JP4075999B2 - 帳票出力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データが設定されている複数のセルを出力する帳票出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば、事務処理を主とするオフィスコンピュータや汎用コンピュータ等においては、表計算やデータベース等の各種アプリケーションプログラムが利用されており、集計した表データを各種形式の帳票で出力可能とする帳票出力機能を備えている。
【0003】
また、帳票を出力させるためには、その形式や出力形態等の定義内容を設定する必要があり、例えば、アプリケーションプログラムに内蔵された帳票定義機能を利用して行われており、まず、帳票形式を設定し、この帳票内に出力する項目及び項目定義内容を設定し、さらに設定項目に出力するデータが展開されたレコードファイル名(表ファイル名)を設定し、出力形態を設計画面上で設定するといった手順で行われている。
【0004】
このような手順で設定された帳票が画面上に表示された状態で、その帳票内に展開されるセル毎に出力されるデータの種類としては、文字、数値、複数の項目から算出される計算結果等がある。さらに、従来の帳票定義機能としては、セル単位で出力するデータの出力形態を、セル単位で定義する機能も備えられており、この定義機能を利用して、例えば、セル単位でデータの出力色を指定することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の表計算やデータベース等の各種アプリケーションプログラムに内蔵された帳票定義機能のうちのセルデータの出力形態定義機能にあっては、セル単位で出力するデータの出力形態を、セル単位で定義する機能を利用する場合は、セル単位で定義内容を設定する必要があったため、その出力形態の定義内容を設定する際の手間が煩雑で、そのセルデータの出力形態定義機能を有効利用することが難しいという問題があった。
【0006】
また、画面上に表示された帳票内に展開された所望セルの出力形態を変更するような場合にも、同様にその出力形態の定義内容を設定する際の手間が煩雑であるため、セルデータの出力形態定義機能が利用し難い。
【0007】
本発明の課題は、帳票定義機能においてセルデータのカラー出力定義機能の操作を容易にし、そのカラー出力定義機能の利用を容易にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数セルから構成される帳票の該セル毎に設定される定義対象項目の内容により、その定義対象項目が設定されるセルの背景色あるいはデータ色等の描画色を予め決められた評価条件により定義し、該定義対象項目内容と描画色との対応関係により定義対象項目が設定されるセルの背景色あるいはデータ色を変更して出力する帳票出力装置であって、前記定義対象項目の名称と、該定義対象項目の名称に対応する評価条件と、該評価条件に対応する色情報とを対応付けて設定したカラー辞書を複数記憶するカラー辞書記憶手段と、前記評価条件によりデータ値が評価されるセル情報を設定した評価対象セル情報と、この評価対象セル情報に対応付けられてカラー化されるセル情報を設定したカラー化対象セル情報と、前記カラー辞書を指定する情報を設定したカラー辞書指定情報とを対応付けて記憶するカラー情報記憶手段と、前記複数のカラー辞書に対応する複数の辞書名称を表示画面に表示し、表示された複数の辞書名称からユーザ操作に応じて1つの辞書名称を指定し、前記複数のカラー辞書の中から1つのカラー辞書を指定する辞書指定手段と、前記指定されたカラー辞書を検索し、前記カラー情報記憶手段に記憶された評価対象セル情報に対応するセルに設定されたデータに対応する色情報を取得する検索手段と、前記検索手段により取得された色情報に基づく色で前記カラー情報記憶手段に記憶されたカラー化対象セル情報に対応するセルを描画して前記複数のセルを出力する出力手段と、前記辞書指定手段により辞書名称が指定されて他のカラー辞書が指定されたことに応じて、前記カラー辞書を新たに指定されたカラー辞書に変更する辞書変更手段と、前記変更されたカラー辞書を前記検索手段により検索して前記カラー情報記憶手段に記憶された評価対象セル情報に対応するセルに設定されたデータに対応する色情報を取得し、取得した色情報に基づく色で前記カラー情報記憶手段に記憶されたカラー化対象セル情報に対応するセルを前記出力手段により再描画して前記複数のセルを再出力させる制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1〜図9は、本発明の帳票出力方法を適用したコンピュータシステムの一実施の形態を示す図である。
【0020】
まず、構成を説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態のコンピュータシステム1の要部構成を示すブロック図である。
【0022】
図1において、コンピュータシステム1は、CPU2、入力部3、RAM4、記憶媒体制御部5、記憶装置6、カラー印字部7及びカラー表示部8により構成されており、各部はバス9により接続されている。
【0023】
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置6に記憶されているGUIとしてのウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラム、入力部3から入力される各種指示あるいはデータをRAM4内のワークメモリ4aに格納し、この入力指示及び入力データに応じてRAM4内に格納したアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM4内のワークメモリ4aに格納するとともに、カラー表示部8に表示する。そして、ワークメモリ4aに格納した処理結果を入力部3から入力指示される記憶装置6内の保存先に保存する。
【0024】
また、CPU2は、RAM4内の帳票データメモリ4bに記憶される帳票データの出力処理として後述する帳票印刷処理において、その印刷対象の帳票内の各セルデータに対応するカラー情報を定義する辞書指定情報をRAM4内のカラー情報メモリ4d内のカラー情報テーブルから取得し、この辞書指定情報に基づいてRAM4内のカラー辞書メモリ4eからカラー辞書テーブルを読み込む。そして、CPU2は、読み込んだカラー辞書テーブルにおいて評価条件に基づいて設定されている色情報に従って指定セルデータを指定色でカラー印字部7によりカラー印刷出力させる。
【0025】
入力部3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU2に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU2に出力する。
【0026】
RAM(Random Accesss Memory )4は、指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワークメモリ4aと、帳票データを格納する帳票データメモリ4bと、帳票のレイアウト情報を格納する帳票レイアウト情報メモリ4cと、帳票内のセルデータ毎にカラー情報を定義する定義情報と辞書指定情報とが設定されたカラー情報テーブルを格納するカラー情報メモリ4dと、カラー情報テーブルに設定された辞書指定情報に対応する各種カラー辞書テーブルを格納するカラー辞書メモリ4eと、を有する。
【0027】
記憶媒体制御部5は、図中に示す記憶媒体10(例えば、フロッピーディスク)を駆動制御する記憶媒体駆動装置としての機能を有し、CPU2からの指示により記憶媒体10を駆動して、書き込み指示が入力された場合は指定されたデータを記憶媒体10内の指定された記憶領域に書き込み、読み出し指示が入力された場合は指定されたデータを記憶媒体10から読み出し、RAM4あるいは記憶装置6内の指定された記憶領域に書き込む。
【0028】
記憶装置6は、プログラムやデータ等か予め記憶されている記憶媒体を有しており、この記憶媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体は記憶装置6に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体には上記GUIとしてのウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに対応する各種アプリケーションプログラム、印刷処理プログラム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0029】
