JP4083096B2 - 毛髪化粧料及び毛髪化粧用品 - Google Patents
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Description
これらの毛髪化粧用品における第1剤には、酸化剤の作用を促進するために、アンモニアやモノエタノールアミン等のアルカリ剤が配合されていた(特許文献1参照)。
α−オレフィンオリゴマーとモノエタノールアミンとを含有し、
酸化剤と混合して使用される染毛剤又は毛髪脱色剤であることを特徴とする毛髪化粧料を要旨とする。
本発明の毛髪化粧料は、二剤型の毛髪化粧用品(染毛用品、毛髪脱色用品)の第1剤として、酸化剤を含む第2剤とともに使用することができる。
・前記モノエタノールアミンの配合量は0.1〜5重量%が好ましく、0.3〜4.5重量%がより好ましく、0.5〜4重量%が最も好ましい。
・本発明の毛髪化粧料は、染毛剤として用いる場合は、酸化染料を配合することができる。この酸化染料としては、例えば、主要中間体、及びカプラーがある。
(2)請求項2の発明は、
高級アルコールを含有することを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料を要旨とする。
(3)請求項3の発明は、
前記高級アルコールがアルケニル基を有することを特徴とする請求項2に記載の毛髪化粧料を要旨とする。
(4)請求項4の発明は、
非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料を要旨とする。
・前記非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン(以下、POEと言う)セチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、POEラウリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEアルキル(12〜14)エーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等のエーテル型非イオン性界面活性剤、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリン、テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸デカグリセリル、等のエステル型非イオン性界面活性剤等が挙げられる。これらの中でも前記の作用に加えて、毛髪にツル感を付与するアルケニル基を有するエーテル型非イオン性界面活性剤がより好ましい。
(5)請求項5の発明は、
前記非イオン性界面活性剤がアルケニル基を有するエーテル型非イオン性界面活性剤であることを特徴とする請求項4に記載の毛髪化粧料を要旨とする。
(6)請求項6の発明は、
カチオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料を要旨とする。
(7)請求項7の発明は、
前記α−オレフィンオリゴマーの配合量は0.1〜5重量%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の毛髪化粧料を要旨とする。
液状組成物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の毛髪化粧料を要旨とする。
(9)請求項9の発明は、
請求項1〜8のいずれかに記載の毛髪化粧料からなる第1剤と、酸化剤を含む第2剤と、から成ることを特徴とする毛髪化粧用品を要旨とする。
・前記毛髪化粧用品としては、例えば、毛髪染毛用品、毛髪脱色用品等が挙げられる。
<酸化染毛剤第2剤> 重量(g)35%過酸化水素 17.0
スズ酸ナトリウム 0.1
EDTA 0.5
セタノール 1.5
イソオクタン酸セチル 1.0
POE(4)ステアリルエーテル 0.3
POE(20)セチルエーテル 0.5
ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン 0.3
塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム 0.5
精製水 合計100gとする量
そして、酸化染毛剤第1剤と酸化染毛剤第2剤との組み合わせを酸化染毛用品(毛髪化粧用品)とした。
(i)染毛作業時の刺激臭の評価
本実施例1−1〜1−13の酸化染毛用品を用いて頭髪を染毛した。具体的には、まず、酸化染毛剤第1剤と酸化染毛剤第2剤とを1:1の重量比で混合し、パネラーの頭髪に塗布した。室温で20分経過後、各パネラーの頭髪を40°Cの温湯で十分洗浄し、続いてシャンプー、リンスを行った後に乾燥した。
<刺激臭>
5:刺激臭がない。
4:刺激臭がほとんどない。
3:刺激臭が少しある。
2:刺激臭がややある。
1:刺激臭がある。
(ii)頭髪に対する染毛力の評価
上記(i)の方法で染毛された頭髪を観察し、染毛力を下記の基準に従って評価した。
<染毛力>
5:比較例1を対照として非常に良好。
4:比較例1を対照として良好。
3:比較例1を対照として同等。
2:比較例1を対照としてやや不良。
1:比較例1を対照として不良。
(iii)シャンプー時のしっとり感、ツル感、柔らかさの評価
染毛後の頭髪をシャンプーし、その時の毛髪のしっとり感、ツル感、及び毛髪の柔らかさを以下の基準に従って官能評価した。
<しっとり感>
5:非常にしっとりしている。
4:かなりしっとりしている。
3:ややしっとりしている。
2:あまりしっとり感がない。
1:しっとり感がない。
<ツル感>
5:非常にツル感がある。
4:かなりツル感がある。
3:ややツル感がある。
2:ツル感がほとんどなくて少しひっかかる。
1:ツル感がなくひっかかる。
<毛髪の柔らかさ>
5:非常に柔らかい。
4:かなり柔らかい。
3:やや柔らかい。
2:やや硬い。
1:かなり硬い。
例えば、前記実施例において、酸化染毛剤第1剤から染料成分除いたものを毛髪脱色剤第1剤とすることができる。また、酸化染毛剤第2剤と同様の組成のものを毛髪脱色剤第2剤とすることができる。そして、それらの毛髪脱色剤第1剤と毛髪脱色剤第2剤との組み合わせを毛髪脱色用品とすることができる。
Claims (9)
- α−オレフィンオリゴマーとモノエタノールアミンとを含有し、
酸化剤と混合して使用される染毛剤又は毛髪脱色剤であることを特徴とする毛髪化粧料。 - 高級アルコールを含有することを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料。
- 前記高級アルコールがアルケニル基を有することを特徴とする請求項2に記載の毛髪化粧料。
- 非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 前記非イオン性界面活性剤がアルケニル基を有するエーテル型非イオン性界面活性剤であることを特徴とする請求項4に記載の毛髪化粧料。
- カチオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 前記α−オレフィンオリゴマーの配合量は0.1〜5重量%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 液状組成物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の毛髪化粧料からなる第1剤と、酸化剤を含む第2剤と、から成ることを特徴とする毛髪化粧用品。
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