JP4096937B2 - 床暖房パネル - Google Patents

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本発明は、一般住宅や集合住宅に用いられる床暖房パネルに関するものである。
従来から、床材の裏面側から熱源体を埋設する凹所を設けて用いられる床暖房パネルが知られている。利用者の好む表面化粧の施された床材を利用することができるため、床暖房装置の周辺部に用いられる床材の選択が、床暖房装置の表面化粧に合う床材を選択するのではなく、利用者が好む表面化粧の床材を床暖房装置とできるため、選択の巾ができ、インテリアコーディネートの面からも好ましいものである。最近では熱源体として、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒーターを面状にしたものを用いると、床材の厚さの中で熱源体を設け、しかもコードヒータのようなヒータ間の温度バラツキがなく、サーモスタットを用いずとも、適切な表面温度を実現する床暖房パネルを構成することが可能となっている(例えば特許文献1など)。
この床暖房パネルを用いた床暖房エリアは、用いられる部屋の大きさ、形状にあわせて形成することが望ましいが、一方で、形状に合わせた床暖房パネルを個別に用いることとなると、例えばPTCヒータの特性調整が難しい点、工業的に考えると品番が多くなってしまう点など問題が生じ、したがって、一定形状の床暖房パネルを適宜、横方向、縦方向につなぎ、所望の 床暖房エリアを形成する必要がある。
この床暖房パネルは床材を加工し用いるため、その強度確保のために、床暖房パネル全体を例えばスラブ下地や捨て貼り下地などの下地を用い、面で床暖房パネルを支持する必要がある。そのためこれら床暖房パネル間の配線などは、根太上に捨て貼り下地を設ける場合は配線を下にくぐらせて行うことができるが、そうでない場合には、配線を全てこれら床暖房パネルの厚さ内で行わせる必要がある。この配線は、床暖房パネルの上側から、床暖房パネルの固定後に行えるもの、床暖房パネルの上側から配線をすることができず、床暖房パネル固定前に配線を行い、その後下地上に固定するものの二種類に大別できる。
このうち後者の方法では、配線を容易に行わしめるため、床暖房パネルから配線を引き出し、接続後、再度引き出した配線をそれぞれの床暖房パネルに戻す必要がある。
一方、床暖房パネルは、特に耐荷重性を含め床材としての性能も満足する必要がある。そのため配線用のトンネルなど、使用状態で空隙が多くなると、その部分で耐荷重性が劣化するおそれがあり、一方でトンネルを狭く形成しすぎると配線部分が引き出した後に元に戻りにくくなるおそれがあるため、これら相反する特性を満足させる必要があった。
なお、トンネルの天井部分を樹脂板などの床材を構成する材料以外の補強材で補強する場合もあるが(例えば特許文献2など)、補強材の端部部分が位置する床材表面の強度はやはり高めにくく、逆にその部分で折れるおそれもありうるので、補強材は使わず、できるだけ空隙部分を抑え、床材表面での荷重分散が期待できる構成にするほうが望ましいと考えられる。
特開平11−256803号公報 実開平6−70189号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、配線接続時に床暖房パネルから配線材を引き出した後、容易に配線材を元に戻すことが可能となる床暖房装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本願発明は、長板状の床材下面に形成される略方形状のヒータ収納凹所と、同ヒータ収納凹所に収容される平面ヒータと、該ヒータ収納凹所の床材の長手方向一端側から該ヒータ収納凹所を縦断し、他端側の床材短手辺端面の側端部分に形成される縦つなぎコネクタ収納部に至るようにヒータ収納凹所の底面に形成される縦つなぎ配線溝と、該縦つなぎ配線溝を閉塞する閉塞体と、該縦つなぎ配線溝に収容され他の床暖房パネルと縦