JP4082941B2 - 三方弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1〜第3の出入口を有し、第1〜第3の全ての出入口を開く第1全開切換位置と第2の出入口のみを閉じる第2片閉切換位置と第3の出入口のみを閉じる第3片閉切換位置とに切換自在な三方弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の三方弁としては、例えば図11〜図16に示すものがある。すなわち、三方弁1の弁箱2には第1〜第3の出入口3〜5が形成されている。弁箱2の内部には、上記第1〜第3の全ての出入口3〜5が開く第1全開切換位置A(図11参照)と第2の出入口4のみが閉じる第2片閉切換位置B(図12参照)と第3の出入口5のみが閉じる第3片閉切換位置C(図13参照)とに回転自在な弁体6を備えている。上記弁体6には回転自在な弁棒7が設けられ、この弁棒7の先端部には減速機(図示省略)を介して操作用ハンドル(図示省略)等が取付けられている。作業者が操作用ハンドルを回すことによって、弁棒7が回転し、弁体6が回転軸心16周りに回転して上記各切換位置A〜Cに切換えられる。
【0003】
図11に示すように、上記弁体6には、第1全開切換位置Aにおいて、第1の出入口3に対して開口する円筒状の第1の開口部8と、第2の出入口4に対して開口する円筒状の第2の開口部9と、第3の出入口5に対して開口する円筒状の第3の開口部10とが形成されている。弁体6内には、上記第1〜第3の開口部8〜10に連通するT形状の弁体流路11が形成されている。
【0004】
また、弁箱2内の第2の出入口4側には、第2の出入口4の流路軸心4aを中心とするリング状の一方の弁箱シート12aが設けられるとともに、弁箱2内の第3の出入口5側には、第3の出入口5の流路軸心5aを中心とするリング状の他方の弁箱シート12bが設けられている。
【0005】
また、弁体6には、第2片閉切換位置B(図12参照)に切換えた場合に上記一方の弁箱シート12aに圧接され且つ第3片閉切換位置C(図13参照)に切換えた場合に上記他方の弁箱シート12bに圧接される弁体シート14がボルト,ナット15を介して取付けられている。図14に示すように、上記弁体シート14は、周縁部に傾斜部14aを有する円形の皿形状に形成されており、上記第1の開口部8の反対側に位置している。
【0006】
尚、第1〜第3の出入口3〜5にはそれぞれ配管(図示せず)が接続されている。
これによると、作業者が操作用ハンドルを回すことによって、図11に示すように、弁体6を第1全開切換位置Aに切換えた場合、第1の開口部8が第1の出入口3に対して開口するとともに、第2の開口部9が第2の出入口4に対して開口し、第3の開口部10が第3の出入口5に対して開口するため、第1〜第3の全ての出入口3〜5が開く。これにより、第2および第3の出入口4,5から流入した流体(都市ガス等)が弁体流路11を通って第1の出入口3から排出される。
【0007】
また、図12に示すように、弁体6を第2片閉切換位置Bに切換えた場合、第1の開口部8が第3の出入口5に対して開口するとともに、第2の開口部9が第1の出入口3に対して開口するため、第1の出入口3と第3の出入口5とが開く。この際、弁体シート14の傾斜部14aが一方の弁箱シート12aのシール面13に圧接するため、第2の出入口4は閉鎖されて水密にシールされる。これにより、第3の出入口5から流入した流体が弁体流路11を通って第1の出入口3から排出される。
【0008】
同様に、図13に示すように、弁体6を第3片閉切換位置Cに切換えた場合、第1の出入口3と第2の出入口4とが開く。この際、弁体シート14の傾斜部14aが他方の弁箱シート12bのシール面13に圧接するため、第3の出入口5は閉鎖されて水密にシールされる。これにより、第2の出入口4から流入した流体が弁体流路11を通って第1の出入口3から排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、図11,図14に示すように、弁体6を第1全開切換位置Aに切換えた場合、配管内や流体中に存在する異物(溶接スラグ等)が、弁体6の第1の開口部8から両弁箱シート12a,12bのシール面13に連通する空間S1へ入り込み、弁箱シート12a,12bのシール面13を傷付ける恐れがあった。
【0010】
また、図12,図15に示すように、弁体6を第2片閉切換位置Bに切換えた場合、上記異物が弁体6の第2および第3の開口部9,10から他方の弁箱シート12bのシール面13に連通する空間S2へ入り込み、他方の弁箱シート12bのシール面13を傷付ける恐れがあった。さらに、図16に示すように、上記異物が弁体6の第2および第3の開口部9,10から一方の弁箱シート12aのシール面13に連通する空間S3へ入り込み、一方の弁箱シート12aのシール面13を傷付ける恐れがあった。
