JP4060651B2 - 標示板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、再帰反射特性(入射光を光源方向に反射する特性)を備えた反射面を有するとともに、この反射面上に文字、図形、記号等の可視情報を担持しており、道路工事の各種表示等に使用される標示板に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1および2は従来のこの種の脚立式道路工事用標示板を示しており、枠体1のほぼ全体を覆うように反射シート支持板2(図2参照)が固着されており、この反射シート支持板2上に再帰反射特性を有する反射シート3が貼付されている。前記反射シート3の表側面(前面)には走行する自動車や通行人等に告知すべき情報を示す文字、図形、記号等の可視情報4が印刷により担持されている。前記枠体1には、回動脚5の上端部が、回動軸6を中心として所定範囲内において回動可能に結合されており、図1のように枠体1に対し回動脚5を開いた状態で枠体1および回動脚5の下端部を接地することにより、設置面上に立てられるようになっている。
【0003】
そして、夜間、自動車のヘッドライトから照射された光が反射シート3で反射されることにより、可視情報4が鮮明に見え、可視情報4の視認性・訴求性が高まるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種の標示板では、比較的短期間のうちに反射シート3および可視情報4が損傷してしまうため、耐用寿命が短いという問題があった。
【0005】
また、可視情報4が枠体1に対し固定的に設けられているので、可視情報4を適宜交換することができないという問題があった。
【0006】
また、夜間でも周囲が明るい場所や、コーナー等の自動車のヘッドライトの光が十分当たりにくい場所では、視認性・訴求性が低下するという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、耐用寿命を従来より大幅に長くすることができる標示板を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、可視情報を適宜交換することができる標示板を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、夜間でも周囲が明るい場所や、自動車のヘッドライトの光が十分当たりにくい場所においても、非常に高い視認性・訴求性を得ることができる標示板を提供することにある。
【0010】
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による標示板は、
枠体と、この枠体に取り外し可能に取り付けられた透明または透光性の透過シートと、この透過シート上に担持された可視情報と、前記透過シートの背後に位置するように前記枠体に取り外し可能に取り付けられた、表側が再帰反射特性を有する反射面構成シートとを有してなり、
前記透過シートと前記反射面構成シートとは別体であって、前記枠体から別々に取り外し可能であり、
前記枠体は横方向に延びる上側横方向部と、この上側横方向部の下方において横方向に延びる下側横方向部と、縦方向に延びる左側縦方向部と、左側縦方向部の右方において縦方向に延びる右側縦方向部とを有してなり、前記上側横方向部は前記透過シートおよび前記反射面構成シートを前記枠体内に挿入および前記枠体外に抜き出し可能とするスリットを設けられ、前記下側横方向部、前記左側縦方向部および前記右側縦方向部は前記透過シートおよび前記反射面構成シートの下端部および左右側端部を収容する溝状部をそれぞれ設けられており、
前記下側横方向部、前記左側縦方向部および前記右側縦方向部は、大略筒状をなしているが、完全に閉じられておらず、前記透過シートおよび前記反射面構成シートの端部を受け入れることができるように一部が開口した横断面形状を有しており、
前記下側横方向部、前記左側縦方向部および前記右側縦方向部は、横断面において前記開口した部分の両端に、内方に折り曲げられた内方折り曲げ部を有し、これらの内方折り曲げ部間に前記溝状部が形成されているものである。
【0012】
本発明の標示板においては、反射面構成シートの表面側が透過シートで覆われており、外部に露出していないので、長期間使用しても反射面構成シートの表面側が損傷しにくい。
【0013】
また、透過シートまたは可視情報が損傷した場合は、透過シートを枠体外に抜き出し、損傷していない透過シートと交換すればよく、他の構成部品はそのまま長期間使用し続けることができる(勿論、反射面構成シートが損傷したり、劣化した場合は、反射面構成シートも交換することができる)。
【0014】
また、透過シートおよび可視情報が損傷していなくても、他の種の可視情報を担持した透過シートに交換することにより、必要に応じて可視情報を容易に適宜交換することができる。
【0015】
