JP4062747B2 - 画像データ送信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ送信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラ等で画像を撮影し、撮影された画像を遠隔地に配設された表示装置のディスプレイに表示するために画像伝送システムが提供されていて、該画像伝送システムは、前記ビデオカメラ等によって撮影された画像を圧縮画像データに変換して送信する画像データ送信装置、及び送信された圧縮画像データを受信し、該圧縮画像データに従って前記ディスプレイに画像を表示する画像データ受信装置から成る。
【0003】
そして、前記画像データ送信装置においては、ビデオカメラ等によって、例えば、画像に対応するNTSC信号、PAL信号等のビデオ信号が発生させられ、該ビデオ信号は、A/D変換部に送られ、該A/D変換部によってA/D変換が行われ、RGB信号、YUV信号等のディジタル信号になる。続いて、CPUによってタイミング信号にパルスが形成され、それによって発生させられる画像取込タイミングで、一つの画面、すなわち、一つのフレームごとにディジタル信号が画像符号化部によって取り込まれる。このようにして、画像符号化部は画像を取り込む。
【0004】
そして、前記ディジタル信号は、画像符号化部によって符号化されて画像データになるとともに圧縮され、圧縮画像データとして送信部に送られ、該送信部によって発生させられた送信タイミングに同期させて画像データ受信装置に送信される。
このようにして、前記圧縮画像データの送信が終了すると、前記CPUにおいて、直ちに次の画像取込タイミングが発生させられ、次のフレームの画像についてディジタル信号が画像符号化部によって取り込まれる。
【0005】
なお、ビデオカメラ等によって撮影された画像、及びディスプレイに表示される画像は、例えば、640×480のマトリクスで構成される複数の画素から成る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の画像データ送信装置においては、前記画像取込タイミングが発生させられてから次の画像取込タイミングが発生させられるまでの間に、例えば、ビデオカメラ等を操作しているオペレータが、急に現れた画像をスナップ画像としてディスプレイに表示しようとして前記画像データ送信装置の送信機のスナップ画像取込用のスナップボタンを操作した場合、画像取込タイミングを発生させることができるが、現在のフレームの画像についての圧縮画像データの送信が終了するまでは送信タイミングを発生させることができない。
【0007】
ところで、前記画像データ送信装置においては、ビデオカメラ等によって撮影された画像が画像符号化部によって取り込まれ、符号化されて画像データになるが、該画像データが圧縮されるまでの時間は1フレーム当たり約1/30秒である。これに対して、送信部に送られた圧縮画像データが画像データ受信装置に送信され、該画像データ受信装置によって受信されるまでの時間、すなわち、伝送時間は、伝送路、圧縮画像データのデータ量等によって異なるが、例えば、ディジタル携帯電話を使用した場合、1フレーム当たり約1〜180秒である。
【0008】
したがって、オペレータがスナップボタンを操作しても、スナップ画像がディスプレイに表示されるまでの時間が長くなり、操作に対する画像データ送信装置の応答が遅くなってしまう。
また、前記画像取込タイミングが発生させられてから次の画像取込タイミングが発生させられるまでの間に、例えば、オペレータが、ディスプレイに表示される画像の解像度、すなわち、画質を切り換え、例えば、640×480の画素から320×480の画素に変更しようとして、画質切換用の画質ボタンを操作した場合、画像取込タイミングを発生させることができるが、現在のフレームの画像についての圧縮画像データの送信が終了するまでは送信タイミングを発生させることができない。
【0009】
したがって、画質が切り換えられた後の画像がディスプレイに表示されるまでの時間が長くなり、操作に対する画像データ送信装置の応答が遅くなってしまう。
そこで、スナップ画像の表示、画質の切換え等のように、画像送信中断事由が発生した場合、直ちに送信を中断し、画像取込タイミングを発生させて新たな画像を取り込むことが考えられるが、現在のフレームの画像についての圧縮画像データの送信がほぼ終了しているときに送信を中断すると、現在のフレームの画像について再び符号化、画像データの圧縮、圧縮画像データの送信等を行う必要が生じるので、前のフレームの画像がディスプレイに表示されてから、次のフレームの画像がディスプレイに表示されるまでの時間が長くなってしまう。
【0010】
