JP4061995B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関し、特に、排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレート捕集手段に堆積したパティキュレート堆積量を精度よく算出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関の排気浄化装置としては、排気中のパティキュレート(PM)を捕集するために、排気系にパティキュレート捕集手段(PM捕集手段)を備えるものが知れられている。このような排気浄化装置は、主に、ディーゼルエンジンに適用されているが、PM捕集手段へのPM堆積量の増加に伴って、排気がPM捕集手段を通過する際の抵抗が大きくなり、排気圧力が過度に上昇して機関の出力低下やエミッション性能の悪化を招くことから、堆積したPMを定期的に燃焼させることでPM捕集手段を再生するようにしている(特開昭58−51235号公報等参照)。
【0003】
このようなPM捕集手段の再生処理は、加熱を伴うためあまり頻繁に行うと燃費の悪化を招くことになり、再生処理を行う時期が遅くなりすぎてPM堆積量が限界を超えてしまうと、再生時にPMが急激に燃焼してPM捕集手段が溶損するおそれがあることから、PM捕集手段に堆積しているPM量(PM堆積量)を正確に予測してその再生時期を判断する必要がある。
【0004】
ここで、PM捕集手段のPM堆積量を予測する方法として、PM捕集手段の上流側と下流側との圧力差を計測し、この圧力差に基づいて行うことも可能であるが、この場合には、圧力センサを含めた特別な装置を新たに追加しなければならないことになる。
一方、車両の走行距離や機関の運転時間に基づいてPM堆積量を予測することによって、前記特別な装置の追加を回避することが可能となるが、この場合には、機関の運転条件(機関回転速度及び負荷)に応じて変化する単位時間当たりのPM増減量を精度よく算出する必要がある。この単位時間当たりのPM増減量を算出するものとしては、特許第2623879号の排気浄化装置がある。このものは、機関回転速度と負荷とに応じてPM捕集手段に捕集されて増加する単位時間当たりのPM増加量、あるいは、再燃焼により減少する単位時間当たりのPM減少量を算出し、さらに機関冷却水温度と排気温度とに応じた補正を行うことで単位時間当たりのPM増減量を算出してPM堆積量を予測している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、世界的な環境に対する関心の高まりもあって、今後より一層の排気低減を進める場合、上記のようなPM捕集手段をディーゼルエンジンのみならず、その他の内燃機関にまで適用範囲が拡大されることが予想される。例えば、HC、CO、NOxといった有害成分を浄化する排気浄化触媒を備えた内燃機関に前記PM捕集手段を更に適用する場合である。
【0006】
この場合、前記排気浄化触媒は、所定の活性温度以上にならないとその効果を発揮できないため、冷機始動時直後においても速やかに触媒温度を上昇させるべく排気温度の高いエキゾーストマニホールド又はその直下に配設されることになる一方、PM捕集手段は、上述したように、その温度が高温になり過ぎるとPMが急激に燃焼して溶損に至るおそれがあるため、前記排気浄化触媒の下流側に配設されることになる。
【0007】
このような構成において、前記排気浄化触媒がPMを酸化する機能を有する場合には、排気中のPMの一部が排気浄化触媒で浄化されることがあり、この結果、PM捕集手段に到達するPM量が減少することになる。すなわち、前記排気浄化触媒の酸化能力によってPM捕集手段に単位時間当たりの流入するPM流入量が変化することになる。
【0008】
しかし、上記従来のものでは、このような排気浄化触媒のPM酸化能力を全く考慮していないので、排気浄化触媒とPM捕集手段とを併用した排気浄化装置については、PM捕集手段のPM堆積量を予測精度が低下し、これにより、再生時期を適切に判断できないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、PM酸化機能を有する排気浄化触媒とPM捕集手段と併用した内燃機関の排気浄化装置においても、特別な装置を設けることなく、PM捕集手段のPM堆積量を精度よく予測することにより、PM捕集手段の再生時期を適切に判断できるようにした内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置は、機関の運転条件に基づいて機関から排出されるパティキュレート排出量を算出し、このパティキュレート排出量とパティキュレート捕集手段の上流側に配設された酸化触媒のパティキュレート酸化能力とに基づいてパティキュレート捕集手段に流入するパティキュレート流入量を算出する一方、パティキュレート捕集手段で燃焼するパティキュレート燃焼量についても算出し、前記パティキュレート流入量とパティキュレート燃焼量とに基づいてパティキュレート捕集手段に堆積しているパティキュレート堆積量を算出するようにした。
ここで、機関の空燃比を検知する空燃比検知手段及び前記酸化触媒の温度を検知する触媒温度検知手段を備え、前記パティキュレート流入量算出手段は、前記機関の空燃比及び前記酸化触媒の温度に基づいて前記酸化触媒のパティキュレート酸化能力に応じた補正値を算出し、前記パティキュレート排出量を、算出した補正値で補正してパティキュレート流入量を算出する。
また、前記酸化触媒に取り込まれた酸素ストレージ量を検知する酸素ストレージ量検知手段を備え、前記パティキュレート流入量算出手段は、前記酸素ストレージ量に基づいて前記酸化触媒のパティキュレート酸化能力に応じた補正値を算出し、前記パティキュレート排出量を、算出した補正値で補正してパティキュレート流入量を算出する。
さらに、前記酸化触媒の劣化状態を検知する劣化状態検知手段を備え、前記パティキュレート流入量算出手段は、前記酸化触媒の劣化状態に基づいて前記酸化触媒のパティキュレート酸化能力に応じた補正値を算出し、前記パティキュレート排出量を、算出した補正値で補正してパティキュレート流入量を算出する。
【0010】
【発明の効果】
本発明に係る内燃機関の排気浄化装置によれば、パティキュレート捕集手段の上流側に配設される酸化触媒のパティキュレート酸化能力を考慮して、パティキュレート捕集手段に流入するパティキュレート流入量を精度よく算出できる。そして、このパティキュレート流入量と、パティキュレート捕集にて再燃焼により減少するパティキュレート燃焼量と、に基づいてパティキュレート捕集手段のパティキュレート堆積量を推定するようにしたので、上流側にパティキュレートを酸化する機能を有する触媒が配設された場合であっても、パティキュレート捕集手段に堆積したパティキュレート量を精度よく推定することができる。この結果、適切な時期にパティキュレート捕集手段の再生処理を実行できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す内燃機関(エンジン)のシステム図である。図1において、エンジン1に吸入される空気は、エアクリーナ2を通過後、エアフローメータ3で計量され、電制スロットル弁4に導かれて吸入空気量制御が行われる。吸入空気は、その後、吸気通路5、コレクタ6、吸気マニホールド7を通り、吸気弁8を介してシリンダ9内に導入される。
【0012】
前記シリンダ9の内部には往復運動を行うピストン10が配設されている。そして、シリンダ9内に導入された空気に対して燃料噴射弁11により燃料を噴射して混合気を形成し、ピストン10の上昇により混合気を圧縮し、点火プラグ12で着火燃焼させる。その後、排気弁13を開き、排気をエキゾーストマニホールド14に排出する。
【0013】
前記エキゾーストマニホールド14には、EGR通路15が連結されており、排気の一部を前記吸気通路5に還流できるようになっている。なお、かかる還流量(EGR流量)は、EGR通路15内に設けたEGR弁16により制御する。また、エキゾーストマニホールド14の下流側には、排気中の酸素濃度を計測するO2センサ17が設けられている。そして、エンジン1を理論空燃比で運転するときは、燃料噴射制御を行うに際して、このO2センサ17からの信号に基づいて空燃比フィードバック制御を行う。
【0014】
前記エキゾーストマニホールド14のすぐ下流側には(直下には)、三元触媒18及びこの三元触媒18の温度(触媒温度)Tcを計測する触媒温度センサ19が設けられている。この三元触媒18は、排気中の有害成分(HC、CO、NOx)を浄化すると共に、排気中のパティキュレート(PM)を酸化(浄化)する機能も有している。なお、前記三元触媒18は、エキゾーストマニホールド14内に設けるようにしてもよい。
【0015】
