JP4093636B2 - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、並びに記録媒体に関し、特に、例えば、IEEE1394規格のプロトコルにおいて、トランザクション層に指定される処理を効率的に実行できるようにした情報処理装置および方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、コンピュータやVCR(Video Cassette Recorder)などの情報処理装置の間で、データおよび制御信号を通信するためのインタフェースとして、IEEEー1394 Hight Performance Serial Bus(以下、IEEE1394シリアルバスと称する)に対応したインタフェース(以下、IEEE1394I/Fと称する)が注目されている。
【0003】
図5は、コンピュータまたはVCRなどの情報処理装置21の従来の受信部22の構成例を表している。入力部11は、IEEE1394シリアルバス10に接続されており、IEEE1394シリアルバス10上に伝送されるデータを受信するようになされている。IEEE1394シリアルバス10上に伝送されるデータは、ビデオデータやオーディオデータを伝送する同期型データのパケット(以下、同期型パケットと称する)と、制御信号を伝送する非同期型データのパケット(以下、非同期型パケットと称する)にパケット化され、例えば、125μsecを基準サイクルとして時分割多重化されている。
【0004】
入力部11は、IEEE1394シリアルバス10から受信したデータのうち、非同期型パケット(アシンクロナスパケット)が、情報処理装置21宛のパケットである場合、または同期型パケット(アイソクロナスパケット)が、他の図示せぬ装置と情報処理装置21との間の通信に割当られたチャンネル番号を有している場合、受信したデータをセパレータ12に出力する。
【0005】
セパレータ12は、入力部11から入力されたデータ(パケット)のヘッダに書かれているパケット識別コードから判断し、入力されたパケットを、同期型パケットと非同期型パケットに分離する。そしてセパレータ12は、同期型パケットをIRF(Isochronous Receive FIFO)13に出力し、非同期型パケットをARF(Asynchronous Receive FIFO)14に出力する。
【0006】
IRF13は、入力された同期型パケットを、入力された順番に同期型データ処理部15により読み出されるように記憶する。同期型データ処理部15は、IRF13から同期型パケットを、順番に読み出し、所定の処理を実行する。
【0007】
ARF14は、入力された非同期型パケットを、入力された順番に非同期型データ処理部16により読み出されるように記憶する。非同期データ処理部16は、ARF14から非同期型パケットを順番に読み出し、所定の処理を実行する。
【0008】
CPU17は、同期型データ処理部15および非同期型データ処理部16を制御し、各種の処理を実行させる。
【0009】
以上のように構成される情報処理装置21のインタフェースとしての受信部22により、IEEE1394シリアルバス10からデータを受信することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、IEEE1394規格のプロトコルを構成するトランザクション層は、非同期型パケットにのみ必要とされ、所定のサービスの起動を要求する処理(リクエストトランザクション)と、その要求に回答する処理(レスポンストランザクション)を行う。例えば、図6に示すように、ノードAが、IEEE1394シリアルバスで接続されているノードBからリクエストトランザクションを受信すると、ノードAは、そのリクエストトランザクションに対応する処理を実行し、処理結果として、レスポンストランザクションをノードBに送信する。すなわち、図5の情報処理装置21においては、CPU17が、受信部22の非同期型データ処理部16を制御し、トランザクション層に指定された要求に対応した処理を実行させる。
【0011】
また、IEEE1394規格によれば、リクエストトランザクションを受信したノード(情報処理装置)は、必ず、レスポンストランザクションを送信元に、所定の時間以内(例えば、100ms以内)送信しなければならない規定がある。
【0012】
例えば、IEEE1394シリアルバス10がリセットされると、図示せぬ装置からコンフィグレーションROMの内容を問い合わせるリクエストトランザクションが出力される。情報処理装置21のCPU17は、このようなリクエストトランザクションの入力を受けると、他の処理を実行するとともに、レスポンストランザクションを生成し、出力する処理を実行する必要がある。その結果、CPU17に大きな負荷がかかるり、そのとき、CPU17が迅速な処理を実行できなくなる課題がある。
【0013】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、トランザクション層に指定される処理を効率的に実行することができるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の情報処理装置は、所定の非同期型データを受信した場合の非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持手段と、バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信手段と、受信手段により受信されたデータが非同期型データである場合、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を、保持手段が保持しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持手段が保持していると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第1の出力手段と、判定手段により受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持手段が保持していないと判定された場合、所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第2の出力手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載の情報処理方法は、所定の非同期型データを受信した場合の非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持ステップと、バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信されたデータが非同期型データである場合、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が、保持ステップの処理で保持されているか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理で受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が保持ステップの処理で保持されていると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第1の出力ステップと、判定ステップの処理で受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持ステップが保持していないと判定された場合、所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第2の出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載の記録媒体のプログラムは、所定の非同期型データを受信した場合の非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持ステップと、バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信されたデータが非同期型データである場合、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が、保持ステップの処理で保持されているか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理で受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が保持ステップの処理で保持されていると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第1の出力ステップと、判定ステップの処理で受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持ステップが保持していないと判定された場合、所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第2の出力ステップと含む処理を実行させる。
【0017】
請求項1に記載の情報処理装置、請求項3に記載の情報処理方法、および請求項4に記載の記録媒体のプログラムにおいては、所定の非同期型データを受信した場合の非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報が保持され、バスを介して伝送されてくるデータが受信され、受信されたデータが非同期型データである場合、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が保持されているか否かが判定され、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が保持されていると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報が生成され、バスに出力され、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持ステップが保持していないと判定された場合、所定の処理が実行され、その処理結果に応じてレスポンス情報が生成され、バスに出力される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0019】
請求項1に記載の情報処理装置は、所定の非同期型データを受信した場合の非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持手段(例えば、図2のレジスタ54)と、バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信手段(例えば、図1の入力部11)と、受信手段により受信されたデータが非同期型データである場合、受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を、保持手段が保持しているか否かを判定する判定手段(例えば、図2の制御部52)と、判定手段により受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持手段が保持していると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第1の出力手段(例えば、図2のオートレスポンス部53)と、判定手段により受信された非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を保持手段が保持していないと判定された場合、所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、バスに出力する第2の出力手段(例えば、図1の非同期型データ処理部16及び CPU 17)とを備えることを特徴とする。
【0020】
図1は、本発明を適用した送受信装置41の構成例を表している。なお、図5における場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
【0021】
コンピュータやVCRなどで構成される情報処理装置42は、IEEE1394シリアルバス10とのインタフェースとして送受信装置41を有している。
【0022】
送受信装置41の入力部11は、IEEE1394シリアルバス10に接続されており、IEEE1394シリアルバス10上に伝送されるデータを受信するようになされている。IEEE1394シリアルバス10から受信したデータのうち非同期型パケットが、情報処理装置42宛のパケットである場合、または同期型パケットが、図示せぬ他の情報処理装置と情報処理装置42との通信に割当られたチャンネル番号を有している場合、入力部11は、受信したデータ(パケット)をセパレータ31に出力する。
【0023】
セパレータ31は、入力部11より供給されたパケットを、パケットのヘッダに書かれているパケット識別コードから判断し、同期型パケットと非同期パケットに分離する。そしてセパレータ31は、同期型パケットをIRF13に出力し、非同期型パケットをリクエストトランザクション処理部32に出力する。
【0024】
IRF13は、入力された同期型パケットを、入力された順番に同期型データ処理部15により読み出されるように記憶する。同期型データ処理部15は、IRF13から同期型パケットを、順番に読み出し、所定の処理を実行する。
【0025】
リクエストトランザクション処理部32は、トランザクション層に指定されたリクエストトランザクションが所定のリクエストトランザクションである場合、レスポンストランザクション(レスポンス情報)を生成し、IEEE1394シリアルバス10に出力するようになされている。リクエストトランザクション処理部32はまた、リクエストトランザクションが所定のリクエストトランザクションでない場合、その非同期型パケットを、ARF14に出力する。
【0026】
ARF14は、入力された非同期型パケットを、入力された順番に非同期型データ処理部16により読み出されるように記憶するようになされている。非同期型データ処理部16は、ARF14から非同期型パケットを読み出し、所定の処理を実行するようになされている。
【0027】
情報処理装置42のCPU17は、同期型データ処理部15および非同期型データ処理部16を制御し、各種の処理を実行させる。CPU17に接続されているコンフィグレーションROM33には、情報処理装置42に関する所定の情報が予め記憶されている。
【0028】
図2は、リクエストトランザクション処理部32の構成例を表している。解析部51は、セパレータ31から入力された非同期型パケットを解析し、そのヘッダに含まれるソースIDを抽出するとともに、トランザクション層に指定された所定のアドレスを抽出する。解析部51は、抽出したアドレスを制御部52に出力する。また、解析部51は、制御部52に制御され、抽出したソースIDをオートレスポンス部53に出力したり、入力した非同期型パケットをARF14に転送する。なお、ソースIDは、そのパケットを送信した送信元の情報処理装置のノードIDを表している。
【0029】
レジスタ54は、図3に示すように、リクエストトランザクションに対応するレスポンストランザクションとして送出(回答)するのに必要なデータ(データa,b・・・)のうち、情報処理装置42を装着した時点において、既に確定しているものが、対応するアドレス(アドレスA,B・・・)とともにレジストしている。レジスタ54はまた、制御部52に制御され、記憶しているアドレスを制御部52に出力したり、また記憶しているデータをオートレスポンス部53に出力するようになされている。
【0030】
オートレスポンス部53は、制御部52に制御され、解析部51から入力されるソースID、およびレジスタ54から入力されるデータに基づいて、レスポンストランザクションのパケットを生成し、IEEE1394シリアルバス10に出力するようになされている。
【0031】
制御部52は、解析部51から入力されるアドレスが、レジスタ54に記憶されているアドレスの中に存在するか否かを判定し、その判定結果に基づいて、解析部51、オートレスポンス部53、およびレジスタ54を制御するようになされている。
【0032】
次に、レスポンストランザクションを生成する場合の処理手順を、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0033】
この例の場合、情報処理装置42とともに、IEEE1394シリアスバス12に接続されている図示せぬ情報処理装置(送信元)から、情報処理装置42のコンフィグレーションROMの内容を問い合わせるリクエストトランザクションが伝送されてきたものとする。すなわち、リクエストトランザクションには、問い合わせの種類を表す情報としてレジスタ54に記憶されているアドレスが含まれている。
【0034】
ステップS1において、リクエストトランザクション処理部32の解析部51が、セパレータ31から非同期型パケットの供給を受けると、ステップS2において、供給された非同期型パケットから、ソースIDと、トランザクション層に指定されたアドレスを抽出する。
【0035】
次に、ステップS3において、解析部51は、ステップS2で抽出したアドレスを制御部52に出力する。ステップS4において、制御部52は、レジスタ54の内容を参照し、解析部51から出力されたアドレスが、レジスタ54に記憶されているか否かを判定する。
【0036】
ステップS4で、解析部51から出力されたアドレスが、レジスタ54に記憶されていると判定された場合、ステップS5に進み、制御部52は、オートレスポンス部53にレスポンストランザクションの生成を指令する。これにより、オートレスポンス部53は、レジスタ54からのデータと解析部51からのソースIDの供給を受けると、レスポンストランザクションを生成することができる状態になる。
【0037】
次に、ステップS6において、制御部52は、レジスタ54を制御し、ステップ2で抽出されたアドレスに対応するデータを、オートレスポンス部53に出力させ、ステップS7において、解析部51を制御し、ステップS2で抽出されたソースIDを、オートレスポンス部53に出力させる。
【0038】
ステップS8において、オートレスポンス部53は、解析部51からのソースIDとレジスタ54からのデータに基づいて、レスポンストランザクションのパケットを生成し、IEEE1394シリアスバス12に出力する。すなわち、レスポンストランザクションのデスティネイションIDに、解析部51からのソースIDを利用し、そのデータ部に、レジスタ54からのデータを配置する。
【0039】
ステップS4において、ステップS2で抽出されたアドレスがレジスタ54に記憶されていないと判定された場合、ステップS9に進み、制御部52は、解析部51を制御し、ステップS1で受信した非同期型パケットをARF14に転送させる。すなわち、この場合、オートレスポンス部53において、レスポンストランザクションは生成されない。非同期型データ処理部16は、ARF16から非同期型パケット(リクエストトランザクション)に対応するレスポンストランザクションを生成し、それをIEEE1394シリアルバス10に出力する。
【0040】
このように、コンフィグレーションROMの内容の問い合わせなど、回答がすでに決定されている内容を問い合わせるリクエストトランザクションに対し、レジスタ54からのデータに基づいてレスポンストランザクションを生成するようにしたので、情報処理装置42のCPU17の負担を軽減することができる。特に、IEEE1394インタフェースの制御に大きな負荷を割り当てることができない、AV機器などに、有効である。
【0041】
以上においては、レジスタ54には、コンフィグレーションROMの内容をレジストするようにしたが、その他の情報、例えば、デジタルVCRのTTC(Title Time Code)などのように、高速に(頻繁に)レスポンスする必要がある情報をレジスタ54にレジストさせておくこともできる。このTTCは、毎フレーム、(例えば、1/30secのサイクルで)問い合わせを受ける場合があり、上述した場合と同様の処理を行うことにより、効率的にレスポンストランザクションを生成し、出力することができる。
【0042】
なお、上記したような処理を行うコンピュータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用することができる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1に記載の情報処理装置、請求項3に記載の情報処理方法、および請求項4に記載の記録媒体のプログラムによれば、所定の非同期型データを受信した場合の非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスに必要なデータを予め保持するようにしたので、レスポンス情報を効率よく生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した送受信装置41の構成例を表すブロック図である。
【図2】図1のリクエストトランザクション処理部32の構成例を表すブロック図である。
【図3】レジスタ54の記憶内容の例を表す図である。
【図4】レスポンストランザクション生成処理を説明するフローチャートである。
【図5】従来の受信部22の構成例を表すブロック図である。
【図6】ノードAとノードBとの間の通信を説明する図である。
【符号の説明】
10 シリアルバス,11 入力部, 12 セパレータ, 13 IRF, 14 ARF, 15 同期型データ処理部, 16 非同期型データ処理部, 17 CPU, 21 情報処理装置, 22 受信部 ,31 セパレータ, 32 リクエストトランザクション処理部, 33 ROM, 41 送受信装置, 42 情報処理装置, 51 解析部, 52 制御部, 53 オートレスポンス部, 54 レジスタ
Claims (4)
- 他の情報処理装置と、バスを介して同期型データや非同期型データを送受信し、前記他の情報処理装置からの要求に応じた所定の処理を実行してその要求に対応するレスポンスを返す情報処理装置において、
所定の非同期型データを受信した場合の前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、前記所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持手段と、