本発明は、前記従来の画像データ送信装置の問題点を解決して、操作に対する応答を速くすることができ、前のフレームの画像がディスプレイに表示されてから、次のフレームの画像がディスプレイに表示されるまでの時間を短くすることができる画像データ送信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の画像データ送信装置においては、画像を撮影する撮像手段と、該撮像手段によって撮影された画像を各フレームごとに発生させられる画像取込タイミングで取り込み、画像データを圧縮して圧縮画像データにする圧縮手段と、前記圧縮画像データを送信する送信手段と、前記圧縮画像データを送信しているときに、送信中のフレームについての圧縮画像データの送信が終了した後に発生する本来の画像取込タイミングより前のタイミングで画像送信中断事由が発生した場合に、前記本来の画像取込タイミングより前に次の画像取込タイミングを前倒しして発生させ、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれる画像についてのフレーム内圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を表す第1の送信所要データ量と、送信中の圧縮画像データの残量に、前記本来の画像取込タイミングで取り込まれる画像とその直前の画像取込タイミングで取り込まれた画像との比較に基づくフレーム間圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を加算して得られる第2の送信所要データ量とを比較し、前記第1の送信所要データ量が前記第2の送信所要データ量より少ないときに、前記送信手段による圧縮画像データの送信を中断する送信中断判断手段とを有する。
【0012】
そして、前記送信手段は、圧縮画像データの送信が中断されたときに、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれた画像についての圧縮画像データを送信する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における画像データ送信装置のブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における画像伝送システムを示す図である。
図2において、11は撮影された画像を圧縮画像データに変換して送信する画像データ送信装置であり、該画像データ送信装置11は、画像を撮影する撮像手段としてのビデオカメラ12、該ビデオカメラ12にケーブル14を介して接続され、撮影された画像を圧縮画像データに変換する送信機13、及び圧縮画像データを送信タイミングに同期させて送信するディジタル携帯電話等の送信手段としての送信部15を有する。なお、前記ビデオカメラ12は本体部12a及び制御部12bから成り、前記送信機13にはモデム99が接続される。
【0018】
また、16は、無線通信を行うための携帯電話回線等の電話回線17を介して、画像データ送信装置11に接続された画像データ受信装置であり、該画像データ受信装置16は、圧縮画像データを受信するディジタル携帯電話等の受信部31、モデム32、及び受信された圧縮画像データを伸長し、復号化してディジタル信号にするとともに、該ディジタル信号をアナログ信号にD/A変換し、画像を表示するパソコン等の受信・表示ユニット18を有する。そして、該受信・表示ユニット18は本体部21及び表示装置22を備え、該表示装置22にディスプレイ23が配設される。また、前記本体部21には操作部19が形成される。なお、本実施の形態においては、送信部15及び受信部31はディジタル携帯電話等の無線通信によって構成されるが、通常の電話機等の有線通信によって構成することもできる。その場合、前記電話回線17は、有線通信を行うための一般公衆回線、ISDN回線等によって構成される。
【0019】
次に、前記画像データ送信装置11について説明する。
図1において、12はビデオカメラ、13は送信機、15は送信部であり、前記送信機13は、ビデオ信号をディジタル信号にA/D変換するA/D変換部24、前記ディジタル信号を取り込んで符号化して画像データにするとともに、該画像データを圧縮して圧縮画像データにする圧縮手段としての画像符号化部25、CPU26、前記画像符号化部25に接続されたブロックメモリ27、並びに前記CPU26にそれぞれ接続されたRAM28及びROM29から成る。前記CPU26は、RAM28をワーキングエリアとして使用し、ROM29に格納されたプログラム及びデータに従って各種の制御を行う。
【0020】
前記ビデオカメラ12においては、例えば、撮影された画像に対応するNTSC信号、PAL信号等のビデオ信号が30〔フレーム/秒〕の速度で発生させられる。該ビデオ信号はA/D変換部24によってA/D変換が行われ、RGB信号、YUV信号等のディジタル信号になる。
また、前記CPU26に内蔵された図示しないタイミング発生回路においてタイミング信号が発生させられ、該タイミング信号にパルスが形成され、それによって画像取込タイミングが発生させられる。そして、該画像取込タイミングが発生させられるたびに、一つのフレームごとに前記ディジタル信号が画像符号化部25によって取り込まれる。次に、該画像符号化部25は、CPU26からの指示に基づいて前記ディジタル信号を符号化し、画像データにするとともに、該画像データを圧縮して圧縮画像データにする。このようにして、ディジタル信号にされた画像は、画像符号化部25によって取り込まれる。
