JP4092498B2 - 介護車両コンサルティングシステム及び介護車両コンサルティング方法 - Google Patents

介護車両コンサルティングシステム及び介護車両コンサルティング方法 Download PDF

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Description

本発明は、介護車両コンサルティングシステム及び介護車両コンサルティング方法に係り、特に、インターネット等のネットワークを介して車両会社へコンサルティング情報を提供するシステム及びその方法に関する。
近年、高齢者人口の増加に伴い、介護を必要とする高齢者の数が増加している。この高齢化社会に制度的に対応すべく介護福祉制度が施行されている。しかし、介護福祉制度はまだ施行後間もないこともあり、介護サービス事業者は被介護者が十分満足する介護サービスを効率良く提供できていないのが現状である。現在、介護サービスを効率良く行う為に広範な観点から検討が成されている(例えば、特許文献1等を参照)。
従来、介護サービス事業者の一例として、事業施設内での介護サービスと共に車椅子やストレッチャ等を搭載できるような介護車両を巡回させて顧客の送迎サービスをも行う巡回送迎サービス事業者(例えば、デイケアサービス事業者)がある。
特開2002−7572号公報
これらの巡回送迎サービス事業者へ介護車両を供給する車両販売会社(自動車ディーラ)や車両製造会社(自動車メーカ)は、巡回送迎サービス事業者から介護車両について具体的な要求があった場合に、その要求に応じて介護車両を販売・製造していた。したがって、巡回送迎サービス事業者から具体的な要求が無ければ、介護車両を販売・製造することができず、消極的なコンサルティング方法を取らざるを得なかった。
本発明は上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、介護車両を使用して巡回送迎サービスを行う巡回送迎サービス事業者を顧客とする車両会社に対して、巡回送迎サービス事業者の顧客特性に応じた車両の提案や車両開発のマーケティングデータを提供する介護車両コンサルティングシステム及び介護車両コンサルティング方法を提供することである。
本発明の第1の特徴は、介護車両を使用して巡回送迎サービスを行う巡回送迎サービス事業者が所有する介護車両の仕様を記憶する現有車両データベースと、巡回送迎サービス事業者が巡回送迎サービスを提供する被介護者の情報を記憶する顧客データベースと、巡回送迎サービス事業者に車両会社が提供可能な介護車両の仕様を記憶するラインナップ車両データベースと、介護車両コンサルティングプログラムを実行する演算部とを備え、演算部は、介護車両コンサルティングプログラムを実行することにより、巡回送迎サービス事業者側に設けられた装置から介護車両の配車/巡回計画の作成要求を受信するのに応じて、現有車両データベースと顧客データベースを参照して、配車/巡回計画を作成する配車/巡回計画エンジンと、配車/巡回計画エンジンにより作成された配車/巡回計画の中に所定の項目が含まれるか否かを判別することにより、配車/巡回計画の中から非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況を検出する非効率/不都合検出部と、非効率/不都合検出部により配車/巡回計画の中に非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が検出された場合、配車/巡回計画エンジンにラインナップ車両データベースと顧客データベースを参照して配車/巡回計画を作成させ、現有車両データベースと顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画と、ラインナップ車両データベースと顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画を比較することにより、ラインナップ車両データベースと顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善されるか否かを判定する改善判定部と、改善判定部による判定結果に基づいてコンサルティング情報を作成し、作成されたコンサルティング情報を車両会社側に設けられた装置に送信するコンサルティング情報出力部として機能する介護車両コンサルティングシステムであることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、演算部が、介護車両コンサルティングプログラムを実行することにより、介護車両を使用して巡回送迎サービスを行う巡回送迎サービス事業者側に設けられた装置から介護車両の配車/巡回計画の作成要求を受信するのに応じて、巡回送迎サービス事業者が所有する介護車両の仕様を記憶する現有車両データベースと巡回送迎サービス事業者が巡回送迎サービスを提供する被介護者の情報を記憶する顧客データベースを参照して、配車/巡回計画を作成する段階と