JP4094259B2 - ワイパ制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のウインドシールドガラスを払拭するワイパを制御するワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のワイパ制御装置としては、2つのワイパモータで駆動される2つのワイパブレードがオーバーラップしながら払拭面を拭うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記のワイパ制御装置において、ワイパスイッチにより低速モードが選択されている途中で、ワイパスイッチが高速モードに切換えられると、2つのワイパブレードが干渉することがあるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】
この発明は、急なモード変更があっても、オーバーラップする2つのワイパブレードの協調を図ることによって干渉することがないワイパ制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るワイパ制御装置では、第1のワイパモータをもち、この第1のワイパモータにより第1の払拭面を往復で拭う第1のワイパブレードをもつ第1のワイパと、第2のワイパモータをもち、この第2のワイパモータにより第1のワイパブレードの第1の払拭面に一部オーバーラップする第2の払拭面を往復で拭う第2のワイパブレードをもつ第2のワイパと、第1、第2のワイパモータに電気的に接続され、第1、第2のワイパモータに電流を供給するコントローラと、コントローラに電気的に接続され、第1、第2のワイパモータを低速で駆動する低速モード又は、第1、第2のワイパモータを高速で駆動する高速モードを選択的に指示するワイパスイッチとを備えたワイパ制御装置であって、コントローラは、ワイパスイッチにより低速モードが選択されている状態であらたに、ワイパスイッチにより高速モードが選択されたとき、第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達するまでは、第1、第2のワイパモータは低速での駆動を維持し、第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達すると第1、第2のワイパモータは高速での駆動を開始し、かつ、ワイパスイッチにより高速モードが選択されている状態であらたに、ワイパスイッチにより低速モードが選択されたときは、ただちに第1、第2のワイパモータは低速での駆動を開始する制御を行う構成としたことを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】
この発明に係るワイパ制御装置において、ワイパスイッチにより低速モードが選択されている状態であらたに、ワイパスイッチにより高速モードが選択されると、第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達するまでは、第1、第2のワイパモータが低速での駆動を維持し、第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達すると第1、第2のワイパモータが高速での駆動を開始する。それ故、第1、第2のワイパブレードは急な速度変更が行われず、予め定められた反転位置で同期されてから、変更された新たな速度での払拭動作をそれぞれ再開する。また、ワイパスイッチにより高速モードが選択されている状態であらたに、ワイパスイッチにより低速モードが選択されると、ただちに第1、第2のワイパモータは低速での駆動を開始する。それ故、選択した高速モードから低速モードへの変更が素早くでき、第1、第2のワイパブレードは直ちに変更された新たな速度での払拭動作を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】
←以下、番号が繰り上がる。
【実施例】
図1ないし図4には、この発明に係るワイパ制御装置の一実施例が示されている。図示するワイパ制御装置は、主として、ワイパスイッチ2、第1のワイパ3、第2のワイパ4、ウオッシャモータ5、コントローラ6から構成されている。
【0010】
第1のワイパ3には、第1のワイパモータ7、第1のリンク8、第1のワイパアーム9、第1のワイパブレード10、第1の位置検出スイッチ11、第1のポジションカウンタ12がそれぞれ備えられている。第1のワイパ3は助手席側を払拭するのに用いられる。
【0011】
第2のワイパ4には、第1のワイパ3と一対にして配置された第2のワイパモータ13、第2のリンク14、第2のワイパアーム15、第2のワイパブレード16、第2の位置検出スイッチ17、第2のポジションカウンタ18がそれぞれ備えられている。第2のワイパ4は運転席側を払拭するのに用いられる。
【0012】
