JP4086193B2 - オープンドレイン出力バッファ - Google Patents

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Description

本発明は出力バッファに係り、特にオープンドレイン方式の出力バッファに関する。
図1Aは、一般的なオープンドレイン方式の出力バッファを示す回路図である。
オープンドレイン方式の出力バッファ100は、出力パッド120を備えるNMOSオープンドレイン方式出力バッファ110を含む。出力パッド120は、チャンネル130とターミネーション抵抗RTERMとを通じてターミネーション電源VTERMに連結される。ここで、チャンネル130は、オープンドレインタイプの出力バッファ110及び他の通信装置を備える装置のバス、又はバスの部分を示す。
オープンドレイン方式の出力バッファは、N型MOS(以下、NMOS)トランジスタMNで構成される。NMOSトランジスタMNのドレインは、ターミネーション抵抗RTERMを通じてターミネーション電源VTERMに連結され、ソースは接地電源VSSに連結される。
NMOSトランジスタMNのゲートは、入力データDINに連結される。入力データDINの論理値が“1”であれば、NMOSトランジスタMNがターンオンされて、ターミネーション電源VTERMと接地電源VSSとの間にプルダウン電流Iが流れ、これによりチャンネル130に流れる出力データDOUTの出力電圧VOL=Vterm−I*Rtermとなる(*はXを意味する。以下同様)。
入力データDINの論理値が“0”であれば、NMOSトランジスタMNがターンオフされて、ターミネーション電源VTERMが出力ノード130に印加されてVOH=Vtermとなる。チャンネルの出力電圧VOHがチャンネルに伝送されて他の半導体装置に伝送される。
図1Bは、図1のチップ内部で発生する入力データとチップ外部に出力されるデータとのレベルを示す波形図である。
オープンドレインタイプ出力バッファ100において、出力データDOUTのロー電圧VOLは論理1を示し、出力データDOUTのハイ電圧VOHは論理0を示す。
またオープンドレイン方式の出力バッファには、高い電圧レベルを有する電源電圧VDD(例えば、1.8V)と低い電圧レベルを有するターミネーション電源(例えば、1.0V)との間に連結されるP型MOS(以下、PMOS)トランジスタ(図示せず)を備えるPMOSオープンドレインタイプ出力バッファ(図示せず)も存在する。
PMOSトランジスタ(図示せず)は、出力パッド、チャンネル及びターミネーション抵抗を通じてターミネーション電源に連結される。ここで、論理0を表す入力データDINの電圧レベルは、論理0を表す出力データDOUTの電圧レベルを発生させ、論理1を表す入力データDINの電圧レベルは、論理1を表す出力データDOUTの電圧レベルを発生させる。
しかし、前述したオープンドレインタイプ出力バッファは、ISI(Inter Symbol Interference)現象によって影響を受ける問題がある。ISI現象は、出力データの上昇時間及び下降時間がクロック信号の周期より長い場合において、チャンネルで出力データが十分に安定化する前に次の出力データが出力されることによってチャンネルで出力データの波形が歪む現象である。
すなわち、ISI現象は、現在の出力データの波形が以前に出力された信号パターンによって変形される現象である。これを具体的に説明すれば、次の通りである。図2Aは、入力データDINの論理値が連続的な“1”から“0”に遷移される場合における図1Aの出力バッファ100の出力データを示す波形図である。
図2Aにおいて、出力データDOUTの減衰がAとして示されている。入力データの論理値が“0”と“1”とで反復される場合に出力ノードの出力データDOUTは、VOH=Vterm−Aのように出力装置の駆動能力であるVtermレベルがA分だけ減衰し、VOL=Vterm−I*Rterm+AのようにA分だけ減衰する。すなわち、出力データは、VOHとVOLの間でスイングする。
出力データDOUTの基準電圧Vrefと関連した出力データDOUTの電圧レベルに基づいて出力データDOUTの論理状態が判断される。出力データDOUTが基準電圧Vrefより大きければ、出力データDOUTは論理0として認識される。出力データDOUTが基準電圧Vrefより小さければ、出力データDOUTは論理1として認識される。
入力データDINの論理値が“1”である入力データDINが連続的に2つ入力される場合、NMOSトランジスタのターンオン時間が長くなり、チャンネルにおける出力データDOUTの減衰量が(A−△1)に減少する。
これは、出力データDOUTが一つの論理レベルから他の論理レベルに転換される場合に、出力データDOUTが基準電圧Vrefより大きいか小さかを判定するために十分に遷移するために要する時間であるデータ遷移時間を長くする。
図2Bは、論理値が“1”である入力データが連続的に3つ入力される場合において、チャンネルでの出力データDOUTの減衰量が(A−△2)のようにさらに減少することを示す。
図2Aの2つの連続的な1から0に転換される場合より減衰量が(A−△2)のようにさらに減少する。
入力データDINの論理値が“0”と“1”の間で反復して入力される場合及び論理値が“1”である入力データが連続的に入力された後に“0”に遷移される場合、出力データDOUTの波形が異なり、これによりデータパターンに依存するスキューが発生する問題がある。
図3Aは、入力データDINの論理値が連続的な“0”から“1”に遷移される場合における図1Aの出力バッファの出力データを示す波形図である。入力データの論理値が“0”と“1”とで反復される場合に出力ノードの出力データはVOH=Vterm−Aのように出力装置の駆動能力であるVtermからA分だけ減衰し、VOL=Vterm−I*Rterm+AのようにA分だけ減衰する。
一方、入力データDINの論理値が“0”である入力データDINが連続的に2つが入力される場合、出力装置のNMOSトランジスタのターンオフ時間が長くなり、チャンネルにおける出力データDOUTの減衰量がAからA−△1に減少する。その結果、出力データDOUTの遷移時間は、図2Aと類似した理由で歪む。
