JP4075018B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばリチウムイオンバッテリなどの2次電池を充電または放電する場合に用いて好適な電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】
電池は、充電不可能な1次電池(例えば乾電池)と、充電可能な2次電池(例えば蓄電池)との2種類に分類することができる。1次電池は、電池の有する電池容量を使用しきると再利用ができないが、2次電池は充電可能なので、充電することによって、2次電池が劣化するまで、複数回、利用することができる。
【0003】
2次電池は、通常、電池パックに収納されている。従来の電池パックには、収納されている2次電池の過充電または過放電を防止するために、2次電池の充電または放電を制御する保護回路が電池パック内に設けられていた。図21は、従来の2次電池の電池パックの一構成例を示す図である。出力端子としての正端子7及び負端子8は、充電時、定電流回路及び定電圧回路等で構成される、図示せぬ充電装置に接続される。
【0004】
2次電池1が、図示せぬ充電装置によって充電されるとき、電圧検出回路151は2次電池1の端子電圧を検出し、2次電池1が満充電に達したことを検出すると、スイッチ152をオフする。従って、2次電池1の過充電が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数の電池パックを、直列または並列に接続して用いる場合、2次電池毎の電池容量または電池パックの接続状態(直列接続または並列接続)によって、2次電池を充電または放電する際に、2次電池が過充電または過放電されたり、2次電池毎にバランスの悪い充放電が行われてしまうという課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、2次電池を安全に使用することができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の電池パックは、2次電池の充電方向の電流をスイッチングする第1のスイッチング回路と、2次電池の放電方向の電流をスイッチングする第2のスイッチング回路と、2次電池の出力端子としての正端子および負端子と、外部からの外部制御信号を検出する信号検出回路と、信号検出回路により検出された外部制御信号に対応して、第1または第2のスイッチング回路の動作を制御する制御回路とを備え、外部制御信号は、正端子および負端子から入力され、信号検出回路は、正端子および負端子に接続され、正端子および負端子から入力された外部制御信号を、第1のスイッチング回路または第2のスイッチング回路をオンまたはオフして検出することを特徴とする。
【0010】
2次電池の過充電または過放電を検出する検出回路と、検出回路の検出結果に対応した動作を、外部制御信号に対応する動作より優先的に、制御回路に行わせる優先制御回路とをさらに設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電池パック、充電装置及び放電装置の実施例を図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明の電池パックの一実施例の構成を示す図である。電池パック10に収納されている2次電池1は、スイッチング回路2と直列に接続されている。電池パック10の出力端子としての正端子7及び負端子8は、使用時、負荷に接続されるとともに、充放電時、充電装置または放電装置に接続される。スイッチング回路2においては、2個のFET3,4が直列に接続され、各FETは、それぞれ寄生ダイオード3D,4Dを有している。
【0015】
信号入力端子9は、電池パック1の外部から外部制御信号の入力を受け、信号検出回路6に出力するようになされている。信号検出回路6は、この外部制御信号を検出し、制御回路5に出力するようになされている。制御回路5は、信号検出回路6から出力された信号に従って、スイッチング回路2のFET3及び4を制御するようになされている。
【0016】
図2は、本発明の充電装置の一実施例の構成を示す図である。この充電装置20は、図1に示す電池パック10に接続して用いられる。正端子27は電池パック10の正端子7に、負端子28は電池パック10の負端子8に、信号出力端子29は電池パック10の信号入力端子9に、それぞれ接続される。定電圧回路23及び定電流回路24は、2次電池1を充電するようになされている。電圧検出回路22は、2次電池1の端子電圧を検出し、電流検出回路21は、充電電流を検出し、それぞれその検出信号を制御回路25に出力するようになされている。
