JP4075431B2 - 推奨商品紹介システム、その方法及びそのプログラム - Google Patents
推奨商品紹介システム、その方法及びそのプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、推奨商品紹介システム及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ウェブサイトのウェブページ上でそのウェブサイトを運営する商品販売者が推奨商品に関する情報をユーザに紹介するという推奨商品紹介システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の推奨商品紹介システムでは、商品販売者側の意向で推奨商品を決め、その推奨商品に関する情報を載せたウェブページをオペレータが作成していたため、ユーザが欲しいと思う商品が必ずしも推奨商品として紹介されないという問題があった。また、そのウェブページの内容はオペレータが更新しない限り変わらない静的なページのため、ユーザはいつも同じ推奨商品を紹介されることがあり、推奨商品に対する興味が薄れるという問題もあった。
【0004】
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、購入検討者ごとに適切な商品を紹介することのできる推奨商品紹介システムを提供することを目的の一つとする。また、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者に紹介することのできる推奨商品紹介システムを提供することを目的の一つとする。更に、コンピュータをそのような推奨商品紹介システムとして機能させるためのプログラムを提供することを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述した目的の少なくとも一つを達成するため、本発明の第1は、推奨商品紹介システムであって、
商品とその商品に関するアンケート結果とを対応づけたアンケートDBを記憶するアンケートDB記憶手段と、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品に関するアンケート結果とを前記アンケートDBに登録するアンケートDB登録手段と、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信手段と、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品の一部又は全部を推奨商品とする推奨商品決定手段と、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信手段と
を備えたものである。
【0006】
この推奨商品紹介システムでは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDB(本明細書中「DB」はデータベースの略)から抽出し、その抽出した商品の一部又は全部を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信する。ここで、購入検討者のコンピュータのアンケート結果に基づいてアンケートDBから抽出された商品は、過去にそれと同様のアンケート結果を答えた購入者が実際に購入した商品であるから、その購入検討者にとって適切な商品といえる。したがって、購入検討者ごとに適切な商品を紹介することができる。なお、「アンケート結果」とは、例えば複数の項目が用意され各項目ごとに複数の選択肢が用意されたアンケートに対して各項目ごとに1又は複数の選択肢を選んだ回答としてもよい(以下同じ)。
【0007】
ここで、前記推奨商品決定手段は、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多のものを推奨商品としてもよい。アンケートDBへの登録は商品が購入されるごとに行われるため、アンケートDBへの登録数の多い商品はその時点でよく売れている商品といえる。そして、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品としてアンケートDBから抽出された商品のうち登録数が最多の商品は、その購入検討者に相応しい商品のうちその時点で最も売れている商品といえる。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者に紹介することができる。
【0008】
本発明の第2は、推奨商品紹介システムであって、
商品とその商品を構成する部品とその商品に関するアンケート結果とを対応づけたアンケートDBを記憶するアンケートDB記憶手段と、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品とその商品に関するアンケート結果とを前記アンケートDBに登録するアンケートDB登録手段と、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信手段と、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多の部品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする推奨商品決定手段と、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信手段と
を備えたものである。
【0009】
この推奨商品紹介システムでは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、次いで、その抽出した商品のうち登録数が最多の商品についてその商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多の部品をアンケートDBから抽出し、その抽出した部品で構成される商品(先ほど抽出した商品)を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信する。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れている部品を紹介することができる。
【0010】
なお、「部品種別」とは、商品を構成する部品の種類をいい、例えば商品がコンピュータの場合にはCPUやメモリなどをいい、部品種別がCPUの場合には部品はクロック周波数が800MHzのものとかクロック周波数が1.2GHzのものなどが該当し、部品種別がメモリの場合には部品は128MBのものとか256MBのものなどが該当する(以下同じ)。
【0011】
本発明の第3は、推奨商品紹介システムであって、
商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを対応付けたアンケートDBを記憶するアンケートDB記憶手段と、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを前記アンケートDBに登録するアンケートDB登録手段と、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信手段と、
部品とランクとを対応付けた部品DBを記憶する部品DB記憶手段と、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を前記部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする推奨商品決定手段と、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信手段と
を備えたものである。
【0012】
この推奨商品紹介システムでは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、次いで、その抽出した商品のうち登録数が最多の商品についてその商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクをアンケートDBから抽出し、その抽出したランクに対応する部品を部品DBから抽出し、その抽出した部品で構成される商品(先ほど抽出した商品)を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信する。ここで、各ランクに対応する部品は時期に応じて異なることがあり、例えば1年前にあるランクに対応する部品は部品Aだったのに対して現時点では同じランクに対応する部品は部品Bになっていることがあるが、このシステムでは最も売れている部品を紹介するのではなく最も売れているランクに対応する部品を紹介するため時期に応じた部品を紹介できる。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れているランクに対応する部品を紹介することができる。
【0013】
なお、「ランク」とは、部品のランクつまり序列であり、例えば部品種別がCPUの場合には高性能なものほど上位にランク付けすればよい(以下同じ)。先述したように、一般に部品のランクは時代が変わっても変わらないが、ランクに対応する部品はかつて上位にランク付けされていたとしても時代が変われば下位にランク付けされることはあり得る。例えば、CPUでいえば、ランクの最上位がクロック周波数1GHzだった時代もあるが、時代が変わると最上位がクロック周波数2GHzのものになり1GHzのものは中位に変わっている、という具合である。
【0014】
本発明の第4は、推奨商品紹介システムであって、
商品とその商品に関するアンケート結果とを対応づけたアンケートDBを記憶するアンケートDB記憶手段と、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品に関するアンケート結果とを前記アンケートDBに登録するアンケートDB登録手段と、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信手段と、
販促商品を記憶する販促商品記憶手段と、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品と同等の販促商品が前記販促商品記憶手段に記憶されていたときには該販促商品を推奨商品とする推奨商品決定手段と、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信手段と
を備えたものである。
【0015】
この推奨商品紹介システムでは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、次いで、その抽出した商品のうち登録数が最多の商品と同等の販促商品(本明細書中「販促」は販売促進の略)が販促商品記憶手段に記憶されていたときにはその販促商品を推奨商品とし、その推奨商品に関する情報を購入検討者のコンピュータに送信する。したがって、時期に応じた売れ筋商品と同等の販促商品を購入検討者ごとに適切に紹介できる。
【0016】
なお、「販促商品」とは、何らかの事情により販売者側が早期に販売してしまいたい商品であり、例えばコンピュータでいえば在庫が比較的多い商品とか新型製品を発売した後の旧型製品などである(以下同じ)。
【0017】
本発明の第1〜第4の推奨商品紹介システムは、更に、各商品の在庫を記憶する在庫記憶手段と、商品が購入されるごとに前記在庫記憶手段における該商品の在庫を更新する在庫更新手段とを備え、前記情報送信手段は、前記推奨商品の在庫を前記在庫記憶手段から読み出し、前記在庫が適正なときには前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信し、前記在庫が適正でないときには前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信しないようにしてもよい。こうすれば、在庫が適正でない商品を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信してしまうことがない。なお、「在庫が適正」とは、例えば注文があったときに速やかに出荷できる在庫数が確保されているときに適正としてもよい(以下同じ)。
【0018】
本発明の第1〜第4の推奨商品紹介システムにおいて、前記商品はコンピュータ又はコンピュータ周辺機器(プリンタ、スキャナ、デジタルカメラなど)であってもよい。コンピュータ又はコンピュータ周辺機器は購入検討者の用途や予算に応じて何を推奨すべきかが変わりやすいことや、時期に応じて何を推奨すべきかが変わりやすいことや、購入検討者はコンピュータ又はコンピュータ周辺機器を構成する部品を指定して購入することがあることなどを考慮すれば、本システムを適用するのに相応しい。なお、本システムに適しているその他の商品としては、自転車、自動二輪車、自動車、家電製品、オフィス製品、携帯電話、PHS、衣類、食品などが挙げられる。
【0019】
本発明の第1〜第4の推奨商品紹介システムにおいて、少なくとも前記アンケート送受信手段と前記情報送信手段とがウェブコンピュータによって構成されていてもよい。こうすれば、ウェブコンピュータはウェブサイトを通じて購入検討者に推奨商品を紹介できるため、購入検討者にとっても商品販売者にとっても利便性が高い。
【0020】
本発明の第5は、推奨商品紹介方法であって、
1又は複数のコンピュータが、購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信し、その後、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を、商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品に関するアンケート結果とを対応付けて登録したアンケートDBから抽出し、該抽出した商品の一部又は全部を推奨商品とし、該推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信するものである。
【0021】
購入検討者のコンピュータのアンケート結果に基づいてアンケートDBから抽出された商品は、過去にそれと同様のアンケート結果を答えた購入者が実際に購入した商品であるから、その購入検討者にとって適切な商品といえる。したがって、この推奨商品紹介方法によれば、購入検討者ごとに適切な商品を紹介することができる。
【0022】
ここで、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多のものを推奨商品としてもよい。アンケートDBへの登録は商品が購入されるごとに行われるため、アンケートDBへの登録数の多い商品はその時点でよく売れている商品といえる。そして、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品としてアンケートDBから抽出された商品のうち登録数が最多の商品は、その購入検討者に相応しい商品のうちその時点で最も売れている商品といえる。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者に紹介することができる。
【0023】
本発明の第6は、推奨商品紹介方法であって、