図3Bは、論理値が“0”である入力データDINが連続的に3つが入力される場合において、チャンネルでの出力データDOUTの減衰量がAからA−△2のようにさらに減衰することを示す。
したがって、入力データDINの論理値が“0”と“1”の間を反復して入力される場合と論理値が“0”である入力データDINが連続的に入力された後に“1”に遷移される場合、出力ノードのデータ波形が異なり、これによりデータパターンに依存するスキューが発生する問題がある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、出力バッファのプルアップ動作やプルダウン動作の場合に出力バッファから出力される出力データのスイング幅を広げるとともに出力データスキューを減少させるオープンドレイン方式の出力バッファを提供することである。
前記課題を達成するための本発明のオープンドレイン方式の出力バッファは、第1ドライバー、少なくとも1つの第2ドライバー、及び制御部を備える。
前記第1ドライバーは、入力データに応答して出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに選択的に制御する。前記少なくとも1つの第2ドライバーは、第1及び第2状態を有し、前記第1状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御し、前記第2状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御しない。
前記制御部は、前記出力ノードの出力データの電圧レベルが2回連続的にロー電圧レベルに発生するか否かを判断し、出力データの電圧レベルが2回連続的にロー電圧レベルを発生する場合に、前記第2ドライバーが前記第2状態になるように制御する。
前記課題を達成するための本発明の他のオープンドレイン方式の出力バッファは、第1ドライバー、少なくとも1つの第2ドライバー、及び制御部を備える。
前記第1ドライバーは、入力データに応答して出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに選択的に制御する。前記少なくとも1つの第2ドライバーは、第1及び第2状態を有し、第1状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御し、第2状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御しない。
前記制御部は、ハイ電圧レベルを有する出力データがロー電圧レベルを有する出力データに転換される遷移が前記出力ノードで発生するか否かを判断し、前記遷移が発生する場合に、前記第2ドライバーが第1状態にあるように制御する。
本発明の出力バッファによれば、プルアップ動作やプルダウン動作の場合に出力バッファから出力される出力データのスイング幅を広げるとともに、出力データスキューを減少させ、またオープンドレイン方式の出力バッファの強度を高めうる。
本発明とその動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び図面に記載された内容を参照しなければならない。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明することによって、本発明を詳細に説明する。各図面に提示された同じ参照符号は同じ構成要素を表す。
図4は、本発明の実施形態によるNMOSオープンドレイン方式の出力バッファシステムを示す回路図である。
本実施形態において、入力データDINのロー電圧レベルは論理0を表し、ハイ電圧レベルは論理1を表す。また、出力データDOUTのロー電圧レベルは論理1を表し、ハイ電圧レベルは論理0を表す。
ロー電圧レベルは、NMOSトランジスタをターンオフさせるのに十分な電圧レベルであり、ハイ電圧レベルは、NMOSトランジスタをターンオンさせるのに十分な電圧レベルである。
本実施形態のNMOSオープンドレイン方式の出力バッファシステムは、出力パッドPOUTを備えるNMOSオープンドレイン方式の出力バッファ400を備える。出力パッドPOUTは、出力ノードNOUTとチャンネル460とに連結され、ターミネーション抵抗RTERMを通じて電圧源VTERM(ターミネーション電圧と呼ばれる)に連結される。チャンネル460は、オープンドレイン方式の出力バッファ400が他の装置と通信するためのバス、又はバスの部分を表す。
NMOSオープンドレイン方式の出力バッファ400は、出力パッドPOUT、ドライバー回路410及び制御回路420を備える。
出力ノードNOUTは、チャンネル460の任意の所に位置する。出力ノードNOUTの電圧レベルと出力パッドPOUTの電圧レベルとは同じである。
制御部420は、第1判断制御回路440、第2判断制御回路450及びラッチ回路430を備える。制御部420は、クロック信号CLKのエッジに応答して入力データDINを取り込み、部分的にドライバー回路420の動作を制御する第1制御信号CTRL1と第2制御信号CTRL2とを各々発生する。
ラッチ回路430は、第1ラッチ431と第2ラッチ433とを備える。それぞれのラッチ431、433は、エッジ同期型Dタイプラッチであって、クロック信号CLKのエッジ(ここでは、上昇エッジ)に同期して入力データDINを保存する。
第1ラッチ431は、クロック信号CLKのエッジに応答して入力データDINを取り込み(ラッチし)、ラッチされた入力データDINを第1出力信号D1として出力する。第2ラッチ433は、クロック信号CLKのエッジに応答して第1出力信号D1を取り込み、第2出力信号D2を出力する。
したがって、現在の入力データDINに対して、第1及び第2出力信号D1,D2は、2つの以前の入力データDINを表す。
第1判断制御回路440は、NANDゲート441とANDゲート443とを備える。NANDゲート441の入力信号は、ラッチ回路430の第1出力信号D1と第2出力信号D2である。ANDゲート443は、NANDゲート441の出力信号と入力データDINを受けて、第1制御信号CTRL1を発生する。
