JP4079069B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
しかしながら、上述した従来技術においては、ケーブルの外絶縁層を除去して接続具を装着する、あるいは複数のケーブルのシールド層を引出して1本に束ねるため、その作業性が非常に悪いものであった。
複数のシールド体ケーブルを、それぞれ導通体の圧接端子の各々に圧接して、シールド体を互いに導通させた後、そのうちの少なくとも一つのシールド体を接地することにより、複数のシールド体を容易に接地することができるとともに、接地作業の際、複数のケーブルの外絶縁層を除去し、シールド体を引出して互いに束ねる必要がなく、作業性がよい。
また、ケーブルは、シールド体を外絶縁層で被覆したシールド体ケーブルと、機能用電線をシールド体ケーブルと一体に被覆した機能電線ケーブルとを有することにより、シールド体を互いに導通させる場合に、シールド体のみを含んだシールド体ケーブルを圧接すればよく、シールド体ケーブルを圧接する深さに、それ程の精度を必要としなくなり、作業性が向上する。さらに、ケーブルから各々分離させた、複数のシールド体ケーブルのみを圧接端子に圧接したことにより、ジョイントコネクタ内に収容するケーブルを少なくすることができ、ジョイントコネクタを小型化できる。
導通体は、その圧接端子が開口部を向くような方向に固定され、カバーには、ケースに係合するときに、ケーブルを圧接端子に対して押圧することができるケーブル当接部が形成されていることにより、カバーをケースに装着するときに、同時にケーブルが圧接端子に圧接されるため、その作業性を向上させることができる。また、コネクタハウジングを2部材で構成でき、部品点数を削減できる。
導通体はブロックに対して、一対の圧接端子がブロックの両端面から突出するとともに、それぞれケースのブロックに対する係合方向を向くように固定され、各々のケースには、そのブロックへの係合時にケーブルを圧接端子に対して押圧することができるケーブル当接部が形成されていることにより、ケースをブロックへ係合させるときに、同時にケーブルが圧接端子に圧接されるため、その作業性を向上させることができる。また、導通体の両端部には一対の圧接端子が互いに背向するように形成されているため、圧接される一対のケーブルが導通体の長さ方向に並べられて保持され、コネクタハウジングを小型化できる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1乃至図6によって説明する。図において、ジョイントコネクタ10は、ケース11、ケース11上に固定された導通体12、およびケース11と係合して導通体12を覆うカバー13とにより構成される。ケース11は合成樹脂材料にて形成され、平板状の基体111の両端部に立設された一対の縁壁112により構成され、その上方は開放されて開口部113が形成されている。
図7および図8は、第1実施形態を変形した実施形態を示している。本実施形態においては、上述した実施形態と異なり、シールド体ケーブルCAのみでなく、機能電線ケーブルCSを含んだケーブルCB全体をコネクタハウジング内に貫通させている。ジョイントコネクタ20を構成するケース21は、後述するカバー23とともに、本発明のコネクタハウジングを構成するもので、合成樹脂材料によりほぼ器状に形成されており、その底面211の中央部には、導通体22を圧入する保持溝213が形成されている。ケース21の対向する一対の立壁212には、後述するカバー23のロック突部233と、それぞれ係合する本係止突部214および仮係止突部215とを1個づつ備えている。また、立壁212の上方は開放されて開口部216が形成されている。更に、立壁212の上方角部には、傾斜面217が形成されている。
次に、本発明の第2実施形態を図9および図10によって説明する。図において、ジョイントコネクタ30を構成する一対のケース31は、合成樹脂材料にて形成され互いに全く同一のもので、本発明のコネクタハウジングを形成する。ケース31は、器状の基体311と、これの対称な位置に立設された2本の脚部312とを有している。各々の脚部312の裏面には、後述するブロック33の係合突部334と係合するロック突部313が形成されている。
図11および図12は本発明の第3実施形態を示す。図において、ジョイントコネクタ40を構成するスタンド41は、合成樹脂材料にて一体に形成され、平板状の底面411上に柱部412が立設されており、後述するカバー43とともに、本発明のコネクタハウジングを構成する。スタンド41の柱部412の前後方向に対向する一対の側面には、後述するカバー43の内面に形成されたロック突部(図示せず)と係合する本係止突部413、および本係止突部413よりも小さく形成された仮係止突部414が設けられている(図11および図12に、一側の側面に形成されたもののみ示す)。図11に示したように、仮係止突部414は、本係止突部413よりも上方に形成されている。
図13は、本発明の第4実施形態であるケーブルCBの接地構造を示す。図に示すように、第1実施形態によるケーブルCBと同様のシールドフラットケーブルである、4本のケーブルCB1〜CB4を構成するそれぞれ2本の機能電線ケーブルCSは、ケーブル接続用の一般的なコネクタCN1とCN2〜CN5間に配線されている。また、各々のケーブルCB1〜CB4のシールド体ケーブルCA1〜CA4の一端は、上述した第1実施形態によるジョイントコネクタ10と同様の、ジョイントコネクタ50内に引き込まれ、コネクタハウジング内に収容されている、図示しない一体の導通体に形成された複数の圧接端子にそれぞれ圧接されることにより、それぞれの芯線にされたシールド体(WA2のみ示す)が、互いに導通されている。ここで、CB1〜CB4およびCA1〜CA4は、それぞれ符号に追番号を付して区別しているが、それぞれ互いに同じものである。
本発明は上述した記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明によるジョイントコネクタに適用されるケーブルは、シールドフラットケーブルに限られず、機能用電線の周囲をシールド体で遮蔽した状態のケーブルも適用可能である。
(2)第2実施形態および第3実施形態においては、圧接端子の数を増やし、3本以上のシールド体ケーブルを導通させることも可能である。
(3)第3実施形態においては、機能電線ケーブルがシールド体ケーブルの上方に配置された状態で圧接されることも可能である。
(4)本発明によるジョイントコネクタを複数個使用し、それらを互いに直列あるいは並列に連結することにより、多数のシールド体を容易に接地することができる。
(5)互いに導通された複数のシールド体の内、2つ以上が接地されてもよいことは言うまでもない。
11、21、31…ケース
12、22、32、42…導通体
13、23、43…カバー
33…ブロック
41…スタンド
113、216…開口部
121、221、321、421…圧接端子
134、234、235、314…ケーブル当接部
411…底面
412…柱部
CA、CA1〜CA4…シールド体ケーブル
CB、CB1〜CB4…ケーブル
CS…機能電線ケーブル
SI…内絶縁層
SO…外絶縁層
WA、WA2…シールド体
WS…機能用電線
Claims (3)
- シールド体を外絶縁層で被覆したシールド体ケーブルと、機能用電線の外周を内絶縁層で被覆した後、前記シールド体ケーブルから引き出された前記シールド体によって前記内絶縁層の外周を遮蔽し、更にその外周を前記外絶縁層によって前記シールド体ケーブルと一体に被覆した機能電線ケーブルと、からなるケーブルが複数配線され、
各ケーブルにおける前記機能電線ケーブルの端部には、ケーブル接続用コネクタが接続されているとともに、
コネクタハウジングと、このコネクタハウジング内に収容され複数の圧接端子が一体に形成された導通体を備えてなるジョイントコネクタが設けられ、
複数の前記ケーブルから各々分離させた複数の前記シールド体ケーブルのみが、前記ジョイントコネクタの前記コネクタハウジング内に収容されて前記圧接端子の各々に圧接されることにより、前記複数のケーブルの各シールド体が互いに導通され、
かつ、前記複数のシールド体のうち一つが前記ジョイントコネクタから引き出されて前記圧接端子とは離れた位置で接地されていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 前記ジョイントコネクタにおける前記コネクタハウジングは、開口部を有するとともに前記導通体が固定されるケースと、前記ケースの開口部に被せられて前記導通体を覆うカバーとによって構成され、前記導通体は、その圧接端子が前記開口部を向くような方向に固定され、前記カバーには、前記ケースに係合するときに、前記シールド体ケーブルを前記圧接端子に対して押圧することができるケーブル当接部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス。
- 前記ジョイントコネクタにおける前記コネクタハウジングは一対のケースにより構成され、前記導通体を保持するとともに前記ケースと係合してその内部に固定されるブロックを備え、前記導通体の両端部には一対の前記圧接端子が互いに背向するように形成され、前記導通体は前記ブロックに対して、前記一対の圧接端子が前記ブロックの両端面から突出するとともに、それぞれ前記ケースの前記ブロックに対する係合方向を向くように固定され、前記各々のケースには、その前記ブロックへの係合時に前記シールド体ケーブルを前記圧接端子に対して押圧することができるケーブル当接部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス。
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