【0011】
また、図13に示すように、弁体6を第3片閉切換位置Cに切換えた場合、同様に、上記異物が弁体6の第2および第3の開口部9,10から一方の弁箱シート12aのシール面13に連通する空間S3へ入り込み、一方の弁箱シート12aのシール面13を傷付ける恐れがあった。さらに、上記異物が弁体6の第2および第3の開口部9,10から他方の弁箱シート12bのシール面13に連通する空間S2へ入り込み、他方の弁箱シート12bのシール面13を傷付ける恐れがあった。
【0012】
本発明は、弁体を各切換位置に切換えた場合、異物が弁体の第1〜第3の各開口部から弁箱シートに連通する空間内へ入り込んで弁箱シートを傷付けるといった不具合を防止できる三方弁を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、弁箱に第1〜第3の出入口を有し、弁箱内に、上記第1〜第3の全ての出入口が開く第1全開切換位置と第2の出入口のみが閉じる第2片閉切換位置と第3の出入口のみが閉じる第3片閉切換位置とに回転自在な弁体を備えた三方弁であって、上記第1全開切換位置において、第1の出入口に対して開口する第1の開口部と第2の出入口に対して開口する第2の開口部と第3の出入口に対して開口する第3の開口部とが弁体に形成され、上記弁箱内の第2の出入口側に、第2の出入口の流路軸心を中心とするリング状の一方の弁箱シートが設けられるとともに、第3の出入口側に、第3の出入口の流路軸心を中心とするリング状の他方の弁箱シートが設けられ、上記弁体に、一対の円盤部材と、第2片閉切換位置に切換えた場合に上記一方の弁箱シートに圧接され且つ第3片閉切換位置に切換えた場合に上記他方の弁箱シートに圧接される弁体シートとが設けられ、上記両円盤部材は第1の開口部の流路軸心を中心として形成され、一方の円盤部材が第1の開口部側に配置されるとともに他方の円盤部材が第1の開口部の反対側に配置されて、上記両円盤部材間に上記第2の開口部と第3の開口部とが位置し、上記弁箱内面にリング状の第1〜第3の突起部が形成され、上記第1の突起部は、第1の出入口の流路軸心を中心とし、且つ、弁体を第1全開切換位置に切換えた場合、弁体の第1の開口部の先端と弁箱内面との間に突出して、第1の開口部から両弁箱シートに連通する空間を狭窄し、上記第2および第3の突起部は、第2および第3の出入口の流路軸心を中心とし、且つ、上記両弁箱シート間に位置し、上記弁体を第2片閉切換位置に切換えた場合、一方の円盤部材が第3の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から他方の弁箱シートに連通する空間を狭窄するとともに、他方の円盤部材が第2の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から一方の弁箱シートに連通する空間を狭窄し、上記弁体を第3片閉切換位置に切換えた場合、一方の円盤部材が第2の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から一方の弁箱シートに連通する空間を狭窄するとともに、他方の円盤部材が第3の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から他方の弁箱シートに連通する空間を狭窄するものである。
【0014】
これによると、弁体を第1全開切換位置に切換えた場合、第1の突起部が弁体の第1の開口部の先端と弁箱内面との間に突出しているため、弁体の第1の開口部の先端と弁箱内面との間に形成される隙間が上記第1の突起部によって全周にわたり減少する。これにより、第1の開口部から弁体の外側を通って両弁箱シートに連通する空間の一部が上記第1の突起部によって狭窄されるため、異物が第1の開口部から上記空間に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって弁箱シートが異物によって傷付けられるのを防止することができる。
【0015】
また、弁体を第2片閉切換位置に切換えた場合、一方の円盤部材が第3の突起部の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部から弁体の外側を通って他方の弁箱シートに連通する空間の一部が一方の円盤部材と第3の突起部とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部から上記空間に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、他方の弁箱シートが異物によって傷付けられるのを防止することができる。さらに、他方の円盤部材が第2の突起部の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部から弁体の外側を通って一方の弁箱シートに連通する空間の一部が他方の円盤部材と第2の突起部とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部から上記空間に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、一方の弁箱シートが異物によって傷付けられるのを防止することができる。