更に、前記三元触媒18の下流側の排気通路20には、前記PMを捕集するパティキュレートトラップ(以下、PMトラップという)21及びこのPMトラップ21の温度(PMトラップ温度)Ttを計測するトラップ温度センサ22が設けられている。このPMトラップ21は、耐熱性フィルタ構造を有しており、所定温度(例えば、400℃)以上となると、捕集したPMが自己再燃焼して再生され、それよりも低い温度においては、捕集したPMがPMトラップ21に堆積する。なお、かかるPMフィルタ21において、上記再生開始温度の低温化や再生反応の促進、並びに他の排気成分の低減等を考慮して、前記PMトラップ21の表層に、例えば白金Pt、パラジウムPd、ロジウムRh等の貴金属を少なくとも1つを含む触媒成分をコーティングするようにしてもよい。
【0016】
ここにおいて、エンジン1の電制スロットル弁4のスロットル開度制御、燃料噴射弁11による燃料噴射量及び噴射時期制御(燃料噴射制御)、点火プラグ12による点火時期制御、EGR弁16によるEGR流量制御は、エンジンコントロールユニット(ECU)23にて行う。すなわち、このECU23には、上記したエアフローメータ3、O2センサ17、触媒温度センサ19、トラップ温度センサ22からの信号のほか、クランク角及びエンジン回転速度Ne検出用のクランク角センサ24、エンジン水温Tw検出用の水温センサ25、アクセル開度Acc検出用のアクセル開度センサ26等からの信号が入力されており、これらの信号に基づいて前記スロットル開度制御、燃料噴射制御、点火時期制御及びEGR流量制御を実行する。また、ECU23は、前記PMトラップ21における単位時間当たりのPM堆積量の増減(PM増減量)の推定計算、並びに、前記PMトラップ21の再生制御をも実行する。
【0017】
ここで、本実施形態における「PMトラップ21における単位時間当たりのPM増減量の推定計算及びPMトラップ21の再生制御」について説明する。
図2は、本実施形態に係るPM増減量推定計算及び推定したPM増減量に基づく再生制御を示すブロック図である。図に示すように、本実施形態に係る制御部は、回転速度・負荷判定手段31、瞬時PM排出量計算手段32、触媒PM酸化能力判定手段33、瞬時PM流入量計算手段34、瞬時PM再生量計算手段35、PM堆積量計算手段36、再生動作移行/終了判定手段37及びPMトラップ再生手段38を含んで構成され、図3示すフローチャートに従って実行される。
【0018】
図3において、ステップ1(図中S1と記す。以下同じ)では、エンジン冷却水温度Tw、アクセル開度Acc、エンジン回転速度Ne、吸入空気量Qa、目標燃空比TFBYA、触媒温度Tc及びPMトラップ温度Ttを読み込む。ここで、前記目標燃空比TFBYAは、エンジン運転に係る燃料噴射制御から求められる値であり、空燃比(A/F)の逆数に係数を乗じたものである。なお、目標燃空比TFBYA=1は理論空燃比を、TFBYA<1はリーン空燃比を意味する。
【0019】
ステップ2では、単位時間当たりにエンジン1から排出される基本PM量(基本PM排出量)dPM0を算出する。かかる算出は、例えば、ステップ1で読み込んだエンジン回転速度Neと負荷のパラメータであるアクセル開度Acc、並びに目標燃空比TFBYAに基づいて(すなわち、運転条件に基づいて)、ECU23内のROMに格納されたマップデータを参照することにより行われる。なお、ここで使用するマップデータは、図4(a)、(b)に示すように、目標燃空比TFBYAとエンジン1から排出されるPM排出量との関係、エンジン回転速度Ne、アクセル開度Acc及び目標燃空比TFBYAとの関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものである。
【0020】
ステップ3では、冷却水温補正係数kTwを算出する。この冷却水温補正係数kTwを算出するのは、一般的に、エンジンは冷機時の方が暖機後と比較して燃焼状態が悪いため、冷機時であるほどエンジンからのPM排出量が増加する傾向にあることから、その分を考慮してPM排出量を算出するためである。具体的には、ステップ1で読み込んだエンジン冷却水温度Twに基づいて、ECU23内のROMに格納されたテーブルデータを検索すること等により前記冷却水温補正係数kTwを算出する。ここで使用するテーブルデータは、図5に示すように、エンジン1の温度状態(冷却水温度Tw)とPM排出量との関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものである。