第1判断制御回路440は、入力データDINのロジック値に関係なく第1出力信号D1及び第2出力信号D2が論理1(本実施例では、ハイ電圧レベル)であれば、ロー電圧レベルの第1制御信号CTRL1を発生する。
第1出力信号D1及び第2出力信号D2のうち一つでも論理0(本実施例では、ロー電圧レベル)であれば、第1制御信号CTRL1の電圧レベルは、入力データDINの論理値に従う。すなわち、入力データDINが論理0であれば、第1制御信号CTRL1はロー電圧レベルとなり、入力データDINが論理1であれば、第1制御信号CTRL1はハイ電圧レベルとなる。
第2判断制御回路450は、NORゲート451とANDゲート453とを備える。NORゲート451の入力信号は、ラッチ部430の第1出力信号D1と第2出力信号D2とである。ANDゲート453は、NORゲート451の出力信号と入力データDINとを受けて第2制御信号CTRL2を発生する。
第2判断制御回路450は、第1出力信号D1及び第2出力信号D2が論理0で、入力データDINの論理値が1であれば、ハイ電圧レベルの第2制御信号CTRL2を発生する。
第1出力信号D1及び第2出力信号D2がいずれも論理0ではないか、または入力データDINの論理値が1でなければ、第2制御信号CTRL2の電圧レベルはロー電圧レベルとなる。
ドライバー回路410は、第1ドライバーDRV1、第2ドライバーDRV2及び第3ドライバーDRV3を備える。前記ドライバーは、並列に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に連結され、第1及び第2制御信号CTRL1、CTRL2と入力データDINとに応答して出力ノードNOUTの電圧を制御する。
第1ドライバーDRV1は、NMOSトランジスタで構成され、該トランジスタは、第1サイズのゲート幅を有する。該NMOSトランジスタのソース、ドレインは、接地電源VSS、出力ノードNOUTにそれぞれ連結される。該NMOSトランジスタのゲートは、ANDゲート415を通じて入力データDINに連結される。
オープンドレイン方式の出力バッファがターンオフされれば、第1ドライバーDRV1がターンオフされる。ANDゲート415は、第2ドライバーDRV2及び第3ドライバーDRV3に第2制御信号CTRL2及び第3制御信号CTRL3が各々到達する時間より入力データDINが第1ドライバーDRV1に到達する時間が遅くなるように遅延素子としても機能する。
論理値“1”である入力データDINが印加される時、第1ドライバーDRV1は、出力ノードNOUTから接地電源VSSに電流経路を形成して第1電流値を有するプルダウン電流I1を駆動する。したがって、プルダウン電流I1による出力ノードNOUTの電圧は、VOL=Vterm−I1*Rtermとなる。
第2ドライバーDRV2は、NMOSトランジスタで構成され、該トランジスタは第2サイズのゲート幅を有する。該第2サイズのゲート幅は、前記第1サイズのゲート幅より小さい。該NMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲートは、接地電源VSS、出力ノードNOUT及び第1判断制御回路440の出力端にそれぞれ連結される。
第2ドライバーDRV2は、第1判断制御回路440の出力信号である第1制御信号CTRL1の論理値が“1”である場合に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に電流経路を形成して第2電流値を有するプルダウン電流I2を駆動する。したがって、プルダウン電流I2による出力ノードNOUTの電圧は、VOL=(Vterm−I2*Rterm)となる。
第1及び第2ドライバーDRV1、DRV2がターンオンされれば、出力ノードNOUTの電圧は、VOL=(Vterm−I1*Rterm−I2*Rterm)となる。
第1サイズ及び第2サイズのゲート幅は、第1及び第2ドライバーDRV1及びDRV2がターンオンされる時に得られる出力データDOUTの電圧レベルが図1Aに示された従来のオープンドレイン方式の出力バッファで出力データのロー電圧VOLレベルと同一になるように決定される。
詳しくは後述するが、本実施形態では、第1及び第2ドライバーDRV1及びDRV2のゲート幅は、オープンドレイン方式の出力バッファが適用される装置に基づいて決定されるデザインパラメータによって選択される。一つの実施例として、第1及び第2ドライバーDRV1及びDRV2のゲート幅は、I1=25mA、I2=5mAによって決定される。
第3ドライバーDRV3は、NMOSトランジスタで構成され、該トランジスタは、第3サイズのゲート幅を有する。該第3サイズは、前記第1サイズより小さい。該NMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲートは、接地電源VSS、出力ノードNOUT及び第2判断制御回路450の出力端にそれぞれ連結される。
第3ドライバーDRV2は、第2判断制御回路450の出力信号である第2制御信号CTRL2の論理値が“1”である場合に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に電流経路を形成して第3サイズのプルダウン電流I3を駆動する。したがって、プルダウン電流I3による出力ノードNOUTの電圧は、(Vterm−I3*Rterm)となる。
したがって、第1、第2、第3ドライバーDRV1、DRV2、DRV3がターンオンされれば、出力ノードNOUTの電圧は、VOL=(Vterm−I1*Rterm−I2*Rterm−I3*Rterm)となる。
図5は、入力データのパターンに依存する出力データDOUTの出力電圧を示す図面である。
出力ノードNOUTの電圧は、入力データDINのパターンによってドライバーDRV1〜DRV3の組み合わせによるプルダウン電流I1、I2、I3のサイズによって決定されるが、以下、その関係を図4と図5とを利用して具体的に説明する。
出力データDOUTがハイ電圧レベルとロー電圧レベルとの間でトグルする場合
図5のタイプIのように、入力データDINの論理値が“0”と“1”とを反復する場合(すなわち、ロー電圧レベルとハイ電圧レベルとの間でトグルする場合)に出力データDOUTがハイ電圧レベルとロー電圧レベルとの間でトグルする。
したがって、ラッチ回路430の出力データD1と出力データD2とは、相異なる論理値となる。
NORゲート451の出力の論理値は“0”であって、入力データDINの論理値に関係なく第2制御信号CTRL2の論理値は“0”である。したがって、第3ドライバーDRV3は、入力データDINに関係なくターンオフ状態である。
入力データDINの論理値が“0”と“1”とで反復される場合、NANDゲート441の出力の論理値は“1”である。したがって、第1制御信号CTRL1の論理値は、入力データDINによって決定される。すなわち、入力データDINの論理値が“1”である時、第1制御信号CTRL1の論理値は“1”(ハイ電圧レベル)であり、入力データDINの論理値が“0”である時、第1制御信号CTRL1の論理値は“0”(ロー電圧レベル)である。
したがって、入力データDINの論理値が“1”であれば、第2ドライバーDRV2はターンオン状態であり、入力データDINの論理値が“0”であれば、第2ドライバーDRV2はターンオフ状態である。第1ドライバーDRV1の状態も入力データDINによって決定されるが、入力データDINの論理値が“1”であれば、第1ドライバーDRV1はターンオン状態であり、入力データDINの論理値が“0”であれば、第1ドライバーDRV1はターンオフ状態である。
入力データDIN及び制御部420の出力の制御信号CTRL1、CTRL2によってドライバー回路410は、次のように制御される。
現在の入力データDINの論理値が“0”である場合、DIN=“0”、CTRL1=“0”、CTRL2=“0”であるので、ドライバー回路410の全てのドライバーがターンオフされ、出力データDOUTの電圧はVOH=Vterm電圧レベルに駆動される。
現在の入力データDINの論理値が“1”である場合には、DIN=“1”、CTRL1=“1”、CTRL2=“0”であるので、第3ドライバーDRV3だけターン−オフされ、第1及び2ドライバーDRV1及びDRV2は、プルダウン電流経路を形成する。第1及び第2のドライバーによるプルダウン電流の大きさは、(I1+I2)であって、これによって、出力データDOUTの電圧は、Vterm−(I1+I2)*Rterm電圧レベルに駆動される。
したがって、図5のように出力データDOUTの電圧は、VtermとVterm−(I1+I2)*Rtermとの間を遷移する。この場合、出力データDOUTに連結されたチャンネルの減衰現象により出力データDOUTの電圧スイングは、VOH=(Vterm−A)とVOL=(Vterm−(I1+I2)Rterm+A)との間である。
出力データDOUTが連続的な2つのハイ電圧レベルからロー電圧レベルに遷移される場合
図5のタイプIIのように入力データDINの論理値が連続的に“0”として入力された後に“1“に遷移されれば(すなわち、2回の連続的なロー電圧レベルデータからハイ電圧レベルデータに遷移する場合)、出力データDOUTが連続的な2つのハイ電圧レベルからロー電圧レベルに遷移される。
入力データDINの論理値が連続的に“0”である場合、ラッチ回路430の出力データD1と出力データD2とは、論理値が“0”である。図5の円で表示された部分560で、論理値が“0”である入力データDINが連続的に入る場合、出力データDOUTの電圧レベルがVOH=Vterm−A+△1であって、減衰が(A−△1)に減少することが分かる(図5の510)。
NORゲート451の入力データがD1=D2=“0”である時、第2制御信号CTRL2の論理レベル(すなわち、電圧レベル)は、入力データDINの論理値によって決定される。すなわち、入力データDINの論理値が“1”である時は、第2制御信号CTRL2の論理値は“1”であり、入力データDINが論理値が“0”である時は、第2制御信号CTRL2の論理値は“0”である。
したがって、入力データDINの論理値が連続的に“0”として入力された後に“1“に遷移されれば、第2制御信号CTRL2はハイ電圧レベルとなる。
ラッチ回路430の出力信号がD1=D2=“0”である時、NANDゲート441の出力は“1”となり、第1制御信号CTRL1の論理値は、入力データDINによって決定される。すなわち、入力データDINの論理値が“1”である時は、第1制御信号CTRL1の論理値は“1”であり、入力データDINの論理値が“0”である時は、第1制御信号CTRL1の論理値は“0”である。
入力データDIN及び制御部420の出力である制御信号CTRL1、CTRL2によってドライバー回路410は、次のように制御される。
入力データDINが連続的に“0”として入力された後に“1”に遷移されて入力データDINの論理値が“1”である時、DIN=“1”、CTRL1=“1”、CTRL2=“1”であるので、第1、2及び3ドライバーDRV1、DRV2、DRV3がいずれもプルダウン電流経路を形成して、(I1+I2+I3)の大きさの電流が流れ、これにより出力ノードNOUTの電圧は、Vterm−(I1+I2+I3)*Rtermとなる。
すなわち、第1、2及び3ドライバーDRV1、DRV2、DRV3が全てターンオンされるので、チャンネルの出力データDOUTの遷移傾斜度は、520から530に増加する。したがって、出力データDOUTは、一つのビット時間内にほぼVOL電圧に到達し、スキューが減る。遷移傾斜度520は、プルダウン電流のサイズが(I1+I2)である場合の遷移傾斜度である。
第3ドライバーDRV3の追加的なターンオンによって流れる第3サイズの電流I3は、ISI(Inter Symbol Interference)現象による出力データDOUTの電圧変動サイズである△1(510)を補償して出力データがVOH=Vterm−A+△1からタイプIのVOL=Vterm−(I1+I2)*Rtermまでの間をスイングできる駆動能力を有するように設計される。
出力データDOUTが2つの連続的なロー電圧レベルを有する場合
図5のタイプIIIのように入力データDINの論理値が連続的に“1”(すなわち、2つの連続的なハイ電圧レベルデータである場合)として入力される場合、出力データDOUTが2つの連続的なロー電圧レベルを有する。
