JP4079857B2 - 接続装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばIC(集積回路)等が装着されるICソケットである接続装置の製造方法に係わり、特に、前記接続装置内に搭載されるスパイラル接触子を所定高さを有する立体形状に適切に成形できるとともに、スパイラル接触子のへたり率を低減できる接続装置の製造方法に関する。
特許文献1に記載されている半導体検査装置は、半導体を外部の回路基板などに電気的に仮接続させるものである。半導体の背面側には格子状またはマトリックス状に配置された多数の球状接触子が設けられており、これに対向する絶縁基板上には多数の凹部が設けられ、この凹部内にスパイラル接触子が対向配置されている。
前記半導体の背面側を前記絶縁基板に向けて押圧すると、前記球状接触子の外表面に前記スパイラル接触子が螺旋状に巻き付くように接触するため、個々の球状接触子と個々のスパイラル接触子との間の電気的接続が確実に行われるようになっている。
特開2002−175859号公報 特願2002−167999号
ところでこの特許文献1におけるスパイラル状接触子2は、平面的な形態であり、立体フォーミングは施されていない。
しかし、前記スパイラル状接触子をある程度、立体フォーミングしておいた方が、前記球状接触子との電気的接続を良好且つ確実なものにできて好ましい。
例えば前記立体フォーミングは以下の方法によって実現することが可能である。
図16は、スパイラル接触子50の平面図である。図17に示すように、前記スパイラル接触子50は、まず平面的に形成され、前記スパイラル接触子50の基部50bが、接着剤51を介して基台52に接合される。なお前記基台52には前記スパイラル接触子50と対向する位置に穴部52aが設けられている。
図17に示すように、前記スパイラル接触子50の下方から前記穴部52a内に突出調整部材70を通し、前記突出調整部材70を前記スパイラル接触子50の各ターン毎の接触子片50aに当接させて上方に押し上げ、図18に示すように、各接触子片50aを上方に突き出す。そして前記突出調整部材70を取り除く。
しかしながら、図17ないし図18に示す立体フォーミング工程を施したスパイラル接触子20には、以下のような問題点が発生した。
まず、前記スパイラル接触子50は、通常、接続装置に一個ではなく複数個設けられている。図17ないし図18に示す立体フォーミング方法では、個別に前記スパイラル接触子50を立体成形していくため、各スパイラル接触子50の高さ寸法にばらつきが生じやすくなっていた。
次に、図18工程のときに、前記スパイラル接触子50の高さ寸法H1を、前記突出調整部材70により所定高さに調整しても、前記突出調整部材70を取り除くと、スプリングバックにより、前記スパイラル接触子50の高さ寸法がH1からH2に小さくなってしまう(図19)。
このため図18の段階で、後のスプリングバック量を計算に入れながら必要以上に前記スパイラル接触子50の高さ寸法H1を高くしなければならない。しかしこの際、前記スパイラル接触子50に強い応力がかかって、前記スパイラル接触子50の各接触子片50aが折れたりするなどの不具合を生じやすくなっていた。
また、上記したスプリングバックのために、何度も前記突出調整部材70を用いてスパイラル接触子50の高さ調整をしないと、前記突出調整部材70を除去した後で、前記スパイラル接触子50の高さ寸法H2を必要な高さに維持できず、スパイラル接触子50の立体フォーミング工程に時間がかかり作業が煩雑化していた。
また特許文献1に記載されている半導体検査装置は、例えばバーンイン試験と呼ばれる高温動作確認等の試験に使用されるものであるが、かかる場合、高い加熱温度により、立体成形されていたスパイラル接触子50がへたってしまい、図17に示す平面的な形状に近い状態にまで戻りやすかった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特にスパイラル接触子を立体成形した後、熱処理を施すことで、所定高さの立体形状に形成できるとともに、へたり率を低減できる接続装置の製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、基台と、前記基台に設けられた複数のスパイラル形状の弾性接触子とを有し、電子部品に設けられた複数の外部接続部が、スパイラル形状の弾性接触子にそれぞれ接触する接続装置の製造方法において、
