JP4078723B2 - コンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板及びコンデンサの形成方法。 - Google Patents

コンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板及びコンデンサの形成方法。 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンデンサ付きフレキシブル両面プリント回路板及びその形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フレキシブル両面プリント回路板は、可撓性を有する絶縁性のベースフィルムの両面上に形成された導電箔などによる導電層に、電極を含む回路パターンが形成され、このフレキシブル両面プリント回路板の回路パターンに、電子部品類が搭載・半田付け接合される。
【0003】
近年、電子機器の小型化および軽量化への要求が高まるにつれて、フレキシブル両面プリント回路板も細線化、配線間隙の狭小化と、ベースフィルムの薄板化に加えてさらに、実装密度の向上に伴うスルーホールの小径化や、数層の多層構造とした場合のビア・ホールの小径化が進行している。
【0004】
前記のような薄型のフレキシブル両面プリント回路板は、柔軟性や折り曲げ耐久性に加えて軽量性が要求される用途として、たとえばハード・ディスク装置(HDD)のサスペンション部分や、携帯電話機の液晶パネル回路基板や、ICカード搭載向けとして薄さが要求されるCSP(Chip Scale Package)のインタポーザなどにおいて特に有効に使用される。
【0005】
このようなフレキシブル両面プリント回路板の例として、第1面と第2面にそれぞれ導電層として形成された銅箔とポリイミド層から成る場合は、ポリイミドの液状未硬化材を第1の銅箔の表面に塗布し、さらに第2の銅箔を被せて摂氏300度程度の硬化温度で硬化させることによって、ポリイミド層を可撓性を備えるベースフィルムとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フレキシブル両面プリント回路板の第1面と第2面の導電層にそれぞれ形成された回路パターン間を電気的に接続させる場合の従来の方法として、図11の断面図に示されるように、ベースフィルム100にスルーホール101を設け、スルーホール101の壁面に無電解メッキ部分102を形成させて第2面上の回路パターン106を第1面上の回路パターン107と導通させていた。このようにして、フレキシブル両面プリント回路板の第1面にそれぞれ形成された回路パターン105、107を用いて電子回路を構成させるものであった。
【0007】
しかしながら、前記のようなスルーホールによる接続は、スルーホールの導通加工に係るレジスト塗布、穴開け加工、メッキ処理、レジスト除去といった数次の工程が必要となり、全体の工数が増加するという欠点があった。
【0008】
さらに、スルーホールの孔径が小型になり、またスルーホール深さが浅くなるにつれ、スルーホール壁面の粗さや形状の管理が容易でなくなり、形成されるメッキ層の品質管理およびスルーホール壁面のメッキ層と回路パターンとの接続強度の管理が困難になり、この結果として接続部分の電気的および機械的な信頼性が低下するという問題があった。
【0009】
さらに、フレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサを設ける際には、独立した単品の部品として構成されているコンデンサを回路パターン間にハンダ付けなどにより取り付け接続しており、よってコンデンサが部品として必要になるのみならず、ハンダ付け接続の工程がさらに必要になるという欠点があった。
【0010】
本発明は、前記のような従来技術における問題点を解決するためなされたもので、少ない工程で容易に接続作業がなされ、しかも接続部分の信頼性が高いンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板及びコンデンサの形成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来技術の課題を解決するため、本発明に係るコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板は、可撓性を有し、かつ所定の誘電率ε1を備える絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路であって、前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記第1面に、前記導電層と非接続に極板が形成され、前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の前記導電層が所定の誘電率ε2を有する誘電体フィルムで覆われ、前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が前記誘電体フィルムとともに、前記第1面を内側にして巻き込まれ、前記巻き込まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1面に形成された前記極板とが電気的に接続され、前記第1面の導電層と前記第2面の導電層との間で、誘電率ε1のコンデンサとε2のコンデンサが形成されることを特徴とする。
【0012】
前記の構成によれば、巻き込まれた部分の両導電層間には絶縁フィルムが介在し、さらにこれに加えて、巻き込まれたことによって隣接する状態となった両導電層間には巻き込まれた誘電体フィルムが介在することになり、この誘電体フィルムの分極による効果で、形成されるコンデンサの容量が増加する。しかも、フレキシブル両面プリント回路板の端部を巻き込む構成だけでフレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサが形成される。
【0013】
さらに、コンデンサの一方の電極を構成する第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的に接続されることで、形成されたコンデンサの両電極の接続端子がいずれも第1面上に形成され、回路パターン構成が簡素化される。しかも第2面の導電層が第1面の極板に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。
【0014】
また、本発明に係るフレキシブル両面プリント回路板上のコンデンサの形成方法は、可撓性を有し、かつ所定の誘電率ε1を備える絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサを形成させる方法であって、前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記第1面に、極板を、前記第1面の前記導電層と非接続に形成し、前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の前記導電層を、所定の誘電率ε2を有する誘電体フィルムで覆い、前記フレキシブル両面プリント回路板の端部を前記誘電体フィルムとともに、前記第1面を内側にして巻き込み、誘電率ε1のコンデンサと誘電率ε2のコンデンサを形成するように、前記巻き込まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1面に形成された前記極板とを電気的に接続することを特徴とする。
【0015】
前記の方法によれば、巻き込まれた部分の両導電層間に絶縁フィルムと、さらに誘電体フィルムを介在させることで、形成されるコンデンサの容量増加がなされる。しかも、フレキシブル両面プリント回路板の端部を巻き込むだけでフレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサが形成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を、添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すための好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ましい種々の限定が付されている場合があるが、この発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0017】
図1は、本発明の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の模式断面図である。また図2は、図1に示されるフレキシブル両面プリント回路板の接続方法の工程を示す模式断面図である。さらに図3は、図2に続く工程を示す模式断面図である。
【0018】
参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板1は、半導体集積回路チップ(IC)、コンデンサ、アンテナを内蔵するスマートファイル用電子装置に組み込まれるフレキシブル両面プリント回路板であり、図1に示されるように、基板本体がポリイミド樹脂フィルムなどからなる絶縁性で可撓性を有するベースフィルム2によって構成されている。ベースフィルム2の両面上には銅箔などからなる配線導体が設けられて導電層を形成しており、この導電層をエッチング処理して回路パターンやアンテナが形成されている。
【0019】
両面をそれぞれ第1面(おもて面)と第2面(うら面)として、第1面の導電層には銅箔エッチング処理で形成された第1パターン電極6と第2パターン電極7が、独立して配設されている。一方、第2面の導電層には銅箔エッチング処理で形成された回路パターン3が設けられている。
【0020】
フレキシブル両面プリント回路板1の端部は、第1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳まれて、第1折畳部R1と第2折畳部R2が順次形成されている。この折畳み構造により、第1折畳部R1の先端の第2面上の回路パターン3は、第1面と対向する。
【0021】
ここで第2折畳部R2の形成位置が調節されて、第1折畳部R1の先端の第2面上の回路パターン3の一部である接続部3aが、第1面上の第2パターン電極7に当接するように構成され、さらに、この接続部3aと第2パターン電極7が、金属半田、その他のホットメルト材、導電性樹脂などによる導電材8を用いて接合されている。
【0022】
前記のように参考例によれば、折畳み部分の第2面の導電層が第1面の導電層と直接、接続される構成によって、従来技術によるスルーホールやジャンパワイヤ等の接続部分を設けることなく両導電層の電気的接続がなされるから、簡単な構成かつ低コストで製造することができる。
【0023】
また前述の参考例は、従来技術のスルーホール方式同様に、交叉配線が可能であり、よって高実装密度で低コストのフレキシブル両面プリント回路板を実現することができる。
【0024】
しかも第2面の回路パターンを第1面の電極に直接、接合することによって、接合面を広く確保することができ、また接合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気的特性を向上させるばかりか、機械的強度も向上させることができる。
【0025】
上記参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法は、フレキシブル両面プリント回路板を使用して電子回路を形成する際に、基板であるベースフィルムの第1面と第2面の間にスルーホール加工を施すことなく、またジャンパ線を用いることなく、一方の面上の電極や回路パターンを他方の面上の電極や回路パターンに直接接合させる方法である。以下、本接続方法を工程順に、図面を参照しながら説明する。
【0026】
第1の工程として、図2に示されるように、可撓性を有する絶縁フィルム2を挟んで第1面Sf1と第2面Sf2の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板WBの、第1面Sf1および第2面Sf2の銅箔をそれぞれエッチング処理することにより、第1面Sf1上に第1パターン電極6と第2パターン電極7を形成させ、また第2面Sf2上に回路パターン3を形成させる。
【0027】
ついで図3に示されるように、このフレキシブル両面プリント回路板WBの一端Ejを、第1面Sf1を内側に折り込むようにして図中U1方向に折り畳み、第1折畳部R1を形成させる。これにより、第1折畳部R1では上下が反転する。
【0028】
ついで図1に示されるように、このフレキシブル両面プリント回路板WBをさらに1回、第1面Sf1を内側に折り込むようにして図中U2方向に折り畳む。このとき、接続に必要な長さ分を考慮して、第1折畳部R1が第2パターン電極7の位置になるよう相当位置で折り曲げる。これにより、第2折畳部R2が形成され、また第1折畳部R1の先端部では上下がさらに反転して、第2面Sf2側に配設された回路パターン3が第1面Sf1側に配設されている第2パターン電極7に対向して接触可能となっている。
【0029】
ついで、第1折畳部R1の先端部の第2面Sf2側に配設された回路パターン3が、第1面Sf1側に配設されている第2パターン電極7に対向する部分を接合部3aとし、導電材8によって接合部3aと第2パターン電極7とを接合させる。導電材8は、金属半田や、その他のホットメルト材、導電性樹脂などが適する。以上の作業によって、回路板の両面を導通させることができる。
【0030】
この方法により、従来方法であるフレキシブル両面プリント回路板の両面を導通させるスルーホールやジャンパ線等を設けることなく、第2面Sf2の導電層に形成された回路パターン3と、第1面Sf1の導電層に形成された第2パターン電極7とを、簡素化された工程で接続させることができる。したがって従来技術によるスルーホール・メッキ加工よりも工数削減ができ、低コストとなる。さらに本方法はスルーホール方式同様に交叉配線が可能であるから、高い実装密度が得られる。
【0031】
しかも従来のスルーホールによる接続に比して、第2面Sf2の接合部3aと第1面Sf1の第2パターン電極7との接合面を広く確保することができ、また接合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気的特性を向上できるのみならず、機械的強度も向上させることができる。
【0032】
以上のように、参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板の前記第1面の導電層に電極パターンが形成され、前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が、前記第1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳まれ、且つ前記折り畳み部分の前記第2面の導電層が前記第1面の前記電極パターンに電気的に接続された構成としたことを特徴とする。
【0033】
前記の構成によれば、折畳み部分の第2面の導電層が第1面の導電層に接続されていることで、スルーホール等の接続手段を適用することなく両導電層が電気的に接続される。
【0034】
しかも第2面の導電層が第1面の導電層に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。これにより、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い信頼性で接続される。
【0035】
参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板によれば、端部が第1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳まれ、折り畳み部分の第2面の導電層が第1面に形成された電極パターンに電気的に接続された構成とするものであるから、折畳み部分の第2面の導電層と第1面の導電層との電気的接続を、スルーホールやジャンパワイヤ等を用いることなく簡単かつ低コストで実現するフレキシブル両面プリント回路板を提供できる。しかも第2面の導電層と第1面の導電層の接合面が広くなり、さらに接合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気的特性のみならず機械的強度を向上させたフレキシブル両面プリント回路板を実現できる。
【0036】
この結果、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとが簡単かつ低コストで接続されたフレキシブル両面プリント回路板を提供することができる。
【0037】
また、参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板の前記第1面の導電層と前記第2面の導電層とを電気的に接続する方法であって、 前記フレキシブル両面プリント回路板の端部を、前記第1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳み、且つ前記折り畳み部分の前記第2面の導電層を前記第1面の導電層に電気的に接続させることを特徴とする。
【0038】
前記の方法によれば、折畳み部分の第2面の導電層が第1面の導電層に接続されることで、スルーホール等の接続手段を適用することなく両導電層の電気的な接続がなされる。
【0039】
しかも第2面の導電層が第1面の導電層に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。これにより、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い信頼性で接続される。
【0040】
参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法によれば、フレキシブル両面プリント回路板の端部を、第1面を内側に折り込むように少なくとも2度折り畳み、折り畳み部分の第2面の導電層を第1面の導電層に電気的に接続させるものであるから、この方法により、フレキシブル両面プリント回路板の両面を導通させるスルーホールやジャンパ線等を設けることなく、簡素化した工程で接続ができ、工数を削減できて低コストとなる。
【0041】
しかも第2面の導電層と第1面の導電層の接合面を広くでき、さらに接合面を容易に平坦化できることにより、接合部分の電気的特性のみならず機械的強度を向上させることが可能になる。これにより、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとを簡単かつ低コストで接続することができる。
【0042】
図4は、本発明の第実施形態に係るコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板の模式断面図である。また図5は、図4に示されるコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板の容量形成の説明図である。
【0043】
同図に示されるように、コンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板11は、可撓性を有し、かつ所定の誘電率ε1を備えるベースフィルム12を挟んで第1面に導電層14が、第2面に導電層13が、いずれも大面積でそれぞれ形成され、導電層14には接続ランドまたは接続端子16が設けられている。
【0044】
さらに第1面に、導電層14と非接続に極板17が形成されている。また極板17には図示されない接続ランドまたは接続端子が接続されている。あるいは極板17を、接続ランドまたは接続端子として兼用する構成とする。
【0045】
さらに第1面の導電層14が誘電率ε2の絶縁性の誘電体フィルム20で覆われ、フレキシブル両面プリント回路板11の端部が誘電体フィルム20とともに、第1面を内側にして4度折り畳むように巻き込まれてコンデンサが形成されている。符号R11〜R14は折畳部を示している。
【0046】
さらに、前記の巻き込まれた部分の第2面の導電層13の、第1面に形成された極板17に対向する部分を接合部13’として、この接合部13’と極板17とが、導電材18により電気的に接続されている。導電材18には、金属半田や、その他のホットメルト材、導電性樹脂などが適用される。
【0047】
前記のようにして形成されたコンデンサは、極板17または極板17に接続されている図示されない接続ランドまたは接続端子と、接続端子16とによって、回路パターンや他の構成部品と接続可能になっている。
【0048】
このように、本実施形態の構成によれば、両接続端子すなわち極板17または極板17に接続されている図示されない接続ランドまたは接続端子と、接続端子16とが、いずれもフレキシブル両面プリント回路板11の第1面上に形成される。
【0049】
本実施形態の構成によれば、両導電層13と14間には誘電率ε1のベースフィルム12が介在し、さらにこれに加えて、巻き込まれたことによって隣接する状態となった両導電層13と14間には、誘電率ε2の、巻き込まれた誘電体フィルム20が介在することになる。この結果、誘電体フィルム20の分極による効果で、形成されるコンデンサの容量を増加させることができる。
【0050】
図5は、上記の原理を説明するもので、巻き込み部の一部分を等価的に示す。第1面の導電層14は、誘電率ε1で厚みd1のベースフィルムを介して第2面の導電層13と対向し、この部分により容量C1が形成される。ここで、C1=A1・ε1/d1 (A1は対向導電層の面積)である。この容量C1は、フレキシブル両面プリント回路板11が巻き込み加工されない平面形状で形成される容量と同じである。
【0051】
上記に加えて第1面の導電層14は更に、巻き込まれることによって隣接する状態となった第2面の導電層13と、挟み込まれた誘電体フィルム20を介して対向し、この部分により容量C2が形成される。ここで誘電体フィルム20の誘電率をε2、厚みをd2とすると、C2=A2・ε2/d2 (A2は隣接導電層の面積)である。この容量C2は、フレキシブル両面プリント回路板11が誘電体フィルム20を挟んで巻き込み加工されたことにより新たに形成されたものである。
【0052】
前記のように、本実施形態によれば、総合キャパシタンスをCとして、C=A1・ε1/d1+A2・ε2/d2のように増加した容量のコンデンサを形成させることができる。
【0053】
このように本実施形態では、ベースフィルム12のみならず、巻き込みに際して挟み込んだ誘電体フィルム20をも誘電体とし、対向および隣接した導電層13、14を電極として、これらベースフィルムおよび誘電体フィルムの分極特性によってコンデンサを構成させることになる。
【0054】
したがってフレキシブル両面プリント回路板の端部を、誘電体フィルムを挟んで巻き込むだけで、容量が大のコンデンサを板上に形成したフレキシブル両面プリント回路板を提供することが可能になる。
【0055】
さらに、コンデンサの一方の電極を構成する第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的に接続されていることで、形成されたコンデンサの両電極の接続端子をいずれも第1面上に形成でき、よって回路パターン構成を簡素化できる。しかも第2面の導電層が第1面の極板に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされた、コンデンサ付きのフレキシブル両面プリント回路板を提供することができる。
【0056】
さらに、折畳み、巻き込んだ部分の厚みを薄く構成できるので、厚みの薄いフレキシブル両面プリント回路板とすることができる。
【0057】
なお、本実施形態の構成と異なり、誘電体フィルム20を挟まずに巻き込んだ場合は、巻き込みによって第1面の導電層14と第2面の導電層13が直接、接触するから、導電層14と導電層13が導通状態となって短絡され、よってコンデンサが形成されない。
【0058】
また、本発明に係るフレキシブル両面プリント回路板上のコンデンサの形成方法は、可撓性を有し、所定の誘電率を備える絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサを形成させるものである。
【0059】
その工程は、前記から明らかなように、フレキシブル両面プリント回路板上の第1面に、極板を、第1面の導電層と非接続に形成させる工程と、フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の導電層を誘電体フィルムで覆う工程と、フレキシブル両面プリント回路板の端部を誘電体フィルムとともに、第1面を内側にして巻き込む工程と、巻き込まれた部分の第2面の導電層と第1面に形成された極板とを接続する工程から構成される。
【0060】
図6は、本発明の他の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法の工程を示す平面図である。また図7は、図6の側面図である。さらに図8は、図6に続く工程を示す平面図であり、また図9は図8の側面図である。そして図10は、図8に続く工程を示す平面図である。
【0061】
図6および図7に示されるように、本接続方法が適用されるフレキシブル両面プリント回路板30は、可撓性を有する絶縁フィルム32を挟んで第1面上に電極37が形成され、第2面上に導電層33が形成されており、さらにフレキシブル両面プリント回路板30の端部が細長く延伸されて延伸部30Aを形成している。
【0062】
この延伸部30Aの端部を、図8および図9に示されるように、矢印Tw方向に180度捻って捻り部35を形成させ、これによって第1面と第2面を反転させる。捻り部35から端部側では、第2面の導電層33が上側になる。
【0063】
ついで、図10に示されるように、延伸部30Aの端部を第2面を内側にして矢印U方向に折り曲げると、端部側の第2面の導電層33が下側になるが、ここで折り曲げ位置を調整することにより、この導電層33の一部分である接合部33aが第1面上の電極37に当接するようにする。
【0064】
つぎに、当接している接合部33aと電極37とを、導電材38を用いて接合させる。上記のように本発明は、フレキシブル両面プリント回路板30に延伸部30Aを設け、この延伸部30Aをメビウス環状に捻り、さらに畳むように折り曲げて上下を反転させ、導電層33の一部分である接合部33aを第1面上の電極37へ接合させるものである。
【0065】
この方法により、従来方法であるフレキシブル両面プリント回路板の両面を導通させるスルーホールやジャンパ線等を設けることなく、第2面上の導電層33と、第1面上に形成された電極37とを、簡素化された工程で接続させることができる。したがって従来技術によるスルーホール・メッキ加工よりも工数削減ができ、低コストとなる。さらに本方法はスルーホール方式同様に交叉配線が可能であるから、高い実装密度が得られる。
【0066】
しかも従来のスルーホールによる接続に比して、第2面上の導電層33の接合部3aと第1面上の電極37との接合面を広く確保することができ、また接合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気的特性を向上できるのみならず、機械的強度も向上させることができる。
【0067】
このように、コンデンサの一方の電極を構成する第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的に接続されることで、形成されるコンデンサの両電極の接続端子がいずれも第1面上に形成され、回路パターン構成が簡素化される。しかも第2面の導電層が第1面の極板に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。
【0068】
あるいは、他の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板の前記第1面の導電層に電極パターンが形成され、前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が細長く延伸され、前記端部が捻られて前記第1面と前記第2面が反転され、且つ前記端部が前記第2面を内側にして折り曲げられ、さらに前記折り曲げられた端部 の前記第2面の導電層が前記第1面の前記電極パターンに電気的に接続された構成としてもよい。
【0069】
前記の構成によれば、捻って反転され、さらに折曲げられた部分の第2面の導電層が第1面の導電層に接続されていることで、スルーホール等の接続手段を適用することなく両導電層が電気的に接続される。
【0070】
しかも第2面の導電層が第1面の導電層に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。これにより、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い信頼性で電気的に接続される。
【0071】
以上のように、他の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板によれば、細長く延伸された端部が捻られて第1面と第2面が反転され、さらにこの端部が第2面を内側にして折り曲げられ、さらに折り曲げられた端部の第2面の導電層が第1面の導電層に形成された電極パターンに電気的に接続された構成とするものであるから、折り曲げられた部分の第2面の導電層と第1面の導電層との電気的接続を、スルーホールやジャンパワイヤ等を用いることなく簡単かつ低コストで実現するフレキシブル両面プリント回路板を提供できる。しかも第2面の導電層と第1面の導電層の接合面が広くなり、さらに接合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気的特性のみならず機械的強度を向上させたフレキシブル両面プリント回路板を実現できる。
【0072】
この結果、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとが簡単かつ低コストで接続されたフレキシブル両面プリント回路板を提供することができる。
【0073】
あるいは、他の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板の前記第1面の導電層と前記第2面の導電層とを電気的に接続する方法であって、前記フレキシブル両面プリント回路板の、細長く延伸された端部を捻って前記第1面と前記第2面を反転させ、ついで前記端部を前記第2面を内側にして折り曲げ、さらに前記第2面の導電層を前記第1面の導電層に電気的に接続させるようにしてもよい。
【0074】
前記の方法によれば、反転するよう捻り、さらに折曲げられた部分の第2面の導電層が第1面の導電層に接続されることで、スルーホール等の接続手段を適用することなく両導電層の電気的な接続がなされる。
【0075】
しかも第2面の導電層が第1面の導電層に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。これにより、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い信頼性で電気的に接続される。
【0076】
以上のように、他の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法によれば、細長く延伸された端部を捻って第1面と第2面を反転させ、さらにこの端部を第2面を内側にして折り曲げ、さらに折り曲げた端部の第2面の導電層を第1面の導電層に形成された電極パターンに電気的に接続するものであるから、この方法により、フレキシブル両面プリント回路板の両面を導通させるスルーホールやジャンパ線等を設けることなく、簡素化した工程で接続ができ、工数を削減できて低コストとなる。
【0077】
しかも第2面の導電層と第1面の導電層の接合面を広くでき、さらに接合面を容易に平 坦化できることにより、接合部分の電気的特性のみならず機械的強度を向上させることが可能になる。これにより、第2面の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パターンとを簡単かつ低コストで接続することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項に係るコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板は、所定の誘電率の可撓性絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成され、誘電体フィルムで覆われた第1面の導電層を内側にして端部から巻き込まれたコンデンサが形成され、巻き込まれた部分の第2面の導電層と、第1面に導電層と非接続に形成された極板とが電気的に接続された構成とするものであるから、巻き込まれた部分の両導電層間に絶縁フィルムと、さらに誘電体フィルムが介在することで、形成されるコンデンサの容量を増加させることができる。
【0079】
しかも、フレキシブル両面プリント回路板の端部を巻き込む構成だけで、コンデンサを板上に形成したフレキシブル両面プリント回路板を提供することが可能になる。
【0080】
さらに、コンデンサの一方の電極を構成する第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的に接続されていることで、形成されたコンデンサの両電極の接続端子をいずれも第1面上に形成でき、よって回路パターン構成を簡素化できる。しかも第2面の導電層が第1面の極板に接合されることによって、接合面が広く確保され、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされたフレキシブル両面プリント回路板を提供することができる。
【0081】
本発明の請求項に係るフレキシブル両面プリント回路板上のコンデンサの形成方法は、所定の誘電率の可撓性絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板上の第1面の導電層を誘電体フィルムで覆い、端部を第1面を内側にして誘電体フィルムとともに巻き込み、巻き込まれた部分の第2面の導電層と、第1面に導電層と非接続に形成された極板とを電気的に接続するものであるから、巻き込まれた部分の両導電層間に絶縁フィルムと、さらに誘電体フィルムを介在させることにより、形成されるコンデンサの容量を増加させることができる。
【0082】
しかも、フレキシブル両面プリント回路板の端部を巻き込む構成だけで、コンデンサを板上に形成させることが可能になる。
【0083】
さらに、コンデンサの一方の電極を構成する第2面の導電層を、第1面に形成された極板と電気的に接続することによって、形成されたコンデンサの両電極の接続端子をいずれも第1面上に形成することができ、よって回路パターン構成を簡素化できる。しかも第2面の導電層を第1面の極板に接合させることによって、接合面を広く確保でき、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の模式断面図である。
【図2】 図1に示されるフレキシブル両面プリント回路板の接続方法の工程を示す模式断面図である。
【図3】 図2に続く工程を示す模式断面図である。
【図4】 本発明の第実施形態に係るコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板の模式断面図である。
【図5】 図4に示されるコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板の容量形成の説明図である。
【図6】 本発明の他の参考例に係るフレキシブル両面プリント回路板の接続方法の工程を示す平面図である。
【図7】 図6の側面図である。
【図8】 図6に続く工程を示す平面図である。
【図9】 図8の側面図である。
【図10】 図8に続く工程を示す平面図である。
【図11】 従来のフレキシブル両面プリント回路板の断面図である。
【符号の説明】
1……フレキシブル両面プリント回路板、2……ベースフィルム、3……回路パターン、3a……接続部、6……第1パターン電極、7……第2パターン電極、8……導電材、R1……第1折畳部、R2……第2折畳部

Claims (3)

  1. 可撓性を有し、かつ所定の誘電率ε1を備える絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路であって、
    前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記第1面に、前記導電層と非接続に極板が形成され、
    前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の前記導電層が所定の誘電率ε2を有する誘電体フィルムで覆われ、
    前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が前記誘電体フィルムとともに、前記第1面を内側にして巻き込まれ、
    前記巻き込まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1面に形成された前記極板とが電気的に接続され
    前記第1面の導電層と前記第2面の導電層との間で、誘電率ε1のコンデンサとε2のコンデンサが形成される
    ことを特徴とするコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板。
  2. 前記誘電率ε1のコンデンサとε2のコンデンサは並列接続されることを特徴とする請求項1記載のコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板。
  3. 可撓性を有し、かつ所定の誘電率ε1を備える絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサを形成させる方法であって、
    前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記第1面に、極板を、前記第1面の前記導電層と非接続に形成し、
    前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の前記導電層を、所定の誘電率ε2を有する誘電体フィルムで覆い、
    前記フレキシブル両面プリント回路板の端部を前記誘電体フィルムとともに、前記第1面を内側にして巻き込み、
    誘電率ε1のコンデンサと誘電率ε2のコンデンサを形成するように、前記巻き込まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1面に形成された前記極板とを電気的に接続する
    ことを特徴とするフレキシブル両面プリント回路板のコンデンサの形成方法。
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