JP4085576B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数系統の通信ラインを介して通信を行うようにした車両制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ハイブリッド車は、動力源としてエンジンとモータとを備え、車両運転状態に応じてそれら動力源を切り替えて走行するようになっている。このハイブリッド車には、その時々の車両運転状態に応じてエンジン及びモータの出力要求値を算出して車両を統括的に制御するハイブリッドECUや、該ハイブリッドECUからの出力要求値に応じてエンジンを制御するエンジンECU等が搭載されている。これらハイブリッドECUとエンジンECUとの間では、出力要求値を含む各種制御データを高速に通信する必要があり、シリアル通信にてデータ通信を行うようになっている。さらに、ハイブリッドECUとエンジンECU間においては、必要となる通信データ量が多く、また、データの高速通信を確保するために2系統の通信ラインで対応している。
【0003】
ところで、現状の装置では、ハイブリッドECUとエンジンECU間のデータ通信に際し、いずれかの系統の通信において異常を検出した場合、全てのシリアル通信の異常と判断して、全受信データを固定するとともに、フェールセーフ処理として車両を停止させるようにしている。つまり、シリアル通信の2系統のうちいずれか一方のみの異常であり、他方は正常に通信可能であるにも拘わらず、ハイブリッドECUとエンジンECUとの通信途絶と判断され、エンジンが停止れて、その後の車両走行が禁止されるようになっている。また、通信異常を2系統別々に検出する方法も考えられるが、車両を制御する上で必要不可欠なデータが含まれる系統が異常となれば、やはり1系統の異常であっても車両を停止させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、複数の通信系統のうちいずれかが異常となったとしても、車両の停止を回避することができる車両制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1及び2に記載の発明によれば、制御装置間が複数系統の通信ラインを介して通信可能に接続され、それら通信ラインの各々で各種制御データの通信が行われる。ここで、複数系統の通信ラインを介する通信のうちのいずれかが異常となると、その異常によって、車両を走行させるために必要となる走行用データの通信が不能となることがあるが、その異常が判定されたとき、該走行用データを別系統での通信データと入れ替えることにより、走行用データが別の系統の通信ラインを介して通信される。この場合、複数の通信系統のうち、いずれかが異常となったとしても、車両を走行させる上で必要なデータを正常側に移動させ、そのデータに関する通信を制御装置間で継続することができる。よって、複数の通信系統のいずれかが異常となったとしても車両の停止を回避することができる。また、走行用データと、それまでに別系統の通信ラインで通信していたデータとが入れ替えられるので、通信のデータ量は、入れ替え前と同じとなる。そのため、通信速度が遅くなるといった問題もなく、走行用データの信頼性を維持できる。
【0006】
請求項に記載の発明によれば、各制御装置において、通信ラインを介して受信されたデータが受信用メモリに一旦格納される。そして、そのデータが制御用のデータとして制御用メモリに格納される。ここで、通信の異常を検出したとき、制御用メモリへのデータの格納が一旦停止されるので、誤ったデータが制御に反映されることを防止できる。また、受信用メモリにおいて、入れ替え後の走行用データが格納されたことを条件に制御用メモリへのデータの格納が再開されるので、入れ替え後の走行用データをその都度制御に反映することが可能となる
【0007】
請求項に記載の発明によれば、車載エンジン及びモータの一方又は両方を駆動源として走行するハイブリッド車においては、ハイブリッド制御装置により、その時々の車両運転状態に基づき出力要求値が求められて、エンジン及びモータが統括的に制御される。また、エンジン制御装置により、ハイブリッド制御装置にて求めた出力要求値に基づきアクチュエータが駆動されエンジンが制御されている。こうした車両制御装置では、ハイブリッド制御装置とエンジン制御装置間において必要となる通信データ量が多いため、複数系統の通信ラインを介する通信が行われるようになっている。よって、ハイブリッド制御装置とエンジン制御装置間の通信において、上記複数系統の通信ラインを介する通信のうちのいずれかが異常となった場合の制御を適用することで、通信異常に伴うハイブリッド車両の停止を回避でき、実用上好ましいものとなる
