JP4101197B2 - 情報処理装置および表示制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、メージデータ全体を論理領域とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータを表示装置上に表示制御する情報処理装置および表示制御方法およびプログラムに関する。
金融・生保業界等では、帳票をスキャナ等の画像読取装置で読み取ってイメージデータを取得し、そのイメージデータ中の特定領域を指定してOCR(Optical Character Reader)処理を行うことによって、紙文書から文字データを抽出している。
ここで、上記特定領域の指定によってOCR処理の精度が左右されるため、利用者は特定領域を細かく調整して指定する必要がある。また、帳票に記載されたフォームキー等を確認したい場合においては、指定された特定領域内の記載内容を確認する必要がある。
しかし、イメージデータの全領域(=論理領域)に対して指定された特定領域が小さい場合においては、論理領域の一部分を拡大して表示領域(=物理領域)に表示しなければ、特定領域を細かく調整して指定することができず、また、特定領域内の記載内容を確認することもできない。
このため利用者は、特定領域を細かく調整して指定したり特定領域内の記載内容を確認したりするために、ウィンドウのスクロールバーを操作したり拡大縮小の指定をしたりしなければならず手間がかかり煩雑である。
特開平7−220109号公報(特許文献1)には、スクロールバーによる操作の手間を省き、物理領域に所望とするデータを迅速に表示することができる技術が開示されている。
また、特開2001−184049号公報(特許文献2)には、ウィンドウの拡大・縮小・スクロールを繰り返すことなく、論理領域内の一つまたは複数の対象物を物理領域内に収まるように表示することを可能にする技術が開示されている。
特開平7−220109号公報 特開2001−184049号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、マーキング指定された座標とその時点における表示領域(=物理画面)の左上の座標の情報をマーク名に対応させて座標管理テーブルに保存することにより、マーク名を呼び出すと、マーキング指定された座標が物理画面上にない場合に、表示領域を変更して、該マーキング指定された座標を物理画面の中央に表示する技術を開示するものである。そのため、上述したOCR用の領域のように拡大して領域内の記載を確認するような領域の表示に特許文献1の技術を用いたとしても、上記確認のための拡大処理のたびに当該領域が表示画面から消えてしまう場合が多いため、その度に、利用者は該領域をマーク名等で指定して呼び出すという煩雑な操作を行う必要があり、領域の拡大確認操作を容易に行うことができなかった。
また、特許文献2に記載の技術は、論理領域内の図形を物理領域内に表示するため、図形の論理領域上の領域座標をあらかじめ登録しておき、表示すべき図形が指定された場合には、指定された図形が物理領域に入るよう物理領域を拡大する技術が開示されているため、特定の領域全体を物理領域に表示することには応用できるが、特定領域を指定するたびに、表示領域自体が指定された特定領域の大きさに変更されてしまう。その結果、特定領域を指定するたびに、特定領域の表示倍率が変更されることとなり、特定領域内お図形サイズや文字サイズ等の統一性がなくなり、見栄えが悪くなってしまうばかりでなく、利用者の目視による、複数領域間での画像サイズや文字サイズ比較が困難になってしまい、非常に使いづらくなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザが着目する矩形領域を表示するにあたり、ユーザにより指定された表示倍率を変更することなく表示領域を移動させて表示することで、ユーザの意図しない表示倍率になることを防ぎ、視覚的な違和感をなくユーザが着目する矩形領域を容易に確認することができる仕組を提供することである。
本発明は、イメージデータ全体を論理領域とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータを表示装置上に表示制御する情報処理装置であって、前記論理領域内に配置される矩形領域の座標値を示す1つ又は複数の矩形データを記憶する記憶手段と、前記表示領域に表示されている前記記憶手段に記憶される矩形データに対応する矩形領域からユーザが着目する矩形領域を選択する第1の選択手段と、ユーザから任意の表示倍率の変更指示があったかを判断する判断手段と、前記判断手段により表示倍率の変更指示があったと判断された場合、倍率が変更される毎にユーザにより指定された表示倍率に応じて前記論理領域に対する前記表示領域のサイズを決定し、該サイズが決定された表示領域の前記論理領域内における配置位置を繰り返し決定する決定手段と、前記決定された配置位置における前記表示領域に対応する前記イメージデータを前記表示装置に表示させる表示制御手段とを有し、前記決定手段は、前記第1の選択手段により選択されたユーザが着目する矩形領域を前記表示領域に表示させるべく、前記決定された前記表示倍率における表示領域のサイズを変更することなく、該選択された矩形領域に対応する前記記憶手段により記憶される矩形データの座標値を包含する配置位置を算出することで前記表示領域の配置位置を決定し、前記矩形領域の全てを前記表示領域に包含することができない場合、少なくとも前記矩形領域のいずれか一つの頂点を前記表示領域内に入れるように前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが着目する矩形領域を表示するにあたり、ユーザにより指定された表示倍率を変更することなく表示領域を移動させて表示することで、ユーザの意図しない表示倍率になることを防ぎ、視覚的な違和感をなくユーザが着目する矩形領域を容易に確認することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を適用可能なシステムの全体構成図である。