、作成された配車/巡回計画の中に所定の項目が含まれるか否かを判別することにより、配車/巡回計画の中から非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況を検出する段階と、作成された配車/巡回計画の中に非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が検出された場合、巡回送迎サービス事業者に車両会社が提供可能な介護車両の仕様を記憶するラインナップ車両データベースと顧客データベースを参照して配車/巡回計画を作成する段階と、現有車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画と、ラインナップ車両データベースと顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画を比較することにより、ラインナップ車両データベースと顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善されるか否かを判定する段階と、判定の結果に基づいてコンサルティング情報を作成し、作成されたコンサルティング情報を車両会社側に設けられた装置に送信する段階とを有する介護車両コンサルティング方法であることを要旨とする。
本発明によれば、介護車両を使用して巡回送迎サービスを行う巡回送迎サービス事業者を顧客とする車両会社に対して、巡回送迎サービス事業者の顧客特性に応じた車両の提案や車両開発のマーケティングデータを提供する介護車両コンサルティングシステム及び介護車両コンサルティング方法を提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一あるいは類似部分には同一あるいは類似な符号を付している。
<介護車両コンサルティングシステム>
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る介護車両コンサルティングシステムは、インターネット等のネットワーク環境を利用して、巡回送迎サービス事業者25を顧客とする車両販売会社26や車両製造会社27へ介護車両コンサルティングサービスを提供するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)1である。なお、巡回送迎サービス事業者25は、介護車両を使用して顧客の巡回送迎サービスを行う事業者(例えばデイケアサービス事業者)である。車両販売会社26は、巡回送迎サービス事業者25が使用する介護車両を販売する会社であり、車両製造会社27は、巡回送迎サービス事業者25が使用する介護車両を製造する会社である。
ASP1は、巡回送迎サービス事業者25からリクエストされた配車/巡回計画に基いてコンサルティング情報を作成する演算部2と、演算部2に接続された事業者データベース22、顧客データベース3、現有車両データベース4、ラインナップ車両データベース5、企画中車両データベース6、及び配車/巡回計画データベース7と、入出力制御部11を介して演算部2に接続された配車/巡回計画リクエスト受付部8、配車/巡回計画計算結果出力部9、及びコンサルティング情報出力部10とを有する。演算部2は、配車/巡回計画エンジン12と、非効率/不都合検出部13と、改善判定部14と、コンサルティング情報生成部15とを有する。また、コンサルティング情報出力部10は、営業支援情報出力部19と、車両企画支援情報出力部20と、業務効率改善情報出力部21とを有する。コンサルティング情報生成部15は、営業支援情報生成部16と、車両企画支援情報生成部17と、業務効率改善情報生成部18とを有する。
事業者データベース22には、巡回送迎サービス事業者25が登録され、巡回送迎サービス事業者25毎に事業者情報が記憶されている。ここで事業者情報には、巡回送迎サービス事業者25のプロファイル、巡回送迎サービス時に介護車両に同乗する職員の人数などが含まれる。事業者データベース22内の事業者情報は必要に応じて巡回送迎サービス事業者25或いは車両販売会社26や車両製造会社27がネットワークを介して逐次アップロードすることができる。
顧客データベース3には、事業者20〜22が介護サービスを提供する顧客(被介護者)が登録され、顧客に関する情報(顧客情報)が記憶されている。ここで顧客情報には、顧客の住所、氏名、年齢等の一般的な情報の他に、例えば車椅子又はストレッチャの要否等を含む顧客の身体的特性、車両へ乗降する際に必要となる職員の人数などの介護レベルが含まれる。顧客データベース3内の顧客情報は必要に応じて巡回送迎サービス事業者25がネットワークを介して逐次アップロードすることができる。
現有車両データベース4には、巡回送迎サービスに使用する介護車両であって、巡回送迎サービス事業者25が現在所有している介護車両(現有車両)についての情報が記憶されている。具体的には、現有車両データベース4には、巡回送迎サービス事業者25が現在所有している介護車両の最大乗車人数、車椅子又はストレッチャ等の乗車可能性などの車両の仕様が記憶されている。現有車両データベース4内の情報は、必要に応じて巡回送迎サービス事業者25或いは車両販売会社26や車両製造会社27がネットワークを介して逐次アップロードすることができる。