【0016】
また、弁体を第3片閉切換位置に切換えた場合、一方の円盤部材が第2の突起部の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部から弁体の外側を通って一方の弁箱シートに連通する空間の一部が一方の円盤部材と第2の突起部とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部から上記空間に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、一方の弁箱シートが異物によって傷付けられるのを防止することができる。さらに、他方の円盤部材が第3の突起部の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部から弁体の外側を通って他方の弁箱シートに連通する空間の一部が他方の円盤部材と第3の突起部とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部から上記空間に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、他方の弁箱シートが異物によって傷付けられるのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。尚、先に述べた従来のものと同一の部材については同じ符号を付記して説明を省略する。
【0018】
図7〜図10に示すように、弁体6には互いに平行な一対の円盤部材30a,30bが設けられている。両円盤部材30a,30bは、第1の開口部8の流路軸心8aから第2および第3の開口部9,10までの距離をRとすると、上記流路軸心8aを中心として半径Rの円に形成されている。このうち、図7に示すように、一方の円盤部材30aは弁体6の回転軸心16に対して第1の開口部8側に配置され、他方の円盤部材30bは上記回転軸心16に対して第1の開口部8の反対側に配置され、両円盤部材30a,30b間に第2の開口部9と第3の開口部10とが位置している。また、両円盤部材30a,30b間の間隔は第2および第3の開口部9,10の直径に等しく形成されている。
【0019】
図1〜図6に示すように、弁箱2の内面には、リング状の第1〜第3の突起部31〜33が溶接(又は一体成形)されて設けられている。このうち、図2,図5に示すように、上記第1の突起部31は、第1の出入口3の流路軸心3a(中心線)を中心として同軸上に配置されて第1の出入口3の奥に位置し、図1,図4に示すように、弁体6を第1全開切換位置Aに切換えた場合、弁体6の第1の開口部8の先端8bと弁箱2の内面との間に全周にわたり突出している。
【0020】
また、上記第2および第3の突起部32,33は、第2および第3の出入口4,5の流路軸心4a,5aを中心として同軸上に配置されており、且つ、両弁箱シート12a,12b間に位置している。
【0021】
図2に示すように、弁体6を第2片閉切換位置Bに切換えた場合、図5に示すように、一方の円盤部材30aが第3の突起部33の内周側へ嵌り込むとともに、図6に示すように、他方の円盤部材30bが第2の突起部32の内周側へ嵌り込むように構成されている。
【0022】
また、図3に示すように、弁体6を第3片閉切換位置Cに切換えた場合、同様に、一方の円盤部材30aが第2の突起部32の内周側へ嵌り込むとともに、他方の円盤部材30bが第3の突起部33の内周側へ嵌り込むように構成されている。
【0023】
以下、上記構成による作用を説明する。
(1)作業者が操作用ハンドルを回して、図1に示すように、弁体6を第1全開切換位置Aに切換えた場合、図4に示すように、第1の突起部31が弁体6の第1の開口部8の先端8bと弁箱2の内面との間に突出しているため、上記第1の開口部8の先端8bと弁箱2の内面との間に形成される隙間が第1の突起部31によって全周にわたり従来よりも減少する。これにより、上記第1の開口部8から弁体6の外側を通って両弁箱シート12a,12bに連通する空間S1の一部が第1の突起部31によって狭窄されるため、異物が第1の開口部8から上記空間S1に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、両弁箱シート12a,12bのシール面13が異物によって傷付けられるのを防止することができる。尚、この場合、第1の開口部8の先端8bと第1の突起部31との間には、それぞれ、約2mm〜4mm程度の微小な隙間が形成される。