図1に示すように、利用者端末101、サーバ102、複合機103が、LAN(Local Area Network)104を介して相互に通信可能に接続されている。この利用者端末101は、パーソナルコンピュータ,ワークステーション等の情報処理装置であり、本発明の実施形態に係る処理を実現する。
なお、本発明の実施形態に係る処理は、利用者端末101で実行され、BMP,TIFF,JPEG,PDF等のイメージデータを利用するが、利用者端末101内に記憶されているイメージデータを利用しても良いし、利用者端末101に接続されるスキャナ105等の画像読取装置で読み取られたイメージデータを取得して利用しても良く、LAN104を介して、サーバ102に記憶されているイメージデータを取得して利用しても良いし、画像読取機能を有する複合機103で読み取られたイメージデータを取得して利用しても良い。
図2は、図1に示した利用者端末101の内部構成を概略的に示すブロック図である。
図2に示すように、利用者端末101は、利用者端末全体の制御を行うCPU201と、CPU201が実行するプログラムを格納するROM203と、プログラム実行時の作業用記憶領域等として利用するRAM202と、帳票等の原稿からイメージを読み取るスキャナ等の画像読取装置と接続するためのインタフェース(I/F)209と、読み取られた画像等を記憶する磁気ディスク等の外部記憶装置204と、RAM202内に確保される所定領域又は図示しないVRAMに格納されるイメージデータをビデオ信号に変換して出力する画像表示機能を有するビデオアダプタ205と、入力機能を有するキーボード(K/B)206及びマウス等のポインティングデバイス207と、LAN104等のネットワークと接続するためのネットワークインターフェース(NIC)208を備え、これらはシステムバス210を介して互いに接続されている。
また、利用者端末101のビデオアダプタ205には、LCD,CRT等のディスプレイ211が接続されており、ディスプレイ211はビデオアダプタ205から出力されるビデオ信号に基づく表示を行う。
本発明の実施形態に係るプログラムは、ROM203は外部記憶装置204に記憶され、CPU201によってRAM202にロードされて実行される。
なお、図1に示したサーバ102の内部構成は、利用者端末101と同様なので省略する。
ここで、本発明の実施形態に係るプログラムが、サーバ102内におけるROM又は外部記憶装置に記憶され、サーバ102内のCPUによって実行されてもよい。この場合、利用者は、クライアントとして利用者端末101を操作して、LAN104を介してサーバ102内に記憶されるプログラムを実行することになる。なお、この場合、サーバ102での実行結果は、クライアントとしての利用者端末101に送信されてディスプレイ211上に表示される。
以下、図3〜図9を参照して、本発明の情報処理装置における表示処理の一例について説明する。
図3は、本発明の情報処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した利用者端末101のCPU201が外部記憶装置204に格納されるプログラムをRAM202にロードして実行することによって実現される第1実施形態の表示処理に対応する。なお、S301〜S309は各ステップを示す。
図3に示すように、ステップS301において、CPU201は、外部記憶装置204(サーバ102、スキャナ105、又は複合機103)等からイメージデータを読み込む。以後、CPU201は、このイメージデータ全体を図4に示すような論理領域400として扱う。なお、本実施形態では、図4の401に示すように複数の枠が存在し、各枠内に文字等と記入可能となっている帳票のイメージデータを読み込んでいる。
図4は、本発明の情報処理装置における論理領域を説明するための模式図である。
図4に示すように、イメージデータ401のサイズをW×Hとすると、CPU201は、イメージデータ401の左上頂点を原点(0,0)とし、イメージデータ401の右下頂点の座標が(W,H)となる論理領域400の座標系(X,Y)でイメージデータ401を管理する。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS302において、CPU201は、ステップS301で読み込んだイメージデータのOCR用領域データ(予め作成されている)を外部記憶装置204等から読み込む。このOCR用領域データとは、前記イメージデータ上でOCR処理を行う矩形領域を指定したものであり、上述した論理領域400内の矩形領域を論理座標上の座標値(矩形左上座標,矩形右下座標)=((X1,Y1),(X2,Y2))等のデータ構造で定義される。このOCR用領域データは、イメージデータに対応して予め作成され、該イメージデータに紐付けられて外部記憶装置204に記憶されている。
なお、図3のフローチャートには示していないが、最初にイメージデータを読み込んだ場合のように、外部記憶装置204内にステップS301で読み込んだイメージデータに対応するOCR用領域データが記憶されていない場合には、ステップS301で読み込んだイメージデータを物理画面500(図5:ウィンドウ等の物理領域)に表示し、該物理画面500上のイメージデータ表示に対してポインティングデバイス207等を用いた利用者の操作によりOCR用領域を指定させ、該指定された物理画面500上の矩形領域を論理領域400上の座標に変換して外部記憶装置204に記憶するものとする。また、CPU201がイメージデータ上の枠線を認識してOCR用領域データを作成するように構成してもよい。
