JP4059844B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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基板に所定の処理を行う基板処理装置に関する。
半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイパネル用ガラス基板、光ディスク用基板等の基板の処理工程では、一連の処理を行う複数の処理ユニットを備えた基板処理装置が用いられている。
この基板処理装置では、基板処理装置の外部から基板収納容器に収納された未処理の基板が搬入される。そして、基板処理装置において、基板収納容器内から未処理の基板が取り出され、複数の処理ユニットに未処理の基板を搬入することにより所定の処理が行われる。
ここで、基板収納容器には、容器の一部が外部雰囲気に開放されたOC(open cassette)タイプの基板収納容器と、容器内部が密閉されたFOUP(front opening unified pod)タイプの基板収納容器とがある。
一般に、FOUPタイプの基板収納容器を用いて基板を搬送した場合には、周囲の雰囲気に塵埃等のパーティクル等が存在していても基板が密閉された状態で搬送されるため、基板の清浄度が維持できる。
特開2002−231785号公報
しかしながら、上記のFOUPタイプの基板収納容器を用いて基板を搬送しても、従来の基板処理装置を用いて未処理の基板に所定の処理を施す場合、インデクサ部でインデクサロボットが基板収納容器から基板を取り出す。その周囲の雰囲気により基板の清浄度が変化する。
続いて、インデクサロボットは、基板処理装置の中央に配置されたセンターロボットに基板を渡す。センターロボットは、受け取った基板を所定の処理ユニットに搬入する。処理ユニットにより基板に所定の処理が行われた後、再び、センターロボットは基板を搬出し、インデクサロボットに渡す。そして、インデクサロボットは、処理後の基板をFOUPタイプの基板収納容器に収納する。
また、基板収納容器に搬入する基板の向きまたは姿勢を修正するために、インデクサロボットは、基板を基板収納容器から取り出してノッチ(切欠き)の方向を合わせて再び基板収納容器に収納する場合もある。
このように、従来の基板処理装置では、FOUPタイプの基板収納容器から基板を取り出し、所定の処理ユニットまで基板を搬送する必要があるので、基板収納容器から取り出した基板を搬送する距離および時間と、基板をインデクサロボットおよびセンターロボット間で受け渡す回数との増加により基板表面の汚染機会が多くなる。
本発明の目的は、基板の汚染機会を削減することができる基板処理装置を提供することである。
第1の発明に係る基板処理装置は、開閉自在な蓋を有する密閉型の基板収納容器により搬送される基板に処理を行う基板処理装置であって、上下方向の異なる高さに設けられ、基板に所定の処理を行う複数の基板処理部と、水平方向に並ぶように設けられ、基板収納容器がそれぞれ載置される複数の載置部と、複数の載置部と複数の基板処理部との間で基板収納容器を搬送する搬送手段と、複数の基板処理部ごとに設けられ、基板収納容器に収納された基板を取り出すために蓋を開閉する蓋開閉機構とを備え、搬送手段は、複数の載置部に対応して所定の高さで並ぶように配置され、それぞれ水平方向に延びるように設けられる複数の第1の搬送レールと、複数の基板処理部に対応して複数の高さに配置され、それぞれ水平方向に延びるように設けられる複数の第2の搬送レールと、複数の第1の搬送レールのいずれかと選択的に連結可能でかつ複数の第2の搬送レールのいずれかと選択的に連結可能であるように移動可能に設けられる第3の搬送レールと、複数の第1の搬送レール、第3の搬送レールおよび複数の第2の搬送レールに沿って移動可能に設けられ、複数の載置部のいずれかと複数の基板処理部のいずれかとの間で基板収納容器を搬送する搬送装置とを含むものである。
本発明に係る基板処理装置においては、複数の基板処理部は、上下方向の異なる高さに設けられ、複数の載置部は、水平方向に並ぶように設けられる。開閉自在な蓋を有する密閉型の基板収納容器に基板が収納される。その基板収納容器が載置部にそれぞれ載置される。基板収納容器が搬送手段により複数の載置部と複数の基板処理部との間で搬送される。複数の基板処理部ごとに設けられた蓋開閉機構により基板収納容器の蓋が開閉され、基板収納容器に収納された基板が取り出し可能となる。そして、複数の基板処理部により基板に所定の処理が行われる。
搬送手段の複数の第1の搬送レールは、複数の載置部に対応して所定の高さで並ぶように配置され、それぞれ水平方向に延びるように設けられる。複数の第2の搬送レールは、複数の基板処理部に対応して複数の高さに配置され、それぞれ水平方向に延びるように設けられる。第3の搬送レールは、複数の第1の搬送レールのいずれかと選択的に連結可能でかつ複数の第2の搬送レールのいずれかと選択的に連結可能であるように移動可能に設けられる。搬送装置は、複数の第1の搬送レール、第3の搬送レールおよび複数の第2の搬送レールに沿って移動可能に設けられ、複数の載置部のいずれかと複数の基板処理部のいずれかとの間で基板収納容器を搬送する。
この場合、基板が開閉自在な蓋を有する密閉型の基板収納容器に収納された状態で搬送手段により複数の載置部のいずれかと複数の基板処理部のいずれかとの間で搬送されるので、搬送時に外気の影響を受けることが防止されるとともに基板の受け渡し回数を減らすことができる。その結果、基板の汚染機会を削減することができる。
複数の基板処理部ごとに設けられ、基板収納容器に収納された基板を取り出して基板処理部に搬入し、基板処理部から基板を搬出して基板収納容器に収納する基板搬入出手段をさらに備えてもよい。
この場合、基板搬入出手段により基板収納容器に収納された基板が基板処理部に搬入され、基板搬入出手段により基板処理部から基板が搬出され基板収納容器に収納される。その結果、基板処理部において基板に所定の処理を行うことができる。また、基板搬入出手段により基板が基板収納容器から直接基板処理部に搬入されるので、基板の受け渡し回数を減らすことができ、基板の汚染回数を削減することができる。
複数の基板処理部は、搬送手段により搬送された基板収納容器を支持する支持部を有してもよい。
この場合、搬送手段により基板処理部に搬送された基板収納容器が支持部により支持される。それにより、安定した状態で基板を複数の基板処理部に搬入することができる。さらに、搬送手段が基板処理部への搬送後に基板収納容器を保持する必要がなくなるので、搬送手段が他の基板収納容器の搬送を行うことができる。その結果、基板処理装置全体のスループットを向上することができる。
搬送装置は複数設けられ、複数の搬送装置の各々は、複数の載置部のいずれかと複数の基板処理部のいずれかとの間で基板収納容器を搬送してもよい。
この場合、複数の搬送装置の各々により、複数の載置部のいずれかと複数の基板処理部のいずれかとの間で基板収納容器を搬送することができるので、複数の搬送装置により効率的に複数の基板収納容器を搬送することが可能となる。その結果、基板処理装置全体のスループットを向上することができる。
複数の搬送装置は、複数の基板処理部と同数設けられてもよい。
この場合、複数の基板処理部と同数の搬送装置が設けられので、同数の搬送装置によりさらに効率的に複数の基板収納容器を搬送することが可能となる。その結果、基板処理装置全体のスループットをさらに向上することができる。
本発明によれば、基板の搬送時に外気の影響を受けることが防止されるとともに基板の受け渡し回数を減らすことができる。その結果、基板の汚染機会を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
