JP4071644B2 - 車両用パワーシート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートがモータにより前後動される車両用パワーシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したパワーシートとして、従来、図7に示すものが知られている。このパワーシートは、フロア側に固定されたロアチャンネル10に嵌合しかつその長手方向にスライド可能に支持されたアッパーチャンネル11にシート(図示せず)が取付けられ、ロアチャンネル10に固着したねじ送りナット23内にねじ軸14を通し、そのねじ軸14を電動モータ19により正逆方向に回転させることで、アッパーチャンネル11およびシートを上記長手方向にスライドさせる構成となっている。なお、図7中の18は、ミッションブラケット18aを介してアッパーチャンネル11に支持されたミッションケースであり、ミッションケース18の内部には、ねじ軸14に電動モータ19の回転を伝達するウォームホイール21およびウォーム20が内蔵されている。
【0003】
ところで、上記スライドナットは、これを保持するナットホルダーを用いてロアチャンネルに固定されることが一般的に行われる。その第1従来例としては、図8に示すように、緩衝材131の凹状をしたナット収納部131aにねじ送りナット130を入れ、その状態のねじ送りナット130をナットホルダー132の凹部132b内に収納し、そのナットホルダー132の下部に設けたねじ部133を、ロアチャンネル134に開設した貫通孔134aに挿通させ、ロアチャンネル134の下側からねじ部133に固定用ナット135を螺着した構成となっている。なお、ねじ軸136は、中心を一致させて配されるねじ送りナット130のねじ孔130aおよびナットホルダー132の貫通孔132aを通される。
【0004】
第2従来例としては、図9に示すように、ねじ送りナット140を上に、下側に開口141bを有する緩衝材141を被せ、更にその緩衝材141の上に、中央部をコの字状に突出させたナットホルダー142を被せ、そのナットホルダー142の両端部をロアチャンネル144の取付け位置の上に置き、ロアチャンネル144の取付け孔142bを介して下側からボルト145をナットホルダー142の取付け孔142bに螺着することで取付けた構成となっている。なお、ねじ送りナット140のねじ孔140a、緩衝材141の貫通孔141aおよびナットホルダー142の貫通孔142aは、中心を一致させて配置され、これらを通るようにねじ軸が設けられる。
【0005】
また、アッパーチャンネル(またはシート)のスライド長は、一般にねじ軸に、ナットまたはピン等のストッパを適長離間して取付けることで規制している。ここで、そのストッパ構造につき、第2従来例を例に挙げて、図10に基づき説明する。
【0006】
この図示例では、ミッションケース147を一方のストッパとし、ミッションケース147から離隔してねじ軸146に設けたナット148を他方のストッパとして用いている。更に、ミッションケース147またはナット148がナットホルダー142に衝突し、ねじ軸146とねじ孔140aとが強固に係合して次にスライドを開始する際の抵抗となる、いわゆる食い付きが発生するのを防止するための樹脂製ワッシャ150が、ミッションケース147およびナット148の衝突側に配設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては、衝突安全性の向上を図るべくサイドエアバッグを取付けること或いはシートフレームを強固なものにすることなどが行われており、それ故にシート重量が重くなっていて、パワーシートのねじ軸やねじ送りナットに作用する負荷が大きくなっている。
【0008】
かかる状況下において、第1従来例の場合には、ナットホルダー132が絞り加工により形成されていて薄肉部分を有するため、上記負荷の増大化に伴って薄肉部分に応力集中が発生しないような工夫が要望される。また、第2従来例の場合には、ナットホルダー142が、その中央部のコの字状をした部分がシートのスライド方向と直交する方向に折り曲げ形成されている故に、コの字状部分が撓み変形しないような工夫が要望されている。