次にステップS303において、CPU201は、ステップS301で読み込んだイメージデータ及びステップS302で読み込んだOCR用領域データをディスプレイ211上の物理画面500(ウィンドウ等の物理領域)に表示させる。このイメージデータとOCR用領域データの表示例を図5に示す。
なお、この処理で、CPU201は、ディスプレイ211上の物理画面(ウィンドウ等)500に論理領域400全体又は一部に対応するイメージデータを表示する。図5に示す例では、論理領域400全体が物理画面500の表示領域となっており、CPU201は、物理画面500の表示領域に対応するイメージデータを論理領域400上の座標から物理画面500上の座標に変換して物理画面500に表示処理する。さらに、この処理で、CPU201は、ステップS302で読み込んだ各OCR用領域データ(論理領域400座標のデータ)を、それぞれ論理領域400上の座標から物理画面500上の座標に変換して物理画面500に表示処理する。
図5は、図2に示したディスプレイ211上の物理画面に表示されるイメージデータ及びイメージデータ上に作成されたOCR用領域データの表示例を示す模式図である。
図5に示すように、イメージデータ401は、ディスプレイ211上のウィンドウ等の物理画面500上に表示される。402は、物理画面500に表示される複数のOCR用領域データである。これにより、利用者は、ディスプレイ211上の物理画面500に表示されたイメージデータを参照し、ポインティングデバイス207等を用いて、あるOCR用領域をクリックして選択することができる。
501は拡大ボタン、502は縮小ボタンで、この拡大ボタン501(又は縮小ボタン502)をポインティングデバイス207等を用いて指示(クリック)することにより、イメージデータ401を拡大(縮小)表示することができる。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS304において、CPU201は、図2に示したキーボード206やポインティングデバイス207等によって、ステップS303で表示されたOCR用領域データ402が選択されたかどうかを判断する。このOCR用領域データ選択の様子を図6に示す。
図6は、図2に示したディスプレイ211の物理画面500上に表示されるOCR用領域データの選択の様子を示す模式図であり、図6において、503は選択されたOCR用領域データを示す。
ここで利用者は、ステップS304において選択したOCR用領域データ503内に記載されている文字や領域等を確認するために、ディスプレイ211の物理画面500上に選択したOCR用領域が大きく(小さく)表示されるように拡大(縮小)指示を行うことが可能である。
CPU201は、ステップS304で、OCR用領域データ402の選択があると判断した場合には、ステップS305へ処理を移行して拡大(縮小)指示の判断を行い、一方、OCR用領域データ402の選択がないと判断した場合には、ステップS309へ処理を移行させる。
ステップS305では、CPU201は、ステップS304で選択されたOCR用領域データに対して拡大(又は縮小)指示があったかどうかを判断する。なお、この拡大(又は縮小)指示は、図2に示したキーボード206やポインティングデバイス207等によって、ディスプレイ211に表示される図5に示した拡大ボタン501(又は縮小ボタン502)が指示されたかどうかを判断する。
ステップS305において、CPU201は、ステップS304で指定されたOCR用領域データについて拡大指示(又は縮小指示)があったと判断した場合には、ステップS306に移行し、一方、拡大指示(又は縮小指示)がなかったと判断した場合には、ステップS309へ処理を移行する。
そして、ステップS306では、CPU201は、拡大(縮小)処理後のイメージデータの表示領域を求める(取得する)。ここで、表示領域の算出処理の具体例を図7を用いて説明する。
図7は、図2に示したディスプレイ211の物理画面500上に表示されるイメージデータ401の表示倍率変更指示(拡大指示又は縮小指示)に対する表示領域の算出方法を説明するための図である。
図7において、701は拡大(縮小)処理前に物理画面に表示されているイメージデータの論理座標400上の表示領域を示す。また、702は、拡大(縮小)処理後に物理画面に表示されるイメージデータの論理座標400上の表示領域を示す。
拡大(縮小)処理後の表示倍率をA%、拡大(縮小)処理前の表示領域701の左上座標を(X,Y)とすると、拡大(縮小)処理後に表示領域702の矩形座標((x1,y1),(x2,y2))は、以下のように算出される。
x1=X
y1=Y
x2=x1+W×100÷A
y2=y1+H×100÷A
なお、拡大(縮小)処理後の表示倍率をA%は、拡大(縮小)処理指示毎に所定の割合でカレントの表示倍率を増大(減少)させて算出するように構成してもよいし、利用者にキーボード206,ポインティングデバイス207により入力又は選択させるように構成してもよい。以上のような算出方法により、CPU201は、倍率変更後の表示領域を取得することができる。
以下、図3のフローチャートの処理に戻る。
次に、ステップS307において、CPU201は、ステップS304で利用者により選択されたOCR用領域を、表示領域内に収める(包含する)ように(表示領域に収まらない場合は左上を収めるように)、ステップS306で求められた表示領域を移動(即ち、表示領域のサイズは変更しない)する処理を行う。この処理については後述する図9で詳述する。
次に、ステップS308において、CPU201は、ステップS306で算出され、ステップS307により移動された表示領域で、イメージデータ401と各OCR用領域データ402を物理画面500上に再表示させる。よって、ステップS306で算出されてステップS307により移動された表示領域のサイズが、それ以前の表示領域のサイズより小さい(大きい)場合には、物理画面上に表示されるイメージデータ及びOCR用領域は拡大表示(縮小表示)されることとなる。このイメージデータとOCR用領域データの再表示の様子を図8に示す。
図8は、図2に示したディスプレイ211の物理画面500上に再表示されるイメージデータとOCR用領域データを示す模式図である。
図8において、703は、図3のステップS304で選択されたOCR用領域データを示し、物理画面500内に収まるように表示されている。
最後にステップS309において、CPU201は、図2に示したキーボード206やポインティングデバイス207によって、ディスプレイ211上の図示しない終了メニュー等により終了指示がなされたか否かを判断し、終了指示がなされていないと判断した場合には、ステップS304の処理に戻る。
一方、ステップS309で、CPU201は、終了指示がなされたと判断した場合には、処理を終了する。
図9は、本発明の情報処理装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3のステップS307の処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図2に示した利用者端末101のCPU201が外部記憶装置204に格納されるプログラムをRAM202にロードして実行することによって実現される。また、S801〜S812は各ステップを示す。
なお、ここでは、選択されているOCR用領域データの左上座標を(X1,Y1)、右下座標を(X2,Y2)とし、ステップS306で求められた表示領域の左上座標を(X3,Y3)、右下座標を(X4,Y4)とし、移動後の表示領域の左上座標を(X5,Y5)、右下座標を(X6,Y6)として説明する。
まず、(X5,Y5)の初期値を(X3,Y3)、(X6,Y6)の初期値を(X4,Y4)としておき、ステップS801において、CPU201は、ステップS304で選択されているOCR用領域データの左座標(左上X座標)が、ステップS306で求められた表示領域内に入っているか否かを判断し、表示領域内に入っていると判断した場合には、ステップS803へ処理を移行させ、一方、表示領域内に入っていないと判断した場合には、ステップS802へ処理を移行させる。
ステップS802において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの左座標が、表示領域内に入るように表示領域の範囲を移動する。即ち、「X5=X1」,「X6=X3−X1」のようにX5,X6を変更する。そして、ステップS803に処理を移行する。
次に、ステップS803において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの上座標(左上Y座標)が、表示領域内に入っているか否かを判断し、表示領域内に入っていると判断した場合には、ステップS805へ処理を移行させ、一方、表示領域内に入っていないと判断した場合には、ステップS804へ処理を移行させる。
ステップS804において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの上座標が、表示領域内に入るように表示領域の範囲を移動する。即ち、「Y5=Y1」,「Y6=Y3−Y1」のようにY5,Y6を変更する。そして、ステップS805に処理を移行する。
ステップS805において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの右座標(右下X座標)が、表示領域内に入っているか否かを判断し、表示領域内に入っていると判断した場合には、ステップS807へ処理を移行させ、一方、表示領域内に入っていないと判断した場合には、ステップS806へ処理を移行させる。
ステップS806において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの右座標が、表示領域内に入るように表示領域の範囲を移動する。即ち、「X5=X3+(X2−X4)」,「X6=X2」のようにX5,X6を変更する。そして、ステップS807に処理を移行する。
次に、ステップS807において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの下座標(右下Y座標)が、表示領域内に入っているか否かを判断し、表示領域内に入っていると判断した場合には、ステップS809へ処理を移行させ、一方、表示領域内に入っていないと判断した場合には、ステップS808へ処理を移行させる。
ステップS808において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの下座標が、表示領域内に入るように表示領域の範囲を移動する。即ち、「Y5=Y3+(Y2−Y4)」,「Y6=Y2」のようにY5,Y6を変更する。そして、ステップS809に処理を移行する。
ステップS809において、CPU201は、OCR用領域データの左座標(左上X座標)が、表示領域内に入っているか否かを判断し、表示領域内に入っていると判断した場合には、ステップS811へ処理を移行させ、一方、表示領域内に入っていないと判断した場合には、ステップS810へ処理を移行させる。
ステップS810において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの左座標が、表示領域内に入るように表示領域の範囲を移動する。即ち、「X5=X1」,「X6=X1+(X4−X3)」のようにX5,X6を変更する。そして、ステップS811に処理を移行する。
次に、ステップS811において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの上座標(左上Y座標)が、表示領域内に入っているか否かを判断し、表示領域内に入っていると判断した場合には、そのまま処理を終了させ、一方、表示領域内に入っていないと判断した場合には、ステップS812へ処理を移行させる。
