JP4073895B2 - 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置 - Google Patents

軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4073895B2
JP4073895B2 JP2004154542A JP2004154542A JP4073895B2 JP 4073895 B2 JP4073895 B2 JP 4073895B2 JP 2004154542 A JP2004154542 A JP 2004154542A JP 2004154542 A JP2004154542 A JP 2004154542A JP 4073895 B2 JP4073895 B2 JP 4073895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eccentric
hole
eccentric cylinder
cylinder
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004154542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005334990A (ja
Inventor
和重 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004154542A priority Critical patent/JP4073895B2/ja
Publication of JP2005334990A publication Critical patent/JP2005334990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4073895B2 publication Critical patent/JP4073895B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

本発明は軸心から偏心した位置にピン孔があるクランクシャフトなどの工作物に好適な孔加工装置に関する。
軸心から偏心した位置にピン孔があるクランクシャフトなどの工作物に好適な孔加工装置は、先に本発明者らが提案した発明が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−136377公報(図1)
特許文献1を以下の図に基づいて説明する。
図11は従来の技術の基本構成を説明する図であり、孔加工装置110は、工作機ベース111と、軸心112から偏心した位置に孔113を有する工作物114をクランプした状態で軸心回りに回転可能に工作機ベース111に取付けた回転体116と、この回転体116を回すために工作機ベース111に取付けた回転手段117と、軸心112に直交する直交軸に沿って移動可能に回転体116に取付けたスライド部材118と、このスライド部材118を所定位置までスライドさせる移動手段119と、外径円に対して内径円を偏心させた偏心断面で構成するとともに、スライド部材118に相対回転可能に収納した第1偏心筒121と、この第1偏心筒121を空転させないために、第1偏心筒121を工作機ベース111に繋ぎ止めるアンカー手段122と、外径円に対して内径円を偏心させた偏心断面で構成するとともに第1偏心筒121に相対回転可能に且つ軸方向移動可能に収納した第2偏心筒123と、この第2偏心筒123に収納したスピンドル軸回転手段124と、このスピンドル軸回転手段124のスピンドル軸125に取付けた工具126と、からなる。
141は第2偏心筒位置決め手段である。この第2偏心筒位置決め手段141は、工具126の切込み量の設定などの際に作動させる。
142はスライドブロック、143はアーム、144は送りねじ、145は送りモータであり、送りモータ145で送りねじ144を正回転させることで、スライドブロック142を前進させ、スピンドル軸回転手段124及び自在軸継手146を介して第2偏心筒123を前進させ、工具126を孔113に挿入することができる。すなわち、図は工具126が待機位置にある。
さらに、147,148はベアリングであり、相対回転や相対軸移動を円滑にする。
孔加工装置110の作用は、後述の「発明を実施するための最良の形態の項」で説明するが、工作物114を、軸心112回りに回転させながら、孔113を工具126で研削することができる。工作物114は軸心112回りに回転させながら軸の外径加工などを行うこともできるため、複数種類の加工を、工作物114をセット替えすることなく、実施できることを特徴とする。
しかし、孔加工装置110で孔113の加工を行ったところ、次に述べる改善すべき項目が見つかった。
図12は従来技術に基づく真円度の計測データ図であり、目標とする真円151に対して現実の孔113は、ハート形の歪な円であった。なお、図面は歪を強調した。
真円度は、現実の孔113を二つの同心円152、153で挟んだときの同心円152、153の間隔fで定義される。
孔113の径が30mmのときに、真円度fは数十μmであることが判明した。加工精度を向上させ、真円度を十μm以下にすることが望まれる。
本発明は、軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置において、加工精度を向上させることのできる技術を提供することを課題とする。
本発明者らは、従来の孔がハート形になることに着目した。図10において、第1偏心筒121はアンカー手段122のアンカー作用で回転しない。第2偏心筒123も加工中は自在軸継手146のアンカー作用で回転しない。理論的には孔113が歪になることはないはずである。しかし、現実には、スライド部材118と第1偏心筒121との間には不可避的な隙間が存在する。隙間が存在すれば、第1偏心筒121はアンカー手段122を支点にして左右に揺れることが予想される。第1偏心筒121が揺れれば、第2偏心筒123及び工具126が揺れて、孔113がハート形の歪な円になることが考えられる。
そこで、アンカー手段122の構造を工夫し、第1偏心筒121に偏った外力を加えないようにし、実験を繰り返したところ、真円度を格段に高めることができた。
以上の知見から、請求項1に係る発明は、工作機ベース(11)と、
軸心(12)から偏心した位置に孔(13)を有する工作物(14)をクランプした状態で前記軸心(12)回りに回転可能に前記工作機ベース(11)に取付けた回転体(16)と、
この回転体(16)を回すために工作機ベース(11)に取付けた回転手段(17)と、
前記軸心(12)に直交する直交軸に沿って移動可能に前記回転体(16)に取付けたスライド部材(18)と、
このスライド部材(18)を所定位置までスライドさせる移動手段(19)と、
外径円に対して内径円を偏心させた偏心断面で構成するとともに、前記スライド部材(19)に相対回転可能に収納した第1偏心筒(21)と、
この第1偏心筒(21)を空転させないために、第1偏心筒(21)を前記工作機ベース(11)に繋ぎ止めるアンカー手段(60)と、
外径円に対して内径円を偏心させた偏心断面で構成するとともに、前記第1偏心筒(21)に相対回転可能に且つ軸方向移動可能に収納した第2偏心筒(23)と、
この第2偏心筒(23)に収納したスピンドル軸回転手段(24)と、
このスピンドル軸回転手段(24)のスピンドル軸(25)に取付けた工具(26)と、
から構成した、軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置において、
前記第2偏心筒(23)を回転させる第2偏心筒位置決め手段(41)を、ほぼ前記軸心(12)上にて工作機ベース(11)に設けると共に、第2偏心筒位置決め手段(41)と第2偏心筒(23)とを自在軸継手(46)で連結し、
前記アンカー手段(60)は、前記自在軸継手(46)を囲う筒形自在継手(60)とし、この筒形自在継手(60)の一端を前記軸心(12)上にて工作機ベース(11)に繋ぐとともに、他端を第1偏心筒(21)に繋いだことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アンカー手段を筒形自在継手とした。筒形にすることで第1偏心筒を満遍なく支えることができ、工具の揺れを抑制することができ、真円度を大幅に改善することができた。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る孔加工装置の断面図であり、孔加工装置10は、工作機ベース11と、軸心12から偏心した位置に孔13を有する工作物14をクランプした状態で軸心回りに回転可能に工作機ベース11に取付けた回転体16と、この回転体16を回すために工作機ベース11に取付けた回転手段17と、軸心12に直交する直交軸に沿って移動可能に回転体16に取付けたスライド部材18と、このスライド部材18を所定位置までスライドさせる移動手段19と、外径円に対して内径円(図3で説明する。)を偏心させた偏心断面で構成するとともに、スライド部材18に相対回転可能に収納した第1偏心筒21と、この第1偏心筒21を空転させないために、第1偏心筒21を工作機ベース11に繋ぎ止めるアンカー手段60と、外径円に対して内径円(図3で説明する。)を偏心させた偏心断面で構成するとともに第1偏心筒21に相対回転可能に且つ軸方向移動可能に収納した第2偏心筒23と、この第2偏心筒23に収納したスピンドル軸回転手段24と、このスピンドル軸回転手段24のスピンドル軸25に取付けた工具26と、からなる。
そして、アンカー手段60に、自在軸継手46を囲う筒形自在継手を採用したことを特徴とする。アンカー手段としての筒形自在継手60の詳細構造は後述する。
次に、上記主要構成の補足説明をする。
工作機ベース11は工作機械のベッドに相当する固定若しくは非可動部材である。
工作物14は、例えば圧入組立型クランクシャフトに用いるクランク軸半体である。
回転体16は軸受27・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)にて工作機ベースに取付けた回転筒であり、前面に回転主軸29及びクランプ手段31,32を備える。クランプ手段31,32は油圧シリンダ、メカニカルシリンダ、ボルトの何れでもよく、要は回転主軸29に心合せした工作物14が横ずれしないように固定する手段であれば形式、構造は問わない。
回転手段17は、回転体16を回す手段であり、例えばモータ33、ギヤ34及びギヤ35からなる。
移動手段19は、例えば回転体16に設けたナット36と、このナット36に捩じ込んだボルト37とから構成する。ボルト37の操作のために回転体16に凹部38を設け、ボルト37の先端を逃すために工作機ベース11に凹溝39を設けた。ボルト37は、工作機ベース11に開けた穴(図示せず)を通じて回転操作することができる。
スピンドル軸回転手段24は、いわゆるビルトインモータが好適である。
また、41は第2偏心筒位置決め手段(ステッピングモータ、シンクロモータ、サーボモータが好適)である。この第2偏心筒位置決め手段41は、工具26の切込み量の設定などの際に作動させる。
なお、第2偏心筒位置決め手段41の中心は、軸心12よりeだけ上へ変位させる。
仮に、第2偏心筒位置決め手段41の中心を軸心12に合せると、孔加工の際に第1偏心筒21の偏心の影響を受けて、工具26が僅かに前後する。
前記eだけ変位させることで、工具26の前後移動を解消することができる。
42はスライドブロック、43はアーム、44は送りねじ、45は送りモータであり、送りモータ45で送りねじ44を正回転させることで、スライドブロック42を前進させ、スピンドル軸回転手段24及び自在軸継手46を介して第2偏心筒23を前進させ、工具26を孔13に挿入することができる。すなわち、図は工具26が待機位置にある。
さらに、47,48はベアリングであり、相対回転や相対軸移動を円滑にする。
図2は図1の2矢視図であり、回転体16に長円断面の孔49を開けて、この孔49にスライド部材18を、図上下移動可能に取付け、このスライド部材18にベアリング47を介して第1偏心筒21を収納し、この第1偏心筒21にベアリング48を介して第2偏心筒23を収納し、この第2偏心筒23にスピンドル軸回転手段24を収納し、このスピンドル軸回転手段24に設けた工具26を工作物14の孔13に臨ませた状態を示す。
図3は図2から工作物を除いた図であり、第1偏心筒21は外径円21aに対して内径円21bを偏心させた偏心断面、すなわち、下部が幅広で上部が幅狭な偏心断面の筒である。この第1偏心筒21は非回転部材であるから、幅広の部位が常に下位に、幅狭の部位が常に上位にある。
ボルト37を回すことによって、第1偏心筒21などを、孔49の長円に沿って上下に移動させることができる。
この様な第1偏心筒21に収納する第2偏心筒23も、外径円23aに対して内径円23bを偏心させた偏心断面の第2偏心筒23である。第2偏心筒23は回転させるため、常に図の様に上部が幅広で下部が幅狭であるとは限らない。
図4(a)〜(c)は本発明に係る第2偏心筒の作用図である。
(a)において、工具26を囲う2つの円のうち、実線の円は仕上げ加工直前の孔であり、これを下孔51と呼ぶ。想像線の円は仕上げ加工後の孔であり、これを仕上り孔52と呼ぶことにする。今、下孔51の中央に工具26があるため、この状態で工具26を回しても加工は始まらない。
図1において、第2偏心筒23の中心23gからスピンドル軸25、即ち工具26の中心26gをFだけ変位させる。そして、第1偏心筒21は静止している。第2偏心筒23は第1偏心筒21内である角度回転させる。すると、工具26の中心26gの軌跡は第2偏心筒23の中心23gを基準にして半径Fの円を描く。
図4(a)に、工具26の中心26g、第2偏心筒23の中心23g、半径Fの円を描いた。
図3で第2偏心筒23のみを反時計回りに回すと、工具の中心26gは半径Fの円上を移動し、工具26は左上へ移動する。
この移動により、図4(b)に示す通りに、工具26を下孔51に接触させることができる。工具26を高速で回転させつつ、図3の第2偏心筒23をさらに反時計回りに回すと、工具26は更に左上へ移動し、図4(c)に示す通りに仕上り孔52に達する。
すなわち、第2偏心筒23の中心23gから工具26の中心26gをFだけ偏心させたので、第2偏心筒23を適当角度回すことにより、切込み量を決定することができる。
以上の構成からなる孔加工装置の作用を次に説明する。
図5(a),(b)は本発明の孔加工装置の作用説明図である。
(a)は図2と図4(b)とを合成した図面であり、便宜上、回転体16に目印として白丸53を付し、工具26の接触点に目印としての黒点54を付した。この状態で、工具26を高速回転させつつ、回転体16を図時計回りに回し始める。すると、回転体16とともに、工作物14及びスライド部材18は同期して時計回りに回り始める。一方、第1偏心筒21及びスピンドル軸回転手段24は回転せずに図面の上下、左右、斜めにのみ移動し得る。
(b)は白丸53の位置で明らかなように、回転体16などが90゜回転し、工作物14も90゜回転したことを示す。一方、工具26の黒点54は方位が変化しない。
このことは、高速回転する工具26の回りを工作物14が90゜だけ旋回し、結果、孔13の1/4周(90゜分)が加工できたことになる。
図6(a),(b)は図5に続く本発明の孔加工装置の作用説明図である。
(a)は白丸53の位置で明らかなように、回転体16などが180゜回転し、工作物14も180゜回転したことを示す。一方、工具26の黒点54は方位が変化しない。
このことは、高速回転する工具26の回りを工作物14が180゜だけ旋回し、結果、孔13の1/2周(180゜分)が加工できたことになる。
(b)は白丸53の位置で明らかなように、回転体16などが270゜回転し、工作物14も270゜回転したことを示す。一方、工具26の黒点54は方位が変化しない。
このことは、高速回転する工具26の回りを工作物14が270゜だけ旋回し、結果、孔13の3/4周(270゜分)が加工できたことになる。
図5(a),(b)と図6(a),(b)とを繰り返す間に、図4(b),(c)の要領で、工具の切込み量を制御すれば、下孔51を仕上り孔52に仕上げることができる。
図7(a),(b)は本発明に係る孔及び軸部加工説明図である。
(a)は孔加工図であり、工作物14を回転主軸29に心合せし、クランプ手段31,32でクランプした上で、工作物14を回しつつ工具26で孔13を加工する(図5,図6参照)。このときには、砥石56は待機させておく。