また、この記憶媒体に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0030】
カラー印字部7は、CPU2から入力される印字データ(帳票データ等)を指定された色で印刷出力する。
【0031】
カラー表示部8は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示データを指定色で表示する。
【0032】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0033】
まず、上記RAM4内のカラー情報メモリ4dに格納されるカラー情報テーブルの一例を図2に示して説明する。
【0034】
本実施の形態のカラー情報テーブルにおいては、図2に示すように、1番上の行のカラー辞書指定欄には辞書指定情報(カラー辞書指定情報)を設定し、セル欄には注目するセル番号(評価対象セル情報)を設定し、色欄にはセル毎の出力色を設定し、項目色名称欄(カラー化対象セル情報)には注目するセルの項目色名称を設定し、対象項目欄には実際に指定色で色付けして印刷出力するセル項目位置を設定する。
【0035】
この図2のカラー情報テーブルでは、辞書指定欄には“本年度目標基準”が設定され、項目色名称欄には“売上評価色”、“月度計評価色”、“半期計評価色”が設定され、セル欄と対象項目欄には同一のセル位置が設定された場合を示している。このようにセル欄と対象項目欄に同一のセル位置を設定した場合は、評価対象とするセルと指定色で出力するカラー化対象セルを同一にすることができ、また、異なるセル位置を設定した場合は、評価対象とするセルと指定色で出力するカラー化対象セルを別々に設定することができる。
【0036】
また、辞書指定欄に設定された辞書指定情報によりRAM4内のカラー辞書メモリ4eに格納されている複数のカラー辞書テーブルのうちの一つが指定される。
【0037】
次いで、このカラー辞書メモリ4eに格納されているカラー辞書テーブルの一例を図3及び図4に示して説明する。
【0038】
本実施の形態のカラー辞書テーブルにおいては、図3(a)、(b)及び図4(c)〜(e)に示すような各種カラー辞書テーブルがある。これらのカラー辞書テーブルにおいては、辞書名称欄には当該辞書名称を設定し、項目カラー名称欄(定義対象項目名称)にはカラー化するセルの項目色名称を設定し、評価条件欄には項目色名称に該当する否かを判別する数値条件(評価条件)を設定し、色欄には、評価条件欄に設定された数値条件毎に出力階調色(色情報)を設定する。
【0039】
図3(a)に示すカラー辞書テーブルは、辞書名称“前年度平均基準”のカラー辞書テーブルであり、項目カラー名称欄には“月度評価色”、“売上評価色”、“半期計評価色”が設定され、評価条件欄には“月度評価色”に対応する数値条件として“>18,000”、“>13,000”、“>11,000”、“>3,000”が設定され、“売上評価色”に対応する数値条件として“>2,500”、“>1,500”、“>500”が設定され、“半期計評価色”に対応する数値条件として“>12,000”が設定され、色欄には“月度評価色”の各数値条件に対応する出力階調色として赤(R)の階調数が“255”、“200”、“100”、“50”に設定され、“売上評価色”の各数値条件に対応する出力階調色として青(B)の階調数が“255”、“120”、“60”に設定され、“半期計評価色”に対応する出力階調色として緑(G)の階調数が“255”に設定されている。
【0040】
また、図3(b)に示すカラー辞書テーブルは、辞書名称“本年度目標基準”のカラー辞書テーブルであり、項目カラー名称欄には“月度評価色”、“売上評価色”、“半期計評価色”が設定され、評価条件欄には“月度評価色”に対応する数値条件として“>20,000”、“>15,000”、“>10,000”、“>5,000”が設定され、“売上評価色”に対応する数値条件として“>3,000”、“>2,000”、“>1,000”が設定され、“半期計評価色”に対応する数値条件として“>15,000”が設定され、色欄には“月度評価色”の各数値条件に対応する出力階調色として赤(R)の階調数が“255”、“200”、“100”、“50”に設定され、“売上評価色”の各数値条件に対応する出力階調色として青(B)の階調数が“255”、“120”、“60”に設定され、“半期計評価色”に対応する出力階調色として緑(G)の階調数が“255”に設定されている。
【0041】
また、図4(a)に示すカラー辞書テーブルは、辞書名称“月度別売上評価”のカラー辞書テーブルであり、項目カラー名称欄には“月度評価色”が設定され、評価条件欄には“月度評価色”に対応する数値条件として“>20,000”、“>15,000”、“>10,000”、“>5,000”が設定され、“月度評価色”の各数値条件に対応する出力階調色として赤(R)の階調数が“255”、“200”、“100”、“50”に設定されている。
【0042】
また、図4(b)に示すカラー辞書テーブルは、辞書名称“商品別売上評価”のカラー辞書テーブルであり、項目カラー名称欄には“売上評価色”が設定され、“売上評価色”の各数値条件に対応する出力階調色として青(B)の階調数が“255”、“120”、“60”に設定されている。
【0043】
また、図4(c)に示すカラー辞書テーブルは、辞書名称“保存用”のカラー辞書テーブルであるため、項目カラー名称欄、評価条件欄及び色欄にデータは設定されていない。したがって、“保存用”のカラー辞書テーブルを選択すると、色付けのないモノクロの帳票が印刷される。
【0044】
なお、これらのカラー辞書テーブルに限らず、その他の辞書名称、項目カラー名称、評価条件及び色情報を設定したカラー辞書テーブルを設けても良いことは勿論である。
【0045】
以上の図2に示したカラー情報テーブル及び図3、図4に示したカラー辞書テーブルの各カラー情報定義内容により後述する帳票印刷処理において、指定された印刷対象帳票内のセルデータに対するカラー印刷処理が実行される。
【0046】
次に、上記図2に示したカラー情報テーブル及び図3、図4に示したカラー辞書テーブルに示した各定義内容を帳票に対して適用するために、帳票設計上で必要となる操作について図5及び図6に示す帳票設計時の画面表示例を参照して説明する。
【0047】
図5の帳票設計の表示画面では、ある指定された帳票のレイアウト情報が、RAM4内の帳票レイアウト情報メモリ4cから読み出されてカラー表示部8に表示され、この帳票上の指定セル領域毎に上記各カラー情報の定義内容を設定操作する場合の状態を示している。そして、図5の帳票設計の表示画面では、図中のA〜J列及び1〜9行で示す帳票表示枠内に指定された帳票のレイアウトが表示され、この帳票表示枠の上部行に“ファイル,編集,セル背景色,カラー辞書”の各操作項目が表示されている。
【0048】
カラー情報の定義に関する操作手順としては、その操作項目の“セル背景色”を指示操作すると、図中に示すように、そのプルダウンメニューが表示され、このメニュー内で色の指定操作を行い、次いで、“カラー辞書”を指示操作すると、図中に示すように、そのプルダウンメニューが表示され、このメニュー内でカラー辞書の指定操作を行う。
【0049】
次いで、帳票セル領域B2〜I9において、カラー情報の定義対象のセル領域の指定操作と項目色の指定操作を行う。例えば、図中の矢印▲1▼で示すセルC9〜H9の月度計領域に対するセル領域の指定操作が行われると、図6に▲1▼で示すサブメニュー画面が表示され、指定されたセル領域がセル項目として“C9;H9”が設定され、このサブメニュー画面内に表示された項目色名称の一覧内で指定された“月度計評価色”が網かけにより識別表示される。
【0050】
また、例えば、図中の矢印▲2▼で示すセルI3〜I8の半期計領域に対するセル領域の指定操作が行われると、図6に▲2▼で示すサブメニュー画面が表示され、指定されたセル領域がセル項目として“I3;I8”が設定され、このサブメニュー画面内に表示された項目色名称の一覧内で指定された“半期計評価色”が網かけにより識別表示される。
【0051】
また、例えば、図中の矢印▲3▼で示すセルC3〜H8の売上評価領域に対するセル領域の指定操作が行われると、図6に▲3▼で示すサブメニュー画面が表示され、指定されたセル領域がセル項目として“C3;H8”が設定され、このサブメニュー画面内に表示された項目色名称の一覧内で指定された“売上評価色”が網かけにより識別表示される。
【0052】