ステップS812において、CPU201は、選択されているOCR用領域データの上座標が、表示領域内に入るように表示領域の範囲を移動する。即ち、「Y5=Y1」,「Y6=Y1+(Y4−Y3)」のようにY5,Y6を変更する。そして、処理を終了させる。
なお、図3のステップS303において、複数のOCR用領域データが選択された場合には、該選択された全てのOCR用領域データを含む矩形が表示領域に収めるように(表示領域な収まらない場合は左上を収めるように)表示領域を移動するような処理をステップS307で行うように構成してもよい。
以上示したように、本実施形態では、読み込まれたイメージデータ401全体を論理領域400とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータをディスプレイ211上の物理画面500に表示制御する利用者端末100において、CPU201は、ディスプレイ211上の物理画面500に対応するイメージデータ401の表示倍率の変更指示に応じて、表示倍率変更後の表示領域を取得し、RAM202又は外部記憶装置204に前記論理領域内の矩形領域の座標値として記憶される1つまたは複数の矩形データから選択されるいずれかの矩形データに対応する論理領域400内の矩形領域を包含するように、前記取得した表示領域を移動制御するので、OCR用の領域のように拡大して領域内の記載を確認する処理を行う場合でも、拡大処理後も選択領域を物理画面(物理領域)に表示することが可能となり、領域の拡大確認操作を容易に行うことができる等の効果を奏する。
なお、CPU201は、図9に示したように、前記矩形領域を前記取得した表示領域に包含することが不可能な場合には、前記矩形領域のいずれかの頂点のみを表示領域内に入れるように前記表示領域を移動制御する。
また、CPU201は、図9に示したように、前記矩形領域の対角となる頂点のうち一方の頂点が入るように表示領域を移動した後、前記矩形領域の他方の頂点が入るように前記表示領域を移動するように制御する。
さらに、CPU201は、選択される前記いずれか複数の矩形データに対応する前記論理領域内の矩形領域を全て包含するように、表示領域を移動制御する。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、利用者によりOCR用領域が選択されて拡大(縮小)指示を受けた場合に、該選択されたOCR用領域を拡大(縮小)後の物理画面に収める(表示領域な収まらない場合は左上を収める)構成について説明したが、拡大(縮小)指示の有無に関らず選択されるOCR用領域を物理画面に収める(表示領域な収まらない場合は左上を収める)ように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
図10は、本発明の情報処理装置における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した利用者端末101のCPU201が外部記憶装置204に格納されるプログラムをRAM202にロードして実行することによって実現される第1実施形態の表示処理に対応する。なお、S301〜S303,S1001〜1004は各ステップを示す。また、図3と同一のステップには同一のステップ番号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、ステップS1001において、CPU201は、図2に示したキーボード206やポインティングデバイス207等によって、OCR用領域データが選択されたかどうかを判断する。このOCR用領域データ選択の様子を図11に示す。
図11は、図2に示したディスプレイ211の物理画面500上に表示されているOCR用領域データの選択の様子を示す模式図である。
図11において、1001は選択されたOCR用領域データを示す。なお、OCR用領域データは、図2に示したディスプレイ211に表示されるOCR用領域データ一覧から選択することも可能である。このOCR用領域データ一覧を図12に示す。
図12は、図2に示したディスプレイ211に表示されるOCR用領域データ一覧の一例を示す模式図である。
図12において、1101はOCR用領域データ一覧で、ステップS303に示したイメージ及びOCR用領域の表示処理の際に、CPU201が、物理画面500とは別にディスプレイ211上にステップS302において読み込んだOCR用領域データに付した名称の一覧に基づいてディスプレイ211上に表示させる。
これにより、利用者は、所望のOCR用領域データが物理画面500上に表示されていない場合であっても、OCR用領域データ一覧1101から図2に示したキーボード206やポインティングデバイス207等によってその名称を指示することで選択可能となる。
以下、図10のフローチャートの説明に戻る。
CPU201は、ステップS1001で、OCR用領域データの選択があると判断した場合には、ステップS1002へ処理を移行し、一方、OCR用領域データの選択がないと判断した場合には、ステップS1004へ処理を移行させる。
ステップS1002では、CPU201は、カレントの表示領域を取得し、ステップS1001で選択されたOCR用領域データを、表示領域内に収めるように、現在の表示領域を移動する処理を行う。この処理は、図9に示した処理と同様である。
次に、ステップS1003において、CPU201は、ステップS1002により移動された表示領域で、イメージデータと各OCR用領域データを物理画面500上に再表示させる。なお、領域が選択される前の表示領域と領域が選択された後の表示領域との関係を図13に示す。
図13は、本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における領域が選択される前の表示領域と領域が選択された後の表示領域との関係の一例を示す模式図である。
図13に示すように、利用者によりOCR用領域データ900が選択される前には、「OCR用領域が選択される前の表示領域」901が表示されている。そして、利用者によりOCR用領域が選択された場合(図10のステップS1001でY)、図9において説明した手順により表示領域901(即ち、物理画面500に表示される論理領域400上の部分領域)を902に示すように選択されたOCR用領域データ900が収まるように移動し、物理画面500に「領域が選択された後の表示領域」を表示する。これにより、選択されたOCR用領域データ900は、図7の701に示すように、物理画面500に表示される。
これにより、利用者は、スクロール等の煩雑な操作を行うことなく容易に、OCR用領域内の文字列や枠、またOCR用領域そのものを確認することができる。
以下、具体的に示す。
例えば、選択するOCR用領域データ900の左上座標を(X1=480,Y1=480)、右下座標を(X2=700,Y2=520)とし、該OCR用領域データ900が選択される前の表示領域901の左上座標を(X3=0,Y3=0)、右下座標を(X4=500,Y4=500)とすると、該OCR用領域データ900が選択された後の表示領域902の左上座標を(X5,Y5)、右下座標を(X6,Y6)は以下のように算出され移動される。この場合、(X4−X3)>(X2−X1)、且つ(Y4−Y3)>(Y2−Y1)、即ちOCR用領域データ900のサイズが表示用領域901のサイズを越えない場合に対応し、以下のようになる。
X5=X3+(X2−X4)=0+(700−500)=200
Y5=Y3+(Y2−Y4)=0+(520−500)=20
X6=X2=700
Y6=Y2=520
また、選択するOCR用領域データ900の左上座標を(X1=480,Y1=480)、右下座標を(X2=1000,Y2=520)とすると、該OCR用領域データ900が選択された後の表示領域902の左上座標を(X5,Y5)、右下座標を(X6,Y6)は以下のように算出され移動される。この場合、(X4−X3)<(X2−X1)、且つ(Y4−Y3)>(Y2−Y1)、即ちOCR用領域データ900のサイズが、X方向において表示用領域901のサイズを越えている場合に対応し、以下のようになる。
X5=X1=480
Y5=Y3+(Y2−Y4)=0+(520−500)=20
X6=X1+(X4−X3)=480+(500−0)=980
Y6=Y2=520
さらに、選択するOCR用領域データ900の左上座標を(X1=480,Y1=480)、右下座標を(X2=700,Y2=1000)とすると、該OCR用領域データ900が選択された後の表示領域902の左上座標を(X5,Y5)、右下座標を(X6,Y6)は以下のように算出され移動される。この場合、(X4−X3)>(X2−X1)、且つ(Y4−Y3)<(Y2−Y1)、即ちOCR用領域データ900のサイズが、Y方向において表示用領域901のサイズを越えている場合に対応し、以下のようになる。
X5=480
Y5=480
X6=X1+(X4−X3)=480+(500−0)=980
Y6=Y1+(Y4−Y3)=480+(500−0)=980
以下、図10のフローチャートの説明に戻る。
最後にステップS1104において、CPU201は、図2に示したキーボード206やポインティングデバイス207によって、ディスプレイ211上の図示しない終了メニュー等により終了指示がなされたか否かを判断し、終了指示がなされていないと判断した場合には、ステップS1001の処理に戻る。
一方、ステップS1104で、CPU201は、終了指示がなされたと判断した場合には、処理を終了する。
なお、図10のステップS1001において、複数のOCR用領域データが選択された場合には、該選択された全てのOCR用領域データを含む矩形が表示領域に収まるように(表示領域な収まらない場合は左上を収めるように)表示領域を移動するような処理をステップS1003で行うように構成してもよい。
また、上記第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせ、図3のステップS305で、CPU201が、ステップS304で選択されたOCR用領域データに対して拡大(又は縮小)指示がなかったと判断した場合には、図10のステップS1002,S1003の処理を行って、選択された領域を表示領域内に収めて再表示し、図3のステップS309の処理を行うように構成してもよい。
以上示したように、本実施形態では、読み込まれたイメージデータ401全体を論理領域400とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータをディスプレイ211上の物理画面500に表示制御する利用者端末101において、CPU201が、前記ディスプレイ211上の物理画面500に表示される前記論理領域400内の表示領域を取得し、RAM202又は外部記憶装置204に前記論理領域内の矩形領域の座標値として記憶される1つまたは複数の矩形データから選択されるいずれかの矩形データに対応する前記論理領域400内の矩形領域を包含するように、前記表示領域を移動制御するので、選択される領域が変更されても、物理画面(物理領域)に一定の表示倍率で指定領域に対応する矩形を表示することができ、また、物理画面内に指定された領域が収まらないときも、表示領域の拡大・縮小を行うことなく、指定領域の一部を物理画面内に表示させるように論理領域内の表示領域を移動するため、指定領域内の図形や文字サイズ等の統一性を保つことができ、指定領域を容易に確認することができる。
なお、CPU201は、図9に示したように、前記矩形領域を前記取得した表示領域に包含することが不可能な場合には、前記矩形領域のいずれかの頂点のみを表示領域内に入れるように前記表示領域を移動制御する。
また、CPU201は、図9に示したように、前記矩形領域の対角となる頂点のうち一方の頂点が入るように表示領域を移動した後、前記矩形領域の他方の頂点が入るように前記表示領域を移動するように制御する。
さらに、CPU201は、指定される前記いずれか複数の矩形データに対応する前記論理領域内の矩形領域を全て包含するように、表示領域を移動制御する。
従って、一定の物理領域内に所望とする選択されている領域データに対応する矩形を表示することができ、物理領域内に該選択領域が収まらないときには、物理領域の拡大・縮小を行うことなく、選択領域の一部を物理領域内に表示させるように物理領域に表示させる論理領域内の表示領域を移動することにより、選択領域内の文字サイズ等の統一性を保つことができる等の効果を奏する。
以上、各実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図14に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図14は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図9,図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、RAM,NV−RAM,フレキシブルディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW),磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
さらに、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給されるものであってもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
イメージデータ上に作成されたOCR処理に用いられる領域データを、通常の画像データとすることにより、CAD等の図形編集時の領域表示処理にも本発明は適用可能である。
本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を適用可能なシステムの全体構成図である。 図1に示した利用者端末の内部構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の情報処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置における論理領域を説明するための模式図である。 図2に示したディスプレイ上の物理画面に表示されるイメージデータ及びイメージデータ上に作成されたOCR用領域データの表示例を示す模式図である。 図2に示したディスプレイの物理画面上に表示されるOCR用領域データの選択の様子を示す模式図である。 図2に示したディスプレイの物理画面上に表示されるイメージデータの表示倍率変更指示(拡大指示又は縮小指示)に対する表示領域の算出方法を説明するための図である。 図2に示したディスプレイの物理画面上に再表示されるイメージデータとOCR用領域データを示す模式図である。 本発明の情報処理装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したディスプレイの物理画面上に表示されているOCR用領域データの選択の様子を示す模式図である。 図2に示したディスプレイに表示されるOCR用領域データ一覧の一例を示す模式図である。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における領域が選択される前の表示領域と領域が選択された後の表示領域との関係の一例を示す模式図である。 本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
101 利用者端末
102 サーバ
103 複合機
104 LAN
105 スキャナ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 外部記憶装置
206 キーボード
207 ポインティングデバイス
211 ディスプレイ

Claims (7)

  1. イメージデータ全体を論理領域とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータを表示装置上に表示制御する情報処理装置であって、
    前記論理領域内に配置される矩形領域の座標値を示す1つ又は複数の矩形データを記憶する記憶手段と、
    前記表示領域に表示されている前記記憶手段に記憶される矩形データに対応する矩形領域からユーザが着目する矩形領域を選択する第1の選択手段と、
    ユーザから任意の表示倍率の変更指示があったかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により表示倍率の変更指示があったと判断された場合、倍率が変更される毎にユーザにより指定された表示倍率に応じて前記論理領域に対する前記表示領域のサイズを決定し、該サイズが決定された表示領域の前記論理領域内における配置位置を繰り返し決定する決定手段と、
    前記決定された配置位置における前記表示領域に対応する前記イメージデータを前記表示装置に表示させる表示制御手段とを有し、
    前記決定手段は、前記第1の選択手段により選択されたユーザが着目する矩形領域を前記表示領域に表示させるべく、前記決定された前記表示倍率における表示領域のサイズを変更することなく、該選択された矩形領域に対応する前記記憶手段により記憶される矩形データの座標値を包含する配置位置を算出することで前記表示領域の配置位置を決定し、前記矩形領域の全てを前記表示領域に包含することができない場合、少なくとも前記矩形領域のいずれか一つの頂点を前記表示領域内に入れるように前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶手段により記憶される矩形データに対応する矩形領域を示す情報の一覧を表示装置に表示させる矩形領域一覧表示制御手段と、
    前記矩形領域一覧表示制御手段により表示される一覧からユーザが着目する矩形領域を選択する第2の選択手段を更に有し、
    前記決定手段は、前記第2の選択手段により選択されたユーザが着目する矩形領域を前記表示領域に表示させるべく、前記決定された前記表示倍率における表示領域のサイズを変更することなく、該選択された矩形領域に対応する前記記憶手段により記憶される矩形データの座標値を包含する配置位置を算出することで前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記矩形領域の対角となる頂点のうち一方の頂点が入るように前記取得手段により取得された表示領域の配置位置を決定した後、前記矩形領域の他方の頂点が入るように前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. イメージデータ全体を論理領域とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータを表示装置上に表示制御する情報処理装置における表示制御方法であって、
    第1の選択手段により、前記表示領域に表示されている、記憶手段に前記論理領域内に配置される矩形領域の座標値として記憶される1つ又は複数の矩形データに対応する矩形領域から、ユーザが着目する矩形領域を選択させる第1の選択ステップと、
    判定手段が、ユーザから任意の表示倍率の変更指示があったかを判断する判断ステップと、
    決定手段が、前記判断ステップにより表示倍率の変更指示があったと判断された場合、倍率が変更される毎にユーザにより指定された表示倍率に応じて前記論理領域に対する前記表示領域のサイズを決定し、該サイズが決定された表示領域の前記論理領域内における配置位置を繰り返し決定する決定ステップと、
    表示制御手段が、前記決定された配置位置における前記表示領域に対応する前記イメージデータを前記表示装置に表示させる表示ステップとを有し、
    前記決定ステップは、前記第1の選択ステップにより選択されたユーザが着目する矩形領域を前記表示領域に表示させるべく、前記決定された前記表示倍率における表示領域のサイズを変更することなく、該選択された矩形領域に対応する前記記憶手段により記憶される矩形データの座標値を包含する配置位置を算出することで前記表示領域の配置位置を決定し、前記矩形領域の全てを前記表示領域に包含することができない場合、少なくとも前記矩形領域のいずれか一つの頂点を前記表示領域内に入れるように前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする表示制御方法。
  5. 矩形領域一覧表示制御手段が、前記記憶手段により記憶される矩形データに対応する矩形領域を示す情報の一覧を表示装置に表示させる矩形領域一覧表示ステップと、
    第2の選択手段により、前記矩形領域一覧表示制御ステップにより表示される一覧からユーザが着目する矩形領域を選択させる第2の選択ステップを更に有し、
    前記決定ステップは、前記第2の選択ステップにより選択されたユーザが着目する矩形領域を前記表示領域に表示させるべく、前記決定された前記表示倍率における表示領域のサイズを変更することなく、該選択された矩形領域に対応する前記記憶手段により記憶される矩形データの座標値を包含する配置位置を算出することで前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする請求項に記載の表示制御方法。
  6. 前記決定ステップは、前記矩形領域の対角となる頂点のうち一方の頂点が入るように前記取得ステップにより取得された表示領域の配置位置を決定した後、前記矩形領域の他方の頂点が入るように前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の表示制御方法。
  7. イメージデータ全体を論理領域とし、該論理領域内の所定の領域を表示領域として、該表示領域に対応する前記イメージデータを表示装置上に表示制御するコンピュータを、
    前記論理領域内に配置される矩形領域の座標値を示す1つ又は複数の矩形データを記憶する記憶手段、
    前記表示領域に表示されている前記記憶手段に記憶される矩形データに対応する矩形領域からユーザが着目する矩形領域を選択する選択手段、
    ユーザから任意の表示倍率の変更指示があったかを判断する判断手段、
    前記判断手段により表示倍率の変更指示があったと判断された場合、倍率が変更される毎にユーザにより指定された表示倍率に応じて前記論理領域に対する前記表示領域のサイズを決定し、該サイズが決定された表示領域の前記論理領域内における配置位置を繰り返し決定する決定手段、
    前記決定された配置位置における前記表示領域に対応する前記イメージデータを前記表示装置に表示させる表示制御手段として機能させるものであり、
    前記決定手段は、前記選択手段により選択されたユーザが着目する矩形領域を前記表示領域に表示させるべく、前記決定された前記表示倍率における表示領域のサイズを変更することなく、該選択された矩形領域に対応する前記記憶手段により記憶される矩形データの座標値を包含する配置位置を算出することで前記表示領域の配置位置を決定し、前記矩形領域の全てを前記表示領域に包含することができない場合、少なくとも前記矩形領域のいずれか一つの頂点を前記表示領域内に入れるように前記表示領域の配置位置を決定することを特徴とするプログラム。
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