1又は複数のコンピュータが、購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信し、その後、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を、商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品とその商品に関するアンケート結果とを対応付けて登録したアンケートDBから抽出し、該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多の部品を前記アンケートDBから抽出し、該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とし、該推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信するものである。
【0024】
この推奨商品紹介方法によれば、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れている部品を紹介することができる。
【0025】
本発明の第7は、推奨商品紹介方法であって、
1又は複数のコンピュータが、購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信し、その後、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を、商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを対応付けて登録したアンケートDBから抽出し、該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し、該抽出したランクに対応する部品を部品とランクとを対応付けた部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とし、該推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信するものである。
【0026】
各ランクに対応する部品は時期に応じて異なり、例えば1年前にあるランクに対応する部品は部品Aだったのに対して現時点では同じランクに対応する部品は部品Bになっていることがあるが、ここでは最も売れている部品を紹介するのではなく最も売れているランクに対応する部品を紹介するため時期に応じた部品を紹介できる。したがって、この推奨商品紹介方法によれば、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れているランクに対応する部品を紹介することができる。
【0027】
本発明の第8は、推奨商品紹介方法であって、
1又は複数のコンピュータが、購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信し、その後、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を、商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品に関するアンケート結果とを対応付けて登録したアンケートDBから抽出し、該抽出した商品のうち登録数が最多の商品と同等の販促商品があるときには該販促商品を推奨商品とし、該推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信するものである。
【0028】
この推奨商品紹介方法によれば、時期に応じた売れ筋商品と同等の販促商品を購入検討者ごとに適切に紹介できる。
【0029】
本発明の第5〜第8の推奨商品紹介方法において、前記1又は複数のコンピュータが、更に、各商品の在庫を記憶する在庫記憶手段における該商品の在庫を商品が購入されるごとに更新し、前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する際に前記推奨商品の在庫を前記在庫記憶手段から読み出し、前記在庫が適正なときには前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信し、前記在庫が適正でないときには前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信しないようにしてもよい。こうすれば、在庫が適正でない商品を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信してしまうことがない。
【0030】
本発明の第5〜第8の推奨商品紹介方法において、前記商品はコンピュータ又はコンピュータ周辺機器であってもよい。コンピュータ又はコンピュータ周辺機器は購入検討者の用途や予算に応じて何を推奨すべきかが変わりやすいこと、購入検討者はコンピュータ又はコンピュータ周辺機器を構成する部品を指定して購入することが多いことなどを考慮すれば、本システムを適用するのに相応しい。なお、本システムに適しているその他の商品としては、自転車、自動二輪車、自動車、家電製品、オフィス製品、携帯電話、PHS、衣類、食品などが挙げられる。
【0031】
本発明の第5〜第8の推奨商品紹介方法において、少なくとも、購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信する手順と、前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する手順とをウェブコンピュータに実行させてもよい。こうすれば、ウェブコンピュータはウェブサイトを通じて購入検討者に推奨商品を紹介できるため、購入検討者にとっても商品販売者にとっても利便性が高い。
【0032】
本発明の第9は、推奨商品紹介用プログラムであって、
1又は複数のコンピュータに、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品に関するアンケート結果とを対応付けてアンケートDBに登録するアンケートDB登録ステップと、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信ステップと、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品の一部又は全部を推奨商品とする推奨商品決定ステップと、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信ステップと
を実行させるためのものである。
【0033】
このプログラムを1又は複数のコンピュータに実行させると、そのコンピュータは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、その抽出した商品の一部又は全部を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信する。ここで、購入検討者のコンピュータのアンケート結果に基づいてアンケートDBから抽出された商品は、過去にそれと同様のアンケート結果を答えた購入者が実際に購入した商品であるから、その購入検討者にとって適切な商品といえる。したがって、購入検討者ごとに適切な商品を紹介することができる。
【0034】
ここで、前記推奨商品決定ステップでは、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多のものを推奨商品としてもよい。アンケートDBへの登録は商品が購入されるごとに行われるため、アンケートDBへの登録数の多い商品はその時点でよく売れている商品といえる。そして、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品としてアンケートDBから抽出された商品のうち登録数が最多の商品は、その購入検討者に相応しい商品のうちその時点で最も売れている商品といえる。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者に紹介することができる。
【0035】
本発明の第10は、推奨商品紹介用プログラムであって、