つなぎ結線される、コードと縦つなぎコネクタからなる配線具と、を有する床暖房パネルであって、前記縦つなぎ配線溝は、床材の幅方向中心線を挟んで縦つなぎコネクタ収納部と反対側に、ヒータ収納凹所の長手方向一端側から他端側に向けて形成される直線溝部と、該直線溝部から連続し縦つなぎコネクタ収納部に至る連結溝部からなり、該連結溝部は、縦つなぎコネクタ収納部から連なる部分を床材中心側方向に略半円状に膨出させ、該膨出部分から連続形成され該膨出部分と略同形状の反転形状に形成される縮小部分とからなり、縦つなぎコネクタの挿抜に伴いコードを連結溝部内で摺動させるようになしたことを特徴とする床暖房パネルとしている。
また請求項2に係る本願発明では上記に加えさらに、連結溝部内のコードを柔軟に形成するとともに、少なくとも縦つなぎコネクタの挿抜に伴い縦つなぎコネクタ収納部から引き出されるコードを柔軟部分に比べ硬く形成されていることを特徴としている。
また請求項3に係る本願発明では上記に加えさらに、コードは平行電線を用いると供に、柔軟部分は平行電線を分離して形成したことを特徴としている。
また請求項4に係る本願発明では上記に加えさらに、コードを、曲線変形溝連結部と直線溝部との連通部分に固定状態としたことを特徴としている。
また請求項5に係る本願発明では上記に加えさらに、平面ヒータを閉塞体として用いたことを特徴としている。
本願発明の請求項1に係る床暖房パネルでは、縦つなぎコネクタの挿抜に伴い引き出されるコードを、連結溝部の中に収め、縦つなぎコネクタ収納部から連なる部分を床材中心側方向に略半円状に膨出させ、該膨出部分から連続形成され該膨出部分と略同形状の反転形状に形成される縮小部分とからなり、縦つなぎコネクタの挿抜に伴いコードを連結溝部内で摺動させるようになしたことで、引き出されたコードを戻す際に、コードが縦つなぎ配線溝内で余分に動かず、コードを元に戻しやすくすることができる。
また請求項2に係る床暖房パネルでは、上記に加えさらに、このようにコードを硬く形成したことで、コードを押し込む際に押し込みやすくすることができる。
また請求項3に係る床暖房パネルでは、上記に加えさらに、平行電線を適宜分離させて用いることで、簡単に柔軟部分と硬い部分とを形成することができる。
また請求項4に係る床暖房パネルでは、上記に加えさらに、床暖房パネル製造時において、所望の配線具の出し入れ時の特性を確保しながら組み立ても容易にすることができる。
また請求項5に係る床暖房パネルでは、上記に加えさらに、部品点数を減らし、薄い床材の中にこれら部品類を納めることが容易になる。
本願発明の最良の形態を図1から図5で示される以下の実施例にて説明する。
本実施例では、図1などに示されるように、長板状の床材1下面に形成される略方形状のヒータ収納凹所2と、同ヒータ収納凹所2に収容される平面ヒータ3と、該ヒータ収納凹所2の床材1の長手方向一端側から該ヒータ収納凹所2を縦断し、他端側の床材1短手辺端面の側端部分に形成される縦つなぎコネクタ収納部43に至るようにヒータ収納凹所2の底面に形成される縦つなぎ配線溝4と、該縦つなぎ配線溝4を閉塞する閉塞体9と、該縦つなぎ配線溝4に収容され他の床暖房パネル8と縦つなぎ結線される、コード52と縦つなぎコネクタ51からなる配線具5と、を有する床暖房パネル8であって、前記縦つなぎ配線溝4は、床材1の幅方向中心線を挟んで縦つなぎコネクタ収納部43と反対側に、ヒータ収納凹所2の長手方向一端側から他端側に向けて形成される直線溝部41と、該直線溝部41から連続し縦つなぎコネクタ収納部43に至る連結溝部42からなり、該連結溝部42は、縦つなぎコネクタ収納部43から連なる部分を床材中心側方向に略半円状に膨出させ、該膨出部分から連続形成され該膨出部分と略同形状の反転形状に形成される縮小部分とからなり、縦つなぎコネクタ51の挿抜に伴いコード52を連結溝部42内で摺動させるようになしたことを特徴とする床暖房パネル8としている。
図2には、床材1下面のヒータ収納凹所2等の加工状態が示されている。