【0021】
ステップ4では、前記基本PM排出量dPM0に前記冷却水温補正係数kTwを乗じて、すなわち、温度補正を行って、エンジン1からの単位時間当たりのPM排出量dPM(=dPM0×kTw)を算出する。なお、PM排出量に対するエンジン1の温度状態の影響が小さいような場合には、上記ステップ3及び本ステップ4を省略した構成として簡略化してもよい。その場合、本制御に関しては、前記水温センサ25は不要となる。
【0022】
なお、上記ステップ2〜4の内容は、前記瞬時PM排出量計算手段32で実行されるものである。
次のステップ5では、三元触媒18のPM酸化能力に応じた触媒酸化能力補正係数kRcを算出する。この触媒酸化能力補正係数kRcを算出するのは、触媒温度Tcが所定温度(PM酸化開始温度)以上で、かつ、目標燃空比TFBYAが1未満(すなわち、排気中に酸素が含まれる場合)であれば、前記三元触媒18が排気中のPMを酸化可能な状態となり、排気中に含まれるPMの一部を酸化することから、この酸化分を考慮してPMトラップ21に流入するPM量(PM流入量)を算出するためである。具体的には、ステップ1で読み込んだ触媒温度Tcと目標燃空比TFBYAとに基づいて、ECU23内のROMに格納したマップデータを検索することにより触媒酸化能力補正係数kRcを算出する。ここで使用するマップデータは、図6に示すように、触媒温度Tc、目標燃空比TFBYA及び触媒酸化能力補正係数kRcの関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものであり、前記三元触媒18がPM酸化可能状態となっているときに小さい値をとる。なお、このステップ5の内容は、前記触媒PM酸化能力判定手段33で実行されるものである。
【0023】
次のステップ6では、単位時間当たりにPMトラップ21に流入するPM流入量dPMiを算出する。このPM流入量dPMiは、前記PMトラップ21に単位時間当たりに流入し、かつ、捕集可能なPM量を意味する。具体的には、前記PM排出量dPMに、前記触媒酸化能力補正係数kRcを乗じて、すなわち、三元触媒18のPM酸化能力に応じた補正を行って、PMトラップ21に流入するPM流入量dPMiを算出する。なお、このステップ6の内容は、前記瞬時PM流入量計算手段34で実行されるものである。
【0024】
次のステップ7では、単位時間当たりのPM再生量dPMrを算出する。このPM再生量dPMrは、PMトラップ21が所定温度以上で、かつ、酸素過剰雰囲気下において、堆積したPMがPMトラップ21にて自己再燃焼する単位時間当たりの燃焼量(PM堆積量の減少分)を意味する。具体的には、まず、酸素濃度のパラメータである燃空比TFBYAと、PMトラップ温度Ttと、に基づいてECU23内のROMに格納したマップデータを検索することにより基本PM再生量dPMr0を算出する。ここで使用するマップデータは、図7に示すように、PMトラップ温度Tt、燃空比TFBYA及び基本PM再生量dPMr0の関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものである。そして、この基本PM再生量dPMr0にガス量のパラメータである吸入空気量Qaを乗算することで、PM再生量dPMrを算出する。なお、このステップ7の内容は、前記瞬時PM再生量計算手段35で実行されるものである。
【0025】
次のステップ8では、PM堆積量を更新する。すなわち、PM堆積量の前回値PM(-1)に対して、ステップ6で算出した今回のPM流入量dPMiを加算し、ステップ7で算出した今回のPM再生量(燃焼量)dPMrを減算することによりPM堆積量を算出し、更新する。ここで更新したPM堆積量(PM)は0以上の値をとる。なお、このステップ8の内容は、前記PM堆積量計算手段36で実行されるものである。
【0026】
ステップ9以降は、再生制御ルーチンである。PMトラップ21の再生処理は、トラップ温度Ttを所定温度以上に上昇させると共に酸素を供給することにより行う。PMトラップ温度Ttを上昇させる方法としては、電気ヒータを備えてヒータ通電により行うもの、燃料噴射を膨張行程に行うもの、排気系への追加燃料噴射により行うもの、エンジン1での燃焼終了時期を遅延されるもの等様々な技術があるが、何れの方法であってもよい。
【0027】
ステップ9では、ステップ8で算出したPM堆積量(PM)が、所定の上限値PMmax(これが、本発明に係る第1所定量に相当する)を超えているか否かを判断する。この上限値PMmaxは、例えば、再生時にPMが急激に燃焼してPMトラップ21の溶損が生じない量であって、適度な燃焼伝播によって効率的にPMトラップ21の再生が行える量として設定する。PM堆積量(PM)が上限値PMmaxを超えていれば、ステップ10に進み、再生制御に移行する。なお、その後も本制御フローを実行し続けることにより、再生制御によりPM堆積量の減少を推定することが可能である。一方、PM堆積量(PM)が上限値PMmax以下であれば、ステップ11に進む。
【0028】
ステップ11では、PM堆積量(PM)が所定の下限値PMmin(これが、本発明に係る第2所定量に相当する)を下回っているか否かを判断する。この下限値PMminは、例えば、燃費の悪化及びエンジン1の性能低下を防止する観点から適切な量として設定する。PM堆積量(PM)が下限値PMminを下回っていれば、PM堆積量が少ない又は必要な再生制御が完了したと判断してステップ12に進み、再生制御を行わない又は終了する。なお、PM堆積量(PM)が下限値PMmax以上の場合、すなわち、再生制御が完了していない場合は、ステップ10で移行した再生制御が継続することになる。
【0029】
なお、上記ステップ9及び11の内容は、前記再生動作移行/終了判定手段37で実行され、上記ステップ10及び12の内容は、前記PMトラップ再生手段38で実行されるものである。
以上説明した本実施形態では、以下に記すような効果を有する。
(1)PM酸化機能を有する触媒として三元触媒を用いるので、PMを酸化することのみならず、排気有害成分(HC、CO、NOx)をも浄化できる。
(2)また、酸化触媒をエゾーストマニホールドの直下(又はエキゾーストマニホールド)に配設する構成としたので、冷機時であっても始動後速やかにPM酸化能力を得ることができPMトラップへのPM堆積量を低減できると共に、触媒の早期活性化が可能となり、上記排気有害成分についても速やかに低減できる。
(3)触媒温度と空燃比(目標燃空比TFBYA)に基づいて触媒酸化能力補正係数kRcを算出するので、比較的な簡単な構成で三元触媒のPM酸化能力を判断できる。そして、エンジンからのPM排出量に、前記触媒酸化能力補正係数kRcを乗算することにより、PMトラップに流入するPM流入量を精度よく算出でき、PM堆積量の増加分を精度よく算出できる。
(4)算出したPM堆積量が、所定の上限値PMmaxを超えているときに、PMトラップの再生処理を実行するようにしたので、堆積したPMによる機関の出力低下やエミッション性能の悪化を回避できる。
(5)また、算出したPM堆積量が、所定の下限値を下回ったときは、前記再生処理を停止するので、不要な再生処理を回避して燃費の悪化を抑制できる。
【0030】
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態に係るエンジンのシステム図である。図8において、三元触媒18の上流側に空燃比(AbyF)をリニアに検出するA/Fセンサ27を設け、O2センサ17を三元触媒18の下流側に配置した点が前記第1実施形態と異なり、その他は同じである。この実施形態においては、ECU23は、三元触媒18の上流側にあるA/Fセンサ27からの信号に基づいて三元触媒18の酸素ストレージ量を算出し、エンジン1を理論空燃比で運転するときは、算出した酸素ストレージ量が目標値と一致するように空燃比をフィードバック制御する。なお、かかる制御方法は公知であるので、ここでの説明は省略する(特開2001−234784号公報等参照)。また、ECU23は、O2センサ17からの信号をもとに、前記算出した酸素ストレージ量の補正を行うと共に三元触媒18の劣化判定も行い、劣化の度合いを劣化判定度Dcとして検出する。かかる劣化判定は、A/Fセンサ27及びO2センサ17からの信号を比較して行う方法があるが、これも公知であるので、ここでの説明は省略する(特開平8−177469号公報、特開平8−246853号公報等参照)。
【0031】
ここで、本実施形態(第2実施形態)における「PMトラップ21における単位時間当たりのPM増減量の推定計算及びPMトラップ21の再生制御」について説明する。図9は、本実施形態に係るPM増減量推定計算及び推定したPM増減量に基づく再生制御を示すブロック図であり、図10に示すフローチャートに従って実行される。なお、本実施形態は、図9に示すように、三元触媒18の酸素ストレージ量を算出する触媒酸素ストレージ量計算手段39がある点で前記第1実施形態(図2参照)と異なるが、その他は同じである。
【0032】
図10において、ステップ21では、各パラメータを読み込む。ここで、前記第1実施形態におけるステップ1(図2参照)と異なる点は、目標燃空比TFBYAの代わりに空燃比AbyFを読み込むほか、三元触媒18における酸素ストレージ量OSC並びに触媒劣化度Dcを読み込むことである。なお、触媒劣化度Dcは、後述する触媒酸化能力補正係数kRcに影響を及ぼすことに加えて、酸素ストレージ量OSCの計算結果にも影響を与える。具体的には、触媒の劣化が進行するほど(劣化度が悪化するほど)同一条件の下での酸素ストレージ量OSCが小さくなる傾向にある。
【0033】
次のステップ22〜24は、第1実施形態におけるステップ2〜4と同じである(図3〜5参照)。
次のステップ25では、触媒温度劣化補正値TcAを算出する。具体的には、触媒劣化度Dcに基づいてECU23内のROMに格納したテーブルデータを検索することにより触媒温度劣化補正値TcAを算出する。ここで用いるテーブルデータは、図11に示すように、触媒劣化度Dcと触媒温度劣化補正値TcAとの関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものである。なお、前記触媒温度補正値TcAは、後述するように、触媒の劣化に伴い上昇したPM酸化開始温度を補正するためのものである。
【0034】
次のステップ26では、触媒酸化能力補正係数kRcを算出する。ここでは、前記第1実施形態(のステップ5)における目標燃空比TFBYAの代わりに酸素ストレージ量OSCを用い、触媒温度Tcの代わりに、触媒温度Tcから前記触媒温度補正値TcAを減算した値(Tc−TcA)を用いる。具体的には、ステップ21で読み込んだ酸素ストレージ量OSCと上記(Tc−TcA)とに基づいてECU23内のROMに格納したマップデータを参照することにより触媒酸化能力補正係数kRcを算出する。
【0035】
なお、ここで使用するマップデータは、(a)酸素ストレージ量OSCが0の場合は、三元触媒18においてPMを酸化することはできないこと、(b)逆に酸素が三元触媒18のストレージされていれば、例えばエンジンがリッチ空燃比で運転を行い、その排気に酸素が含まれていないような場合でも、ストレージされていた酸素によりPMの一部が酸化されること、(c)三元触媒18のPM酸化開始温度は、触媒活性化開始温度と同様に、触媒の劣化に伴い上昇することから触媒の劣化が進行するにつれて同一の触媒温度Tcであってもその分酸化能力が低下すること、等を考慮したものであり、図12に示すように、酸素ストレージ量OSC、(Tc−TcA)及び触媒酸化能力補正係数kRcの関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものである。
【0036】
次のステップ27では、前記第1実施形態のステップ6と同様に、PM流入量dPMiを算出する。
ステップ28では、単位時間当たりのPM再生量dPMrを算出する。ここでは、前記第1実施形態(のステップ7)における目標燃空比TFBYAの代わりに空燃比AbyFを用いる。具体的には、まず、酸素濃度のパラメータである空燃比AbyFと、PMトラップ温度Ttと、に基づいてECU23内のROMに格納したテーブルデータを検索することにより基本PM再生量dPMr0を算出し、これにガス量のパラメータである吸入空気量Qaを乗算することで、PM再生量dPMrを算出する。なお、ここで使用するテーブルデータは、図13に示すように、PMトラップ温度Tt、空燃比AbyF及び基本PM再生量dPMr0の関係をあらかじめ実験等により求めて作成したものである。
【0037】
以降のステップ29〜33は、第1実施形態におけるステップ8〜12と同じであるので説明は省略する。
この実施形態(第2実施形態)によれば、前記第1実施形態の効果に加えて、更に以下に記すような効果を有する。
(1)三元触媒の酸素ストレージ量OSCを検知し、この酸素ストレージ量OSCに基づいて触媒酸化能力補正係数kRcを算出するようにしたので、酸素ストレージ量に応じた三元触媒の酸化能力を判断することができ、ストレージされた酸素に起因するPM酸化分を考慮してPMトラップに流入するPM流入量を精度よく算出できる。
(2)三元触媒の劣化状態を触媒劣化度Dcとして検知し、この触媒劣化度Dcに基づいて触媒酸化能力補正係数kRcを算出するようにしたので、劣化に伴うPM酸化可能温度の高温化や酸化率の低下を考慮した三元触媒の酸化能力を判断することができ、劣化によりPM酸化量の変化を考慮してPMトラップに流入するPM流入量を精度よく算出できる。
【0038】
そして、これにより、PMトラップに堆積したPM堆積量を更に精度よく推定することができ、適切な時期にPMトラップの再生処理を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内燃機関のシステム図である。
【図2】第1実施形態に係るPMトラップにおける単位時間当たりのPM増減量の推定計算及びPMトラップの再生制御のブロック図である。
【図3】第1実施形態に係るPMトラップにおける単位時間当たりのPM増減量の推定計算及びPMトラップの再生制御を示すフローチャートである。
【図4】(a)は、目標燃空比TFBYAとエンジンからのPM排出量との関係を示す図であり、(b)は、エンジン回転速度Ne、アクセル開度Acc及び目標燃空比TFBYAとの関係を示す図である。
【図5】エンジン冷却水温度TwとPM排出量との関係を示す図である。
【図6】触媒温度Tc、目標燃空比TFBYA及び触媒酸化能力補正係数kRcの関係を示す図である。
【図7】PMトラップ温度Tt、燃空比TFBYA及び基本PM再生量dPMr0の関係を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る内燃機関のシステム図である。
【図9】第2実施形態に係るPMトラップにおける単位時間当たりのPM増減量の推定計算及びPMトラップの再生制御のブロック図である。
【図10】第2実施形態に係るPMトラップにおける単位時間当たりのPM増減量の推定計算及びPMトラップの再生制御を示すフローチャートである。
【図11】触媒劣化度Dcと触媒劣化温度補正値TcAとの関係を示す図である。
【図12】酸素ストレージ量OSC、(触媒温度Tc−触媒劣化温度補正TcA)及び触媒酸化能力補正係数kRcの関係を示す図である。
【図13】PMトラップ温度Tt、空燃比AbyF及び基本PM再生量dPMr0の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 … エンジン
3 … エアフローメータ
4 … 電制スロットル
14 … エキゾーストマニホールド
17 … O2センサ
18 … 三元触媒
19 … 触媒温度センサ
20 … 排気通路
21 … PMトラップ(PM捕集手段)
22 … トラップ温度センサ
23 … エンジンコントロールユニット(ECU)
27 … A/Fセンサ

Claims (7)

  1. 機関の排気通路中に配設され、流入する排気中のパティキュレートを酸化する機能を有する酸化触媒と、
    この酸化触媒よりも下流側の排気通路に配設され、流入する排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレート捕集手段と、
    機関の運転条件に基づいて、機関から排出されるパティキュレート排出量を算出するパティキュレート排出量算出手段と、
    算出したパティキュレート排出量と、前記酸化触媒のパティキュレートの酸化能力と、に基づいて前記パティキュレート捕集手段に流入するパティキュレート流入量を算出するパティキュレート流入量算出手段と、
    前記パティキュレート捕集手段内で燃焼するパティキュレート燃焼量を算出するパティキュレート燃焼量算出手段と、
    前記パティキュレート流入量と、前記パティキュレート燃焼量と、に基づいて前記パティキュレート捕集手段に堆積しているパティキュレート堆積量を算出するパティキュレート堆積量算出手段と
    機関の空燃比を検知する空燃比検知手段と、
    前記酸化触媒の温度を検知する触媒温度検知手段と、を備え