また、反射面構成シートの背後に光源を配置するとともに、反射面構成シートは前記光源から照射された光を該反射面構成シートの表側に透過する性質を有するようにすれば、夜間でも周囲が明るい場所や、自動車のヘッドライトの光が十分当たりにくい場所においても、光源から照射された光が反射面構成シートおよび透過シートをそれらの裏側から表側に透過し、内照式の標示板と同様に可視情報を際だたせるので、非常に高い視認性・訴求性を得ることができる。
【0016】
また、このようにした場合、光源の光により工事現場を明るくすることができるという利点も得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0018】
【実施例】
図3〜16は、本発明の一実施例を示し、この実施例は、脚立式道路工事用標示板に本発明を適用した例である。
【0019】
このうち図3は本実施例全体を示す斜視図、図5は枠体1および回動脚5のみを示す斜視図である。図5によく示されるように、枠体1は、それぞれ鋼鉄等からなり、互いに溶接されて固定された直線状に延びる上側横方向部1a、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dを有してなる。前記左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dは、互いに間隔を置いて平行に延びており、それぞれ大略角筒状をなしていて、図11および13に示されるような横断面形状を有している(図11および13には右側縦方向部1dは図示されていないが、左側縦方向部1cと同一横断面形状で対称的に配置されている)。すなわち、前記左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dは、それぞれ横断面形状を、大略四角形で枠体1内側となる辺の中央部が開口し、この開口した部分の両端に内方に折り曲げられた内方折り曲げ部7を有する形状とされている。そしてこのような横断面形状を有することにより、前記左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dには、それぞれ枠体1内側に開口する溝状部8が形成されている。
【0020】
前記下側横方向部1bは、大略角筒状をなしていて、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの下端部間に、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dに対し垂直方向に渡されており、図14に示されるように向きは違うが左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dと同一の横断面形状を有している。すなわち、前記下側横方向部1bは、横断面形状を、大略四角形で枠体1内側となる辺の中央部が開口し、この開口した部分の両端に内方に折り曲げられた内方折り曲げ部7を有する形状とされている。そしてこのような横断面形状を有することにより、前記下側横方向部1bには、枠体1内側に開口する溝状部8が形成されている。
【0021】
前記上側横方向部1aは、図5,11および12によく示されるように、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの上端部間に、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dに対し垂直方向に渡された2本のやや扁平な角パイプ材9からなり、これらの角パイプ材9間に設けられた間隙はスリット10を構成している。
【0022】
図3,5,8および9に示されるように、回動脚5は、それぞれ鋼鉄等からなり、互いに溶接されて固定された直線状に延びる角パイプ材からなる上側横方向部5a、下側横方向部5b、左側縦方向部5cおよび右側縦方向部5dを有してなる。前記左側縦方向部5cおよび右側縦方向部5dは、互いに間隔を置いて平行に延びており、上側横方向部5aおよび下側横方向部5bは、互いに間隔を置いて平行に延びるようにして左側縦方向部5cと右側縦方向部5dとの間に渡されている。前記回動脚5の上端部は、枠体1に横方向に延びる回動軸6を中心として所定範囲内において回動可能に結合されている。そして、使用時には、図3,5および8に示されるように、枠体1に対し回動脚5を開いた状態で枠体1および回動脚5の下端部を接地することにより、設置面上に立てられるようになる一方、収納時および運搬時等の不使用時には、図9に示されるように、回動脚5を閉じることができるようになっている。
【0023】
透過シート11は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチックからなり、透明(半透明を含む)であるかまたは不透明であっても透光性を有しており、走行する自動車や通行人等に告知すべき情報を示す文字、図形、記号等の可視情報4を裏面に印刷されて担持している。なお、図6は透過シート11を枠体1から抜き出した状態における正面図を示している。反射面構成シート12は、図7,11〜15に示されるように、矩形状の基体シート13と、この基体シート13の表側に重ね合わせて貼付された矩形状の反射シート3とを有してなる。前記基体シート13は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、アクリル、塩化ビニール等のプラスチックからなっており、白色で不透明であるが、透光性を有している(他の不透明色で透光性を有していてもよいし、透明としてもよい)。前記反射シート3は、所謂プリズム型のもので、表側が再帰反射特性を有するとともに、裏側から到来する光は表側に透過する特性を有している。なお、図7は反射面構成シート12を枠体1から抜き出した状態における正面図を示している。
【0024】
前記透過シート11および反射面構成シート12は、図4に示されるように、それらの下端部側から上側横方向部1aのスリット10を通して枠体1内に差し込み、左側縦方向部1c、右側縦方向部1dおよび下側横方向部1bの溝状部8に左右両側端部および下端部を侵入させることにより、枠体1内に収容することができるとともに、逆の手順により枠体1外に抜き出すこともできるようになっている。なお、前記透過シート11および反射面構成シート12は、枠体1内に収容されるとき、反射面構成シート12が透過シート11の裏側に重なり合って位置するようにされる。また、図4では、便宜上、枠体1に対し透過シート11および反射面構成シート12を同時に抜き差しするように描いているが、実際には透過シート11および反射面構成シート12は枠体1に対し別々に抜き差しできる。
【0025】
図3および15に示されるように、前記枠体1にはプラスチックからなる箱状のキャップ14が着脱可能に被せて取り付けられるようになっており、このキャップ14は枠体1に被せられたとき、上側横方向部1aのスリット10を閉じ、該スリット10から透過シート11および反射面構成シート12が枠体1外に脱出したり、雨水、塵芥等が透過シート11と反射面構成シート12との間に侵入するのを防止するようになっている。
【0026】
この標示板においては、反射面構成シート12の表面側、すなわち反射シート3の表面側が透過シート11で覆われており、外部に露出していないので、長期間使用しても反射面構成シート12の表面側、すなわち反射シート3の表面側が損傷しにくい。
【0027】
また、透過シート11または可視情報4が損傷した場合は、キャップ14を取り外して、透過シート11を枠体1外に抜き出し、損傷していない透過シート11と交換すればよく、他の構成部品はそのまま長期間使用し続けることができる。勿論、反射面構成シート12が損傷したり、劣化したりした場合は、反射面構成シート12も交換することができる。したがって、耐用寿命を従来より大幅に長くすることができる。
【0028】
また、特に本実施例では、可視情報4は透過シート11の裏面に形成されており、可視情報4が外部に露出しないので、可視情報4自体が損傷しにくい。
【0029】
また、この標示板では、透過シート11および可視情報4が損傷していなくても、別種の可視情報4を表示したい場合には、当該別種の可視情報4を担持している透過シート11に交換することにより、可視情報4を適宜交換することができる。
【0030】
また、特に本実施例では、透過シート11および反射面構成シート12は、それらの4辺の周縁部が上側横方向部1a、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dのスリット10および溝状部8に収容されることにより、それらの4辺を枠体1に拘束されているので、強風を受けても、枠体1に強固に支持される。
【0031】
また、本実施例では、上側横方向部1a、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dが大略筒状をなしているので、透過シート11および反射面構成シート12を取り外し可能に支持しながら、なおかつ枠体1の強度を高めることができる。
【0032】
図16は、前記実施例において、反射面構成シート12の背後に光源15を着脱自在に取り付けた状態を示している(図16では、重なってしまうため、光源15が1個しか見えていないが、実際には2個互いに平行に縦方向に取り付けられている)。各光源15は、透明なプラスチックからなる筒体17内に直管型の蛍光灯18を収容してなる。枠体1と回動脚5との間には、光源載置台16が下側横方向部1bおよび下側横方向部5b上に載置されることにより、着脱可能に取り付けられている。前記光源載置台16は鋼棒を網状に組んでなり、横方向(図16の紙面と垂直な方向)に広がる平面状部16aと、この平面状部16aの下方に突出する光源載置部16bとを有している。各光源15の筒体17にはそれぞれ取付具20が取り付けられ、各取付具20の脚嵌合部20aを回動脚5の上側横方向部5aに上方から嵌合するとともに、各光源15の筒体17の下端部を光源載置台16の光源載置部16bに載置することにより、枠体1および回動脚5に対して光源15が着脱可能に取り付けられている。
【0033】
