JP4092336B2 - 扁平区分物品を位置精確に区分コンベヤ用の挿入装置に供給する装置 - Google Patents

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Description

本発明は、扁平区分物品を位置精確に区分コンベヤ用の挿入装置に供給する装置に関する。
このような装置は、例えばヨーロッパ特許出願公開第 827 786号明細書中に記されているように一般に自動集配装置用の区分コンベヤで使用される。一般にこの区分コンベヤは、いわゆる挿入装置(Einschussvorrichtungen)を有する。これらの挿入装置は、扁平区分物品を回っているコンベヤのポケット内に挿入する。これらの扁平区分物品が、これらのポケットから取り出されこれらの扁平区分物品のそれぞれの区分された物理的な目的箇所に並べられ引き続きそれらの特定の場所に供給され得る。
それ故に、扁平区分物品の寸法及び取り扱い可能性が広い範囲で変わりやすいので、扁平区分物品の区分は比較的要求が多い。一方でほとんど大きさだけからは、幅,高さ及び厚さにおいて多種多様な異なる寸法が存在する。さらに扁平区分物品の梱包及び剛性にも、非常に多様な形態が存在する。この形態には、例えば対照的にはむしろ硬くて弾力のない厚紙のブックカバーによって及びむしろ柔らかくて包みで梱包されたパンフレットや雑誌がある。この場合、いわゆるダイレクトメールが、非常に問題である。これらのダイレクトメールは、一般に、広告資料を含みかつ多くの場合に追加に綴じ込まれかつそれ以外の雑誌の寸法からはみ出した綴じ込み広告を有するルーズリーフの束だけから構成される。
一般にこのようなダイレクトメール、その他の扁平な区分物品も、水平に重ねられたスタックの状態で上述した供給装置内に装填されかつこれらのスタックから個別に引き出される必要がある。このこと自体は、技術的に同様に非常に要求の多い課題である。扁平で一般に水平に存在するこれらの区分物品が、挿入装置によって回っている区分コンベヤ内に供給され得るようにするためには、これらの区分物品を垂直に立てることが必要である。しかしながらこの立て置きは、区分物品がこれらの区分物品を立てる装置に対して予め非常に精確に位置決めされて誘導されることを同様に必要とする。この場合、ほとんど弾力性のなくほとんど均一でない区分物品、例えば上述したダイレクトメールを取り扱うことが特に困難であり、それ故に一般に自動的に供給できるのではなくて、手動で挿入場所から供給装置に位置決めする必要がある。このことは、多大なコスト要因となる。
本発明の課題は、特に上述した特に問題のある区分物品も十分精確にさらなる処理に対して供給することを可能にする、扁平区分物品を位置精確に区分コンベヤ用の挿入装置に供給する装置を提供することにある。
この課題は、冒頭で述べた種類の装置の場合、本発明により、扁平区分物品を周期的に個別に引き出す排出装置が、扁平区分物品を個別に引き出した形態でコンベヤ区間に供給し、これらの区分物品が、コンベヤ区間の所定のコンベヤ箇所に到達した後に、供給装置が、個別に引き出した区分物品を所定の送りによって挿入装置に渡すこと、及び、所定のコンベヤ箇所の直前に先行するコンベヤ区間の部分がほぼ垂直に指向されていて、この場合、コンベヤ区間のこの部分は、区分物品の搬送に使用されるベルト対を有し、この場合、このベルト対の一方のベルトは、2つのローラの周りを回転するように敷設されていて、所定の期間にこのベルト対の他方のベルトから取外し可能であることによって解決される。
こうして、区分物品がこの適切な送りに基づいて所定の終端位置によって挿入装置内に位置決めされることが保証されている。その結果、さらなる処理、特に区分物品の垂直な設置が確実にかつ自動的に実施され得る。この場合、区分物品が所定の場所に到達することによって、区分物品が精確な送り量だけ適切に並進するので、区分物品の大きさ及び性質は問題でない。
特に締結されていないルーズリーフを有するダイレクトメールの場合、比較的安定な縁部、例えば折り目縁部を下に配列され得ることが特に重要である。このため、本発明の構成は、前縁部を有する区分物品が排出装置内にスタック状に整理可能でありかつ先頭にある前縁部によってコンベヤ区間に渡すことが可能であることを提唱する。