具体的に、請求項3に記載の発明のように、エンジン制御装置からハイブリッド制御装置に受信される走行用データは、エンジン回転数及びスロットル開度に関するデータを含み、ハイブリッド制御装置からエンジン制御装置に受信される走行用データは、エンジンの出力要求値及び目標回転数に関するデータを含む。この場合、各制御装置間において、前記走行用データのいずれかのデータが通信不能となると、ハイブリッド車両の走行を停止させる必要が生じるが、通信の異常時おいても、これら走行用データを継続的に通信することができ、ハイブリッド車両の走行停止を回避することができる。
【0008】
請求項4に記載の発明によれば、複数系統の通信ラインにおける通信データは、データ入れ替えのタイミングを取るためのデータを含むので、各制御装置は、処理の同期をとって、データの入れ替えを的確に行うことができる。
【0009】
請求項5に記載の発明によれば、各制御装置において、通信ラインを介して受信されたデータが受信用メモリに一旦格納される。そして、そのデータが制御用のデータとして制御用メモリに格納される。ここで、通信の異常を検出したとき、制御用メモリへのデータの格納が一旦停止されるので、誤ったデータが制御に反映されることを防止できる。また、受信用メモリにおいて、入れ替え後の走行用データが格納されたことを条件に制御用メモリへのデータの格納が再開されるので、入れ替え後の走行用データをその都度制御に反映することが可能となる。
【0010】
請求項6に記載の発明によれば、別系統の通信ラインを介する通信について、走行用データを入れ替えるための対象データは、車両を走行させるために必要のないデータである。この場合、各制御装置間の通信において車両を走行させるための重要データが残り、データを入れ替えても車両走行上の問題が生じることがない
【0011】
求項7に記載の発明によれば、複数系統の通信ラインにおける通信データは、他の系統における通信異常を通知するためのデータを含むので、いずれかの系統の通信が異常となった場合、正常側での通信によってその異常を判定することができる
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態の車両制御装置は、動力源としてエンジンとモータとを併せ持つハイブリッド車両に適用される。図1は、本実施の形態における車両制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】
図1において、ハイブリッド車両は主な構成として、エンジン1、モータ2及び電池3を備える。エンジン1は、例えば4気筒ガソリンエンジンよりなり、走行用動力を車輪駆動系の装置(クラッチ、変速機等)4へ伝達したり、モータ発電用動力をモータ2へ伝達したりする。また、モータ2は、電池3からの電力供給により作動して、エンジン1を始動するための始動駆動力をエンジン1に伝達したり、加速時等の走行用動力を車輪駆動系の装置4へ伝達したりする。さらに、モータ2は、エンジン1からのモータ発電用動力を用いて電池3を充電したり、減速時にて車両走行エネルギーを電力として回生して電池3を充電したりする。
【0014】
また、本実施の形態において、車両に搭載される制御装置として、ハイブリッドECU(以下、HVECUという)11と、エンジンECU12とを備えている。これらECU11,12は何れもマイクロコンピュータを主体とする論理演算回路として構成されおり、各ECU11,12間は相互に通信可能に接続されている。なお、通信に関する具体的な構成については、後に図2等を用いて詳述する。
【0015】
HVECU11は、車速、アクセル開度、変速機のシフト位置、電池3の充電状態等、その時々の車両走行状態に基づいて、必要なエンジン出力トルクを求めるとともに、そのトルク要求値をエンジンECU12に対して出力する。また、HVECU11は、エンジン始動時の指令、必要回転数の指令、電池3の充電等の指令をモータ2に対して出力する機能を有している。この機能により、モータ2の回転数や駆動トルクなどのモータ運転状態及び電池3の充電状態が制御される。つまり、本実施の形態では、HVECU11によって、エンジン1、モータ2、電池3等のシステム全体が統括的に制御されるようになっている。
【0016】
また、エンジンECU12は、HVECU11からのトルク要求値と、エンジン回転数やエンジン水温などのその時々のエンジン運転状態に基づいて各種アクチュエータを駆動してエンジン1を制御する。具体的には、このエンジン制御において、エンジンECU12は、燃料噴射量、点火時期を求め、図示しないインジェクタに対して噴射信号を出力したり、点火プラグに対して点火信号を出力したりする。また、エンジンECU12は、目標のスロットル開度を求めるとともに、エンジン吸気通路1aに配設されている電子スロットル装置5に対してスロットル開度指令を出力する。これらエンジンECU12の出力により、燃料噴射量、点火時期、吸入空気量等が調節されて、エンジン回転数等のエンジン出力が制御されるようになっている。
【0017】