入力データDINの論理値が連続的に“1”である場合、ラッチ回路430の出力信号D1と出力信号D2とは論理値が“1”である。図5の550を参照すれば、論理値が“1”である入力データDINが連続的に入る場合、ISI現象によってVOL=Vterm−(I1+I2)*Rterm−△1(540)として減衰が(A−△1)に減少することが分かる。
D1=D2=“1”である時は、NORゲート451の出力は“0”であり、入力データDINの論理値に関係なく第2制御信号CTRL2の論理値は“0”である。
NANDゲート441の出力の論理値は“0”であって、入力データDINの論理値に関係なく第1制御信号CTRL1の論理値は“0”である。
入力データDIN及び検出部420の出力データである制御信号CTRL1、CTRL2によって制御部410は、次のように制御される。
入力データが連続的に“1”として入力された場合、“0”に遷移される前に連続的に入力された論理値“1”によって第1制御信号CTRL1の論理値が“0”となるため、第2ドライバーDRV2がターンオフされる。したがって、ターミネーション電源から接地電源にプルダウンされる電流値が(I1+I2)からI1に減少する。
図5の550に示されたように、出力データDOUTの出力電圧は、Vterm−(I1+I2)*RtermからVterm−I1*Rtermに立ち上がる。この状態で、現在の入力データが論理値“0”に遷移される場合に第1ドライバーDRV1もターンオフされる。これにより、出力データDOUTの電圧は、Vterm−I1*RtermからVtermに立ち上がる。
従来技術と比較して説明すれば、入力データが連続的に“1”として入力された後に“0”に遷移される時は、出力データDOUTの出力電圧がVOL−△1(540)からVtermに遷移されなければならないのに比べて、本実施形態では現在の入力データが入力される前に出力データDOUTの電圧レベルをVOLレベルに△1だけあらかじめ立ち上げてISI現象による△1電圧変動を補償した後に、この補償された電圧からVtermに駆動される。
第2ドライバーDRV2のターンオフによって減少する第2サイズの電流I2は、ISI現象による出力ノードNOUTの電圧変動サイズである△2を補償できる駆動能力を有するように設計される。
図6は、3つの連続的な入力データを利用するオープンドレイン方式の出力バッファシステムを示す回路図である。
本実施形態で、入力データDINのロー電圧レベルは論理0を表し、ハイ電圧レベルは論理1を表す。また、出力データDOUTのロー電圧レベルは論理1を表し、ハイ電圧レベルは論理0を表す。
ロー電圧レベルは、NMOSトランジスタをターンオフさせるのに十分な電圧レベルであり、ハイ電圧レベルは、NMOSトランジスタをターンオンさせるのに十分な電圧レベルである。
図6を参照すれば、本実施形態によるNMOSオープンドレイン方式の出力バッファシステムは、出力パッドPOUTを備えるNMOSオープンドレイン方式の出力バッファ600を備える。出力パッドPOUTは、出力ノードNOUTとチャンネル460とに連結され、ターミネーション抵抗RTERMを通じて電圧源VTERM(ターミネーション電圧と呼ばれる)に連結される。チャンネル460は、オープンドレイン方式の出力バッファ600が他の装置と通信するためのバスまたはバスの部分を表す。
NMOSオープンドレイン方式の出力バッファ600は、出力パッドPOUT、ドライバー回路610及び制御回路620を備える。
出力ノードNOUTは、チャンネル460の任意の所に位置する。出力ノードNOUTの電圧レベルと出力パッドPOUTの電圧レベルとは同じである。
制御部620は、第1判断制御回路440、第2判断制御回路450、第3判断制御回路660、第4判断制御回路670及びラッチ回路630を備える。制御部620は、クロック信号CLKのエッジに応答して入力データDINを取り込み、部分的にドライバー回路610の動作を制御する第1制御信号CTRL1、第2制御信号CTRL2、第3制御信号CTRL3及び第4制御信号CTRL4を各々発生する。
ラッチ回路630は、第1ラッチ631、第2ラッチ632及び第3ラッチ633を備える。それぞれのラッチ631、632、633は、エッジ同期型Dタイプラッチであって、クロック信号CLKのエッジ(ここでは、上昇エッジ)に同期して入力データDINを保存する。
第1ラッチ631は、クロック信号CLKのエッジに応答して入力データDINを取り込み、ラッチされた入力データDINを第1出力信号D1として出力する。第2ラッチ632は、クロック信号CLKのエッジに応答して第1出力信号D1を取り込み、第2出力信号D2を出力する。第3ラッチ633は、クロック信号CLKのエッジに応答して第2出力信号D2を取り込み、第3出力信号D3を出力する。
したがって、現在の入力データDINに対して第1、第2及び第3出力信号D1、D2、D3は、3つの以前入力データDINを表す。
第1及び第2判断制御回路440及び450の構造及び動作は、図4で説明した通りである。したがって、ここで詳細な説明は省略する。
第3判断制御回路440は、NANDゲート661とANDゲート663とを備える。NANDゲート661の入力信号は、ラッチ回路630の第1出力信号D1と第2出力信号D2及び第3出力信号D3である。ANDゲート663は、NANDゲート661の出力信号と入力データDINとを受けて、第3制御信号CTRL3を発生する。
第3判断制御回路660は、入力データDINのロジック値に関係なく第1出力信号D1、第2出力信号D2及び第3出力信号D3が論理1(本実施形態では、ハイ電圧レベル)であれば、ロー電圧レベルの第3制御信号CTRL3を発生する。
第1出力信号D1、第2出力信号D2及び第3出力信号D3のうち何れか一つでも論理0(本実施例では、ロー電圧レベル)であれば、第3制御信号CTRL3の電圧レベルは入力データDINの論理値に従う。すなわち、入力データDINが論理0であれば、第3制御信号CTRL3はロー電圧レベルとなり入力データDINが論理1でばれ、第3制御信号CTRL3はハイ電圧レベルをとなる。
第4判断制御回路670は、NORゲート671とANDゲート673とを備える。NORゲート671の入力信号は、ラッチ回路630の第1出力信号D1と第2出力信号D2及び第3出力信号D3である。ANDゲート673は、NORゲート671の出力信号と入力データDINとを受けて、第4制御信号CTRL4を発生する。
第4判断制御回路670は、第1出力信号D1、第2出力信号D2及び第3出力信号D3が論理0であり、入力データDINの論理値が1であれば、ハイ電圧レベルの第4制御信号CTRL4を発生する。
第1出力信号D1、第2出力信号D2及び第3出力信号D3がいずれも論理0ではないか、または入力データDINの論理値が1でなければ、第4制御信号CTRL4の電圧レベルはロー電圧レベルとなる。
ドライバー回路610は、第1ないし第5ドライバーDRV1、DRV2、DRV3、DRV4、DRV5を備える。ドライバーDRV1、DRV2、DRV3、DRV4、DRV5は、並列に出力ノードNOUTと接地電源VSS間に連結され、第1ないし第4制御信号CTRL1、CTRL2、CTRL4、CTRL4と入力データDINとに応答して出力ノードNOUTの電圧を制御する。
第1ドライバーDRV1は、NMOSトランジスタで構成され、そのトランジスタは第1サイズのゲート幅を有する。該NMOSトランジスタのソース及びドレインは、接地電源VSS、出力ノードNOUTにそれぞれ連結される。該NMOSトランジスタのゲートは、ANDゲート415を通じて入力データDINに連結される。
オープンドレイン方式の出力バッファがターンオフされれば、第1ドライバーDRV1がターンオフされる。ANDゲート415は、第2ドライバーDRV2ないし第5ドライバーDRV5に第1制御信号CTRL1ないし第4制御信号CTRL4が各々到達する時間より入力データDINが第1ドライバーDRVに到達する時間が遅くなるように遅延素子としても機能する。
論理値“1”である入力データDINが印加される時、第1ドライバーDRV1は、出力ノードNOUTから接地電源VSSに電流経路を形成して第1電流サイズを有するプルダウン電流I1を駆動する。したがって、プルダウン電流I1による出力ノードNOUTの電圧は、VOL=Vterm−I1*Rtermとなる。
第2及び第4ドライバーDRV2及びDRV4は、NMOSトランジスタで構成され、該トランジスタは、第2サイズ及び第4サイズのゲート幅を各々有する。第2及び第4サイズのゲート幅は、第1サイズのゲート幅より狭い。第2ドライバーDRV2のNMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲートは、接地電源VSS、出力ノードNOUT及び第1判断制御回路440の出力端にそれぞれ連結される。
第4ドライバーDRV4の前記NMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲートは、接地電源VSS、出力ノードNOUT及び第3判断制御回路660の出力端にそれぞれ連結される。
図4の実施形態で説明されたように、第2ドライバーDRV2は、第1判断制御回路440の出力信号である第1制御信号CTRL1の論理値が“1”である場合に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に電流経路を形成して第2電流値を有するプルダウン電流I2を駆動する。したがって、プルダウン電流I2による出力データDOUTの電圧は、VOL=(Vterm−I2*Rterm)となる。
第4ドライバーDRV4は、第3制御信号CTRL1の論理値が“1”である場合に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に電流経路を形成して第4電流値を有するプルダウン電流I4を駆動する。したがって、プルダウン電流I4による出力データDOUTの電圧は、VOL=(Vterm−I4*Rterm)となる。
したがって、第1、第2及び第4ドライバーDRV1、DRV2、DRV4がターンオンされれば、出力データDOUTの電圧は、VOL=(Vterm−I1*Rterm−I2*Rterm−I4*Rterm)となる。
第1サイズ、第2サイズ及び第4サイズのゲート幅は、第1、第2及び第4ドライバーDRV1、DRV2、DRV4がターンオンされる時に得られる出力データDOUTの電圧レベルが図1Aに示された従来のオープンドレイン方式の出力バッファで出力データのロー電圧VOLレベルと同一になるように決定される。
本発明の実施形態において第1、第2及び第4ドライバーDRV1、DRV2、DRV4のゲート幅は、オープンドレイン方式の出力バッファが適用される装置に基づいて決定されるデザインパラメータによって選択される。
図4で説明されたように、出力データDOUTが2回の連続的なロー電圧レベルに発生する場合、第2ドライバーDRV2は、ISIによって発生する減衰を補償するためにターンオン状態からターンオフ状態に転換される。
同様に、出力データDOUTが3回の連続的なロー電圧レベルに発生する場合、第4ドライバーDRV4は、ISIによって発生する追加的な減衰を補償するためにターンオン状態からターンオフ状態に転換される。
第3及び第5ドライバーDRV3及びDRV5は、NMOSトランジスタで構成され、そのトランジスタは第3サイズ及び第5サイズのゲート幅を各々有する。第3サイズ及び第5サイズは、第1サイズより小さい。第3ドライバーDRV3のNMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲートは、接地電源VSS、出力ノードNOUT及び第2判断制御回路450の出力端にそれぞれ連結される。
第5ドライバーDRV5のNMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲートは、接地電源VSS、出力ノードNOUT及び第4判断制御回路670の出力端にそれぞれ連結される。
第3ドライバーDRV2は、第2判断制御回路450の出力信号である第2制御信号CTRL2の論理値が“1”である場合に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に電流経路を形成して第3サイズのプルダウン電流I3を駆動する。したがって、プルダウン電流I3による出力ノードNOUTの電圧は、(Vterm−I3*Rterm)となる。
第5ドライバーDRV2は、第4判断制御回路670の出力信号である第4制御信号CTRL4の論理値が“1”である場合に出力ノードNOUTと接地電源VSSとの間に電流経路を形成して第5サイズのプルダウン電流I5を駆動する。したがって、プルダウン電流I5による出力ノードNOUTの電圧は(Vterm−I5*Rterm)となる。
図6の出力バッファ600の動作原理は、図4の出力バッファ400の動作原理と同じである。すなわち、第1及び第2判断制御回路440,450によって制御される第2及び第3ドライバーDRV2及びDRV3は、図4で説明されたように動作される。
3回の連続的なロー電圧レベル(すなわち、入力データDINが3回連続的に論理1を有する場合)を有する出力データDOUTに基づいて制御されることを除いて、第4ドライバーDRV4は、第1判断制御回路440が第2ドライバーDRV2を制御することと同じ方式で第3判断制御回路660によって制御される。
同様に、3回のハイ電圧レベルからロー電圧レベルへの遷移(すなわち、入力データDINが3回連続的に論理0を有する後に論理1に遷移される場合)を有する出力データDOUTに基づいて制御されることを除いて、第5ドライバーDRV5は、第2判断制御回路450が第3ドライバーDRV3を制御することと同じ方式で第4判断制御回路670によって制御される。
当業者であれば、本発明の動作原理を理解して3つ以上の連続的な入力データを利用する出力バッファの構成も可能である。また、本発明の説明のためにオープンドレイン方式の出力バッファをNMOSトランジスタで構成した場合を説明したが、当業者であれば、これに代えて出力バッファをPMOSトランジスタで構成することもでき、これによるバッファ構成の変更も可能である。
以上のように、図面と明細書によって最良の実施形態が開示された。ここで、特定な用語が使われたが、これは単に本発明を具体例を通して説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われたものではない。したがって、当業者なら、これから多様な変形及び均等な他の実施形式が可能であることが分かる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されなければならない。
本発明は半導体メモリ分野に利用され、特に半導体メモリの出力端のバッファ部に適用されうる。
一般的なオープンドレイン方式の出力バッファを示す回路図である。 図1のチップ内部で発生する入力データとチップ外部に出力されるデータとのレベルを示す波形図である。 連続的に2つの入力データが“1”と入力された後に“0”に遷移される場合の出力データを示す波形図である。 連続的に3つの入力データが“1”と入力された後に“0”に遷移される場合の出力データを示す波形図である。 連続的に3つの入力データが“0”と入力された後に“1”に遷移される場合の出力データを示す波形図である。 連続的に3つの入力データが“0”と入力された後に“1”に遷移される場合の出力データを示す波形図である。 本発明の実施形態によるNMOSオープンドレイン方式の出力バッファシステムを示す回路図である。 入力データのパターンによって出力データDOUTの出力電圧を示す図面である。 3つの連続的な入力データを利用するオープンドレイン方式の出力バッファシステムを示す回路図である。
符号の説明
400 出力バッファ
410 ドライバー回路
415 ANDゲート
420 制御回路
430 ラッチ回路
431 第1ラッチ
433 第2ラッチ
440 第1判断制御回路
441 NANDゲート
443 ANDゲート
450 第2判断制御回路
451 NORゲート
453 ANDゲート
460 チャンネル
POUT 出力パッド
NOUT 出力ノード
VSS 接地電源
DIN 入力データ
DRV1,DRV2,DRV3 第1、第2及び第3ドライバー
DTRL1,CTRL2 第1及び第2制御信号
DOUT 出力データ
VTERM ターミネーション電源
RTERM ターミネーション抵抗
CLK クロック信号
D1,D2 第1及び第2出力信号
Vss 接地電源

Claims (15)

  1. オープンドレイン方式の出力バッファにおいて、
    入力データに応答して出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに選択的に制御する第1ドライバーと、
    第1及び第2状態を有し、前記第1状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御し、前記第2状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御しない少なくとも1つの第2ドライバーと、
    前記出力ノードの出力データの電圧レベルが2回連続的にロー電圧レベルを発生するか否かを判断し、出力データの電圧レベルが2回連続的にロー電圧レベルを発生する場合に、次のデータが入力される前に前記第2ドライバーが前記第2状態となるように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするオープンドレイン方式の出力バッファ。
  2. 前記少なくとも1つの第2ドライバーは、第1及び第2サブドライバーを備え、
    前記制御部は、
    2つの連続的なロー電圧レベルを有する出力データが発生するか否を判断し、2つの連続的なロー電圧レベルを有する出力データが発生する場合に、前記第1サブドライバーが前記第2状態になるように制御する第1判断制御回路と、
    つの連続的なロー電圧レベルを有する出力データが発生するか否を判断し、3つの連続的なロー電圧レベルを有する出力データが発生すれば、前記第2サブドライバーが前記第2状態になるように制御する第2判断制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  3. 前記第1判断制御回路は、
    2つの以前の入力データに基づいて2つの連続的なロー電圧レベルを有する出力データが発生するか否を判断し、前記判断及び現在の入力データに基づいて前記第1サブドライバーを制御し、