この上述した特徴の特に信頼のできる構成は、排出装置がドラム状に形成された回転可能な装置を有し、この装置は、サッカー及び搬送確保要素を有する。この場合、サッカーが、ドラムに隣接している区分物品を掴み、引き続き搬送確保要素が、これらのサッカーと噛み合っている区分物品の縁部、特に前縁部に噛み合い可能である。こうしてサッカーが、スタック中の一番下にある区分物品をその縁部の近くで吸引し、ドラムの環状軌道に基づいてこれと向き合っている区分物品から分離させる。引き続き、旋回運動によって制御される搬送確保要素、例えば区分物品をその縁部によってスラスト軸受(Gegenlager)に押し付けるレバーが、区分物品を掴む。この区分物品は、スタックから引き出され環状軌道上の適切な位置に送られる。
この場合、それぞれプリセット可能な回転角度区間に応じて区分物品をコンベヤ区間上に置くため、サッカーの負圧が解除可能でありかつ搬送確保要素が縁部から取り外し可能であることが特に好ましい。したがってこの区分物品は、コンベヤ区間上で自由に搬送可能にある。しかしながらこのことは、区分物品が水平な位置で置かれることを必ずしも必要としない。何故なら、ドラム状の装置の旋回運動がその他の位置も可能にするからである。
本発明の好適な構成では、所定のコンベヤ箇所が、コンベヤ区間に割り当てられた光ゲートによって及び/又はコンベヤ区間に割り当てられた接触センサによって示され得る。補足的に又はこの代わりに、所定のコンベヤ箇所をコンベヤ区間の端部によって追加的に又はこの代わりに示してもよい。
供給装置が、可動なスライダを有する入れ子式の装置を有する場合、機械的に特に確実に駆動可能で簡単に構成された供給装置が実現される。この場合、スライダが、区分物品の到達によって所定のコンベヤ箇所に対して移動する。そしてこの場合、所定の送りが、予め規定した移動変位に一致する。この場合、この出入りは、電動式にも例えば空気式にも稼動され得る。それ故に、この変位は、この稼動要素の制御に応じて目的に合った範囲内で変更され得る。その結果、この変位は、任意の変位手段、例えば変位レールの長さよりも全く短くてもよい。
区分物品を挿入装置に渡すための所定の地点が、連続する自動的な動作中でも常に維持され得るのを保証するため、その時に送り出された区分物品に続く区分物品が、所定のコンベヤ箇所に到達する前に、入れ子式装置のスライダがその停止位置に戻されているように、入れ子式装置のスライダが調整される。この場合、その次の区分物品が、全く既に入れ子式装置の戻るスライダによって所定のコンベヤ箇所に搬送され得る。区分物品が、所定のコンベヤ地点に到達し、同時にこの区分物品のスライダへの受け渡しがすぐ迫っている時に、スライダが、少なくともこの時点に対してその停止位置に戻られていることだけが重要である。
入れ子式装置の特に好適な構成では、入れ子式の装置のスライダが回転する搬送ベルトを有する。この搬送ベルトは、搬出運動時に駆動していなく、搬入運動時に駆動している。したがって、区分物品の位置が、搬出運動の間にスライダに対して不変に維持され、区分物品の挿入装置に対する受け渡しが、搬入運動時にこれに応じてコンベヤベルトの適切な駆動によって支援されていることが可能である。
区分物品をスライダから挿入装置に受け渡すために特に重要な点は、スライダの戻る方向の搬入運動である。スライダの搬送ベルト用の駆動要素が、スライダの移動部分に連結されている場合、この後に指向する搬入運動が、区分物品に対して相対的に均等化されている。この場合、フライホイールが、搬出運動に対して設けられている。搬送ベルトの速度が、搬入運動時に搬入運動の速度に量的に少なくとも十分に適合されているものの、符号が逆である。
入れ子式装置用の別の特に好適でかつ簡単に構成された実施の形態は、ループ状のベルトによって連結された2つのローラ対から成る少なくとも1つの機構を有する入れ子式装置である。この機構は、以下の特性を有する:
a)1つのローラ対の内部の両ローラの相対位置が互いに一定である;
b)一方のローラ対は、固定に配置されていて、他方のローラ対は、搬出運動及び搬入運動を実施するスライダに固定されている;