【0009】
一方、図10に示したストッパ構造の場合には、ストッパとしてのミッションケース147およびナット148以外に、食い付き防止用に樹脂製ワッシャ150を別途必要とするため、部品点数が増大するという難点があった。
【0010】
本発明は、このような従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、ナットホルダーの破損を防止することができ、しかも部品点数を増大化させることなく、食い付きを防止することができる車両用パワーシートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の車両用パワーシートは、フロア側のロアチャンネルに嵌合するアッパーチャンネルに取付けられたシートがモータにより前後動される車両用パワーシートであって、
両チャンネルの一方に回転可能に設けられたねじ軸が回転することで、そのねじ軸を軸方向にねじ送りするねじ送り部材が、他方のチャンネルに設けられ、該ねじ送り部材が、ねじ軸に螺合するねじ送りナットと、そのねじ送りナットを保持する凹部を有するナットホルダーとを有し、該ナットホルダーが、該凹部の前後それぞれの側面を構成する起立壁と、両起立壁の間であって凹部底を構成して上記他方のチャンネルに固着される連結部と、各起立壁の前後方向外側に向けて突出形成された、起立壁の起立方向に長い縦長の縦壁とを備える金属製のもので、該縦壁の上記起立方向の上下両端が両チャンネルの各内面に接近した状態になっていることを特徴とする。
【0012】
この車両用パワーシートにあっては、ねじ送り部材のナットホルダーが、連結部で連結された起立壁の外側に起立壁の起立方向に長い縦長の縦壁を有する金属製であって、その縦壁の上下両端が両チャンネルの各内面に接近した状態になっているので、ねじ送りナットに起立壁をねじ送りナットから離れるように傾ける大きな負荷が作用すると、その負荷に伴って起立壁が傾いて縦壁の上下両端が、両チャンネルの内面とくさび状態に強固に接触する。このとき、縦壁の上下両端と両チャンネルの各内面との間を、通常の前後動時に支障のない状態で、かつ接近させておくことで、起立壁の傾き角度は僅かにすることができるので、起立壁の付け根部分に応力集中が発生するのを防止することが可能となる。また、縦壁は、起立壁の外側に向いた、起立壁の起立方向に長い縦長のもので、つまりシートの前後動方向に突出したものである故に、変形し難い方向に配されているので、縦壁自体に応力集中が発生することもない。
【0013】
また、ナットホルダーにねじ送りナットが間に何も介さずに直接保持された構成であり、従来技術のようにナットホルダーとねじ送りナットとの間に設けられていてストッパに当たると撓む緩衝材が無いので、ストッパに当たっても食い付きが発生することがない。加えて、従来のように食い付き防止用ワッシャを別途必要とせず、かつ緩衝材も省略しているので、部品点数が減少する。
【0014】
請求項2の発明の車両用パワーシートは、前記ナットホルダーは、所定形状の金属板を折り曲げて形成されたものであることを特徴とする。
【0015】
この発明にあっては、ナットホルダーを、所定形状の金属板を折り曲げて形成するので、所望の強度を確保できる板厚のものを使用でき、強度的に有利になる。なお、ナットホルダーを、所定形状の金属板を折り曲げて形成するが、第2従来例と同様な両起立壁の間が連結部で連結されたコの字状部分の外側に、更に起立壁の起立方向に長い縦長の縦壁を有するので、第2従来例とは異なり、上述したように起立壁の付け根部分および縦壁自体に応力集中が発生し難い。また、絞り加工による第1従来例のように薄肉部分もない。
【0016】
請求項3の発明の車両用パワーシートは、前記ねじ送り部材による一方のチャンネルのねじ送りを規制するストッパとして、前記ねじ軸に回転力を伝達するミッションが内蔵されたミッションケースを支持するよう設けられたミッションブラケットと、前記一方のチャンネルに該ミッションブラケットから所定長離隔して設けたスプリングピンとを用いることを特徴とする。
この発明にあっては、一方のチャンネルにスプリングピンを設けることで、このスプリングピンとミッションブラケットとの間を一方のチャンネルのスライド長とすることができる。また、ミッションブラケットにストッパが一体に設けられていると、新たにスプリングピンを設ければよく、このことでも、部品点数が減少する。
【0017】
請求項4の発明の車両用パワーシートは、前記ねじ送り部材の前後の両縦壁に、衝突音軽減用の緩衝部材が前記ミッションブラケットまたはスプリングピンと衝突するよう設けられていることを特徴とする。
【0018】
この発明にあっては、ねじ送り部材の前後に設けた緩衝部材にミッションブラケットまたはスプリングピンが衝突するので、その衝突時に発生する衝突音が軽減される。
【0019】
請求項5の発明の車両用パワーシートは、前記ねじ送り部材の前後両側の縦壁は、それぞれ起立壁の左右両端に2個1組で設けられ、各組の左右縦壁のそれぞれは、前記上下両端のうち連結部に近い側の端から遠い側の端に向けて起立壁に近付く斜め傾斜状であって、該近い側の端を遠い側の端よりも狭幅にして形成され、一方、前記緩衝部材は、上記左右縦壁の間で挟持される挟持部を有し、その挟持部の左右側面に上記縦壁に応じた形状の溝が形成されており、左右縦壁の間に該溝に沿って挟持部を嵌め込んだ状態のねじ送り部材の連結部を前記他方のチャンネルに固着すると、緩衝部材が抜け防止状態になることを特徴とする。
【0020】
この発明にあっては、左右縦壁の間に該溝に沿って挟持部を嵌め込んだ後に連結部を他方のチャンネルに固着すると、緩衝部材が抜け防止状態になるので、ねじ送り部材の他方のチャンネルへの取付けが簡単になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を具体的に説明する。
【0022】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用パワーシートの要部であるねじ送り部材を示す斜視図であり、図2はそのねじ送り部材をロアチャンネルとアッパーチャンネルとの間に配設した状態をねじ送り部材の前後方向のそれぞれに配されたストッパとともに示す縦断面図である。なお、本実施形態の車両用パワーシートは、図示外の部分については、基本的に図7と同様に構成されている。
【0023】
本実施形態では、図7と同様に、フロア側のロアチャンネル10に嵌合するスライド可能なアッパーチャンネル11にシート(図示せず)が取付けられているとともに、ねじ軸14が回転可能に設けられ、ロアチャンネル10に、そのねじ軸14を軸方向にねじ送りするねじ送り部材1が設けられている。
【0024】
上記ねじ送り部材1は、ねじ軸14に螺合するねじ孔2aを有するねじ送りナット2と、そのねじ送りナット2を保持する凹部3aを有する金属製のナットホルダー3とを有する。
【0025】
ナットホルダー3は、凹部3aの前後それぞれの側面を構成し、ねじ送りナット2の前後動を規制する起立壁4、5と、凹部3aの底面を構成し、前側の起立壁4と後側の起立壁5を連結するとともに上記ロアチャンネル10にボルト7にて固着された連結部6と、起立壁4の左右両端から前側に向けて突出形成された2つの縦壁8と、起立壁5の左右両端から後側に向けて突出形成された2つの縦壁9とを備える。なお、本実施形態のナットホルダー3は、後述するように、所定形状の金属板を折り曲げて形成されたものである。
【0026】
両縦壁8は、起立壁4の起立方向(上下方向)に長い縦長の矩形状に形成され、両縦壁9も同様に、起立壁5の起立方向(上下方向)に長い縦長の矩形状に形成されている。両縦壁8の各下端8aおよび両縦壁9の各下端9aは、ロアチャンネル10の内面に接近した状態になっており、両縦壁8の各上端8bおよび両縦壁9の各上端9bは、アッパーチャンネル11の内面に接近した状態になっている。
【0027】
ここで、接近した状態とは、両縦壁8の各下端8aおよび両縦壁9の各下端9aとロアチャンネル10の内面との間に関しては接触する状態と離れている状態とを含み、いずれの状態でもよい。一方、両縦壁8の各上端8bおよび両縦壁9の各上端9bとアッパーチャンネル11の内面との間に関しては、アッパーチャンネル11のスライドをスムーズに行わせることを考慮して少し離れている状態が好ましい。
【0028】
上記起立壁4、5は、ほぼ中央部にねじ軸14よりも少し大きい径の貫通孔4a、5aが形成され、これら起立壁4と5の間の凹部3aにねじ送りナット2が保持されるとともに、貫通孔4a、5aおよびねじ孔2aを通るようにねじ軸14が設けられる。