次に、HVECU11及びエンジンECU12の通信機能について説明する。図2に示すように、本実施の形態では、ECU11,12のそれぞれは、2系統のシリアル通信機能を備え、各系統にて双方向のデータ通信が行えるようになっている。具体的には、HVECU11は、マイコン13及びバッファ14,15を備え、エンジンECU12も同様にマイコン16及びバッファ17,18を備える。なお、各バッファ14,15,17,18のそれぞれは、送信バッファ14a,15a,17a,18aと受信バッファ14b,15b,17b,18bとからなる。
【0018】
第1の通信系統(シリアル通信No1)において、エンジンECU12の送信バッファ17aにはマイコン16により通信用のデータD1がセットされる。そして、そのデータD1は、通信ラインL1を介してHVECU11の受信バッファ14bに一旦格納された後、マイコン13の制御用RAM13aに取り込まれる。一方、HVECU11の送信バッファ14aにはマイコン13により通信用のデータD2がセットされる。そして、そのデータD2は、通信ラインL2を介してエンジンECU12の受信バッファ17bに一旦格納された後、マイコン16の制御用RAM16aに取り込まれる。
【0019】
また、第2の通信系統(シリアル通信No2)において、エンジンECU12の送信バッファ18aにはマイコン16により通信用のデータD3がセットされる。そして、そのデータD3は、通信ラインL3を介してHVECU11の受信バッファ15bに一旦格納された後、マイコン13の制御用RAM13aに取り込まれる。一方、HVECU11の送信バッファ15aにはマイコン13により通信用のデータD4がセットされる。そして、そのデータD4は、通信ラインL4を介してエンジンECU12の受信バッファ18bに一旦格納された後、マイコン16の制御用RAM16aに取り込まれる。
【0020】
このように、マイコン13の制御用RAM13aに取り込まれたデータD1,D3がHVECU11での各種制御に使用され、マイコン16の制御用RAM16aに取り込まれたデータD2,D4がエンジンECU12での各種制御に使用されている。なお、本実施の形態では、受信バッファ14b,15b,17b,18bが受信用メモリに相当し、制御用RAM13a,16aが制御用メモリに相当する。
【0021】
ここで、 HVECU11、エンジンECU12間における通信データD1〜D4の構成を図3を用いて説明する。なお、図3では、シリアル通信No1及びシリアル通信No2毎に区分して示しており、エンジンECU12を基準として、HVECU11に送信される通信データを送信データD1,D3とし、HVECU11から受信される通信データを受信データD2,D4としている。図3に示すように、各送受信データD1〜D4のそれぞれは第1データ〜第6データにて構成されおり、これら第1データ〜第6データが1パケットとして扱われてシリアル通信によるデータの授受が行われるようになっている。
【0022】
具体的に、シリアル通信No1において、送信データD1はoutdata00〜outdata05からなり、受信データD2はindata00〜indata05からなる。また、シリアル通信No2において、送信データD3はoutdata10〜outdata15からなり、受信データD4はindata10〜indata15からなる。これらデータのうち、outdata00,outdata01,outdata12,outdata13は、車両システムを統括的に制御するためにHVECU11がエンジンECU12から受け取る必要がある重要度の高いデータである。一方、indata02,indata03,indata10,indata11は、エンジン1の運転を制御するためにエンジンECU12がHVECU11から受け取る必要がある重要度の高いデータである。ここで、HVECU11が受信する必要がある重要データの具体例としては、エンジン1の回転数やスロットル開度を表すデータ等がある。また、エンジンECU12が受信する必要がある重要データの具体例としては、エンジン1の出力要求値や目標回転数を表すデータ等がある。なお本実施の形態では、これら重要データが走行用データに相当する。つまり、ECU11,12間において、これらの重要データの授受が異常となる場合には、車両の走行を維持できなくなることからエンジン停止等の必要性が生じてしまう。
【0023】
そのため、本実施の形態では、シリアル通信No1,No2のいずれか一方に異常が生じた場合に、異常側での重要データを正常側に移動してそのデータ通信を継続することにより車両走行を維持するようにしている。なお、通信異常としては、通信ラインL1〜L4の断線・短絡やマイコン内部における通信回路の故障等がある。これら断線・短絡等の発生に伴い送受信データD1〜D4が異常となる場合、シリアル通信でのエラー検出機能(パリティーチェック、オーバフレーミングエラー等)にて異常が検出される。そして、その異常検出時に重要データの移動を行う際には、シリアル通信No1におけるoutdata04,outdata05,indata05と、シリアル通信No2におけるoutdata14,outdata15,indata15が用いられる。
【0024】