ラインナップ車両データベース5には、巡回送迎サービスに使用する介護車両であって、現在、車両販売会社26が巡回送迎サービス事業者25へ提供(販売)可能な介護車両(ラインナップ車両)についての情報が記憶されている。具体的には、ラインナップ車両データベース5には、ラインナップ車両の最大乗車人数、車椅子又はストレッチャ等の乗車可能性、ラインナップ車両特有の機能などの車両の仕様が記憶されている。ラインナップ車両データベース5内の情報は、必要に応じて車両販売会社26がネットワークを介して逐次アップロードすることができる。
企画中車両データベース6には、巡回送迎サービスに使用する介護車両であって、現在、車両製造会社27が企画中の介護車両(企画中車両)についての情報が記憶されている。具体的には、企画中車両データベース6には、企画中車両の最大乗車人数、車椅子又はストレッチャ等の乗車可能性、企画中車両特有の機能などの車両の仕様が記憶されている。企画中車両データベース6内の情報は、必要に応じて車両製造会社27がネットワークを介して逐次アップロードすることができる。
配車/巡回計画データベース7には、配車/巡回計画エンジン12が作成した配車/巡回計画が記憶される。
配車/巡回計画リクエスト受付部8は、巡回送迎サービス事業者25からネットワークを介して顧客情報に応じた配車/巡回計画の作成要求を受け付ける。具体的には、巡回送迎サービス事業者25が当日の予約情報から巡回予定の顧客のリストを付して配車/巡回計画の作成をASP1へ要求し、配車/巡回計画リクエスト受付部8がこれを受け付ける。なお、配車/巡回計画の作成要求は概ね1ヶ月単位で行われる。
配車/巡回計画エンジン12は、介護車両の仕様及び顧客情報を参照して、配車/巡回計画を作成する。
配車/巡回計画計算結果出力部9は、巡回送迎サービス事業者25へ配車/巡回計画の計算結果を出力する。
非効率/不都合検出部13は、巡回送迎サービス事業者25が所有する介護車両(現有車両)の仕様を参照して作成された前記配車/巡回計画(以後、「現有車両配車/巡回計画」という)の中から、非効率な計画或いは被介護者にとって不都合な状況(以後、「非効率/不都合」という)を検出する。
改善判定部14は、巡回送迎サービス事業者25へ提供可能な介護車両(ラインナップ車両)の仕様を参照して作成された前記配車/巡回計画(以後、「ラインナップ車両配車/巡回計画」という)と、現有車両配車/巡回計画とを比較して、非効率/不都合が改善されるか否かを判定する。即ち、現有車両配車/巡回計画で検出された非効率/不都合が、ラインナップ配車/巡回計画で解消されているか否かを判定する。
コンサルティング情報生成部15は、改善判定部14による判定結果から、コンサルティング情報を作成し、コンサルティング情報出力部10は、コンサルティング情報を車両会社へ提供する。ここで、車両会社には、車両販売会社26及び車両製造会社27が含まれる。
非効率/不都合が改善される場合、営業支援情報生成部16は、ラインナップ車両配車/巡回計画(改善データ)を営業用資料として作成し、営業支援情報出力部19は、ラインナップ車両配車/巡回計画を営業用資料として車両販売会社26へネットワークを介して提供する。
非効率/不都合が改善されない場合或いは非効率/不都合の改善が不十分である場合、車両企画支援情報生成部17は、非効率/不都合をマーケティングデータとして作成し、車両企画支援情報出力部20は、非効率/不都合をマーケティングデータとして車両製造会社27へネットワークを介して提供する。勿論、車両企画支援情報出力部20は、普段の配車/巡回計画のデータもフィールドマーケティングデータとして車両製造会社27に提供しても構わない。
なお、非効率/不都合検出部13が検出する非効率/不都合の例としては、以下の項目(以後、「複数巡回」という)が含まれることが望ましい。
・同一の介護車両で複数回巡回しなければならないとき。
・互いに家が近い複数の顧客(被介護者)を複数回に分けて巡回送迎しなければならないとき。
非効率/不都合検出部13が検出する非効率/不都合の例として更に以下の項目(以後、「送迎時刻/場所ずれ」という)が含まれることがより好ましい。
・顧客からリクエストされた送迎時刻に対し、配車/巡回計画エンジン12が計算した送迎時刻が所定の基準値以上ずれているとき。
・顧客宅と介護車両の停車位置が所定の距離以上離れているとき。
演算部2は、通常のコンピュータシステムの中央処理装置(CPU)の一部として構成すればよい。配車/巡回計画エンジン12、非効率/不都合検出部13、改善判定部14、営業支援情報作成部16、車両企画支援情報生成部17、及び業務効率改善情報生成部18は、それぞれ専用のハードウェアで構成しても良く、通常のコンピュータシステムのCPUを用いて、ソフトウェアで実質的に等価な機能を有していても構わない。
事業者データベース22、顧客データベース3、現有車両データベース4、ラインナップ車両データベース5、企画中車両データベース6、及び配車/巡回計画データベース7は、それぞれ、半導体ROM、半導体RAM等の半導体メモリ装置、磁気ディスク装置、磁気ドラム装置、磁気テープ装置などの補助記憶装置で構成してもよく、CPUの内部の主記憶装置で構成しても構わない。
なお、図示は省略するが、演算部2には、入出力制御部11を介して、操作者からのデータや命令などの入力を受け付ける入力装置と、配車/巡回計画及びコンサルティング情報を出力する出力装置とが更に接続されている。入力装置には、キーボード、マウス、ライトペンまたはフレキシブルディスク装置などが含まれる。出力装置には、プリンタ装置、表示装置などが含まれる。表示装置には、CRT、液晶などのディスプレイ装置が含まれる。また、演算部2で実行される各処理のプログラム命令はプログラム記憶部に記憶されている。プログラム命令は必要に応じてCPUに読み込まれ、CPUの内部の演算部2によって、演算処理が実行される。また同時に、一連の演算処理の各段階で発生した数値情報などのデータは、CPU内の主記憶装置に一時的に記憶される。
<介護車両コンサルティング方法>
次に、図2を参照して、図1に示した介護車両コンサルティングシステムを用いて実行される介護車両コンサルティング方法について説明する。
(イ)先ず、S01段階において、インターネット等のネットワーク環境を利用して、巡回送迎サービス事業者25がASP1に対して配車/巡回計画の作成を要求する。S02段階において、配車/巡回計画リクエスト受付部8は、巡回送迎サービス事業者25からの配車/巡回計画の作成要求を受け付ける。
(ロ)S03段階において、配車/巡回計画エンジン12は、介護車両の仕様及び顧客情報を参照して、配車/巡回計画を作成する。この時、配車/巡回計画エンジン12は、巡回送迎サービス事業者25が現在所有する介護車両(現有車両)の仕様を参照して配車/巡回計画(現有車両配車/巡回計画)を作成する。
(ハ)S04段階において、配車/巡回計画計算結果出力部9は、巡回送迎サービス事業者25へ現有車両配車/巡回計画の計算結果を出力する。
(ニ)S05段階において、非効率/不都合検出部13は、現有車両配車/巡回計画の中から、非効率な計画或いは被介護者にとって不都合な状況(非効率/不都合)を検出する。非効率/不都合検出部13が非効率/不都合を検出した場合(S05段階においてYes)は、S06段階に進み、非効率/不都合を検出しなかった場合(S05段階においてNo)は、S16段階に進む。
(ホ)S16段階において、ASP1は、配車/巡回計画エンジン12が作成した現有車両配車/巡回計画を配車/巡回計画データベース7に記憶する。
(へ)S06段階において、配車/巡回計画エンジン12は、介護車両の仕様及び顧客情報を参照して、配車/巡回計画を再度作成する。この時、配車/巡回計画エンジン12は、車両販売会社26が巡回送迎サービス事業者25へ提供可能な介護車両の仕様を参照して配車/巡回計画(ラインナップ車両配車/巡回計画)を作成する。
(ト)S07段階において、改善判定部14は、ラインナップ配車/巡回計画と現有車両配車/巡回計画とを比較して、非効率/不都合が改善されるか否かを判定する。即ち、現有車両配車/巡回計画において検出された「複数巡回」或いは「送迎時刻/場所ずれ」を含む非効率/不都合が、ラインナップ配車/巡回計画で解消されているか否かを判定する。非効率/不都合が改善される場合(S07段階においてYes)S08段階へ進み、非効率/不都合が改善されない場合(S07段階においてNo)S18段階へ進む。
(チ)非効率/不都合が改善される場合、S08段階において、営業支援情報出力部19は、ラインナップ車両配車/巡回計画を営業用資料として車両販売会社26へ提供する。一方、非効率/不都合が改善されない場合、S18段階において、車両企画支援情報出力部20は、非効率/不都合をマーケティングデータとして車両製造会社27へ提供する。なお同時に、車両企画支援情報出力部20は、普段の配車/巡回計画のデータもフィールドマーケティングデータとして車両製造会社27に提供しても構わない。このようにして、コンサルティング情報出力部10は、改善判定部14による判定結果から、コンサルティング情報を作成して車両会社へ提供する。
以上説明したように、実施の形態に関わる介護車両コンサルティングシステム及びその方法によれば、現有車両配車/巡回計画及びラインナップ車両配車/巡回計画を作成して照合することにより、車両販売会社26は、客観的なデータに基づいた説得力のある介護車両の提案(販売)を巡回送迎サービス事業者25に対して行うことが可能となる。また、巡回送迎サービス事業者25から介護車両についての具体的な要求が来るのを待たず、自ら積極的に介護車両の販売のコンサルティングを行うことができる。
