JP4103708B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、冷凍機の冷媒圧縮に用いられるスクリュー圧縮機に関する。
一般に、スクリュー圧縮機は、図7に示すように、ケーシング40と、このケーシング40内に配置されたスクリューロータ41と、このスクリューロータ41の一端側のジャーナル46をベアリング44を介して支持するベアリングホルダ45とを備える。
上記スクリューロータ41は、複数のスクリュー溝41aを有し、このスクリュー溝41aには、上記スクリューロータ41の径方向に上記スクリューロータ41を挟むように配置された一対のゲートロータ42,42が噛み合っている。上記スクリューロータ41の他端側の軸部43は、図示しないモータに連結され、このモータの駆動により、上記スクリューロータ41が、軸心廻りに回転すると共に、上記ゲートロータ42が、上記軸心に垂直な軸心廻りに回転する。
そして、上記スクリューロータ41の回転により、上記軸部43側から吸入された低圧の流体(冷媒ガス)は、上記スクリュー溝41aに沿って圧縮されつつ上記ジャーナル46側へ送られて吐出される。このとき、上記ケーシング40と上記スクリュー溝41aと上記一対のゲートロータ42,42とにより、スクリュー溝からなる上方の圧縮室31とスクリュー溝からなる下方の圧縮室32とが形成される。
上記スクリュー圧縮機では、上記スクリュー溝からなる圧縮室31,32内にある高圧の流体が、上記スクリューロータ41と上記ベアリングホルダ45との間を通って、低圧の上記ベアリング44側へ漏れ出すことを防ぐために、図8に示すように、上記スクリューロータ41に対向する上記ベアリングホルダ45の対向面である円筒面に連続した環状のラビリンス溝50を設けている(特開平6−101672号公報:特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来のスクリュー圧縮機では、上記ラビリンス溝50が連続した環状であるため、上記圧縮室31,32内にある高圧の流体が、上記環状の連続したラビリンス溝50を通って、図9中の矢印B,Cに示すように、上記圧縮室31,32から低圧のスクリュー溝へ漏れ出していた。要するに、上記連続した環状のラビリンス溝50が、周方向のバイパス通路となり、高圧のスクリュー溝から低圧のスクリュー溝への流体の漏れの増加をまねいていた。そして、この周方向の漏れが、上記ベアリング44側への漏れに比べて、大きな性能の低下をまねいていた。
特開平6−101672号公報(段落番号[0002])
そこで、本発明の課題は、流体がスクリューロータの周方向へ漏れ出すことを防止して性能の向上を図ることができるスクリュー圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のスクリュー圧縮機は、スクリューロータと、このスクリューロータの軸心方向吐出側に対向して配置される静止部材とを備えたスクリュー圧縮機であって、
上記スクリューロータの対向面と上記静止部材の対向面とは、互いに対向し、
上記対向面は、上記スクリューロータの軸心に対して直角な端面と、上記軸心と同軸の周面とを有し、
上記両対向面の内の少なくとも一方に、かつ、上記端面と上記周面との内の少なくとも上記端面に、複数のラビリンス溝を同心状に互いに間隔をあけて設け、
各ラビリンス溝は、周方向に分離された複数の溝部からなり、各ラビリンス溝において、周方向に隣り合う上記溝部の間には、この溝部が存在しない平坦部が設けられ、上記端面のあらゆる半径方向において少なくとも一つの上記溝部を有することを特徴としている。
この発明によれば、上記ラビリンス溝は、周方向に分離された複数の溝部からなるので、上記ラビリンス溝は、連続した環状のラビリンス溝を周方向に断続的にして通路を区切った構造となり、流体が上記溝部を通って上記対向面の周方向へ漏れ出すことを防ぐことができて、性能の向上を図ることができる。また、上記ラビリンス溝を設けているので、上記スクリューロータの軸心側への流体の漏れと、上記スクリューロータと上記静止部材との接触による焼付きを回避できる。上記対向面は、端面と周面とを有しているので、上記対向面は、段付き構造を形成し、流体の低圧側への漏れを確実に防ぐことができる。具体的に述べると、上記端面にて、上記スクリューロータの径方向および周方向への流体の漏れを防ぎ、上記周面にて、上記スクリューロータの軸心方向および周方向への流体の漏れを防ぐ。上記端面のあらゆる半径方向において、ラビリンス効果が得られる。もしも、上記溝部の存在しない平坦部が、上記半径方向に連なっていると、その箇所でラビリンス効果が得られなくて、流体漏れが大きくなるのである。
また、一実施形態のスクリュー圧縮機では、スクリューロータと、このスクリューロータの軸心方向吐出側に対向して配置される静止部材とを備えたスクリュー圧縮機であって、
上記スクリューロータの対向面と上記静止部材の対向面とは、互いに対向し、
上記対向面は、上記スクリューロータの軸心に対して直角な端面と、上記軸心と同軸の周面とを有し、
上記両対向面の内の少なくとも一方に、かつ、上記端面と上記周面との内の少なくとも上記周面に、複数のラビリンス溝を同心状に互いに間隔をあけて設け、
各ラビリンス溝は、周方向に分離された複数の溝部からなり、各ラビリンス溝において、周方向に隣り合う上記溝部の間には、この溝部が存在しない平坦部が設けられ、上記周面のあらゆる母線方向において少なくとも一つの上記溝部を有する。
この一実施形態のスクリュー圧縮機によれば、上記ラビリンス溝は、周方向に分離された複数の溝部からなるので、上記ラビリンス溝は、連続した環状のラビリンス溝を周方向に断続的にして通路を区切った構造となり、流体が上記溝部を通って上記対向面の周方向へ漏れ出すことを防ぐことができて、性能の向上を図ることができる。また、上記ラビリンス溝を設けているので、上記スクリューロータの軸心側への流体の漏れと、上記スクリューロータと上記静止部材との接触による焼付きを回避できる。上記対向面は、端面と周面とを有しているので、上記対向面は、段付き構造を形成し、流体の低圧側への漏れを確実に防ぐことができる。具体的に述べると、上記端面にて、上記スクリューロータの径方向および周方向への流体の漏れを防ぎ、上記周面にて、上記スクリューロータの軸心方向および周方向への流体の漏れを防ぐ。上記周面のあらゆる母線方向において、ラビリンス効果が得られる。もしも、上記溝部の存在しない平坦部が、上記母線方向に連なっていると、その箇所でラビリンス効果が得られなくて、流体漏れが大きくなるのである。
この発明のスクリュー圧縮機によれば、上記ラビリンス溝は、周方向に分離された複数の溝部からなるので、流体が上記溝部を通って上記対向面の周方向へ漏れ出すことを防ぐことができて、性能の向上を図ることができる。また、上記ラビリンス溝を設けているので、上記スクリューロータの軸心側への流体の漏れと、上記スクリューロータと上記静止部材との接触による焼付きを回避できる。上記対向面は、端面と周面とを有しているので、上記対向面は、段付き構造を形成し、流体の低圧側への漏れを確実に防ぐことができる。上記端面に、上記端面のあらゆる半径方向において少なくとも一つの上記溝部を有するので、上記端面のあらゆる半径方向において、ラビリンス効果が得られる。
また、一実施形態のスクリュー圧縮機によれば、上記ラビリンス溝は、周方向に分離された複数の溝部からなるので、流体が上記溝部を通って上記対向面の周方向へ漏れ出すことを防ぐことができて、性能の向上を図ることができる。また、上記ラビリンス溝を設けているので、上記スクリューロータの軸心側への流体の漏れと、上記スクリューロータと上記静止部材との接触による焼付きを回避できる。上記対向面は、端面と周面とを有しているので、上記対向面は、段付き構造を形成し、流体の低圧側への漏れを確実に防ぐことができる。上記周面に、上記周面のあらゆる母線方向において少なくとも一つの上記溝部を有するので、上記周面のあらゆる母線方向において、ラビリンス効果が得られる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のスクリュー圧縮機の一実施形態である要部拡大断面図を示している。このスクリュー圧縮機は、スクリューロータ1と、このスクリューロータ1の軸心方向吐出側に対向して配置される静止部材2とを備える。
なお、このスクリュー圧縮機は、上記スクリューロータ1と上記静止部材2との間の構造以外は、図7の従来のスクリュー圧縮機と同様の構成であるため、その説明を省略する。また、図7中の符号と同一の符号は、図7と同一の構成であるため、その説明を省略する。また、図1では、上記スクリューロータ1と上記静止部材2との間の隙間は、実際より大きく描かれている。
上記スクリューロータ1は、スクリュー溝1aを有し、このスクリュー溝1aと図示しないケーシングおよびゲートロータとにより、圧縮室31を形成する。上記静止部材2は、ベアリングホルダである。
上記スクリューロータ1の対向面10と上記静止部材2の対向面20とは、互いに対向する。
上記スクリューロータ1の対向面10は、平滑であり、このスクリューロータ1の外周面から順次、上記スクリューロータ1の軸心に対して直角な径方向の端面11と、この端面11に連接された上記軸心と同軸の(外)周面12とを有する。同様に、上記静止部材2の対向面20は、平滑であり、端面21と、この端面21に連接された(内)周面22とを有する。要するに、上記スクリューロータ1は、上記対向面10を形成する段付き状の凸部を有し、上記静止部材2は、上記対向面20を形成する段付き状の凹部を有する。
