JP4075164B2 - チャージポンプ - Google Patents

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてコードレスリモコン、ページャ、携帯電話等の無線通信機器のPLL周波数シンセサイザに用いられるチャージポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のチャージポンプの構成を示す回路図である。
【0003】
図6において、1は位相比較器、2は上昇指示信号入力端子、3は下降指示信号入力端子、4は電流流出用トランジスタ、5は電流流入用トランジスタ、6は第1のスイッチング用トランジスタ、7は第2のスイッチング用トランジスタ、8は第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ、9は第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ、10は第1の定電流源、11は第2の定電流源、12は出力端子、13はインバータ、14はメインカウンタ信号入力端子、15はリファレンスカウンタ信号入力端子、16が電源端子である。
【0004】
図6を用いて従来のチャージポンプの動作について説明する。位相比較器1のメインカウンタ信号入力端子14にはVCO(Voltage Controlled Oscillator)の信号を所定分周数で分周した信号が入力される。またリファレンスカウンタ信号入力端子15には水晶発振器などの基準信号を所定分周数で分周した信号が入力される。位相比較器1は上記2つの信号の相対的な位相差に応じて上昇指示信号または下降指示信号を出力する。上昇指示信号が出力された時には、チャージポンプは電流を流出し出力端子に接続されたVCOの周波数制御端子に並列接続されたコンデンサに電荷を充電することでVCOの発振周波数を上昇させ、下降指示信号が出力された時にはチャージポンプは電流を流入し前記コンデンサの電荷を放電することでVCOの発振周波数を下降させる。以上のような操作をフィードバックループを構成して継続的に行うことによりVCO周波数を目的の周波数に収束することができる。このようなフィードバックループはPLL(Phase Locked Loop)と呼ばれている。
【0005】
さて、図6において第1の定電流源10には第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8が接続され、カレントミラー回路の出力側トランジスタとしてはたらく電流流出用トランジスタ4に電流値がミラーされる。ここで、電流流出用トランジスタ4の動作電流は第1の定電流源10の電流値および第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8と電流流出用トランジスタ4の素子サイズの比によって決まる値である。例えば、第1の定電流源10の電流値を100μA、素子サイズの比を1:10とすると、電流流出用トランジスタ4の動作電流は1.0mAとなる。
【0006】
電流流出用トランジスタ4のソースと電源端子16の間には第1のスイッチング用トランジスタ6が挿入され、上昇指示信号入力端子2と第1のスイッチング用トランジスタ6のゲートはインバータ13を通じて接続されている。
【0007】
電流流出用トランジスタ4のドレインは出力端子12に接続されている。
同様に第2の定電流源11には第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ9が接続され、カレントミラー回路の出力側トランジスタとしてはたらく電流流入用トランジスタ5に電流値がミラーされる。電流流入用トランジスタ5のソースとグランドの間には第2のスイッチング用トランジスタ7が挿入され、下降指示信号入力端子3と第2のスイッチング用トランジスタ7のゲートが接続されている。
【0008】
電流流入用トランジスタ5のドレインは出力端子12に接続されている。
ここに示す従来例のチャージポンプはActive Highで動作するとし、位相比較器の出力がHighレベルのとき電流流出または流入を行うものとする。位相比較器1から出力がないときには第1および第2ののスイッチング用トランジスタ6、7がオフとなっているため、出力端子12から電流流出および流入はない。位相比較器1から上昇指示信号入力端子2に入力があるとインバータ13を介して第1のスイッチング用トランジスタ6がオンとなり、出力端子12から規定の電流値(上述の例では1.0mA)で電流が流出される。また、位相比較器1から下降指示信号入力端子3に入力があると第2のスイッチング用トランジスタ7がオンとなり、出力端子12から規定の電流値で電流が流入される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の従来例に示す従来のチャージポンプでは、位相比較器1から出力がないときの消費電流が大きいという課題があった。すなわち、第1および第2の定電流源10、11に常に電流を流しているため、チャージポンプから電流流出、流入を行わないときでも電流を消費するという課題があった。上述の例では流出側、流入側それぞれ100μA必要であり、合計200μAが無効電流となる。そのため電池駆動などの理由で消費電流を抑えたい機器へ採用する場合の障害となっていた。
【0010】