【0017】
制御回路25は、電圧検出回路22及び電流検出回路21の出力を受け、信号出力回路26の動作を制御するようになされている。信号出力回路26は、信号出力端子29及び信号入力端子9を介して、信号検出回路6に外部制御信号を出力するようになされている。
【0018】
図3は、本発明の放電装置の一実施例の構成を示す図である。この放電装置30は、図1に示す電池パック10に接続して用いらる。正端子37は電池パック10の正端子7に、負端子38は電池パック10の負端子8に、信号出力端子39は電池パック10の信号入力端子9に、それぞれ接続される。負荷回路33は、抵抗等で構成されており、2次電池1を放電するようになされている。電圧検出回路32は、2次電池1の端子電圧を検出し、電流検出回路31は、放電電流を検出し、それぞれ、制御回路34に検出結果を出力するようになされている。
【0019】
制御回路34は、電圧検出回路32及び電流検出回路31の出力を受け、信号出力回路35の動作を制御するようになされている。信号出力回路35は、信号出力端子39及び信号入力端子9を介して、信号検出回路6に外部制御信号を出力するようになされている。
【0020】
次に、図1乃至図3に示す実施例の動作について説明する。
【0021】
まず、図1に示す電池パック10が、図2に示す充電装置20に接続された場合の動作について説明する。電池パック10の正端子7、負端子8及び信号入力端子9は、充電装置20の正端子27、負端子28及び信号出力端子29にそれぞれ接続される。そして、2次電池1の充電を行うとき、制御回路25は、信号出力回路26を制御し、スイッチング回路2のFET3をオフさせ、FET4をオンさせる外部制御信号を出力させる。
【0022】
信号出力回路26から出力された外部制御信号は、信号出力端子29及び信号入力端子9を介して、信号検出回路6に入力される。信号検出回路6は、この外部制御信号を検出し、制御回路5に出力する。制御回路5は、信号検出回路6の出力に対応して、FET3をオフし、FET4をオンするように制御を行う。FET3がオフされ、FET4がオンされると、充電装置20の定電圧回路23及び定電流回路24によって、2次電池1の充電が行われる。
【0023】
さらに、電流検出回路21または電圧検出回路22によって、2次電池1が満充電状態に達したことが検出されると、過充電を防止するために、制御回路25は、信号出力回路26を制御し、FET4をオフさせる外部制御信号を出力させる。この外部制御信号は、上述した経路で制御回路5に入力され、制御回路5は、FET4をオフする(FET3もオフ)。FET4がオフされると、FET4自体は勿論、充電電流に対して逆方向に接続されている寄生ダイオード4Dにも充電電流は流れないので、2次電池1の過充電が防止される。
【0024】
次に、図1に示す電池パック10が、図3に示す放電装置30に接続された場合の動作について説明する。電池パック10の正端子7、負端子8及び信号入力端子9は、放電装置30の正端子37、負端子38及び信号出力端子39にそれぞれ接続される。そして、2次電池1の放電を行うとき、制御回路34は、信号出力回路35を制御し、スイッチング回路2のFET3をオンさせ、FET4をオフさせる外部制御信号を出力させる。
【0025】
信号出力回路35から出力された外部制御信号は、信号出力端子39及び信号入力端子9を介して、信号検出回路6に入力される。信号検出回路6は、この外部制御信号を検出し、制御回路5に出力する。制御回路5は、この検出信号に対応してFET3をオンし、FET4をオフするように制御を行う。FET3がオンされ、FET4がオフされると、放電装置30の負荷回路33によって、2次電池1の放電が行われる。
【0026】
さらに、電流検出回路31は、2次電池1の放電電流を、電圧検出回路32は2次電池1の端子電圧を検出し、制御回路34に出力する。制御回路34は、電流検出回路31及び電圧検出回路32の出力に対応して、2次電池1の過放電を防止するため放電動作を止めるとき、信号検出回路35がFET3をオフさせる外部制御信号を出力するように制御する。この外部制御信号は、上述した経路で制御回路5に入力され、制御回路5は、FET3をオフする(FET4もオフ)。FET3がオフされると、放電電流に対して逆方向に接続されている寄生ダイオード3Dにも2次電池1の放電電流が流れないので、2次電池1の過充電が防止される。
【0027】
図4及び図5は、図1に示す電池パック10の正端子7、負端子8及び信号入力端子9が導体11により、誤ってショートされた場合の接続状態を表している。このように、正端子7と信号入力端子9または負荷端子8が導体11により誤ってショートされると、信号検出回路6が、これを外部制御信号と誤認し、FET3または4の少なくとも一方をオンさせてしまうおそれがある。