c)各ローラ対は、フライホイールを有する少なくとも1つのローラを備える。その結果、
c1)スライダの搬出の場合、ベルトが、固定のローラ対のローラだけによって回転する。
c2)スライダの搬入の場合、ベルトが、スライダに固定されたローラだけによって回転する。
したがって、ベルトが、搬入時に戻る運動に応じてスライダの両ローラによって送り方向に回転子、スライダがこのスライダの下で遠ざかるように、区分物品を感知しないので、搬入運動時にベルトを駆動させる独立した駆動要素は、スライダに対してもはや必要でない。したがって区分物品は、搬出運動の終端位置に精確に残る。このことは、非常に意図している。1つのローラ対当たりに設けられているフライホイールのために、ベルトが、スライダの領域内で搬出運動時に不変である。何故なら、ベルトが、搬出運動時に固定されているローラ対のローラによって回転し、スライダのローラが、その時に停止しているフライホイールのためにベルトをこれらのローラによって回転不可能にするからである。区分物品を特に良好にコンベヤ区間からスライダに搬送できるようにするため、入れ子式装置のスライダの停止位置の少なくとも領域内のコンベヤ区間及びスライダが、間隔をあけたストリップ状の複数のコンベヤベルトを有する。この場合、コンベヤ区間と入れ子式伸長装置とのこれらのストリップ状のコンベヤベルトが、互いに交互に配置されている。したがって、いわゆる搬送領域の種類が形成される。同時にこの搬送領域は、コンベヤ区間及びスライダの(終端)構成要素である。
特にクロック数が比較的高く選択され得るように、既に上述したようにスライダがまだ戻っている時でも既に区分物品を上述した搬送領域内に搬送することが可能である。この場合、戻るスライダが、逆方向に送られる区分物品に対してほとんど影響しないように、区分物品用の一次置き場として使用されるスライダのストリップ状のベルトの平面が、コンベヤ区間のストリップ状のベルトの平面よりも少しだけ低くしてもよい。区分物品は、このコンベヤ区間内に送られている。スライダを搬出し区分物品をコンベヤベルトの端部を越えて再搬送することによって初めて、スライダは、区分物品をスライダ式に受け取る。この場合、スライダのベルトが粘着性の表面を有することによって、この受け取りが著しく支援され得る。これに加えて又はこの代わりに、区分物品が、−厳密な意味で固定されていない時でも−スライダ上に適切に保持され得る。このため、区分物品は、所定のコンベヤ位置に到達するまでローラに支承された弾性要素に係合する。この弾性要素は、区分物品をスライダのベルトに対して(容易に)押圧する。
スライダが区分物品をコンベヤ区間からスライダに送る時にコンベヤ区間上で搬送される区分物品の速度を少なくともほぼ有するように、入れ子式装置のスライダが調整されている場合、コンベヤ区間からスライダへの搬送を支援する別の特徴が実現され得る。したがって、区分物品をコンベヤ区間からスライダに送る時の相対速度の相違がない。これによって、区分物品の希望しないスライダ上での移動が決して発生しない。このような移動は、その他に例えばスライダの加速時に既に設置された区分物品による停止位置から生じる。
この課題の上述した解決手段に対して全く異なる形態の解決手段は、板状で回転し回転対称でないコンベヤ要素を有する供給装置の構成である。このコンベヤ要素は、軸に近い領域まで区分物品に対する掴みを解除するまでその軸に遠い領域によって区分物品を掴み、こうして挿入装置への送りを引き起こす。こうして、区分物品がコンベヤ要素と連想する間に、軸に遠い領域のように区分物品を掴む。その結果、こうして所定の送りが実現可能である。区分物品の厚さに応じて、コンベヤ要素に対する高さが調整できる。その結果、同じ長さで異なる厚さの区分物品が、コンベヤ要素に係合する。同様に作動する斜板カムを同様に設けてもよい。この斜板カムは、その不平衡に起因して同様に1回転ごとに常に所定の期間だけ区分物品に係合し、同時に区分物品の所定の送りを実現する。