また、別の方法としてチャージポンプから電流流出、流入を行わないときに第1および第2の定電流源10、11の電流をオフする構成があげられる。この場合は、例えば図6に示す従来例の第1および第2の定電流源10、11をオンオフするスイッチを付加することにより構成される。この場合には消費電流を抑えることが可能であるが、出力の立ち上がり特性に課題があった。つまり、図6に示す第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8のゲート−ソース間容量Cgsのために第1の定電流源10をオンしたときの第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8の立ち上がりに遅延が生じる。つまり、ゲート−ソース間容量Cgsへの充電を第1の定電流源で行うことになるからである。この遅延時間は数nsec〜数十nsecであるためパルス幅の小さな上昇指示信号に対しては出力端子12から電流流出されず反応しなくなってしまう。下降指示信号に対しても同様である。つまりチャージポンプに不感帯が生じるという課題があった。
【0011】
発明は上記の課題を解決するものであり、位相比較器から出力がないときの消費電流を抑え、不感帯が小さいチャージポンプを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上昇指示信号および下降指示信号が出力されていないときに定電流源の電流値を所定値より小さい値に設定することにより消費電流を抑え、予め定電流源に小さい電流を流してカレントミラー回路の入力側トランジスタのゲート−ソース間容量に電荷を充電しておくことにより出力の立ち上がり時の遅延時間を小さくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入され前記上昇指示信号に応じてオンする第1のスイッチング用トランジスタと、第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入され前記下降指示信号に応じてオンする第2のスイッチング用トランジスタと、前記上昇指示信号が出力されていないときに前記第1の定電流源の電流値を所定値より小さくする第1の電流設定手段と、前記下降指示信号が出力されていないときに前記第2の定電流源の電流値を所定値より小さくする第2の電流設定手段を備え、第1の電流設定手段は、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのソースと電源またはグランド間に第1のスイッチおよび第1の抵抗を互いに並列に挿入し、第2の電流設定手段は、第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタのソースと電源またはグランド間に第2のスイッチおよび第2の抵抗を互いに並列に挿入し、前記第1のスイッチは上昇指示信号に応じてオンし、前記第2のスイッチは下降指示信号に応じてオンすることにより前記上昇信号または前記下降信号が出力されていないときにカレントミラー回路の動作電流を小さくするものである。そして、少ない素子を用い簡単な回路で構成できる。
【0015】
また、位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入され前記上昇指示信号に応じてオンする第1のスイッチング用トランジスタと、第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入され前記下降指示信号に応じてオンする第2のスイッチング用トランジスタと、前記上昇指示信号が出力されていないときに前記第1の定電流源の電流値を所定値より小さくする第1の電流設定手段と、前記下降指示信号が出力されていないときに前記第2の定電流源の電流値を所定値より小さくする第2の電流設定手段を備え、第1の電流設定手段は、電流設定手段として第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタに並列に前記第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタより素子サイズが小さい第1の補助トランジスタを設け、第2の電流設定手段は、第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタに並列に前記第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタより素子サイズの小さい第2の補助トランジスタを設け、上昇指示信号が出力されていないときは前記第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタをオフし、下降指示信号が出力されていないときは前記第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタをオフすることにより前記上昇信号または前記下降信号が出力されていないときにカレントミラー回路の動作電流を小さくするものである。そして、カレントミラー回路の電流を小さくしたときの電流精度を上げることができる。
【0016】
また、位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入された第1のスイッチング用トランジスタと、第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入された第2のスイッチング用トランジスタと、制御回路を備え、前記制御回路は位相比較器から出力される上昇指示信号の立ち上がりタイミングで前記第1の定電流源をオンし前記上昇指示信号の立ち上がりタイミングから第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1のスイッチング用トランジスタをオンし前記上昇指示信号の立ち下がりタイミングより前記第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1の定電流源と前記第1のスイッチング用トランジスタをオフし、更に前記制御回路は前記位相比較器から出力される下降指示信号の立ち上がりタイミングで前記第2の定電流源をオンし前記下降指示信号の立ち上がりタイミングから第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2のスイッチング用トランジスタをオンし前記下降指示信号の立ち下がりタイミングより前記第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2の定電流源と前記第2のスイッチング用トランジスタをオフするものである。そして、消費電流を抑えるために上昇および下降指示信号が出力されていないときに電流流出用および電流流入用トランジスタを駆動する電流源をオフにしても不感帯を無くすことができる。
