JP4068188B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数画像を水平方向の画素毎に順次表示する表示器と、各画素からの光を任意の方向に分離できる遮光手段を有し、透過状態と遮光状態を制御可能な画像表示装置に関する。
一般に知られている画像表示装置の多くは、1つの表示器で1チャンネルの画像を表示する。
【0002】
このような画像表示装置では、使用者のみが特定のウィンドーを認識できなかった。そのため、他人に見られては困る情報を扱う場合は、個室を利用するか時間的に他人が居ないときに作業を行う必要があった。
このため、特定の者以外に知られては困る情報をマルチウィンドー表示している画像表示装置のウィンドーを、使用者のみ、当該情報が見えるようにした画像表示装置が開発されている。
【0003】
しかしながら、この画像表示装置では観察位置に応じて画面を変えることができなかった。このため、観察位置に応じて画面を変えることができ、さらに、立体画像の観察が可能な画像表示装置の開発が要望されている。
【0004】
【従来の技術】
従来の画像表示装置としては、例えば図27に示すようなものがある(特開平6−259045号公報、参照)。
図27において、マルチウィンドーを表示している画像表示装置101は、一般のテレビ受像機などに利用されているCRT表示装置であり、画像発生器102からの水平垂直走査信号と輝度色信号に基づき画像表示する。このマルチウィンドーを用いた画像表示装置101では、この画像表示装置101上を複数画面に分割し、その各々に固有の画像情報を表示している。
【0005】
これらウィンドーの内の1つの画面の変調された輝度信号を除去し、その代わりに白色となるような信号を挿入する。画像表示装置101の当該ウィンドーは白色で何も表示されていない状態になる。ここで、先に除去した変調された輝度信号を、視点103と画像表示装置101の間に入れた、透過度変調が可能な透過形液晶板104を用いた透過度制御装置105の駆動回路106に送る。すると、視点103で見た画像表示装置101上の当該ウィンドーには、現実のウィンドーには原画の情報がないにも関わらず、原画の情報が現れる。ウィンドーの数が複数個でも同様なことは明白である。同様の手段で、ウィンドー中の一部分だけを行うことも可能なことは明白である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像表示装置にあっては、特定の者以外に知られては困る情報をマルチウィンドー表示している画像表示装置のウィンドーを、使用者のみ、当該情報が見えるものの、観察位置に応じて観察画像を切り替えることができなかった。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、観察位置に応じて観察画像を切り替えることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、図1に示すように構成する。
請求項1の発明は、複数画像1,2,3を水平方向の画素4毎に順次表示する表示器5と、
各画素4からの光を任意の方向に分離できる遮光手段とを有する画像表示装置であって、
前記遮光手段を、透過状態、遮光状態に制御可能なラインシャッターアレイ6で構成し、観察者の観察位置を示す観察位置信号より算出した制御信号に基づいて前記ラインシャッターアレイ6を制御する制御手段9を備える。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の画像表示装置において、
前記観察位置を計測して前記観察位置信号を出力する観察位置計測手段と、
前記観察位置信号に基づいて前記ラインシャッターアレイ6を制御する制御信号を算出する制御信号算出手段と、を備える。
請求項3の発明は、請求項2記載の画像表示装置において、
前記観察位置信号に対応した制御信号が予め格納されるルックアップテーブルと、
該ルックアップテーブルより観察位置信号に対応した制御信号を読み出して前記制御手段に出力する読出手段と、
を設けた。
【0010】
請求項4の発明は、請求項2記載の画像表示装置において、
前記制御信号算出手段により、前記観察位置信号、前記表示器の画素幅、前記表示器と前記ラインシャッターアレイ6の間隔、前記観察位置の視点間距離により前記ラインシャッターアレイ6の遮光幅および透過幅を幾何学的に算出し、算出した遮光幅および透過幅をラインシャッターアレイ6の最小単位幅で除した余が最小単位幅の1/2以下となるように制御する。
【0011】
請求項5の発明は、請求項2記載の画像表示装置において、
前記表示器5の画素幅をCw、前記観察位置の視点間距離を2a、前記表示器5から前記観察者までの観察距離をLとするとき、前記表示器と前記ラインシャッターアレイの間隔lを、
【0012】
【数3】
【0013】
で算出される値とする。
請求項6の発明は、請求項2記載の画像表示装置において、
前記表示器5と前記ラインシャッターアレイ6の間隔をl、前記表示器5の画素幅をCw、前記表示器5から前記観察者までの観察距離をLとするとき、前記ラインシャッターアレイ6の最小単位幅Btを、
【0014】
【数4】
【0015】
で算出される値とする。
請求項7の発明は、請求項2記載の画像表示装置において、
前記ラインシャッターアレイ6として、複数の透明電極を有する同形状の液晶パネルを用いる。
請求項8の発明は、請求項7記載の画像表示装置において、
前記液晶パネルは前記透明電極に電圧を印加したとき光を透過し、電圧を印加しないとき光を遮光するノーマリーブラックの液晶パネルとした。
【0016】
請求項9の発明は、請求項7記載の画像表示装置において、
前記透明電極間に光を遮光する遮光部を設けた。
請求項10の発明は、請求項2記載の画像表示装置において、
前記表示器5と前記ラインシャッターアレイ6の液晶層と液晶層の距離を一定値l、前記表示器5の基板厚さを一定値t1、前記表示器5と前記ラインシャッターアレイ6との間の偏光子の厚さを一定値t2としたとき、前記ラインシャッターアレイ6の基板厚さを一定値tを、t=l−t1−t2 で算出される値として、前記表示器5と前記ラインシャッターアレイ6を密着させた。
【0017】
請求項11の発明は、請求項1記載の画像表示装置において、
前記表示器5として、前記画素ごとに赤、緑、青が混色されてカラー表示可能な表示器を用いる。
請求項12の発明は、請求項1記載の画像表示装置において、
前記表示器5として、同一色の画素が横直線状に並ぶカラー表示器を用いる。
【0018】
請求項13の発明は、請求項1記載の画像表示装置において、
前記表示器5を縦方向に同一色が並ぶカラー表示器とし、平行白色光を該カラー表示器に入射し、赤緑青の各画素からの出射光をカラー表示器前面に取り付けたレンチキュラレンズを用いて拡散板上で重ね合わせるようにした。
請求項14の発明は、請求項1記載の画像表示装置において、
前記観察者の前記観察位置の視点a,b,c間距離を人間の眼の両眼間隔とし、観察画像1,2,3を各視点a,b,cに対応する視差画像とする。
【0019】
このような構成を備えた本発明によれば、遮光手段を、透過状態、遮光状態に制御可能なラインシャッターアレイ6で構成し、観察者の観察位置を示す観察位置信号より算出した制御信号に基づいてラインシャッターアレイ6を制御するので、観察位置に応じて画像を切り替えることができる。
また、観察位置信号に対応した制御信号が予め格納されるルックアップテーブルより観察位置信号に対応した制御信号を読み出して、ラインシャッターアレイ6を制御するので、制御信号の算出に手間がかからず、制御が容易になる。
【0020】
また、算出した遮光幅および透過幅をラインシャッターアレイ6の最小単位幅で除した余が最小単位幅の1/2以下となるように制御するので、誤差のリセットを行うことができる。
また、ラインシャッターアレイ6の最小単位幅Btを、所定の式で算出される値として小開口化するので、画像の混合を防止することができる。また、ラインシャッターアレイ6としてノーマリーブラックの液晶パネルを用いるときは、または、透明電極間に遮光部を形成した液晶パネルを用いるときは、画像の混合を防止することができる。
【0021】
また、ラインシャッターアレイ6の基板厚さを一定値として、表示器5とラインシャッターアレイ6を密着させるときも、画像の混合を防止することができる。
また、画素ごとに赤、緑、青が混色されてカラー表示可能な表示器を用いる場合、同一色の画素が横直線状に並ぶカラー表示色を用いる場合、表示器5を縦方向に同一色が並ぶカラー表示器とし、平行白色光をカラー表示器に入射し、赤緑青の各画素からの出射光をカラー表示器前面に取り付けたレンチキュラレンズを用いて拡散板上で重ね合わせる場合も画像の混合を防止することができる。