【0029】
よって、ねじ軸14が正逆のいずれか一方の方向に回転すると、ねじ送り部材1によってねじ軸14が前側にねじ送りされ、アッパーチャンネル11の両側面に掛け渡して設けたストッパとしてのスプリングピン25がねじ送り部材1に衝突する前進限まで前進する。一方、ねじ軸14が他方の方向に回転すると、ねじ送り部材1によってねじ軸14が後側にねじ送りされ、ミッションケース18を保持するミッションブラケット18aの前側に一体形成されたストッパ18bがねじ送り部材1に衝突する後退限まで後退する。
【0030】
この第1実施形態の車両用パワーシートにあっては、ねじ送り部材1のナットホルダー3が、連結部6で連結された起立壁4、5の外側に起立壁4、5の起立方向に長い縦長の縦壁8、9を有する金属製であって、その縦壁8、9の上下両端が両チャンネル10、11の各内面に接近した状態になっているので、図3に示すように、例えばシートを後側へ向けてスライド中に、起立壁5をねじ送りナット2から離れるように傾ける大きな負荷が後側に向けてねじ送りナット2に作用すると、その負荷に伴って該当する起立壁5が後側に傾いて縦壁9の下端9aの後端部が、ロアチャンネル10の内面と強固に接触し、また縦壁9の上端9bの前端部がアッパーチャンネル11の内面と強固に接触する。このことは、図3とは反対側の前側に向けてスライド中に大きな負荷がスライドナット2に作用した場合も同様であり、この場合には、起立壁4が傾いて、縦壁8がロアチャンネル10の内面およびアッパーチャンネル11の内面とくさび状態に強固に接触する。かかる強固な接触が発生しても、シートを本来のスライド方向とは逆方向に少し戻すと、縦壁8または9は傾いた状態から元の状態に戻り、本来のスライド方向へ再度スライドさせることが可能である。
【0031】
なお、縦壁8の上下両端8a、8bと両チャンネル10、11の各内面との関係については、下端8aとロアチャンネル10の内面との間および上端8bとアッパーチャンネル11の内面との間が、前述のように通常のスライド時に支障がなく、かつ接近した状態となるように設定しておくことが好ましい。また、縦壁9の上下両端9a、9bと両チャンネル10、11の各内面との関係についても同様に設定しておくことが好ましい。このようにすることで、起立壁4または5の傾き角度は僅かにすることができるので、起立壁4または5の付け根部分に応力集中が発生するのを防止することが可能となる。
【0032】
また、第1実施形態における縦壁9(8)は、起立壁5(4)の外側に向いた、起立壁5(4)の起立方向(上下方向)に長い縦長のもので、つまりシートおよびアッパーチャンネル11のスライド方向に突出したものである故に、変形し難い方向に配されているので、縦壁9(8)自体に応力集中が発生することもない。
【0033】
また、第1実施形態においては、ナットホルダー3にねじ送りナット2が間に何も介さずに直接保持された構成であり、従来技術のようにナットホルダーとねじ送りナットとの間に設けられ、ストッパに当たると撓む緩衝材が無いので、ストッパであるスプリングピン25またはミッションブラケット18aのストッパ18bに当たっても食い付きが発生することがない。加えて、従来のように食い付き防止用ワッシャを別途必要とせず、かつ緩衝材も省略しているので、部品点数を減少させることが可能となる。
【0034】
図4は、本実施形態のナットホルダー3の展開図である。
【0035】
すなわち、このナットホルダー3は、概略H字状に形成された金属板を、A線に沿って谷折りし、B線に沿って山折りすることで、図1に示すようなものに形成されている。
【0036】
このようにナットホルダー3を、所定形状の金属板を折り曲げて形成する場合には、所望の強度を確保できる板厚のものを使用でき、強度的に有利になる。なお、ナットホルダー3は、所定形状の金属板を折り曲げて形成するが、第2従来例と同様な両起立壁4、5の間が連結部6で連結されたコの字状部分の外側に、更に起立壁4、5の起立方向に長い縦長の縦壁8、9を有するので、第2従来例とは異なり、上述したように起立壁4、5の付け根部分および縦壁8、9自体に応力集中が発生し難くできる。また、絞り加工による第1従来例のように薄肉部分もない。また、ナットホルダー3は、金属板の折り曲げだけでなく、ダイキャスト(鋳造)等により製造してもよい。