この床材1には、四周に本実が形成されていて、図の上側及び左側が雄実11、下側と右側が雌実12となっている。そして上側に示されている雄実11の左端部分、つまり縦つなぎコネクタ収納部43と近接する部分は、雄実11の先端部分が切除されている。これは釘打ちを雄実11の付根部分にする際に、誤って縦つなぎコネクタ51などを釘にて傷つけないようにするため、釘をあえて打ち込みにくくするためである。なお、縦つなぎコネクタ収納部43の先端(図の左側部分)は、雄実11が完全に除去され、縦つなぎコネクタ51を引き出せるようにしている。
そして床材1の縦つなぎコネクタ収納部43が形成されている部分と反対側の短辺(図の右側)付近に、床暖房パネル8の横方向配線用の横送り配線具(これには横送りのハーネス及びハーネスが接続されるコネクタがある。いずれも図示せず)を収納するための凹所が形成されていて、図の上側から、第一横送り溝61、プラグ収納凹所63、コネクタ収納凹所62、先のプラグ収納凹所と向きを反対としたプラグ収納凹所63、そして第二横送り溝64が形成されている。なお、床暖房パネル8の中にハーネスを予めコネクタに接続し収めておいて、床暖房パネル8の横送り配線時にハーネスを引き出し隣接床暖房パネル8に接続させるための余長を吸収するため、第一横送り溝61には、その一部分を広く形成している。
そして残りの部分の所定範囲を暖房範囲として、ヒータ収納凹所2を、本実施例では平面視略長方形で形成している。なおこのヒータ収納凹所2には、長手辺部分を平面ヒータ3の電極32を収めるための電極凹所21をさらに形成している。そしてコネクタから平面ヒータ3への配線を収めるための配線溝46が、カシメなどの接続部分が太くなるため、これを収められるように深さをとっている。なおこのヒータ収納凹所2は、図1、図2で太線で示されているが、正確には平面ヒータ3などを保護する裏板7を収めるための裏板凹所71を床材1の下面に形成し、該裏板凹所71の底面に形成されている。この裏板凹所71は、図2において太線で特に示すように、前述の横送り配線具を収めるための凹所(61〜64)の近傍部分から、該凹所と反対側の、縦つなぎコネクタ収納部43が形成されている側の短辺まで、該縦つなぎコネクタ収納部43を避けるように形成されている。
そして前述のとおり、縦つなぎ配線溝4は、床材1の幅方向中心線を挟んで縦つなぎコネクタ収納部43と反対側に、ヒータ収納凹所2の長手方向一端側から他端側に向けて形成される直線溝部41と、該直線溝部41から連続し縦つなぎコネクタ収納部に至る連結溝部42からなり、該連結溝部42は、縦つなぎコネクタ収納部43から連なる部分を床材1中心側方向に略半円状に膨出させ、該膨出部分から連続形成され該膨出部分と略同形状の反転形状に形成される縮小部分とからなっている。そのため図2にも示されているように、電極凹所21の一部が縦つなぎ配線溝4により分断されるように形成されている。
なお本実施例で用いられている床材1は、合板上にMDF(中質繊維板)、突き板を順に積層一体化したものを用い、上述のように形成されるもののうち、一番深く形成される縦つなぎコネクタ収納部43であっても、その底面は、合板の上から二層までを残して形成されるようにして、床材の構造上の強度を保つようにしている。なお、本実施例の床材以外の層構成であっても、必要とされる床材強度及びコードなどを収容するための必要高さを確保できる限り、例えばMDFだけで床材1を構成しても良く、床材1の層構成、種類は種々のものを用いることができる。
なお、本床暖房パネル8では、合板の面としての強度を活用しているので、縦つなぎコネクタ収納部43のように、床材1の端面が開放した状態だと、その上側部分を支える部位が足りず、結果として表面部分に折れなどの不具合が発生するおそれがある。したがって、縦つなぎコネクタ51が縦つなぎコネクタ収納部43の上面を支えるように収めるようにしている。
次に、本実施例の床暖房パネル8を説明する。上述の様に説明した床材1の下面の形状を利用して図3に床暖房パネル8を、図2に示されるa−a’部分で切断した際の端面図として示している。床材1下面に形成された裏板凹所71に裏板7が接着されているが、この裏板7により平面ヒータ3がヒータ収納凹所2の底面(図では上面)に保持されている。そして、平面ヒータ3の電極32やコード52がそれぞれ平面ヒータ3の上側に収められている。
なお配線具を構成するコード52は、連結溝部内のコード52を柔軟に形成するとともに、少なくとも縦つなぎコネクタ51の挿抜に伴い縦つなぎコネクタ収納部43から引き出されるコード52を柔軟部分に比べ硬く形成されている。そしてこのコード52は平行電線を用いると供に、柔軟部分は平行電線を分離して形成している。図5は、用いられている平行電線の断面を示している。より線53を樹脂被覆54で略長方形上に断面が形成されていて、二本のより線53間に、V字状の切り込み55が上下に形成されていて、必要に応じこの切り込み55部分を刃物などで切除することで、容易に二本に分離させることができるものである。なお本実施例では、縦つなぎコネクタ51とコード52とは、コード52の先端に設けられたプラグ56を縦つなぎコネクタ51に連結することで行っている。コード52の反対側も同様で、コネクタにプラグを差し込んでいる。これら結線部分の確実性確保のためである。勿論他の方法であっても構わない。
このようにすると、例えば本実施例のようにコード52を略S字状に湾曲させて用いる場合に、内側と外側のコード52で長さに差が出るため、これを解消するために分離されていない平行電線を用いた場合など特に、コード52が捻じれるが、これを湾曲部分だけ必要に応じ二本に分離しているので、容易に長さの差を解消することができ、コード52の捻じれも解消できる。また二本が合わさっているときの硬さと、分離しているときの硬さとでは、分離している時の硬さのほうが柔らかく、配線具5の出し入れの際に、コード52の変形もこの柔らかい部分で主に行われることが期待できる。本実施例では、図1に符番44で示される部分からコード52を裂いている。勿論、単に樹脂被覆54の硬さを途中で変更するなどしても良いなど、種々の方法が考えられる。なお、符番45で示される部分は、コード52の硬さや縦つなぎ配線溝の形状などにより、製造時にコード52をさらに仮止めすることがあるが、その場合に仮止めをする目安位置である。
平面ヒータ3は、本実施例では図4に示されるようなPTCヒータを用いている。これは、発熱材であるPTC素体31を面状にし、このPTC素体31とこれに密着しPTC素体31に通電するための電極32をPETなどの絶縁体(図示せず)で被覆し形成されている。そしてコネクタと接続するための接続コード33をそれぞれの電極32に接続している。なお、その他平面ヒータ3は種々の態様のものが利用可能だが、PTCヒータは、自身、昇温に伴い抵抗が増大し通電量が抑えられることで、床暖房パネル8の温度をコントロールができるため、サーモスタットなどの補助部品が不要で、結果として床材1内に収めやすくなるという点で、他の平面ヒータに比べて優れている。
なお、床暖房パネル8の製造時に、特にコード52が湾曲する連結溝部42からコード52がはみ出ないように、コード52をテープなどで仮止めをし、連結溝部42と直線溝部41との連通部分に固定状態としている。このようにすることで、例えば縦つなぎ配線溝4からコード52がはみ出し、裏板7の接着密着性を損なうおそれを減ずることや、また裏板7を接着する際に予め、裏板凹所71の底面に、平面ヒータ3を収めた状態で接着剤を塗布するが、その際に接着剤が平面ヒータ3の下側に伝わってきても、コード52が接着剤が伝わりにくい位置になるようにすることなどを防止することができる。
なお、平面ヒータ3を閉塞体9として用いているが、平面ヒータ3は、上述の様にPTCヒータを用い、絶縁体の密着形成のため、電極32の外側に、いわゆるヘタが形成されている。このヘタ部分が、裏板凹所71の底面にかかるように載置されている。図1において、平面ヒータ3を点線で示している。
ここで縦つなぎコネクタ51の出し入れに伴うコード52の動きを、図1を用いて説明する。図1は、縦つなぎコネクタ51が引き出されていて、これを矢印の向き(図の右方向)にコード52を押し込みながら戻す様を示している。縦つなぎコネクタ51が引き出された状態では、コード52は連結溝部42の膨出部分とは反対側に引き寄せられている(図中実線されるコード)。なお、図1は説明のため裏板7を除去した状態の図としている。
そして押し込む際には、コード52のうち、縦つなぎコネクタ収納部43から引き出される部分を含め、おおよそコード52を略半円状の上記膨出部分にまで押し込むことができるように、必要長だけコード52を裂かずに硬いままにしている部分を利用して、コード52を押し込んでいる(図中一点鎖線で示されるコード52)。そして押し込み途上ではこれらの間をコード52が摺動されていくが、コード52が柔らかく形成されていて、コード52が大きく湾曲しながら移動していく。なお、縦つなぎコネクタ51が収められた状態で丁度裂かれた二本線が膨らまずになるようにしているため、引き出された状態では長さの差があり、若干膨らんだ状態にコード52がなっている。
本願発明の実施例である床暖房パネルの要部を示した図である。 同床暖房パネルを構成する床材の加工状態を示した下面図である。 図2に示されるa−a’部分での床暖房パネルの端面図である。 本実施例で用いられるPTCヒータを利用した平面ヒータの斜視図である。 コードとして用いられる平行電線の一例である。
符号の説明
1 床材
11 雄実
12 雌実
2 ヒータ収納凹所
21 電極凹所
3 平面ヒータ
31 PTC素体
32 電極
33 接続コード
4 縦つなぎ配線溝
41 直線溝部
42 連結溝部
43 縦つなぎコネクタ収納部
46 配線溝
5 配線具
51 縦つなぎコネクタ
52 コード
56 プラグ
7 裏板
71 裏板凹所
8 床暖房パネル
9 閉塞体

Claims (5)

  1. 長板状の床材下面に形成される略方形状のヒータ収納凹所と、同ヒータ収納凹所に収容される平面ヒータと、該ヒータ収納凹所の床材の長手方向一端側から該ヒータ収納凹所を縦断し、他端側の床材短手辺端面の側端部分に形成される縦つなぎコネクタ収納部に至るようにヒータ収納凹所の底面に形成される縦つなぎ配線溝と、該縦つなぎ配線溝を閉塞する閉塞体と、該縦つなぎ配線溝に収容され他の床暖房パネルと縦つなぎ結線される、コードと縦つなぎコネクタからなる配線具と、を有する床暖房パネルであって、前記縦つなぎ配線溝は、床材の幅方向中心線を挟んで縦つなぎコネクタ収納部と反対側に、ヒータ収納凹所の長手方向一端側から他端側に向けて形成される直線溝部と、該直線溝部から連続し縦つなぎコネクタ収納部に至る連結溝部からなり、該連結溝部は、縦つなぎコネクタ収納部から連なる部分を床材中心側方向に略半円状に膨出させ、該膨出部分から連続形成され該膨出部分と略同形状の反転形状に形成される縮小部分とからなり、縦つなぎコネクタの挿抜に伴いコードを連結溝部内で摺動させるようになしたことを特徴とする床暖房パネル。
  2. 連結溝部内のコードを柔軟に形成するとともに、少なくとも縦つなぎコネクタの挿抜に伴い縦つなぎコネクタ収納部から引き出されるコードを柔軟部分に比べ硬く形成されていることを特徴とする請求項1記載の床暖房パネル。
  3. コードは平行電線を用いると供に、柔軟部分は平行電線を分離して形成したことを特徴とする請求項2に記載の床暖房パネル。
  4. コードを、連結溝部と直線溝部との連通部分に固定状態としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかひとつに記載の床暖房パネル。
  5. 平面ヒータを閉塞体として用いたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の床暖房パネル。
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