    前記パティキュレート流入量算出手段は、前記機関の空燃比及び前記酸化触媒の温度に基づいて前記酸化触媒のパティキュレート酸化能力に応じた補正値を算出し、前記パティキュレート排出量を、算出した補正値で補正してパティキュレート流入量を算出することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 機関の排気通路中に配設され、流入する排気中のパティキュレートを酸化する機能を有する酸化触媒と、
    この酸化触媒よりも下流側の排気通路に配設され、流入する排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレート捕集手段と、
    機関の運転条件に基づいて、機関から排出されるパティキュレート排出量を算出するパティキュレート排出量算出手段と、
    算出したパティキュレート排出量と、前記酸化触媒のパティキュレートの酸化能力と、に基づいて前記パティキュレート捕集手段に流入するパティキュレート流入量を算出するパティキュレート流入量算出手段と、
    前記パティキュレート捕集手段内で燃焼するパティキュレート燃焼量を算出するパティキュレート燃焼量算出手段と、
    前記パティキュレート流入量と、前記パティキュレート燃焼量と、に基づいて前記パティキュレート捕集手段に堆積しているパティキュレート堆積量を算出するパティキュレート堆積量算出手段と、
    前記酸化触媒に取り込まれた酸素ストレージ量を検知する酸素ストレージ量検知手段と、を備え、
    前記パティキュレート流入量算出手段は、前記酸素ストレージ量に基づいて前記酸化触媒のパティキュレート酸化能力に応じた補正値を算出し、前記パティキュレート排出量を、算出した補正値で補正してパティキュレート流入量を算出することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  3. 機関の排気通路中に配設され、流入する排気中のパティキュレートを酸化する機能を有する酸化触媒と、
    この酸化触媒よりも下流側の排気通路に配設され、流入する排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレート捕集手段と、
    機関の運転条件に基づいて、機関から排出されるパティキュレート排出量を算出するパティキュレート排出量算出手段と、
    算出したパティキュレート排出量と、前記酸化触媒のパティキュレートの酸化能力と、に基づいて前記パティキュレート捕集手段に流入するパティキュレート流入量を算出するパティキュレート流入量算出手段と、
    前記パティキュレート捕集手段内で燃焼するパティキュレート燃焼量を算出するパティキュレート燃焼量算出手段と、
    前記パティキュレート流入量と、前記パティキュレート燃焼量と、に基づいて前記パティキュレート捕集手段に堆積しているパティキュレート堆積量を算出するパティキュレート堆積量算出手段と、
    前記酸化触媒の劣化状態を検知する劣化状態検知手段と、を備え、
    前記パティキュレート流入量算出手段は、前記酸化触媒の劣化状態に基づいて前記酸化触媒のパティキュレート酸化能力に応じた補正値を算出し、前記パティキュレート排出量を、算出した補正値で補正してパティキュレート流入量を算出することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記酸化触媒は、機関のエキゾーストマニホールド又はその直下に配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記パティキュレート捕集手段を再生する再生手段を備え、
    前記再生手段は、前記パティキュレート堆積量算出手段の算出したパティキュレート堆積量があらかじめ設定した第1所定量を上回るときに、堆積したパティキュレートを燃焼させて再生処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 前記再生手段は、前記パティキュレート堆積量算出手段の算出したパティキュレート堆積量があらかじめ設定した第2所定量を下回るときは、前記再生処理を停止することを特徴とする請求項記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 前記酸化触媒が、三元触媒であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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