この場合、夜間でも周囲が明るい場所や、コーナー等の自動車のヘッドライトの光が十分当たりにくい場所でも、光源15を点灯することにより、光源15から照射された光が反射面構成シート12および透過シート11をそれらの裏側から表側に透過し、可視情報4を際だたせるので、内照式の標示板と同様の効果が得られ、非常に高い視認性・訴求性を得ることができる。
【0034】
また、このようにした場合、光源15の光により工事現場を明るくすることができるという利点も得られる。
【0035】
また、本実施例のように光源15を着脱可能とすれば、光源なしの標示板としても、光源付きの標示板としても使用することができる。
【0036】
また、光源載置台16の平面状部16aには、標示板が強風で吹き飛ばされないようにするために、土嚢等の重量物を載置することもできる。
【0037】
なお、前記実施例では、反射シート3として、裏側から照射された光を表側に透過する特性を有するものを使用しているが、周囲が明るい場所や自動車のヘッドライトの光が十分当たりにくい場所における視認性・訴求性を問題とせず、反射面構成シート12の背面に光源15を設けない場合は、反射シート3として、所謂カプセルレンズ型等の裏側から到来する光を表側に透過しないタイプの反射シートを用いてもよい。
【0038】
図17は、枠体1の下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの参考例を示している。この参考例では、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dは前記実施例における内方折り曲げ部7を有しない構成とされている。
【0039】
図18は、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dのさらに他の実施例を示している。この実施例では、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの横断面は、大略円形でその一部が開口し、この開口した部分の両端に内方に折り曲げられた内方折り曲げ部7を有する形状とされている。そしてこれにより、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dには、それぞれ内側に開口する溝状部8が形成されている。
【0040】
図19は、枠体1の下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dのさらに別の参考例を示している。この参考例では、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dは図18の実施例における内方折り曲げ部7を有しない構成とされている。
【0041】
下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの横断面形状を図17〜19のような形状としても、基本的には、前記図3〜16の実施例の場合と同様の作用効果を得ることができる。ただし、前記図3〜16の実施例の場合や図18の実施例のように、内方折り曲げ部7を設ければ、枠体1に対する透過シート11および反射面構成シート12の抜き差しの際に、これらのシートが下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの溝状部8の開口部のエッジで傷つきにくいようにすることができる。また、下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの強度、ひいては枠体1の強度を一層を高めることができる。
【0042】
また、従来、この種の標示板の枠体1には、横断面形が完全に閉じたパイプ材が使用されていたが、このようなパイプ材の場合、板材をパイプ状に曲げ変形し、その横断面における板材の両端部を互いに溶接することにより製造していたので、コストが高くなっていた。しかるに、本発明では、枠体1の下側横方向部1b、左側縦方向部1cおよび右側縦方向部1dの横断面形状を、完全に閉じておらず、開口を有する形状としているため、前記溶接の必要がなくなるので、コスト低減を図ることができる。
【0043】
なお、前記実施例においては、反射面構成シート12を、再帰反射特性を有しない基体シート13と、再帰反射特性を有する反射シート3を重ね合わせることにより構成しているが、場合によっては反射シート3のみによって反射面構成シート12を構成してもよい。
【0044】
さらに、前記実施例は本発明を脚立式道路工事用標示板に本発明を適用した例であるが、本発明は脚立式以外の道路工事用標示板や、道路工事用以外の標示板にも適用できるものである。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明は、
(イ)耐用寿命を従来より大幅に長くすることができる、
(ロ)可視情報を適宜交換することができる、
