JP4088437B2 - 荷電粒子線装置 - Google Patents

荷電粒子線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4088437B2
JP4088437B2 JP2001353949A JP2001353949A JP4088437B2 JP 4088437 B2 JP4088437 B2 JP 4088437B2 JP 2001353949 A JP2001353949 A JP 2001353949A JP 2001353949 A JP2001353949 A JP 2001353949A JP 4088437 B2 JP4088437 B2 JP 4088437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
detector
objective lens
working distance
electron microscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001353949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003157791A (ja
Inventor
剛 小柏
貢 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2001353949A priority Critical patent/JP4088437B2/ja
Publication of JP2003157791A publication Critical patent/JP2003157791A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4088437B2 publication Critical patent/JP4088437B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は荷電粒子線装置に係り、特に、観察条件に応じて最適動作条件を容易に設定するのに好適な荷電粒子線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
走査電子顕微鏡に代表される荷電粒子線装置では、細く収束された荷電粒子線を試料上で走査して試料から所望の情報(例えば試料像)を得る。このような荷電粒子線装置の中で、特に分解能の高い装置では、非常に強いレンズ作用で対物レンズを動作させるために、レンズ動作の物理的な限界によって、加速電圧が高くなるにつれて荷電粒子線を収束することのできるWDが長くなってしまう。図6は、加速電圧に対するフォーカス(収束)可能な最小WDの関係を示したものである。図6に示すように、加速電圧が小さい場合は、対物レンズの動作に関係なく、フォーカス可能な最小WDは一定であるが、加速電圧がある一定値以上になると、レンズ動作の物理的な限界によって、最小WDが長くなっていく。そのため、最高分解能が得られる観察条件で装置を使用するには、その加速電圧に応じて、最小のWDを選択する必要がある。また、試料を傾斜する場合には、試料と対物レンズとの接触を避けるために、傾斜角度に応じて、使用可能なWDが制限される。さらに、対物レンズと試料との間に配置される検出器を使用する場合には、試料と検出器との接触をさけるために、使用可能なWDが制限される。
【0003】
従来は、WDや試料傾斜角の設定時に試料と対物レンズ、あるいは、試料と対物レンズ下部に配置される検出器との接触を防止するための保護機能がついていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ある特定のWDが要求されるX線分析や、加速電圧に応じて制限されるWDの範囲に関しては装置側の保護機能がなく、ユーザがその都度、装置の取り扱い説明書を見て最適なWDを判断していた。しかし、例えば、手動操作のステージの場合には、ユーザは、加速電圧による制約や試料傾斜、使用検出器などの制約を全て考慮して、最適なWDを判断する必要があり、しばしば誤操作で試料を装置内部品(対物レンズや検出器など)に接触させたり、フォーカスが合わなくなる問題があった。あるいは、こうした誤操作による装置ダメージを回避するために、常に安全な長いWDにステージを固定して使用していた。しかし、この場合には、装置本来の最高性能が得られない問題があった。
【0005】
本発明の目的は、観察条件や観察目的を指定することにより、その指定条件に最も適したWDを表示したり、自動的にそのWDを設定することによって、誤操作の防止を図り、目的に応じた最高性能条件で装置を使用するのに好適な荷電粒子線装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、観察目的に最低限必要な、加速電圧と試料傾斜角度と使用する検出器を指定することにより、目的の達成に最も適したWDを表示する手段と、そのWDにステージを移動する手段を設けた。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0008】
図1は、本発明の一例である走査電子顕微鏡の概略構成図である。陰極1と第一陽極2の間には、コンピュータ40で制御される高圧制御電源20により電圧が印加され、所定のエミッション電流で一次電子線4が陰極1から引き出される。陰極1と第二陽極3の間には、コンピュータ40で制御される高圧制御電源20により加速電圧が印加され、陰極1から放出された一次電子線4が加速されて後段のレンズ系に進行する。一次電子線4は、レンズ制御電源21で制御された収束レンズ5で収束され、絞り板8で一次電子線の不要な領域が除去された後に、レンズ制御電源22で制御された収束レンズ6、および対物レンズ制御電源23で制御された対物レンズ7により試料10に微小スポットとして収束される。対物レンズ7は、インレンズ方式、アウトレンズ方式、およびシュノーケル方式(セミインレンズ方式)など、種々の形態をとることができる。また、試料に負の電圧を印加して一次電子線を減速させるリターディング方式も可能である。さらに、各々のレンズは、複数の電極で構成される静電型レンズで構成してもよい。
【0009】
一次電子線4は、走査コイル9で試料10上を二次元的に走査される。一次電子線の照射で試料10から発生した二次電子等の二次信号12は、対物レンズ7の上部に進行した後、二次信号分離用の直交電磁界発生装置11により、一次電子と分離されて二次信号検出器13に検出される。二次信号検出器13で検出された信号は、信号増幅器14で増幅された後、画像メモリ25に転送されて像表示装置26に試料像として表示される。
【0010】
走査コイル9と同じ位置に2段の電気的視野移動コイル51が配置されており、試料10上における一次電子線4の位置(観察視野)を二次元的に制御できる。
【0011】
ステージ15は、試料を少なくとも一次電子線と垂直な面内の2方向(X方向、Y方向)と垂直方向(Z方向)と傾斜方向(T方向)に試料10を移動することができる。また、少なくともZ方向は、コンピュータ40で制御されるモータ52で駆動する。
【0012】
入力装置42からは、ユーザが加速電圧、試料傾斜角度、検出器などを入力したり選択することができる。
【0013】
本実施例では、加速電圧と試料傾斜角度と検出器を指定したときに、その指定状態に連動して観察に最適なWDを表示し、またそのWDにステージを移動することができる。このWDの表示および移動する手段の例を、図2および図3を用いて説明する。
【0014】
図2は、加速電圧と試料傾斜角度と検出器の指定、観察に最適なWDの表示、およびその最適なWDにステージを移動させるための、ユーザが操作できるGUI画面の一実施例である。画面内の加速電圧選択部32、試料傾斜角度選択部33、検出器選択部34によって観察条件が選択されると、予めコンピュータ40や記憶装置41に登録されている、図6に示した加速電圧とフォーカス可能な最小WDの関係などのような、種々の観察条件に対する観察可能WDの関係から、32〜34で選択された条件すべてにおいて観察可能なWDの範囲が求まる。ここで、装置を最高分解能が得られる観察条件で使用するには、WDをできるだけ小さくする必要があるので、上記観察可能WD範囲のうち、最小値が観察に最適なWDとなる。こうして求めた最適WDを、最適WD表示部35に表示する。さらに、移動ボタン36を押すことにより、ステージ15がコンピュータ40で制御されるモータ52によってZ=(最適WD)となるようにZ方向に移動する。また、条件選択部32〜34の内容が変更されて最適WDが変化した場合、自動ステージZ移動チェックボックス37をチェック状態にしておけば、毎回移動ボタン36を押さなくても自動的にステージZが移動する。すべての操作が終了したら、Closeボタン38を押して、画面を閉じる。
【0015】
ここで、このGUI画面は、像表示装置26に試料像とともに表示してもよいし、他の表示装置に出力してもよい。また、条件選択部32〜34はそれぞれ、複数の選択肢の中から選択するようにしてもよく、入力装置42より条件を入力できるようにしてもよい。
【0016】
図3は、本実施例での最適WD表示およびその最適なWDにステージを移動させるための流れを示したものである。本実施例によって、ユーザは観察条件を指定するだけで、瞬時に安全かつ最高性能条件となるWDを得ることができる。また、観察条件を頻繁に変更しても、常に最適WDとなるようにステージが自動的にZ方向に移動するので、最適観察条件を誤操作することなく容易に設定することができる。
【0017】
図4は、本発明の他の一実施例の概略図であり、対物レンズと試料の間に検出器を配置した走査電子顕微鏡である。図1とほぼ同様の構成を意味するものは、同一の符号にて示すものとする。
【0018】
本実施例では、対物レンズ7と試料10との間に試料からの反射電子を検出する検出器62を配置している。一次電子線4の照射で試料10から発生した反射電子の信号61が直接検出器62に到達し検出される。検出器62で検出された信号は、信号増幅器63で増幅された後、画像メモリ25に転送されて像表示装置26に反射電子信号を用いた試料像として表示される。この検出器は、例えばシンチレータ部にYAG(Yttrium Aluminum Garnet)単結晶を使用したYAG形反射電子検出器等である。通常、このようなタイプの検出器は、使用するときに通常試料の直上に挿入し、使用しないときは二次信号像観察の妨げになるので引き戻す機構となっている。本実施例では、この検出器を挿入したり引き戻したりするために、コンピュータ40で制御する検出器位置制御手段64が具備されている。なお、本実施例では検出器62を、反射電子を検出する検出器としたが、本発明は検出器の種類によって効果が限定されるものではない。
【0019】
コンピュータ40には、図2に示したGUI画面の機能もしくはそれと同等の機能を具備しており、ユーザが加速電圧と試料傾斜角度と検出器の指定を行うことができる。
【0020】
本実施例では、加速電圧と試料傾斜角度と検出器を指定したときに、その指定状態に連動して観察に最適なWDの表示、ステージを最適WDへ移動、および検出器の自動位置制御を行うことができる。この動作の例を以下で説明する。
【0021】
ユーザが加速電圧選択部32、試料傾斜角度選択部33、検出器選択部34によって観察条件を選択すると、前述の実施例内で示した方法で、コンピュータ40によって最適なWDが決定され、最適WD表示部35に表示する。この後、コンピュータ40は検出器選択部34でどのような検出器が選択されたかを判定する。ここで、対物レンズ7より試料10側にある検出器62が選択された場合は、先ずステージ15をZ=(最適WD)となるようにZ方向に移動する。次に検出器62が挿入されているかを判定して、もし挿入されていなかったら、コンピュータ40で検出器位置制御手段64を制御して検出器62を挿入する。一方、検出器選択部34で対物レンズ7より陰極1側ある検出器13が選択された場合は、先ず検出器62が引き出されているかを判定し、もし引き出されていなかったら、コンピュータ40で検出器位置制御手段64を制御して検出器62を引き出す。次にステージ15をZ=(最適WD)となるようにZ方向に移動する。
【0022】
図5は、上記に示した本実施例での最適WD表示、最適なWDにステージを移動、および検出器の位置制御を行うための流れを示したものである。本実施例では、ステージのZ方向への自動移動と検出器62の挿入・引き出しの自動制御において、実行する順番を考慮しているので、試料と装置が接触するなどのダメージを受けることがない。このため、本実施例にでは、ユーザは観察条件を指定するだけで、検出器の位置を意識することなく、最適観察条件実現するWDを容易に設定することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、観察目的に必要な最小限の条件を指定するだけで、誤操作なく、その目的に最も適したWDが容易に設定可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である走査電子顕微鏡の概略構成図。
【図2】観察条件を設定したり、最適WDを表示するためのGUI画面。
【図3】本発明の一実施例を行うためのフローチャート。
【図4】本発明の他の一実施例である走査電子顕微鏡の概略構成図。
【図5】本発明の他の一実施例を行うためのフローチャート。
【図6】加速電圧とフォーカス可能な最小WDとの関係を説明する図。
【符号の説明】
1…陰極、2…第一陽極、3…第二陽極、4…一次電子線、5…第一収束レンズ、6…第二収束レンズ、7…対物レンズ、8…絞り板、9…走査コイル、10…試料、11…二次信号分離用直交電磁界(EXB)発生器、12…二次信号、13…二次信号用検出器、14…信号増幅器、15…ステージ、20…高圧制御電源、21…第一収束レンズ制御電源、22…第二収束レンズ制御電源、23…対物レンズ制御電源、24…走査コイル制御電源、25…画像メモリ、26…像表示装置、27…電気的視野制御電源、32…加速電圧選択部、33…試料傾斜角度選択部、34…検出器選択部、35…最適WD表示部、36…移動ボタン、37…自動ステージZ移動チェックボックス、38…Closeボタン、40…コンピュータ、41…記憶装置、42…入力装置、51…電気的視野移動コイル、52…モータ、61…反射電子信号、62…検出器、63…信号増幅器、64…検出器位置制御手段。