1又は複数のコンピュータに、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品とその商品に関するアンケート結果とを対応付けてアンケートDBに登録するアンケートDB登録ステップと、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信ステップと、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多の部品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする推奨商品決定ステップと、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信ステップと
を実行させるためのものである。
【0036】
このプログラムを1又は複数のコンピュータに実行させると、そのコンピュータは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、次いで、その抽出した商品のうち登録数が最多の商品についてその商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多の部品をアンケートDBから抽出し、その抽出した部品で構成される商品(先ほど抽出した商品)を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信する。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れている部品を紹介することができる。
【0037】
本発明の第11は、推奨商品紹介用プログラムであって、
1又は複数のコンピュータに、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを対応付けてアンケートDBに登録するアンケートDB登録ステップと、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信ステップと、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を部品とランクとを対応付けた部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする推奨商品決定ステップと、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信ステップと
を実行させるためのものである。
【0038】
このプログラムを1又は複数のコンピュータに実行させると、そのコンピュータは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、次いで、その抽出した商品のうち登録数が最多の商品についてその商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクをアンケートDBから抽出し、その抽出したランクに対応する部品を部品DBから抽出し、その抽出した部品で構成される商品(先ほど抽出した商品)を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信する。ここで、各ランクに対応する部品は時期に応じて異なり、例えば1年前にあるランクに対応する部品は部品Aだったのに対して現時点では同じランクに対応する部品は部品Bになっていることがあるが、ここでは最も売れている部品を紹介するのではなく最も売れているランクに対応する部品を紹介するため時期に応じた部品を紹介できる。したがって、時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れているランクに対応する部品を紹介することができる。
【0039】
本発明の第12は、推奨商品紹介用プログラムであって、
1又は複数のコンピュータに、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品に関するアンケート結果とを対応付けてアンケートDBに登録するアンケートDB登録ステップと、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信ステップと、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品と同等の販促商品があるときには該販促商品を推奨商品とする推奨商品決定ステップと、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信ステップと
を実行させるためのものである。
【0040】
このプログラムを1又は複数のコンピュータに実行させると、そのコンピュータは、購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDBから抽出し、次いで、その抽出した商品のうち登録数が最多の商品と同等の販促商品が販促商品記憶手段に記憶されていたときにはその販促商品を推奨商品とし、その推奨商品に関する情報を購入検討者のコンピュータに送信する。したがって、時期に応じた売れ筋商品と同等の販促商品を購入検討者ごとに適切に紹介できる。
【0041】
本発明の第9〜第12の推奨商品紹介用プログラムにおいて、前記1又は複数のコンピュータに、更に、各商品の在庫を記憶する在庫記憶手段における該商品の在庫を商品が購入されるごとに更新する在庫更新ステップを実行させ、前記情報送信ステップでは、前記推奨商品の在庫を前記在庫記憶手段から読み出し、前記在庫が適正なときには前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信し、前記在庫が適正でないときには前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信しないようにしてもよい。こうすれば、在庫が適正でない商品を推奨商品として購入検討者のコンピュータに送信してしまうことがない。
【0042】
本発明の第9〜第12の推奨商品紹介用プログラムにおいて、前記商品はコンピュータ又はコンピュータ周辺機器であってもよい。コンピュータ又はコンピュータ周辺機器は購入検討者の用途や予算に応じて何を推奨すべきかが変わりやすいこと、購入検討者はコンピュータ又はコンピュータ周辺機器を構成する部品を指定して購入することが多いことなどを考慮すれば、本システムを適用するのに相応しい。なお、本システムに適しているその他の商品としては、自転車、自動二輪車、自動車、家電製品、オフィス製品、携帯電話、PHS、衣類、食品などが挙げられる。
【0043】
本発明の第9〜第12の推奨商品紹介用プログラムにおいて、少なくとも前記アンケート送受信ステップと前記情報送信ステップとをウェブコンピュータに実行させてもよい。こうすれば、ウェブコンピュータはウェブサイトを通じて購入検討者に推奨商品を紹介できるため、購入検討者にとっても商品販売者にとっても利便性が高い。
【0044】
なお、このような推奨商品紹介用プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。
【0045】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、ショッピングサーバシステム10の概略構成を表す説明図である。
【0046】
ショッピングサーバシステム10は、本発明の推奨商品紹介システムに相当するシステムであり、パソコンの販売を行うショッピングサイトを提供するシステムである。このショッピングサーバシステム10は、ウェブサーバ12と、ストレージ14とで構成され、それぞれLAN16により通信可能に接続されている。
【0047】
ウェブサーバ12は、インターネット18を介して接続されたクライアントPC40から受信した要求に応じて応答を作成し、その応答をインターネット18を介してクライアントPC40に送信する。
【0048】
ストレージ14は、ユーザ登録情報をデータベース化したユーザDB14aと、商品情報をデータベース化した商品DB14bと、注文情報をデータベース化した注文DB14cと、アンケート情報をデータベース化したアンケートDB14dとを備えている。ここで、ユーザ登録情報とは、ユーザがショッピングサイトで商品を購入する際に登録した情報、具体的にはユーザの住所、氏名、年齢等の個人情報などであり、ユーザDB14aには、ユーザごとに設定された識別符号としてのユーザIDとパスワードに対応する形式でユーザ登録情報がデータベース化されている。商品情報とは、商品の外観を表す画像、商品名、説明文、価格、在庫数に関する情報であり、商品DB14bには、商品の型番に対応する形式で商品情報がデータベース化されている。注文情報とは、ユーザがショッピングサイトで購入した商品に関する情報、具体的にはユーザID、受注日、商品名、購入個数などの情報であり、注文DBには、ユーザIDに対応する形式で商品注文情報がデータベース化されている。アンケート関連情報とは、ユーザが購入した商品とそのユーザのアンケート結果とが対応付けられた情報であり、アンケートDB14dには、このアンケート関連情報がデータベース化されている。
【0049】
クライアントPC40は、周知の汎用パソコンであり、インストールされたウェブブラウザによりインターネット18を介してウェブサーバ12へ要求を送信したりウェブサーバ12から応答を受信する。
【0050】
次に、顧客がクライアントPC40を利用してショッピングサーバシステム10が運営するショッピングサイトでパソコンを購入する場合について、ウェブサーバ12の動作を中心にして説明する。なお、顧客はクライアントPC40を利用してこのショッピングサイトで事前に会員登録しており、これによりショッピングサーバシステム10のストレージ14のユーザDB14aにその顧客のユーザID、パスワード、ユーザ登録情報が登録されているものとする。
【0051】
図2はウェブサーバ12の内蔵HDDにインストールされたショッピング処理プログラムのフローチャートである。このショッピング処理が開始されると、ウェブサーバ12は、まず、顧客がクライアントPC40を利用してこのショッピングサイトで所望の商品の情報を要求してきたときには、ウェブサーバ12は商品DB14bから該当する商品に関する商品情報を抽出し、その商品の外観画像や説明文や価格や在庫情報などからウェブページを作成し、作成したウェブページをクライアントPC40へ送信する(ステップS100)。その後、この顧客がクライアントPC40を利用してこのショッピングサイトでその所望の商品の購入を要求したきたときには、ウェブサーバ12はその要求の中からユーザID、受注日、商品名、購入個数などの注文情報を読み出し、ユーザIDに対応する形式で受注日、商品名、購入個数をストレージ14の注文DB14cに登録し、また、この注文情報に応じて出荷に向けての指示を商品手配係のコンピュータに出力し、更に、受注完了のお知らせと複数の項目からなるアンケートとを含むウェブページ20(図3参照)をクライアントPC40へ送信する(ステップS110)。このウェブページ20には、図3に示すようにアンケート項目が3つあり、第1項目21は購入したパソコンの使用場所や使用目的に関する項目、第2項目22は購入したパソコンの大きさに関する項目、第3項目23は購入したパソコンの価格帯に関する項目である。各項目21,22,23は、選択肢群24,25,26の中から該当する選択肢(アルファベット付き)のラジオボタンをクリックすることにより選択するようになっている。顧客は各項目21,22,23につきいずれかの選択肢を選択したあと送信ボタン27をクリックすると、クライアントPC40からアンケート結果がウェブサーバ12に送信される。ウェブサーバ12は、このアンケート結果を受信したときには、アンケート結果と今回購入された商品名とを対応付けてアンケートDB14dに登録し(ステップS120)、このプログラムを終了する。
【0052】
図4はこのアンケートDBの一例を表す説明図である。ここでは、アンケート結果は、アンケート項目の第1項目21,第2項目22,第3項目の順に選択された選択肢のアルファベットをハイフンで結んで表記されている。この図4では、アンケート結果が「a−a−a」の場合につき、商品Xが4つ登録され、商品Yが2つ登録されている。つまり、商品Xを購入しアンケートに「a−a−a」と回答した購入者がこれまでに4人存在し、商品Yを購入しアンケートに「a−a−a」と回答した購入者がこれまでに2人存在していたことになる。
【0053】
次に、パソコンの購入を検討している顧客がクライアントPC40を利用してショッピングサーバシステム10が運営するショッピングサイトで自分に合った商品の紹介を受ける場合について、ウェブサーバ12の動作を中心にして説明する。図5はウェブサーバ12の内蔵HDDにインストールされた商品紹介処理プログラムのフローチャートである。この商品紹介処理が開始されると、ウェブサーバ12は、顧客のクライアントPC40から商品紹介の要求を受信したときには、商品紹介の要求を受信したときにはアンケートページ30(図6参照)をクライアントPC40へ送信する(ステップS200)。クライアントPC40からの商品紹介の要求は、ショッピングサイトの所定のウェブページで顧客が商品紹介の要求ボタンをクリックしたときにウェブサーバ12に送信される。
【0054】
アンケートページ30は、図6に示すように、商品購入後の顧客へ送信するウェブページ20のアンケートと同様、第1項目31は購入したパソコンの使用場所や使用目的に関する項目、第2項目32は購入したパソコンの大きさに関する項目、第3項目33は購入したパソコンの価格帯に関する項目である。各項目31,32,33は、選択肢群34,35,36の中から該当する選択肢(アルファベット付き)のラジオボタンをクリックすることにより選択するようになっている。顧客は各項目31,32,33につきいずれかの選択肢を選択したあと送信ボタン37をクリックすると、クライアントPC40からそのアンケート結果がウェブサーバ12に送信される。
【0055】
ウェブサーバ12は、クライアントPC40からアンケート結果を受信したときには、受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDB14dから抽出し、抽出した商品のうち登録数が最多のものを推奨商品とする(ステップS210)。具体的には、ストレージ14に記憶されているアンケートDB14dが図4のとき、顧客がアンケートページ30で回答したアンケート結果が「a−a−a」だったとすると、アンケートDB14dをアンケート結果「a−a−a」で検索する。すると、商品Xが登録数4、商品Yが登録数2として抽出されるので、登録数が最多の商品Xが推奨商品となる。ここで、クライアントPC40からのアンケート結果に基づいてアンケートDB14dから抽出された商品は、過去にそれと同様のアンケート結果を答えた購入者が実際に購入した商品であるから、その購入検討者にとって適切な商品といえる。また、アンケートDB14dへの登録は商品が購入されるごとに行われるため、アンケートDB14dへの登録数の多い商品はその時点でよく売れている商品といえ、抽出した商品のうち登録数が最多の商品は、最も売れている商品といえる。
【0056】
その後、ウェブサーバ12は、この推奨商品に関する情報を商品DB14bから読み出してテンプレートなどを利用して商品紹介用のウェブページを作成し、このウェブページをクライアントPC40へ送信し(ステップS220)、このプログラムを終了する。すると、クライアントPC40がこのウェブページを受信し、ウェブブラウザが画面上に表示するので、顧客はどんな商品が推奨されてきたかを画面上で確認し購入を検討することができる。
【0057】