詳しくは、送信データD1に含まれるoutdata04は、シリアル通信No2側で異常が発生した場合において送受信データの入れ替えタイミングを取るためのデータである。また、送信データD1に含まれるoutdata05は、シリアル通信No2の受信データD4が異常であることをエンジンECU12がHVECU11に通知するためのデータである。さらに、受信データD2に含まれるindata05は、シリアル通信No2の送信データD3が異常であることをHVECU11がエンジンECU12に通知するためのデータである。一方、送信データD3に含まれるoutdata14は、シリアル通信No1側で異常が発生した場合において送受信データの入れ替えタイミングを取るためのデータである。また、送信データD3に含まれるoutdata15は、シリアル通信No1の受信データD2が異常であることをエンジンECU12がHVECU11に通知するためのデータである。さらに、受信データD4に含まれるindata15は、シリアル通信No1の送信データD1が異常であることをHVECU11がエンジンECU12に通知するためのデータである。
【0025】
なお、送信データD1のoutdata02,outdata03、受信データD2のindata00,indata01、送信データD3のoutdata10,outdata11、受信データD4のindata12,indata13は、車両走行上特に重要性のないデータである。これら重要性のないデータの一例としては、例えば、外気温度やエアコンの操作状態を表すデータ等がある。
【0026】
ここで、シリアル通信No1側で異常が発生した場合のシリアル通信No2側のデータ構成表を図4に示す。図4に示すように、送信データD3において、第1データ、第2データには、シリアル通信No1側の重要データであるoutdata00,outdata01が割り当てられている。また、受信データD4において、第3データ、第4データには、シリアル通信No1側の重要データであるindata02,indata03が割り当てられている。つまり、送信データD3の第1データ、第2データは、正常時にはoutdata10,outdata11であるが、これらは車両走行上必要のないデータであるため、シリアル通信No1側の重要データoutdata00,outdata01に入れ替えられる。また同様に、受信データD4の第3データ、第4データは、indata12,indata13から、シリアル通信No1側のindata02,indata03に入れ替えられる。
【0027】
一方、シリアル通信No2側で異常が発生した場合のシリアル通信No1側のデータ構成表を図5に示す。図5に示すように、送信データD1において、第3データ、第4データには、シリアル通信No2側の重要データであるoutdata12,outdata13が割り当てられている。また、受信データD2において、第1データ、第2データには、シリアル通信No2側の重要データであるindata10,indata11が割り当てられている。つまり、送信データD1において、走行上必要のないデータoutdata02,outdata03が、シリアル通信No2側の重要データoutdata12,outdata13に入れ替えられる。また同様に、受信データD2において、indata00,outdata01から、シリアル通信No2側のindata10,indata11に入れ替えられる。
【0028】
以下に、本実施の形態における通信異常時の動作を説明する。
先ず、シリアル通信No1側における異常時の動作を図6のタイムチャートを用いて説明する。
【0029】
図6に示すように、t1のタイミングでシリアル通信No1の通信ラインL1における異常(断線・短絡等)が発生すると、それによりHVECU11に取り込まれる送信データD1は異常となる。この送信データD1により、HVECU11は、シリアル通信No1の異常を検出し、t2のタイミングにてindata15を正常を表す値から異常を表す値に変化させる。その後、エンジンECU12は、シリアル通信No2の通信ラインL4を介してindata15を含む受信データD4を取り込む。これにより、エンジンECU12は、シリアル通信No1における異常を判断して、送受信データの入れ替えのタイミングを取るために、outdata14のカウントアップを開始する。このカウントアップは、1パケット分のデータ通信毎に行われ、エンジンECU12及びHVECU11は、このoutdata14のカウント値により同期をとって、データ割当(データアサイン)の変更動作を開始する。
【0030】
詳しくは、outdata14のカウント値が「1」にカウントアップされるt3のタイミングから「3」にカウントアップされるt4のタイミングまでの期間Aでは、それぞれのECU11,12は、各受信バッファ14b,15b,17b,18bからマイコン13,16の制御用RAM13a,16aへのデータの格納を停止する。
【0031】