コントローラ6には、電源回路61、リセット回路62、リレー駆動回路63、第1の入力回路64、第2の入力回路65、第3の入力回路66、第4の入力回路67、第5の入力回路68、ハイロー切換指令出力段(H/L切換出力指令)69、第1のモータ駆動回路(モータ駆動回路)70、第1のハイロー切換リレー(H/L切換)71、第6の入力回路72、第7の入力回路73、第2のモータ駆動回路(モータ駆動回路)74、第2のハイロー切換リレー(H/L切換)75、第8の入力回路76、第9の入力回路77、中央処理回路ECUが備えられている。
【0013】
中央処理回路ECUには、第1の正逆切換段78、第1のPWM出力段79、第1のモータ位置カウンタ80、第2の正逆切換段81、第2のPWM出力段82、第2のモータ位置カウンタ83、モータ速度検出段84、演算処理装置85が内蔵されている。
【0014】
ワイパスイッチ2には、停止スイッチ(OFF)、間欠スイッチ(INT)、低速スイッチ(LO)、高速スイッチ(HI)、洗浄スイッチ(WA)がそれぞれ備えられている。ワイパスイッチ2は、間欠スイッチがオンされると、第1の入力回路64を通じて中央処理回路ECUを間欠モードにする。ワイパスイッチ2は、低速スイッチがオンされると、第2の入力回路65を通じて中央処理回路ECUを低速モードにする。ワイパスイッチ2は、高速スイッチがオンされると、第3の入力回路66を通じて中央処理回路ECUを高速モードにする。ワイパスイッチ2は、洗浄スイッチがオンされると、第4の入力回路67を通じて中央処理回路ECUを洗浄モードにする。ワイパスイッチ2は、間欠スイッチ、低速スイッチ、高速スイッチ、洗浄スイッチがオンされているときにオフされるか、又はオンされていないときに、中央処理回路ECUを停止モードにする。
【0015】
第1のワイパモータ7は、第1のブラシ端子7aが第1のモータ駆動回路70に、第2,第3のブラシ端子7b,7cが第1のハイロー切換リレー71の常閉側端子nc,常開側端子noにそれぞれ電気的に接続されている。そして、図示しない出力軸が第1のリンク8を介して第1のピボット軸8aに連結され、第1のピボット軸8aに、第1のワイパアーム9を介して第1のワイパブレード10が結合されている。第1のワイパモータ7は、ワイパスイッチ2が間欠モードに選択された際、第1のハイロー切換リレー71がオフされることにより常閉側端子ncを通じて第2のブラシ端子7bがローレベルにされるのでアーマチュア軸7dが低速で回転され、第1のリンク8により、第1のワイパブレード10を図2に示されるウインドシールドガラス90の助手席側に配置された第1の払拭面91の第1の反転位置A1と第2の反転位置B1との間を低速でもって往復払拭させ、第1のワイパブレード10が第1の反転位置A1に到達したときに間欠休止させる。第1のワイパモータ7は、ワイパスイッチ2が低速モード、洗浄モードに選択された際、第1のハイロー切換リレー71がオフされることにより常閉側端子ncを通じて第2のブラシ端子7bがローレベルにされるので、第1のワイパブレード10を低速で往復払拭させる。そして、第1のワイパモータ7は、ワイパスイッチ2が高速モードに選択された際、第1のハイロー切換リレー71がオンされることにより常開側端子noを通じて第3のブラシ端子7cがローレベルにされるので、第1のワイパブレード10を高速で往復払拭させる。
【0016】
第1の位置検出スイッチ11は、第1のワイパモータ7の出力軸に連結された可動接点11aと、接地された接地側固定接点11bと、電源に接続された電源側固定接点11cとをもつ。可動接点11aは、第1のワイパモータ7により第1のワイパブレード10が第1の反転位置A1に到達したときに電源側固定接点11cに接続され、第1の位置検出スイッチ11が位置検出信号を発生し、これに反して、第1のワイパブレード10が払拭途中にあって、第1の反転位置A1にないときに接地側固定接点11bに接続されて位置検出信号を発生しない。
【0017】
第1のポジションカウンタ12は、第1のワイパモータ7のアーマチュア軸7dに固定されたセンサマグネット12aと、センサマグネット12aの外周にセンサマグネット12aに非接触で配置されたホールIC12bとからなる。第1のポジションカウンタ12は、アーマチュア軸7dが回転することによって、ホールIC12bがパルス状の回転信号を発生し、その回転信号を第7の入力回路73を通じて第1のモータ位置カウンタ80に与える。
【0018】
第1のモータ位置カウンタ80は、第1のポジションカウンタ12より与えられた回転信号をカウントして第1のワイパブレード10の現在位置を検出する。第1のポジションカウンタ12が発生したカウント値は、第1のワイパブレード10の第1の反転位置A1から第2の反転位置B1までが予め定められた値に選ばれている。そして、図2及び図3に示されるように、第1のワイパブレード10と第2のワイパブレード16がオーバーラップする部分を干渉領域Zとしている。第1のワイパブレード10が第1の反転位置A1に到達すると、第1の位置検出スイッチ11より位置検出信号が与えられるため、カウント値がリセットされる。
【0019】