以上詳述した本実施形態のショッピングサーバシステム10によれば、パソコンの購入を検討している顧客ごとに適切な商品を紹介することができるし、時期に応じた売れ筋商品を推奨商品としてその顧客に紹介することができる。
【0058】
なお、上述した実施形態において、ストレージ14は、更に販売者側の事情により販売を促進したい商品(販促商品)に関する情報をデータベース化した販促商品DBを記憶し、販促商品DBは、販促商品とその販促商品と同等の性能を持つ非販促商品(通常販売されている商品)とを対応付けて記憶していてもよく、このとき、ウェブサーバ12は、図7に示す商品紹介処理のフローチャートのように、ステップS210の代わりに、ステップS202〜S208を実行してもよい。即ち、クライアントPC40からアンケート結果を受信したときには、受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDB14dから抽出し、抽出した商品の中から登録数の最多のものと同等の販促商品が販促商品DBに登録されているか否かを検索し(ステップS202)、その検索結果を判定し(ステップS204)、該当する販促商品があったときにはその販促商品を推奨商品とし(ステップS206)、そのような販促商品がなかったときには抽出した商品の中で登録数の最多のものを推奨商品とし(ステップS208)、その後既述のステップS220に進んでもよい。こうすれば、時期に応じた売れ筋商品と同等の販促商品を推奨商品として顧客ごとに適切に紹介することができる。なお、販促商品としては、例えば同シリーズの商品につき新モデルの販売が開始されたあとの旧モデルや、在庫量の豊富な商品などが挙げられる。
【0059】
[第2実施形態]
本実施形態は、第1実施形態と同様のシステム構成を採用しているため、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付して説明する。本実施形態では、ウェブサーバ12が運営するショッピングサイトにおいて、パソコンを販売するにあたり、CPU、メモリ、HDDをはじめ各種部品を自由に選択できるBTO (Build To Order) と称するサービスを提供し、顧客の希望する部品で構成されたパソコンを注文できるようにしている。
【0060】
ウェブサーバ12は、第1実施形態と同様、図2のショッピング処理を実行するが、ステップS100では、顧客のクライアントPC40から商品X(タワー型パソコン)の情報の要求を受信した場合、商品Xを構成する各種部品を選択できる図8のBTO画面50をクライアントPC40へ送信する。このBTO画面50では、「本体必須仕様」として「CPU」「メモリ」等をプルダウンメニューの中から自分の希望するものを選択できるようになっており、また、「オプション&サービス」として「ディスプレイ」「アプリケーション」等をプルダウンメニューの中から自分の希望するものを選択できるようになっている。そして、プルダウンメニューの中から自分の希望するものを選択すると、その選択した部品の価格が「小計」欄、「消費税」欄、「合計」欄に反映される。「数量」欄にはデフォルト値として「1」が入力されているが、2台以上購入する場合にはその台数を入力する。この表示画面における入力が終わって「次へ」をクリックすると、各種の設定画面を経て最終的に注文ボタン(図示せず)が表示されるのでその注文ボタンをクリックする。これにより、BTO画面50で指定した部品で構成される商品Xの購入要求がウェブサーバ12へ送信される。
【0061】
ウェブサーバ12は、図2のステップS110において、その要求の中からユーザID、受注日、商品、その商品を構成する各部品(顧客が選択した各部品)、購入個数などの注文情報を読み出し、ユーザIDに対応する形式で受注日、商品、その商品を構成する部品、購入個数をストレージ14の注文DB14cに登録し、また、この注文情報に応じて出荷に向けての指示を商品手配係のコンピュータに出力し、更に、受注完了のお知らせと複数の項目からなるアンケートとを含むウェブページ20(図3参照)をクライアントPC40へ送信する。その後、ウェブサーバ12は、ステップS120において、このアンケート結果を受信したときには、アンケート結果と今回購入された商品とその商品を構成する各部品とを対応付けてアンケートDB14dに登録し、このプログラムを終了する。
【0062】
図9はこのアンケートDBの一例を表す説明図である。ここでは、アンケート結果は、図3のアンケート項目の第1項目21,第2項目22,第3項目23の順に選択された選択肢のアルファベットをハイフンで結んで、「a−a−a」、「a−a−b」のように表記されている。この図9では、アンケート結果が「a−a−a」の場合につき、商品Xが5つ、商品Yが2つ登録され、5つの商品Xを構成する部品のうちCPUはM社製のクロック周波数800MHzのものが4つ、K社製のクロック周波数1.2GMHzのものが1つ登録され、メモリは64MHzのものが1つ、128MHzのものが4つ登録されている。
【0063】
次に、パソコンの購入を検討している顧客がクライアントPC40を利用してショッピングサーバシステム10が運営するショッピングサイトで自分に合った商品の紹介を受ける場合について、ウェブサーバ12の動作を中心にして説明する。図10はウェブサーバにおける商品紹介処理のフローチャートである。ウェブサーバ12が実行する商品紹介処理のうち、ステップS300及びS320は第1実施形態のステップS200及びS220と同様であるため、ここではその説明を省略する。さて、ステップS300のあと、ウェブサーバ12はクライアントPC40からアンケート結果を受信したときには、受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDB14dから抽出し、更にその抽出した商品のうち登録数が最多の商品を抽出する(ステップS302)。次いで、ウェブサーバ12は、登録数最多の商品を構成するCPUやメモリなどの部品種別ごとに登録数が最多の部品をアンケートDB14dから抽出し(ステップS304)、抽出した部品で構成される前出の登録数最多の商品を推奨商品とし(ステップS306)、その後ステップS320へ進む。
【0064】
例えば、ストレージ14に記憶されているアンケートDB14dが図9のとき、顧客がアンケートページ30で回答したアンケート結果が「a−a−a」だったとすると、アンケートDB14dをアンケート結果「a−a−a」で検索すると商品Xが登録数5、商品Yが登録数2として抽出されるので、商品Xが登録数最多の商品となる。そして、この商品Xを構成するCPUにつき登録数が最多のものはM社製のクロック周波数800MHzのものであり、メモリにつき登録数が最多のものは128MHzのものであるため、CPUとしてM社製のクロック周波数800MHzのものを搭載しメモリとして256MHzのものを搭載した商品Xを推奨商品とする。なお、その他の部品種別については説明を省略する。このとき、ステップS320で作成される商品紹介用のウェブページを図11に示す。クライアントPC40はこのウェブページを受信して画面上に表示するので、顧客はどんな商品が推奨されてきたかを画面上で確認し購入を検討することができる。
【0065】
ここで、クライアントPC40からのアンケート結果に基づいてアンケートDB14dから抽出された商品及びその商品を構成する部品は、過去にそれと同様のアンケート結果を答えた購入者が実際に購入したものであるから、その購入検討者にとって適切な商品や部品といえる。また、アンケートDB14dへの登録は商品が購入されるごとに行われるため、アンケートDB14dへの登録数が最多の商品及び部品はその時点で最も売れている商品及び部品といえる。
【0066】
以上詳述した本実施形態によれば、時期に応じた売れ筋商品をパソコンの購入を検討している顧客ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れている部品を紹介することができる。
【0067】
[第3実施形態]
本実施形態は、第1実施形態と同様のシステム構成を採用しているため、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付して説明する。但し、図12に示すように、ストレージ14には更に部品DB14eが記憶され、この部品DB14eは部品とランクとを対応付けたものである。現時点での部品DBは、例えば、部品種別がCPUの場合、上位、中位、下位の3段階に分けられているとし、クロック周波数800MHzのものが下位、クロック周波数1.2GHzのものが中位、クロック周波数2GHzのものが上位と決められている。この部品DB14eは、定期的に又は新商品や新部品の販売時などに、部品とランクとの対応付けが最新の内容に更新される。
【0068】
また、本実施形態では、第2実施形態と同様、図8のBTO画面50によりクライアントPC40から注文を受け付けたあと、アンケートのウェブページ20をクライアントPC40へ送信しクライアントPC40からそのアンケート結果を受信してアンケートDB14dに登録するが、アンケートDBの構成が第2実施形態とは異なる。即ち、本実施形態のアンケートDBは、図13に示すように、アンケート結果と今回購入された商品とその商品を構成する部品のランクとを対応付けてアンケートDB14dに登録する。この図13では、アンケート結果が「a−a−a」の場合につき、商品Xが5つ、商品Yが2つ登録され、商品Xを構成する部品のうちCPUはランクが下位のものが4つ、ランクが中位のものものが1つ登録されている。
【0069】
次に、パソコンの購入を検討している顧客がクライアントPC40を利用してショッピングサーバシステム10が運営するショッピングサイトで自分に合った商品の紹介を受ける場合について、ウェブサーバ12の動作を中心にして説明する。図14はウェブサーバにおける商品紹介処理のフローチャートである。ウェブサーバ12が実行する商品紹介処理のうち、ステップS400及びS420は第1実施形態のステップS200及びS220と同様であるため、個々ではその説明を省略する。さて、ステップS400のあと、ウェブサーバ12はクライアントPC40からアンケート結果を受信したときには、受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDB14dから抽出し、更にその抽出した商品のうち登録数が最多の商品を抽出する(ステップS402)。次いで、ウェブサーバ12は、登録数最多の商品を構成するCPUやメモリなどの部品種別ごとに登録数が最多の部品ランクをアンケートDB14dから抽出し(ステップS404)、抽出した部品ランクに対応する部品を部品DB14eから抽出し(ステップS406)、抽出した部品で構成される前出の登録数最多の商品を推奨商品とし(ステップS408)、その後ステップS420へ進む。
【0070】
例えば、ストレージ14に記憶されているアンケートDB14dが図13のとき、顧客がアンケートページ30で回答したアンケート結果が「a−a−a」だったとすると、アンケートDB14dをアンケート結果「a−a−a」で検索すると商品Xが登録数5、商品Yが登録数2として抽出されるので、商品Xが登録数最多の商品となる。そして、この商品Xを構成する部品種別の一つであるCPUにつき登録数が最多の部品ランクは下位ランクであるため、下位ランクに対応するCPUを図11の部品DB14eから抽出すると、クロック周波数800MHzのものが抽出される。したがって、CPUとしてクロック周波数800MHzのものを搭載した商品Xを推奨商品とする。なお、その他の部品種別については説明を省略する。このとき、ステップS420で作成される商品紹介用のウェブページは、第2実施形態と同様、図11に示すものとなる。クライアントPC40はこのウェブページを受信して画面上に表示するので、顧客はどんな商品が推奨されてきたかを画面上で確認し購入を検討することができる。
【0071】
ここで、クライアントPC40からのアンケート結果に基づいてアンケートDB14dから抽出された商品及びそれを構成する部品のランクは、過去にそれと同様のアンケート結果を答えた購入者が実際に購入したものであるから、その購入検討者にとって適切な商品や部品ランクといえる。また、アンケートDB14dへの登録は商品が購入されるごとに行われるため、アンケートDB14dへの登録数が最多の商品及びそれを構成する部品のランクはその時点で最もよく売れているものといえる。更に、部品そのものをアンケートDB14dに登録する第2実施形態では、例えば、1年前にハイスペックのパソコンを求めてクロック周波数1.2GHzのCPUを搭載したパソコンを購入した人が多かった場合、それがアンケートDBに残っていて商品を紹介するときに参照したとすると、現時点でハイスペックのパソコンを求めている購入検討者に対してクロック周波数1.2GHzという現時点ではミドルスペックのものを紹介することがあり得る(但し、例えば、アンケートDBのうち現時点から2,3ヶ月前までに登録したレコードのみを参照するようにすれば、部品そのものを紹介したとしてもそれほど時期に応じて部品が変わることがないため、このような不都合は生じにくい)。これに対して、本実施形態では、1年前に、ハイスペックのパソコンを求めて上位ランクのCPUを搭載したパソコンを購入したという形式でアンケートDBに登録されるため、このアンケートDBを参照したとしても、現時点でハイスペックのパソコンを求めている購入検討者に対してクロック周波数2GHzのCPUを搭載したパソコンを紹介することになり、部品DB14eを適時更新しさえすれば上位ランクのCPUとして時代に即したものを紹介することができる。
【0072】
以上詳述した本実施形態によれば時期に応じた売れ筋商品を購入検討者ごとに適切に紹介できるうえ、その商品を構成する部品についても最も売れているランクに対応する部品を紹介することができる。また、古いアンケート結果を活用したとしても商品を紹介するうえで問題が生じないため、アンケートDBの蓄積量が十分な量となり商品を紹介するうえでの適切さが向上する。
【0073】
ここで、上述した各実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。各実施形態のストレージ14が本発明のアンケートDB記憶手段、部品DB記憶手段、販促商品記憶手段及び在庫記憶手段に相当し、ウェブサーバ12がアンケートDB登録手段、アンケート送受信手段、推奨商品決定手段、情報送信手段及び在庫更新手段に相当する。
【0074】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施できることはいうまでもない。
【0075】
例えば、上述した各実施形態では、ショッピングサーバシステム10のウェブサーバ12が様々な機能を実行するものとして説明したが、ウェブサーバ12の機能を複数のサーバで分担して実行するように構成してもよい。例えば、アプリケーションサーバをLAN16に接続し、ウェブサーバの機能のうちストレージ14に記憶されている各DBの検索実行とその検索結果のHTML化をそのアプリケーションサーバが担うようにしてもよい。
【0076】
また、上述した各実施形態では、商品としてパソコンを取り上げて説明したが、パソコン以外に取引可能な商品であれば特に限定されず、自転車、自動二輪車、自動車、家電製品、オフィス製品、携帯電話、PHS、衣類、食品などでもよい。例えば自転車についていえばフレームやサドルやハンドル等を顧客が選択可能な部品としてもよく、自動車についていえばクルーズコントロールやカーナビゲーションなどの種々のオプションを顧客が選択可能な部品としてもよい。
【0077】