以上の操作手順によりカラー情報の定義設定が行われると、図2に示したようなカラー辞書指定に対応するカラー情報テーブルが設定されてRAM4内のカラー情報メモリ4dに格納される。
【0053】
次に、上記CPU2により実行される帳票印刷処理について図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0054】
まず、図5に示したような画面構成において、操作項目“印刷”が指示され、印刷対象の帳票が指定されると、その帳票データをカラー印刷するために設定されている辞書指定情報を、RAM4内のカラー情報メモリ4dに設定されているカラー情報テーブルのカラー辞書指定欄に設定されているカラー辞書情報により取得し(ステップS1)、その指定されたカラー辞書テーブルをRAM4内のカラー辞書メモリ4eから読み込んでワークメモリ4aに展開する(ステップS2)。
【0055】
次いで、指定された印刷対象帳票のレイアウト情報を帳票レイアウト情報メモリ4bから読み出し、このレイアウト情報に従って当該帳票データ内の先頭セルの描画処理を行ってRAM4内のワークメモリ4aに展開し(ステップS3)、ステップS2で読み込んだカラー辞書テーブル内を検索して(ステップS4)、その描画したセル項目に対応する色評価情報を取得し(ステップS5)、この色評価情報に基づいて指定セルを指定色で描画処理を行う(ステップS6)。
【0056】
すなわち、図2に示したカラー情報テーブル内の指定セル位置に対応して項目色名称欄に設定されている項目色名称と、この項目色名称に対応して図3あるいは図4のカラー辞書テーブルの項目カラー名称欄に設定されている同一の項目カラー名称の評価条件に基づいて、当該指定セル位置に設定されている数値データが該当する評価条件を判別し、この評価条件に対応して色欄に設定されている色及び階調データに従って当該指定セルに指定色を描画する。
【0057】
次いで、当該指定セルに設定されているセルデータ(数値データ)の当該指定セルへの描画処理を行い(ステップS7)、全セルの描画処理が終了したか否かを判別し(ステップS8)、全セルの描画処理が終了していない場合は、ステップS3に戻って、次のセルの描画処理を行い、以後、前記ステップS4〜ステップS7の辞書情報検索処理、色情報検索処理、色描画処理及びセルデータ描画処理を繰り返し実行して、全セルの描画処理を行う。また、全セルの描画処理が終了している場合は、その描画処理が終了したセルから構成された帳票をカラー表示部8にカラー表示する(ステップS9)。
【0058】
この描画処理が終了したセルから構成された帳票のカラー表示部8へのカラー表示された例を図8に帳票プレビュー画面として示す。
【0059】
この図8の帳票プレビュー画面に示す帳票は“売上実績”に関するものであり、この帳票内のセル構成のうち“4月度売上実績(C3〜C8)”、“5月度売上実績(D3〜D8)”、“6月度売上実績(E3〜E8)”の各セル領域が、図3(b)の“本年度目標基準”カラー辞書テーブル内の項目カラー名称“月度評価色”の評価条件に従って、各月度売上セル領域が色付け表示された例を示している。
【0060】
例えば、セル位置C3〜C6の各数値データ“1,565、1,474、1,313、1,254、1,126、1,045”は、評価条件“>3,000”に該当するため、その各セルは指定色“R(赤)かつ階調50”で色付け表示され、セル位置E3〜E8の各数値データ“3,343、3,252、3,135、3,032、3,548、3,376”は、評価条件“>11,000”に該当するため、その各セルは指定色“R(赤)かつ階調100”で色付け表示される。
【0061】
この図8中のサブウインドウ図面は、その帳票表示枠の上部行の“カラー辞書”操作項目が操作された場合に表示されるものであり、以下の項目操作処理に継続される。
【0062】
すなわち、図8の帳票をカラー表示部8にカラー表示した状態で、ユーザーによる入力部3のマウスによる指示操作を待機し(ステップS10)、すなわち、図8に示した帳票表示枠の上部行に表示された“ファイル,前頁,次頁,印刷,カラー辞書変更”の各操作項目の操作を待機する。そして、この項目操作内容が“印刷”あるいは“カラー辞書変更”かを判別する(ステップS11)。
【0063】
項目操作内容が“印刷”である場合は、図8に表示した帳票データをカラー印刷部8により所定の印刷用紙にカラー印刷出力させて(ステップS12)、本処理を終了する。また、“カラー辞書変更”である場合は、図8に示すカラー辞書のサブウインドウを表示し、そのカラー辞書サブウインドウ内でカラー辞書名称の指定を促す(ステップS13)。図8に示すカラー辞書サブウインドウ内では、使用中の“本年度目標基準”が指定された状態を示している。そして、マウス操作により他の辞書名称が指定された状態を図9に示す。
【0064】
図9に示すカラー辞書サブウインドウ内では、マウス操作により“月度別売上評価”というカラー辞書名が指定された状態を示している。次いで、この指定された“月度別売上評価”というカラー辞書名に対応するカラー辞書テーブルをRAM4内のカラー辞書メモリ4dから読み出すため、上記ステップS2の処理に戻る。そして、“月度別売上評価”のカラー辞書テーブルを読み出した後、ステップS3において、当該帳票の先頭セルから再度描画処理を行い、以後、上記ステップS4〜ステップS7の辞書情報検索処理、色情報検索処理、色描画処理及びセルデータ描画処理を繰り返し実行して、全セルの再描画処理を行う。
【0065】
その結果、帳票内の各月度売上セル領域の各データが、変更指定された“月度別売上評価”というカラー辞書テーブルに設定された項目カラー名称の評価条件に基づく色指定に従って、図9において、図8で説明したように各セルが再度指定色でカラー表示部8に色付け表示される。
【0066】
そして、この再度カラー表示された図9の帳票表示枠の上部行に表示された“ファイル,前頁,次頁,印刷,カラー辞書変更”の各操作項目の“印刷”をマウスで操作することにより、図9に表示した帳票データがカラー印字部7により所定の印刷用紙にカラー印刷出力される。また、再度“カラー辞書変更”を操作して、カラー辞書名を指定することにより、帳票内のセルの色付け状態を変更することができる。
【0067】
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステム1では、帳票に関する定義ファイルとして、RAM4内に帳票内のセルデータ毎にカラー情報を定義する定義情報と辞書指定情報とが設定されたカラー情報テーブルを格納するカラー情報メモリ4dと、カラー情報テーブルに設定された辞書指定情報に対応する各種カラー辞書テーブルを格納するカラー辞書メモリ4eと、を設け、カラー情報テーブルには、評価対象とするセル位置と、その項目色名称と、カラー化対象とするセル位置とを任意に設定可能とし、カラー辞書テーブルには、項目色名称毎に評価条件と、その評価条件に基づく色情報(色及び階調数)を予め設定したため、帳票毎にカラー情報テーブルとカラー辞書テーブルを設定する必要がなく、カラー情報を定義する手間を軽減することができる。
【0068】
また、帳票印刷処理においては、このカラー情報テーブル及びカラー辞書テーブルに従って、印刷対象帳票内の色付け対象項目が設定されたセル、あるいは、色付け対象セル領域のセル領域が、カラー表示されてカラー印刷出力されるとともに、カラー辞書テーブルの変更を可能として、その印刷対象帳票内の色付け対象項目及び色付け対象セル領域の色を変更可能としたため、帳票を印刷する際のセル単位及びセル領域毎の評価条件に基づく色識別出力を容易に行うことができる。
【0069】
その結果、帳票データを利用するデータ分析方法において、その分析結果を色別に出力させるとことを容易にでき、帳票データの作成機能を備えるアプリケーションプログラムに適用することにより、そのデータ出力機能の向上を図ることができる。
【0070】
なお、上記実施の形態の帳票印刷処理では、カラー化対象セルのセル背景色を、その評価対象セルのデータ値の該当する評価条件に応じて変更するようにした場合を説明したが、データ色を変更するようにしてもよい。
【0071】
また、上記実施の形態のカラー情報テーブルでは、各設定項目を任意に設定可能としたが、上記カラー辞書テーブルの各設定項目を任意に設定可能としてもよく、この場合、評価対象セルの評価条件を任意に設定でき、カラー表示あるいはカラー印刷出力される帳票のカラー出力形態の多様化を容易にすることができ、より詳細にセルデータのカラー分析を行うことができる。
【0072】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、データが設定されている複数のセルを出力する際に、表示された複数の辞書名称から1つの辞書名称を指定するだけで他のカラー辞書が指定され、新たに指定されたカラー辞書に変更され、評価対象セルを評価する評価条件が別の評価条件に変更され、変更された別の評価条件に基づいて評価対象セルを再評価し、再評価結果に応じた色でカラー化対象セルを出力させることができるので、評価条件を変更するユーザ操作が簡単になり、例えば、同じデータが設定されている評価対象セルを様々な評価基準により分析評価し、その評価結果をカラー化対象セルの描画色によって簡単に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帳票出力方法を適用した一実施の形態のコンピュータシステムの要部構成を示すブロック図。
【図2】図1のRAM内のカラー情報メモリに格納されるカラー情報の一例を示す図。
【図3】図1のRAM内のカラー辞書メモリに格納されるカラー辞書の一例を示す図。
【図4】図1のRAM内のカラー辞書メモリに格納されるカラー辞書の一例を示す図。
【図5】図2〜図3の各カラー情報定義内容を帳票設計時に設定する際の画面表示例を示す図。
【図6】図5の帳票設計の画面表示において指定セル領域毎にカラー情報の定義内容を設定する際に表示されるサブウインドウの表示例を示す図。
【図7】図1のCPUにより実行される帳票印刷処理のフローチャート。
【図8】図7の帳票印刷処理において印刷対象の帳票データが帳票プレビュー画面としてカラー表示される画面の一例を示す図。
【図9】図8の帳票プレビュー画面においてカラー辞書名を変更操作して印刷対象の帳票データが異なる色付けでカラー表示される画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム
2 CPU
3 入力部
4 RAM
4a ワークメモリ
4b 帳票データメモリ
4c 帳票レイアウト情報メモリ
4d カラー情報メモリ
4e カラー辞書メモリ
5 記憶媒体制御部
6 記憶装置
7 カラー印字部
8 カラー表示部
9 バス
10 記憶媒体

Claims (1)

  1. 複数セルから構成される帳票の該セル毎に設定される定義対象項目の内容により、その定義対象項目が設定されるセルの背景色あるいはデータ色等の描画色を予め決められた評価条件により定義し、該定義対象項目内容と描画色との対応関係により定義対象項目が設定されるセルの背景色あるいはデータ色を変更して出力する帳票出力装置であって、
    前記定義対象項目の名称と、該定義対象項目の名称に対応する評価条件と、該評価条件に対応する色情報とを対応付けて設定したカラー辞書を複数記憶するカラー辞書記憶手段と、
    前記評価条件によりデータ値が評価されるセル情報を設定した評価対象セル情報と、この評価対象セル情報に対応付けられてカラー化されるセル情報を設定したカラー化対象セル情報と、前記カラー辞書を指定する情報を設定したカラー辞書指定情報とを対応付けて記憶するカラー情報記憶手段と、
    前記複数のカラー辞書に対応する複数の辞書名称を表示画面に表示し、表示された複数の辞書名称からユーザ操作に応じて1つの辞書名称を指定し、前記複数のカラー辞書の中から1つのカラー辞書を指定する辞書指定手段と、
    前記指定されたカラー辞書を検索し、前記カラー情報記憶手段に記憶された評価対象セル情報に対応するセルに設定されたデータに対応する色情報を取得する検索手段と、
    前記検索手段により取得された色情報に基づく色で前記カラー情報記憶手段に記憶されたカラー化対象セル情報に対応するセルを描画して前記複数のセルを出力する出力手段と、
    前記辞書指定手段により辞書名称が指定されて他のカラー辞書が指定されたことに応じて、前記カラー辞書を新たに指定されたカラー辞書に変更する辞書変更手段と、
    前記変更されたカラー辞書を前記検索手段により検索して前記カラー情報記憶手段に記憶された評価対象セル情報に対応するセルに設定されたデータに対応する色情報を取得し、取得した色情報に基づく色で前記カラー情報記憶手段に記憶されたカラー化対象セル情報に対応するセルを前記出力手段により再描画して前記複数のセルを再出力させる制御手段と、
    を具備したことを特徴とする帳票出力装置。
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