平面形状でスパイラル形状の弾性接触子の基部が前記基台に接合し前記弾性接触子の先部が前記基台に形成された貫通孔に対向するように、前記基台と前記弾性接触子とが重ねられた構造を形成する工程と、
前記弾性接触子が設けられているのと逆側から前記基台の前記貫通孔内に治具を通し前記弾性接触子を押圧して、前記弾性接触子をその先部が前記基台から離れる立体形状とする工程と、
記治具による押圧を維持したまま前記弾性接触子を加熱して立体形状の前記弾性接触子の応力を緩和する熱処理を施す工程とを有し、
前記熱処理後に前記治具を取り除いたときに、前記弾性接触子が、その先部が基台から所定高さ離れた立体形状を維持し、且つ弾性変形可能とされることを特徴とするものである。
本発明では、先端部側から後端部側に向けて徐々に幅寸法が広がる突出部を備えた前記治具を用い、前記治具の先端部で前記弾性接触子を押圧する。
また本発明では、前記治具により、前記スパイラル形状の弾性接触子の前記先部を押圧することが好ましい。これにより前記弾性接触子を、その中心付近が最も高い位置に突き出す山型形状に適切に形成できる。
本発明では前記処理工程により、前記弾性接触子を構成する金属元素の結晶状態が変化し、立体形状を維持したまま結晶状態が安定化し、また応力も緩和されるため、前記弾性接触子を所定高さの立体形状に適切に形成できるとともに、前記接続装置の繰返し使用によっても前記弾性接触子のへたり率を従来より低減できる。
発明では、前記弾性接触子を治具を用いて立体成形し、前記処理工程を施した後に、前記治具を取り外すすなわち前記治具を設置した状態のまま前記処理を施す。治具によって立体成形された弾性接触子はその状態のまま前記処理が施されて力の緩和が図られるから、治具によって立体成形されたときの高さ寸法から、あまりへたること無く、所定高さ寸法を有する立体形状に形成できる。
また本発明では、前記処理工程を施した後、前記処理工程よりも高い加熱温度で且つ長い加熱時間の第2の熱処理工程を施すことが、記接続装置の繰返し使用によっても前記弾性接触子のへたり率を従来より効果的に低減できる。
また本発明では、前記2の熱処理工程を、前記治具を取り外した後に施してもよい。
また本発明では、前記第2の熱処理工程の加熱温度、前記接続装置の実使用の環境温度よりも高い温度に設定することが好ましい。これにより接続装置の実使用の環境温度にさらされても、前記弾性接触子のへたり量を適切に抑制でき、前記弾性接触子を所定高さ寸法を有する立体形状に長期間、維持できる。また本発明では、前記第2の熱処理工程の加熱温度を、バーンイン試験での加熱温度よりも高い温度に設定することが好ましい。
なお本発明では、前記第2の熱処理工程の加熱温度を、170℃〜200℃の間、加熱時間を20時間〜200時間の間とすることが好ましい。
また本発明では、前記処理工程の加熱温度を、100〜200℃の間で、加熱時間を30分〜12時間の間とすることが好ましい。
また本発明では、前記熱処理工程の加熱温度を、前記接続装置の実使用の環境温度よりも高い温度に設定することが好ましい。また、前記熱処理工程の加熱温度を、バーンイン試験での加熱温度よりも高い温度に設定することが好ましい。また、前記熱処理工程の加熱温度を、170℃〜200℃の間、加熱時間を20時間〜200時間の間とすることが好ましい。
また本発明では、各弾性接触子を、前記治具を用いて同時に立体成形することが、各弾性接触子の高さ寸法にばらつきが発生するのを抑制できて好ましい。
なお本発明では、前記弾性接触子を箔体あるいはメッキ、または箔体とメッキ層との積層構造で形成した場合に、特に効果がある。メッキや箔体で形成された弾性接触子は非常に小さい構造のため、前記弾性接触子を立体成形するための治具のみで高さ調整をすることが非常に難しいこと、熱処理を施さないと、メッキや箔体による弾性接触子は非晶質状態、あるいは部分的な結晶化状態のため、立体成形されても実使用の環境下での様々な要因により結晶状態が流動的に変化しやすく、塑性変形が生じやすいこと、などによる。
本発明ではスパイラル接触子を立体成形した後、熱処理工程を施すことにより、前記スパイラル接触子を構成する金属元素の結晶状態が変化し、立体形状を維持したまま結晶状態が安定化し、また応力も緩和されるため、前記スパイラル接触子を所定高さの立体形状に適切に形成できるとともに、前記接続装置の繰返し使用によっても前記スパイラル接触子のへたり率を従来より低減できる。
図1は電子部品の動作を確認するための試験に用いられる検査装置を示す斜視図、図2は図1の2−2線における断面図を示し、電子部品が装着された状態の断面図である。
図1に示すように、検査装置10は基台11と、この基台11の一方の縁部に設けられたひんじ部13を介して回動自在に支持された蓋体12とで構成されている。前記基台11および蓋体12は絶縁性の樹脂材料などで形成されており、前記基台11の中心部には図示Z2方向に凹となる装填領域11Aが形成されている。そして、前記装填領域11A内に半導体などの電子部品1が装着できるようになっている。また基台11の他方の縁部には、被ロック部14が形成されている。
図2に示すように、この検査装置10は、電子部品1の下面に多数の球状接触子(外部接続部)1aがマトリックス状(格子状または碁盤の目状)に配置されたものを検査対象とするものである。
図2に示すように、前記装填領域11Aには所定の径寸法からなり、装填領域11Aの表面から基台11の裏面に貫通する複数の凹部(スルーホール)11aが、前記電子部品1の球状接触子1aに対応して設けられている。
前記凹部11aの上面(装填領域11Aの表面)には、接触子が渦巻き状に形成された複数のスパイラル接触子20が設けられている。
図3は前記スパイラル接触子20の斜視図である。図3に示すように、前記スパイラル接触子20は基台11に、図示X方向及びY方向に所定間隔を空けて複数形成されている。
前記各スパイラル接触子20は、図3のように、前記凹部11aの上方の開口端の縁部に固定された基部21を有し、スパイラル接触子20の巻き始端22が前記基部21側に設けられている。そして、この巻き始端22から渦巻き状に延びる巻き終端23が前記凹部11aの中心に位置するようになっている。
前記凹部11aの内壁面には図示しない導通部が形成されており、導通部の上端と前記スパイラル接触子20の前記基部21とが導電性接着材などで接続されている。また凹部11aの下方の開口端は前記導通部に接続された接続端子18で塞がれている。
図2に示すように、前記基台11の下方には複数の配線パターンやその他の回路部品を有するプリント基板29が設けられており、前記基台11はこのプリント基板29上に固定されている。前記プリント基板29の表面には前記基台11の底面に設けられた接続端子18に対向する対向電極28が設けられており、前記各接続端子18が各対向電極28にそれぞれ接触することにより、電子部品1とプリント基板29とが検査装置10を介して電気的に接続される。
一方、検査装置10の蓋体12の内面の中央の位置には、電子部品1を図示下方に押し付ける凸形状の押圧部12aが前記装填領域11Aに対向して設けられている。また前記ひんじ部13と逆側となる位置にはロック部15が形成されている。
前記蓋体12の内面と押圧部12aとの間には前記押圧部12aを蓋体12の内面から遠ざかる方向に付勢するコイルスプリングなどからなる付勢部材が設けられている(図示せず)。従って、電子部品1を前記凹部11a内に装着して蓋体12を閉じてロックすると、電子部品1を装填領域11Aの表面に接近する方向(Z2方向)に弾性的に押し付けることが可能となっている。
前記基台11の装填領域11Aの大きさは、前記電子部品1の外形とほぼ同じ大きさであり、電子部品1を前記装填領域11Aに装着して蓋体12をロックすると、電子部品1側の各球状接触子1aと検査装置10側の各スパイラル接触子20とが正確に対応して位置決めできるようになっている。
蓋体12のロック部15が基台11の被ロック部14にロックされると、電子部品1が前記押圧部12aによって図示下方に押し付けられるため、前記各球状接触子1aが各スパイラル接触子20を凹部11aの内部方向(図示下方)に押し下げる。同時に、スパイラル接触子20の外形は、前記巻き終端23から巻き始端22方向(渦巻きの中心から外方向)に押し広げられるように変形し、前記球状接触子1aの外表面を抱き込むように巻き付き、各球状接触子1aと各スパイラル接触子20とが接続される。
図3に示す各スパイラル接触子20は、その巻き終端23付近が最も高く突き出すように山型形状に立体成形されたものである。
本発明におけるスパイラル接触子20は、次のような方法によって製造される。図4ないし図9は本発明におけるスパイラル接触子20の製造方法(第1の製造方法)を示す一工程図である。
図4に示す符号30は、基板であり、前記基板30は絶縁基板でも導電基板でもどちらでもよい。
図4に示す工程では、前記基板30上にレジスト層31を例えばスピンコートなどで塗布し、露光現像により、図6に示すスパイラル接触子20の形状のパターン31aを形成する。
次に前記パターン31a内にスパイラル接触子20を構成する各接触子片20a及び基部21をメッキ形成する。
ここで前記接触子片20a及び基部21を単層でメッキ形成しても、材質の異なる複数の層を積層してメッキ形成してもどちらでもよい。例えば前記接触子片20a及び基部21を、CuとNi、あるいはNiとAuなどを積層メッキ形成する。
なお図4工程で、基板30に絶縁基板を用いた場合には、前記レジスト層31を塗布する前に前記基板30上にメッキ下地層をスパッタ法などで形成しておく必要があるが、前記基板30に導電基板を用いた場合には、前記メッキ下地層の形成は必要ない。
次に図5に示す工程では、まず前記レジスト層31を薬品により除去する。次に、各スパイラル接触子20の基部21間を接合部材32によって繋ぐ。前記接合部材32には、ちょうど前記スパイラル接触子20よりも一回り大きい穴部32aが設けられており、この穴部32aとスパイラル接触子20とを位置合わせし、前記スパイラル接触子20の基部21上に前記接合部材32を貼り付ける。前記接合部材32は例えばポリイミド等で形成される。そして前記基板30を除去する。
図5の時点において、各スパイラル接触子20を真上から見ると図6に示す形状になっている。図4、図5に示す工程で形成された前記スパイラル接触子20は平面的に形成され、前記スパイラル接触子20を構成する各接触子片20aは全てほぼ同じ高さとなっている。
次に図7に示す工程で、接合部材32によって繋げられた各スパイラル接触子20を、異方性導電接着剤33を介して基台11に接合する。なお前記基台11には前記スパイラル接触子20と対向する位置に凹部11aが設けられ、前記スパイラル接触子20と前記凹部11aとの位置を合わせて、各スパイラル接触子20を前記基台11に接合する。
図8工程では、各スパイラル接触子20の基部21間を繋げている接合部材32上に固定部材35を設け、この工程で行われる前記スパイラル接触子20の立体成形の際に、前記基台11ががたつかないように、前記固定部材35により前記基台11を固定する。
この固定部材35には、ちょうどスパイラル接触子20が形成されている位置に穴部35aが設けられており、前記スパイラル接触子20の立体成形の際に、前記固定部材35が邪魔にならないようになっている。
前記固定部材35は、少なくとも前記スパイラル接触子20を構成する各接触子片20a上に設けられていなければ、前記接合部材32上ではなく他の位置に設けられていてもよい。
次に図8に示すように、前記基台11に設けられた凹部11aに突出調整部材36を通し、前記突出調整部材36を上方に向けて押し上げる。
ところで本発明における前記突出調整部材36は、土台36aと、前記土台36aから上方に向けて突き出す突出部36bとで構成され、図8では前記突出部36bを高さ方向から切断したとき、その断面は二等辺三角形の形状となっている。すなわち前記突出部36bの両側部36b1,36b1は、下方に向けて徐々に前記突出部36bの断面の幅が広がるように傾斜している。
本発明では前記突出部36bの頂点部36cを、例えば図6に示すスパイラル接触子20の各接触子片20a間の空間部のうち、ちょうど前記巻き終端2の脇に存在し行き止まりとなっている空間部Aに位置合わせし、この空間部Aに前記突出部36bの頂点部36cを通して、前記スパイラル接触子20を上方に突き上げる。
前記突出部36bの両側部36b1,36b1は、下方に向けて前記突出部36bの幅寸法が徐々に広がるように傾斜しているため、前記突出部36bを上方に突き上げて前記スパイラル接触子20を立体成形すると、前記スパイラル接触子20の各接触子片20aは、その巻き終端22から巻き終端23に向うほど徐々に高さ位置が高くなるように突き上げられやすく、所定の山型形状に前記スパイラル接触子20を立体成形しやすい。
前記突出部36bの断面形状は図8のものに限らないが、図10のように、少なくとも突出部40の先端部40aの両側部40a1,40a1が、下方に向けて徐々に前記突出部40の断面の幅が広がるように湾曲、あるいは傾斜する形態であることが好ましい。
図11のように、突出部41の断面が略矩形状であり、前記突出部41の上面41aが平面形状で広く形成されていると、特に前記スパイラル接触子20との位置合わせが正確に行われていないと、全体的にバランスよく立体成形されず、ある一部位に強いストレスが加わって、その部位が折れたり損傷したりするなどの不具合が生じやすい。
また図8に示す突出調整部材36は、図12に示すように、土台26a上に複数の突出部36b(図12には2つの突出部のみに符号が付されている)が設けられた形態であることが好ましい。
図12に示す突出部36bは円錐形である。各突出部36bは、各スパイラル接触子20と対向する位置に設けられており、図12に示すように、土台36aのX方向及びY方向に所定間隔を有して規則的に設けられている。
図12に示すような突出調整部材36を用いれば、複数あるスパイラル接触子20を同時に立体成形でき、各スパイラル接触子20の高さ寸法のばらつきを抑制できる。
本発明では、上記のように図8工程で前記スパイラル接触子20を立体成形するが、前記立体成形した後に、第1の熱処理を施す点に特徴がある。
前記第1の熱処理を施すことで、前記スパイラル接触子20を構成する金属元素の結晶状態を変化させ、立体形状を維持したまま結晶状態を安定化させることができるとともに、また応力も緩和できるため、前記スパイラル接触子を所定高さの立体形状に適切に形成できる。
このため前記突出調整部材36を取り除いても、前記スパイラル接触子20のスプリングバック量を小さくでき、よって図8工程でのスパイラル接触子20を立体成形した際の高さ寸法H3を必要以上に高くする必要がなくなる。この結果、従来のように、将来の大きなスプリングバックを見込んで、立体成形の際に必要以上にスパイラル接触子20を上方に突き上げ、前記スパイラル接触子20の各接触子片20aに多大な応力が加えられて生じた折れなどの損傷を未然に防止することができる。
上記した前記第1の熱処理は、図8に示すようにスパイラル接触子20を突出調整部材36を用いて立体成形した後、前記突出調整部材36を取り外さないで行うことが好ましい。第1の熱処理を行う前に前記突出調整部材36を取り外してしまうと、スプリングバックにより、前記スパイラル接触子20が図7に示す平面的な形状に近い状態にまで戻ってしまうからである。
よって図8のように突出調整部材36がスパイラル接触子20を上方に突き上げている状態で第1の熱処理を行う。
この第1の熱処理条件は、加熱温度が100℃〜200℃の間で、加熱時間が30分〜12時間の間であることが好ましい。前記加熱温度は、これよりも低い温度であったり加熱時間が短すぎると、力緩和が適切になされず、前記第1の熱処理工程後に前記突出調整部材36を取り除いたときに、スプリングバックが大きくいものとなってしまう。
次に図9に示す工程では前記突出調整部材36及び固定部材35を取り除く。このとき、スプリングバックにより若干、前記スパイラル接触子20の高さ寸法H4は図8の突出調整部材36を取り除く前に比べて低くなるが、既に第1の熱処理を施しているため、スプリングバック量は小さく、前記スプリング接触子20の高さ寸法H4を許容範囲内に維持できる。
なお図8及び図9では、前記スプリング接触子20の高さ寸法H3,H4を、ちょうど各スパイラル接触子20間を繋ぐ接合部材32の上面から最も高く突き出した接触子片20aの上面までの高さで規定しているが、高さ寸法をどの範囲として規定するかは自由である。
ところで図9工程で、スパイラル接触子20の製造を終了してもよいが、この次に以下の第2の熱処理を施すことが好ましい。
前記第2の熱処理工程は、前記第1の熱処理工程よりも高い加熱温度で且つ長い加熱時間であることが好ましい。
この第2の熱処理工程は、突出調整部材36及び固定部材35を取り除いた後、必要に応じて施される。前記突出調整部材36を取り除き、前記スパイラル接触子20に対し無荷重な状態で前記第2の熱処理を施すことが、応力のさらなる緩和促進させることができて好ましいし、また突出調整部材36を取りに除いてもスプリングバック量は小さいから、元の平面的な形状に近いスパイラル接触子20に戻ることはなく、よって突出調整部材36を取りに除いた後に、第2の熱処理工程を施すことにした方が、どのタイミングで第2の熱処理工程を施すかの選択性を高められる。
この第2の熱処理工程の加熱温度は、前記第1の熱処理工程の加熱温度よりも高いことが必要であるが、前記スパイラル接触子20が設けられている図1に示す検査装置10の実使用の環境温度より高いことがより好ましい。
既に述べたように図1に示す検査装置10は、半導体などの電子部品1の動作を確認するための試験に用いられるもので、前記検査装置10を、ある所定の温度に加熱して試験を行う場合がある。例えばバーンイン試験(高温動作確認のための試験等)がそれに該当し、加熱温度は例えば125℃で加熱時間は24時間である。
このような高温の加熱下において、検査装置10を構成するスパイラル接触子20がへたってしまっては、電子部品1に対する試験を適切に行うことができない。そのため、前記スパイラル接触子20は、検査装置10の実使用の環境温度によってもへたること無く、所定の立体形状を保っていることが必要である。
そこで本発明では、前記スパイラル接触子20を、検査装置10の実使用の環境温度より高い加熱温度で、第2の熱処理工程を施すこととした。
この再加熱処理により、前記スパイラル接触子20を構成するNiやAu、Cuなどの金属あるいは合金属の再結晶化が促され、より熱的に安定したスパイラル接触子20を形成できる。
具体的に、前記第2の熱処理工程での加熱温度を170℃〜200℃の間、加熱時間を20時間〜200時間の間とすることが好ましい。
本発明では、次のような方法(第2の製造方法)によりスパイラル接触子20を立体形成してもよい。
すなわち図4から図7工程まで施した後、図8工程での突出調整部材36より前記スパイラル接触子20を立体形状に突き上げた後に、上記した第1の熱処理工程を施さず、即座に、前記検査装置10の実使用の環境温度より高い加熱温度を有する熱処理工程(以下では、この熱処理を「第3の熱処理」と称す、なお以下において単に「熱処理」と表現するときは、上記した第1、第2及び第3の熱処理を全て含む表現である)を施しても良い。
具体的には、前記第3の熱処理工程の加熱温度を170℃〜200℃の間、加熱時間を20時間〜200時間の間とすることが好ましい。
上記したスパイラル接触子20の製造方法によれば、力緩和の効果的な促進を実現でき、特に検査装置10の実使用の環境温度下においても、へたり率の低いスパイラル接触子20を立体成形することが可能である。
また本発明では、図8に示す突出調整部材36により前記スパイラル接触子20を立体成形し、上記した第3の熱処理工程を施した後に、前記突出調整部材36を取り外すことが好ましい。これにより、前記突出調整部材36を取り外した後における前記スパイラル接触子20の高さ寸法のへたり率をより効果的に低減できる。
なお前記第3の熱処理工程のときにも、図8や図10に示す形状の突出部を有する突出調整部材36を用いることが好ましく、また図12に示す複数の突出部36bを有する突出調整部材36により、複数のスパイラル接触子20を同時に立体成形することが好ましい。
また図4ないし図5に示すスパイラル接触子20はメッキで形成されていたが、前記スパイラル接触子20を箔体で、あるいは箔体とメッキ層との積層構造で形成してもよい。前記スパイラル接触子20をメッキや箔体で形成する本発明では、メッキや箔体で形成されたスパイラル接触子は非常に小さい構造のため、前記スパイラル接触子を立体成形するための治具のみで高さ調整をすることが非常に難しいこと、熱処理を施さないと、メッキや箔体によるスパイラル接触子は非晶質状態、あるいは部分的な結晶化状態のため、立体成形されても実使用の環境下での様々な要因により結晶状態が流動的に変化しやすく、塑性変形が生じやすいこと、などにより、上記した熱処理工程を施すことはスパイラル接触子20を所定の立体形状に長時間維持する点で非常に効果的である。
また上記製造方法では、スパイラル接触子20を山型形状に立体成形していたが、谷型形状に立体成形してもかまわない。
図13は、実際に図6に示すスパイラル接触子20を形成し、このスパイラル接触子20を図8に示す突出調整部材36を用いて立体成形し(段階(A))、第1の熱処理工程を施して前記突出調整部材36を取り除いた後(段階(B))、第2の熱処理を施さず、前記スパイラル接触子20を実使用の環境下においた後(段階(C))、あるいは第2の熱処理を施した後(段階(D))、前記第2の熱処理して前記スパイラル接触子20を実使用の環境下においた後(段階(E))の、各段階でのへたり率を求めた。
具体的な各段階での主条件及び高さ寸法について説明すると、図8に示す突出調整部材36を用いて立体成形した時の段階(A)での、スパイラル接触子20の高さ寸法をH5とし、前記スパイラル接触子20に対し120℃で2時間の第1の熱処理工程を施して、上記段階(B)でのスパイラル接触子20の高さ寸法をH6とし、図1に示す検査装置10内に、前記スパイラル接触子20を設置するとともに、LGAあるいはBGAタイプのICを前記検査装置10内に組み込み、前記検査装置10をバーンイン試験(高温動作確認など)環境にさらした後(加熱温度は150℃で加熱時間は12時間)、前記ICを取り除いた後のスパイラル接触子20の高さ寸法H7を上記段階(C)での高さ寸法とした。
一方、上記段階(B)の後、スパイラル接触子20に対し、第2の熱処理工程を施して(加熱温度を200℃で加熱時間を96時間)、測定したスパイラル接触子20の高さ寸法H8を上記段階(D)での高さ寸法とし、さらに前記スパイラル接触子20を図1に示す検査装置10に設置するとともに、LGAあるいはBGAタイプのICを前記検査装置10内に組み込み、前記検査装置10をバーンイン試験環境にさらした後(加熱温度は150℃で加熱時間は12時間)、前記ICを取り除いた後のスパイラル接触子20の高さ寸法H9を上記段階(E)での高さ寸法とした。
図13に示すように、第1の熱処理後の段階(B)でのスパイラル接触子20の高さ寸法H6は、段階(A)でのスパイラル接触子20の高さ寸法H5に比べて若干、低くなるものの、第2の熱処理を施さず、いきなりスパイラル接触子20をバーンイン試験環境下においた段階(C)では、スパイラル接触子20の高さ寸法H7は、段階(B)での高さ寸法H6に比べて約50〜80%程度、へたってしまうことがわかった。
一方、第1の熱処理を施した後、さらに第2の熱処理を施し(段階(D))、その後、スパイラル接触子をバーンイン試験環境下においた段階(E)では、スパイラル接触子20の高さ寸法H9を、段階(D)での高さ寸法H8に比べて約20%以下程度にまでへたり率を減少させることができることがわかった。
図14では、図13で説明した段階(A)→段階(B)→段階(D)→段階(E)と同じ工程順で、スパイラル接触子20に対し、第1の熱処理工程(120℃で2時間)→第2の熱処理工程(200℃で96時間)を施した後、前記スパイラル接触子20に加えられる応力を変化させながらバーンイン試験環境下(150℃で12時間)に放置し、前記応力を除去した後の前記スパイラル接触子20のへたり率(第2の熱処理工程後におけるスパイラル接触子20の高さに対する)を測定した。
一方、図15では、図13で説明した段階(A)→段階(B)→段階(C)と同じ工程順で、スパイラル接触子20に対し、第1の熱処理工程(120℃で2時間)を施した後、前記スパイラル接触子20に加えられる応力を変化させながらバーンイン試験環境下(150℃で12時間)に放置し、前記応力を除去した後の前記スパイラル接触子20のへたり率(第1の熱処理工程後におけるスパイラル接触子20の高さに対する)を測定した。
図14及び図15に示すように、第2の熱処理を施した図14の実験結果及び第2の熱処理を施さなかった図15の実験結果ともに、応力が大きくなると、それにつれてスパイラル接触子20のへたり率も大きくなるが、図14では、応力を500(MPa)程度まで大きくしても、スパイラル接触子20のへたり率は20%以下であるのに対し、図15では、応力を約200(MPa)以上にすると、スパイラル接触子20のへたり率は20%を越え、さらに応力を約700(MPa)程度まで大きくすると、スパイラル接触子20のへたり率は80%程度まで大きくなってしまうことがわかった。
図13ないし図15に示す実験結果から、スパイラル接触子20に対し第1の熱処理工程を施した後、前記第1の熱処理工程よりも高い加熱温度で且つ長い加熱時間、好ましくは検査装置10の実使用の環境温度より高い加熱温度下で第2の熱処理工程を施すことが、前記スパイラル接触子20のへたり率を低減でき、所定の立体形状を効果的に維持できることがわかった。
電子部品の動作を確認するための試験に用いられる検査装置を示す斜視図、 図1の2−2線における断面図を示し、電子部品が装着された状態の断面図、 本発明におけるスパイラル接触子の形状を示す拡大斜視図、 本発明におけるスパイラル接触子の製造方法を示す一工程図、 図4の次に行われる一工程図、 スパイラル接触子の平面図、 図6の次に行われる一工程図、 図7の次に行われる一工程図、 図8の次に行われる一工程図、 本発明の突出調整部材を構成する突出部の断面図、 好ましくない突出部の断面図、 本発明の突出調整部材の斜視図、 段階(A)ないし段階(E)の各段階におけるスパイラル接触子の高さ及びその変化を示すグラフ、 第1の熱処理、第2の熱処理工程を施した後、バーンイン試験においてスパイラル接触子に種々異なる応力を加え、その応力の大きさと、前記応力を取り除いた後のスパイラル接触子のへたり率との関係を示すグラフ、 第2の熱処理工程を施さないで、第1の熱処理後に、バーンイン試験においてスパイラル接触子に種々異なる応力を加え、その応力の大きさと、前記応力を取り除いた後のスパイラル接触子のへたり率との関係を示すグラフ、 従来におけるスパイラル接触子の平面図、 従来におけるスパイラル接触子の立体成形の方法を説明するための一工程図、 図16の次に行われる一工程図、 図18の次に行われる一工程図、
符号の説明
1 電子部品
1a 球状接触子(外部接続部)
10 検査装置
11 基台
20 スパイラル接触子
20a 接触子片
21 基部
22 巻き始端
23 巻き終端
30 基板
31 レジスト層
31a パターン
32 接合部材
36 突出調整部材
36b、40、41 突出部

Claims (9)

  1. 基台と、前記基台に設けられた複数のスパイラル形状の弾性接触子とを有し、電子部品に設けられた複数の外部接続部が、スパイラル形状の弾性接触子にそれぞれ接触する接続装置の製造方法において、
    平面形状でスパイラル形状の弾性接触子の基部が前記基台に接合し前記弾性接触子の先部が前記基台に形成された貫通孔に対向するように、前記基台と前記弾性接触子とが重ねられた構造を形成する工程と、
    前記弾性接触子が設けられているのと逆側から前記基台の前記貫通孔内に治具を通し前記弾性接触子を押圧して、前記弾性接触子をその先部が前記基台から離れる立体形状とする工程と、
    記治具による押圧を維持したまま前記弾性接触子を加熱して立体形状の前記弾性接触子の応力を緩和する熱処理を施す工程とを有し、
    前記熱処理後に前記治具を取り除いたときに、前記弾性接触子が、その先部が基台から所定高さ離れた立体形状を維持し、且つ弾性変形可能とされることを特徴とする接続装置の製造方法。
  2. 先端部側から後端部側に向けて徐々に幅寸法が広がる突出部を備えた前記治具を用い、前記治具の先端部で前記弾性接触子を押圧する請求項1記載の接続装置の製造方法。
  3. 前記治具により、前記スパイラル形状の弾性接触子の前記先部を押圧する請求項1または2に記載の接続装置の製造方法。
  4. 前記熱処理工程を、100℃〜200℃で、加熱時間を30分〜12時間で行なう請求項1ないし3のいずれかに記載の接続装置の製造方法。
  5. 前記熱処理を施した後に、前記熱処理よりも高い加熱温度で且つ長い加熱時間の第2の熱処理工程を施す請求項1ないし4のいずれかに記載の接続装置の製造方法。
  6. 前記治具を前記基台の裏面側から取り除いた後に、前記第2の熱処理工程を施す請求項5記載の接続装置の製造方法。
  7. 前記第2の熱処理工程を、170℃〜200℃で、加熱時間を20時間〜200時間で行なう請求項6記載の接続装置の製造方法。
  8. 複数の各弾性接触子を、前記治具を用いて同時に立体形状に押圧する請求項1ないし7のいずれかに記載の接続装置の製造方法。
  9. 前記弾性接触子を、箔体あるいはメッキ、または箔体とメッキ層との積層構造で形成する請求項1ないし8のいずれかに記載の接続装置の製造方法。
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