【0024】
(2)また、図2に示すように、弁体6を第2片閉切換位置Bに切換えた場合、図5に示すように、一方の円盤部材30aが第3の突起部33の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部9,10から弁体6の外側を通って他方の弁箱シート12bに連通する空間S2の一部が一方の円盤部材30aと第3の突起部33とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部9,10から上記空間S2に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、他方の弁箱シート12bのシール面13が異物によって傷付けられるのを防止することができる。
【0025】
さらに、図6に示すように、他方の円盤部材30bが第2の突起部32の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部9,10から弁体6の外側を通って一方の弁箱シート12aに連通する空間S3の一部が他方の円盤部材30bと第2の突起部32とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部9,10から上記空間S3に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、一方の弁箱シート12aのシール面13が異物によって傷付けられるのを防止することができる。尚、この場合、一方の円盤部材30aの外周縁と第3の突起部33の内周縁との間、並びに、他方の円盤部材30bの外周縁と第2の突起部32の内周縁との間には、それぞれ、約2mm〜4mm程度の微小な隙間が形成される。
【0026】
(3)また、図3に示すように、弁体6を第3片閉切換位置Cに切換えた場合、一方の円盤部材30aが第2の突起部32の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部9,10から弁体6の外側を通って一方の弁箱シート12aに連通する空間S3の一部が一方の円盤部材30aと第2の突起部32とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部9,10から上記空間S3に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、一方の弁箱シート12aのシール面13が異物によって傷付けられるのを防止することができる。
【0027】
さらに、他方の円盤部材30bが第3の突起部33の内周側へ嵌り込むため、第2および第3の開口部9,10から弁体6の外側を通って他方の弁箱シート12bに連通する空間S2の一部が他方の円盤部材30bと第3の突起部33とによって狭窄される。これにより、異物が第2および第3の開口部9,10から上記空間S2に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、他方の弁箱シート12bのシール面13が異物によって傷付けられるのを防止することができる。尚、この場合、一方の円盤部材30aの外周縁と第2の突起部32の内周縁との間、並びに、他方の円盤部材30bの外周縁と第3の突起部33の内周縁との間には、それぞれ、約2mm〜4mm程度の微小な隙間が形成される。
【0028】
上記(1)〜(3)に示すように各弁箱シート12a,12bのシール面13が異物によって傷付けられることを防止し得るため、シール性能が向上する。
上記実施の形態では、第1〜第3の突起部31〜33を弁箱2の内面に溶接しているが、溶接に限定されるものではなく、弁箱2の内面に肉盛りして第1〜第3の突起部31〜33を形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、弁体を各切換位置に切換えた場合、弁体に設けられた一対の円盤部材と弁箱内面に設けられた第1〜第3の各突起部とによって、弁体の第1〜第3の各開口部から弁体の外側を通って両弁箱シートに連通する各空間が狭窄される。これにより、異物が上記第1〜第3の各開口部から上記各空間に入り込むことをほとんど阻止でき、したがって、両弁箱シートが上記異物によって傷付けられるのを防止することができ、シール性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における三方弁の断面図であって、弁体を第1全開切換位置に切換えた状態を示す。
【図2】同、三方弁の断面図であって、弁体を第2片閉切換位置に切換えた状態を示す。
【図3】同、三方弁の断面図であって、弁体を第3片閉切換位置に切換えた状態を示す。
【図4】図1における一部拡大図であって、(a)は図1のX部の拡大図、(b)は図1のY部の拡大図を示す。
【図5】図2における一部拡大図であって、(a)は図2のW部の拡大図、(b)は図2のX部の拡大図を示す。
【図6】図2における一部拡大図であって、(a)は図2のY部の拡大図、(b)は図2のZ部の拡大図を示す。
【図7】同、三方弁の弁体の図であって、弁棒の軸心方向から見た一部断面図である。
【図8】図7におけるX−X矢視図である。
【図9】図7におけるY−Y矢視図である。
【図10】図7におけるZ−Z矢視図である。
【図11】従来の三方弁の断面図であって、弁体を第1全開切換位置に切換えた状態を示す。
【図12】同、三方弁の断面図であって、弁体を第2片閉切換位置に切換えた状態を示す。
【図13】同、三方弁の断面図であって、弁体を第3片閉切換位置に切換えた状態を示す。
【図14】図11における一部拡大図であって、(a)は図11のX部の拡大図、(b)は図11のY部の拡大図を示す。
【図15】図12における一部拡大図であって、(a)は図12のW部の拡大図、(b)は図12のX部の拡大図を示す。
【図16】図12における一部拡大図であって、(a)は図12のY部の拡大図、(b)は図12のZ部の拡大図を示す。
【符号の説明】
1 三方弁
2 弁箱
3〜5 第1〜第3の出入口
3a 第1の出入口の流路軸心
4a 第2の出入口の流路軸心
5a 第3の出入口の流路軸心
6 弁体
8〜10 第1〜第3の開口部
8a 第1の開口部の流路軸心
12a,12b 弁箱シート
14 弁体シート
30a,30b 円盤部材
31〜33 第1〜第3の突起部
A 第1全開切換位置
B 第2片閉切換位置
C 第3片閉切換位置
S1 第1の開口部から両弁箱シートに連通する空間
S2 第2および第3の開口部から他方の弁箱シートに連通する空間
S3 第2および第3の開口部から一方の弁箱シートに連通する空間

Claims (1)

  1. 弁箱に第1〜第3の出入口を有し、弁箱内に、上記第1〜第3の全ての出入口が開く第1全開切換位置と第2の出入口のみが閉じる第2片閉切換位置と第3の出入口のみが閉じる第3片閉切換位置とに回転自在な弁体を備えた三方弁であって、上記第1全開切換位置において、第1の出入口に対して開口する第1の開口部と第2の出入口に対して開口する第2の開口部と第3の出入口に対して開口する第3の開口部とが弁体に形成され、上記弁箱内の第2の出入口側に、第2の出入口の流路軸心を中心とするリング状の一方の弁箱シートが設けられるとともに、第3の出入口側に、第3の出入口の流路軸心を中心とするリング状の他方の弁箱シートが設けられ、上記弁体に、一対の円盤部材と、第2片閉切換位置に切換えた場合に上記一方の弁箱シートに圧接され且つ第3片閉切換位置に切換えた場合に上記他方の弁箱シートに圧接される弁体シートとが設けられ、上記両円盤部材は第1の開口部の流路軸心を中心として形成され、一方の円盤部材が第1の開口部側に配置されるとともに他方の円盤部材が第1の開口部の反対側に配置されて、上記両円盤部材間に上記第2の開口部と第3の開口部とが位置し、上記弁箱内面にリング状の第1〜第3の突起部が形成され、上記第1の突起部は、第1の出入口の流路軸心を中心とし、且つ、弁体を第1全開切換位置に切換えた場合、弁体の第1の開口部の先端と弁箱内面との間に突出して、第1の開口部から両弁箱シートに連通する空間を狭窄し、上記第2および第3の突起部は、第2および第3の出入口の流路軸心を中心とし、且つ、上記両弁箱シート間に位置し、上記弁体を第2片閉切換位置に切換えた場合、一方の円盤部材が第3の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から他方の弁箱シートに連通する空間を狭窄するとともに、他方の円盤部材が第2の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から一方の弁箱シートに連通する空間を狭窄し、上記弁体を第3片閉切換位置に切換えた場合、一方の円盤部材が第2の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から一方の弁箱シートに連通する空間を狭窄するとともに、他方の円盤部材が第3の突起部の内周側へ嵌り込んで、第2および第3の開口部から他方の弁箱シートに連通する空間を狭窄することを特徴とする三方弁。
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