JP4065882B2 - 衛生マスク - Google Patents

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Description

本発明は、例えば花粉症の患者などが花粉から身を守るのに使用したり、あるいは風邪の患者が使用したり、更には病院内での院内感染を防ぐために使用する衛生マスクに関する。
近年、花粉症の患者が増大しており、社会的にも大きな問題となってきているが、花粉から身を守る方法の1つとして、衛生マスクの使用が考えられる。
この衛生マスクは、既知のごとく、鼻や口を覆うマスク本体と、このマスク本体の両端部に取り付けられた耳掛け部とから構成され、マスク本体で、鼻や口に花粉が侵入するのを防ぐようにしている。(特許文献1参照)
ところで、人の顔面は頬や鼻などの凹凸があり、しかも人によってその形状が大きく異なる。
そのため、例えば鼻の高い人では、マスク本体と顔面との間に隙間が出来易く、その隙間から花粉などが侵入する不具合があるし、特に眼鏡をかけている人の場合には、マスクの上端と鼻の両側部分との間に隙間があると、マスクの使用に伴い、吐く息に含まれる水蒸気が、マスクの上端と鼻の両側部分との間の隙間から出て、眼鏡のレンズが不用意に曇ってしまう不具合がある。
特開2004−113293号
本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、花粉などの微小な物質の侵入を阻止することが出来、しかも装着時、眼鏡のレンズが不用意に曇るのを抑制することが出来る衛生マスクを提供することにある。
前記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、鼻及び口を覆うためのマスク本体と、このマスク本体の左右にそれぞれ設けられた耳掛け部から構成されたマスクにおいて、前記左右耳掛け部が伸縮性を備えた不織布から形成され、前記マスク本体は通気性を備えた素材から形成されると共に、このマスク本体には香りが付され、また前記マスク本体の内面の上縁部には、マスク本体の上縁部を使用者の顔面に密着させるための粘着部と、上下幅が前記粘着部の上下幅よりも広くて使用者から吐き出される息をマスク本体の下方に向けて案内するための非通気性材料からなるガイド体が設けられると共に、前記ガイド体は、軟質のプラスチック材料から形成された非通気性の薄いフィルムから構成されて、マスク本体の内側面の上縁部に沿って熱溶着により貼り付けられ、前記粘着部は、前記ガイド体の内面の上縁部に沿ってこのガイド体の内面における上部側にのみ形成されると共に、この粘着部は、水溶性高分子基剤製の冷却性能と粘着性能を備え且つ消炎剤を含有させたジェルから構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、衛生マスクの使用に伴い、粘着部の作用により、マスク本体の内面側で吐かれる息がマスク本体の少なくとも上縁部と使用者の顔面との間から上方に抜けるのが確実に阻止されるので、使用者が眼鏡を着用している場合でも眼鏡のレンズが不用意に息で曇るのを抑制することが出来る。
しかもマスク本体が通気性を有する素材から形成されていても、マスク本体の上部においては、ガイド体の作用により、マスク本体を通して息が漏れ出るようなことがなく、したがって眼鏡が不用意に曇るのをより一層確実に防止することが出来るし、またマスク本体には香りが付されているので、マスクを装着することでリラックスできる。
また請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、粘着部が水溶性高分子基剤製の冷却性能と粘着性能を備え、且つ消炎剤を含有させたジェルから構成されているので、マスクを装着することでより一層リラックスできるし、消炎効果も同時に得ることが出来る。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は衛生マスクを正面から見た状態を示す正面図、図2は衛生マスクを背面から見た背面図、図3は衛生マスクの使用状態を示す正面図、図4は、衛生マスクの使用状態を示す説明図である。
図1〜図4に示す衛生マスク1は、主として花粉症の患者などが用いるものであって、立体的に形成されたマスク本体2と、このマスク本体2の左右にそれぞれ設けられた耳掛け部3a・3bとから構成されている。
マスク本体2は、通気性及び殺菌性を備えた不織布から成る左布地部21aと、この左布地部21aと左右対称の形とした右布地部21bとが立体的に接合されて、これら左布地部21aと右布地部21bを開いて着用する際、両布地部21a・21bの内側面側に呼吸空間Sが画成されて、この呼吸空間S内に使用者の鼻が収まるようになっている。
使用者は、この呼吸空間Sによって鼻や口による呼吸を楽に行うことができる。
尚、両布地部21a・21bは、いずれも2枚の不織布を貼り合わせた二重構造のものを使用している。
また左右耳掛け部3a・3bは、いずれも伸縮性を備えた不織布から形成され、その一端部が左右布地部21a・21bに熱溶着されている。
そして以上の構成からなる衛生マスク1において、図に示す実施形態では、マスク本体2の内側面の上縁部には、図2にも示すように、使用者の口から吐き出される息をマスク本体2の下方に向けて案内するための非通気性材料からなるガイド体4が設けられると共に、このガイド体4の内面には、帯状に延びる粘着部5が形成され、この粘着部5により、図4に示すように、マスク本体2の上縁部を使用者の顔面に密着させるようにしている。
図に示す実施形態のガイド体4は、軟質のプラスチック材料から形成された非通気性の薄いフィルムから構成され、このフィルムをマスク本体2の内側面の上縁部に沿って熱溶着により貼り付けているのであって、このガイド体4の上下幅は、粘着部の上下幅よりも広くしている。
また粘着部5は、シリコン樹脂から形成されて、ガイド体4の内面にラミネートされている。
尚、この粘着部5は厚肉に形成してもよく、厚肉とすることで、マスク本体2の上縁部を使用者の顔面により一層、密着させ易くなる。
以上の構成から成る衛生マスク1は、左右の耳掛け部3a・3bを耳に引っ掛けて、マスク本体2で鼻及び口を覆うと共に、マスク本体2の上縁部を軽く顔面に向かって押し込むことで、粘着部5が顔面に密着して、マスク本体2の上縁部と顔面との間に隙間が生じることがないのである。
従って、吐く息がマスク本体2の上縁から上方に向かって漏れ出ることがないし、また吐く息が、ガイド体4により、マスク本体2内において下方に向けて積極的に案内されるので、マスク本体2の上部において通気性を有するマスク本体2を通過して外部に漏れ出るのも確実に抑制されるので、全体として、吐く息に含まれる水蒸気で眼鏡6のレンズが不用意に曇ることがないのである。
また以上のマスクでは、粘着部を介してマスク本体2が顔面に粘着しているので、使用時において、会話する時などにマスク本体2が顔面に対してずれ動くのを抑制することが出来る。
以上の実施形態では、マスク本体2に内面の上縁部にのみ粘着部5を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、マスク本体2の内面の左右側縁部や下縁部にも粘着部5を設けても良く、以上の構成とすることで、マスク本体2と顔面との間の隙間がより一層確実に閉じられるので、花粉などの侵入をより一層抑制することが出来るし、また耳掛け部3a・3bがなくても、マスク本体2を顔面に装着することも可能である。
また以上の実施形態では、マスク本体2の内面の上縁部にガイド体4を貼り付けて、このガイド体4の表面に粘着部5を形成したが、これに限定されるものではなく、例えばマスク本体2の作成時、左右両布地部21a・21bを構成する2枚の不織布間にガイド体4を予め介装してもよく、この場合、粘着部5は、左右両布地部21a・21bの内面の上縁部に直接設ければよい。
また以上の実施形態では、マスク本体2を、不織布から成る左布地部21aと、この左布地部21aと左右対称の形とした右布地部21bとから立体的形成したが、これに限定されるものではなく、例えば図5に示すように、マスク本体2を正面視横長とした長方形に形成してもよく、また図5に示すようにマスク本体2に複数のギャザ21を設けてもよい。
また例えばマスク本体2にリラックスできるような香りを予め付けておいてもよい。
また以上の実施形態では、シリコン樹脂から形成された粘着部5をマスク本体2に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、水溶性高分子基剤から成り冷却性能と粘着性能を兼ね備えたジェルを、マスク本体2の内面に敷設し、このジェルを粘着部5としてもよい。
以上の構成とすることで、ジェルから構成される粘着部5が顔面に密着して、マスク本体2の上縁部と顔面との間の隙間を確実に閉鎖することが出来、しかもジェルの冷却性能により、マスク本体2で覆われている顔面が冷やされて、特に花粉症の患者には症状を緩和させるのにより一層有効となる。
また以上の粘着部5を構成するシリコン樹脂やジェルに消炎剤を含有させることで、マスクの着用に伴い、消炎効果を得ることが出来る。
本発明にかかる衛生マスクの一実施形態を示す正面図。 同、背面図。 図1に示す衛生マスクの使用状態を示す正面図。 図1に示す衛生マスクの使用状態を示す説明図。 本発明にかかる衛生マスクの別の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
1 衛生マスク
2 マスク本体
3a・3b 耳掛け部
4 ガイド体
5 粘着部

Claims (1)

  1. 鼻及び口を覆うためのマスク本体と、このマスク本体の左右にそれぞれ設けられた耳掛け部から構成されたマスクにおいて、前記左右耳掛け部が伸縮性を備えた不織布から形成され、前記マスク本体は通気性を備えた素材から形成されると共に、このマスク本体には香りが付され、また前記マスク本体の内面の上縁部には、マスク本体の上縁部を使用者の顔面に密着させるための粘着部と、上下幅が前記粘着部の上下幅よりも広くて使用者から吐き出される息をマスク本体の下方に向けて案内するための非通気性材料からなるガイド体が設けられると共に、前記ガイド体は、軟質のプラスチック材料から形成された非通気性の薄いフィルムから構成されて、マスク本体の内側面の上縁部に沿って熱溶着により貼り付けられ、前記粘着部は、前記ガイド体の内面の上端部に沿ってこのガイド体の内面における上部側にのみ形成されると共に、この粘着部は、水溶性高分子基剤製の冷却性能と粘着性能を備え且つ消炎剤を含有させたジェルから構成されていることを特徴とする衛生マスク。
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