また、車両製造会社27は、上記のマーケティングデータを基に容易に新規車両開発の計画を作成する事が可能となる。このマーケティングデータは、業務改善しろ、市場規模等が明確に数値化されたデータであるため車両製造会社27にとっては非常に有効なデータとなる。
図3は、ASP1と、巡回送迎サービス事業者25、車両販売会社26、及び車両製造会社27との間で交換される情報、及びこれらの情報に対する対価の流れを示す。巡回送迎サービス事業者25はASP1に対して現有車両配車/巡回計画の作成をリクエストする。これに対してASP1は、現有車両配車/巡回計画を作成し、巡回送迎サービス事業者25へ提供する。
ASP1は、ラインナップ車両配車/巡回計画によって非効率/不都合が改善された場合、ラインナップ車両配車/巡回計画を営業用資料として車両販売会社26へ提供する。この営業用資料の提供に対して、車両販売会社26は、営業コンサルティングとしての対価をASP1へ支払う。ここで、営業コンサルティングとしての対価には、営業用資料の提供毎の対価、及び介護車両の売買が成約した時の成功報酬が含まれる。
また、ASP1は、ラインナップ車両配車/巡回計画によって非効率/不都合が改善されない場合、非効率/不都合をマーケティングデータとして車両製造会社27へ提供する。このマーケティングデータの提供に対して、車両製造会社27は、車両企画コンサルティングとしての対価をASP1へ支払う。
<介護車両コンサルティングプログラム>
上述した介護車両コンサルティング方法は、時系列的につながった一連の処理又は操作、即ち「手順」として表現されている。この介護車両コンサルティング方法を、コンピュータシステムを用いて実行するために、コンピュータシステム内のプロセッサーなどが果たす複数の機能を特定するコンピュータプログラムとして構成することができる。また、このコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能なコンピュータプログラム記憶媒体に保存することができる。このコンピュータプログラム記憶媒体をコンピュータシステムに読み込ませ、コンピュータプログラムを実行してコンピュータを制御しながら上述した介護車両コンサルティング方法を実現することができる。このコンピュータプログラム記憶媒体は、図1に示した介護車両コンサルティングシステム(ASP)1内のプログラム記憶部として用いる、あるいはプログラム記憶部に読み込ませ、このプログラムにより演算部2における種々の作業を所定の処理手順に従って実行することができる。ここで、コンピュータプログラム記憶媒体としては、メモリ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置、その他のプログラムを記録することができるような装置が含まれる。
(第1の変形例)
車両製造会社27は、企画中の車両による業務効率改善見積りをASP1に依頼し、ASP1はその業務効率改善量を計算して車両製造会社27に提供し対価を得ることもできる。
図1に示すように、コンサルティング情報生成部15は、現在、車両製造会社27が企画中の介護車両の仕様を参照して作成された配車/巡回計画と現有車両配車/巡回計画とを比較して業務効率改善情報を生成する業務効率改善情報生成部18を更に有する。また、コンサルティング情報出力部10は、業務効率改善情報生成部18による比較結果を業務効率改善情報として車両製造会社27へ提供する業務効率改善情報出力部21を更に有する。
先ず、車両製造会社27は、企画中の介護車両の仕様をASP1へ提供する。ASP1は、企画中の介護車両の仕様を企画中車両データベース6内に記憶する。そして、配車/巡回計画エンジン12は、過去または現在の配車/巡回計画の巡回送迎サービス事業者25からのリクエスト内容とその計算結果に対し、上記企画中の車両の仕様を用いて再計算する。即ち、配車/巡回計画エンジン12は、配車/巡回計画データベース7に記憶されている過去または現在の配車/巡回計画に対して、企画中の介護車両の仕様を用いて再度、配車/巡回計画を作成する。そして、業務効率改善情報生成部18は、こうして作成された配車/巡回計画(企画中車両配車/巡回計画)と現有車両配車/巡回計画とを比較して業務効率改善情報を生成する。そして、業務効率改善情報出力部21は、業務効率改善情報生成部18による比較結果を業務効率改善量計算結果として車両製造会社27へ提供する。車両製造会社27は、業務効率改善情報(マーケティング情報)の提供に対する対価をASP1へ支払う。
このように、車両製造会社27は、上記のマーケティング情報を基にして、企画中の介護車両の仕様を容易且つ正確に評価することができる。
(第2の変形例)
実施の形態及び第1の変形例では、車両販売会社26及び車両製造会社27に対する車両企画のコンサルティングについて説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。車両の改造或いはセミオーダーメイドを行う車両会社に対しても営業・企画支援のコンサルティングを行うことができる。
例えば車両を改造して巡回送迎サービス事業者25に介護車両を納入する車両会社において、どのように改造すれば良いのか、またセミオーダにて巡回送迎サービス事業者25から介護車両を受注する車両会社においてどのような組み合わせが良いのかの判断が困難な場合がある。これを鑑み、車両を改造する車両会社或いはセミオーダにて車両を受注する車両会社は、車両のいくつかの仕様案をもってASP1に巡回送迎サービス事業者25の配車/巡回計画のシミュレーションを依頼する。ASP1は、配車/巡回計画のシミュレーションを行って最も効率の良い介護車両の仕様を導き出し、その結果を上記の車両会社にコンサルティング情報として提供し、その対価を得る。
このように、改造またはセミオーダにより巡回送迎サービス事業者25へ介護車両を提供する車両会社は、上記のコンサルティング情報を基にして、容易に改造またはセミオーダに関わる介護車両の仕様を得ることができる。
上記のように、本発明は、実施の形態及び第1及び第2の変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。即ち、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施の形態に係る介護車両コンサルティングシステムを示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る介護車両コンサルティング方法を示すフローチャートである。 ASP、巡回送迎サービス事業者、車両販売会社、及び車両製造会社との間で交換される情報、及びその情報に対する対価の流れを示すブロック図である。
符号の説明
1 アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)
2 演算部
3 顧客データベース
4 現有車両データベース
5 ラインナップ車両データベース
6 企画中車両データベース
7 配車/巡回計画データベース
8 配車/巡回計画リクエスト受付部
9 配車/巡回計画計算結果出力部
10 コンサルティング情報出力部
11 入出力制御部
12 配車/巡回計画エンジン
13 非効率/不都合検出部
14 改善判定部
15 コンサルティング情報生成部
16 営業支援情報生成部
17 車両企画支援情報生成部
18 業務効率改善情報生成部
19 営業支援情報出力部
20 車両企画支援情報出力部
21 業務効率改善情報出力部
22 事業者データベース
25 巡回送迎サービス事業者
26 車両販売会社
27 車両製造会社

Claims (8)

  1. 介護車両を使用して巡回送迎サービスを行う巡回送迎サービス事業者が所有する介護車両の仕様を記憶する現有車両データベースと、
    前記巡回送迎サービス事業者が巡回送迎サービスを提供する被介護者の情報を記憶する顧客データベースと、
    前記巡回送迎サービス事業者に車両会社が提供可能な介護車両の仕様を記憶するラインナップ車両データベースと、
    介護車両コンサルティングプログラムを実行する演算部とを備え、
    前記演算部は、前記介護車両コンサルティングプログラムを実行することにより、
    前記巡回送迎サービス事業者側に設けられた装置から介護車両の配車/巡回計画の作成要求を受信するのに応じて、前記現有車両データベースと前記顧客データベースを参照して、前記配車/巡回計画を作成する配車/巡回計画エンジンと、
    前記配車/巡回計画エンジンにより作成された配車/巡回計画の中に所定の項目が含まれるか否かを判別することにより、当該配車/巡回計画の中から非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況を検出する非効率/不都合検出部と、
    前記非効率/不都合検出部により前記配車/巡回計画の中に非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が検出された場合、前記配車/巡回計画エンジンに前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して配車/巡回計画を作成させ、前記現有車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画と、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画を比較することにより、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善されるか否かを判定する改善判定部と、
    前記改善判定部による判定結果に基づいてコンサルティング情報を作成し、作成されたコンサルティング情報を前記車両会社側に設けられた装置に送信するコンサルティング情報出力部
    として機能することを特徴とする介護車両コンサルティングシステム。
  2. 前記コンサルティング情報出力部は、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善される場合に、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画を前記車両会社側に設けられた装置に送信することを特徴とする請求項1記載の介護車両コンサルティングシステム。
  3. 前記コンサルティング情報出力部は、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善されない場合に、非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況に関する情報を車両製造会社側に設けられた装置に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の介護車両コンサルティングシステム。
  4. 前記コンサルティング情報出力部は、前記配車/巡回計画エンジンに前記車両製造会社が企画中の前記介護車両の仕様と前記顧客データベースを参照して配車/巡回計画を作成させ、作成された配車/巡回計画と前記現有車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画とを比較し、比較結果を前記車両製造会社側に設けられた装置に送信することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の介護車両コンサルティングシステム。
  5. 演算部が、介護車両コンサルティングプログラムを実行することにより、
    介護車両を使用して巡回送迎サービスを行う巡回送迎サービス事業者側に設けられた装置から介護車両の配車/巡回計画の作成要求を受信するのに応じて、前記巡回送迎サービス事業者が所有する介護車両の仕様を記憶する現有車両データベースと前記巡回送迎サービス事業者が巡回送迎サービスを提供する被介護者の情報を記憶する顧客データベースを参照して、前記配車/巡回計画を作成する段階と、
    作成された配車/巡回計画の中に所定の項目が含まれるか否かを判別することにより、当該配車/巡回計画の中から非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況を検出する段階と、
    作成された配車/巡回計画の中に非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が検出された場合、前記巡回送迎サービス事業者に車両会社が提供可能な介護車両の仕様を記憶するラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して配車/巡回計画を作成する段階と、
    前記現有車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画と、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画を比較することにより、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善されるか否かを判定する段階と、
    前記判定の結果に基づいてコンサルティング情報を作成し、作成されたコンサルティング情報を前記車両会社側に設けられた装置に送信する段階
    とを有することを特徴とする介護車両コンサルティング方法。
  6. 前記コンサルティング情報を作成して前記車両会社へ提供する段階は、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善される場合に、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画を前記車両会社側に設けられた装置に送信する処理を有することを特徴とする請求項5記載の介護車両コンサルティング方法。
  7. 前記コンサルティング情報を作成して前記車両会社へ提供する段階は、前記ラインナップ車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画によって非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況が改善されない場合に、非効率な計画又は被介護者にとって不都合な状況に関する情報を車両製造会社側に設けられた装置に送信する処理を有することを特徴とする請求項5又は6記載の介護車両コンサルティング方法。
  8. 前記コンサルティング情報を作成して前記車両会社へ提供する段階は、前記車両製造会社が企画中の前記介護車両の仕様と前記顧客データベースを参照して配車/巡回計画を作成し、作成された配車/巡回計画と前記現有車両データベースと前記顧客データベースを参照して作成された配車/巡回計画とを比較し、比較結果を前記車両製造会社側に設けられた装置に送信する処理を有することを特徴とする請求項5乃至7何れか1項記載の介護車両コンサルティング方法。
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