上記スクリューロータ1の対向面10である上記端面11と上記周面12とに、被覆部材3を設けている。この被覆部材3は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂膜等の、上記スクリューロータ1および上記静止部材2よりも軟らかい材質からなる。
上記構成のスクリュー圧縮機によれば、上記スクリューロータ1の対向面10と上記静止部材2の対向面20とは、平滑であるので、流体(冷媒ガス)が周方向へ漏れ出すことを防ぐことができて、性能の向上を図ることができる。もちろん、上記スクリューロータ1の軸心側への流体の漏れを防ぐことができる。また、上記スクリューロータ1の対向面10に、被覆部材3が配置されているので、上記スクリューロータ1が上記静止部材2に接近しても、上記被覆部材3が磨耗して、焼付きを回避できる。
また、上記端面11,21を有するので、上記スクリューロータ1の径方向および周方向への流体の漏れを防ぎ、上記周面12,22を有するので、上記スクリューロータ1の軸心方向および周方向への流体の漏れを防ぐ。
なお、図示しないが、上記被覆部材3を、上記静止部材2の対向面20のみに、または、上記スクリューロータ1の対向面10と上記静止部材2の対向面20との両方に、設けてもよい。また、上記被覆部材3を、上記端面11,21または上記周面12,22の一方のみに、設けてもよい。
(第2の実施形態)
図2は、本発明のスクリュー圧縮機の他の実施形態を示している。このスクリュー圧縮機では、上記スクリューロータ1の対向面10である上記端面11と上記周面12とに、それぞれ、等間隔に配置された複数の同心状のラビリンス溝4を設けている。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
具体的に述べると、上記端面11のラビリンス溝4は、図3に示すように、周方向に等間隔に分離された複数の溝部4aからなる。言い換えると、上記ラビリンス溝4は、連続した環状のラビリンス溝を周方向に断続的にして通路を区切った構造となる。また、一つの上記ラビリンス溝4において、周方向に隣り合う上記溝部4a,4aの間には、この溝部4aが存在しない平坦部4bが設けられている。この平坦部4bは、上記端面11の半径方向において、略一直線状に連なっている。
同様に、上記周面12のラビリンス溝4は、図4(a)の平面図、図4(b)の横断面図に示すように、周方向に等間隔に分離された複数の溝部4aからなる。一つの上記ラビリンス溝4において、周方向に隣り合う上記溝部4a,4aの間には、平坦部4bが設けられている。この平坦部4bは、上記周面12の母線方向において、略一直線状に連なっている。
上記構成のスクリュー圧縮機によれば、上記ラビリンス溝4は、周方向に分離された複数の溝部4aからなるので、流体が周方向へ漏れ出すことを防ぐことができて、性能の向上を図ることができる。また、上記ラビリンス溝4を設けているので、上記スクリューロータ1の軸心側への流体の漏れと、上記スクリューロータ1と上記静止部材2との接触による焼付きを回避できる。なお、その他の効果は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
なお、図示しないが、上記ラビリンス溝4を、上記静止部材2の対向面20のみに設けてもよい。また、上記ラビリンス溝4を、上記端面11,21または上記周面12,22の一方のみに、設けてもよい。
(第3の実施形態)
図5と図6は、本発明のスクリュー圧縮機の別の実施形態を示している。このスクリュー圧縮機では、図5に示すように、上記スクリューロータ1の上記端面11に、上記端面11のあらゆる半径方向において少なくとも一つの上記溝部4aを有しており、さらに、図6に示すように、上記スクリューロータ1の上記周面12に、上記周面12のあらゆる母線方向において少なくとも一つの上記溝部4aを有している。なお、その他の構造は、上記第1と上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
具体的に述べると、上記端面11のラビリンス溝4では、図5に示すように、上記平坦部4bは、上記端面11の半径方向において、交互に設けられる。言い換えると、上記溝部4bは、上記端面11の半径方向において、千鳥状に設けられる。
同様に、上記周面12のラビリンス溝4では、図6に示すように、上記平坦部4bは、上記周面12の母線方向において、交互に設けられる。言い換えると、上記溝部4bは、上記周面12の母線方向において、千鳥状に設けられる。
上記構成のスクリュー圧縮機によれば、上記端面11のあらゆる半径方向において、ラビリンス効果が得られる。また、上記周面12のあらゆる母線方向において、ラビリンス効果が得られる。なお、その他の効果は、上記第1と上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、上記対向面10,20は、上記端面11,21のみ、または、上記周面12,22のみであってもよい。