その後、カウント値が「3」にカウントアップされるt4のタイミングから「6」にカウントアップされるt5のタイミングまでの期間Bでは、シリアル通信No2における送信データD3及び受信データD4のデータ入れ替えを実施する。また、同期間Bでは、入れ替えた送受信データD3,D4で数パケット分の送信・受信を繰り返し実施する。これにより、シリアル通信No2において、HVECU11の受信バッファ15bにおける格納データは、図3の送信データD3から図4に示す入れ替え後の送信データD3に変換される。一方、エンジンECU12の受信バッファ18bにおける格納データは、図3の受信データD4から図4に示す入れ替え後の受信データD4に変換される。
【0032】
そして、t5のタイミング以降では、それぞれのECU11,12は、受信バッファ15b,18bからRAM13a,16aへの格納を再開し、該データを使用して各種制御を実施する。なお期間Bにおいて、1パケット分の送受信を行うことにより、受信バッファ15b,18bの格納データを変換するようにしてもよいが、本実施の形態では、通信処理とデータ入替処理のタイミングズレ等を考慮し数パケット分の送受信を繰り返し行っている。これにより、受信バッファ15b,18bの格納データが完全に入れ替え後のデータに変換されるようになっている。
【0033】
また、図6のt1のタイミングでシリアル通信No1の通信ラインL2における異常(断線・短絡等)が発生すると、それによりエンジンECU12に取り込まれる受信データD2は異常となる。この受信データD2により、エンジンECU12は、シリアル通信No1の異常を検出し、t2のタイミングにてoutdata15を正常を表す値から異常を表す値に変化させる。その後、HVECU11は、シリアル通信No2の通信ラインL3を介してoutdata15を含む送信データD3を取り込む。これにより、HVECU11は、シリアル通信No1における異常を判断する。また、エンジンECU12は、シリアル通信No1における異常を検出することにより、送受信データの入れ替えのタイミングを取るために、outdata14のカウントアップを開始する。
【0034】
その後、各ECU11,12は、outdata14のカウント値に基づいて、上記送信データD1の異常の場合と同様に、シリアル通信No2における送受信データD3,D4のデータ入れ替えを実施する。そして、ECU11,12は、入れ替え後のデータD3,D4を制御RAM13a,16aに格納し、そのデータを用いて制御を実施する。
【0035】
次に、シリアル通信No2側における異常時の動作を図7のタイムチャートを用いて説明する。
図7に示すように、t11のタイミングでシリアル通信No2の通信ラインL3における異常(断線・短絡等)が発生すると、それによりHVECU11に取り込まれる送信データD3は異常となる。この送信データD3により、HVECU11は、シリアル通信No2の異常を検出し、t12のタイミングにてindata05を正常を表す値から異常を表す値に変化させる。その後、エンジンECU12は、シリアル通信No1の通信ラインL2を介してindata05を含む受信データD2を取り込む。これにより、エンジンECU12は、シリアル通信No2における異常を判断して、送受信データの入れ替えのタイミングを取るために、outdata04のカウントアップを開始する。
【0036】
そして、この場合も同様に、ECU11,12は、outdata04のカウント値に基づき、シリアル通信No1における送受信データD1,D2のデータ入れ替えを行う。なお、outdata04のカウント値に基づくデータ入れ替えの処理は、図6の場合と同様であるため、その詳細は省略する。
【0037】
さらに、図7のt11のタイミングでシリアル通信No2の通信ラインL4における異常(断線・短絡等)が発生すると、それによりエンジンECU12に取り込まれる受信データD4は異常となる。この受信データD4により、エンジンECU12は、シリアル通信No2の異常を検出し、t12のタイミングにてoutdata05を正常を表す値から異常を表す値に変化させる。その後、HVECU11は、シリアル通信No1の通信ラインL1を介してoutdata05を含む送信データD1を取り込むことにより、シリアル通信No2における異常を判断する。また、エンジンECU12は、シリアル通信No2の異常を検出することにより、送受信データの入れ替えのタイミングを取るために、outdata04のカウントアップを開始する。
【0038】
その後、各ECU11,12は、outdata04のカウント値に基づいて、上記と同様に、シリアル通信No1における送受信データD1,D2のデータ入れ替えを実施する。
【0039】
このように、シリアル通信No1,No2のいずれか一方で異常が発生し、それが判定された場合には、異常側の重要データが正常側に移動され、その重要データの通信が継続して実施される。そして、そのデータを使用して車両走行に関する制御が行われることにより、車両の走行性が確保される。なお、異常側では、通信が停止されるとともに、t5,t15のタイミング以降においても、各受信バッファから制御用RAM13a,16aへの格納は停止される。つまり、通信途絶により更新されなくなった各種データは、異常となる前の値で固定され各種制御に使用されることとなる。これらデータは車両走行上必要のないデータであるため、固定値のまま制御に反映しても、車両を走行させる上で問題は生じることはない。
