JP4093575B2 - 印刷認証システム、サーバ、印刷認証方法及び印刷認証用プログラム - Google Patents

印刷認証システム、サーバ、印刷認証方法及び印刷認証用プログラム Download PDF

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Description

不正な印刷を防止する印刷認証システム、サーバ、印刷認証方法及び印刷認証用プログラムに関する。
従来より印刷データ(出版物)をダウンロードして印刷を行う電子出版が知られている。例えば、ユーザが対価を支払い、電子出版による出版物を迅速かつ確実に入手することが可能なブックオンデマンドシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
電子出版では印刷データ(出版物)を印刷する際に、課金を行うことで印刷を可能にすることが一般的に行われている。
また、個人IDと通信機器の機器属性情報とを受信し、これらの情報を管理することでより効果的に個人対応の通信サービスを実現可能とする通信装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−312692号公報 特開平09−153891号公報
しかしながら、従来の電子出版では印刷データから無制限に印刷ができてしまい、不正出力を防ぐことが難しいという問題があった。
さらに、上記特許文献2のように、個人IDのような識別番号と印刷データを印刷する印刷機の機器属性とを管理し、該管理されている印刷機にのみ印刷データを送信し出力をおこなうだけでは、管理されている印刷機から印刷データが別の機器に転送され、印刷することもできるため、データ漏洩が生じる可能性があり、印刷データの不正印刷を完全に防ぐことは難しいという問題があった。
また、印刷機と、該印刷機に接続されている認証機(例えばコピー機等に接続される課金機)と、印刷データとを一元管理することは難しく、印刷データの不正印刷を排除することは難しいという問題があった。
本発明の目的は、複数の認証処理を行うことで不正な機器を排除し、印刷データの不正印刷をより確実に防止することができる印刷認証システム、サーバ、印刷認証方法及び印刷認証用プログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の印刷認証システムは、固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機と、印刷認証を行うためのサーバとが、ネットワークを介して通信可能な印刷認証システムにおいて、
前記サーバは、
前記画像形成装置IDと前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報に対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段と、
前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDとを受信するID受信手段と、
前記ID受信手段で受信した画像形成装置IDと認証機IDとが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置IDと認証機IDとに一致するか否かを確認する第1確認手段と、
前記第1の確認手段で一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信手段と、
前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信手段と、
前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機スイッチ情報と、に対応する回路測定値と一致するか否かを確認する第2確認手段と、
を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明のサーバは、固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機とに対して、ネットワークを介して通信可能な印刷認証を行うためのサーバにおいて、
前記画像形成装置IDと前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報とに対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段と、
前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDとを受信するID受信手段と、
前記ID受信手段で受信した画像形成装置ID及び認証機IDが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置ID及び認証機IDと一致するか否かを確認する第1確認手段と、
前記第1確認手段で一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信手段と、
前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信手段と、
前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と前記認証機スイッチ情報とに対応する回路測定値とが、一致するか否かを確認する第2確認手段と、
を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の印刷認証方法は、固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機とに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、前記画像形成装置IDと、前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報とに対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段を備える印刷認証を行うためのサーバの印刷認証方法において、
前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDと受信するID受信制御ステップと、
前記ID受信制御ステップで受信した画像形成装置ID及び認証機IDが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置ID及び認証機IDと一致するか否かを確認する第1確認ステップと、
前記第1確認ステップで一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信制御ステップと、
前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信制御ステップと、
前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と前記認証機スイッチ情報とに対応する回路測定値とが、一致するか否かを確認する第2確認ステップと、
を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の印刷認証用プログラムは、固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機とに対して、ネットワークを介して通信可能な印刷認証を行うためのサーバを、
前記画像形成装置IDと前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報とに対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段と、
前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDとを受信するID受信手段と、
前記ID受信手段で受信した画像形成装置IDと認証機IDとが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置IDと認証機IDとに一致するか否かを確認する第1確認手段と、
前記第1の確認手段で一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信手段と、
前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信手段と、
前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と前記認証機スイッチ情報とに対応する回路測定値とが、一致するか否かを確認する第2確認手段として、
機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の認証処理、即ち、機器IDにおける印刷機と認証機の登録確認と、回路測定値による登録確認が行われることで不正な機器を排除し、印刷データの不正印刷をより確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る認証システムの構成図である。
図1の書籍発注端末101はネットワーク109を介して配信サーバ102、印刷機104及び認証機105とそれぞれ接続されている。書籍発注端末101は、例えば、パソコン、いわゆるPDA(Personal Digital Assistant)、又はインターネット対応の携帯電話である。書籍発注端末101は不図示のWWWサーバやProxyサーバ等の様々サーバを介してネットワーク109に接続されるように構成されていても良い。
配信サーバ102は、データベース103を有しており、書籍発注端末101からの指示に基づき書籍データ(印刷用の電子データ)を検索できる。配信サーバ102は、特定の位置に配置される必要はなく、ネットワークを介して接続された端末群(書籍発注端末101、印刷機104、認証機105)からアクセス可能であれば、ネットワーク109上の任意の位置で接続されていれば良い。
認証機105は、硬貨排出部106、硬貨投入部107及び表示部108を有しており印刷機104の課金機としての機能を有している。硬貨投入部107は不図示の紙幣投入部をさらに備えていてもよく、さらに、クレジットカードや電子マネーを記憶してあるカード状の記憶媒体を読み取るための読み取り部をさらに備えていてもよい。また、認証機105は、硬貨排出部106及び硬貨投入部107の変わりに上記クレジットカードや記憶媒体を読み取るための読み取り部を備えていてもよい。
また、印刷機104はネットワーク109を介して認証機105と接続されている。ローカル通信線110は、認証機105で課金がされたことの通知を行うための線やパスワード等のデータの送受信や、印刷機104から認証機105へ電流等を流す線や、アース線などの様々な線を有している。
また、ネットワーク109は、典型的にはインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)や電話回線、専用デジタル回線、ATM(非同期転送)やフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線、VPN(Virtual Private Network)等のいずれか、またはこれらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワークであり、データの送受信が可能であれば良く、書籍発注端末101から配信サーバ102への通信回線と、配信サーバ102から印刷機104への通信回線と配信サーバ102から認証機105への通信回線とが異なっていても良い。
図2は、図1の印刷機104の構成を示す図である。
図2において、CPU201、RAM202、ROM203、LANアダプタ204、表示部205、ローカル通信部206、ハードディスク207、スイッチ切換部208、入力部209、出力部211はそれぞれシステムバス210を介して互いに接続されている。システムバス210は、例えば、PCIバス、AGPバス、メモリバス等を意味する。また、図2では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースは省略されている。
CPU201は四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアやソフトウェアの制御を行う。RAM202には、ハードディスク207から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU201の制御の元に実行される。ハードディスク207はオペレーションシステムや以下に示すフローチャートのステップに対応する部分を実行するためのアプリケーションプログラムや、各種データを記憶している。また、ハードディスク207は、スイッチ切換部208を制御する「スイッチ制御プログラム」と、印刷データを復号する「復号制御プログラム」とを有している。ROM203にはオペレーションシステムと協働してハードディスク等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶される。LANアダプタ204は、CPU201によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働して外部装置(例えば、認証機105)との通信を行う。表示部205はビデオアダプタより出力される画像信号を表示する。
ローカル通信部206は認証機105からの命令や認証機105への命令、例えば印刷命令の通信をおこなう認証機105との接続部である。スイッチ切換部208は、電流の流れる回路をスイッチ制御プログラムに基づき切り換える。スイッチ切換部208の構成は、後述する図6のスイッチ切換部603の構成と同一である。本実施の形態ではスイッチ制御プログラムはハードディスク207に記憶されているが、ROM203等の記憶部に記憶されていてもよい。入力部209は各種指示を入力するために用いられ、表示部205等の表示画面を用いたタッチパネル、キーボード及びマウスなどがある。出力部211は、指示に基づき配信データや読み取ったデータを印刷する印刷部である。
なお、本実施の形態では、印刷機104はCD−ROMドライブ、CD−Rドライブ、CD−R/Wドライブ、及びMOドライブ等を備えていないが、これらを備える構成にしても良い。また、図2のハードウェアの構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
図3は、図1の認証機105の構成を示す図である。
図3において、CPU301、RAM302、ROM303、LANアダプタ304、表示部305、ローカル通信部306、ハードディスク307、スイッチ切換部308、コンバータ309及び課金制御部311はそれぞれシステムバス310を介して互いに接続されている。システムバス310は、例えば、PCIバス、AGPバス、メモリバス等を意味する。また、図3では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースは省略されている。
CPU301は四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアやソフトウェアの制御を行う。RAM302には、ハードディスク307から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU301の制御の元に実行される。ハードディスク307はオペレーションシステムや以下に示すフローチャートのステップに対応する部分を実行するためのアプリケーションプログラムや、各種データを記憶している。ハードディスク307は、スイッチ切換部308を制御する「スイッチ制御プログラム」と、課金制御部311を制御する「課金制御プログラム」とを有している。
ROM303にはオペレーションシステムと協働してハードディスク307等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶される。LANアダプタ304は、CPU301によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働して外部装置(例えば印刷機104)との通信を行う。表示部305はビデオアダプタより出力される画像信号を表示する。ローカル通信部306は印刷機104からの命令や印刷機104への命令、例えば印刷がされたことの通知等をやりとりする印刷機104との接続部である。スイッチ切換部308は電流の流れる回路を制御プログラムに基づき切り換える。スイッチ切換部308の構成は、後述する図6のスイッチ切換部606の構成と同一である。本実施の形態ではスイッチ制御プログラムはハードディスク307に記憶されているが、ROM303等の記憶部に記憶されていてもよい。コンバータ309はアナログ信号を検知するとデジタル信号に変換するために用いられる。コンバータ309の構成は、図1のADコンバータ612の構成と同一である。課金制御部311は図1の硬貨投入部107から入れられた硬貨を認識する制御部である。
なお、本実施の形態では、認証機105は、CD−ROMドライブ、CD−Rドライブ、CD−R/Wドライブ及びMOドライブ等の外部装置、並びにタッチパネル、キーボード、及びマウス等の入力部を備えていないが、外部装置や入力部を備えるようにしてもよい。
図3のハードウェアの構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
図4は、図1の配信サーバ102の構成を示す図である。
図4において、CPU401、RAM402、ROM403、LANアダプタ404、キーボード405、マウス406、CD−ROMドライブ407、ハードディスク408はそれぞれシステムバス409を介して互いに接続されている。システムバス409は例えばPCIバス、AGPバス、又はメモリバス等を意味する。図4では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースは省略されている。
CPU401はオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムに基づいて四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアの制御を行う。RAM402には、ハードディスク408、CD−ROMドライブ407に装着されたCD−ROM、又は不図示のCD−R等の記憶媒体から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU401の制御の元に実行される。ROM403にはオペレーションシステムと協働してハードディスク408等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶される。LANアダプタ404は、CPU401によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働して外部装置(例えば、書籍発注端末101)との通信を行う。キーボード405やマウス406は配信サーバ102への指示を入力するために用いられる。ハードディスク408はオペレーションシステムや以下に示すフローチャートのステップに対応する部分を実行するためのアプリケーションプログラムや、各種データを記憶している。CD−ROMドライブ407は、記憶媒体であるCD−ROMを装着してアプリケーションプログラムをハードディスク408にインストールするのに用いる。尚、CD−ROMドライブ407の代わりにCD−RドライブやCD−R/WドライブやMOドライブ等を用いても良い。この場合、記憶媒体はそれぞれCD−R、CD−R/W、MO等になる。
本実施の形態では、配信サーバ102はディスプレイ装置や該ディスプレイ装置に出力する画像信号を生成するビデオアダプタ等を有する表示部を備えていないが、この表示部を備えるようにしてもよい。
図5は、図1の書籍発注端末101の構成を示す図である。
図5において、CPU501、RAM502、ROM503、LANアダプタ504、ビデオアダプタ505、キーボード507、マウス508、CD−ROMドライブ509、及びハードディスク511はそれぞれシステムバス510を介して互いに接続されている。システムバス510は例えばPCIバス、AGPバス、又はメモリバス等を意味する。図5では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースは省略されている。
CPU501は、オペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムに基づいて四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアの制御を行う。RAM502には、ハードディスク511やCD−ROMドライブ509に装着されたCD−ROMから読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU501の制御の元に実行される。ROM503にはオペレーションシステムと協働してハードディスク等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶される。LANアダプタ504は、CPU501によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働して外部装置(例えば、配信サーバ102)との通信を行う。ビデオアダプタ505は表示装置506に出力する画像信号を生成し、キーボード507やマウス508は書籍発注端末101への指示を入力するために用いられる。ハードディスク511はオペレーションシステムや以下に示すフローチャートのステップに対応する部分を実行するためのアプリケーションプログラムや、各種データを記憶している。CD−ROMドライブ509は記憶媒体であるCD−ROMを装着してアプリケーションプログラムをハードディスク511にインストールするのに用いる。なおCD−ROMドライブ509の代わりにCD−Rドライブ、CD−R/Wドライブ、又はMOドライブ等を用いても良い。この場合、記憶媒体はそれぞれCD−R、CD−R/W、MO等になる。
図6は、図1の印刷機104に組み込まれる電気回路と図1の認証機105に組み込まれる電気回路とを示す回路図である。これらの回路は印刷機104と認証機105とが互いに接続されたか否かを確認するため、印刷機104及び認証機105の電気特性を測定する。
同図において、616は印刷機104の電気回路であり、617は認証機105の電気回路である。端子601は印刷機104の電源入力であり、端子605は認証機105の電源入力であり、端子601及び端子605から電流が流れる。
配信サーバ102より受信した印刷機用スイッチ情報は印刷機104のハードディスク207に記憶されている制御プログラムに基づき印刷機側スイッチ切換部603(図2で208)を切り換える。このとき、印刷機のスイッチ切換部603及び認証機のスイッチ切換部606は4接点を持つロータリスイッチと等価であれば良い。すなわち、スイッチ切換部603、606は、論理的に4つの回路を切り分ける事が可能であれば、トランジスターで構成されたスイッチでもよい。
スイッチ切換部603は、端子603a〜603eを有しており、切換回路603fは機械的接点又はトランジスター等で構成された選択回路であり、通電時(スイッチON)は603b〜603eの何れかに接続しており、非通電時(スイッチOFF)は603aに接続している。603gはスイッチ603のデフォルト状態、即ちスイッチ切換部603が非通電時(スイッチOFF)のときの切換回路を示す。
配信サーバ102より受信した認証機用スイッチ情報は、認証機105のハードディスク307に記憶されている制御プログラムに基づきスイッチ切換部606(図3で308)を切り換える。