【0021】
そして、前記画像データによって構成されるマトリクスは、オペレータによって指定された画質に対応させて形成されるようになっている。したがって、オペレータが画質を切り換えることによって前記マトリクスは各種のサイズに変更され、例えば、320×480にされる。そのために、前記送信機13に図示しない画質切換用の画質ボタンが配設され、オペレータが該画質ボタンを操作することによって、画質の切換えを指示することができるようになっている。なお、受信・表示ユニット18に画質切換用の画質ボタンを形成することもできる。
【0022】
ところで、前記画像符号化部25は、ディジタル信号を符号化して画像データにするが、このとき、CPU26の指示に従い、所定の圧縮方法によって前記画像データを圧縮して圧縮画像データにする。この場合、既存の各種の圧縮方法、例えば、FST圧縮方法が採用される(特開平5−227547号公報参照)。
該FST圧縮方法においては、例えば、前記ディジタル信号がRGB信号から成る場合、符号化が行われた後のマトリクスを構成する各画像データは、各要素R、G、Bごとに設定された5ビットのビットデータから成り、合計のビット数は15になる。
【0023】
そして、前記画像符号化部25は、画像データを圧縮するために、前記画像データのマトリクスを、例えば、4×2のサブマトリクスから成る複数のブロックに分割し、各ブロックごとに圧縮処理を行う。この場合、各画像データのビット数は15であるので、1ブロックの画像データを構成するビットデータのビット数は、
15×4×2=120
になる。
【0024】
ところで、FST圧縮方法は、一つのブロック内には2色だけが存在し、各色において輝度レベルは一定であるという前提で行われる。したがって、前記FST圧縮方法を行う場合、まず、各ブロックを構成する8個の画像データ(以下「ピクセル」という。)ごとに輝度レベルを調べ、各ピクセルを明暗二つのグループに分ける。次に、各グループを代表する色を決定するとともに、ブロック内のすべてのピクセルについて、どちらのグループの色に属しているかを「1」又は「0」で表す8ビットのビットマップを形成する。
【0025】
したがって、FST圧縮方法が行われた後の1ブロックの情報量を表すビットデータのビット数は、各グループを代表する色を表すためのビット数
2×15=30
に対して、ビットマップのビット数、すなわち、8を加算した数
30+8=38
になる。このような圧縮処理を行うことによって、各ブロック内の非冗長性情報が特定されてコード化され、前記画像データは、120ビットのビットデータから38ビットの圧縮画像データに圧縮される。なお、該圧縮画像データは、ブロックメモリ27に書き込まれる。
【0026】
また、前記FST圧縮方法においては、フレーム内の各ブロック間の相関を採るフレーム内圧縮処理を第1の圧縮処理として行ったり、各フレーム内の各ブロック間の相関を採るフレーム内圧縮処理と各フレーム間の相関を採るフレーム間圧縮処理とから成る第2の圧縮処理として行ったりすることができるようになっている。
【0027】
図3はFST圧縮方法におけるフレーム内圧縮処理及びフレーム間圧縮処理を説明する第1の図、図4はFST圧縮方法におけるフレーム内圧縮処理及びフレーム間圧縮処理を説明する第2の図、図5は本発明の第1の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示すタイムチャートである。
図において、fi (i=1、2、…、n)は逐次形成されるn個のフレームのうちのi番目のフレームであり、fP は、前記フレームfi のうち現在のフレーム、fO は前記フレームfi のうち現在のフレームfP より一つ前のフレームである。
【0028】
また、bP は第1、第2の圧縮処理を行おうとする現在のブロック、b1 は該現在のブロックbP に対して左上に位置するブロック、b2 は前記現在のブロックbP に対して真上に位置するブロック、b3 は前記現在のブロックbP に対して右上に位置するブロック、b4 は前記現在のブロックbP に対して左に位置するブロック、b5 は一つ前のフレームfO において前記現在のブロックbP に対応するブロックである。
【0029】
通常、各ブロックb1 〜b5 内の画像データと現在のブロックbP 内の画像データとの相関は、比較的大きい。そこで、フレーム内圧縮処理において、各ブロックb1 〜b4 のブロックデータと現在のブロックbP のブロックデータとが比較され、フレーム間圧縮処理において、ブロックb5 のブロックデータと現在のブロックbP のブロックデータとが比較される。
【0030】
本実施の形態においては、第1、第2の圧縮処理の各モードで画像データを圧縮することができるようになっている。そして、第1の圧縮処理においては、フレーム内圧縮処理だけで画像データが圧縮され、各ブロックb1 〜b4 のブロックデータと現在のブロックbP のブロックデータとの比較結果が5ビットの第1の圧縮画像データにされる。このようにして、該第1の圧縮画像データによって前記現在のブロックbP 内の画像データを表すことができる。
【0031】
一方、第2の圧縮処理においては、フレーム内圧縮処理及びフレーム間圧縮処理が行われるので、各ブロックb1 〜b5 のブロックデータと現在のブロックbP のブロックデータとの比較結果が5ビットの第2の圧縮画像データにされる。したがって、該第2の圧縮画像データによって前記現在のブロックbP 内の画像データを表すことができる。
【0032】
なお、ブロックメモリ27(図1)において、各ブロックデータは逐次書き換えられるようになっていて、各ブロックb1 〜b5 のブロックデータは画像符号化部25によって前記ブロックメモリ27から読み出され、現在のブロックbP のブロックデータと比較される。
このようにして、前記第2の圧縮処理及び第1の圧縮処理の各モードで画像データを圧縮することによってフレーム内及びフレーム間の非冗長性情報が特定されてコード化され、38ビットの画像データは圧縮されて5ビットの圧縮画像データになる。
【0033】
なお、FST圧縮方法に代えてMPEG圧縮方法、TIM圧縮方法等を採用することもできる。
このように、画像データが圧縮されると、CPU26は圧縮画像データを読み込み、送信部15に送る。そして、該送信部15は前記圧縮画像データを伝送信号に乗せてリアルタイムに画像データ受信装置16(図2)に送る。このようにして、1フレーム分の圧縮画像データの送信が終了すると、前記CPU26において、直ちに次の画像取込タイミングが発生させられ、次のフレームの画像についてディジタル信号が画像符号化部25によって取り込まれる。
【0034】
ところで、通常は、図5に示すように、1フレーム分の圧縮画像データの送信が終了するたびに画像取込タイミングt1、t2、…が発生させられるが、ある画像取込タイミングが発生させられてから次の画像取込タイミングが発生させられるまでの間に、例えば、ビデオカメラ12等を操作しているオペレータが、急に現れた画像をスナップ画像としてディスプレイ23に表示しようとして前記送信機13の図示しないスナップ画像取込用のスナップボタンを操作して画像送信中断事由が発生すると、次の画像取込タイミングを前倒しして発生させ、必要に応じて圧縮画像データの送信を中断することができるようになっている。そのために、画像送信中断事由が発生すると、CPU26の図示しない送信中断判断手段によってタイミング変更処理が行われる。
【0035】
図6は本発明の第1の実施の形態におけるタイミング変更処理のサブルーチンを示すフローチャート、図7は本発明の第1の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示すタイムチャートである。
図7において、t11、t12、…は画像取込タイミング、τ11は画像送信中断事由が発生するタイミング、τ12は本来発生させられる画像取込タイミングである。
【0036】
この場合、画像取込タイミングt11でディジタル信号が画像符号化部25(図1)によって取り込まれた後、圧縮画像データの送信を行い、圧縮画像データの送信が終了する時点で、本来の画像取込タイミングτ12が発生させられるが、本来の画像取込タイミングτ12が発生させられる前に、ビデオカメラ12を操作しているオペレータが、急に現れた画像をスナップ画像としてディスプレイ23(図2)に表示しようとして、タイミングτ11で前記送信機13の図示しないスナップ画像取込用のスナップボタンを操作すると、CPU26は、ブロックメモリ27に格納された圧縮画像データを画像取込タイミングt12でRAM28に格納するとともに、スナップ画像を取り込み、第2の圧縮処理によって画像データを圧縮し、圧縮後の第2の圧縮画像データをRAM28に格納する。続いて、スナップボタンの操作を必要とすることなく、前記画像符号化部25は、前記スナップ画像を再び取り込み、第1の圧縮処理によって画像データを圧縮し、圧縮後の第1の圧縮画像データをRAM28に格納する。なお、本実施の形態においては、スナップボタンは送信機13に配設されているが、受信・表示ユニット18に配設することもできる。
【0037】
次に、CPU26は、圧縮画像データの送信を中断してスナップ画像についてディジタル信号の符号化、画像データの圧縮等を開始するか、圧縮画像データの送信を中断しないで本来の画像取込タイミングτ12でスナップ画像についてディジタル信号の符号化、画像データの圧縮等を開始するかを判断する。そのために、タイミングτ11において送信中の圧縮画像データの残量をcとし、RAM28に格納された第2の圧縮画像データのデータ量をaとし、RAM28に格納された第1の圧縮画像データのデータ量をbとしたとき、CPU26は、第1の送信所要データ量としてのデータ量bと、データ量aに残量cを加算して得られる第2の送信所要データ量としてのデータ量(a+c)とを比較し、
b<a+c
であるかどうかを判断する。そして、
b<a+c
である場合、CPU26は送信部15に指示を与えて圧縮画像データの送信を中断するとともに、図7に示すように、送信部15によって第1の圧縮画像データを送信する。その後、第2の圧縮処理によって画像データを圧縮する。
【0038】
一方、
b≧a+c
である場合、圧縮画像データの送信を中断させることなく、本来の画像取込タイミングτ12を発生させ、該本来の画像取込タイミングτ12で第2の圧縮処理によって画像データを圧縮することにより得られた第2の圧縮画像データを送信する。この場合、ブロックメモリ27内においては、第2の圧縮画像データが第1の圧縮画像データに塗り代えられているので、画像符号化部25は、RAM28に格納された第2の圧縮画像データを一旦(いったん)ブロックメモリ27に格納し、前記第2の圧縮画像データを送信タイミングに同期させて送信する。その後、第2の圧縮処理によって画像データを圧縮する。
【0039】
ところで、
b<a+c
である場合は、圧縮画像データの送信を中断しても、次のフレームの画像について圧縮画像データの送信を比較的早く終了することができる。したがって、オペレータは要求した画像を早く見ることができる。
【0040】
一方、
b≧a+c
である場合は、送信を中断することなくそのまま送信を継続し、本来の画像取込タイミングτ12で次の画像を取り込む方が要求した画像を早く見ることができる。しかも、前のフレームの画像が表示されてから次のフレームの画像が表示されるまでの待機時間を短くすることができる。
【0041】
なお、本実施の形態においては、データ量bと、データ量aに残量cを加算して得られるデータ量(a+c)とを比較するようにしているが、データ量bを送信するのに必要とされる第1の送信所要時間とデータ量(a+c)を送信するのに必要とされる第2の送信所要時間とを比較することもできる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 画像符号化部25はスナップ画像を取り込んで第2の圧縮処理によって画像データを圧縮する。
ステップS2 第2の圧縮画像データ(データ量a)をRAM28に格納する。
ステップS3 画像符号化部25はスナップ画像を取り込んで第1の圧縮処理によって画像データを圧縮する。
ステップS4 第1の圧縮画像データ(データ量b)をRAM28に格納する。
ステップS5 データ量bがデータ量(a+c)より少ないかどうかを判断する。データ量bがデータ量(a+c)より少ない場合はステップS6に、データ量bがデータ量(a+c)以上である場合はステップS8に進む。
ステップS6 送信部15に指示を与えて圧縮画像データの送信を中断する。
ステップS7 第1の圧縮画像データを送信する。
ステップS8 第2の圧縮画像データをブロックメモリ27に格納する。
ステップS9 送信部15に指示を与えて第2の圧縮画像データを送信する。
【0042】
次に、第2の実施の形態について説明する。
図8は本発明の第2の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示すフローチャートである。
この場合、画像送信中断事由が発生すると、CPU26(図1)の図示しない送信中断判断手段によってタイミング変更処理が行われる。
ステップS11 画像符号化部25は画像を取り込み、符号化して画像データにし、該画像データを圧縮して圧縮画像データにする。
ステップS12 画質の切換えが指示されたかどうかを判断する。画像の切換えが指示された場合はステップS13に、切換えが指示されていない場合はステップS14に進む。
ステップS13 送信中断判断手段はタイミング変更処理を行う。
ステップS14 圧縮画像データを送信する。
ステップS15 圧縮画像データの送信が終了したかどうかを判断する。送信が終了した場合はステップS11に、終了していない場合はステップS12に戻る。
【0043】
次に、図8のステップS13におけるタイミング変更処理について説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるタイミング変更処理のサブルーチンを示すフローチャート、図10は本発明の第2の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示す第1のタイムチャート、図11は本発明の第2の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示す第2のタイムチャートである。
【0044】
図10において、t21、t22、…は画像取込タイミング、τ21は画像送信中断事由が発生するタイミング、τ22は本来発生させられる画像取込タイミングである。
この場合、画像取込タイミングt21でディジタル信号が画像符号化部25(図1)によって取り込まれた後、圧縮画像データの送信が終了する時点で、本来の画像取込タイミングτ22が発生させられるが、本来の画像取込タイミングτ22が発生させられる前に、オペレータが、ディスプレイ23(図2)に表示される画像の画質を切り換えようとして、タイミングτ21で操作部19の画質切換用の図示しない画質ボタンを操作し、所定のコマンドが送信機13に送られると、CPU26は、タイミングτ21から本来の画像取込タイミングτ22までの時間、すなわち、送信中の圧縮画像データの残量を送信するのに必要とされる送信所要時間δを計算し、該送信所要時間δが設定値以上であるかどうかを判断する。なお、前記送信所要時間δは、タイミングτ21において送信中の圧縮画像データの残量のデータ量、及び伝送速度に基づいて計算される。
【0045】
そして、送信所要時間δが設定値以上である場合、CPU26の図示しない送信中断判断手段は送信部15に指示を与えて送信を中断するとともに、図10に示すように、画像取込タイミングt22を発生させ、該画像取込タイミングt22で画像符号化部25は次のフレームの画像を取り込む。したがって、本来の画像取込タイミングτ22が発生させられる前に、次のフレームの画像についてディジタル信号の符号化、画像データの圧縮等を開始することができる。その結果、オペレータは要求した画像を早く見ることができる。
【0046】
これに対して、前記送信所要時間δが設定値より短い場合、CPU26は画像データの送信を中断することなく画質を切り換える。
すなわち、図11において、t31、t32、…は画像取込タイミング、τ31は画像送信中断事由が発生するタイミングである。
この場合、画像取込タイミングt31でディジタル信号が画像符号化部25(図1)によって取り込まれた後、圧縮画像データの送信が終了する時点で、次の画像取込タイミングt32が発生させられる。そして、画像取込タイミングt32が発生させられる前に、オペレータが、ディスプレイ23(図2)に表示される画像の画質を切り換えようとして、タイミングτ31で操作部19の画質ボタンを操作したとき、タイミングτ31から画像取込タイミングt32までの送信所要時間δが設定値より短い場合、そのまま画像取込タイミングt32が発生させられる。
【0047】
このように、タイミングτ31において送信中の圧縮画像データの残量がほとんどなく、圧縮画像データの送信がほぼ終了している場合、オペレータは要求した画像を早く見ることはできないが、前のフレームの画像が表示されてから次のフレームの画像が表示されるまでの待機時間を短くすることができる。
なお、本実施の形態においては、送信所要時間δと設定値とを比較するようになっているが、送信所要時間δを計算することなく、送信中の圧縮画像データの残量と設定値とを比較することもできる。
【0048】
次に、図9のフローチャートについて説明する。
ステップS13−1 CPU26は、送信中の圧縮画像データの残量のデータ量、及び伝送速度に基づいて送信所要時間δを計算する。
ステップS13−2 送信中断判断手段は送信所要時間δが設定値以上であるかどうかを判断する。送信所要時間δが設定値以上である場合はステップS13−3に、送信所要時間δが設定値より短い場合はステップS13−5に進む。
ステップS13−3 CPU26は送信部15に指示を与えて圧縮画像データの送信を中断する。
ステップS13−4 画像符号化部25は次のフレームの画像についてディジタル信号を取り込む。
ステップS13−5 CPU26は圧縮画像データの送信を中断することなく画質を切り換える。
【0049】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0050】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、画像データ送信装置においては、画像を撮影する撮像手段と、該撮像手段によって撮影された画像を各フレームごとに発生させられる画像取込タイミングで取り込み、画像データを圧縮して圧縮画像データにする圧縮手段と、前記圧縮画像データを送信する送信手段と、前記圧縮画像データを送信しているときに、送信中のフレームについての圧縮画像データの送信が終了した後に発生する本来の画像取込タイミングより前のタイミングで画像送信中断事由が発生した場合に、前記本来の画像取込タイミングより前に次の画像取込タイミングを前倒しして発生させ、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれる画像についてのフレーム内圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を表す第1の送信所要データ量と、送信中の圧縮画像データの残量に、前記本来の画像取込タイミングで取り込まれる画像とその直前の画像取込タイミングで取り込まれた画像との比較に基づくフレーム間圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を加算して得られる第2の送信所要データ量とを比較し、前記第1の送信所要データ量が前記第2の送信所要データ量より少ないときに、前記送信手段による圧縮画像データの送信を中断する送信中断判断手段とを有する。
【0051】
そして、前記送信手段は、圧縮画像データの送信が中断されたときに、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれた画像についての圧縮画像データを送信する。
この場合、画像送信中断事由が発生すると、送信中断判断手段は、前記第1の送信所要データ量と第2の送信所要データ量とを比較し、前記第1の送信所要データ量が前記第2の送信所要データ量より少ないときに、前記送信手段による圧縮画像データの送信を中断する。
【0052】
したがって、圧縮画像データの送信を中断する場合は、次のフレームの画像について圧縮画像データの送信を比較的早く終了することができるので、要求した画像を早く見ることができる。
また、圧縮画像データの送信を中断しない場合は、要求した画像を早く見ることはできないが、前のフレームの画像が表示されてから次のフレームの画像が表示されるまでの待機時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像データ送信装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における画像伝送システムを示す図である。
【図3】FST圧縮方法におけるフレーム内圧縮処理及びフレーム間圧縮処理を説明する第1の図である。
【図4】FST圧縮方法におけるフレーム内圧縮処理及びフレーム間圧縮処理を説明する第2の図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるタイミング変更処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるタイミング変更処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示す第1のタイムチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態における画像データ送信装置の動作を示す第2のタイムチャートである。
【符号の説明】
11 画像データ送信装置
12 ビデオカメラ
15 送信部
25 画像符号化部
26 CPU
t12、t22 画像取込タイミング
δ 送信所要時間
τ12、τ22 本来の画像取込タイミング

Claims (2)

  1. 画像を撮影する撮像手段と、該撮像手段によって撮影された画像を各フレームごとに発生させられる画像取込タイミングで取り込み、画像データを圧縮して圧縮画像データにする圧縮手段と、前記圧縮画像データを送信する送信手段と、前記圧縮画像データを送信しているときに、送信中のフレームについての圧縮画像データの送信が終了した後に発生する本来の画像取込タイミングより前のタイミングで画像送信中断事由が発生した場合に、前記本来の画像取込タイミングより前に次の画像取込タイミングを前倒しして発生させ、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれる画像についてのフレーム内圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を表す第1の送信所要データ量と、送信中の圧縮画像データの残量に、前記本来の画像取込タイミングで取り込まれる画像とその直前の画像取込タイミングで取り込まれた画像との比較に基づくフレーム間圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を加算して得られる第2の送信所要データ量とを比較し、前記第1の送信所要データ量が前記第2の送信所要データ量より少ないときに、前記送信手段による圧縮画像データの送信を中断する送信中断判断手段とを有するとともに、前記送信手段は、圧縮画像データの送信が中断されたときに、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれた画像についての圧縮画像データを送信することを特徴とする画像データ送信装置
  2. 像を撮影する撮像手段と、該撮像手段によって撮影された画像を各フレームごとに発生させられる画像取込タイミングで取り込み、画像データを圧縮して圧縮画像データにする圧縮手段と、前記圧縮画像データを送信する送信手段と、前記圧縮画像データを送信しているときに、送信中のフレームについての圧縮画像データの送信が終了した後に発生する本来の画像取込タイミングより前のタイミングで画像送信中断事由が発生した場合に、前記本来の画像取込タイミングより前に次の画像取込タイミングを前倒しして発生させ、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれる画像についてのフレーム内圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を送信するのに必要とされる第1の送信所要時間と、送信中の圧縮画像データの残量に、前記本来の画像取込タイミングで取り込まれる画像とその直前の画像取込タイミングで取り込まれた画像との比較に基づくフレーム間圧縮処理によって圧縮された圧縮画像データのデータ量を加算して得られるデータ量を送信するのに必要とされる第2の送信所要時間とを比較し、前記第1の送信所要時間が前記第2の送信所要時間より短いときに、前記送信手段による圧縮画像データの送信を中断する送信中断判断手段とを有するとともに、前記送信手段は、圧縮画像データの送信が中断されたときに、前倒しして発生させられた画像取込タイミングで取り込まれた画像についての圧縮画像データを送信することを特徴とする画像データ送信装置。
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