嵌合巾(H)に応じた共用巾(H1)を有するとともに、ケーブル類Cを取付けるケーブル取付け部位122bの巾、すなわち、ケーブル受け曲面122eの巾が大小異なるケーブル類Cの径に応じたサイズ巾(H2やH3)を有する複数サイズ別のクランプ用クシ歯部材122A及びクランプ用クシ歯部材122Bを備えている。
なお、H,H1,H2,H3との間には、被係合部121aと係合クシ歯部位122aとが弾性力によって嵌合するために必要な条件、すなわち、H=H1或いはH≒H1であって、H≦H1≦H2<H3の関係がある。
また、本実施例1のケーブルクランプユニット120では、クランプ用クシ歯部材122がクシ歯受け部材121と嵌合した場合、該クランプ用クシ歯部材122に形成される係合クシ歯部位122aの長手方向端部面122fがクシ歯受け部材121の嵌合壁面121cに当接するようになっている。
また、このケースでは、ケーブル収容空間RO内に収容されているケーブル類C2に最も近い位置関係にあるクシ歯受け部材121の被係合部121aに対して、該ケーブル類C2の径巾に合った巾の広いケーブル取付け部位122bを有するクランプ用クシ歯部材122Aを係合装着する(図3参照)。
なお、具体的に、クランプ用クシ歯部材122(122A,122B)の装着方法としては、クランプ用クシ歯部材122の嵌合突起部122cを、クシ歯受け部材121の所望の被係合部121aの奥に位置する嵌合溝部121bの上方付近に配置させ、上方からクランプ用クシ歯部材122をクシ歯受け部材121に向けて下げて嵌合突起部122cと嵌合溝部121bを嵌合させるとともに、係合クシ歯部位122aの所定領域を所望の被係合部121aに嵌合させる。
なお、バンドNBは、クランプ用クシ歯部材122(122A,122B)に形成されたバンド固定溝122dにはまるようにして使用する。
また、この実施例では、1つのクランプ用クシ歯部材122に対して2本のバンドNBを使用してケーブル類Cをケーブル類保護案内装置100にクランプする形態を採っている。
なお、この実施例2のケーブルクランプユニット220では、前述した実施例1と同様な部分の符号を200番台に換えることにより、詳述は省略する。
したがって、この実施例2のケーブルクランプユニット220においても、実施例1と同様に、クシ歯受け部材221の円柱突起形状の被係合部221aに対してクランプ用クシ歯部材222の係合クシ歯部位222aの嵌合用孔222cを嵌合するだけなのでクランプ用クシ歯部材222の着脱が容易である。
そして、その被係合部221aに係合する係合クシ歯部位222aが前述の嵌合径巾(R)に応じた共用孔径巾(R1)を有するとともに、ケーブル類Cを取付けるケーブル取付け部位222bの巾が大小異なるケーブル類Cの径に応じたサイズ巾(H2やH3)を有する複数サイズ別のクランプ用クシ歯部材(例えば、222Aや222B)を備えている。
なお、R,R1,H2,H3との間には、円柱突起形状の被係合部221aと係合クシ歯部位222aの嵌合用孔222cとが弾性力によって嵌合するために必要な条件、すなわち、R=R1或いはR≒R1であって、H1≦H2<H3の関係がある。
また、この実施例2に示すクランプ用クシ歯部材222は、前述の実施例1に示したクランプ用クシ歯部材122と同様に、バンドNBを固定するためのバンド固定溝222dと、ケーブル類の外周形状に合わせたケーブル受け曲面222eとを形成している。
また、図4乃至図6の実施例2に係るケーブルクランプユニット220では、等間隔配置の円柱突起形状の被係合部221aの群を2列形成しており、これに対応してクランプ用クシ歯部材222の係合クシ歯部位222aに、2列の被係合部群のケーブル類保護案内装置200の長手方向に配置される2つの円柱突起形状の被係合部221a,221aと嵌合する為の2つの嵌合用孔222cを穿設している。
さらに、この実施例2に係るケーブルクランプユニット220では、前述の2列の被係合部群を形成している面より高い位置にある嵌合面を有する嵌合段差部221bをクシ歯受け部材221に形成していると共に、この嵌合段差部221bの形状に対応して該嵌合段差部221bを挟み込むようにして嵌合する嵌合用溝222gをクランプ用クシ歯部材222の係合クシ歯部位222aに形成している。
これにより、クシ歯受け部材221とクランプ用クシ歯部材222との嵌合力が増し、装置移動時に、クランプしたケーブル類Cに作用する応力によってクランプ用クシ歯部材222が上方向に簡単に外れてしまうことを防止することができる。
また、さらに、この実施例2に係るケーブルクランプユニット220では、クランプ用クシ歯部材222がクシ歯受け部材221と嵌合した場合、該クランプ用クシ歯部材222に形成されている係合クシ歯部位222aの長手方向端部面222fがクシ歯受け部材221の嵌合壁面221cに当接するようにしている。
なお、図の例では、クシ歯受け部材221に2列の被係合部群を形成し、クランプ用クシ歯部材222に2つの嵌合用孔222cを形成した場合を示したが、本発明は2つに限定されず、1つでも、2つ以上であっても良い。
また、ケーブル収容空間内に収容されているケーブル類C2と最も近い位置関係にあるクシ歯受け部材221の円柱形状の被係合部221aに対して、該ケーブル類C2の径巾に合った巾の広いケーブル取付け部位222bを有するクランプ用クシ歯部材222Aを係合装着する。
ここで、クランプ用クシ歯部材222(222A,222B)の装着方法としては、係合クシ歯部位222aの嵌合用孔222cをクシ歯受け部材221の所望の円柱形状の被係合部221aの上方に配置させ、上方からクランプ用クシ歯部材222をクシ歯受け部材221に向けて下げ係合クシ歯部位222aの嵌合用孔222cと所望の円柱形状の被係合部221aとを嵌合させる。
なお、バンドNBは、クランプ用クシ歯部材222に形成されたバンド固定溝222dにはまるようにして使用する。
また、この実施例2であるケーブルクランプユニット220においても、前述した実施例1と同様に、1つのクランプ用クシ歯部材222に対して2本のバンドNBを使用してケーブル類Cをケーブル類保護案内装置200に固定する形態を採っている。
さらに、具体的には、前述の内壁に対して、ケーブル受け曲面(122e,222e)の円弧中央部が同位置レベルとなるように形成している。これにより、組付け段差への当接によるケーブル類の損傷を未然に防止することができる。
なお、この実施例3に係るケーブルクランプユニット320では、前述の実施例1で示したクシ歯受け部材121と同様の構成を有するクシ歯受け部材321(321Aと321B)をケーブル類保護案内装置300の屈曲外周側と屈曲内周側との上下2段に備えているとともに、それら上下2つのクシ歯受け部材321(321Aと321B)それぞれに前述の実施例1で示したクランプ用クシ歯部材122と同様の構成のクランプ用クシ歯部材322(322Aと322B,322Cと322D)をそれぞれ備えているクランプ部材2段構造としている。
したがって、実施例3に係るケーブルクランプユニット320の他の構成については、実施例1と同様であるため、詳述は、割愛する。
なお、この実施例4のケーブルクランプユニット420では、前述の実施例2で示したクシ歯受け部材221と同様の構成を有するクシ歯受け部材421(421Aと421B)をケーブル類保護案内装置の屈曲外周側と屈曲内周側との上下2段に備えているとともに、それら上下2つのクシ歯受け部材421(421Aと421B)それぞれに前述の実施例2で示したクランプ用クシ歯部材222と同様の構成のクランプ用クシ歯部材422(422Aと422B、422Cと422D)をそれぞれ備えているクランプ部材2段構造としている。
すなわち、クシ歯受け部材を備えた移動端や固定端を製造するための金型と、サイズ別ごとのクランプ用クシ歯部材を製造するための金型とを用意する。
そして、それら金型を用いて、例えば、ガラス繊維強化ポリアミド系樹脂材などによりクシ歯受け部材が備わる移動端(或いは、固定端)と、サイズ別のクランプ用クシ歯部材を製造する。
このような製造方法によると、クシ歯受け部材を備えた移動端や固定端に配置するケーブルクランプユニットを製造する金型がシンプルなものとなるため、例えば、前述の背景技術で示したケーブル取付けユニットのようなものが一体的に形成される移動端や固定端を製造するために、複雑な金型を複数用意する従来技術の製造方法に比べ、ケーブルクランプユニットを製造する製造コストを低く抑えることができる。
特に、サイズ別のクランプ用クシ歯部材を、例えば、大小2つのみ用意する形態では、クランプ用クシ歯部材を製造する金型が少なくなることにより、より製造コストを低く抑えることが可能となる。
なお、その場合、移動端や固定端の端部側と、クシ歯受け部材側との両者に、それぞれが相互に結合するための結合手段(例えば、嵌合突起部と嵌合孔部等)が形成される。
そして、そのようにクシ歯受け部材が移動端や固定端と別体構成の形態では、前述のクシ歯受け部材が移動端や固定端に一体的に形成される形態より、さらに簡単な金型を用意してケーブルクランプユニットを製造することができるので、前述した製造コストより更にコスト低減することができる。
ところで、前述の各実施例に示すようなケーブル類保護案内装置の移動端などに配置するケーブルクランプユニット120,220,320,420は、図示省略している産業用機械の移動部や静止部のそれぞれに取付け孔121d,221d,321d,421dを介してボルトとナット等の機械部品によって取付けられる。
また、別体構造により、収容されるケーブル類の本数に合わせてクランプ用クシ歯部材を必要数だけ用意する形態を採れ、部品の無駄を無くして顧客に対する提供コストを削減することができる。
また、クランプ用クシ歯部材が、ケーブル類の外周形状に合わせたケーブル受け曲面を形成されていることにより、ケーブル類とクランプ用クシ歯部材とを密接させることができ、クランプ手段(バンド)を用いて確実にケーブル類をクランプすることができる。
110 ,210 ・・・ リンク枠体
111 ,211 ・・・ リンクプレート
112 ,212 ・・・ 屈曲内周側連結板
113 ,213 ・・・ 屈曲外周側連結板
114 ,214 ・・・ 連結ピン
115 ,215 ・・・ 連結ピン孔
120 ,220 ,320 ,420 ・・・ ケーブルクランプユニット
121 ,221 ,321 ,421 ・・・ クシ歯受け部材
121a,221a,321a,421a ・・・ 被係合部
121b,321b ・・・ 嵌合溝部
121c,221c,321c,421c ・・・ 嵌合壁面
121d,221d,321d,421d ・・・ 取付け孔
122 ,222 ,322 ,422 ・・・ クランプ用クシ歯部材
122a,222a ・・・ 係合クシ歯部位
122b,222b ・・・ ケーブル取付け部位
122c ・・・ 嵌合突起部
122d,222d ・・・ バンド固定溝
122e,222e ・・・ ケーブル受け曲面
122f,222f ・・・ 長手方向端部面
222g ・・・ 嵌合用溝
222c ・・・ 嵌合用孔
C1,C2 ・・・ ケーブル類
RO ・・・ ケーブル収容空間
NB ・・・ バンド
Claims (3)
- 機械の静止部に取付けられる固定端と該機械の移動部に取付けられる移動端とに至る屈曲自在なケーブル類保護案内装置内に収納された大小異なるケーブル径を有するケーブル類の端部に応じてクランプするケーブル取付け部位を備えた複数種のクランプ用クシ歯部材と、前記固定端と移動端の少なくとも一方に取り付けられて前記クランプ用クシ歯部材の係合クシ歯部位を所望の係合装着位置で係合装着可能な複数の被係合部を備えたクシ歯受け部材とで構成されるケーブルクランプユニットであって、
前記クシ歯受け部材に形成された複数の被係合部が、等間隔に配置された同一の嵌合巾をそれぞれ有して前記クランプ用クシ歯部材の係合クシ歯部位の係合装着位置を巾方向で変更自在に構成されていることを特徴とするケーブルクランプユニット。 - 前記複数の被係合部が、前記クランプ用クシ歯部材の装着ピッチを細かく調節する細間隔で前記クシ歯受け部材に形成されていることを特徴とする請求項1記載のケーブルクランプユニット。
- 各々の被係合部が同一の嵌合巾を有し、前記嵌合巾に応じた共用巾を有する係合クシ歯部位と、大小異なるケーブル類の径に応じたサイズ巾を有するケーブル取付け部位とを形成された複数サイズ別の前記クランプ用クシ歯部材を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブルクランプユニット。
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