(b)は軸部加工図であり、工作物14はそのままで工具26を待機させる。次に、工作物14を高速で回転させつつ砥石56を当てることにより、軸部57の加工を実施する。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、孔加工装置に工作物を1度セットするだけで、孔加工と軸部加工とを順に実施することができる。従来は、異なる工作機械でピン孔加工や軸部加工を個別に加工していたので、段取り工数が嵩む。この点、本発明によれば段取り工数を大幅に低減することができる。
図8は本発明に係る筒形自在継手の要部断面図であり、アンカー手段としての筒形自在継手60は、工作機ベース11(又は第1偏心筒21)からほぼ水平に延ばした筒61に上下一対のベアリング62、62を介してリング63を取付け、中間筒64からの延ばした一対の腕部65(手前の腕部65は不図示)を、ベアリング62に対し90°回した位置でリング63に取付けてなる関節部66を備えたことを特徴とする。
腕部65をリング63に揺動可能に取付けることで、中間筒64の傾斜角度を自由に変更することができる。この変更に伴って中間筒64が図面表裏方向へも傾動するときにはベアリング62、62の作用でリング63が傾むいて傾動を可能にする。
従って、中間筒64の両端に関節部66、66を配置することにより、中間軸64の傾斜角を自由に変更することができる。
図9は本発明に係る筒型自在継手の全体図であり、筒型自在継手60は、工作機ベース11側及び第1偏心筒21側に各々設けた関節部66、66と、これらの関節部66、66に介在させた中間筒64とからなるフレキシブル軸ジョイントである。67、68は中間筒64の軽量化を目的とした穴である。69は次に述べる自在軸継手46の防塵を目的とした筒形カバーである。
自在軸継手46は、ユニバーサルジョイントであって、一対のジョイント部46a、46bと中間軸46cとからなる。ジョイント部46a、46bは人の関節に近似する作用を発揮する。一方、中間軸46cは、ジョイント部46aとジョイント部46bとの距離を確保する部材であり、変形はしない。
図1に戻って、孔加工装置10を運転状態にすると、第1偏心筒21は筒形自在継手60で満遍なく係止したため、第1偏心筒21が係止点を中心に揺れることは殆どない。
図10は本発明に基づく真円度の計測データ図であり、目標とする真円77に対して現実の孔13は、歪みの少ない円であった。孔13の径が30mmのときに、真円度は数μmであることが判明した。従来の装置と比較して加工精度(真円度)が10倍良くなったと言える。
尚、本発明の筒形自在継手は、金属ベローズと称する金属製可撓筒であっても良い。
本発明の孔加工装置は、軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置に好適である。
本発明に係る孔加工装置の断面図である。 図1の2矢視図である。 図2から工作物を除いた図である。 本発明に係る第2偏心筒の作用図である。 本発明の孔加工装置の作用説明図である。 図5に続く本発明の孔加工装置の作用説明図である。 図6に続く本発明の孔加工装置の作用説明図である。 本発明に係る筒形自在継手の要部断面図である。 本発明に係る筒型自在継手の全体図である。 本発明に基づく真円度の計測データ図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。 従来技術に基づく真円度の計測データ図である。
符号の説明
10…孔加工装置(軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置)、11…工作機ベース、12…軸心、13…孔、14…工作物、16…回転体、17…回転手段、18…スライド部材、19…移動手段、21…第1偏心筒、23…第2偏心筒、24…スピンドル軸回転手段、25…スピンドル軸、26…工具、29…回転主軸、31,32…クランプ手段、41…第2偏心筒位置決め手段、46…自在軸継手、60…アンカー手段としての筒形自在継手、64…中間筒、66…関節部。

Claims (1)

  1. 工作機ベース(11)と、
    軸心(12)から偏心した位置に孔(13)を有する工作物(14)をクランプした状態で前記軸心(12)回りに回転可能に前記工作機ベース(11)に取付けた回転体(16)と、
    この回転体(16)を回すために工作機ベース(11)に取付けた回転手段(17)と、
    前記軸心(12)に直交する直交軸に沿って移動可能に前記回転体(16)に取付けたスライド部材(18)と、
    このスライド部材(18)を所定位置までスライドさせる移動手段(19)と、
    外径円に対して内径円を偏心させた偏心断面で構成するとともに、前記スライド部材(19)に相対回転可能に収納した第1偏心筒(21)と、
    この第1偏心筒(21)を空転させないために、第1偏心筒(21)を前記工作機ベース(11)に繋ぎ止めるアンカー手段(60)と、
    外径円に対して内径円を偏心させた偏心断面で構成するとともに、前記第1偏心筒(21)に相対回転可能に且つ軸方向移動可能に収納した第2偏心筒(23)と、
    この第2偏心筒(23)に収納したスピンドル軸回転手段(24)と、
    このスピンドル軸回転手段(24)のスピンドル軸(25)に取付けた工具(26)と、
    から構成した、軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置において、