図1は、第1位置決め装置2の正面の概略図である。水平なスタック4内にある扁平区分物品6が、第1位置決め装置2によって一部を示した挿入装置8に対して位置精確に受け渡される。それ故に位置精確な受け渡しは極めて重要である。何故なら、区分物品6が、引き続き挿入装置8のここでは図示しなかった部分内で水平位置から垂直位置に回転し、次いでここで図示しなかった搬入装置によってここで同様にさらに図示しなかった区分コンベヤのポケット内に収納される。上述した区分物品6を区分するこれらの方法ステップは、比較的高い区分速度で進行するので、区分物品6が常に非常に精確に操作可能でなくてはならないことは自明である。
第1位置決め装置2の動作を図1,2に基づいて説明する。この場合、この動作は、図3,4中で詳しく示す第2位置決め装置10及び図5,6中で詳しく説明する第3位置決め装置12に対しても基本的に成立する。
扁平区分物品6は、この実施の形態では型式DIN A4で折り畳まれた広告用パンフレットである。1枚又は多数枚のばらばらの添付チラシが、これらの広告用パンフレット内に挿入されている。これらのパンフレットは、仮綴じされているのではなくて、ルーズリーフの束として重ね折りされているだけである。このような区分物品6は、以下で引張り縁部と呼ばれる折り畳まれた縁部以外は位置精確に自動搬送するための操作点を決してさらに提供しないので、このような区分物品6は、極めて扱いが困難であることが容易に分かる。
これらの区分物品6は、取り出しドラム16によって一次置き場18上にスタック4状に設置される。この場合、この引き出しドラム16は、排出装置15の構成要素である。この引き出しドラム16は、より良好な理解のために図2中の破線内に抜き取られて拡大して示されている。このとき、その都度一番下にある区分物品6aが、回転する取り出しドラム16に配置されているサッカー20によって下から能動的に吸引され、スタック4から最初に下に向かって偏向される。同時にこの吸引された区分物品6aの引張り縁部14が、レバー22によって引き出しドラム16に配置されたスラスト軸受24上に押圧される。その結果、吸引されレバー22によって挟み込まれた区分物品6aが、取り出しドラム16の旋回運動に追従する。サッカー20内の負圧が、180 °の回転後に再び相殺され、レバー22が、スラスト軸受24から離れて旋回する。その結果、こうして引き出された区分物品6aが、コンベヤ区間26に受け渡される。このコンベヤ区間26は、ストリップ状のコンベヤベルト28によって引き出された区分物品6aを入れ子式装置30に送る。同時に多数枚の区分物品を間違って引き出す過程は、例外を形成する。これに対して、レバー22は、例えば誘導性の送信機を用いて同様に図示しなかった厚さを測定する手段を有する。実際に複数の枚数の引き出しが検出されると、これらの区分物品は、コンベヤ区間に再び供給されないで同様に図示しなかった一次置き場内に送られる。
入れ子式装置30を図7及び8に基づいてさらに詳しく説明する。この点に関しては、入れ子式装置30の可動式キャリッジ32が、最後にコンベヤ区間26内に配置されたこのコンベヤ区間26のストリップ状のベルト28′の速度で移動する。すなわち、区分物品6aの引張り縁部14が、光ゲート34に到達した時に、搬出運動が実施される。この場合、同様にストリップ状のコンベヤベルト機構38を有するキャリッジ32は、所定の送り区間に戻り、搬入時、すなわち後方に向かう搬入運動の実施時に区分物品6aを挿入装置8のコンベヤベルト36上に置く。次いでこの区分物品6aは、そこから直前の送り方向に対して垂直方向に挿入装置8内に搬送され垂直方向に回転される。この場合、さらにローラ要素42が設けられている。区分物品6aが設置されている時に、このローラ要素42は、常にコンベヤベルト36上に押圧されている。このことは、区分物品6aに対する精確な設置場所のさらなる保持に寄与する。
コンベヤベルト6上への区分物品6aの位置精確な設置を実施可能にするため、すなわち詳しく言うと、引張り縁部14が、常に同じ場所に設置されるため、搬入運動時に、コンベヤベルト機構38の回転によるスライダ32の後方に向かう運動が、引張り縁部14の近くにある前縁部40によって均等化される。したがって、スライダ32の前縁部40に対する引張り縁部14の相対位置が搬出運動時に不変に維持され、前縁部40が搬入運動時に引張り縁部14に対して後退する点が、本発明の特別な本質である。しかしながらこのことは、区分物品6aに対して前縁部40を通じて回転するコンベヤベルト機構38によって相対的に見て均等化される。こうして、区分物品6aの位置精確な位置が、スライダの搬入運動時でも保持される。このことは、区分物品6aのさらなる送りに対して非常に重要でありかつ位置決め装置2にとって重要な意図する目的である。
第1位置決め装置2に比べて少しだけ変更した第2位置決め装置は、コンベヤ区間26の過程だけが変化することが図3及び4に基づいて明らかに分かる。幅内の場所を節約する理由から、任意に使用できる高さが利用され、取り出しドラム16によって取り出される区分物品6aが、最初に垂直に次いで水平に最終的に傾いて下に向かって入れ子式装置30に送られる。この場合でも、図示しなかった光ゲートが同様に設けられている。1つの区分物品6aがこの光ゲートに到達すると、スライダ32が起動する。入れ子式装置30の既に示した構成部材に加えて、空気圧装置44によって駆動されるタペット46を有する空気圧装置44も示されている。このタペット46は、スライダ32に連結されている。空気式装置44は、タペット46用の電動式の駆動部と交換してもよい。このことは、適切な状況下で騒音の少ない動作も可能にできる。上述した実施の形態のように、入れ子式装置30が、この第2位置決め装置でも出る位置で示されている。
第1及び第2位置決め装置2又は10に比べてさらに少しだけ変更した第3位置決め装置12は、区分物品6aがここでは垂直に落ちる方向に入れ子式装置30のスライダ32に渡されることが図5及び6に基づいて明らかに分かる。こうして、この実施の形態は、コンベヤ部分が区分物品6aを回転させるために水平位置から垂直位置になる程度に挿入装置8を簡略化する。スライダ32の搬出運動による送り及び送りの達成に関しては、しかしながらこの実施の形態でも上述した両実施の形態に比べて原理的に何ら変わらない。
図7及び8は、入れ子式装置30の特に好適な実施の形態を概略的に示す。この実施形によれば、入れ子式装置30が、多数のコンベヤベルト機構38を有する。これらのうちの各1つのコンベヤベルトが示されている。以下に、機能動作をこれらのコンベヤベルト機構38のうちの1つのコンベヤベルト機構38を説明する。各コンベヤベルト機構38は、ループ状のベルト38′によって連結されたそれぞれ2つのローラ48a及び48b又は50a及び50bを有する2つのローラ対48,50を備える。この場合、ローラ対48,50内の両ローラ48a及び48b又は50a及び50bの相対位置が互いに一定である。ローラ対48は、入れ子式装置30に固定配置されていて、別のローラ対50は、スライダ32に固定されている。このスライダ32は、搬出運動を矢印52の方向に実施し、搬入運動を矢印54の方向に実施する。
この実施の形態では、ローラ48b及びローラ50bがそれぞれ、1つのフライホイールを有する。この場合、ローラ48bは、半時計回りで停止されていて、ローラ50bは、時計回りに停止されている。その結果、スライダ32の起動時に、ベルト38′が、固定のローラ対48のローラ48a及び48bによって回転する。この場合、両ローラ48a及び48bは、時計回りに回転する。こうして、区分物品6aは、この区分物品6aが光ゲート34を1回到達したときにローラ50aに対するその位置を搬出運動時にもはや変更しない。このことは、非常に意図的である。搬入運動時のこの位置関係が特に好ましい。この搬入運動の場合、ベルト38′が、スライダ32に固定されたローラ50a及び50bだけによって回転する。この場合、ローラ50aは時計回りに回転し、ローラ50bは半時計回りに回転する。したがって、一般に区分物品6aが搬入運動時にこの搬入運動を「感知」するのではなくて、搬出運動によって得られたこの区分物品6aの終端位置を希望通りに保持する。したがって区分物品6aの引張り縁部14が、常に精確に挿入装置8上の希望の位置にある。この工程を支援するため、ローラ56によって支承されたばね板58がそれぞれ設けられている。このばね板58は、区分物品6aを搬出運動時に粘着性に構成されたコンベヤベルト38′に対して容易に押圧し、搬入運動時にこの区分物品6aを介して−摩擦なしにこの区分物品6aと共に−戻る。