第2のワイパモータ13は、第1のブラシ端子13aが第2のモータ駆動回路74に、第2,第3のブラシ端子13b,13cが第2のハイロー切換リレー75の常閉側端子nc,常開側端子noにそれぞれ電気的に接続されている。そして、図示しない出力軸が第2のリンク14を介して第2のピボット軸14aに連結され、第2のピボット軸14aに、第2のワイパアーム15を介して第2のワイパブレード16が結合されている。第2のワイパモータ13は、ワイパスイッチ2が間欠モードに選択された際、第2のハイロー切換リレー75がオフされることにより常閉側端子ncを通じて第2のブラシ端子13bがてローレベルにされるのでアーマチュア軸13dが低速で回転され、第2のリンク14により、第2のワイパブレード16を図2に示されるウインドシールドガラス90の運転席側に配置された第2の払拭面92の第1の反転位置A2と第2の反転位置B2との間を低速でもって往復払拭させ、第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達したときに間欠休止させる。第2のワイパモータ13は、ワイパスイッチ2が低速モード、洗浄モードに選択された際、第2のハイロー切換リレー75がオフされることにより常閉側端子ncを通じて第2のブラシ端子13bがローレベルにされるので、第2のワイパブレード16を低速で往復払拭させる。そして、第2のワイパモータ13は、ワイパスイッチ2が高速モードに選択された際、第2のハイロー切換リレー75がオンされることにより常開側端子noを通じて第3のブラシ端子13cがローレベルにされるので、第2のワイパブレード16を高速で往復払拭させる。
【0020】
第2の位置検出スイッチ17は、第2のワイパモータ13の出力軸に連結された可動接点17aと、接地された接地側固定接点17bと、電源に接続された電源側固定接点17cとをもつ。可動接点17aは、第2のワイパモータ13により第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達したときに電源側固定接点17cに接続され、第2の位置検出スイッチ17が位置検出信号を発生し、これに反して、第2のワイパブレード16が払拭途中にあって、第1の反転位置A2にないときに接地側固定接点17bに接続されて位置検出信号を発生しない。
【0021】
第2のポジションカウンタ18は、第2のワイパモータ13のアーマチュア軸13dに固定されたセンサマグネット18aと、センサマグネット18aの外周にセンサマグネット18aに非接触で配置されたホールIC18bとからなる。第2のポジションカウンタ18は、アーマチュア軸13dが回転することによって、ホールIC18bがパルス状の回転信号を発生し、その回転信号を第9の入力回路77を通じて第2のモータ位置カウンタ83に与える。
【0022】
第2のモータ位置カウンタ83は、第2のポジションカウンタ18より与えられた回転信号をカウントして第2のワイパブレード16の現在位置を検出する。第2のポジションカウンタ18が発生したカウント値は、第2のワイパブレード16の第1の反転位置A2から第2の反転位置B2までが予め定められた値に選ばれている。そして、図2及び図3に示されるように、第1のワイパブレード10と第2のワイパブレード16がオーバーラップする部分を干渉領域Zとしている。第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達すると、第2の位置検出スイッチ17より位置検出信号が与えられるため、カウント値がリセットされる。
【0023】
第1,第2のモータ駆動回路70,74には、第1,第2のワイパモータ7,13に対する電流の供給方向を切換える第1,第2の正逆切換リレーが内蔵されている。第1,第2のモータ駆動回路70,74は、中央処理回路ECUに内蔵された第1,第2のPWM出力段79,82によるPWM制御でドライブされる。第1,第2の正逆切換リレーは、通常、オフのままで、第1,第2のワイパモータ7,13の出力軸はそれぞれ一定方向に回転する。
【0024】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2の間欠スイッチがオンされることによって間欠モードが選択されると、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をそれぞれオフさせて常閉側端子nc,ncを通じて第1,第2のワイパモータ7,13の第2のブラシ端子7b,13bをそれぞれローレベルにし、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の反転位置A1,A2に到達したときに間欠休止させる制御(Int制御)を実行する。
【0025】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2の低速スイッチがオンされることによって低速モードが選択されると、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をそれぞれオフさせて常閉側端子nc,ncを通じて第1,第2のワイパモータ7,13の第2のブラシ端子7b,13bをそれぞれローレベルにする低速制御(Lo制御)を実行する。