【0037】
また、第1実施形態においては、ねじ送り部材1のスライドを規制するストッパとして、ミッションケースを支持するミッションブラケット18aとスプリングピン25とを用いており、ミッションブラケット18aにストッパ18bが一体に設けられているので、新たにスプリングピン25を設けることで、このスプリングピン25とミッションブラケット18aとの間をスライド長としてシートおよびアッパーチャンネル11をスライドさせることができるとともに部品点数を減少させ得る。
【0038】
なお、上述した第1実施形態では縦壁8、9を起立壁4、5の左右の両側にそれぞれ設けているが、本発明はこれに限らず、縦壁を起立壁の左右の片側にのみ、或いは任意の箇所に1つまたは3以上設けた構成としてもよい。
【0039】
(第2実施形態)
第2実施形態は、ねじ送り部材にストッパが衝突する際に発生する衝突音を軽減する場合である。
【0040】
図5(a)は、本発明の第2実施形態のナットホルダーを示す分解正面図であり、図5(b)はそのナットホルダーに用いる衝突音軽減用の緩衝部材を左斜め前側から見た外観斜視図、図5(c)は同緩衝部材を右斜め前側から見た外観斜視図である。
【0041】
このナットホルダー40は、その前後に、同一形状の緩衝部材50が取付けられる構成となっている。
【0042】
ナットホルダー40は、連結部42の前後方向の両端に起立壁43、44を有し、前側の起立壁43の左右両端には2つの縦壁45が前側に向けて突出形成されている。後側の起立壁44の左右両端には2つの縦壁46が後側に向けて突出形成されている。
【0043】
前側の両縦壁45と後側の両縦壁46は、共に、連結部42に近い側の下端45a、46aから遠い側の上端45b、46bに向けて起立壁43、44に近付く斜め傾斜状であって、下端45a、46a側を上端45b、46b側よりも狭幅にして形成されている。
【0044】
上記緩衝部材50は、樹脂製のものであって、左右の縦壁45同士または左右の縦壁46同士の間で挟持される挟持部51を有し、その挟持部51の左側側面52に上記縦壁45、46に応じた形状で窪んだ溝53が形成されており、右側側面54にも上記縦壁45、46に応じた形状で窪んだ溝55が形成されている。また、溝53、55には、縦壁45(46)への嵌め込み時に、ガタ防止と脱落防止を担う突出ダボ56が形成されている。更に、中央部には、ねじ軸を通すための貫通孔57が前後方向に形成され、前面上部には、スプリングピン25と衝突する窪み58が形成されている。
【0045】
かかる緩衝部材50は、図5(a)に▲1▼で示すようにナットホルダー41の前側の縦壁45同士の間に挟持部51を嵌め込むとともに、後側の縦壁46同士の間に挟持部51を嵌め込む、これによりナットホルダー41に取付けられる。次いで▲2▼で示すように、この実施形態のナットホルダー40の連結部42をロアチャンネル10に固着する。すると、緩衝部材50がロアチャンネル10により抜け防止状態になるので、ナットホルダー40のロアチャンネル10への取付けが簡単になる。また、アッパーチャンネルがスライドする際に、樹脂製の緩衝部材50が前述のミッションブラケット18aまたはスプリングピン25に衝突するので、その衝突時に発生する衝突音を軽減できる。
【0046】
(第3実施形態)
第3実施形態は、図6に示すように、左右両側のロアチャンネルにねじ軸14が片持ち状態で設けられているとともに、両ねじ軸14にそれぞれねじ送り部材60がねじ軸14をねじ送り可能に配されていて、両ねじ軸14の後側を1つの電動モータ19で回転駆動する構成において、第2実施形態の緩衝部材50を配設する例である。なお、図6中の18Aは、ミッションケース18と同様のミッションケースである。
【0047】
ねじ送り部材60によりねじ送りされる両ねじ軸14は、本来的に同じねじ送り長さ(シートのスライド長に相当)で同じ位置関係を保持してねじ送りされるように構成されるため、一方のねじ軸14、この図示例では下側のねじ軸14におけるねじ送り部材60の前後に緩衝部材50を設けておけば、緩衝部材が設定されている分ねじ送り長さが短くなり、それ故に他方(図の上側)のねじ軸14におけるねじ送り部材60の前後には、緩衝部材50を設ける必要はない筈である。しかし、ねじ軸14自体が片持ち構造の場合には、非支持側のねじ軸14の芯振れを防止する上で、図上側のねじ軸14の非支持側である前側には、図6に示すように、緩衝部材50を設けるのが好ましい。
