JP4060931B2 - 方向判別可能な印刷物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、枚葉紙印刷機で印刷した印刷物を積み重ねた状態に置いて、その印刷物の方向の同一性を、積み重ねた印刷物の側面方向から目視で確認し、判別することができる方向判別可能な印刷物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、枚葉紙印刷物を積み重ねた状態に置いて、その印刷物の方向が同一方向に積み重ねられているか否かを、確認しようとする場合には、通常その積み重ねた印刷物の最上位に位置する印刷物の印刷表示方向を目視で確認することで、積み重ねた印刷物の方向の同一性を判断したり、また、積み重ねた印刷物の最上位に、天地方向や印刷物の内容を記載した別の表紙を置くことで印刷物の方向を確認している。
しかしながら、積み重ねた全ての印刷物が、本当に同じ方向を向いて積み重ねられているか否かを確認したい場合には、製造工程の中に検査工程を設け、その検査工程において、検査員が印刷物全部について印刷物を1枚づつめくりあげて、印刷内容の方向性を目視で確認し、積み重ねた印刷物の方向の同一性をチェックしたり、また、積み重ねた印刷物の角部分を適当に摘んでパラパラと払い込んで、印刷物の角部分に印刷表示された印刷方向の同一性を見ることで、積み重ねた全印刷物の方向が同じ向きに揃って積み重ねられているか否かを確認している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方向の確認作業における、積み重ねた印刷物の最上位に位置する印刷物の印刷表示方向の目視確認では、積み重ねた印刷物の中間に位置する印刷物の中に、方向が逆向きの印刷物がまぎれこんで置かれていても、これをチェックすることができない。
また、積み重ねた全ての印刷物の印刷表示内容の方向性を1枚づつ目視でチェックする従来の検査方法では、積み重ねた印刷物の量が大量の場合には、それらの印刷物の全ての印刷方向を確認する手間と時間がかかりすぎて大変である。
特に、印刷物を最終製品に仕上げるまでの各工程において、例えば印刷工程,断裁工程,丁合工程,検査工程,後処理加工工程などにおいて、その印刷物の仕様に応じ多様な製造工程があり、これらの製造工程の間で、作業員が印刷物を持ち運んで移動させ、次工程の作業場所へ印刷物を積み替えることが必要な場合がある。その移動の際に、作業員が印刷物を所定枚数づつ持ち上げて積み替える際、積み替えた印刷物の内、その一部の印刷物の天地方向や表裏方向をうっかり逆向きにして積み上げてしまうことがあり、そして、次工程の作業担当者は、そのことを知らずに、積み重ねた印刷物の一部が方向逆向き状態のまま次工程の作業を行ってしまう危険がある。
例えば、印刷工程の次に丁合工程がある場合に、丁合された印刷物の一部に方向が逆向きの印刷物が入った製品が製造されてしまうことになる。
【0004】
また、印刷物の印刷工程終了後に、印刷物の表面上にプリンタ装置で、あらかじめコンピータに記憶させた各種の顧客データや情報等を、印字出力する工程がある場合がある。この場合にも、印刷物にプリンタで印字出力する為、作業担当者が印刷機械から印刷物を持ち運んで移動しプリンタ装置へセットしなければならず、この際に、作業担当者が間違えて印刷物の方向を逆向きの状態でプリンタ装置へセットしてしまった場合は、印刷物の印刷レイアウトの天地方向と印刷物の表面にプリンタで出力印字した天地方向とが逆向きに印字されたり、裏面に印字出力してしまい、クレーム品となり再度印刷からやり直すという事故になる。従って、上記の事故を未然に防止するためにも、積み重ねた印刷物の方向の同一性を、確認することが重要であり、従って、いつでも簡単に積み重ねた印刷物全部の方向の同一性を確認できる方法を見出すことが望まれるものである。本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、積み重ねた印刷物を1枚づつめくることなく、印刷物を積み重ねたままの状態でその外観を見ることで、印刷物全ての方向の同一性の有無を簡単に確認することができる方向判別可能な印刷物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明による方向判別可能な印刷物の解決手段は、断裁された枚葉紙からなる印刷物において、該印刷物の断裁された少なくとも1隅に、該印刷物の方向を識別するための識別マークが設けられ、該識別マークは断裁トンボであって、他の断裁トンボとトンボの長さ、又は、色相が異なる断裁トンボであることを特徴とするものである。
【0006】
本発明による方向判別可能な印刷物の製造方法の解決手段は、本発明による解決手段の印刷物の製造方法であって、枚葉紙を用いた方向判別可能な印刷物の製造方法において、枚葉紙上に印刷を行う際に、各々の該印刷物における仕上げ寸法を定めた断裁予定線の少なくとも1隅上に、該印刷物の方向を識別するための識別マークを印刷する工程と、更に該識別マークの印刷領域内で断裁仕上げをする工程とを含むことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記方向判別可能な印刷物の解決手段においては、印刷物の少なくとも1隅に設けられた識別マークの印刷インキが印刷物の基材に浸透するため、印刷物を積み重ねた際に、この印刷インキの浸透部分の同一性を印刷物の側面側から目視で確認することで、積み重ねた印刷物の方向の同一性を判別することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の方向判別可能な印刷物の一実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の一実施例の説明において、葉書を印刷する場合について説明する。ここにおいて、図1は枚葉紙1に私製の葉書2を多面(4面)付け印刷した場合の平面図、図2は図1の印刷物の一部を切り離して拡大した状態の平面図、図3は単品の葉書の印刷物の平面図、図4は図3の葉書の印刷物の側面図、図5は葉書の印刷物を同一方向に積み重ねた状態を示す斜視図,図6は葉書の印刷物の一部を逆方向に積み重ねた状態を示す斜視図を示している。
【0012】
枚葉紙印刷機を用いて、枚葉紙1に葉書用の印刷3を多面(4面)付けで行う印刷工程において、図1に示すように、該枚葉紙1に印刷した葉書2の印刷領域を1枚毎の各々の葉書2に断裁して最終形状に仕上げるための目印として、各々の葉書2の4周辺における断裁予定線4同士が交わる4隅部分に断裁トンボ5も印刷する。
前記断裁トンボ5は、図2に示すように、葉書2の4隅部分の内、その3隅部分の断裁トンボ5aをその他の断裁トンボ5bより比較的短い寸法で縦横線が直角に交差した状態で印刷表示してある。また、残りの1隅部分の断裁トンボ5bは、識別マークとして、前記断裁トンボ5aよりも縦横寸法が比較的長い寸法の断裁トンボ5bとし縦横線が直角に交差した状態で印刷表示してある。
尚、図2の例では、断裁トンボ5bの縦横長さ寸法は、断裁トンボ5aの縦横長さの寸法の2倍の長さ寸法とした場合の一実施例を示している。ここでは、断裁トンボ5の長さ寸法の一例としては、断裁トンボ5aの縦横寸法の長さを約5mm程度、また断裁トンボ5bの縦横寸法の長さを約10mm程度としてある。
また、各々の断裁トンボ5は、通常約1mm幅程度の実線が縦方向と横方向に直角に交わって印刷表示してあり、従って、前記縦方向の実線と横方向の実線が直角に交差する部分が、印刷物を断裁仕上げして切り離した際の各々の葉書2の角部分となる。
また、各断裁トンボ5の実線の端部からは、その実線の幅寸法の中心部から、図2に示すように、断裁引き出し線6が、約2mm程度の長さで葉書2の4隅にある隣り合う他の断裁トンボ5の方向へ延びて印刷表示している。
【0013】
これらの断裁トンボ5の印刷に際しては、4隅部分の断裁トンボ5を同色の印刷インキを用いて印刷してもよいが、別の方法として、4隅部分の断裁トンボ5の縦横寸法を同寸法とし、その代わりに4隅部分の断裁トンボ5の内、その3隅部分の断裁トンボ5の印刷インキの色相と、残りの1隅部分の断裁トンボ5の色相とを異なる印刷インキを用いて印刷してもよい。
例えば、断裁トンボ5aの3隅部分の断裁トンボの印刷インキを青色とし、また断裁トンボ5bを赤色の印刷インキとして印刷しておくなど、断裁トンボ5aと断裁トンボ5bの印刷インキの色相を任意に定めることが出来る。
また、断裁トンボ5の印刷インキの色相を、断裁トンボ5aと断裁トンボ5bとで異なる色相として印刷した場合は、必ずしも前記のように断裁トンボ5aと断裁トンボ5bの長さ寸法を変える必要もなく、断裁トンボ5aと断裁トンボ5bの印刷インキの色相の同一性だけを確認するだけでも、積み重ねた印刷物の全部が同じ方向で揃っているか否かの確認は可能である。
しかしながら、より確実な天地方向の同一性をチェックをするためには、断裁トンボ5aと断裁トンボ5bの長さ寸法を異なる寸法で印刷すると共に、断裁トンボ5の印刷インキの色相も、断裁トンボ5aと断裁トンボ5bとで異なる色相として印刷すると、積み重ねた葉書の方向の同一性を目視により確認し、判別する際に相違がより明確になり判断がしやすくなる。
葉書に代表される印刷物の中には、断裁された印刷物の4隅に断裁トンボを残したくない場合がある。このような場合には、断裁トンボ5bを識別マークとして兼用するのではなく、断裁トンボとは別に、枚葉紙の断裁される一隅に識別マークを設けてもよい。
この場合、識別マーク自体も、印刷物の通常の使用において認識されないように、識別マークのインキを、例えば、SPE−A(根本特殊化学製)等の無色蛍光顔料からなるインキとすれば、印刷物のデザインを妨げずに、識別マークの印刷を行うことができる。
【0014】
次に、断裁工程において、枚葉紙1に多面(4面)付けした葉書2の印刷部分を、1枚毎の単品の葉書2に断裁するため、枚葉紙1を複数枚積み重ねた状態で断裁機にセットする。次に、積み重ねた最上部の枚葉紙1に印刷された対向する2つの各断裁トンボ5及び断裁引き出し線6に、断裁機の刃先を位置合わせした後、断裁処理を行なう。そして、葉書2の4周辺を同様な処理を繰り返し、単品の葉書2に断裁仕上げする。
この断裁工程作業において、各断裁トンボ5のトンボ線の幅方向の中心に設けた断裁引き出し線6の上で正確に断裁することが好ましい。しかしながら、実際の断裁処理作業では、断裁引き出し線6から線幅方向に対して少しずれることがあるが、少なくとも各断裁トンボ5の線幅方向における断裁トンボ5の印刷領域内において断裁仕上げを行う必要がある。
これにより、葉書2の側面側から用紙基材の断裁面を見た場合に、図4に示すように、各断裁トンボ5の印刷インキ7が用紙基材に浸透し、その用紙基材に浸透した部分が、用紙基材の側面に目視可能に表出されることになる。従って、この断裁処理工程により、枚葉紙1に多面(4面)付けした葉書2の印刷部分を、1枚毎の単品の葉書2に断裁仕上げをする。
また、図3に示すように、断裁仕上げをした1枚毎の葉書2を表面側から見た場合、葉書2の4隅部分には、断裁トンボ5a,5bの印刷部分が少し残って見えることになるが、この葉書2の4隅部分に残る断裁トンボ5a,5bの印刷部分は、断裁仕上げの位置によって葉書2の表面に見える部分が少し異なる場合がある。
【0015】
断裁トンボ5a,5bから断裁した葉書2を側面方向から見ると、図4に示したように、断裁トンボ5a,5bを印刷した印刷インキ7a,7bが、葉書2の基材である紙の繊維質の繊維の隙間へ各々部分で浸透している。従って、断裁トンボ5a,5bの長さ領域分だけ、葉書2の基材の側面側から見た場合、印刷インキが浸透した浸透部分が形成されていることが目視で確認できる。これにより、基材に浸透した浸透部分の印刷インキ7a,7bの色相が葉書2の基材の側面側から認識できる。
従って、断裁トンボ5aの印刷インキ7aの色を青色、また、断裁トンボ5bの印刷インキ7bの色を赤色として、断裁トンボ5a,5bの印刷インキの色を変えて印刷した場合は、葉書2の側面方向から見える断裁トンボ5aと断裁トンボ5bの基材に浸透した印刷インキ7a,7bの色相も青色と赤色に各々異なって見える。
【0016】
したがって、前記の製造方法によって製造された枚葉紙を用いた方向判別可能な印刷物は、該印刷物の4隅部分に印刷した断裁トンボの内、少なくとも1隅部分の断裁トンボの長さまたは色相を他の断裁トンボと異なるように印刷し、該断裁トンボ(5)の印刷領域内で断裁した印刷物であるので、葉書2の基材の側面側から見た場合印刷インキが浸透した浸透部分を見ることで、印刷物の方向が同一性の有無を確認することが可能となる。
【0017】
次に、方向判別可能な印刷物の方向判別方法について、上記した葉書2を複数枚積み重ねた状態において、全ての葉書2の方向が同一性を有しているか否かを確認する場合の一実施例を、図5及び図6に基づいて説明する。
図5は、方向判別可能な印刷物である葉書2を積み重ねた場合、全ての葉書2の方向が同一方向に揃っている状態を示している。この場合は、積み重ねた葉書2の側面方向から見た場合、葉書2の基材に浸透した断裁トンボ5a,5bの印刷インキ7a,7bの浸透部分の長さおよび色相は、積み重ねた各々の葉書2において同一の状態であり、特別な変化がないことが目視で確認できる。この場合は、積み重ねた葉書2の方向が全て同一方向に揃って置かれていることを示していることになる。
また、もし天地方向を逆した葉書2が、積み重ねた葉書2の層の中に存在する場合について説明すると、図6に示すように、積み重ねた葉書2の側面方向から見た場合に、その側面の外観に表出している葉書2の基材に浸透した断裁トンボ5a,5bの印刷インキ7a,7bの浸透部分の長さが同一でない部分、つまり全体に対して、段違いの部分8が現れていることが目視で確認できる。
つまり、図6において、段違いの部分8の葉書2が、その上側または下側に積み重ねた葉書2と天地方向が逆向きに積み重ねられていることを示していることになる。