【0026】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2の高速スイッチがオンされることによって高速モードが選択されると、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をそれぞれオンさせて常開側端子no,noを通じて第1,第2のワイパモータ7,13の第3のブラシ端子7c,13cをそれぞれローレベルにする高速制御(Hi制御)を実行する。
【0027】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2の洗浄スイッチがオンされることによって洗浄モードが選択されると、ウオッシャモータ5が作動されて図示しないウオッシャタンクに貯蔵されている洗浄液をノズルからウインドシールド90に向けて噴射させてから、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をそれぞれオフさせて常閉側端子nc,ncを通じて第1,第2のワイパモータ7,13の第2のブラシ端子7b,13bをそれぞれローレベルにする洗浄制御(Wa制御)を実行する。
【0028】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2の低速スイッチがオンされることによって低速モードが選択されている際に、ワイパスイッチ2が切換えられて高速スイッチがオンされることによって高速モードが選択されたとき、第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達するまでは、低速モードの選択を維持する制御を行う。つまり、第2の位置検出スイッチ17の可動接点17aが電源側固定接点17cに接続されて位置検出信号を発生するまでの間は、低速モードが引き続き維持され、その後に、第2の位置検出スイッチ17より位置検出信号が与えられたところで、低速モードを高速モードに切換える。このとき、第2のワイパブレード16が第2の反転位置B2に到達するまでは、低速モードの選択を維持し、第2のワイパブレード16が第2の反転位置B2に到達したところで、低速モードを高速モードに切換えるようにしてもよい。本実施例のプログラム内では、第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達するまでは、低速モードの選択を維持する制御を行う、としている。
【0029】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2により高速モードが選択中に、ワイパスイッチ2により低速モードが選択されたときは、ただちに低速モードを選択する制御を行う。
【0030】
コントローラ6は、ワイパスイッチ2の間欠スイッチ、低速スイッチ、高速スイッチ、洗浄スイッチがそれぞれ選択的にオンされているときにオフされると、停止モードを要求する停止要求制御を行う。また、コントローラ6は、ワイパスイッチ2の間欠スイッチ、低速スイッチ、高速スイッチ、洗浄スイッチがいずれもオフされていて作動要求ではないときは停止制御を継続する。
【0031】
このようなワイパ制御装置1は、図4に示されるフローチャートにより制御動作が行われる。なお、フローチャート内では、第1のワイパ3に属するものをAsと称し、第2のワイパ4に属するものをDrと称す。
【0032】
プログラムが開始され、ワイパスイッチ2がオンされておらず、停止モードにあると、ステップ100において“ワイパスイッチの入力がない”と判別されるのでステップ101に移行し、ステップ101において“停止制御をセットする”が実行され、ステップ100にループする。
【0033】
ワイパスイッチ2の間欠スイッチがオンされると、ステップ100において“ワイパスイッチの入力がある”と判別されるのでステップ102に移行し、ステップ102において“ワイパスイッチ入力が低速から高速に切換えられていない”と判別されるのでステップ103に移行し、ステップ103において“ワイパスイッチ2の入力は高速ではない”と判別されるのでステップ104に移行し、ステップ104において“切換リレーオフ、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をそれぞれオフする”が実行されてステップ105に移行し、ステップ105において“間欠制御(Int制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は間欠モードが選択されるので、第1,第2のワイパモータ7,13の第1,第2のブラシ端子7b,13bがローレベルにされるので第1,第2のワイパモータ7,13のアーマチュア軸7d,13dが低速で回転され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を低速でもってそれぞれ往復払拭され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1,第2の反転位置A1,A2に到達したときに間欠休止する。
【0034】
ワイパスイッチ2の低速スイッチがオンされると、ステップ100において“ワイパスイッチの入力がある”と判別されるのでステップ102に移行し、ステップ102において“ワイパスイッチ入力が低速から高速に切換えられていない”と判別されるのでステップ103に移行し、ステップ103において“ワイパスイッチ2の入力は高速ではない”と判別されるのでステップ104に移行し、ステップ104において“切換リレーオフ、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をオフする”が実行されてステップ105に移行し、ステップ105において“低速制御(Lo制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は低速モードが選択されるので、第1,第2のワイパモータ7,13の第1,第2のブラシ端子7b,13bがそれぞれローレベルにされるので第1,第2のワイパモータ7,13のアーマチュア軸7d,13dが低速で回転され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を低速でそれぞれ往復払拭する。
【0035】
ワイパスイッチ2の洗浄スイッチがオンされると、ステップ100において“ワイパスイッチの入力がある”と判別されるのでステップ102に移行し、ステップ102において“ワイパスイッチ入力が低速から高速に切換えられていない”と判別されるのでステップ103に移行し、ステップ103において“ワイパスイッチ2の入力は高速ではない”と判別されるのでステップ104に移行し、ステップ104において“切換リレーオフ、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をオフする”が実行されてステップ105に移行し、ステップ105において“洗浄制御(Wa制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は洗浄モードが選択されるので、ウオッシャモータ5が作動されてウオッシャタンクに貯蔵されている洗浄液をノズルからウインドシールドガラス90に向けて噴射させてから、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を低速でそれぞれ往復払拭する。
【0036】
ワイパスイッチ2がオンされておらず停止モードにある状態で、ワイパスイッチ2の高速スイッチがオンされると、ステップ100において“ワイパスイッチの入力がある”と判別されるのでステップ102に移行し、ステップ102において“ワイパスイッチ入力が低速から高速に切換えられていない”と判別されるのでステップ103に移行し、ステップ103において“ワイパスイッチ2の入力は高速である”と判別されるのでステップ107に移行し、ステップ107において“ワイパスイッチ2が低速から高速に切換えられた際に用いられるハイスイッチフラグはセットされていない”と判別されるのでステップ114に移行し、ステップ114において“切換リレーオン、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をオンする”が実行されてステップ115に移行し、ステップ115において“高速制御(Hi制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は高速モードが選択されるので、第1,第2のワイパモータ7,13の第3のブラシ端子7c,13cがそれぞれローレベルにされるので第1,第2のワイパモータ7,13のアーマチュア軸7d,13dが高速で回転され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を高速でそれぞれ往復払拭する。
【0037】
ワイパスイッチ2の低速スイッチがオンされることによって低速制御が実行されて、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を低速でそれぞれ払拭している途中で、ワイパスイッチ2の高速スイッチがオンされて切換えが行われると、ステップ100から移行したステップ102において “ワイパスイッチ入力が低速から高速に切換えられた”と判別されるのでステップ106に移行し、ステップ106において“ハイスイッチフラグをセットする”が実行されてステップ103に移行し、ステップ103において“ワイパスイッチ2の入力は高速である”と判別されるのでステップ107に移行し、ステップ107において“ハイスイッチフラグはセットされている”と判別されるのでステップ108に移行し、ステップ108において“第2の位置検出スイッチ17の可動接点17aが電源側固定接点17cから離れていて、第2のワイパブレード16が第2の払拭面92の第1の反転位置A2と第2の反転位置B2との間にあって第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達していない”と判別されるのでステップ109に移行する。そして、ステップ109において“切換えられる以前のモードである低速モードを引き続き維持するため、切換リレーオフ、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をオフする”が実行されてステップ110に移行し、ステップ110において“低速制御(Lo制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は低速モードが選択されるので、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92を引き続き低速でそれぞれ払拭を続ける。