【0022】
さらに、観察者の観察位置の視点a,b,c間距離を人間の眼の両眼間隔とし、観察画像1,2,3を各視点a,b,cに対応する視差画像とするときは、立体画像を観察することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態を示す要部説明図である。
図1において、5は表示器であり、表示器5には各画素4が交互に横直線状に並べて設けられている。したがって、表示器5は、複数の画像1,2,3を水平方向の画素4毎に順次表示する。6は各画素4からの光を任意の方向に分離することができる遮光手段としてのラインシャッターアレイであり、ラインシャッターアレイ6は光の透過状態および遮光状態を制御することができる。ラインシャッターアレイ6は表示器5に対して一定の間隔離れて配置されている。ラインシャッターアレイ6には透過部7と遮光部8がそれぞれ形成される。9は制御手段としての制御回路であり、制御回路9は観察者の観察位置a,b,cを示す観察位置信号から算出された制御信号に基づいてラインシャッターアレイ6を制御する。すなわち、制御回路9は制御信号に基づいて透過部7の開口幅および遮光部8の閉口幅をそれぞれ制御する。
【0024】
視点aでは3つの透過部7を介して画像1が観察され、視点bでは3つの透過部7を介して画像2が観察され、視点cでは3つの透過部7を介して画像3が観察される。透過部7の数は、表示器5の画素4の数÷視点a,b,cの数によって求められる。図1においては、画素4の数は「9」、視点a,b,cの数は「3」であるから、9÷3=3により透過部7の数は「3」となる。また、視点a,b,cの視点間隔を人間の眼の両眼間隔とし、各画像1,2,3を各々の視点a,b,cに対応する視差画像とすることで立体画像の観察が可能である。
【0025】
図2は本発明の一実施形態の全体構成図である。
図2において、10は観察者を示し、観察者10の観察位置は表示器5の周辺に取り付けられたトラッキングセンサ11により検出される。トラッキングセンサ11による検出方式としては観察者10の観察位置をビデオカメラなどを用いて検出する光学的方式、観察者10に磁気センサを取り付けて検出する磁気的方式などが用いられる。また、観察位置が予め定められている場合にはトラッキングセンサ11は不要である。トラッキングセンサ11の出力は、測距回路12で距離の計測が行われ、観察位置信号(L,S)として計算機13に入力される。
【0026】
トラッキングセンサ11と測距回路12は、観察者10の観察位置を計測して観察位置信号を計算機13に出力する観察位置計測手段14を構成している。計算機13は観察位置信号に基づいて制御信号を算出して制御回路9に出力し、制御回路9は目的の観察位置に応じて制御信号によりラインシャッターアレイ6の透過状態、遮光状態を制御する。また、計算機13は映像信号を表示器5に出力する。
【0027】
図3はラインシャッターアレイ6の部分拡大図である。
図3において、Btはラインシャッターアレイ6の最小単位幅を示し、この最小単位幅Btをもつ最小単位が例えば6000本で一個のラインシャッターアレイ6を構成する。透過部7および遮光部8は、複数の最小単位幅Btをもつ最小単位により構成され、制御信号により最小単位幅Btをもつ最小単位で透過部7の開口幅および遮光部8の閉口幅がそれぞれ制御される。
【0028】
図4は制御ブロック図である。
図4において、15は計算機13内に設けられたCPUであり、CPU15にはバス16を介してROM17、ROM18、RAM19、出力インタフェース20,21および入力インタフェース22がそれぞれ接続されている。映像信号は出力インタフェース20を介して表示器5に入力し、制御信号は出力インタフェース21、制御回路9を介してラインシャッターアレイ6に入力し、観察位置信号(L,S)は入力インタフェース22を介して計算機13に入力する。なお、映像信号は、他の機器から入力することも可能である。
【0029】
ROM17には観察位置信号に応じた予め算出された制御信号が格納されているバックアップテーブル23などが記憶されている。また、媒体としてのROM18には制御信号を算出する制御信号算出プログラム24が格納されている。RAM19上では制御信号を算出する処理が行われ、算出された制御信号などが一時的に格納される。
【0030】
図5はROM17の内部構成例を示す図である。