【0028】
これを防止するために、電池パック10内に、2次電池1の過充電または過放電を防止するための保護回路を設けることも可能である。図6は、この場合の構成例を示す図である。図6に示す電池パック10は、2次電池1の過充電または過放電を防止するために、電流検出回路41、電圧検出回路42及び優先回路43によって構成される保護回路40をさらに備えた構成となっている。
【0029】
電流検出回路41は、2次電池1の充電電流または放電電流を検出し、電圧検出回路42は、2次電池1の充電時または放電時における端子電圧を検出し、それぞれ優先回路43に出力するようになされている。優先回路43は、電流検出回路41及び電圧検出回路42の出力を検出し、制御回路5にスイッチング回路2のFET3または4をオン/オフさせる優先信号を出力するようになされている。
【0030】
制御回路5は、優先回路43からの優先信号による制御を、充電装置20または放電装置30から出力される外部制御信号による制御に対して優先的に行う。従って、2次電池1の過充電または過放電を防止することができると同時にショートによる誤動作も防止することができる。
【0031】
図7は、ショートによる誤動作を防止する他の実施例を示す図である。この実施例に示す電池パック10は、信号検出回路6が信号入力端子9に、コンデンサ51を介して接続されている。コンデンサ51は、直流電流を流さないので、信号入力端子9が正端子7または負端子8に誤って接続されたとしても、信号検出回路6は、これを外部制御信号の入力として受け取ることができない。従って、スイッチング回路2の誤動作をさらに確実に防止することができる。
【0032】
図8は、電池パック10の他の実施例の構成を示す図である。この電池パック10は、2個の信号検出回路6A及び6Bを備えている。電池パック10に外部制御信号を入力するとき、正端子7と信号入力端子9との間、または信号入力端子9と負端子8との間に入力される。前者の信号は、信号検出回路6Aが検出し、後者の信号は、信号検出回路6Bが検出する。
【0033】
図9は、正端子7と負端子8を利用して、外部から、スイッチング回路2をオン/オフさせる信号が入力される場合の電池パックの実施例の構成を示す図である。すなわち、この実施例の場合、スイッチング回路2のFET3または4をオン/オフするための外部制御信号は、正端子7及び負端子8から入力され、信号検出回路6が、これを検出するようになされている。図10は、図9の動作を説明する図である。なお、図10では、電流検出回路41、電圧検出回路42及び優先回路43の図示は省略している。
【0034】
信号検出回路6が、正端子7及び負端子8から入力される外部制御信号を検出するためには、スイッチング回路2内のFET3または4の少なくとも一方をオフにし、2次電池1とFET3,4による外部制御信号の吸収を抑制する必要がある。例えば、充電方向に外部制御信号としての信号電圧ES が送られる場合は、FET4をオフにし、信号電圧ES が2次電池1に吸収されるのを抑制する。このため、信号入力端子79から制御回路5に、FET4をオフする信号を最初に入力し、FET4をオフにしておく(図10(a))。これにより、信号電圧ES を信号検出回路6により検出することができる。
【0035】
また、放電方向に外部制御信号としての信号電圧ES が送られる場合は、FET3をオフにし、信号電圧ES が2次電池1に吸収されるのを防がなくてはならない。従って、信号入力端子79から制御回路5に、FET3をオフする信号を最初に入力し、FET3をオフにしておく(図10(b))。すると、信号電圧ES は、2次電池1に吸収されず、信号検出回路6により検出される。
【0036】
さらに、図10(c)に示すように、信号入力端子79から制御回路5に、FET3及び4をオフする信号が最初に入力されていると、正端子7及び負端子8から入力される信号電圧ES は、充電方向及び放電方向のいずれの方向へ変化する電圧としても、2次電池1には吸収されず、信号検出回路6により検出される。
【0037】
図11は、2つの電池パックを並列に接続して用いるための電池パック10Cの構成を示す図である。また、図12は、図11に示す電池パック10Cの内部の回路の構成例を示す図である。電池パック10Cは、2つの電池パック10A及び10Bを並列に接続して用いるための電池パックである。また、図12においては、簡単のため、電池パック10A及び10B内の制御回路5及び信号検出回路6は省略して示されている。
【0038】