【0040】
以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)シリアル通信No1,No2のうち、いずれかが異常となったとしても、車両を走行させる上で必要不可欠な重要データを正常側に移動させることにより、その重要データに関する通信をECU11,12間にて継続することができる。その結果、該データを用いて車両を走行させることが可能となり、通信異常に伴う車両の停止を回避することができる。またこのとき、重要データと、それまでに別系統の通信ラインで通信していたデータとを入れ替えて通信が行われるので、通信データ量は入れ替え前と同じとなる。そのため、通信速度が遅くなるといった問題もなく、通信データの信頼性を維持できる。
【0041】
(2)正常側のシリアル通信において、重要データを入れ替えるための対象データは、車両を走行させるために必要のないデータであるので、各ECU11,12間の通信にて車両を走行させるための重要データが残り、データ入れ替えにより車両走行上の問題が生じることがない。
【0042】
(3)通信ラインL1〜L4を介する送受信データD1〜D4のそれぞれは、他の系統における通信異常を通知するためのデータoutdata05,indata05,outdata15,indata15を含むので、いずれかの系統の通信が異常となった場合、正常側での通信によってその異常を判定することができる。
【0043】
(4)送信データD1,D3は、データ入れ替え時のタイミングを取るためのデータoutdata04,outdata14を含むので、各ECU11,12は、処理の同期をとって、データの入れ替えを的確に行うことができる。
【0044】
(5)通信異常を検出したとき、受信バッファ14b,15b,17b,18bから制御用RAM13a,16bへのデータの格納が一旦停止されるので、誤ったデータが制御に反映されることを防止できる。また、各受信バッファにおいて、入れ替え後の重要データが格納されたことを条件に制御用RAM13a,16aへのデータの格納が再開されるので、入れ替え後の重要データをその都度制御に反映することが可能となる。
【0045】
(6)本実施の形態のように、ハイブリッドECU11とエンジンECU12間では、通信データ量が多く複数系統の通信ラインL1〜L4を介する通信が行われているため、上記構成を採用すると通信異常に伴う車両の停止を回避でき、実用上好ましいものとなる。
【0046】
(7)エンジンECU12からハイブリッドECU11に受信される重要データは、エンジン回転数及びスロットル開度に関するデータを含み、ハイブリッドECU11からエンジンECU12に受信される重要データは、エンジン1の出力要求値及び目標回転数に関するデータを含んでいる。この場合、各ECU11,12間において、これら重要データのいずれかのデータが通信不能となると、ハイブリッド車両の走行を停止させる必要が生じるが、通信の異常時おいても、これら重要データを継続的に通信することができ、車両の走行を維持することができる。
【0047】
なお本発明は、上記以外に次の形態にて具体化できる。
上記実施の形態では、第1〜第6データにて構成される送受信データD1〜D4をシリアル通信するものであったが、これに限るものではない。例えば、送受信データD1〜D4のデータ構成を変更してもよい。また、シリアル通信以外の通信方式にて適用してもよい。
【0048】
上記実施の形態では、ハイブリッドECU11とエンジンECU12間は2系統の通信ラインを介して通信するものであったが、これに限るものではない。つまり、3系統や4系統など、2系統以上の通信ラインを介して通信する装置に具体化するものであればよい。
【0049】
上記実施の形態において、データindata05,outdata05,indata15,outdata15は、通信が正常か異常かを通知するものであったがこれに限るものではない。例えば、これらデータにおいて、異常の種類毎(短絡や断線等)に応じて異なる値を設定し、そのデータ値により異常の種類を通知できるようにしてもよい。このようにすると、故障診断(ダイアグノーシス)にて、制御RAMに格納したデータ値を参照することにより通信異常の種類を特定できるので、その後の修理が容易となり実用上好ましいものとなる。
【0050】
また、上記実施の形態では、HVECU11とエンジンECU12間の通信に適用するものであったが、これに限定するものではない。例えば、トランスミッションを制御するECUとHVECU11間の通信等に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態における車両制御装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】HVECU及びエンジンECUにおけるシリアル通信機能を説明するためのブロック図。