【0038】
第1,第2のワイパブレード10,16は、やがて、第1の反転位置A1,A2にそれぞれ到達し、第2の位置検出スイッチ17の可動接点17aが電源側固定接点17cに接続されることによってコントローラ6に位置検出信号が与えられる。すると、ステップ100、ステップ102、ステップ103、ステップ107から移行したステップ108において“第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達した”と判別されるのでステップ111に移行し、ステップ111において“切換リレーオン、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をオンする”が実行されてステップ112に移行し、ステップ112において“ハイスイッチフラグをリセットする”が実行されてステップ113に移行し、ステップ113において“高速制御(Hi制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は高速モードが選択されるので、第1,第2のワイパモータ7,13の第3のブラシ端子7c,13cがローレベルにされるので第1,第2のワイパモータ7,13のアーマチュア軸7d,13dが高速で回転され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を高速でそれぞれ往復払拭する。
【0039】
ワイパスイッチ2の高速スイッチがオンされることによって高速制御が実行されて、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2と第2の反転位置B1,B2との間を高速でそれぞれ払拭している途中で、ワイパスイッチ2の低速スイッチがオンされて切換えが行われると、ステップ100から移行したステップ102において “ワイパスイッチ入力が低速から高速に切換えられていない”と判別されるのでステップ103に移行し、ステップ103において“ワイパスイッチ2の入力は高速ではない”と判別されるのでステップ104に移行し、ステップ104において“切換リレーオフ、すなわち、第1,第2のハイロー切換リレー71,75をオフする”が実行されてステップ105に移行し、ステップ105において“低速制御(Lo制御)をセットする”が実行される。コントローラ6は低速モードが選択されるので、第1,第2のワイパモータ7,13の第1,第2のブラシ端子7b,13bがそれぞれローレベルにされるので第1,第2のワイパモータ7,13のアーマチュア軸7d,13dが低速で回転され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の払拭面91,第2の払拭面92のそれぞれの第1の反転位置A1,A2とそれぞれの第2の反転位置B1,B2との間を低速でそれぞれ往復払拭する。つまり、高速スイッチがオンされているワイパスイッチ2が低速スイッチに切換えられると、コントローラ6はただちに低速制御を実行する。
【0040】
ワイパスイッチ2の間欠スイッチ、低速スイッチ、高速スイッチ、洗浄スイッチのいずれかがオンされていて、第1,第2のワイパブレード10,16が払拭作動中にワイパスイッチ2がオフされると、ステップ100において“ワイパスイッチの入力がない”と判別されるのでステップ101に移行し、ステップ101において“停止要求制御をセットする”が実行される。このとき、第1,第2のワイパブレード10,16がそれぞれの第1の反転位置A1,A2に戻っておらず、第1,第2の位置検出スイッチ11,17の可動接点11a,17aが電源側固定接点11c,17cからそれぞれ離れていて接地側固定接点11b,17bにそれぞれ接続されていると、第1,第2のワイパモータ7,13に対する通電経路が引き続き形成されて、第1,第2のワイパモータ7,13が作動を続ける。やがて、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の反転位置A1,A2にそれぞれ到達すると、第1,第2の位置検出スイッチ11,17の可動接点11a,17aが電源側固定接点11c,17cにそれぞれ接続されることによって、第1,第2のワイパモータ7,13にアーマチュアショート電流が供給され、その結果、第1,第2のワイパモータ7,13のアーマチュア軸7d,13dが強制的に停止され、第1,第2のワイパブレード10,16が第1の反転位置A1,A2でそれぞれ停止する。
【0041】
上述したように、コントローラ6は、ワイパスイッチ2により低速モードが選択中に、ワイパスイッチ2により高速モードが選択されたとき、第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達するまでは、低速モードの選択を維持して第1、第2のワイパブレード10,16を引き続き低速で払拭作動させ、第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達したところで、高速モードに切換えて第1、第2のワイパブレード10,16を高速で払拭作動させる。つまり、第1,第2のワイパブレード10,16は、ワイパスイッチ2が低速から高速に切換えられたときに急な速度変更を行わず、第2のワイパブレード16が第1の反転位置A2に到達したところで2つのワイパブレード10,16が同期されてから、変更された高速での払拭動作をそれぞれ再開する。また、コントローラ6は、ワイパスイッチ2により高速モードが選択中に、ワイパスイッチ2により低速モードが選択されたときには、低速モードへのモード変更を速やかに行う。
【0042】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明に係るワイパ制御装置によれば、ワイパスイッチにより低速モードが選択されている状態であらたに、ワイパスイッチにより高速モードが選択されると、第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達するまでは、第1、第2のワイパモータが低速での駆動を維持し、第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達すると第1、第2のワイパモータが高速での駆動を開始する。それ故、第1、第2のワイパブレードは急な速度変更が行われず、予め定められた反転位置で同期されてから、変更された新たな速度での払拭動作をそれぞれ再開する。よって、急なモード変更があっても、オーバーラップする2つのワイパブレードの協調を図ることによって干渉することがないという優れた効果を奏する。また、ワイパスイッチにより高速モードが選択されている状態であらたに、ワイパスイッチにより低速モードが選択されると、ただちに第1、第2のワイパモータは低速での駆動を開始する。それ故、選択した高速モードから低速モードへの変更が素早くでき、第1、第2のワイパブレードは直ちに変更された新たな速度での払拭動作を行うという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るワイパ制御装置の一実施例の回路構成図である。
【図2】図1に示したワイパ制御装置においてのワイパブレードの往動時の動きを説明する概略図である。
【図3】図1に示したワイパ制御装置においてのワイパブレードの復動時の動きを説明する概略図である。
【図4】図1に示したワイパ制御装置において制御動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ワイパ制御装置
2 ワイパスイッチ
3 第1のワイパ
4 第2のワイパ
6 コントローラ
7 第1のワイパモータ
10 第1のワイパブレード
13 第2のワイパモータ
16 第2のワイパブレード
91 第1の払拭面
92 第2の払拭面
A1,A2 第1の反転位置
B1,B2 第2の反転位置
Claims (1)
- 第1のワイパモータをもち、この第1のワイパモータにより第1の払拭面を往復で拭う第1のワイパブレードをもつ第1のワイパと、
第2のワイパモータをもち、この第2のワイパモータにより前記第1のワイパブレードの第1の払拭面に一部オーバーラップする第2の払拭面を往復で拭う第2のワイパブレードをもつ第2のワイパと、
前記第1、第2のワイパモータに電気的に接続され、該第1、第2のワイパモータに電流を供給するコントローラと、
前記コントローラに電気的に接続され、前記第1、第2のワイパモータを低速で駆動する低速モード又は、前記第1、第2のワイパモータを高速で駆動する高速モードを選択的に指示するワイパスイッチとを備えたワイパ制御装置であって、
前記コントローラは、前記ワイパスイッチにより低速モードが選択されている状態であらたに、前記ワイパスイッチにより高速モードが選択されたとき、前記第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達するまでは、前記第1、第2のワイパモータは低速での駆動を維持し、前記第1、第2のワイパブレードが予め定められた反転位置に到達すると前記第1、第2のワイパモータは高速での駆動を開始し、かつ、前記ワイパスイッチにより高速モードが選択されている状態であらたに、前記ワイパスイッチにより低速モードが選択されたときは、ただちに前記第1、第2のワイパモータは低速での駆動を開始する制御を行うことを特徴とするワイパ制御装置。
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