    前記第2判断制御回路は、
    3つの以前の入力データに基づいて3つの連続的なロー電圧レベルを有する出力データが発生するか否を判断し、前記判断及び現在の入力データに基づいて前記第2サブドライバーを制御することを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  4. 前記制御部は、
    3つの以前の入力データを保存するラッチ回路をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  5. 前記制御部は、
    現在の入力データ及び少なくとも2つの以前の入力データに基づいて前記判断及び制御動作を行うことを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  6. 前記制御部は、
    2つの以前の入力データを保存するラッチ回路をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  7. 前記制御部は、
    少なくとも2つの連続的なロー電圧レベルの出力データが発生すると判断しない場合に、現在の入力データに基づいて前記第2ドライバーの状態を制御することを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  8. 第1状態及び第2状態を備える少なくとも1つの第3ドライバーをさらに備え、
    前記第3ドライバーは、
    前記第1状態にある場合に前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御し、前記第2状態にある場合に前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御せず、
    前記制御部は、
    ハイ電圧レベルを有する出力データがロー電圧レベルを有する出力データに転換される遷移が発生するか否かを判断し、前記遷移が発生する場合に、前記第3ドライバーが前記第1状態になるように制御することを特徴とする請求項2に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  9. 前記ハイ電圧レベルの出力データは、少なくとも2つの連続的なハイ電圧レベルの出力データであることを特徴とする請求項に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  10. オープンドレイン方式の出力バッファにおいて、
    入力データに応答して出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに選択的に制御する第1ドライバーと、
    第1及び第2状態を有し、前記第1状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御し、前記第2状態では前記出力ノードの電圧レベルをロー電圧レベルに制御しない少なくとも1つの第2ドライバーと、
    ハイ電圧レベルを有する出力データがロー電圧レベルを有する出力データに転換される遷移が前記出力ノードで発生するか否かを判断し、前記遷移が発生する場合に、前記第2ドライバーが前記第1状態になるように制御する制御部とを備え
    前記少なくとも1つの第2ドライバーは、第1及び第2サブドライバーを含み、
    前記制御部は、
    2つの連続的なハイ電圧レベルの出力データがロー電圧レベルの出力データに転換される第1遷移が発生するか否かを判断し、前記第1遷移が発生する場合に、前記第1サブドライバーを前記第1状態になるように制御する第1判断回路と、
    3つの連続的なハイ電圧レベルの出力データがロー電圧レベルの出力データに転換される第2遷移が発生するか否を判断し、前記第2遷移が発生する場合に、前記第2サブドライバーが前記第1状態になるように制御する第2判断回路とを含むことを特徴とするオープンドレイン方式の出力バッファ。
  11. 前記制御部は、
    現在の入力データ及び少なくとも2つの以前の入力データに基づいて前記判断及び制御動作を行うことを特徴とする請求項10に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  12. 前記制御部は、
    2つの以前の入力データを保存するラッチ回路をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  13. 前記制御部は、
    前記遷移が発生しない場合に、前記第2ドライバーが前記第2状態になるように制御することを特徴とする請求項10に記載のオープンドレイン方式の出力バッファ。
  14. オープンドレイン方式の出力バッファにおいて、
    出力ノードをロー電圧レベルに制御する第1及び第2ドライバーを備えるドライバー回路と、
    少なくとも2回の連続的なロー電圧レベルの出力データが出力ノードで発生するか否を判断し、少なくとも2回の連続的なロー電圧レベルの出力データが出力ノードで発生する場合に、前記出力ノードをロー電圧レベルに制御しないように前記第1ドライバーを次のデータが入力される前にターンオフさせ、前記出力ノードをロー電圧レベルに制御するように前記第2ドライバーをターンオン状態に維持させる制御部と、
    を備えることを特徴とするオープンドレイン方式の出力バッファ。
  15. オープンドレイン方式の出力バッファにおいて、
    出力ノードをロー電圧レベルに制御する少なくとも2つのドライバーを備えるドライバー回路と、
    少なくとも2回の連続的なロー電圧レベルの出力データが出力ノードで発生するか否を判断し、ロー電圧レベルの出力データがハイ電圧レベルの出力データに転換される遷移が発生する前に前記出力ノードの出力データのロー電圧レベルを所定の電圧レベルに高めるように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするオープンドレイン方式の出力バッファ。
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