スイッチ切換部606は、端子606a〜606eを有しており、切換回路606gは機械的接点又はトランジスター等で構成された選択回路であり、通電時(スイッチON)は603a〜603dの何れかに接続しており、非通電時(スイッチOFF)は603eに接続している。
606fはスイッチ606のデフォルト状態、即ちスイッチ切換部606が非通電時(スイッチOFF)のときの切換回路を示す。
切換回路603gが端子603b〜603eの何れかに、及び切換回路606fが端子606a〜606dの何れかに接続されると、図6の電気回路は図7のような等価回路となる。図7の説明は後述する。
回路602a〜602d及び回路607a〜607dは抵抗、コイル、コンデンサなどの何れかの素子で構成され一定のインピーダンスを持っている。
素子608,609,610,618は抵抗であり、カーボン抵抗、ソリッド抵抗、金属被膜抵抗、又は巻線抵抗等で構成される。
図6において、604及び613は印刷機104と認証機105とを接続するコネクターであり、これらを物理的及び電気的に接続するものである。このコネクタは例えばリード線、電線、ケーブル、アース線などで構成されている。614,615は電源回路よりのアースである。
増幅器611は符号a,bで示す2つの入力電圧の差をとって出力を増幅するためのものである。増幅器611は、例えば差動増幅器、非反転増幅器、又は反転増幅器等で構成されてもよい。ADコンバータ612はアナログ信号をデジタル信号に変換する装置であり、その構成は図3のコンバータ309の構成と同一である。
スイッチ切換部603が端子603bに、スイッチ切換部606が端子606aに接続されたときを例に図6及び図7を参照しつつ回路図における電気の流れを説明する。
尚、図7は図6を簡略化した図であり、端子601から電気(電流)が流れたときの等価回路である。
電流は「端子601」→「回路602a」→「回路607a」→「端子615」の経路と、「端子601」→「回路602a」→「回路608」→「端子615」の経路と、「端子601」→「抵抗610」→「端子615」の経路で流れる。また、電流は「端子605」→「抵抗609」→「端子614」の経路でも流れる。
例えば、この端子601の入力電圧を24ボルト(V)とし、回路602aと回路607aを純抵抗と等価とし、回路602aの抵抗を5オーム(Ω)とし、回路607aと抵抗608と抵抗610を10オーム(Ω)とすると、抵抗608にかかる電圧は12ボルト(V)となる。
また、端子605から電流が流れると抵抗609の両端に電圧が発生する。端子605の入力電圧を24ボルト(V)とし、抵抗618を5オーム(Ω)とし、抵抗609を10オーム(Ω)とすると、抵抗609で発生する電圧は16ボルト(V)になる。
上記抵抗608と抵抗609にかかる電圧差は増幅器611で増幅され、出力としてADコンバータ612へ送られる。
ADコンバータ612は増幅器611からの電圧を検知すると、電圧をデジタル信号に変換し、図3のRAM302又はハードディスク307に記憶する。
図8〜10は、本実施の形態における各機器の制御プログラムの基本的な処理を示すフローチャートである。
図8〜10の各装置のフローチャート、例えば配信サーバ102が実行するフローチャートの処理はプログラムとしてハードディスク408に記憶され、印刷機104が実行するフローチャートの処理はプログラムとしてハードディスク207に記憶され、認証機105が実行するフローチャートの処理はプログラムとしてハードディスク307に記憶されている。これらの処理は主として、各機器のCPUが実行する。
ステップ501では、まず、書籍発注端末101において書籍が決定されたか否かを判別する。この処理では、ユーザにより発注される書籍が指定されたかどうか、または書籍発注の指示の有無で判断される。尚、書籍発注端末101はユーザの所有する個人所有パソコンであっても、店頭にある店頭端末などであってもよい。
ステップ501の判別の結果、書籍が決定されていない場合には、書籍の決定待ちとなる一方、書籍が決定された場合は、書籍発注端末101は書籍発注要求を配信サーバ102に対して行う(ステップ502)。書籍発注要求には発注情報が含まれており、購入者の個人情報や購入する書籍名や書籍コード等も含まれている。
次に、配信サーバ102が書籍発注端末101より書籍発注情報を受信し(ステップS503)、この受信した書籍発注情報に基づき購入番号を生成する(ステップS504)。購入番号とは、書籍の購入時にユニークに作成されるものであり、購入番号から購入者情報や購入書籍などの情報をデータベース103又はハードディスク408より検索することができる。購入番号は図11のような構造体に記憶される。
図11は、配信サーバ102でID等の情報が格納される際のデータ構造体を示す図であり、「購入番号」、「ワンタイムパスワード(ID)」、「印刷機ID」、「認証機ID」、「印刷機スイッチ情報」及び「認証機スイッチ情報」が格納される。尚、データ構造体には、図11に示す以外に後述する「復号キー」等を格納できるようにしても良い。このデータ構造体はRAM402やハードディスク408のレジストリに格納されている。
図5のステップS504の処理後、ステップS504で生成された購入番号を書籍発注端末101へ送信する(ステップS505)。ステップS505では、配信サーバ102は購入番号を書籍発注端末101へ送信したが、印刷可能場所の情報や値段の情報、購入の形態、広告情報等を同時に送信するようにしてもよい。
次に、書籍発注端末101は、ステップS505で配信サーバ102から送信された購入番号を受信する(ステップS506)。
次いで、書籍発注端末101で受信された購入番号をユーザは認証機105に入力し、認証機105はユーザにより入力された購入番号を取得する(ステップS507)。購入番号を取得する際、ICカードやUSBメモリや文字認識されたスキャンデータなどから取得するものであってもよい。
認証機105はステップS507で取得した購入番号を配信サーバ102へ送信する(ステップS508)。
配信サーバ102は、認証機105より購入番号を受信し(ステップS509)、この購入番号と、データベース103に格納された図12の購入番号テーブルとに基づいて書籍IDを検索し、購入書籍データを取得する。図12は購入番号テーブルを示す図であり、書籍IDを主キーとして購入番号又は個人情報を検索できる。また、購入番号や個人情報を主キーとしてそれに対応する各項目を検索することも可能である。尚、購入番号は書籍発注端末101の発注要求によりユニークに作成される番号であり随時本テーブルに登録される。
上記取得された購入書籍データは後述するステップS531で印刷データとして暗号化される。尚、購入書籍データはデータベース103に登録されており、書籍IDをキーにして検索可能な構成となっている。
配信サーバ102は、ステップS509で購入番号を受信するとワンタイムパスワード(ID)を生成する(ステップS510)。そして、生成されたワンタイムパスワード(ID)を、ステップS509で受信した購入番号と、図13の認証機IDテーブルと、図14の印刷機認証機設置テーブルとに基づいて選択されたワンタイムパスワード(ID)を送る印刷機の印刷機IDと該印刷機に接続されている認証機の認証機IDとともに図11のデータ構造体に一時格納する(ステップS511)。この一時格納されたデータは後述するステップS518で参照される。尚、構造体に格納するデータとしてステップS509で受信した購入番号の受信先のIPアドレス等を格納するように構成しても良い。
図13は、データベース103に格納された認証機IDテーブルを示す図であり、IPアドレスを主キーとして認証機IDや認証機名を検索することができる。また、認証機名や認証機IDを主キーとしてそれに対応する各項目を検索することも可能である。図14は、データベース103に格納された印刷機認証機設置テーブルを示す図であり、印刷機IDを主キーとして認証機IDまたは設置場所を検索することができる。また、認証機IDや設置場所を主キーとしてそれに対応する各項目を検索することも可能である。
尚、本実施の形態では、ワンタイムパスワード(ID)、印刷機ID、及び認証機IDを図11のデータ構造体に格納したが、データベース等のテーブルに登録するようにしても良い。
次いで、配信サーバ102は、ステップS511で選択された印刷機IDに基づき、図15の印刷機IDテーブルを参照し、ネットワーク109を介してワンタイムパスワード(ID)を印刷機104へ送信する(ステップS512)。
図15は印刷機IDテーブルを示す図であり、IPアドレスを主キーとして印刷機IDや印刷機名を検索することができる。また、印刷機名や印刷機IDを主キーとしてそれに対応する各項目を検索することも可能である。
配信サーバ102は、上記ステップS512でワンタイムパスワード(ID)を印刷機104へ送信する際、データベース103に登録されている図13の認証機IDテーブルと図14の印刷機認証機設置テーブルとに基づき、認証機105のIPアドレスを取得し、該IPアドレスと共にワンタイムパスワード(ID)を一緒に印刷機104へ送信する。尚、ステップS512でワンタイムパスワード(ID)を印刷機104に送信して一定時間配信サーバ102に該ワンタイムパスワード(ID)が戻ってこない場合には、ステップS512から後述するステップS520へ処理が移るようにしても良い。
印刷機104は、ステップS512で送信されたワンタイムパスワード(ID)を受信し(ステップS513)、受信したワンタイムパスワード(ID)と、印刷機IDとを、ネットワーク109を介して認証機105に送る(ステップS514)。印刷機IDはMACアドレスなどの印刷機104を識別できるものであれば良い。
本実施の形態では、ネットワーク109を介してワンタイムパスワード(ID)の送受信を行ったが、ローカル通信線を介して送受信を行っても良い。
次に、認証機105は、印刷機104より送信されたワンタイムパスワード(ID)と印刷機IDとを受信し(ステップS515)、受信したワンタイムパスワード(ID)及び印刷機IDと、認証機IDとを、ネットワーク109を介して配信サーバ102へ送信する(ステップS516)。
尚、上記ステップS513〜S516の処理に代えて、認証機105がステップS512で送信されたワンタイムパスワード(ID)を受信し、受信したワンタイムパスワード(ID)と、認証機IDとを、ネットワーク109を介して印刷機104に送り、印刷機104が、認証機105より送信されたワンタイムパスワード(ID)と認証機IDとを受信し、受信したワンタイムパスワード(ID)及び認証機IDと、印刷機IDとを、ネットワーク109を介して配信サーバ102へ送信するようにしてもよい。
配信サーバ102は、認証機105からワンタイムパスワード(ID)、印刷機ID及び認証機IDを受信する(ステップS517)。そして、ステップS517で受信したワンタイムパスワード(ID)、印刷機ID及び認証機IDの組み合わせがステップS511でデータ構造体に格納(記憶)された内容と一致するか否かを判別する(ステップS518)。この判別の結果、組み合わせが一致しない場合には、印刷機104又は認証機105に印刷ができない旨の内容を表示させる命令を通知し(ステップS520)、処理を終了する。
一方、組み合わせが一致する場合には、ステップS518で組み合わせが一致した印刷機104と認証機105に送る印刷機用及び認証機用のスイッチ情報を生成する(ステップS519)。
例えば、図6のように印刷機104は電流の流れを切り換える4つの端子603b〜603eを持つスイッチ切換部603を、認証機105は電流の流れを切り換える4つの端子606a〜606dを持つスイッチ切換部606を有しており、配信サーバ102はこのスイッチ切換部603,606のスイッチを切り換えるため、印刷機104と認証機105のどの端子に切換回路603f,606gを接続をするかをランダムに決定する。
スイッチ情報の生成とは、この印刷機104と認証機105の夫々のスイッチを切り換えるため、「1」〜「4」のどれかを選びスイッチ切り換えるための命令を生成することである。例えば印刷機104は「1」を、認証機105も「1」を選んだとすると、配信サーバ102は、図6のように印刷機104には切換回路603fを端子603bに接続させるような命令を、認証機105には切換回路606gを端子606aに接続させるような命令を生成する。尚、スイッチを「1」〜「4」としたがこれに限定されるものではない。
次いで、配信サーバ102は、ステップS519で生成されたスイッチ情報を図11のデータ構造体に記憶する(ステップS521)。尚、本実施の形態では、スイッチ情報を図11のデータ構造体に格納したが、データベース等のテーブルに登録するようにしても良い。
このスイッチ情報は、印刷機104と認証機105へ送信され(ステップS522)、認証機105は配信サーバ102より送信された認証機用のスイッチ情報を受信し(ステップS523)、印刷機104は配信サーバ102より送信された印刷機用のスイッチ情報を受信する(ステップS526)。認証機105はステップS523で受信したスイッチ情報に基づいてスイッチ切換部606のスイッチを切り換え(ステップS524)、印刷機104はステップS526で受信したスイッチ情報に基づいてスイッチ切換部603のスイッチを切り換える(ステップS527)。
その後、認証機105は、抵抗608と抵抗609にかかる電圧差を増幅器611を介して増幅し、これをADコンバータ612で2進数のデジタル値に変換する処理を実行し、該変換された2進数のデジタル値(以下、「測定値」という)を配信サーバ102へ送信する(ステップS528)。図6のADコンバータ612が、例えば、0〜5Vの電圧を数値0〜255に変換する8ビットのADコンバータであるとすると、1.25Vは数値63.75に対応する。
尚、増幅された抵抗608と抵抗609にかかる電圧差をADコンバータ612で2進数のデジタル値に変換する処理は認証機105で実行され、当該処理で得られた測定値を認証機105より配信サーバ102へ送信したが、印刷機104が抵抗608,609,610、増幅器611及びADコンバータ612を備えるようにし、増幅された抵抗608と抵抗609にかかる電圧差をADコンバータ612で2進数のデジタル値に変換する処理を印刷機104で実行し、当該処理で得られた測定値を印刷機104より配信サーバ102へ送信するようにしてもよい。また、印刷機104で得られた測定値をローカル通信線110を介して認証機105に送った後、認証機105から配信サーバ102に該測定値を送るようにしても良い。逆に認証機105で得られた測定値をローカル通信線110を介して印刷機104に送った後、印刷機104から配信サーバ102に該測定値を送るようにしても良い。
次に、配信サーバ102は、認証機105より測定値を受信し(ステップS529)、この受信した測定値が、ステップS521で図11のデータ構造体に記憶したスイッチ情報と、データベース103に記憶されている図16のスイッチ組合せテーブルとに基づき取得された測定推定値に含まれるか否かを判別する、即ち認証機105より受信した測定値が適正であるか否かを判別する(ステップS530)。認証機105より受信した測定値が適正であれば、該認証機及び該認証機に接続されている印刷機は、配信サーバ102に登録された印刷機及び認証機になる。
図16はスイッチ組合せテーブルを示す図であり、印刷機104と認証機105のスイッチ情報から測定推定値を取得することができる。測定推定値は測定値と照らし合わせるために使用する値である。尚、スイッチ組合せテーブルは印刷機の設置場所ごとにデータベース103に記憶されている。また、スイッチ組合せテーブルは印刷機ごとに、そのハードディスク408又はRAM402等に格納されていてもよい。
ステップS530の判別の結果、認証機105より受信した測定値が適正でない場合には、上記ステップS520の処理を実行する。一方、認証機105より受信した測定値が適正である場合には、配信サーバ102は印刷データ(購入書籍データ)を暗号化する(ステップS531)。このとき、配信サーバ102は暗号化された印刷データを復号するための復号キーも作成する。尚、暗号方式についてはどのような暗号方式を使用してもよい。また、印刷データを暗合化するためにパスワードを用いて暗号化するようにしても良い。
次いで、配信サーバ102はステップS531で暗号化したデータを印刷機104へ送信すると共に、復号するための復号キーと、データベース103に記憶されている図17の書籍テーブルから求められる購入する書籍の値段データとを認証機105に送信する(ステップS532)。書籍の値段データは、図12の購入番号テーブルから書籍IDが既に求められているので、書籍IDを使って図17の書籍テーブルから検索することができる。尚、復号キーを認証機105に送る際に、購入する書籍の値段データを一緒に送るようにしたが、配信サーバ102から印刷機104へ値段データを送信し、認証機105が印刷機104から値段データを取得するようにしても良い。
図17は書籍テーブルを示す図であり、書籍IDより書籍名又は書籍の値段を検索することができる。また、書籍名や値段を主キーとしてそれに対応する各項目を検索することも可能である。尚、各書籍IDに対応する形式で書籍データがデータベース103に記憶されている。書籍ID又は書籍名から印刷データ(書籍データ)は取得される。
印刷機104は配信サーバ102より送られた暗号化印刷データを受信し(ステップS533)、認証機105は配信サーバ102より送られた復号キーと値段データとを受信する(ステップS534)。受信した値段データは認証機105の表示部108に表示させるようにしてもよい。
次いで、認証機105は課金がされたか否かを判別する(ステップS535)。これは、ステップS534で受信した値段データに基づき、図示しないが前述したハードディスク307に記憶されている課金制御プログラムにより課金制御部311が書籍の値段分の課金がなされたか否かを判断することで行われる。尚、課金がされなかった時の判断は、課金がされなかった時間又は書籍発注端末101より入力される購入キャンセル命令等で判断する。
ステップS535の判別の結果、課金がされていない場合には、後述するステップS541の処理に進む一方、課金がされた場合には、ローカル通信線110を介して復号キーを印刷機104へ送信する(ステップS536)。ステップS534〜ステップS536では、認証機105が復号キーと値段データとを受信した後、課金がされたか否かの判別を行い、課金された場合に復号キーを印刷機104へ送信するようにしたが、認証機105が復号キーと値段データとを受信したときには、既に書籍の代金の支払が済んでいる場合(例えばレジで支払済み、クレジットカードで支払済み)もある。そこで、このような場合には、課金がされたか否かの判別(ステップS535)を実行せずに、復号キーを受信したタイミングで復号キーを印刷機104へ送信するようにしても良い。又は、復号キーを受信したタイミングで配信サーバ102に書籍の代金の支払が済んでいるか否かを確認して、支払済みであるとの確認が取れたタイミングで復号キーを印刷機104へ送信するようにしても良い。
印刷機104は、ステップS536で認証機105より送信された復号キーを受信し、ステップS533で受信した暗号化印刷データを該復号キーに基づき復号する(ステップS537)。その後、ステップS537で復号した印刷データを印刷し(ステップS538)、印刷終了通知を配信サーバ102へ送信する(ステップS539)。尚、印刷が完了したら印刷データを印刷機104から削除を行う。
次いで、配信サーバ102は、ステップS539で印刷機104より送信された印刷終了通知を受信し(ステップS540)、印刷終了通知の受信先(印刷機104)のIPアドレス(印刷機IDでもよい)と、図13の認証機IDテーブルと、図15の印刷機IDテーブルと、図14の印刷機認証機設置テーブルとに基づき、印刷機104及び認証機105へスイッチOFF情報を送信する(ステップS541)。
認証機105は、ステップS541で配信サーバ102から送信されたスイッチOFF情報を受信し、認証機105のスイッチをOFFにして(ステップS542)、処理を終了する。認証機105は、例えば、スイッチOFF情報を受信し、スイッチ切換部606(図3で308)の切換回路606gを端子606eへ接続することでスイッチはOFFとなる(606fの状態)。
印刷機104は、ステップS541で配信サーバ102から送信されたスイッチOFF情報を受信し、印刷機104のスイッチをOFFにする(ステップS543)。印刷機104は、例えば、スイッチOFF情報を受信し、スイッチ切換部603(図2で208)の切換回路603fを端子606aへ接続することでスイッチはOFFとなる(603gの状態)。
上述したように、本実施の形態によれば、配信サーバ102が印刷機104から印刷機IDを取得する共に認証機105から認証機IDを取得し、該取得した印刷機ID及び認証機IDがデータ構造体に記憶された印刷機ID及び認証機IDと一致する否かを確認し、さらに印刷機104及び認証機105に組み込まれた回路のスイッチの切り換えにより得られる回路測定値を印刷機104及び認証機105のいずれか一方より受け取り、該回路測定値に基づいて印刷機104及び認証機105が前記データベースに登録されているか否かを確認することで登録されている印刷機と認証機が確実に組み合わされていることが確認できるので、不正な機器を排除し、印刷データの不正印刷をより確実に防止することができる。
さらに、配信サーバ102は、印刷データを暗号化し、暗号化された印刷データを復号する復号キーを作成し、暗号化された印刷データを印刷機104に送信すると共に、復号キー及び値段データを認証機105に送信する一方、認証機105は、復号キー及び値段データを受信し、値段データに対応する金額の支払いが完了したか否かを判断し、値段データに対応する金額の支払いが完了した場合に、復号キーを印刷機104に送信する。そして、印刷機104は、配信サーバ102から送信された暗号化された印刷データ及び認証機105から送信された復号キーを受信し、暗号化された印刷データを復号キーにより復号し、復号された印刷データを印刷する。従って、暗号化された印刷データと復号キーとが別々のルートで印刷機104へ送信されるので、電子データの不正印刷をより確実に防止することができる。また、課金が確認された場合にのみ、復号キーは印刷機へネットワークを介さずローカル通信線110を介して送信されるのでセキュリティが高まり不正印刷を防ぐことができる。
以下、本発明の第2の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1の実施の形態では、配信サーバ102は暗号化データを印刷機104へ、復号キーを認証機105へ送信するようにした(ステップS532)が、第2の実施の形態では、印刷データをテキストデータとフォームデータとに分け、テキストデータを印刷機104へ、フォームデータを認証機105へ送信するようにした点で異なる。
認証システムの構成は前記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。また、前記第1の実施形態と同一の構成要素は同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
図18は、本実施の形態における各機器の制御プログラムの基本的な処理の一部を示すフローチャートである。
書籍発注端末101、配信サーバ102、印刷機104及び認証機105は、図8〜10のステップS501〜S530までの処理を実行し、その後、図18のフローチャートで示す処理を実行する。従って、ステップS501〜S530の処理は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
まず、配信サーバ102は、図11のデータ構造体の購入番号と図12の購入番号テーブルとに基づき、印刷対象のテキストデータと、該テキストデータに対応するフォームデータとをデータベース103より取得する(ステップS1601)。テキストデータとフォームデータは、データベース103内の別々のデータベースに記憶され、フォームデータはフォームを使用するテキストデータの書籍IDと対応している。
続けて、配信サーバ102は、ステップS1601で取得したテキストデータを暗号化する(ステップS1602)。暗号化については第1の実施の形態と同様の方式である。
配信サーバ102は、ステップS1602で暗号化したテキストデータを印刷機104へ送信する共に、ステップS1601で取得したフォームデータと、復号するための復号キーと購入する書籍の値段データとを認証機105へ送信する(ステップS1603)。書籍の値段データは、図12の購入番号テーブルから書籍IDが既に求められているので、書籍IDを使って図17の書籍テーブルから検索することができる。尚、復号キーを認証機105に送る際に、購入する書籍の値段データを一緒に送るようにしたが、配信サーバ102から印刷機104へ値段データを送信し、認証機105が印刷機104から値段データを取得するようにしても良い。
印刷機104は配信サーバ102より送られた暗号化テキストデータを受信し(ステップS1604)、認証機105は配信サーバ102より送られたフォームデータと復号キーと値段データとを受信する(ステップS1606)。受信した値段データは認証機105の表示部108に表示させるようにしてもよい。
次いで、認証機105は課金がされたか否かを判別する(ステップS1607)。これは、ステップS1607で受信した値段データに基づき課金制御部311が書籍の値段分の課金がなされたか否かを判断することで行われる。尚、課金がされなかった時の判断は、課金がされなかった時間又は書籍発注端末101より入力される購入キャンセル命令等で判断する。
ステップS1607の判別の結果、課金がされていない場合には、後述するステップS1613の処理に進む一方、課金がされた場合には、ローカル通信線110を介して復号キーとフォームデータとを印刷機104へ送信する(ステップS1608)。
ステップS1606〜ステップS1608では、認証機105がフォームデータと復号キーと値段データとを受信した後、図示しないが前述したハードディスク307に記憶されている課金制御プログラムにより課金がされたか否かの判別を行い、課金された場合に復号キーとフォームデータとを印刷機104へ送信するようにしたが、認証機105が復号キーと値段データとフォームデータとを受信したときには、既に書籍の代金の支払が済んでいる場合(例えばレジで支払済み、クレジットカードで支払済み)もある。そこで、このような場合には、課金がされたか否かの判別(ステップS1607)を実行せずに、復号キーとフォームデータとを受信したタイミングで復号キーとフォームデータとを印刷機104へ送信するようにしても良い。又は、復号キーとフォームデータとを受信したタイミングで配信サーバ102に書籍の代金の支払が済んでいるか否かを確認して、支払済みであるとの確認が取れたタイミングで復号キーとフォームデータとを印刷機104へ送信するようにしても良い。
印刷機104は、ステップS1608で認証機105より送信された復号キーとフォームデータとを受信し、ステップS1604で受信した暗号化テキストデータを該復号キーに基づき復号する(ステップS1605)。その後、復号したテキストデータとフォームデータをオーバーレイし(ステップS1609)、オーバーレイしたデータを印刷して(ステップS1610)、印刷終了通知を配信サーバ102へ送信する(ステップS1611)。尚、印刷が完了したらオーバーレイしたデータを印刷機104から削除することも可能である。
次いで、配信サーバ102は、ステップS1611で印刷機104より送信された印刷終了通知を受信し(ステップS1612)、印刷終了通知の受信先(印刷機104)のIPアドレス(印刷機IDでもよい)と、図13の認証機IDテーブルと、図15の印刷機IDテーブルと、図14の印刷機認証機設置テーブルとに基づき、印刷機104及び認証機105へスイッチOFF情報を送信する(ステップS1613)。
認証機105は、ステップS1613で配信サーバ102から送信されたスイッチOFF情報を受信し、認証機105のスイッチをOFFにして(ステップS1615)、処理を終了する。認証機105は、例えば、スイッチOFF情報を受信し、スイッチ切換部606(図3で308)の切換回路606gを端子606eへ接続することでスイッチはOFFとなる(606fの状態)。
印刷機104は、ステップS1613で配信サーバ102から送信されたスイッチOFF情報を受信し、印刷機104のスイッチをOFFにして(ステップS1614)、処理を終了する。。印刷機104は、例えば、スイッチOFF情報を受信し、スイッチ切換部603(図2で208)の切換回路603fを端子606aへ接続することでスイッチはOFFとなる(603gの状態)。
上述したように、本実施の形態によれば、配信サーバ102は、テキストデータを暗号化し、暗号化されたテキストデータを復号する復号キーを作成し、暗号化されたテキストデータを印刷機104に送信すると共に、フォームデータ、復号キー及び値段データを認証機105に送信する一方、認証機105は、フォームデータ、復号キー及び値段データを受信し、値段データに対応する金額の支払いが完了したか否かを判断し、値段データに対応する金額の支払いが完了した場合に、フォームデータ及び復号キーを印刷機104に送信する。そして、印刷機104は、配信サーバ102から送信された暗号化されたテキストデータ及び認証機105から送信されたフォームデータ及び復号キーを受信し、暗号化されたテキストデータを復号キーにより復号し、復号されたテキストデータとフォームデータとをオーバーレイして、印刷する。従って、暗号化されたテキストデータと復号キーとが別々のルートで印刷機104へ送信されるので、電子データの不正印刷をより確実に防止することができる。また、課金が確認された場合にのみ、復号キーは印刷機へネットワークを介さずローカル通信線110を介して送信されるのでセキュリティが高まり不正印刷を防ぐことができる。
尚、本実施の形態では、フォームデータを配信サーバ102から認証機105へ送信したが、あらかじめ認証機105又は印刷機104に登録しておいても良い。これにより、フォームデータのデータ送信量が減り、さらに効率的な配信が可能となる。
また、本実施の形態では、印刷データをテキストデータとフォームデータとを別々に分けたが、印刷データを表紙データとそれ以外のデータとに分けるようにしても良い。
上述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明が達成されることは云うまでもない。
この場合、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは云うまでもない。
更に、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは云うまでもない。
第1の実施の形態に係る認証システムの構成図である。 図1の印刷機104の構成を示す図である。 図1の認証機105の構成を示す図である。 図1の配信サーバ102の構成を示す図である。 図1の書籍発注端末101の構成を示す図である。 図1の印刷機104に組み込まれる電気回路と図1の認証機105に組み込まれる電気回路とを示す回路図である。 図6の電気回路の等価回路を示す回路図である。 本実施の形態における各機器の制御プログラムの基本的な処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における各機器の制御プログラムの基本的な処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における各機器の制御プログラムの基本的な処理を示すフローチャートである。 配信サーバ102でID等の情報が格納される際のデータ構造体を示す図である。 購入番号テーブルを示す図である。 データベース103に格納された認証機IDテーブルを示す図である。 データベース103に格納された印刷機認証機設置テーブルを示す図である。 印刷機IDテーブルを示す図である。 スイッチ組合せテーブルを示す図である。 書籍テーブルを示す図である。 本実施の形態における各機器の制御プログラムの基本的な処理の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
101 書籍発注端末
102 配信サーバ
103 データベース
104 印刷機
105 認証機
106 硬貨排出部
107 硬貨投入部
108 表示部
109 ネットワーク

Claims (4)

  1. 固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機と、印刷認証を行うためのサーバとが、ネットワークを介して通信可能な印刷認証システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記画像形成装置IDと前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報に対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段と、
    前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDとを受信するID受信手段と、
    前記ID受信手段で受信した画像形成装置IDと認証機IDとが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置IDと認証機IDとに一致するか否かを確認する第1確認手段と、
    前記第1の確認手段で一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信手段と、
    前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信手段と、
    前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機スイッチ情報と、に対応する回路測定値と一致するか否かを確認する第2確認手段と、
    を備えることを特徴とする印刷認証システム。
  2. 固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機とに対して、ネットワークを介して通信可能な印刷認証を行うためのサーバにおいて、
    前記画像形成装置IDと前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報とに対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段と、
    前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDとを受信するID受信手段と、
    前記ID受信手段で受信した画像形成装置ID及び認証機IDが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置ID及び認証機IDと一致するか否かを確認する第1確認手段と、
    前記第1確認手段で一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信手段と、
    前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信手段と、
    前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と前記認証機スイッチ情報とに対応する回路測定値とが、一致するか否かを確認する第2確認手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  3. 固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機とに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、前記画像形成装置IDと、前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報とに対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段を備える印刷認証を行うためのサーバの印刷認証方法において、
    前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDと受信するID受信制御ステップと、
    前記ID受信制御ステップで受信した画像形成装置ID及び認証機IDが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置ID及び認証機IDと一致するか否かを確認する第1確認ステップと、
    前記第1確認ステップで一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信制御ステップと、
    前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信制御ステップと、
    前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と前記認証機スイッチ情報とに対応する回路測定値とが、一致するか否かを確認する第2確認ステップと、
    を備えることを特徴とする印刷認証方法。
  4. 固有の画像形成装置IDを有する画像形成装置と、固有の認証機IDを有する認証機とに対して、ネットワークを介して通信可能な印刷認証を行うためのサーバを、
    前記画像形成装置IDと前記認証機IDと、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報と、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報と、当該画像形成装置スイッチ情報と当該認証機スイッチ情報とに対応付けられている回路測定値と憶する記憶手段と、
    前記認証機から前記認証機IDを受け取った前記画像形成装置又は前記画像形成装置から前記画像形成装置IDを受け取った前記認証機のいずれか一方から、前記画像形成装置IDと前記認証機IDとを受信するID受信手段と、
    前記ID受信手段で受信した画像形成装置IDと認証機IDとが、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置IDと認証機IDとに一致するか否かを確認する第1確認手段と、
    前記第1の確認手段で一致した場合、前記画像形成装置に備えるスイッチを切り換えるための画像形成装置スイッチ情報を前記画像形成装置に送信し、前記認証機に備えるスイッチを切り換えるための認証機スイッチ情報を前記認証機に送信するスイッチ情報送信手段と、
    前記画像形成装置スイッチ情報に従って前記画像形成装置に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられ、前記認証機スイッチ情報に従って前記認証機に組み込まれた回路のスイッチが切り換えられることによって、前記画像形成装置又は前記認証機が備える測定部が前記画像形成装置及び前記認証機の回路にかかる電圧を測定することで得られる回路測定値を、前記画像形成装置又は前記認証機のいずれか一方より受信する回路測定値受信手段と、
    前記回路測定値受信手段で受信した前記回路測定値、前記記憶手段に記憶されている記画像形成装置スイッチ情報と前記認証機スイッチ情報とに対応する回路測定値とが、一致するか否かを確認する第2確認手段として、
    機能させることを特徴とする印刷認証用プログラム。
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