【0018】
また、断裁トンボ5a,5bの印刷インキ7a,7bの色相をそれぞれ異なるようにした場合には、積み重ねた葉書2の側面方向から色相の違う断裁トンボ5a,5bの印刷インキ7a,7bを外観から見て見つけることができるので、これらの色相の異変を見つけた場合には、積み重ねた葉書2の中に天地方向が逆向きに入れ込んだ葉書2が存在することが直ぐにわかる。
従って、断裁トンボ5a,5bの印刷インキ7a,7bの色相の異なる葉書2を簡単に素早く発見でき、天地方向を正しく置き直すことで、天地方向の修正を行うことができる。
【0019】
以上、天地方向が逆向きに重ねられた場合について説明したが、図2のように、識別マークである断裁トンボ5bを印刷物の一隅にのみ設ければ、印刷物が表裏が逆さまになった場合も、同様に識別することができる。
また、識別マークが複数設けられている場合は、印刷物の天地方向の逆向き、及び、印刷物の表裏の逆向きの両方を識別できるように、複数の識別マークを各々異なる長さ、若しくは、色相とすることが望ましい。
しかしながら、印刷物の形状が正方形のものの場合には、天地方向を90度方向だけ間違えて積み重ねても、積み重ねた葉書2の側面方向から見える印刷インキ7a,7bの浸透部分の段違いの部分8が1隅部分だけになるので、確認をする際に段違いの部分8の見落としの原因ともなる危険があるので、最初から1隅部分に印刷した断裁トンボの長さまたは色相を他の断裁トンボと異なるように印刷した方が確認をしやすい。
【0020】
上記した各実施例は、本発明の方向判別可能な印刷物を葉書の印刷物に関しての実施例とした場合の説明であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、書籍,カレンダー,ポスター,カタログ,その他の印刷物の方向判別に広く応用できる。
【0021】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の方向判別可能な印刷物は、積み重ねた印刷物の中間に位置する印刷物の一部について、間違えてその方向を逆向きに置いた場合でも、積み重ねた印刷物の側面の外観を見ることで方向の同一性の有無をチェックすることができる。特に積み重ねた印刷物の量が大量の場合でも、印刷物を1枚づつ見て確認しなくても、印刷物を積み重ねたままの状態で全ての印刷物の方向の同一性の有無を簡単に素早く確認することができるので、いつでも、どこでも方向の同一性を確認したい時に調べることができるという効果がある。
また、印刷物を最終製品に仕上げるまでの製造工程で、人が印刷物を持ち運んで次工程の場所へ移動させ印刷物を積み替えた際にも、その都度、積み重ねた印刷物の側面から見える識別マークの印刷物基材に浸透した印刷インキの状態を確認するだけで、積み重ねた印刷物の全てが同一方向に揃っているか否かを簡単に素早く確認することができる。
従って、積み重ねた印刷物の中に方向が逆向きの印刷物が存在していることを知らないまま、次工程のプリンタ装置での印刷物表面への印字出力工程を行い、印刷物の印刷レイアウトとプリンタの出力印字とが一致しないで印字されるという事故を事前に防止することができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】枚葉紙1に私製の葉書を多面(4面)付け印刷した場合の平面図である。
【図2】図1の印刷物の一部を切り離して拡大した状態の平面図である。
【図3】単品の葉書の印刷物の平面図である。
【図4】図3の葉書の印刷物の側面図である。
【図5】葉書の印刷物を同一方向に積み重ねた状態を示す斜視図である。
【図6】葉書の印刷物の一部を逆方向に積み重ねた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 枚葉紙
2 葉書
3 葉書用の印刷
4 断裁予定線
5 断裁トンボ
5a 断裁トンボ
5b 断裁トンボ
6 断裁引き出し線
7 印刷インキ
7a 基材に浸透した印刷インキ
7b 基材に浸透した印刷インキ
8 段違いの部分

Claims (1)

  1. 断裁された枚葉紙(1)からなる印刷物(2)において、該印刷物(2)の断裁された少なくとも1隅に、該印刷物(2)の方向を識別するための識別マークが設けられ、該識別マークは断裁トンボ(5b)であって、他の断裁トンボ(5a)とトンボの長さ、又は、色相が異なる断裁トンボであることを特徴とする方向判別可能な印刷物。
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