(ハ)反射面構成シートの背後に光源を配設し、光源から照射された光が反射面構成シートおよび透過シートをそれらの裏側から表側に透過するようにすれば、夜間でも周囲が明るい場所や、自動車のヘッドライトの光が十分当たりにくい場所においても、非常に高い視認性・訴求性を得ることができる、
等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の標示板を示す斜視図である。
【図2】前記従来の標示板の枠体、反射シート支持板および反射シートを示す部分拡大側面図である。
【図3】本発明の一実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図4】前記実施例における枠体に対する透過シートおよび反射面構成シートの抜き差しを示す斜視図である。
【図5】前記実施例において枠体からキャップ、透過シートおよび反射面構成シートを取り外した状態を示す斜視図である。
【図6】前記実施例における透過シートを示す正面図である。
【図7】前記実施例における反射面構成シートを示す正面図である。
【図8】前記実施例の使用状態を示す側面図である。
【図9】前記実施例の折り畳み状態を示す側面図である。
【図10】前記実施例における枠体を透過シートおよび反射面構成シートを収容するとともに直立させた状態で示す正面図である。
【図11】図10のA方向部分拡大矢視図である。
【図12】図10のXII−XII線における部分拡大断面図である。
【図13】図10のXIII−XIII線における部分拡大断面図である。
【図14】図10のXIV−XIV線における部分拡大断面図である。
【図15】前記実施例における枠体に対するキャップ装着部付近を示す部分拡大断面図である。
【図16】前記実施例に光源を装着した状態を示す側面図である。
【図17】 枠体の下側横方向部、左側縦方向部および右側縦方向部の参考例を示す拡大断面図である。
【図18】枠体の下側横方向部、左側縦方向部および右側縦方向部のさらに他の実施例を示す拡大断面図である。
【図19】 枠体の下側横方向部、左側縦方向部および右側縦方向部のさらに別の参考例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 枠体
1a 上側横方向部
1b 下側横方向部
1c 左側縦方向部
1d 右側縦方向部
3 反射シート
4 可視情報
5 回動脚
6 回動軸
7 内方折り曲げ部
8 溝状部
10 スリット
11 透過シート
12 反射面構成シート
13 基体シート
14 キャップ
15 光源

Claims (6)

  1. 枠体と、この枠体に取り外し可能に取り付けられた透明または透光性の透過シートと、この透過シート上に担持された可視情報と、前記透過シートの背後に位置するように前記枠体に取り外し可能に取り付けられた、表側が再帰反射特性を有する反射面構成シートとを有してなり、
    前記透過シートと前記反射面構成シートとは別体であって、前記枠体から別々に取り外し可能であり、
    前記枠体は横方向に延びる上側横方向部と、この上側横方向部の下方において横方向に延びる下側横方向部と、縦方向に延びる左側縦方向部と、前記左側縦方向部の右方において縦方向に延びる右側縦方向部とを有してなり、前記上側横方向部は前記透過シートおよび前記反射面構成シートを前記枠体内に挿入および前記枠体外に抜き出し可能とするスリットを設けられ、前記下側横方向部、前記左側縦方向部および前記右側縦方向部は前記透過シートおよび前記反射面構成シートの下端部および左右側端部を収容する溝状部をそれぞれ設けられており、
    前記下側横方向部、前記左側縦方向部および前記右側縦方向部は、大略筒状をなしているが、完全に閉じられておらず、前記透過シートおよび前記反射面構成シートの端部を受け入れることができるように一部が開口した横断面形状を有しており、
    前記下側横方向部、前記左側縦方向部および前記右側縦方向部は、横断面において前記開口した部分の両端に、内方に折り曲げられた内方折り曲げ部を有し、これらの内方折り曲げ部間に前記溝状部が形成されている標示板。
  2. 前記枠体に着脱可能に取り付けられることにより、前記上側横方向部の前記スリットを閉じるキャップを有する請求項記載の標示板。
  3. 前記可視情報は透過シートの裏面に形成されている請求項1または2記載の標示板。
  4. 前記反射面構成シートは、基体シートと、この基体シートの表側に重ね合わされた、表側が再帰反射特性を有する反射シートとを有してなる請求項1,2または3記載の標示板。
  5. 前記枠体に、横方向に延びる回動軸を中心として所定範囲内において回動可能に結合された回動脚を有し、前記枠体に対し前記回動脚を開いた状態で前記枠体および前記回動脚の下端部を接地することにより設置面上に立てられる請求項1,2,3または4記載の標示板。
  6. 前記反射面構成シートの背後に配置された光源を有し、前記反射面構成シートは前記光源から照射された光を該反射面構成シートの表側に透過する性質を有している請求項1,2,3,4または5記載の標示板。
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