【0048】
なお、上述した第1〜第3実施形態においては、フロア側のロアチャンネルに嵌合するアッパーチャンネルにねじ軸を回転可能に設け、ロアチャンネルにねじ送り部材を設けているが、本発明はこれとは逆に、ロアチャンネルにねじ軸を回転可能に設け、アッパーチャンネルにねじ送り部材を設けてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明の車両用パワーシートによる場合には、ねじ送り部材のナットホルダーが、連結部で連結された起立壁の外側に起立壁の起立方向に長い縦長の縦壁を有する金属製であって、その縦壁の上下両端が両チャンネルの各内面に接近した状態になっているので、ねじ送りナットに起立壁をねじ送りナットから離れるように傾ける大きな負荷が作用すると、その負荷に伴って起立壁が傾いて縦壁の上下両端が、両チャンネルの内面とくさび状態に強固に接触する。このとき、縦壁の上下両端と両チャンネルの各内面との間を、通常のスライド時に支障のない状態で、かつ接近させておくことで、起立壁の傾き角度は僅かにすることができるので、起立壁の付け根部分に応力集中が発生するのを防止することが可能となる。また、縦壁は、起立壁の外側に向いた、起立壁の起立方向に長い縦長のもので、つまりシートの前後動方向に突出したものである故に、変形し難い方向に配されているので、縦壁自体に応力集中が発生することもない。また、ナットホルダーにねじ送りナットが間に何も介さずに直接保持された構成であり、従来技術のようにナットホルダーとねじ送りナットとの間に設けられ、ストッパに当たると撓む緩衝材が無いので、ストッパに当たっても食い付きが発生することがない。加えて、従来のように食い付き防止用ワッシャを別途必要とせず、かつ緩衝材も省略しているので、部品点数を減少させ得る。
【0050】
また、請求項2の発明の車両用パワーシートによる場合には、前記ナットホルダーは、所定形状の金属板を折り曲げて形成されたものであるので、所望の強度を確保できる板厚のものを使用でき、強度的に有利になる。
【0051】
また、請求項3の発明の車両用パワーシートによる場合には、前記ねじ送り部材による一方のチャンネルのねじ送りを規制するストッパとして、前記ねじ軸に回転を伝達するためのミッションが内蔵されたミッションケースを支持するよう設けられたミッションブラケットと、前記一方のチャンネルに該ミッションブラケットから所定長離隔して設けたスプリングピンとを用いる構成であるので、一方のチャンネルにスプリングピンを設けることで、このスプリングピンとミッションブラケットとの間を一方のチャンネルのスライド長とすることができる。また、ミッションブラケットにストッパが一体に設けられていると、新たにスプリングピンを設ければよく、部品点数を減少させ得る。
【0052】
また、請求項4の発明の車両用パワーシートによる場合には、前記ねじ送り部材の前後の両縦壁に、衝突音軽減用の緩衝部材が前記ミッションブラケットまたはスプリングピンと衝突するよう設けられている構成であるので、ねじ送り部材の前後に設けた緩衝部材にミッションブラケットまたはスプリングピンが衝突するため、その衝突時に発生する衝突音を軽減することができる。
【0053】
また、請求項5の発明の車両用パワーシートによる場合には、前記ねじ送り部材の前後両側の縦壁は、それぞれ起立壁の左右両端に2個1組で設けられ、各組の左右縦壁のそれぞれは、前記上下両端のうち連結部に近い側の端から遠い側の端に向けて起立壁に近付く斜め傾斜状であって、該近い側の端を遠い側の端よりも狭幅にして形成され、一方、前記緩衝部材は、上記左右縦壁の間で挟持される挟持部を有し、その挟持部の左右側面に上記縦壁に応じた形状の溝が形成されているので、左右縦壁の間に該溝に沿って挟持部を嵌め込んだ後に連結部を他方のチャンネルに固着すると、緩衝部材が抜け防止状態になるため、ねじ送り部材の他方のチャンネルへの取付けを簡単に行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用パワーシートの要部であるねじ送り部材を示す斜視図である。
【図2】図1のねじ送り部材をロアチャンネルとアッパーチャンネルとの間に配設した状態をねじ送り部材の前後方向のそれぞれに配されたストッパとともに示す縦断面図である。
【図3】図1のねじ送り部材の作用を説明する縦断面図である。
【図4】図1のねじ送り部材に備わったナットホルダーの展開図である。
【図5】(a)は、本発明の他のねじ送り部材を示す分解正面図であり、(b)はそのねじ送り部材に取付けられる衝突音軽減用の緩衝部材を左斜め前側から見た外観斜視図、(c)は同緩衝部材を右斜め前側から見た外観斜視図である。
【図6】本発明の更に他のねじ送り部材の構成を模式的に示す平面図である。
【図7】従来のパワーシート例を示す分解斜視図である。
【図8】ナットホルダーを用いてねじ送りナットを保持する第1従来例の構成を示す分解斜視図である。
【図9】ナットホルダーを用いてねじ送りナットを保持する第2従来例の構成を示す分解斜視図である。
【図10】第2従来例を例に挙げて別の問題点を説明するための縦断面図である。
【符号の説明】
1、60 ねじ送り部材
2 ねじ送りナット
3、40 ナットホルダー
3a 凹部
4、5 起立壁
6 連結部
8、9、45、46 縦壁
8a、9a 下端
8b、9b 上端
10 ロアチャンネル
11 アッパーチャンネル
14 ねじ軸
18a ミッションブラケット
25 スプリングピン
50 緩衝部材
53、55 溝

Claims (5)

  1. フロア側のロアチャンネルに嵌合するアッパーチャンネルに取付けられたシートがモータにより前後動される車両用パワーシートであって、
    両チャンネルの一方に回転可能に設けられたねじ軸が回転することで、そのねじ軸を軸方向にねじ送りするねじ送り部材が、他方のチャンネルに設けられ、該ねじ送り部材が、ねじ軸に螺合するねじ送りナットと、そのねじ送りナットを保持する凹部を有するナットホルダーとを有し、該ナットホルダーが、該凹部の前後それぞれの側面を構成する起立壁と、両起立壁の間であって凹部底を構成して上記他方のチャンネルに固着される連結部と、各起立壁の前後方向外側に向けて突出形成された、起立壁の起立方向に長い縦長の縦壁とを備える金属製のもので、該縦壁の上記起立方向の上下両端が両チャンネルの各内面に接近した状態になっていることを特徴とする車両用パワーシート。
  2. 前記ナットホルダーは、所定形状の金属板を折り曲げて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の車両用パワーシート。
  3. 前記ねじ送り部材による一方のチャンネルのねじ送りを規制するストッパとして、前記ねじ軸に回転力を伝達するミッションが内蔵されたミッションケースを支持するよう設けられたミッションブラケットと、前記一方のチャンネルに該ミッションブラケットから所定長離隔して設けたスプリングピンとを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用パワーシート。
  4. 前記ねじ送り部材の前後の両縦壁に、衝突音軽減用の緩衝部材が前記ミッションブラケットまたはスプリングピンと衝突するよう設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両用パワーシート。
  5. 前記ねじ送り部材の前後両側の縦壁は、それぞれ起立壁の左右両端に2個1組で設けられ、各組の左右縦壁のそれぞれは、前記上下両端のうち連結部に近い側の端から遠い側の端に向けて起立壁に近付く斜め傾斜状であって、該近い側の端を遠い側の端よりも狭幅にして形成され、一方、前記緩衝部材は、上記左右縦壁の間で挟持される挟持部を有し、その挟持部の左右側面に上記縦壁に応じた形状の溝が形成されており、左右縦壁の間に該溝に沿って挟持部を嵌め込んだ状態のねじ送り部材の連結部を前記他方のチャンネルに固着すると、緩衝部材が抜け防止状態になることを特徴とする請求項4に記載の車両用パワーシート。
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