Claims (3)

  1. 陰極と、
    当該陰極から放出される一次電子ビームを収束して試料上で走査する電子光学系と、
    試料を少なくとも水平方向(X軸,Y軸),垂直方向(Z軸)、及び傾斜方向(T軸)に移動可能な試料ステージと、
    当該一次電子ビームの走査によって試料から発生する電子を検出する検出手段とを備え、
    当該検出手段によって検出された電子に基づいて、試料像を形成する走査電子顕微鏡において、
    前記一次電子ビームの加速電圧、前記試料の傾斜角度、及び対物レンズと試料との間に配置される検出器、或いは対物レンズより陰極側に配置される検出器のいずれかを指定する観察条件指定手段と、
    指定される加速電圧に対する使用可能なワーキングディスタンスの範囲と、試料の傾斜角度に対する使用可能なワーキングディスタンスの範囲と、試料と対物レンズとの間に検出器が挿入されているときと、挿入されていないときのワーキングディスタンスの範囲を記憶する記憶装置とを備え、
    前記観察条件指定手段によって、対物レンズと試料との間に配置される検出器が指定されたときには、前記観察条件指定手段によって指定された観察条件すべてにおいて使用可能なワーキングディスタンスの範囲であって、そのアンド条件がとれるワーキングディスタンスの範囲のうち、最小のワーキングディスタンスとなる前記試料ステージのZ軸方向の位置に、当該試料ステージを移動させ、
    前記観察条件指定手段によって、対物レンズと陰極間に配置される検出器が指定されたときには、前記対物レンズと試料との間に配置される検出器が挿入されているかを判断し、挿入されていないときには、前記観察条件指定手段によって指定された観察条件すべてにおいて使用可能なワーキングディスタンスの範囲であって、そのアンド条件が取れるワーキングディスタンスの範囲のうち、最小のワーキングディスタンスとなる前記試料ステージのZ軸方向の位置に、当該試料ステージを移動させることを特徴とする走査電子顕微鏡
  2. 請求項1に記載の走査電子顕微鏡において、
    前記試料ステージをZ軸方向に駆動するための駆動機構を備え、前記観察条件指定手段の指定状態に連動して当該駆動機構を制御することを特徴とする走査電子顕微鏡
  3. 請求項1または2に記載の走査電子顕微鏡において、
    対物レンズよりも試料側に1個もしくは複数の検出器と、これらの検出器の位置を制御する検出器位置制御手段を具備し、前記観察条件指定手段の指定状態に連動して、当該検出器の位置を制御することを特徴とする走査電子顕微鏡
JP2001353949A 2001-11-20 2001-11-20 荷電粒子線装置 Expired - Fee Related JP4088437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353949A JP4088437B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 荷電粒子線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353949A JP4088437B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 荷電粒子線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003157791A JP2003157791A (ja) 2003-05-30
JP4088437B2 true JP4088437B2 (ja) 2008-05-21

Family

ID=19165875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001353949A Expired - Fee Related JP4088437B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 荷電粒子線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4088437B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5403852B2 (ja) 2005-08-12 2014-01-29 株式会社荏原製作所 検出装置及び検査装置
WO2013150847A1 (ja) * 2012-04-03 2013-10-10 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003157791A (ja) 2003-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6386679B2 (ja) 荷電粒子線装置及び走査電子顕微鏡
US5412209A (en) Electron beam apparatus
JP6177817B2 (ja) 荷電粒子線装置及び走査電子顕微鏡
JP5676617B2 (ja) 電子線装置
JP3323021B2 (ja) 走査形電子顕微鏡及びそれを用いた試料像観察方法
JPH11250850A (ja) 走査電子顕微鏡及び顕微方法並びに対話型入力装置
JP2001093455A (ja) 電子ビーム装置
US20150214004A1 (en) Method for preparing and analyzing an object as well as particle beam device for performing the method
JP2010055756A (ja) 荷電粒子線の照射方法及び荷電粒子線装置
JP6620170B2 (ja) 荷電粒子線装置およびその光軸調整方法
WO2010064360A1 (ja) 荷電粒子線装置
JP2002042713A (ja) 対物レンズ内検出器を備えた走査電子顕微鏡
EP2590205A2 (en) Transmission electron microscope and method of observing TEM images
US10658152B1 (en) Method for controlling a particle beam device and particle beam device for carrying out the method
JP3341226B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JP2001235438A (ja) 像観察方法および走査電子顕微鏡
JP4088437B2 (ja) 荷電粒子線装置
US20200333271A1 (en) Method for controlling a unit of a particle beam device and particle beam device for carrying out the method
JPH0737538A (ja) 複合荷電粒子ビーム装置
JP5478683B2 (ja) 荷電粒子線の照射方法及び荷電粒子線装置
EP3985711A1 (en) Charged particle beam device
US11158485B2 (en) Operating a particle beam device
JP2001126655A (ja) 走査電子顕微鏡
JP6204388B2 (ja) 荷電粒子線装置及び走査電子顕微鏡
CN110926333B (zh) 电子扫描方法以及电子扫描装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050722

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060510

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061218

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070214

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees