JP4099508B2 - 成形用ダイス - Google Patents

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Description

本発明は、成形用ダイスに関する。
従来から、ダイ孔が形成された筒状のダイスと、ダイスの内側面に沿ってスライドする柱状の上パンチ及び下パンチと、を備える圧粉成形用の金型がある。この圧粉成形用の金型において、ダイスと上パンチの下面と下パンチの上面とにより形成されるキャビティ空間に粉体を充填し、上パンチと下パンチとにより加圧して粉末成形体を成形する。
下記特許文献1には、加圧方向と垂直方向にダイスからキャビティへ横ピンを挿入した状態で粉体を加圧することにより、粉末成形体に横穴を形成する方法が記載されている。
特許第3444922号公報
上記特許文献1に記載のダイスには、上下パンチによる加圧方向と垂直な方向に横ピンをスライドさせるために、ダイスの外側面とダイ孔を画成する面とを貫通する孔が形成されている。しかし、ダイスは、上下パンチにより加えられる数トン単位の大きな圧力に耐えるように、超硬合金などの硬い材質で形成されているので、上記の孔を加工するのは困難である。特に、径が数ミリ以下の小さい孔を加工することは、より困難であり、加工精度が低下する。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、成形用ダイスの外側面とダイ孔を画成する面とに開口する貫通孔の加工性を向上させることを目的とする。
本発明の成形用ダイスは、枠体と、枠体の内側に配されると共にダイ孔が形成されたダイと、を備えており、ダイが、ダイ孔を画成すると共に互いに対向する面をそれぞれ含む第1及び第2部分を有し、枠体には、該枠体の外側面と内側面とに開口するように貫通する第1貫通孔が形成され、第1部分には、第1貫通孔に連続する第2貫通孔が形成されており、第2貫通孔が、第1部分の枠体の内側面に対向する面に開口すると共に第1の断面積とされた第1領域と、ダイ孔を画成する面に開口すると共に第1の断面積よりも小さい第2の断面積とされた第2領域と、を含んでいることを特徴とする。
本発明の成形用ダイスによれば、第2貫通孔は第1領域と第1領域の断面積よりも小さい第2領域とを含むので、より細い第2領域を形成するための加工長さを、ダイの外側面とダイ孔を画成する面との距離よりも短くすることができる。従って、ダイスの外側面とダイ孔を画成する面とに開口する貫通孔の加工性を向上させることができる。また、ダイを構成する第1部分と第2部分が、ダイ孔を画成すると共に互いに対向する面をそれぞれ含むので、ダイを形成する際には、第1部材と第2部材とをそれぞれ加工することができる。よって、第1部分における第2貫通孔の第2領域をダイの内側面から加工することが可能となるので、第2貫通孔の第2領域をより簡易に加工することができる。
また、本発明の成形用ダイスのダイが、焼き嵌めされて枠体の内側に配されていることを特徴とする。このようにすることにより、ダイを構成する複数の部材を、成形時の加圧に対してずれないように固定することができる。よって、ダイ孔の形状を確実に保つことが可能となる。
また、本発明の成形用ダイスの第1及び第2部分が、ダイ孔を画成すると共に、互いに対向する面に垂直であり且つ互いに対向する面を更に含み、第1の部分が、ダイ孔を画成する二つの面のうち一方の面を含む第1部材と、ダイ孔を画成する二つの面のうち他方の面を含む第2部材とからなり、第2の部分が、ダイ孔を画成する二つの面のうち一方の面を含む第3部材と、ダイ孔を画成する二つの面のうち他方の面を含む第4部材とからなり、第1及び第3部材が、一方の面を含む突出部をそれぞれ有し、第1〜第4部材が、各突出部を他方の面でそれぞれ挟むように配された状態で、枠体に焼き嵌めされていることを特徴とする。
ダイを構成する第1〜第4部材が、第1及び第3部材が有する各突出部を他方の面でそれぞれ挟むように配された状態で枠体に焼き嵌めされているので、各部材は、位置がずれないように互いに固定されることとなる。よって、ダイを構成する各部材が、精度のよいダイ孔を形成することができる。また、各突出部を面で挟むので、面と突出部の角部とでダイ孔の角部が形成されることとなる。よって、ダイ孔の角部を1つの部材として形成する場合や、部材の角部同士によって形成する場合よりも精度のよい角部を形成することができる。