また、上記静止部材2は、ベアリングホルダ以外に、例えば、ケーシングまたはスペーサ等をいう。上記被覆部材3は、PTFE等のフッ素樹脂膜以外に、例えば、二硫化モリブデンを含む樹脂膜、または、Ni−P(ニッケル−リン)などの金属マトリック中にPTFE等のフッ素化合物の共析粒子が分散した複合めっき被膜等からなる。上記スクリューロータ1の吐出側とは、上記スクリューロータ1の一端側(ジャーナル側)をいい、上記スクリューロータ1の他端側から吸入された流体(冷媒ガス)を吐出する側である。また、上記軸心方向とは、上記スクリューロータ1を基準に定義する。
また、上記対向面10,20の周面12,22には、上記スクリューロータ1が外周面でかつ上記静止部材2が内周面の場合と、上記スクリューロータ1が内周面でかつ上記静止部材2が外周面の場合とがある。
また、上記被覆部材2(または上記ラビリンス溝4)を、上記スクリューロータ1の端面11と上記静止部材2の周面22とに設けてもよく、または、上記被覆部材2(または上記ラビリンス溝4)を、上記スクリューロータ1の周面12と上記静止部材2の端面21とに設けてもよい。
また、上記ラビリンス溝4を、上記両対向面10,20の内の何れか一方に設けるのが好ましく、流体の周方向への漏れを一層確実に防ぐことができる。具体的には、上記ラビリンス溝4を、両端面11,21(または両周面12,22)の内の何れか一方に設ける。
本発明のスクリュー圧縮機の一実施形態を示す要部拡大断面図である。 本発明のスクリュー圧縮機の他の実施形態を示す要部拡大断面図である。 スクリューロータを示す正面図である。 スクリューロータを示す構成説明図である。 本発明のスクリュー圧縮機の別の実施形態を示すと共にスクリューロータを示す正面図である。 スクリューロータを示す平面図である。 従来のスクリュー圧縮機を示す一部断面側面図である。 図7のA部の拡大断面図である。 従来のスクリュー圧縮機の正面側からみた作用説明図である。
符号の説明
1 スクリューロータ
2 静止部材(ベアリングホルダ)
3 被覆部材
4 ラビリンス溝
4a 溝部
10 対向面
11 端面
12 周面
20 対向面
21 端面
22 周面

Claims (2)

  1. スクリューロータ(1)と、このスクリューロータ(1)の軸心方向吐出側に対向して配置される静止部材(2)とを備えたスクリュー圧縮機であって、
    上記スクリューロータ(1)の対向面(10)と上記静止部材(2)の対向面(20)とは、互いに対向し、
    上記対向面(10,20)は、上記スクリューロータ(1)の軸心に対して直角な端面(11,21)と、上記軸心と同軸の周面(12,22)とを有し、
    上記両対向面(10,20)の内の少なくとも一方に、かつ、上記端面(11,21)と上記周面(12,22)との内の少なくとも上記端面(11,21)に、複数のラビリンス溝(4)を同心状に互いに間隔をあけて設け、
    ラビリンス溝(4)は、周方向に分離された複数の溝部(4a)からなり、各ラビリンス溝(4)において、周方向に隣り合う上記溝部(4a,4a)の間には、この溝部(4a)が存在しない平坦部(4b)が設けられ、上記端面(11,21)のあらゆる半径方向において少なくとも一つの上記溝部(4a)を有することを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. スクリューロータ(1)と、このスクリューロータ(1)の軸心方向吐出側に対向して配置される静止部材(2)とを備えたスクリュー圧縮機であって、
    上記スクリューロータ(1)の対向面(10)と上記静止部材(2)の対向面(20)とは、互いに対向し、
    上記対向面(10,20)は、上記スクリューロータ(1)の軸心に対して直角な端面(11,21)と、上記軸心と同軸の周面(12,22)とを有し、
    上記両対向面(10,20)の内の少なくとも一方に、かつ、上記端面(11,21)と上記周面(12,22)との内の少なくとも上記周面(12,22)に、複数のラビリンス溝(4)を同心状に互いに間隔をあけて設け、
    ラビリンス溝(4)は、周方向に分離された複数の溝部(4a)からなり、各ラビリンス溝(4)において、周方向に隣り合う上記溝部(4a,4a)の間には、この溝部(4a)が存在しない平坦部(4b)が設けられ、上記周面(12,22)のあらゆる母線方向において少なくとも一つの上記溝部(4a)を有することを特徴とするスクリュー圧縮機。
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