図5において、ROM17内には式格納領域25、定数格納領域26およびルックアップテーブル23がそれぞれ設けられている。式格納領域25には後述する式(1)〜式(17)などの計算式が格納され、定数格納領域26には、透過部7の数n、水平表示方向の観察中央座標a、観察位置の視点間距離2a、画素ピッチCwなどが格納されている。
【0031】
図6はルックアップテーブル23の構成例を示す図である。
図6において、ルックアップテーブル23には予め定められた観察位置信号(L,S)により算出された制御信号{data(L,S)}が格納されている。Lの100,200,300,400・・・は観察者10の観察位置のラインシャッターアレイ6の画面表示面までの距離を示し、10,20,30,40,50・・・は観察者10の観察位置の図1の水平方向の距離を示す。このような予め定められた観察位置信号(L,S)により制御信号{data(L,S)}が予め算出されている。
【0032】
図7は制御信号{data(L,S)}の例を示す図である。
図7において、gはラインシャッターアレイ6の最小単位幅Btをもつ最小単位を合計した全体の本数を示す。本数mは、例えば6000本よりなる。制御信号{data(10,100)}は例えば000111000111000111・・・で示されるが、000を透過部7の開口幅、111を遮光部8の閉口幅とすると、開口幅は3本、閉口幅も3本にそれぞれ制御されることを示している。すなわち、観察者位置信号が例えば(10,100)で予め決められているときは、透過部7の開口幅、遮光部8の閉口幅はそれぞれ3本に決定される。
【0033】
図8はROM18内の制御信号算出プログラム24の構成例を示す図である。図8において、制御信号算出プログラム24は、第1のP座標算出部24A、第1のQ座標算出部24B、第1の開口幅算出部24C、第2の閉口幅算出部24D、誤差算出部24E、第2の開口幅算出部24F、第2の閉口幅算出部24G、第2のP座標算出部24H、第2のQ座標算出部24Iを有し、これらが制御信号算出手段24Jを構成している。また、制御信号算出プログラム24には、読出手段としての読出部24Kが設けられている。
【0034】
第1のP座標算出部24Aは、後述する式(5)〜(16)によりラインシャッターアレイ6の開口幅、閉口幅を決定するためのP座標Pynを算出する。第1のQ座標算出部24Bは、後述する式(5)〜(16)よりラインシャッターアレイ6の開口幅、閉口幅を決定するためのQ座標Qynを算出する。第1の開口幅算出部24Cは離散化前の開口幅Baを、Ba=Pyn−Qynにより算出する。第1の閉口幅算出部24Dは離散化前の閉口幅Bcを、Bc=Qyn−Pyn-1により算出する。誤差算出部24Eは整数m1と誤差a1を、m1+a1=Ba÷Btにより、整数m2と誤差a2を、m2+a2=Bc÷Btにより算出する。第2の開口幅算出部24Fは、離散化後の開口幅Basを、a1>Bt/2のとき、Bas=Bt×(m1+1)により算出し、a1≦Bt/2のとき、Bas=Bt×m1により算出する。第2の閉口幅算出部24Gは、離散化後の閉口幅Bcsを、a2>Bt/2のとき、Bcs=Bt×m2より算出し、a2≦Bt/2のときBcs=Bt×m2により算出する。第2のP座標算出部24Hは、離散化された開閉座標Pynsを、Pyns=Qyn+Basにより算出し、第2のQ座標算出部24Iは、離散化された開閉座標Qynsを、Qyns=Pyn-1+Bcsにより算出する。
【0035】
読出部24Kは、ルックアップテーブル23より制御信号{data(L,S)}を読み出して制御回路9に出力する。
図9は視点a,bからラインシャッターアレイ6を通して観察される表示領域と各パラメータを示す図である。
図9において、Lは観察者10から表示器5の画像表示面までの観察距離を示し、L0は標準観察位置(標準観察距離)を示す。Sは視点aと視点bの視点中央座票で、標準観察位置L0から視点中央までの距離を示す。aはSから視点aまたは視点bまでの距離を示し、2aは視点間距離を示す。1は表示器5の画素、2は表示器5の画素を示し、画素1と画素2の画素ピッチは、図10に示すように、Cwで示される。また、画素1,2の発光領域は(1−2β)Cw、発光領域(1−2β)Cwの両側の非発光領域はβCwでそれぞれ示される。また、図9において、nはラインシャッターアレイ6の開口数を示し、開口数nは表示器5の水平画素数÷視点数で得られる。視点b(s−a)と(2n+1)Cwを結ぶ直線は、f1n(x)で示され、視点b(s−a)と2nCwを結ぶ直線はf3n((x)で示される。また、視点a(s+a)と2nCwを結ぶ直線はf2n(x)で示され、視点a(f+a)と(2n−1)Cwと結ぶ直線はf4n(x)で示される。
【0036】
f1n(x)〜f4n(x)は次式(1)〜(4)で表わされる。
【0037】
【数5】
【0038】
図9において、f1n(x)とf2n(x)が交互するP点(Pxn,Pyn)は、表示器5の画面表示面と間隔lで配置されたラインシャッターアレイ6の透過部7の上端を示す。また、f3n(x)とf4n(x)が交互するQ点(Qxn,Qyn)は、ラインシャッターアレイ6の透過部7の下端を示す。このようなラインシャッターアレイ6の透過部7の開口幅および遮光部8の閉口幅を決定するP点、Q点の座標は、次式(5)〜(8)で示される。
【0039】
【数6】
【0040】
標準観察位置L0のときのラインシャッターアレイ6と表示器5の間隔lは、(5)式で算出される値となる。
図11は観察距離Lが標準観察位置L0より後方に移動したときのP点,Q点を示す図である。
図11において、f2n(x)はP点(Pxn,Pyn)を通るが、f1n(x)はP点(Pxn,Pyn)を通らない。また、f3n(x)はQ点(Qxn,Qyn)を通るが、f4n(x)はQ点(Qxn,Qyn)を通らない。L>L0の場合には、隣の画素からのもれ光(クロストーク)を防止するためにP点,Q点を次式(9)〜(12)のように表わす。
【0041】
【数7】
【0042】
図12は観察距離Lが標準観察位置L0より近いときのP点,Q点を示す図である。
図12において、f1n(x)はP点(Pxn,Pyn)を通るが、f2n(x)はP点(Pxn,Pyn)を通らない。また、f4n(x)はQ点(Qxn,Qyn)を通るが、f3n(x)はQ点(Qxn,Qyn)を通らない。L>L0の場合には、隣の画素からのもれ光(クロストーク)を防止するためにP点,Q点を次式(13)〜(16)のように表わす。
【0043】
【数8】
【0044】
図13は離散化された開閉座標Pyns,Qynsを求めるフローチャートである。
図13において、まず、ステップS1で式(5)〜(16)より座標(Pyn,Qyn)を求める。PynはP点のy座標、QynはQ点のy座標である。
次に、ステップS2で離散化前の開口幅Ba、離散化前の閉口幅Bcを求める。すなわち、BaはPyn−Qynにより、BcはQyn−Pyn-1により求める。
【0045】
次に、ステップS3でラインシャッターアレイ6の最小単位幅BtでBaおよびBcを除算することにより、整数m1,m2および誤差a1,a2を求める。誤差a1,a2の基準点からの積算が最小単位幅Btの1/2を超えるときはステップS4に進み、誤差a1,a2の基準点からの積算が最小単位幅Btの1/2以下のときはステップS5に進む。
【0046】
ステップS4では離散化後の開口幅Basを、Bt×(m1+1)により求め、離散化後の閉口幅Bcsを、Bt×m2により求める。すなわち、a1>Bt/2,a2>Bt/2のときは、開口幅Basを最小単位分1本だけ広くし、閉口幅Bcsはそのままとする。
ステップS5では離散化後の開口幅Basを、Bt×m1により求め、離散化後の閉口幅Bcsを、Bt×m2により求める。すなわち、a1≦Bt/2,a2≦Bt/2のときは、開口幅Bas、閉口幅Bcsはそのままとする。
【0047】
次に、ステップS6で離散化された開閉座標Pynsを、Qyn+Basにより求め、離散化された開閉座標Qynsを、Pyn-1+Bcsにより求め、ステップS7でラインシャッターアレイ6の開口数nに達したとき算出を終了する。こうして、図7に示すような制御信号が得られる。
図14は隣の視点の画像の混合を説明する説明図である。
【0048】
図14において、視点bから透過部7を通して表示器5の画像2を観察すると、隣の視点aの画像1が混合する。すなわち、図15に示すように、最小単位幅BtがP点(Pnys)−Q点(Qnys)の数分の1程度の場合には、開口幅Basから表示器5を観察すると、観察画像の混合が生じる。図14の場合には、最小単位幅Btは開口幅Basの5分の1になっている。
【0049】
図16に示すように、ラインシャッターアレイ6の透過部7から観察される表示領域が画素1,2の発光部サイズより小さくなるように開口幅Basの小開口化を行う。すなわち、ラインシャッターアレイ6の透過部7、遮光部8は離散的な値をとるため、透過部7と遮光部8の境界ではP点,Q点の繰り上げ、繰り下げに起因する観察画像の混合(クロストーク)が発生するが、この観察画像の混合を回避するためには、開口幅Basを形成する図14で計算された本数を減らすことが必要になる。減らす最小単位幅Btをもつ最小単位の数はクロストーク量がゼロになる本数が最適値となる。最小の開口幅Basを形成する最小単位の数は図17に示すように1本である。図17に示すように、開口幅Basは最小単位幅Btに等しく、最小の開口幅Basを形成する最小単位の本数は1本である。また、最小単位の数が1本の場合、クロストークがゼロになるための最小単位幅Btは、図18から求められる。
【0050】
図18において、視点aから最小単位幅Btを通して観察される画像1の表示領域は、(L・Bt)/(L−l)であり、視点aからBt/2を通してそれぞれ観察される画像1の表示領域は、(L・Bt)/{2(L−l)}である。
したがって、次の関係式を満足するようなBtとすれば良い。
【0051】
【数9】
【0052】
ラインシャッターアレイ6の透過部7の最小単位幅Bt、すなわち一本の幅を、
【0053】
【数10】
【0054】
とすることにより、クロストークを防止することができる。
図19はラインシャッターアレイとして用いる液晶パネルを示す図である。
図19において、31,32はガラス基板であり、ガラス基板31,32の一方には水平方向に複数、例えば6000本の透明電極33が並べて配列されている。1本の透明電極33がラインシャッターアレイ6の最小単位を構成している。各透明電極33の各一端は制御回路34に接続され、各他端は制御回路34に接続されている。制御回路34により透明電極33は一本一本オン、オフ制御される。ガラス基板31,32間には液晶35が配向され、ガラス基板31,32の両表面には偏光子36,37が形成されている。偏光子36,37は薄い合成樹脂フィルムより形成されている。制御回路34により透明電極33をオンにすると、液晶35が立って光を遮光し、オフにすると、液晶35はねじれた状態で光は透過する。なお、透明電極33間には電気的絶縁をはかるためにスペース38が設けられている。
【0055】
図20に示すように、透明電極33に電圧を印加したときに光を遮光し、電圧を印加しないときに光を透過するノーマリーホワイトの液晶パネル39では、閉口の透明電極33の無い部分であるスペース38から隣接する視点の画像が観察され、クロストークの原因になる。視点aで観察される観察光40は、画像1からの開口41を通しての観察光と、画像2からの閉口42のスペース38からのもれ光が混合する。視点bで観察される観察光43は、画像2からの開口41を通しての観察光と、画像1からの閉口42のスペース38からのもれ光が混色する。
【0056】
図21に示すように、透明電極33に電圧を印加したとき光を透過し、電圧を印加しないとき光を遮光するノーマリーブラックの液晶パネル44では、閉口42からのもれ光はなく、クロストークは発生しない。視点aで観察される観察光45は画像1からの開口41を通しての観察光のみであり、閉口42からのもれ光はない。視点bで観察される観察光46は、画像2からの開口41を通しての観察光のみであり、閉口42からのもれ光はない。
【0057】
また、図20のノーマリーホワイトの液晶パネル39においても、透明電極がないスペース38に光を遮光する遮光部としてブラックマスクを設けると、図21と同様な効果が得られる。
図22は表示器と液晶パネルの配置を示す図である。
直線のラインシャッターアレイ6を用いる場合には、表示器5の画素の縦方向は直線であることが必要である。また、表示器5の表示面が湾曲したり、縦方向の画素の並びが湾曲すると、クロストークの原因となる。そこで、表示器5としては、表面がフラットなディスプレイ、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイを用いることが必要である。
【0058】
図22において、41は表示器として用いる液晶ディスプレイであり、液晶ディスプレイ21はガラス基板52,53を有し、ガラス基板52,53間には液晶54が配向されている。
55はラインシャッターアレイ6として用いる液晶パネルであり、液晶パネル55はガラス基板56,57を有し、ガラス基板56,57間には液晶58が配向されている。また、ガラス基板56,57間には透過部59および遮光部60が形成される。液晶パネル55と液晶ディスプレイ51の間には偏光子61が設けられている。液晶54と液晶58の間隔をlとして一定値とする。液晶ディスプレイ51のガラス基板53の厚さをt1として一定値とする。また、偏光子61の厚さをt2として一定値とする。液晶パネル55のガラス基板57の厚さをtとして、t=l−t1−t2により求められる値として、液晶ディスプレイ51と液晶パネル55を密着させる。
【0059】
液晶ディスプレイ51のガラス基板53は平面であり、偏光子61も平面であり、液晶パネル55のガラス基板57も平面であり、密着させると、液晶ディスプレイ51と液晶パネル55の間にギャップ誤差が生じない。したがって、クロストークの発生を防止することができる。
次に、図23に示すように、表示器5Aの縦方向に同一色の画素4Aが並ぶカラー表示の場合、ラインシャッターアレイ6を形成する最小単位幅Btが大きい場合、R,G,Bの各画素4Aがすべて観察されず、色ずれの原因となる。視点aからは画像1のRの一部分、G、Bの一部分が観察され、視点bからはRの一部分、G、Bの一部分が観察され、R,G,Bがすべて観察されない。
【0060】
図24は表示器5の一例を示す図である。
図24において、5は表示器の一部分を示し、画像1は1つの画素4BでR,G,Bが混色されて表示され、画像2もR,G,Bが1つの画素4Bで混色して表示される。視点aから画像1を観察するとき、R,G,Bが混色して観察され、視点bから画像2を観察するとき、R,G,Bが混色して観察され、ラインシャッターアレイ6を形成する最小単位幅Btが大きくても色ずれは生じない。表示器5としては、例えば3色合成方式のプロジェクタを用いる。
【0061】
また、図25に示すように、表示器5として横方向に同一色の画素4Cが並ぶカラー表示器を用いる場合にも色ずれが生じない。縦方向のR,G,Bの各画素4Cが1つの画像1,2を形成し、視点a,bからはR,G,Bの各画素4Cがすべて観察される。
図26は表示器5の他の例を示す図である。
【0062】
図26において、縦方向に同一色の画素4Aが並ぶカラーの表示器5の場合、表示器5の前面にレンチキュラレンズ71を配置し、所定の間隔をおいて拡散板72を配置する。また、表示器5の後方には光源73を配置する。光源73からの平行白色光を表示器5に入射し、R,G,Bの各画素4Aからの出射光をレンチキュラレンズ71で集光し、拡散板72上の一点で重ねあわせる。この表示器5を用いる場合にも色ずれは生じない。
【0063】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、遮光手段を、透過状態、遮光状態に制御可能なラインシャッターアレイで構成し、観察者の観察位置を示す観察位置信号より算出した制御信号に基づいてラインシャッターを制御するため、観察位置に応じて画像を切り替えることができる。
【0064】
また、観察位置信号に対応した制御信号が予め格納されるルックアップテーブルより観察位置信号に対応した制御信号を読み出して、ラインシャッターアレイを制御するため、制御信号の算出に手間がかからず、制御が容易になる。
算出した遮光幅および透過幅をラインシャッターアレイの最小単位幅で除した余が最小単位幅の1/2以下となるように制御するため、誤差のリセットを行うことができる。
【0065】
また、ラインシャッターアレイの最小単位幅Btを、所定の式で算出される値として小開口化するため、画像の混合を防止することができる。また、ラインシャッターアレイとしてノーマリーブラックの液晶パネルを用いるときは、または、透明電極間に遮光部を形成した液晶パネルを用いるときは、画像の混合を防止することができる。
【0066】
また、ラインシャッターアレイの基板厚さを一定値として、表示器とラインシャッターアレイを密着させるときも、画像の混合を防止することができる。
また、画素ごとに赤、緑、青が混色されてカラー表示可能な表示器を用いる場合、同一色の画素が横直線状に並ぶカラー表示色を用いる場合、表示器を縦方向に同一色が並ぶカラー表示器とし、平行白色光をカラー表示器に入射し、赤緑青の各画素からの出射光をカラー表示器前面に取り付けたレンチキュラレンズを用いて拡散板上で重ねあわせる場合も画像の混合を防止することができる。
【0067】
さらに、観察者の観察位置の視点間距離を人間の眼の両眼間隔とし、観察画像を各視点に対応する視差画像とするときは、立体画像を観察することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す要部断面図
【図2】本発明の一実施形態を示す全体構成図
【図3】ラインシャッターアレイの部分拡大図
【図4】制御ブロック図
【図5】ROMの構成例を示す図
【図6】ルックアップテーブルの構成例を示す図
【図7】制御信号の例を示す図
【図8】制御信号算出プログラムの構成例を示す図
【図9】視点から観察される表示領域と各パラメータを示す図
【図10】画素ピッチの説明図
【図11】観察距離L>標準観察位置L0のときの説明図
【図12】観察距離L<標準観察位置L0のときの説明図
【図13】離散値の算出を説明するフローチャート
【図14】観察画像混合の説明図
【図15】図14の開口幅を示す図
【図16】小開口化の説明図
【図17】図16の開口幅を示す図
【図18】最小単位幅の算出の説明図
【図19】液晶パネルを示す図
【図20】ノーマーリーホワイトの説明図
【図21】ノーマリーブラックの説明図
【図22】液晶ディスプレイと液晶パネルの配置を示す図
【図23】色ずれの説明図
【図24】表示器の一例を示す図
【図25】表示器の画素の他の配列を示す図
【図26】表示器の他の例を示す図
【図27】従来例を示す図
【符号の説明】
1,2,3:画像
4,4A,4B,4C:画素
5:表示器
6:ラインシャッターアレイ
7:透過部
8:遮光部
9:制御回路(制御手段)
10:観察者
11:トラッキングセンサ
12:測距回路
13:計算機
14:観察位置計測手段
15:CPU
16:バス
17,18:ROM
19:RAM
20,21:出力インタフェース
22:入力インタフェース
23:ルックアップテーブル
24:制御信号算出プログラム
24A:第1のP座標算出部
24B:第1のQ座標算出部
24C:第1の開口幅算出部
24D:第1の閉口幅算出部
24E:誤差算出部
24F:第2の開口幅算出部
24G:第2の閉口幅算出部
24H:第2のP座標算出部
24I:第2のQ座標算出部
24J:制御信号算出手段
24K:読出部(読出手段)
25:式格納領域
26:定数格納領域
31,32:ガラス基板
33:透明電極
34:制御回路
35:液晶
36,37:偏光子
38:スペース
39,44,55:液晶パネル
40,43,45,46:観察光
41:開口
42:閉口
51:液晶ディスプレイ
52,53,56,57:ガラス基板
54,58:液晶
59:透過部
60:遮光部
61:偏光子
71:レンチキュラレンズ
72:拡散板
73:光源
Claims (4)
- 複数画像を画素毎に順次表示し、1つの画面で複数チャンネルの画像を表示する表示器と、
複数の第一の幅からなる第二の幅によって前記画素からの光の透過状態および遮光状態を制御可能なラインシャッターアレイと、
前記複数画像のうち第一の画像を観察する観察位置を計測して観察位置信号を出力する観察位置計測手段と、
前記観察位置信号、前記画素の幅、前記表示器と前記ラインシャッターアレイの間隔、前記観察位置の視点間の距離から前記第二の幅を算出する開口 / 閉口幅算出手段と、
算出した前記第二の幅を前記第一の幅で除した余を誤差として算出する誤差算出手段と、
前記誤差の量に応じて前記第二の幅を前記第一の幅の単位で狭め、前記複数画像のうち第二の画像を表示する前記画素からの光を遮光する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記第一の幅は、該制御手段が制御能な最小単位幅であり、
該制御手段は、前記誤差が存在する場合、前記第二の幅を前記最小単位幅分さらに狭めることを特徴とる画表示装置。 - 請求項1記載の画像表示装置において、
前記表示器として、前記画素ごとに赤、緑、青が混色されてカラー表示可能な表示器を用いることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1記載の画像表示装置において、
前記表示器として、同一色の画素が横直線状に並ぶカラー表示器を用いることを特徴とする画像表示装置。
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