更に、上述した各実施形態について、同じレコード(第1実施形態では同じアンケート結果に同じ商品が対応付けられているデータ、第2実施形態では同じアンケート結果に同じ商品及び同じ部品が対応付けられているデータ、第3実施形態では同じアンケート結果に同じ商品及び同じ部品ランクが対応付けられているデータ)の登録数もアンケートDB14dに記憶してもよい。こうすれば、登録数が最多の商品を容易に見つけだすことができる。
【0078】
更にまた、上述した各実施形態について、推奨商品を決定した後その推奨商品に関する情報をクライアントPC40へ送信する前に、その推奨商品の在庫数を商品DB14bから抽出してその在庫数が適正でないときには推奨商品を変更した上で、変更後の推奨商品に関する情報をクライアントPC40へ送信してもよい。具体的には、在庫数がゼロ(在庫が残っていても既に売約済みで実質的な在庫数がゼロのときも含む)のときには、推奨商品を登録数最多のものから登録数が次点のものに変更してもよい。こうすれば、在庫が適正でない商品を推奨商品としてパソコン購入を検討している顧客へ紹介してしまうことがない。なお、変更後の推奨商品についても在庫数を確認しその在庫数が適正でないときには同様の処理を繰り返してもよい。
【0079】
そしてまた、上述した各実施形態では、クライアントPC40から受信したアンケート結果に対応する商品をアンケートDB14dから抽出しその抽出した商品の一部(登録数の最多のもの等)を推奨商品としたが、抽出した商品のすべてを推奨商品としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の推奨商品紹介システムの概略構成を表す説明図である。
【図2】ショッピング処理プログラムのフローチャートである。
【図3】商品を購入した顧客へ送信するウェブページの説明図である。
【図4】アンケート結果と今回購入された商品とを対応付けたアンケートDBの説明図である。
【図5】商品紹介処理プログラムのフローチャートである。
【図6】商品の購入を検討している顧客へ送信するアンケートページの説明図である。
【図7】商品紹介処理プログラムのフローチャートである。
【図8】BTO画面の説明図である。
【図9】アンケート結果と今回購入された商品とその商品を構成する各部品とを対応付けたアンケートDBの説明図である。
【図10】商品紹介処理プログラムのフローチャートである。
【図11】商品紹介用のウェブページの説明図である。
【図12】部品DBを含むストレージの説明図である。
【図13】アンケート結果と今回購入された商品とその商品を構成する部品のランクとを対応付けたアンケートDBの説明図である。
【図14】商品紹介処理プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10…ショッピングサーバシステム、12…ウェブサーバ、14…ストレージ、14a…ユーザDB、14b…商品DB、14c…注文DB、14d…アンケートDB、14e…部品DB、18…インターネット、20…ウェブページ、21…第1項目、22…第2項目、23…第3項目、24〜26…選択肢群、27…送信ボタン、30…アンケートページ、31…第1項目、32…第2項目、33…第3項目、34〜36…選択肢群、37…送信ボタン、40…クライアントPC、50…BTO画面。
Claims (3)
- 商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを対応付けたアンケートDBを記憶するアンケートDB記憶手段と、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを前記アンケートDBに登録するアンケートDB登録手段と、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信手段と、
部品とランクとを対応付けた部品DBを記憶する部品DB記憶手段と、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を前記部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする推奨商品決定手段と、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信手段と、
各商品の在庫数を記憶する在庫記憶手段と、
商品が購入されるごとに前記在庫記憶手段における該商品の在庫数を更新する在庫更新手段と、
を備え、
前記推奨商品決定手段は、前記推奨商品の在庫数を前記在庫記憶手段から読み出し、前記推奨商品の在庫数が適正でないときには前記アンケートDBから抽出した商品のうち該在庫数が適正でない商品の次に登録数が多い商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を前記部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする
推奨商品紹介システム。 - 推奨商品紹介システムの1又は複数のコンピュータが、購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信し、その後、前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を、商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを対応付けて登録したアンケートDBから抽出し、該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し、該抽出したランクに対応する部品を部品とランクとを対応付けた部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とし、該推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する
推奨商品紹介方法であって、
前記推奨商品の在庫数が適正でないときには前記アンケートDBから抽出した商品のうち該在庫数が適正でない商品の次に登録数が多い商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を前記部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする
推奨商品紹介方法。 - 推奨商品紹介システムの1又は複数のコンピュータに、
商品が購入されるごとに該購入された商品とその商品を構成する部品のランクとその商品に関するアンケート結果とを対応付けてアンケートDBに登録するアンケートDB登録ステップと、
購入検討者のコンピュータにアンケートを送信し該購入検討者のコンピュータからアンケート結果を受信するアンケート送受信ステップと、
前記購入検討者のコンピュータから受信したアンケート結果に対応する商品を前記アンケートDBから抽出し該抽出した商品のうち登録数が最多の商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を部品とランクとを対応付けた部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする推奨商品決定ステップと、
前記推奨商品に関する情報を前記購入検討者のコンピュータに送信する情報送信ステップと
を実行させるための推奨商品紹介用プログラムであって、
前記推奨商品決定ステップは、前記推奨商品の在庫数が適正でないときには前記アンケートDBから抽出した商品のうち該在庫数が適正でない商品の次に登録数が多い商品について該商品を構成する部品種別ごとに登録数が最多のランクを前記アンケートDBから抽出し該抽出したランクに対応する部品を前記部品DBから抽出し該抽出した部品で構成される前記商品を推奨商品とする
推奨商品紹介用プログラム。
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