【図3】シリアル通信No1及びNo2でのデータ構成図。
【図4】シリアル通信No1異常時におけるデータ構成図。
【図5】シリアル通信No2異常時におけるデータ構成図。
【図6】シリアル通信No1異常時における動作を説明するためのタイムチャート。
【図7】シリアル通信No2異常時における動作を説明するためのタイムチャート。
【符号の説明】
1…エンジン、2…モータ、11…ハイブリッド制御装置としてのHVECU、12…エンジン制御装置としてのエンジンECU、13a…制御用メモリとしての制御用RAM、14b,15b…受信用メモリとしての受信バッファ、16a…制御用メモリとしての制御用RAM、17b,18b…受信用メモリとしての受信バッファ、L1,L2,L3,L4…通信ライン。

Claims (7)

  1. 車両に搭載された制御装置間を複数系統の通信ラインを介して通信可能に接続し、それら通信ラインの各々で車両を走行させるために必要となる走行用データを含む各種制御データの通信を行う車両制御装置において、
    前記複数系統の通信ラインを介する通信のうちのいずれかが異常となったことを判定したとき、前記走行用データを別系統における通信データと入れ替えその走行用データの通信を別系統の通信ラインを介して行うようにし
    前記制御装置のそれぞれは、
    前記通信ラインを介して受信した受信データを一旦格納する受信用メモリと、
    該受信用メモリの受信データを、制御用のデータとして格納する制御用メモリとを備え、
    前記複数の系統のいずれかの通信異常を判定したとき、受信用メモリから制御用メモリへのデータの格納を停止するとともに、
    前記受信用メモリに、前記入れ替え後の走行用データが格納されたことを条件に受信用メモリから制御用メモリへのデータの格納を再開することを特徴とする車両制御装置。
  2. 車載エンジン及びモータの一方又は両方を駆動源として走行するハイブリッド車に適用される車両制御装置であって、車両に搭載された制御装置間を複数系統の通信ラインを介して通信可能に接続し、それら通信ラインの各々で車両を走行させるために必要となる走行用データを含む各種制御データの通信を行う車両制御装置において、
    その時々の車両運転状態に基づき出力要求値を求め、前記エンジン及びモータを統括的に制御するハイブリッド制御装置と、
    前記ハイブリッド制御装置にて求めた出力要求値に基づきアクチュエータを駆動することで前記エンジンを制御するエンジン制御装置と
    を備え、該ハイブリッド制御装置とエンジン制御装置間を複数系統の通信ラインを介して通信可能に接続し、
    前記複数系統の通信ラインを介する通信のうちのいずれかが異常となったことを判定したとき、前記走行用データを別系統における通信データと入れ替えその走行用データの通信を別系統の通信ラインを介して行うようにしたことを特徴とする車両制御装置。
  3. 請求項に記載の車両制御装置において、
    前記エンジン制御装置からハイブリッド制御装置に受信される前記走行用データは、エンジン回転数及びスロットル開度に関するデータを含み、
    前記ハイブリッド制御装置からエンジン制御装置に受信される前記走行用データは、エンジンの出力要求値及び目標回転数に関するデータを含むことを特徴とする車両制御装置。
  4. 請求項2又は3に記載の車両制御装置において、
    前記複数系統の通信ラインにおける通信データは、データ入れ替えのタイミングを取るためのデータを含むことを特徴とする車両制御装置。
  5. 請求項2又は3に記載の車両制御装置において、
    前記ハイブリッド制御装置及びエンジン制御装置のそれぞれは、
    前記通信ラインを介して受信した受信データを一旦格納する受信用メモリと、
    該受信用メモリの受信データを、制御用のデータとして格納する制御用メモリとを備え、
    前記複数の系統のいずれかの通信異常を判定したとき、受信用メモリから制御用メモリへのデータの格納を停止するとともに、
    前記受信用メモリに、前記入れ替え後の走行用データが格納されたことを条件に受信用メモリから制御用メモリへのデータの格納を再開することを特徴とする車両制御装置。
  6. 請求項2又は3に記載の車両制御装置において、
    前記別系統の通信ラインを介する通信について、前記走行用データを入れ替えるための対象データは、車両を走行させるために必要のないデータであることを特徴とする車両制御装置。
  7. 請求項2又は3に記載の車両制御装置において、
    前記複数系統の通信ラインにおける通信データは、他の系統における通信異常を通知するためのデータを含むことを特徴とする車両制御装置。
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