【0017】
また、位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入された第1のスイッチング用トランジスタと、第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入された第2のスイッチング用トランジスタと、制御回路を備え、前記制御回路は位相比較器から出力される上昇指示信号の立ち上がりタイミングで前記第1の定電流源を第1の所定電流に設定し前記上昇指示信号の立ち上がりタイミングから第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1のスイッチング用トランジスタをオンし前記上昇指示信号の立ち下がりタイミングより前記第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1のスイッチング用トランジスタをオフすると共に前記第1の定電流源を前記第1の所定電流より小さな電流である第1の小電流に設定し、更に前記制御回路は前記位相比較器から出力される下降指示信号の立ち上がりタイミングで前記第2の定電流源を第2の所定電流に設定し前記下降指示信号の立ち上がりタイミングから第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2のスイッチング用トランジスタをオンし前記下降指示信号の立ち下がりタイミングより前記第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2のスイッチング用トランジスタをオフすると共に前記第2の定電流源を前記第2の所定電流より小さな電流である第2の小電流に設定するものである。そして、遅延時間を小さくできるため求められる遅延素子ばらつきや温度特性を緩和することができる。
【0018】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0019】
(実施例1)
図1は、本発明によるチャージポンプの実施例1の構成を示す回路図である。図1において、1は位相比較器、2は上昇指示信号入力端子、3は下降指示信号入力端子、4は電流流出用トランジスタ、5は電流流入用トランジスタ、6は第1のスイッチング用トランジスタ、7は第2のスイッチング用トランジスタ、8は第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ、9は第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ、10は第1の定電流源、11は第2の定電流源、12は出力端子、13はインバータ、14はメインカウンタ信号入力端子、15はリファレンスカウンタ信号入力端子、16が電源端子、17は第1の電流設定手段、18は第2の電流設定手段である。
【0020】
図1を用いて本実施例の受信機の動作について説明する。
位相比較器1のメインカウンタ信号入力端子14にはVCOの信号を分周した信号が入力される。またリファレンスカウンタ信号入力端子15には水晶発振器などの基準信号を分周した信号が入力される。位相比較器1は上記2つ信号の相対的な位相差に応じて上昇指示信号または下降指示信号を出力する。
【0021】
第1の定電流源10には第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8が接続され、カレントミラー回路の出力側トランジスタとしてはたらく電流流出用トランジスタ4に電流値がミラーされる。ここで、電流流出用トランジスタ4の動作電流は第1の定電流源10の電流値および第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8と電流流出用トランジスタ4の素子サイズの比によって決まる値である。例として第1の定電流源10の電流値が100μA、素子サイズの比が1:10の場合には、電流流出用トランジスタ4の動作電流は約1.0mAとなる。また、上昇指示信号入力端子2の入力信号は第1の電流設定手段17に入力される。第1の電流設定手段17は、入力信号がLowの時には第1の定電流源10の動作電流を小さく設定する。例えば20μAに設定する。また入力信号がHighの時には第1の定電流源10の動作電流を規定値に設定する。例えば100μAに設定する。
【0022】
電流流出用トランジスタ4のソースと電源端子16の間には第1のスイッチング用トランジスタ6が挿入され、上昇指示信号入力端子2と第1のスイッチング用トランジスタ6のゲートはインバータ13を通じて接続されている。
【0023】
電流流出用トランジスタ4のドレインは出力端子12に接続されている。
同様に第2の定電流源11には第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ9が接続され、カレントミラー回路の出力側トランジスタとしてはたらく電流流入用トランジスタ5に電流値がミラーされる。また、下降指示信号入力端子3の入力信号は第2の電流設定手段18に入力される。第2の電流設定手段は、入力信号がLowの時には第2の定電流源11の動作電流を小さく設定する。例えば20μAに設定する。また入力信号がHighの時には第1の定電流源11の動作電流を規定値に設定する。例えば100μAに設定する。
【0024】
電流流入用トランジスタ5のソースとグランドの間には第2のスイッチング用トランジスタ7が挿入され、下降指示信号入力端子3と第2のスイッチング用トランジスタ7のゲートが接続されている。
【0025】
電流流出用トランジスタ4のドレインは出力端子に接続されている。
本実施例のチャージポンプはActive Highで動作するとし、位相比較器1の出力がHighレベルの時に電流流出または流入を行うものとする。位相比較器1から出力がないときには第1および第2のスイッチング用トランジスタ6、7がオフとなっているため、出力端子12から電流流出および流入はない。ただし、上述のように第1および第2の定電流源10、11には規定電流(100μA)より小さな電流(20μA)が流れている。このとき第1および第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8、9にはこれと同じ小さな電流が流れているためオフになっていない。そのため第1および第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8、9のゲート−ソース間電圧はそれぞれしきい電圧VTに近い電圧となっている。つまり第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8のゲート−ソース間容量CgsにはVTに近い電圧に対応する電荷がすでに充電されている。次に、位相比較器1から上昇指示信号入力端子2に入力があると、インバータ13を介して第1のスイッチング用トランジスタ6がオンとなると共に、第1の電流設定手段17により第1の定電流源10の電流値が規定値(100μA)に設定されるため出力端子12から規定の電流値(1.0mA)が流出される。このとき予めゲート−ソース間容量Cgsに電荷が充電されていたため、第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8のゲート電位の変化は小さい。従って規定の電流値(1.0mA)に達するまでの時間すなわち遅延時間が小さくなる。また、位相比較器1から下降指示信号入力端子3に入力があるときも同様に考えることができ同様に遅延時間が小さくなる。
【0026】
このように本実施例によれば、上昇指示信号および下降指示信号が出力されていないときの消費電流を数分の一ないし数十分の一に低減することができ、かつ上昇および下降指示信号が出力されたときの出力電流の立ち上がり時間を短くすることができる。
【0027】
(実施例2)
図2は、本発明によるチャージポンプの実施例2の構成を示す回路図である。図2において、19は第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ、20は第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ、21は第1の抵抗、22は第2の抵抗、23は第1のスイッチ、24は第2のスイッチである。また、図1と同じ構成要素については同一の番号を付けて示した。本実施例の動作は、第1の実施例の動作と基本的には同じであるが、電流設定手段を第1および第2の抵抗と第1および第2のスイッチを用いて構成していることが特徴である。
【0028】
第1の定電流源10は第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8および出力側トランジスタ19を経由してミラーされ、電流流出用トランジスタ4を駆動する。ここで第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19のソースとグランド間には第1の抵抗および第1のスイッチが互いに並列に挿入されている。また、第2の定電流源11は第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ9および出力側トランジスタ20を経由してミラーされ、電流流入用トランジスタ5を駆動する。ここで第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ20のソースとグランド間には第2の抵抗および第2のスイッチが互いに並列に挿入されている。
【0029】
位相比較器1から出力がないときには第1および第2のスイッチング用トランジスタ6、7がオフとなっている。また、第1および第2のスイッチ23、24がオフとなっている。このとき、第1および第2の抵抗21、22に電流が流れ電圧降下が生じる。そして第1および第2のスイッチがオンの時と比べると、第1および第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19、20のゲート−ソース間電圧が小さくなるため、第1および第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19、20に流れる電流が小さくなる。ここで、第1および第2の抵抗21、22の値を適当に選ぶことにより、第1および第2のスイッチ23、24がオフの時の電流を所望の値に設定できる。例えば第1および第2のスイッチ23、24がオンの時に100μAで、オフの時に20μAになるように抵抗値を選ぶことが可能である。
【0030】
このように本実施例によれば、電流設定手段を抵抗とスイッチといった簡単な回路で実現でき、第1の実施例で述べたと同様な効果を得ることができる。
【0031】
(実施例3)
図3は、本発明によるチャージポンプの実施例3の構成を示す回路図である。図3において、25は第1の補助トランジスタ、26は第2の補助出力側トランジスタである。また、図2と同じ構成要素については同一の番号を付けて示した。本実施例の動作は、実施例1の動作と基本的には同じであるが、電流設定手段を第1および第2の補助トランジスタ25、26を用いて構成していることが特徴である。
【0032】
第1の定電流源10は第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ8および出力側トランジスタ19を経由してミラーされ、電流流出用トランジスタ4を駆動する。ここで第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19と並列に第1の補助トランジスタ25が構成されている。そして第1の補助トランジスタ25のドレインは第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19のドレインに接続され、第1の補助トランジスタ25のソースはグランドに接続されている。また、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19のソースとグランド間に第1のスイッチ23が挿入されている。
【0033】
また、第2の定電流源11は第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ9および出力側トランジスタ20を経由してミラーされ、電流流入用トランジスタ5を駆動する。ここで第2の補助トランジスタ26のドレインが第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ20のドレインに接続され、第2の補助トランジスタ26のソースは電源端子16に接続されている。また、第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ20のソースとグランド間に第2のスイッチ24が挿入されている。
【0034】
位相比較器1から出力がないときには第1および第2のスイッチ23、24がオフとなっており、このため第1および第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19、20には電流が流れず、第1および第2の補助トランジスタ25、26のみに電流が流れる。第1および第2の補助トランジスタ25、26の電流値は第1および第2の入力側トランジスタ8、9との素子サイズの比で決まるため、第1および第2の補助トランジスタ25、26の素子サイズを小さくすることにより電流値を小さく設定することができる。
【0035】
このように本実施例によれば、補助トランジスタをカレントミラー回路を構成する他のトランジスタと同じ種類のトランジスタで構成しているため、電流値を小さくしたときの電流値の精度を上げることができる。また、温度特性や素子ばらつきに対しても有利である。そして実施例1で述べたと同様な効果を得ることができる。
【0036】
(実施例4)
図4は、本発明によるチャージポンプの実施例4の構成を示す回路図である。図4において、27は制御回路である。また、図2と同じ構成要素については同一の番号を付けて示した。本実施例と第2の実施例との違いは制御回路27を用いることである。
【0037】
位相比較器1から上昇指示信号および下降指示信号がそれぞれ上昇指示信号入力端子2および下降指示信号入力端子3を経由して制御回路27に入力される。制御回路27は、第1および第2のスイッチング用トランジスタ6、7と第1および第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ19、20のソースとグランド間またはソースと電源端子16間に挿入された第1および第2のスイッチ23、24の動作タイミングを制御する。
【0038】
具体的な制御回路27の動作タイミングを説明するために図5をも用いて説明する。
【0039】
図5は上昇指示信号が出力された場合の動作を示しているが、下降指示信号が出力された場合についても同様に考えることができる。
【0040】
図5において、制御回路27に入力された"(1)上昇指示信号"に対して、第1の遅延時間だけ遅延した信号"(2)第1のスイッチング用トランジスタの制御信号"が生成され、インバータ13に出力することで第1のスイッチング用トランジスタ6が駆動される。
【0041】
また、"(1)上昇指示信号"の立ち上がりエッジでセットされ"(2)第1のスイッチング用トランジスタの制御信号"の立ち下がりエッジでリセットされる信号である"(3)第1の定電流源の制御信号"が生成される。この"(3)第1のカレントミラー回路の制御信号"が第1のスイッチ23を駆動することにより、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ20の電流が規定値に設定される。
【0042】
ここで、第1の遅延時間は、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ20の電流立ち上がり時間より大きく設定されている。つまり、図5において"(4)第1のカレントミラー回路の電流値"に示す電流立ち上がり特性で、十分に電流が立ち上がるのに要する時間だけ第1の遅延時間を持たせている。十分に立ち上がってから"(2)第1のスイッチング用トランジスタの制御信号"により第1のスイッチング用トランジスタ6がオンされるため、"(5)出力端子の電流流出値"に示すように出力端子12からの出力パルス幅が"(1)上昇指示信号"のパルス幅と同じになる。これによりチャージポンプの不感帯の発生を防ぐことができる。
【0043】
このように本実施例によれば、電流流出用および流入用トランジスタとその駆動回路が完全に立ち上がってから、第1および第2のスイッチング用トランジスタをオンオフするためチャージポンプの不感帯の発生を防ぐことができる。上昇および下降指示信号が出力されていないときの消費電流を抑えることができるのは他の実施例と同様である。
【0044】
尚、信号の遅延操作はインバータ回路の縦列接続などで実現できる。また、図5において"(3)第1のカレントミラー回路の制御信号"の生成はフリップフロップなどを組み合わせたロジック回路で容易に構成することができる。
【0045】
また、本実施例では、上昇および下降指示信号が出力されていないときの電流抑制の操作をカレントミラー回路を制御することで行ったが、定電流源を直接制御して行うこともできる。
【0046】
また、2つの定電流源を用いたが、1つの定電流源からカレントミラー回路により分岐して構成することもできる。
【0047】
また、本実施例では、上昇および下降指示信号が出力されていないときにカレントミラー回路の電流を小さく設定する構成としたが、電流をオフする構成とすることもできる。
【0048】
また、図1において電流流出用トランジスタ4のソースと電流流入用トランジスタ5のソースを接続した構成とすることもできる。
【0049】
また、本実施例ではトランジスタとしてFETを用いた場合について示したが、バイポーラトランジスタ等を用いても構成できる。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明のチャージポンプによれば、次の効果が得られる。
【0051】
上昇指示信号および下降指示信号が出力されていないときに定電流源の電流を小さく設定するため、消費電流を数分の一ないし数十分の一に低減することができ、かつ上昇および下降指示信号が出力されたときの出力電流の立ち上がり時間を短くすることができる。
【0052】
また、電流設定手段を抵抗とスイッチで構成するため、簡単な回路で電流設定手段を構成することができる。
【0053】
また、電流設定手段を補助トランジスタを用いて構成しているため、電流値を小さくしたときの電流値の精度を上げることができ、温度特性や素子ばらつきに対しても有利となる。
【0054】
また、電流流出用および流入用トランジスタとその駆動回路が完全に立ち上がってから、第1および第2のスイッチング用トランジスタをオンオフするためチャージポンプの不感帯の発生を更に確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるチャージポンプの回路図
【図2】本発明の実施例2におけるチャージポンプの回路図
【図3】本発明の実施例3におけるチャージポンプの回路図
【図4】本発明の実施例4におけるチャージポンプの回路図
【図5】同ポンプにおける制御回路の制御信号を表すタイミングチャート
【図6】従来のチャージポンプの回路図
【符号の説明】
2 上昇指示信号入力端子
3 下降指示信号入力端子
4 電流流出用トランジスタ
5 電流流入用トランジスタ
6 第1のスイッチング用トランジスタ
7 第2のスイッチング用トランジスタ
8 第1のカレントミラー回路の入力側トランジスタ
9 第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタ
10 第1の定電流源
11 第2の定電流源
12 出力端子
17 第1の電流設定手段
18 第2の電流設定手段
19 第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタ
20 第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタ
21 第1の抵抗
22 第2の抵抗
23 第1のスイッチ
24 第2のスイッチ
25 第1の補助トランジスタ
26 第2の補助トランジスタ
27 制御回路

Claims (4)

  1. 位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、
    第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、
    前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入され前記上昇指示信号に応じてオンする第1のスイッチング用トランジスタと、
    第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、
    前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入され前記下降指示信号に応じてオンする第2のスイッチング用トランジスタと、
    前記上昇指示信号が出力されていないときに前記第1の定電流源の電流値を所定値より小さくする第1の電流設定手段と、
    前記下降指示信号が出力されていないときに前記第2の定電流源の電流値を所定値より小さくする第2の電流設定手段を備え
    前記第1の電流設定手段は、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのソースと電源またはグランド間に第1のスイッチおよび第1の抵抗を互いに並列に挿入し、
    前記第2の電流設定手段は、第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタのソースと電源またはグランド間に第2のスイッチおよび第2の抵抗を互いに並列に挿入し、
    前記第1のスイッチは上昇指示信号に応じてオンし、
    前記第2のスイッチは下降指示信号に応じてオンすることにより前記上昇信号または前記下降信号が出力されていないときにカレントミラー回路の動作電流を小さくするチャージポンプ。
  2. 位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、
    第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、
    前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入され前記上昇指示信号に応じてオンする第1のスイッチング用トランジスタと、
    第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、
    前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入され前記下降指示信号に応じてオンする第2のスイッチング用トランジスタと、
    前記上昇指示信号が出力されていないときに前記第1の定電流源の電流値を所定値より小さくする第1の電流設定手段と、
    前記下降指示信号が出力されていないときに前記第2の定電流源の電流値を所定値より小さくする第2の電流設定手段を備え
    前記第1の電流設定手段は、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタに並列に前記第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタより素子サイズが小さい第1の補助トランジスタを設け、
    前記第2の電流設定手段は、第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタに並列に前記第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタより素子サイズの小さい第2の補助トランジスタを設け、
    上昇指示信号が出力されていないときは前記第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタをオフし、下降指示信号が出力されていないときは前記第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタをオフすることにより前記上昇信号または前記下降信号が出力されていないときにカレントミラー回路の動作電流を小さくするチャージポンプ。
  3. 位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、
    第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、
    前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入された第1のスイッチング用トランジスタと、
    第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、
    前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入された第2のスイッチング用トランジスタと、
    制御回路を備え、
    前記制御回路は位相比較器から出力される上昇指示信号の立ち上がりタイミングで前記第1の定電流源をオンし前記上昇指示信号の立ち上がりタイミングから第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1のスイッチング用トランジスタをオンし前記上昇指示信号の立ち下がりタイミングより前記第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1の定電流源と前記第1のスイッチング用トランジスタをオフし、
    更に前記制御回路は前記位相比較器から出力される下降指示信号の立ち上がりタイミングで前記第2の定電流源をオンし前記下降指示信号の立ち上がりタイミングから第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2のスイッチング用トランジスタをオンし前記下降指示信号の立ち下がりタイミングより前記第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2の定電流源と前記第2のスイッチング用トランジスタをオフするチャージポンプ。
  4. 位相比較器から出力される上昇指示信号および下降指示信号に応じて出力端子からそれぞれ電流流出および電流流入を行う定電流型チャージポンプであって、
    第1の定電流源から第1のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が出力端子に接続された電流流出用トランジスタと、
    前記電流流出用トランジスタと電源間に挿入された第1のスイッチング用トランジスタと、
    第2の定電流源から第2のカレントミラー回路を通じて動作電流が設定され出力が前記出力端子に接続された電流流入用トランジスタと、
    前記電流流入用トランジスタとグランド間に挿入された第2のスイッチング用トランジスタと、
    制御回路を備え、
    前記制御回路は位相比較器から出力される上昇指示信号の立ち上がりタイミングで前記第1の定電流源を第1の所定電流に設定し前記上昇指示信号の立ち上がりタイミングから第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1のスイッチング用トランジスタをオンし前記上昇指示信号の立ち下がりタイミングより前記第1の遅延時間経過したタイミングで前記第1のスイッチング用トランジスタをオフすると共に前記第1の定電流源を前記第1の所定電流より小さな電流である第1の小電流に設定し、
    更に前記制御回路は前記位相比較器から出力される下降指示信号の立ち上がりタイミングで前記第2の定電流源を第2の所定電流に設定し前記下降指示信号の立ち上がりタイミングから第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2のスイッチング用トランジスタをオンし前記下降指示信号の立ち下がりタイミングより前記第2の遅延時間経過したタイミングで前記第2のスイッチング用トランジスタをオフすると共に前記第2の定電流源を前記第2の所定電流より小さな電流である第2の小電流に設定するチャージポンプ。
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