また、本発明の成形用ダイスは、第1領域の断面形状が長円形であり、第2貫通孔が、第2領域を複数含んでおり、複数の第2領域は、第1領域の断面形状である長円形の長軸方向に並んでいることを特徴とする。このようにすることにより、複数の第2領域を効率的に配置することができる。
本発明によれば、成形用ダイスの外側面とダイ孔を画成する面とに開口する貫通孔の加工性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るダイスの斜視図である。本実施形態に係るダイスD1は、圧粉成形用の雌型である。ダイスD1は、外形が直方体形状で、直方体形状を厚さ方向に貫通する断面四角状のダイ孔3が形成されている。ダイ孔3を形成する4面は、ダイスD1の側面4面とそれぞれ平行に形成されると共に、互いに垂直である。以下の説明において、ダイ孔3の深さ方向をZ方向とする。
ダイスD1の外形は、縦寸法118mm程度、横寸法75mm程度、最大厚さ18mm程度である。ダイ孔3は、縦寸法6mm程度、横寸法11mm程度、深さ10mm程度である。そして、ダイスD1は、枠体10と、枠体10の内側に配されると共にダイ孔3が形成されたダイ20と、を備えて構成される。枠体10は、ダイス鋼、金型用鋼等で形成される。ダイ20は、枠体10より硬い材料が用いられ、超硬合金、宝石等で形成される。
枠体10の外形は直方体形状で、ダイスD1の外形を形作っている。枠体10は、直方体形状を厚さ方向に貫通する断面四角状の孔が形成されて枠体形状を成している。枠体10の孔の断面における縦寸法は18mm程度、横寸法は23mm程度である。枠体10の孔は、枠体10の中央部から一方の端面寄りに形成されている。枠体10の内側面13を構成する4面は、Z方向および枠体10の側面とそれぞれ平行である。また、枠体10にはネジどめ用のネジ穴が形成されている。
さらに、枠体10には、側面15と、内側面13のうち側面15に対して平行な面とに開口を有するように貫通する第1貫通孔16が形成されている。第1貫通孔16の深さ方向は、側面15及びZ方向と垂直に形成されている。第1貫通孔16の断面形状は、長円形で、長円形の長手方向の寸法は7mm程度、幅方向の寸法は1.5mm程度である。
ダイ20は、枠体10の内側に配されると共にダイ孔3を画成している。ダイ20は、枠体10の孔に対応した直方体形状で、ダイ20の側面が枠体10の内側面13とそれぞれ接している。ダイ20の内側面である4面は、枠体10の内側面13の4面とそれぞれ平行に形成され、それぞれZ方向と平行である。すなわち、ダイ孔3を構成する4面は、隣り合う面と互いに垂直である。
ダイ20は、Z方向と垂直な方向に分割された第1〜第4部材21〜24により構成されている。図2、3を参照してダイ20についてより詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るダイスの分解斜視図を示す。図3は、本実施形態に係るダイスの断面図を示す。図3は、ダイスD1のZ方向と垂直な断面図である。図2、3において、ダイスD1の長手方向をY方向、Y方向及びZ方向と垂直な方向をX方向とする。
第1部材21は、枠体10の第1貫通孔16が形成された内側面132と隣り合う一方の内側面131と主に接する。第2部材22は、枠体10の第1貫通孔16が形成された内側面132に接する。第3部材23は、内側面132と隣り合う他方の内側面133と主に接する。第4部材24は、枠体10の内側面132と対向する内側面134に接する。
第1部材21及び第3部材23は、互いに同形状で、断面凸状で左右の対称性を有する柱状の部材である。第1部材21及び第3部材23は、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する内側面211,221をそれぞれ有して、内側面211,231をそれぞれ含む突出部210,230を含む。
第1部材21の側面は、内側面211と、内側面211と対向する外側面212と、外側面212と垂直に隣り合う側面213,214と、側面213と垂直に隣り合い内側面211と平行な側面215と、側面214と垂直に隣り合い内側面211と平行な側面216と、内側面211と垂直に隣り合う側面217,218とにより構成されている。第1部材21の外側面212は、枠体10の内側面131と接し、第1部材21の側面213と側面214は、枠体10の内側面132と内側面134とそれぞれ接している。
第3部材23の側面は、内側面231と、内側面231と対向する外側面232と、外側面232と垂直に隣り合う側面233,234と、側面233と垂直に隣り合い内側面231と平行な側面235と、側面234と垂直に隣り合い内側面231と平行な側面236と、内側面231と垂直に隣り合う側面237,238とにより構成されている。第3部材23の外側面232は、枠体10の内側面133と接し、第3部材23の側面233と側面234は、枠体10の内側面132と内側面134とそれぞれ接している。
第2部材22及び第4部材24は、外形が互いに同形状の直方体形状で、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する内側面221,241を有する。
第2部材22の側面は、内側面221と、内側面221と対向する外側面222と、第1部材21と接する側面223と、第3部材23と接する側面224と、により構成されている。第2部材22の外側面222は、第1貫通孔16の形成された枠体10の内側面132に接している。
第4部材24の側面は、内側面241と、内側面241と対向する外側面242と、第1部材21と接する側面243と、第3部材23と接する側面244と、により構成されている。第4部材24の外側面242は、枠体10の内側面134に接している。
なお、ダイ孔3を画成する内側面211を含む第1部材21と、ダイ孔3を画成する内側面221を含む第2部材22とが第1部分を構成することとなる。また、ダイ孔3を画成する内側面231を含む第3部材23と、ダイ孔3を画成する内側面241を含む第4部材24とが第2部分を構成することとなる。
第1部材21の側面215と第2部材22の側面223とは、互いに同形状かつ同面積であり、接している。第1部材21の側面217は、第2部材22の内側面221の端部分と接している。第1部材21の側面216と第4部材24の側面243とは、互いに同形状かつ同面積であり、接している。第1部材21の側面218は、第4部材24の内側面241の端部分と接している。すなわち、互いに対向する第2部材22の内側面221と第4部材の内側面241とが、第1部材21の突出部210を挟んでいる。
第3部材23の側面235と第2部材22の側面224とは、互いに同形状かつ同面積であり、接している。第3部材23の側面237は、第2部材22の内側面221の端部分と接している。第3部材23の側面236と第4部材24の側面244とは、互いに同形状かつ同面積であり、接している。第3部材23の側面238は、第4部材24の内側面241の端部分と接している。すなわち、互いに対向する第2部材22の内側面221と第4部材の内側面241とが、第3部材23の突出部230を挟んでいる。また、第2部材22及び第4部材24は、第1部材21と第3部材23とによって挟まれている。
第1〜第4部材21〜24は、枠体10に焼き嵌めにより嵌められて、枠体10の内側に固定されている。よって、第1〜第4部材21〜24は、枠体10からダイ孔3の方向へ加圧されている状態である。
そこで、第2部材22が枠体10の内側面132からダイ孔3へ力を受け、第4部材24が枠体10の内側面134からダイ孔3へ力を受ける。よって、第2部材22と第4部材24との間の第1部材21側の距離は、第1部材21の側面217と側面218との間の距離によって決定される。また、第2部材22と第4部材24との間の第3部材23側の距離は、第3部材23の側面237と側面238との間の距離によって決定される。
すなわち、第2部材22及び第4部材24における、枠体10に対するY方向の位置は、第1部材21及び第3部材23の突出部210,230によって固定される。また、第1部材21の突出部210及び第3部材23の突出部230が、第2部材22と第4部材24とに挟まれて、第1部材21及び第3部材23のY方向の位置が固定される。
第1部材21が枠体10の内側面131からダイ孔3へ力を受け、第3部材23が枠体10の内側面133からダイ孔3へ力を受けるので、第2部材22は、第1部材21の側面215と第3部材23の側面235とに挟まれて、X方向の位置が固定される。また、第4部材24は、第1部材21の側面216と第3部材23の側面236とに挟まれて、X方向の位置が固定される。
また、第1部材21は、枠体10の内側面131と第2及び第4部材22,24に挟まれて、X方向の位置が固定される。第3部材23は、枠体10の内側面133と第2及び第4部材22,24に挟まれて、X方向の位置が固定される。
すなわち、第1〜第4部材21〜24は、枠体10からダイ孔3の方向に加圧されることにより、Z方向と垂直なX方向及びY方向について各部材が互いに位置がずれないように互いに固定される。
また、第1〜第4部材21〜24の各側面は、ダイ孔3を形成する第1〜第4部材21〜24の内側面211,221,231,241及び枠体10の各内側面131〜134と垂直又は平行な面である。よって、各部材の互いの位置をより精度よく固定することができる。
また、第2部材22の内側面221に、第1部材21の突出部210を形成する側面217と、側面217と側面211との間の角部と、が接して、ダイ孔3の一つの角部が形成される。第2部材22の内側面221に、第3部材23の突出部230を形成する側面237と、側面237と側面231との間の角部と、が接して、ダイ孔3の一つの角部が形成される。第4部材24の内側面241に、第1部材21の突出部210を形成する側面218と、側面218と側面211との間の角部と、が接して、ダイ孔3の一つの角部が形成される。第4部材24の内側面241に、第3部材23の突出部230を形成する側面238と、側面238と側面231との間の角部と、が接して、ダイ孔3の一つの角部が形成される。
このように、一つの部材の面に対して別の部材の角部が接することにより形成されるダイ孔3の角部は、一つの部材を加工して形成されるダイ孔3の角部よりもシャープに精度よく形成することができる。
引き続き図3,図4を参照して、第2部材22についてさらに詳細に説明する。図4は、第2部材の斜視図である。第2部材22の外側面222には、枠体10の第1貫通孔16に対応する位置に、枠体10の第1貫通孔16と連続する貫通孔(第2貫通孔)25が形成されている。第2貫通孔25は、第1領域26と複数の第2領域27とを含む。
第1領域26は、枠体10の内側面13と接する側面222に開口し、断面形状が長円形の領域である。第1領域26の断面形状は、第1貫通孔16の断面形状と同形状である。第2領域27は、ダイ孔3を画成する内側面221に開口し、断面形状が円形の領域である。
第1領域26の断面形状である長円形は長手方向の長さ7mm程度、幅方向の長さ1.5mm程度であり、第1領域26の長さは5.5mm程度である。第2領域27の断面形状は、直径0.2mm程度の円形で、第2領域27の長さは0.5mm程度である。すなわち、第1領域26の断面積は、第2領域27の断面積より大きい。
第2領域27は、第1領域26と連続して6個形成されている。第2領域27は、第1領域26の断面形状である長円形の長軸方向に一列に並んで形成されている。すなわち、第1貫通孔16、第2貫通孔25の第1領域26及び第2領域27により、ダイスD1の外側面とダイ孔3を画成する面とに開口する貫通孔が形成されることとなる。
また、第1領域26は、複数の第2領域27を連結する孔となる。第1領域26及び第2領域27は、第1部材21をZ方向と垂直な方向に貫通する段付きの孔を構成することとなる。
本実施形態に係るダイスD1は、以下のようにして製作することができる。第1貫通孔16が形成された枠体10、外形が形成された第1〜第4部材21〜24をそれぞれ準備する。そして、第2部材22の外側面222から第1領域26を形成する。この第1領域26の精度は、成形品の精度に影響を与えないので、第1領域26は、比較的簡易に形成することができる。
また、第2領域27を第2部材22の内側面221側から放電加工により形成する。第2領域27の断面形状は、比較的精度良く形成することが要求されるが、第2領域27の長さが、第2部材21の厚さより短いので、より簡易に加工することができる。また、ダイ20が第2〜第2部材21〜24に分割されているので、第2部材22の内側面221から第2領域27を形成することができ、第2領域27をより簡易に精度良く形成することができる。
その後、第1〜第4部材21〜24を組み合わせて、枠体10によって焼き嵌めすることにより、第1〜第4部材21〜24を固定してダイ20が形成され、ダイスD1が形成される。
引き続いて、ダイスD1の使用方法について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るダイスを用いた成形工程を説明する断面図である。ダイスD1は、ダイ孔3の内面沿いに上下方向に摺動自在な(昇降自在にダイ孔3に嵌入する)下パンチ30及び上パンチ40と共に用いられて、粉末成形体Pを成形する。
ダイスD1には、第1貫通孔16及び第2貫通孔25によって構成される横ピン孔28内に横ピン29がZ方向に対して垂直方向に摺動自在に設けられている。この横ピン29はダイ孔3の内面に先端面が一致した格納状態からZ方向に対して垂直方向に移動してダイ孔3内側に突出することができる。
下パンチ30には、Z方向に貫通する縦ピン孔31が形成されており、この縦ピン孔31内に下側縦ピン32が上下方向に摺動自在(昇降自在)に設けられており、下パンチ30の上面に一致した(又は上面より下がった)格納状態から上面より突出した状態に移動可能である。下側縦ピン32は、横ピン29と直交し、横ピン29が貫通可能な嵌合穴部33を有する。
上パンチ40には縦ピン孔41が形成されており、この縦ピン孔41内に上側縦ピン42が上下方向に摺動自在(昇降自在)に設けられており、上パンチ40の下面に一致した(又は下面より上がった)格納状態から下面より突出した状態に移動可能である。上側縦ピン42は下側縦ピン32と同じ断面形状である。
なお、横ピン29と縦ピン32,42との組は、粉末成形体Pに複数の略L字状穴を形成する目的で複数組同一金型に設けられている。
次に、上記成形金型を用いる粉末成形体の製造工程について、引き続いて図5を参照して説明する。図中、黒塗り矢印は各部材の動きを示し、白抜き矢印は加圧方向を示す。本実施の形態では、ウイズドロアル法(下パンチ30を固定し、上パンチ40及びダイスD1を下降させて両押成形する方法で、相対速度差により下パンチでも押す)について説明する。
まず、図5(a)に示すように、ダイスD1のダイ孔3に下側より下パンチ30を嵌入させて上側が開口となったカップ状のキャビティ50を形成し、かつダイ孔3内面に横ピン29の先端面を一致させて横ピン29を格納状態とするとともに、下パンチ30の上面から下側縦ピン32を突出させた状態とする。そして、粉末材料1bを充填する。
図5(b)に示すように、キャビティ50内で上方向に突出している下側縦ピン32に近接する位置(結合(当接)する直前位置)まで、横ピン孔28から横ピン29を摺動突出させる。そして、図5(c)に示すように、上パンチ40をキャビティ50内に充填された粉末材料表面に下降させる。そして、横ピン29を横方向に摺動突出させることにより、下側縦ピン32上部の嵌合穴部33(貫通穴部)に横ピン29先端部を嵌合、結合させる。
図5(d)に示すように、下パンチ30の位置を保持した状態において、ダイスD1及び上パンチ40のそれぞれにCNCプレス成形機により圧力を加える。同時に、キャビティ50内の粉末材料が圧縮成形された粉末成形体Pの状態で、横ピン29の中心が当該粉末成形体Pのニュートラルゾーンに位置するようにダイスD1、下側縦ピン32、上パンチ40、及び上側縦ピン42の位置を制御する。すなわち、各第2領域27は、成形時に形成されるキャビティ空間において、Z方向の中央部に位置するように形成されている。
その後、ダイスD1、下パンチ30及び上パンチ40のそれぞれに加えられていた成形圧力を解除(適度の低圧力で粉末成形体Pを保持)しつつ、下側縦ピン32の嵌合穴部33に嵌合させていた横ピン29を粉末成形体から抜いて前記ダイスD1の横ピン孔28内に格納する。このようにして、粉末成形体が成形される。なお、ダイスD1に形成した横ピン孔28は、横ピン29を挿入する孔として用いたが、温度計を挿入する孔として利用してもよい。
上述したように本実施形態のダイスD1を用いて成形した粉末成形体Pを図6に示す。図6は、粉末成形体の斜視図である。粉末成形体Pは、例えば、共振器、発信器、誘電体フィルタ、又はデュプレクサ等に用いられる粉末成形体である。粉末成形体Pは、Z方向と垂直で互いに対向する上面101及び下面102、加圧方向と平行な第1〜第4側面103〜106で構成されている。
第1側面103には、第1側面103に対して垂直な横孔111〜116が複数(本実施形態では6個)形成されている。横孔111〜116は、断面円形で、直径は、0.2mm程度である。また、横孔111〜116は、第1側面103におけるZ方向に対する中央部に一列に並んで形成されている。すなわち、横孔111〜116は、第1側面103においてZ方向と垂直な方向に沿って一列に並んで形成されている。
下面102における第1側面103と対向する側面105側には、下面102に対して垂直で、横孔111〜116とそれぞれ連結した縦孔121〜126が形成されている。すなわち、横孔111〜116と縦孔121〜126により、略L字型の連結孔が6個形成されている。
粉末成形体Pの上面101と下面102とは、それぞれ金型の上パンチの下側面と下パンチの上側面とによって形成され、下面102に形成された縦孔121〜126は、下パンチから突出する縦ピンによって形成される。また、粉末成形体Pの側面103〜106は、ダイスD1におけるダイ孔3の内側面によって形成される。粉末成形体Pの横孔111〜116は、ダイ孔3の内側面からキャビティへ突出する横ピン29によって形成される。
引き続いて、本実施形態に係るダイスD1の作用効果について説明する。ダイスD1によれば、第2貫通孔25は第1領域26と第1領域26の断面積よりも小さい第2領域27とを含むので、より細い第2領域27を形成するための加工長さを、ダイ20の外側面211とダイ孔3を画成する内側面212との距離よりも短くすることができる。従って、ダイスD1の外側面とダイ孔3を画成する面とに開口する貫通孔の加工性を向上させることができる。また、ダイ20を構成する第1〜第4部材21〜24が、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する面をそれぞれ含むので、ダイ20を形成する際には、第1〜第4部材21〜24をそれぞれ加工することができる。よって、第1部材21における第2貫通孔25の第2領域27をダイ20の内側面13から加工することが可能となるので、第2貫通孔25の第2領域27をより簡易に加工することができる。
また、ダイスD1のダイ20が、焼き嵌めされて枠体10の内側に配されているので、ダイ20を構成する第1〜第2部材21〜24を、成形時の加圧に対してずれないように固定することができる。よって、ダイ孔3の形状を確実に保つことが可能となる。
また、ダイ20を構成する第1〜第4部材21〜24が、第1及び第3部材21,23が有する各突出部210,230を内側面221,241でそれぞれ挟むように配された状態で枠体10に焼き嵌めされているので、第1〜第4部材21〜24は、成形時に位置がずれないように互いに固定されることとなる。よって、ダイ20を構成する第1〜第4部材21〜24が、精度のよいダイ孔3を形成することができる。また、各突出部210,230を内側面221,241で挟むので、内側面221,241と突出部210,230の角部とでダイ孔3の角部が形成されることとなる。よって、ダイ孔3の角部を、1つの部材として形成する場合や、各部材の角部同士によって形成する場合よりも精度のよい角部を形成することができる。
また、第1領域27の断面形状が長円形であり、第2貫通孔25が、第2領域27を複数含んでおり、複数の第2領域27は、第1領域26の断面形状である長円形の長軸方向に並んでいるので、複数の第2領域27を効率的に配置することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、ダイを構成する第1〜第4部材の外形形状の構成は図7、8のようにしてもよい。図7、8は、本実施形態に係るダイスに含まれるダイの変形例を示す断面図である。
図7に示すダイ20Aは、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する内側面211,231をそれぞれ含む第1部材21Aと第3部材23Aと、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する内側面221,241をそれぞれ含む第2部材22Aと第4部材24Aとを有する。第1〜第4部材21A〜24Aの外形は、断面L字型の柱状であり、それぞれ内側面211,221,231,241を含む突出部210A,220A,230A,240Aを含む。
第1部材21Aと第3部材23Aとは互いに同形状で、対向すると共に、図7に示す断面においてダイ孔3の中心に対して互いに点対称となるように配置されている。第2部材22Aと第4部材24Aとは互いに同形状で、図7に示す断面においてダイ孔3の中心に対して互いに点対称となるように形成されている。
第1部材21Aの突出部210Aは、第2部材22Aと第4部材24Aの内側面241とによって挟まれると共に、第1部材21Aは、第2及び第4部材22A,24Aとダイ孔3の内側面13とに挟まれて、X方向及びY方向について固定されている。第2部材22Aの突出部220Aは、第1部材21Aの内側面211と第3部材23Aとによって挟まれると共に、第2部材22Aは、第1及び第3部材21A,23Aとダイ孔3の内側面13とに挟まれて、X方向及びY方向について固定されている。
第3部材23Aの突出部230Aは、第2部材22Aの内側面221と第4部材24Aとによって挟まれると共に、第3部材23Aは、第2及び第4部材22A,24Aとダイ孔3の内側面13とに挟まれて、X方向及びY方向について固定されている。第4部材24Aの突出部240Aは、第1部材21Aと第3部材23Aの内側面231とによって挟まれると共に、第4部材24Aは、第1及び第3部材21A,23Aとダイ孔3の内側面13とに挟まれて、X方向及びY方向について固定されている。
このように、ダイ20Aを構成する第1〜第4部材21A〜24Aが、第1及び第3部材21A〜24Aが有する各突出部210A,220A,230A,240Aを各内側面211,221,231,241と第1〜第4部材21A〜24Aでそれぞれ挟むように配された状態で枠体10に焼き嵌めされているので、第1〜第4部材21A〜24Aは、成形時に位置がずれないように互いに固定されることとなる。よって、ダイ20Aを構成する第1〜第4部材21A〜24Aが、精度のよいダイ孔3を形成することができる。また、各突出部210A,220A,230A,240Aを内側面211,221,231,241を用いて挟むので、内側面211,221,231,241と突出部210A,220A,230A,240Aの角部とでダイ孔3の角部が形成されることとなる。よって、ダイ孔3の角部を、1つの部材として形成する場合や、各部材の角部同士によって形成する場合よりも精度のよい角部を形成することができる。
図8に示すダイ20Bは、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する内側面211,231をそれぞれ含む第1部材21Bと第3部材23Bと、ダイ孔3を画成すると共に互いに対向する内側面221,241をそれぞれ含む第2部材22Bと第4部材24Bとを有する。
第2部材22Bと第4部材24Bとは、互いに同形状の直方体形状で、互いに対向すると共に、図8に示す断面においてダイ孔3の中心に対して互いに点対称となる位置に配置されている。第1部材21Bと第3部材24Bとは、互いに同形状の断面L字型の柱状の部材で、互いに対向すると共に、図8に示す断面においてダイ孔3の中心に対して互いに点対称となる位置に配置されている。第1部材21Bと第3部材24Bとは、それぞれ内側面211,231を含む突出部210B,230Bを含む。
第1部材21Bの突出部210Bは、第2部材22Bと第4部材24Bとにそれぞれ含まれて互いに対向する内側面221,241によって挟まれている。また、第1部材21Bは、第2部材22Bとダイ孔3の内側面13とに挟まれている。よって、第1部材21Bは、X方向及びY方向について固定されている。
第3部材23Bの突出部230Bは、第2部材22Bと第4部材24Bとにそれぞれ含まれて互いに対向する内側面221,241によって挟まれている。また、第3部材23Bは、第4部材24Bとダイ孔3の内側面13とに挟まれている。よって、第3部材23Bは、X方向及びY方向について固定されている。
第2部材22Bは、第1及び第3部材21B,23Bとダイ孔3の内側面13とに挟まれて、X方向及びY方向について固定されている。第4部材24Bは、第1及び第3部材21B,23Bとダイ孔3の内側面13とに挟まれて、X方向及びY方向について固定されている。
このように、ダイ20Bを構成する第1〜第4部材21B〜24Bが、第1及び第3部材21B,23Bが有する各突出部210B,230Bを内側面221,241でそれぞれ挟むように配された状態で枠体10に焼き嵌めされているので、第1〜第4部材21B〜24Bは、成形時に位置がずれないように互いに固定されることとなる。よって、ダイ20Bを構成する第1〜第4部材21B〜24Bが、精度のよいダイ孔3を形成することができる。また、各突出部210B,230Bを内側面221,241で挟むので、内側面221,241と突出部210B,230Bの角部とでダイ孔3の角部が形成されることとなる。よって、ダイ孔3の角部を、1つの部材として形成する場合や、各部材の角部同士によって形成する場合よりも精度のよい角部を形成することができる。
本実施形態に係るダイスの斜視図である。 本実施形態に係るダイスの分解斜視図を示す。 本実施形態に係るダイスの断面図を示す。 本実施形態に係るダイスに含まれる第1部材の斜視図である。 本実施形態に係るダイスを用いた成形工程を説明する断面図である。 本実施形態に係るダイスを含む圧粉成形用の金型によって成形される粉末成形体の斜視図である。 本実施形態に係るダイスに含まれるダイの変形例を示す断面図である。 本実施形態に係るダイスに含まれるダイの変形例を示す断面図である。
符号の説明
D1…ダイス、3…ダイ孔、10…枠体、13…内側面、16…第1貫通孔、20…ダイ、21〜24…第1〜第4部材、25…第2貫通孔、26…第1領域、27…第2領域、210,230…突出部。

Claims (4)

  1. 枠体と、
    前記枠体の内側に配されると共に、開口形状が四角形のダイ孔が形成されたダイと、を備えており、
    前記ダイが、前記ダイ孔を画成する第1〜第4内側面を有し、
    前記第2内側面及び前記第4内側面は、互いに対向し、
    前記ダイは、前記第2内側面を含む第1部分と前記第4内側面を含む第2部分とを有し、
    前記枠体には、該枠体の外側面と内側面とに開口するように貫通する第1貫通孔が形成され、
    前記第1部分は、前記第2内側面と対向する外側面が前記枠体の前記内側面に対向して配置され、
    前記第1部分には、前記第1貫通孔に連続する第2貫通孔が形成されており、
    前記第2貫通孔が、第1領域及び第2領域を含み、
    前記第1領域は、前記第1部分の前記枠体の前記内側面に対向する面に開口し、
    前記第2領域は、前記ダイ孔を画成する前記第2内側面に開口し、
    前記第2領域における前記第2貫通孔の貫通方向と垂直な断面の面積は、前記第1領域における前記貫通方向と垂直な断面の面積よりも小さいことを特徴とする成形用ダイス。
  2. 前記ダイが、焼き嵌めされて前記枠体の内側に配されていることを特徴とする請求項1に記載の成形用ダイス。
  3. 前記第1及び第3内側面は、前記第2及び前記第4内側面に垂直であると共に互いに対向し、
    前記第1部分が、前記第1内側面を含む第1部材と、前記第2内側面を含む第2部材とからなり、
    前記第2部分が、前記第3内側面を含む第3部材と、前記第4内側面を含む第4部材とからなり、
    前記第1部材が、前記第1内側面を含み、前記第3内側面方向に突出した突出部を有し、
    前記第3部材が、前記第3内側面を含み、前記第1内側面方向に突出した突出部を有し、
    前記各突出部が前記第2及び前記第4内側面でそれぞれ挟むように配された状態で、前記第1〜第4部材が前記枠体に焼き嵌めされていることを特徴とする請求項2に記載の成形用ダイス。
  4. 前記第1領域の断面形状が長円形であり、
    前記第2貫通孔が、前記第2領域を複数含んでおり、
    複数の前記第2領域は、前記第1領域の断面形状である長円形の長軸方向に並んでいることを特徴とする請求項1に記載の成形用ダイス。
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