前記バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記データが非同期型データである場合、受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を、前記保持手段が保持しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を前記保持手段が保持していると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する第1の出力手段と、
前記判定手段により受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を前記保持手段が保持していないと判定された場合、前記所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する第2の出力手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記保持手段は、前記所定の非同期型データによる要求の種類を表す情報と、その要求に対応するレスポンスを構成する情報を対応付けて保持し、
前記判定手段は、前記受信手段により受信された前記データから、要求の種類を表す情報と、送信元を表す情報とを抽出し、抽出した要求の種類を表す情報を、保持手段が保持しているか否かを判定し、
前記第1の出力手段は、前記判定手段により受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を前記保持手段が保持していると判定された場合、前記判定手段が抽出した送信元を表す情報と前記保持手段が保持しているその要求に対応するレスポンスを構成する情報からレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 他の情報処理装置と、バスを介して同期型データや非同期型データを送受信し、前記他の情報処理装置からの要求に応じた所定の処理を実行してその要求に対応するレスポンスを返す情報処理装置の情報処理方法において、
所定の非同期型データを受信した場合の前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、前記所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持ステップと、
前記バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記データが非同期型データである場合、受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が、前記保持ステップの処理で保持されているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップの処理で受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が前記保持ステップの処理で保持されていると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する第1の出力ステップと、
前記判定ステップの処理で受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を前記保持ステップが保持していないと判定された場合、前記所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する第2の出力ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置と、バスを介して同期型データや非同期型データを送受信し、前記情報処理装置からの要求に応じた所定の処理を実行してその要求に対応するレスポンスを返す情報処理をコンピュータに実行されるプログラムにおいて、
所定の非同期型データを受信した場合の前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスであって、前記所定の非同期型データの受信後、所定時間以内に返さなければならないレスポンスを構成する所定の情報を保持する保持ステップと、
前記バスを介して伝送されてくるデータを受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記データが非同期型データである場合、受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が、前記保持ステップの処理で保持されているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップの処理で受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報が前記保持ステップの処理で保持されていると判定された場合、その情報に基づいてレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する第1の出力ステップと
前記判定ステップの処理で受信された前記非同期型データによる要求に対応するレスポンスを構成する情報を前記保持ステップが保持していないと判定された場合、前記所定の処理を実行し、その処理結果に応じてレスポンス情報を生成し、前記バスに出力する第2の出力ステップと
を含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録することを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12847798A JP4093636B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP12847798A JP4093636B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007112867A Division JP4211859B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11331213A JPH11331213A (ja) | 1999-11-30 |
JP4093636B2 true JP4093636B2 (ja) | 2008-06-04 |
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ID=14985715
Family Applications (1)
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JP12847798A Expired - Lifetime JP4093636B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
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1998
- 1998-05-12 JP JP12847798A patent/JP4093636B2/ja not_active Expired - Lifetime
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