コンベヤベルト38′がコンベヤベルト28′の少し下に配置されていることが非常に明瞭に分かる。このコンベヤベルト28′は、コンベヤ区間26に属し得る。その結果、スライダ32が入る時でも、既に上で新しい区分物品6aが、光ゲート34まで送られ得る。それ故にこの領域は、コンベヤ区間26から入れ子式装置30に移行する搬送領域の種類として設けられ得る。
図9は、第4位置決め装置60の側面を概略的に示す。この第4位置決め装置60は、第3位置決め装置12を基礎にしているものの、入れ子式装置30の代わりに垂直な引渡装置62によって構成されている。この場合、この第4位置決め装置60は、所定のコンベヤ箇所の直前に先行するコンベヤ区間26の部分26′がほぼ垂直に指向されている点で優れている。この場合、コンベヤ区間26のこの部分26′は、区分物品6aの搬送に使用されるベルト対64,66を有する。この場合、ベルト対64,66の一方のベルト64は、2つのローラ68,70の周りを回転するように敷設されていて、所定の期間ベルト対64,66の他方のベルト66から取外し可能である。こうして、本発明の特定の区分物品6aの送りは、自由落下物の範囲内で実現される。この落下物は、区分物品6aが挿入装置8に衝突することによって終了する。したがって区分物品6aは、希望通りに直接引張り縁部14によって挿入装置8上に設置され、区分コンベヤ内に挿入され得る。非常に多くの可動部品なしに希望の送りを実現するほかに、この位置決め装置60は、一方ではその僅かな必要スペースで優れていて、他方では差し込まれたちらしが消失することなしに又は材料の詰まりや同様な障害が起こりうることなしに、縁部からはみ出しているちらしが差し込まれている特別な区分物品6aが、可能に供給され得る点で優れている。
すなわちこの場合、ローラ70の若干下に配置されているセンサが、対応する所定の長さの区分物品6aがベルト対64,66から離れることを検出し、適切な制御手段72によってベルト64の取り外しを作動する。この場合、取り外し工程の期間が、区分物品の供給周期と区分物品6aの長さに適合されているように、この取り外しの期間は選択されている。
通過する自由に落下する区分物品6aの送りを容易にするため、蟻つぎ状に広げられた落下経路74が、ベルト対に向かって見て送り方向に設けられている。この落下経路74は、挿入装置8に合流する。
図示しなかったその他の方式では、コンベヤ区間26内への所定の送りを実現する区間の前にそれぞれ1つのポイントが取り付けられていることによって、示された全ての位置決め装置2,10,12及び60の性能が向上され得る。このポイントは、取り出しドラム16によって生成された取り出された区分物品6aの流れを異なる送り経路に分岐させる。このことは、例えば2つの入れ子式装置30又は2つの垂直な引渡装置62が相並んで並列に駆動することを意味する。当然に、第3又は第4等の並列に駆動する機能も考えられる。この場合、取り出し装置の速度だけを制限してもよい。この取り出し装置の上述した多かれ少なかれ限定しない性能の規則的な機能が、適正なシステムによる限界を決定する。
後続配置された挿入装置を伴う第1位置決め装置の正面の概略図である。 第1位置決め装置の側面の概略図である。 後続配置された挿入装置を伴う第2位置決め装置の正面の概略図である。 第2位置決め装置の側面の概略図である。 第3位置決め装置の正面の概略図である。 第3位置決め装置の側面の概略図である。 出る状態にある入れ子式装置の側面の概略図である。 入る状態にある入れ子式装置の側面の概略図である。 垂直受渡装置を伴う第4位置決め装置の側面の概略図である。
符号の説明
2 第1位置決め装置
4 スタック
6 扁平物品
6a 取り出された扁平物品
8 挿入装置
10 第2位置決め装置
12 第3位置決め装置
14 引張り縁部
15 排出装置
16 取り出しドラム
18 一次置き場
20 サッカー
22 レバー
24 スラスト軸受
26 コンベヤ区間
28 コンベヤ区間のストリップ状のコンベヤベルト
28′コンベヤ区間内に配置された最後のストリップ状のコンベヤベルト
30 入れ子式装置
32 可動式キャリッジ
34 光ゲート
36 コンベヤベルト
38 コンベヤベルト機構
38′ベルト
40 前縁部
42 ローラ要素
44 空気圧装置
46 タペット
48,50 ローラ対
48a,48b ローラ
50a,50b ローラ
52,54 矢印
56 ローラ
58 ばね板
60 第4位置決め装置
62 引渡装置
64,66 ベルト対
68,70 ローラ
72 制御手段
74 落下経路

Claims (9)

  1. 扁平区分物品(6,6a)を位置精確に区分コンベヤ用の挿入装置(8)に供給する装置(2,10,12)において、
    扁平区分物品(6)を周期的に個別に引き出す排出装置(15)が、扁平区分物品を個別に引き出した形態でコンベヤ区間(26)に供給し、これらの区分物品(6a)が、コンベヤ区間(26)の所定のコンベヤ箇所に到達した後に、供給装置(30)が、個別に引き出した区分物品(6a)を所定の送りによって挿入装置(8)に渡すこと、及び、所定のコンベヤ箇所の直前に先行するコンベヤ区間(26)の部分がほぼ垂直に指向されていて、この場合、コンベヤ区間(26)のこの部分(26′)は、区分物品(6a)の搬送に使用されるベルト対(64,66)を有し、この場合、このベルト対(64,66)の一方のベルト(64)は、2つのローラ(68,70)の周りを回転するように敷設されていて、所定の期間にこのベルト対(64,66)の他方のベルト(66)から取外し可能であることを特徴とする装置(2,10,12)。
  2. 区分物品(6,6a)が前縁部(14)を有し、これらの区分物品(6,6a)は、排出装置(15)内にスタック状に整理可能でありかつ先頭にある前縁部(14)によってコンベヤ区間(26)に渡すことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置(2,10,12)。
  3. 排出装置(15)は、ドラム状に形成された回転可能な装置(16)を有し、この装置は、サッカー(20)及び搬送確保要素(22)を有し、この場合、サッカー(20)が、ドラム(16)に隣接している区分物品(6a)を掴み、引き続き搬送確保要素(22)が、これらのサッカー(20)と噛み合っている区分物品の縁部、特に前縁部(14)に噛み合い可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置(2,10,12)。
  4. それぞれプリセット可能な回転角度区間に応じて区分物品(6a)をコンベヤ区間(26)上に置くため、サッカー(20)の負圧が解除可能でありかつ搬送確保要素(22)が縁部から取り外し可能であることを特徴とする請求項3に記載の装置(2,10,12)。
  5. 所定のコンベヤ箇所が、コンベヤ区間(26)に割り当てられた光ゲート(34)によって及び/又はコンベヤ区間(26)に割り当てられた接触センサによって示されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置(2,10,12)。
  6. 所定のコンベヤ箇所は、コンベヤ区間の端部によって示されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置(2,10,12)。
  7. 対応する所定の長さの区分物品が、ベルト対から離れることを検出し、両ベルト対の一方の取り外しが作動することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 取り外し工程の期間が、区分物品の供給の周期に合わせられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 蟻つぎ状に広げられた落下経路が、ベルト対に向かって見て送り方向に設けられていて、この落下経路は、挿入装置(8)に合流することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
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