この電池パック10Cに、電池パック10A及び10Bが装着された場合、内部の2次電池1Aと1Bの端子電圧にバラツキがあると、2次電池1Aまたは1Bの一方が、他方を充電してしまうおそれが生じる。従って、制御回路5Cは、2次電池1A及び1Bに充電電流が流れないように、FET4A及びFET4Bをオフする信号を、電池パック10A及び10Bに出力し、FET4A及び4Bをオフにする。また、この電池パック10Cに、放電装置30が接続されている場合も同様である。
【0039】
一方、この電池パック10Cに、充電装置20が接続されている場合は、制御回路5は、2次電池の放電電流を流さないために、FET3A及び3Bをオフし、FET4A及び4Bをオンする。
【0040】
図13は、図12に示す電池パック10Cの他の構成例を示す図である。この電池パック10Cは、電圧検出回路42Cが、電池パック10A及び10Bと並列に接続された構成となっている。
【0041】
図13に示す電池パック10Cは、装着されている電池パック10A及び10Bに収納されている2次電池1A及び1Bをバランス良く用いるため、電圧検出回路42Cによって、2次電池毎の電池容量の検出を行い、その検出結果に応じて、制御回路5CがFET3A乃至4Bのオン/オフを制御するようになされている。
【0042】
電圧検出回路42Cが、電池パック10Aに収納されている2次電池1Aの電圧を検出するとき、制御回路5Cは、FET3A及び4Aをオンし(またはFET3Aをオン、FET4Aをオフし)、FET3B及び4Bをオフする。一方、電圧検出回路42Cが、電池パック10Bに収納されている2次電池1Bの電圧を検出するとき、制御回路5Cは、FET3A及び4Aをオフし、FET3B及び4Bをオン(またはFET3Bをオン、FET4Bをオフ)する。
【0043】
上述した、2次電池毎の電池容量の測定が終了すると、制御回路5Cは、電圧検出回路42Cの検出結果に応じて、以下の動作を行う。
【0044】
第1に、この電池パック10Cが放電装置30に接続されているか、または何にも接続されていない場合において、2次電池1Aの電池容量(端子電圧)が2次電池1Bの電池容量(端子電圧)よりも多い(高い)とき、制御回路5Cは、FET4Bをオフ、他のFETをオンする。これにより、より電池容量の少ない2次電池1Bが、より電池容量の多い2次電池1Aによって充電されることを防止する。
【0045】
一方、2次電池1Bの電池容量が2次電池1Aの電池容量よりも多いとき、制御回路5Cは、FET4Aをオフし、他のFETをオンする。従って、より電池容量の少ない2次電池1Aが、より電池容量の多い2次電池1Bによって、充電されることを防止することができる。
【0046】
また、2次電池1A及び1Bの電池容量が等しい場合は、互いに他を充電することがないので、制御回路5Cは、全てのFETをオンする。
【0047】
第2に、この電池パック10Cが充電装置20に接続されている場合においては、2次電池からは放電電流が流れないので、制御回路5Cは、全てのFETをオンする。
【0048】
図14は、2つの電池パックを直列に接続して用るための電池パック10Dの構成を示す図である。図15は、図14に示す電池パック10Dの内部の回路構成例を示す図である。なお、図15において、電池パック10A及び10B内の信号検出回路は簡単のため図示を省略してある。
【0049】
2次電池が直列に接続されている場合、2次電池毎に、電池容量が異なっていると、充電を行う際、電池容量のより多い(端子電圧の高い)2次電池が、電池容量のより少ない(端子電圧の低い)2次電池より早く充電が完了してしまう。さらに、電池容量のより少ない(端子電圧の低い)2次電池の充電が完了するまで、充電動作が行われると、電池容量のより多い(端子電圧の高い)2次電池は過充電状態になり、最悪の場合、破壊されるおそれがある。
【0050】
従って、図15に示す電池パック10Dにおいては次のような動作が行われる。電圧検出回路80及び81が2次電池1A及び1Bの端子電圧を検出し、その検出結果が制御回路5Dに入力される。制御回路5Dは、2次電池1Aと1Bが異なる電池容量であると判定すると、回路に充電電流が流れないように、FET4Aをオフさせる信号を電池パック10Aに出力し、FET4Bをオフさせる信号を電池パック10Bに出力する。これにより、一方の2次電池の過充電を防止することができる。
【0051】
2次電池1Aと1Bの端子電圧が等しい場合、FET4A,4Bは必要に応じてオンされる。
【0052】
なお、電圧検出回路80及び81を設けずに、電池パック10Aに構成されている電圧検出回路42A、及び電池パック10Bに構成されている電圧検出回路42Bの検出した電池電圧を制御回路5Dに出力して動作を行わせても良い。
【0053】
図16は、図15に示す電池パック10Dの他の構成例を示す図である。この電池パック10Dは、電池検出回路90がさらに設けられた構成となっている。電池検出回路90は、電池パック10A及び10Bに、2次電池1A及び1Bが収納されているか否かを検出する回路である。電池検出回路90の検出結果は制御回路5Dに入力される。
【0054】
制御回路5Dは、電池検出回路90が、2次電池1A及び1Bの両方が電池パック10A及び10Bに収納されていることを検出した場合にのみ、FET3A乃至4Bをオン/オフすることができる。2次電池1Aまたは1Bのいずれか一方でも、電池パック1Aまたは1Bに収納されていないことが電池検出回路90によって検出されると、制御回路5Dは、FET3A乃至4B全てをオフの状態にしておく。つまり、図16に示す電池パック10Dは、全ての2次電池が電池パックに収納されている場合にのみFETの切り換え動作が行われ、使用することができる。
【0055】
電池検出回路90が、電池パックに2次電池が収納されているか否かを検出する方法として、電池パックの電池装着部にスイッチ等を設け、電池装着部への2次電池の収納により、スイッチがオンし、2次電池の収納を検出する方法と、電池パックに2次電池が収納されることにより流れる電流を検出することによって、電池パックへの2次電池の装着を検出する方法とがある。
【0056】
図17は、図15に示す電池パック10Dに充電装置を接続した構成例を示す図である。図中、右側に示す充電装置20は、図2に示す充電装置20に、2個のFET91及び92をさらに付加した構成となっている。電池パック10Dの信号検出回路6Dは、充電装置20の信号出力回路26からの外部制御信号を検出し、制御回路5Dに検出信号を出力するようになされている。
【0057】
充電装置20の制御回路25は、電圧検出回路22または電流検出回路21の出力に対応して、信号検出回路26に外部制御信号を出力させる。さらに、制御回路25は、FET91及び92のオン/オフを制御するようになされている。
【0058】
次に、図17に示す実施例の動作について説明する。例えば、電池パック10Aに収納されている2次電池1Aの電池容量が、電池パック10Bに収納されている2次電池1Bの電池容量よりも多い場合は、充電装置20の制御回路25は、FET91をオン、FET92をオフし、さらにFET3A,4A及び3Bをオフし、FET4Bをオンするように、信号出力回路26に外部制御信号を出力させる。これにより、FET91、2次電池1B、ダイオード3DB、FET4Bの経路で、2次電池1Bのみが充電される。
【0059】
一方、電池パック10Bに収納されている2次電池1Bの電池容量が、電池パック10Aに収納されている2次電池1Aの電池容量よりも多い場合は、充電装置20の制御回路25は、FET91をオフ、FET92をオンし、さらにFET3A,3B及び4Bをオフし、FET4Aをオンするように、信号出力回路26に外部制御信号を出力させる。これにより、2次電池1A、ダイオード3DA、FET4A、FET92の経路で2次電池1Aのみが充電される。
【0060】
また、2次電池10Aと10Bの電池容量が等しい場合は、充電装置20の制御回路25は、FET91及び92をオフし、さらにFET3A及び3Bをオフし、FET4A及び4Bをオンするように、信号検出回路26に外部制御信号を出力させる。これにより、2次電池1A、ダイオード3DA、FET4A、2次電池1B、ダイオード3B、FET4Bの経路で、2次電池1Aと1Bの両方が充電される。
【0061】
図18は、図9に示す電池パック10の制御回路5の構成例を示す図である。NPNトランジスタ106のベースには、抵抗108、ツェナーダイオード102及びダイオード100が、NPNトランジスタ106から順に直列に接続されており、また、PNPトランジスタ107のベースには、抵抗110、ツェナーダイオード103及びダイオード101が、PNPトランジスタ107から順に直列に接続されており、それぞれ信号入力端子79に入力される信号に応じて動作するようになされている。また、NPNトランジスタ106のコレクタは、信号検出回路6からFET3のゲートへの信号経路に接続されており、PNPトランジスタ107のエミッタは、信号検出回路6からFET4のゲートへの信号経路に接続されている。
【0062】
ダイオード102とツェナーダイオード100の接続点と、負端子8の間には、コンデンサ104が接続されており、ダイオード103とツェナーダイオード101の接続点と、負端子8の間には、コンデンサ105が接続されている。また、トランジスタ106と107のベース・エミッタ間には、抵抗109と111が、それぞれ接続されている。
【0063】
NPNトランジスタ106のベース電流を流すために、エミッタと負端子8側がダイオード113を介して接続されている。また、ダイオード112は、2次電池1に流れる充電電流または、2次電池1から流れる放電電流がNPNトランジスタ106のエミッタに流れるのを抑制するようになされている。
【0064】
次に、図18に示す実施例の動作について説明する。信号入力端子79から、外部制御信号として高レベルの(プラスの)電圧が入力されると、順方向に接続されているダイオード100がオンし、さらにツェナーダイオード102も逆バイアス電圧がかかり、オンする。そして、抵抗108を介して高レベル電圧がNPNトランジスタ106のベースにかかり、NPNトランジスタ106はオンする。これにより、FET3のゲートとソースが、NPNトランジスタ106、ダイオード112の経路で短絡され、FET3がオフされる。
【0065】
信号入力端子9から、外部制御信号として低レベルの(マイナスの)電圧が入力されると、ダイオード101がオンし、さらにツェナーダイオード103も逆バイアス電圧がかかり、オンする。そして、抵抗110を介して低レベル電圧がPNPトランジスタ107のベースにかかるため、PNPトランジスタ107はオンする。これにより、FET4のゲートとソースが、PNPトランジスタ107により短絡され、FET4がオフされる。
【0066】
また、信号入力端子9に、外部制御信号として、交流電圧またはパルス状の電圧が入力された場合、ダイオード100により整流された高レベル電圧が、コンデンサ104に蓄積される。高レベル電圧から低レベル電圧に入力信号が変化したとき、低レベル電圧がダイオード101により整流され、コンデンサ105に蓄積される。これにより、ツェナーダイオード102、NPNトランジスタ106、ツェナーダイオード103、PNPトランジスタ107がいずれもオンし、FET3及び4は、いずれもオフされる。
【0067】
以上のことをまとめると、FET3のみをオフする場合は、高レベルの電圧を、FET4のみをオフする場合は、低レベルの電圧を、FET3及び4の両方をオフする場合は、交流電圧またはパルス状の電圧を、それぞれ外部制御信号として、信号入力端子9に入力すれば良い。
【0068】
図19は、制御回路5の他の構成例を示す図である。この制御回路5の構成は、図18に示す制御回路5のPNPトランジスタ107を省略した構成となっている。FET3をオフさせる場合は、図18に示す実施例の動作と同様に、信号入力端子9に高レベルの信号を入力する。これにより、ダイオード121、抵抗126の経路でベースに高レベルの信号が印加されるため、NPNトランジスタ125がオンし、FET3がオフする。
【0069】
一方、FET4をオフする場合は、信号入力端子9及び負端子8をショートさせる。これによりダイオード122がオンし、FET4がオフする。
【0070】
図20は、制御回路5の他の構成例を示す図である。NPNトランジスタ135のベースには、抵抗133及びツェナーダイオード131が直列に接続されており、そのコレクタは、信号検出回路6からFET3への信号経路に接続されている。またNPNトランジスタ136のベースには抵抗134及びツェナーダイオード132が直列に接続されており、そのコレクタは、信号検出回路6からFET4への信号経路に接続されている。
【0071】
また、ツェナーダイオード131のツェナー電圧は、ツェナーダイオード132のツェナー電圧よりも高い値に設定されている。
【0072】
次に、図20に示す実施例の動作について説明する。FET4のみをオフするには、ツェナーダイオード132のツェナー電圧以上、ツェナーダイオード131のツェナー電圧未満の電圧を、信号入力端子9に外部制御信号として入力する。すると、ツェナーダイオード132がオンし、NPNトランジスタ136は、そのベースに高レベルのベース電圧がかかり、オンする。従って、FET4はオフされる。このとき、ツェナーダイオード131はオフしている。
【0073】
さらに、FET3及び4の両方をオフするには、ツェナーダイオード131のツェナー電圧以上の電圧を、信号入力端子9に外部制御信号として入力する。すると、ツェナーダイオード131及び132の両方がオンし、NPNトランジスタ135及び136のそれぞれのベースに高レベルのベース電圧がかかり、各々オンする。従って、FET3及び4のいずれもオフされる。
【0074】
本発発明によれば、2次電池を安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池パックの一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の充電装置の一実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の放電装置の一実施例の構成を示す図である。
【図4】図1に示す電池パック10の正端子7、負端子8及び信号入力端子9が導体によりショートしている状態を示す図である。
【図5】図4に示す電池パック10の構成を示す図である。
【図6】図1に示す電池パック10の他の構成例を示す図である。
【図7】図1に示す電池パック10の他の構成例を示す図である。
【図8】図1に示す電池パック10の他の構成例を示す図である。
【図9】図1に示す電池パック10の他の構成例を示す図である。
【図10】図9に示す実施例の動作を説明する図である。
【図11】2個の電池パックを並列に接続して用いられる電池パックの構成例を示す図である。
【図12】図11に示す電池パック10Cの構成例を示す図である。
【図13】図11に示す電池パック10Cの他の構成例を示す図である。
【図14】2個の電池パックを直列に接続して用いられる電池パックの構成例を示す図である。
【図15】図14に示す電池パック10Dの構成例を示す図である。
【図16】図14に示す電池パック10Dの他の構成例を示す図である。
【図17】図15に示す電池パック10Dに充電装置を接続した構成を示す図である。
【図18】図9に示す制御回路5の構成例を示す図である。
【図19】図9に示す制御回路5の他の構成例を示す図である。
【図20】図9に示す制御回路5の他の構成例を示す図である。
【図21】従来の電池パックの一構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 2次電池
2 スイッチング回路
3,3A,3B,3DA,3DB FET
3D 寄生ダイオード
4,4A,4B FET
4D 寄生ダイオード
5,5C,5D 制御回路
6,5C,6D 信号検出回路
7 正端子
8 負端子
9 信号入力端子
10 電池パック
20 充電装置
21 電流検出回路
22 電圧検出回路
23 定電圧回路
24 定電流回路
25 制御回路
26 信号出力回路
27 正端子
28 負端子
29 信号出力端子
30 放電装置
31 電流検出回路
32 電圧検出回路
33 負荷回路
34 制御回路
35 信号出力回路
37 正端子
38 負端子
39 信号出力端子
40 保護回路
41 電流検出回路
42,42A,42B,42C 電圧検出回路
43 優先回路
51,51A,51B コンデンサ
79 信号入力端子
80,81 電圧検出回路
90 電池検出回路
91,92 FET
100,101 ダイオード
102,103 ツェナーダイオード
104,105 コンデンサ
106 NPNトランジスタ
107 PNPトランジスタ
108乃至111 抵抗
112,113 ダイオード
121乃至124 ダイオード
125 NPNトランジスタ
126 抵抗
131,132 ツェナーダイオード
133,134 抵抗
135,136 NPNトランジスタ
137,138 ダイオード
151 電圧検出回路
152 スイッチ

Claims (2)

  1. 2次電池を収納する電池パックにおいて、
    前記2次電池の充電方向の電流をスイッチングする第1のスイッチング回路と、
    前記2次電池の放電方向の電流をスイッチングする第2のスイッチング回路と、
    前記2次電池の出力端子としての正端子および負端子と、
    外部からの外部制御信号を検出する信号検出回路と、
    前記信号検出回路により検出された前記外部制御信号に対応して、前記第1または第2のスイッチング回路の動作を制御する制御回路と
    を備え、
    前記外部制御信号は、前記正端子および負端子から入力され、
    前記信号検出回路は、前記正端子および負端子に接続され、前記正端子および負端子から入力された前記外部制御信号を、前記第1のスイッチング回路または第2のスイッチング回路をオンまたはオフして検出する
    ことを特徴とする電池パック。
  2. 前記2次電池の過充電または過放電を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に対応した動作を、前記外部制御信号に対応する動作より優先
    的に、前記制御回路に行わせる優先制御回路と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
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