    前記第2偏心筒(23)を回転させる第2偏心筒位置決め手段(41)を、ほぼ前記軸心(12)上にて工作機ベース(11)に設けると共に、第2偏心筒位置決め手段(41)と第2偏心筒(23)とを自在軸継手(46)で連結し、
    前記アンカー手段(60)は、前記自在軸継手(46)を囲う筒形自在継手(60)とし、この筒形自在継手(60)の一端を前記軸心(12)上にて工作機ベース(11)に繋ぐとともに、他端を第1偏心筒(21)に繋いだことを特徴とする軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置。
JP2004154542A 2004-05-25 2004-05-25 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置 Expired - Fee Related JP4073895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004154542A JP4073895B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004154542A JP4073895B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005334990A JP2005334990A (ja) 2005-12-08
JP4073895B2 true JP4073895B2 (ja) 2008-04-09

Family

ID=35489090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004154542A Expired - Fee Related JP4073895B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4073895B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITPR20010066A1 (it) * 2001-10-09 2003-04-09 Sunnen Italia Srl Sistema porta utensile per la calibratura ad alta precisione di fori.
JP5411028B2 (ja) * 2010-03-10 2014-02-12 株式会社新機械技研 多角形形状ボーリング加工装置
US8517799B2 (en) * 2010-12-07 2013-08-27 The Boeing Company Robotic surface preparation by a random orbital device
CN104162693B (zh) * 2014-07-24 2016-08-31 中北大学 一种带有电磁转差离合器的深孔钻镗床
CN107127368A (zh) * 2017-05-22 2017-09-05 李华林 一种大型联轴器的打孔装置
CN108747522B (zh) * 2018-06-30 2023-12-29 安徽合力股份有限公司 一种用于滤清器筒加工的偏心工装

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005334990A (ja) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101376242B1 (ko) 가공공구
JP4750253B2 (ja) 切削加工法
JP6322014B2 (ja) クランプ装置
JP5051925B2 (ja) 運転中に位置合わせ可能なスピンドルを有するスピンドルユニット及びそれを備える工作機械
JP6911547B2 (ja) 溝の超仕上げ方法及び軸受の製造方法
KR101594423B1 (ko) 레이저 용접용 다목적 지그 장치
JP7063790B2 (ja) ワーク加工装置
JP4073895B2 (ja) 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置
JP4665440B2 (ja) 加工工具
JP2021122937A (ja) 切削装置
KR20190045210A (ko) 피공작물의 회전 대칭 표면을 기계 가공하는 기계 가공 방법 및 선삭 장치
JP4314735B2 (ja) 加工装置
KR200398525Y1 (ko) 편심 조절 기능을 가진 스핀들
JP3487773B2 (ja) トロコイド工具
JP6763504B2 (ja) 位置補正機能付き作業機械及びその位置補正方法。
JP2017080867A (ja) 研削装置
KR19980042740A (ko) 자유곡면 가공공구
JP3736241B2 (ja) シリンダブロックのクランクシャフト位置決め用スラスト面加工装置および加工方法
JP2007083323A (ja) 円筒内周面研削加工方法
JP7291949B2 (ja) チップドレッサー
JP3163796B2 (ja) バリ取り装置における工具変位量検出方法およびその装置
JP4494921B2 (ja) 研削盤
JP2004211793A (ja) 等速ジョイント用アウタ部材の加工方法
JP3699388B2 (ja) クランク軸半体の加工方法
JP2003136377A (ja) 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees