JP4062568B2 - 断熱型枠パネル及び断熱型枠パネルの施工方法 - Google Patents

断熱型枠パネル及び断熱型枠パネルの施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば鉄筋コンクリート造りの建造物に使用される断熱型枠パネル及びその施工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば鉄筋コンクリート造りの型枠工事には、省エネルギーと快適居住を図るため、断熱効果の高い発泡プラスチックと補強面材を積層した型枠兼用断熱パネルが使用されることがあり、このような断熱型枠パネルは建造物の内型枠として使用されるのが一般的である。
すなわち、例えば内側の断熱型枠パネルと外側の外型枠で囲まれる空間内部にコンクリートを打設した後、外型枠だけを取外して内側の断熱型枠パネルをそのまま残して断熱材として利用するようにしている。
【0003】
一方、上記のような積層型断熱型枠パネルは釘打ち能力や釘の保持力等に乏しく、パネルの建込みに精度を出しにくいことから、例えば硬質発泡プラスチックボードの片面側に複数の棧木を固着して一体化し、硬質発泡プラスチックボードの両端部を相じゃくり構造にしたような断熱型枠パネルも使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、棧木を一体化した相じゃくり構造の断熱型枠パネルはその構造から建込みが難しく、施工に時間がかかるという問題があった。
また、建込み時のパネル組み精度も改良の余地があった。
更に、例えば室内の間仕切り壁をコンクリート壁にするような場合、コンクリートの周囲が断熱型枠パネルで囲まれて、打設状態が良好であるか否か等の確認が出来なかった。
【0005】
そこで本発明は、型枠兼用断熱パネルの建込みのスピードアップと精度アップを図り、またコンクリート打設後の確認が容易に行える断熱型枠パネル及びその施工技術の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、硬質発泡プラスチックボードの片面側に複数の棧木が固着され且つ硬質発泡プラスチックボードの左右両端部に、厚みの一部を切り取った欠肉段差部が形成される断熱型枠パネルにおいて、欠肉段差部として、左右両端部とも棧木配設面側から厚みの一部を切り取って欠肉方向を同方向にし、また、前記複数の棧木のうち上縁部に沿った横棧木を、硬質発泡プラスチックボードの上端から所定幅内側に入り込んだ個所にボード面から突出して設けるようにし、この横棧木の上部に、建込み用連結棧木を取り付けるための段部を形成するようにした。
【0007】
ここで、硬質発泡プラスチックボードの左右両端部に相じゃくり用の欠肉段差部を形成した断熱型枠パネルは、左右の欠肉方向が逆であり、隣接パネルの欠肉部同士を重ね合わせて継いでいくのが一般的な建込み方法である。しかしこのような相じゃくり部の接合作業は手間がかかると同時に、作業中に外型枠のセパレータにパネルが干渉しやすく、重要な発泡プラスチックボードに傷付けるおそれが多分にある。
【0008】
そこで、相じゃくりと同様な形状の欠肉段差部でありながら、左右両端部の欠肉方向が同一方向の欠肉段差部を形成し、例えば請求項4のように、隣接するパネルの端部同士を突き合わせて欠肉段差部によって形成される凹部に建込み用補助棧木を挿入して固定し、コンクリートを打設するようにすれば、建込み作業が簡素化されて作業時間を大幅に短縮することが出来る。
【0009】
また、建込み用補助棧木を使用することにより、コンクリート打設時のパネル接合部の強度が補強され、平面精度の向上が図られる。
ここで建込み用補助棧木の固定方法は任意であるが、例えば欠肉段差部によって形成される凹部に挿入する建込み用補助棧木の面に粘着剤層を設けることにより挿入部分に固定するようにすれば、作業の簡素化を図ることが可能となり、更に解体時には容易に取外すことも可能となる。この際、粘着剤層を設ける方法としては、粘着剤を直接塗布しても良いし、両面粘着テープ等を貼り付けるようにしても良い。
また、硬質発泡プラスチックボードの片面側に固着される複数の棧木の配置としては、ボード自体の補強が可能で、且つその表面に表面材を配設することが出来れば任意の配置が可能であるが、例えば硬質プラスチックボードの上・下縁部近傍に横棧木を設け、この上下の横棧木にほぼ接する長さで複数の縦棧木を配設するような形態にし、左右両端部については縦棧木がボードの欠肉段差部に干渉しないような配置にすることが好ましい。
【0010】
また、複数の棧木のうち上縁部に沿った横棧木は、硬質発泡プラスチックボードの上端から所定幅内側に入り込んだ個所にボード面から突出して設けるようにし、この横棧木の上部に、建込み用連結棧木を取り付けるための段部を形成するようにしている
【0011】
このことにより、請求項3のように、隣接するパネルの側端部を突き合わせた際、上縁部に沿って形成される段部の接続部に建込み用連結棧木を固定すれば、特に平面ズレ等が生じやすいパネル上部の接合面をフラットにすることが出来る。
【0012】
ここで建込み用連結棧木は、両方のパネルの端から端まで一杯の長さにする必要はないが、少なくとも両方のパネル間に架け渡された状態になって、しかも両方のパネルに固定することが出来るのに充分な長さとする。
この際、建込み用連結棧木の固定方法は任意であるが、例えば両パネルの横棧木に釘打ち等で固定するようにすれば簡便で確実である。
【0013】
また請求項2では、断熱型枠パネルの棧木配設面側とは逆の面の所定領域に、コンクリート打設状態検査用の透明板を固着するようにした。
【0014】
このように、断熱型枠パネルの裏面側の所定領域に透明板を固着し、この透明板を固着した個所の硬質発泡プラスチックボードを部分的に取外し可能にしておけば、コンクリート打設後に、硬質発泡プラスチックボードの取外し可能部を取外せば、透明板を通してコンクリートの打設状態を目視で検査することが出来る。
このため、透明板の取付け領域は、コンクリートの打設状態が確認出来るに充分な範囲に設定する。
そして確認後、取外した硬質発泡プラスッチを元の個所に嵌め込むとともに、必要に応じて接着剤等で固定すれば、断熱欠損が生じない。
【0015】
因みに、このような透明板を固着する断熱型枠パネルは、例えば一区画を建込む際に使用されるすべての断熱型枠パネルに対して適用するのではなく、透明板を固着しない普通の断熱型枠パネルと組合せて数カ所に限定して使用することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1は本発明に係る側壁面用断熱型枠パネルの正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3はパネルを接合する前の状態の斜視図、図4はパネルの接合状態の説明図、図5は図4のB−B線断面図、図6は透明板を備えたパネルの説明図、図7は図6のC−C線断面図、図8はコンクリート打設時のばた材とセパレータの配設状態を説明する断面図、図9は間仕切壁を成形する場合の説明図、図10乃至図12は天井面等を建込む時の説明図である。
【0017】
本発明に係る断熱型枠パネルは、コンクリートを打設する際の型枠と断熱材を兼ねたパネルとして、例えば建物の側壁面や天井面等のコーナ部を除いた平面部の内型枠等に使用すれば好適であり、建込み時間の短縮と、建込み精度の向上が図れるようにしている。
【0018】
そこで、まず図1乃至図5に基づき、側壁面用の断熱型枠パネル1Aから説明する。
この断熱型枠パネル1Aは、図1及び図2に示すように、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、フェノール等の断熱効果の高い熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂素材から形成された硬質発泡プラスチックボード2と、この硬質発泡プラスチックボード2の片面側に補強材として固着される木製またはプラスチック製等の棧木3を備えており、この棧木3は、硬質発泡プラスチックボードに刻設される凹溝に半埋め込み式に埋め込まれて接着剤等で固着され、一部が表面から突出している。
【0019】
そして硬質発泡プラスチックボード2の左右両端部には、厚みの一部を所定幅分切り取った欠肉段差部kが形成され、これら欠肉段差部kの欠肉方向は同一方向にされている。
【0020】
ここで、実施形態における側壁面用の断熱型枠パネル1Aの硬質発泡プラスチックボード2の寸法諸元の一例は、上下方向の長さが1800〜3000mmの複数種類、左右の幅が900mm、厚みが50mmとされ、欠肉段差部kの幅は15mm、深さは20mmにされるとともに、棧木3を嵌入せしめるための凹溝は、幅30mm、深さ20mmにされている。
【0021】
一方、棧木3の実施形態における断面寸法は30×30mmにされ、硬質発泡プラスチックボード2の凹溝に嵌め込んだ状態で、10mm程度表面から突出するようにされている。そして、このようにボード面から突出させることによって、コンクリートを打設したときに、硬質プラスチックボード2の面が部分的に突出した状態になっても、表面材を棧木3に打ち付けるときに支障をきたさないようにしている。
また、側壁面用の断熱型枠パネル1Aの場合は、上縁部に沿った横棧木3が硬質発泡プラスチックボード2の上端部から所定幅cだけ内側に入り込んだ位置に取り付けられ、横棧木3の上部に、後述する建込み用連結棧木3rを取り付けるための段部dが形成されるようにしている。
【0022】
また縦棧木3には、所々にセパレータ取付け用の貫通孔hを設けており、この貫通孔hを利用して、例えば図8の縦断面図に示すように、セパレータ5で外型枠7との間隔を一定に保持し、コンクリート8を打ち込むための空間部を形成するようにしている。
【0023】
次に、以上のような断熱型枠パネル1Aを使用して、建物の側壁面を建込む際の手順等について、図3乃至図5に基づき説明する。
図3に示すように、断熱型枠パネル1Aの棧木3配設面側を建物の内側に向けながら、隣接する断熱型枠パネル1Aの側端部同士を突き合わせる。
【0024】
このため、隣接する断熱型枠パネル1Aの接合部の棧木配設面側には、両方の欠肉段差部kによって凹部e(図5)が形成され、この段部eに建込み用補助棧木3hを嵌め込んで任意の手段で固定する。
因みに、この建込み用補助棧木3hは、実施形態では断面寸法を30×30mmにしており、凹部eの幅が30mmになることから、凹部e内に隙間なく嵌合させることが出来、しかも突出高さが他の棧木3と同一高さになるようにしている。
【0025】
また、この建込み用補助棧木3hは、その上から図8に示すような横ばた材4で押えつけるようにし、この横ばた材4はセパレータ5に取り付けられるホームタイ6によって固定される。
【0026】
また、断熱型枠パネル1Aの横棧木3より上部の接合段部dには、図3、図4に示すような建込み用連結棧木3rが取り付けられ、実施形態では、両方の横棧木3に釘打ちで固定されるようになっている。
【0027】
以上のような断熱型枠パネル1Aの建込み方法は、隣接するパネル1Aの端部同士を突き合わせ、欠肉段差部kによって形成される凹部eに建込み用補助棧木3hを嵌め込んで横ばた材4で押えつけるとともに、接合部上部の段部dに建込み用連結棧木3rをセットして釘打ちするだけで作業が完了し、特に練度等を要さないばかりでなく、従来工法の施工では1日当たり12〜13m2の作業能率であったものが、1日当たり32m2の作業能率に大幅に向上する。
しかも、建込み用補助棧木3hや建込み用連結棧木3rによって接合部の平面出しが正確に行われるとともに、凹部eの建込み用補助棧木3hによってコンクリートのはみ出しを抑制することが出来、綺麗に仕上ることが出来る。
【0028】
更に、コンクリートを打ち込んで養生した後、外型枠7や横ばた材4等を解体すれば、廃材が出ることなく施工を完了することが可能である。
【0029】
ところで、以上のような側壁用の断熱型枠パネル1Aを図9に示すような間仕切り壁に使用する場合、コンクリート8の打設状態を外部から確認することが出来ず、いわゆるジャンカ等の打設不良の有無が検査できないため問題となる。
そこで、このような場所に好適な断熱型枠パネル1Bについて、図6及び図7に基づき説明する。
【0030】
この断熱型枠パネル1Bは、基本的に前記断熱型枠パネル1Aと同様のパネルの任意の個所の硬質発泡プラスチックボード2が着脱部2tとして着脱自在にされ、棧木3配設面とは逆側の面に、着脱部2tより一回り大き目の透明板10が接着剤等で固着されている。
【0031】
このような断熱型枠パネル1Bを使用してコンクリートを打設した後、着脱部2tを取外せば、外部から打設状態を目視で確認することが出来、必要に応じてその後着脱部2tを嵌め込んで接着剤等で固定すれば、断熱効果が損なわれることもない。
因みに、コンクリートを打設した後は、図9に示すように、棧木3の表面に、プラスターボード等の表面材9が貼り付けられるため、着脱部2tは外部から隠される。
【0032】
尚、このようないわば検査用の断熱型枠パネル1Bは、例えば普通の断熱型枠パネルと組合せて、一区画の建込み領域において数カ所に限定して配設するようにし、必要な個所だけを検査出来るようにする。
【0033】
次に、天井面等に使用する場合の断熱型枠パネル1Cについて、図10乃至図12に基づき説明する。
ここで図10は天井等に使用される断熱型枠パネルで、(A)は上面側から見た状態、(B)は下面側から見た状態、図11は鉄筋を配筋する時の説明図、図12はスペーサの一例図である。
天井面に使用される断熱型枠パネル1Cは、前記側壁面用の断熱型枠パネル1A、1Bと異なり、上下端部の横棧木3が硬質発泡プラスチックボード2の上縁部に接して設けられ、上部に段部dが形成されず、また棧木3にセパレータ取り付け用の貫通孔が形成されない形態である。但し、左右端部の欠肉段差部kの欠肉方向は同方向である。
また、実施形態での寸法諸元の一例は、例えば縦1800mm、横900mmである。
【0034】
そしてこのような断熱型枠パネル1Cは、棧木配設面側を下向きにして任意の受け材等で支持された状態で建込まれ、前記例と同様に左右端部同士を突き合わせて欠肉段差部kにより凹部eを形成し、この凹部eに建込み用補助棧木3hを嵌め込んで任意の手段で固定し、上面側にコンクリートを打設するようにする。この際、コンクリート内に鉄筋を埋め込む場合には、パネル1Cの上面に配筋用の足場として、適宜、木材またはプラスチック材等の踏み板11が載置される。この場合に、踏み板11の表面には、コンクリートの接着を強固にするための表面処理を施すことが好ましい。また踏み板11の材質が木材等の腐食性の材質の場合は、耐腐食処理を施すことが好ましい。
【0035】
そしてパネル1C上面には、例えば図12に示すような鉄筋受け用のスペーサ12が踏み板11上にセットされ、このスペーサ12の上部等に鉄筋13を配設した後、コンクリートが打設され鉄筋13が埋め込まれる。
この場合も、断熱型枠パネル1Cの建込みは、隣接パネルの端部同士を突き合わせて凹部eに建込み用補助棧木3hを嵌め込むだけで建込み施工が出来るため、作業容易である。
【0036】
尚、本発明は以上の実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えばパネルの具体的な寸法諸元等は任意である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る断熱型枠パネルは、両端部に欠肉段差部を有する硬質発泡プラスチックボードの片面側に複数の棧木が固着される断熱型枠パネルにおいて、欠肉段差部の欠肉方向を同じ方向としたため、隣接するパネルの端部同士を突き合わせて欠肉段差部によって形成される凹部に建込み用補助棧木を挿入して固定し、コンクリートを打設するようにすれば、建込み作業が簡素化されて作業時間を大幅に短縮することが出来る。
また、建込み用補助棧木を使用することにより、コンクリート打設時のパネル接合部の強度が補強され、平面精度の向上が図られる。
【0038】
また上縁部に沿った横棧木の上部に、建込み用連結棧木を取り付けるための段部を形成すれば、特に平面ズレ等が生じやすいパネル上部の接合面をフラットにすることが出来て一層精度良く接合することが出来る。
また、断熱型枠パネルの棧木配設面側とは逆の面の所定領域に、コンクリート打設状態検査用の透明板を固着すれば、透明板を通してコンクリートの打設状態を目視で検査することが出来て便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側壁面用断熱型枠パネルの正面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】パネルを接合する前の状態の斜視図
【図4】パネルの接合状態の説明図
【図5】図4のB−B線断面図
【図6】透明板を備えたパネルの説明図
【図7】図6のC−C線断面図
【図8】コンクリート打設時のばた材とセパレータの配設状態を説明する断面図
【図9】間仕切壁を成形する場合の説明図
【図10】天井面用断熱型枠パネルの説明図で、(A)は上面側、(B)は下面側
【図11】天井面用断熱型枠パネルの上部に鉄筋を埋め込む時の説明図
【図12】スペーサの一例図
【符号の説明】
1A、1B、1C…断熱型枠パネル、2…硬質発泡プラスチックボード、2t…着脱部、3…棧木、3h…建込み用補助棧木、3r…建込み用連結棧木、10…透明板、d…段部、e…凹部、k…欠肉段差部。

Claims (3)

  1. 硬質発泡プラスチックボードの片面側に複数の棧木が固着され且つ前記硬質発泡プラスチックボードの左右両端部に、厚みの一部を切り取った欠肉段差部が形成される断熱型枠パネルであって、前記欠肉段差部は、左右両端部とも棧木配設面側から厚みの一部が切り取られて欠肉方向が同方向にされ、また、前記複数の棧木のうち上縁部に沿った横棧木は、硬質発泡プラスチックボードの上端から所定幅内側に入り込んだ個所にボード面から突出して設けられ、この横棧木の上部に、建込み用連結棧木を取り付けるための段部が形成されることを特徴とする断熱型枠パネル。
  2. 請求項1に記載の断熱型枠パネルにおいて、前記断熱型枠パネルの棧木配設面側とは逆の面の所定領域に、コンクリート打設状態検査用の透明板が固着されることを特徴とする断熱型枠パネル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の複数の断熱型枠パネルを使用してパネル組みする際の施工方法であって、隣接するパネルの端部同士を突き合わせて前記欠肉段差部によって形成される凹部に建込み用補助棧木を挿入して固定するとともに、パネルの上縁部に沿って形成される段部の接続部に建込み用連結棧木を固定して建込み施工することを特徴とする断熱型枠パネルの施工方法。
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