以下の説明において、基板とは、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマディスプレイパネル)用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等をいう。
図1は本発明の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。
図1に示すように、基板処理装置100は、処理領域A,Bを有し、処理領域A,B間に搬送領域C1を有し、搬送領域C1の一端部側に搬送領域C2を有する。
処理領域Aには、制御部4、流体ボックス部2a,2b、洗浄処理部MPC1,MPC2が配置されている。処理領域Bには、流体ボックス部2c,2d、洗浄処理部MPC3,MPC4が配置されている。
洗浄処理部MPC1〜MPC4では、主に薬液による洗浄処理(以下、薬液処理と呼ぶ)および主にリンス液による洗浄処理(以下、リンス処理と呼ぶ)が行われる。この薬液としては、フッ酸、アンモニア−過酸化水素混合液(APM)または塩酸−過酸化水素水等が用いられる。また、洗浄処理部MPC1〜MPC4には、二流体ノズルが設けられる。また、リンス液としては、主に純水、純水にオゾン(O3)を加えたオゾン水または希フッ酸(DHF)が用いられる。この洗浄処理部MPC1〜MPC4それぞれにおいて、基板は薬液処理された後、基板上に残留する薬液が純水により洗い流され、リンス処理される。以下、洗浄処理部MPC1〜MPC4を処理ユニットと総称する。
図1の流体ボックス部2a,2b,2c,2dは、それぞれ処理ユニットへの薬液または純水の供給ならびに処理ユニットからの排液等に関する配管、継ぎ手、バルブ、流量計、レギュレータ、ポンプ、温度調節器、処理液貯留タンク等の流体関連機器を収納する。
一方、搬送領域C1,C2には、複数の搬送レールR1〜R3,R11〜R14,R21〜R23,RM1,RM2が設けられる。ここで、搬送領域C1の長手方向をX方向と呼び、水平面内でX方向に垂直な方向をY方向と呼び、上下方向をZ方向と呼ぶ。
また、搬送領域C1,C2には、その搬送レールR1〜R3,R11〜R14,R21〜R23,RM1,RM2に懸吊されつつ移動可能な4台の基板搬送ロボットHCR1,HCR2,HCR3,HCR4が設けられる。この基板搬送ロボットHCR1〜HCR4の詳細については後述する。
また、搬送領域Aの洗浄処理部MPC1と搬送領域C1との間には、基板搬入出ロボットMR1が設けられる。基板搬入出ロボットMR1と洗浄処理部MPC1との間には隔壁WL1が設けられ、基板搬入出ロボットMR1と搬送領域C1との間には隔壁WL2が設けられる。同様に、洗浄処理部MPC2,MPC3,MPC4と搬送領域C1との間には、基板搬入出ロボットMR2,MR3,MR4がそれぞれ設けられ、洗浄処理部MPC2〜MPC4と基板搬入出ロボットMR2〜MR4との間には隔壁WL1が設けられ、基板搬入出ロボットMR2〜MR4と搬送領域C1との間には隔壁WL2が設けられる。隔壁WL1,WL2の詳細については後述する。また、搬送領域C1には、各処理ユニットに対向して隔壁WL2に面する位置に支持台30が設けられる。
搬送領域C2の一側部側には、基板Wの搬入および搬出を行うためのロードポートLPが配置されている。ロードポートLPには、基板Wを収納する基板収納容器1が載置台40に載置される。ここで、本実施の形態で用いられる基板収納容器1は、基板Wを密閉した状態で収納可能なFOUP(Front Opening Unified Pod)タイプの基板収納容器である。
制御部4は、CPU(中央演算処理装置)を含むコンピュータ等からなり、処理領域A,Bの各処理ユニットの動作、搬送領域C1,C2の基板搬送ロボットHCR1〜HCR4の動作を制御する。
図2は図1の基板処理装置100の搬送領域C1,C2の一部の斜視図である。
図2に示すように、搬送レールR12(点線で示す),R13が下段に設けられ、搬送レールR1〜R3,R21,R22,R23(点線で示す)が中段に設けられ、搬送レールR11(点線で示す),R14が上段に設けられる。また、搬送レールRM1(点線で示す),RM2は、それぞれ矢印αの方向に下段と上段との間を移動しつつ矢印βの方向に回転移動することが可能である。
図2に示すように、搬送領域C2からロードポートLPの載置台40の上方には、搬送レールR1,R2,R3がX方向に沿って導かれている。
搬送領域C2には、搬送レールR21〜R23,RM1,RM2がY方向に沿って搬送レールR1〜R3の一端と連結可能に設けられる。
一方、処理領域Bに面した搬送領域C1には、X方向に沿って搬送レールR13,R14が設けられる。搬送レールR13は、洗浄処理部MPC3の近傍まで延びており、搬送レールR14は、洗浄処理部MPC4の近傍まで延びている。
この搬送レールR13は、搬送レールRM2が、矢印βの方向に回転移動しつつ、下降した場合に、搬送レールRM2と連結する位置に設けられ、搬送レールR14は、搬送レールRM2が矢印βの方向に回転移動しつつ、上昇した場合に搬送レールRM2と連結する位置に設けられる。
また、処理領域Aに面した搬送領域C1には、X方向に沿って搬送レールR11,R12が設けられる。搬送レールR11は、洗浄処理部MPC1の近傍まで延びており、搬送レールR12は、洗浄処理部MPC2の近傍まで延びている。
この搬送レールR11は、搬送レールRM1が、矢印βの方向に回転移動しつつ、上昇した場合に搬送レールRM1と連結する位置に設けられ、搬送レールR12は、搬送レールRM1が矢印βの方向に回転移動しつつ、下降した場合に搬送レールRM1と連結する位置に設けられる。
図2の基板搬送ロボットHCR3は、搬送レールR1〜R3,R11〜R14,R21〜R23,RM1,RM2に懸吊されつつ移動可能な懸吊駆動部CRおよび基板収納容器1の上端部を挟持する一対の挟持部HANDを有する。また、他の基板搬送ロボットHCR1,HCR2,HCR4の構成は、基板搬送ロボットHCR3の構成と同様である。
したがって、4台の基板搬送ロボットHCR1〜HCR4は、それぞれ基板収納容器1の上端部を挟持し、搬送レールR1〜R3,R11〜R14,R21〜R23,RM1,RM2に懸吊されつつ移動することが可能である。
ここで、基板搬送ロボットHCR3が洗浄処理部MPC3に基板収納容器1を搬送し、同時に基板搬送ロボットHCR4が洗浄処理部MPC4に基板収納容器1を搬送する場合について説明する。
まず、図2に示すように、基板搬送ロボットHCR3は、搬送レールR3に懸吊されている。基板搬送ロボットHCR3は、ロードポートLPの載置台40に載置された基板収納容器1の上方に移動し、載置台40に載置された基板収納容器1の上端部を一対の挟持部HANDで挟持する。基板搬送ロボットHCR3は、基板収納容器1の上端部を挟持したまま基板収納容器1全体を上方に引き上げる。
続いて、基板搬送ロボットHCR3は、搬送レールR3,R22に沿って移動し、搬送レールRM2上で停止する。
搬送レールRM2は、基板搬送ロボットHCR3を懸吊した状態で矢印βの方向に回転しつつ搬送レールR13と連結する位置まで下降する。
搬送レールRM2が搬送レールR13と連結する位置まで下降すると、基板搬送ロボットHCR3は、基板収納容器1の上端部を挟持したまま、洗浄処理部MPC3の前方の支持台30の上方まで移動する。基板搬送ロボットHCR3は、基板収納容器1の上端部を挟持したまま基板収納容器1全体を下方に降下させ、支持台30上に基板収納容器1を載せる。そして、基板搬送ロボットHCR3は、一対の挟持部HANDを開放して基板収納容器1の上端部を離す。
一方、基板搬送ロボットHCR4は、基板搬送ロボットHCR3と同様に他の基板収納容器1の上端部を挟持して移動する。基板搬送ロボットHCR4は、搬送レールR2,R21に沿って移動し、搬送レールRM2上で停止する。
搬送レールRM2は、基板搬送ロボットHCR4を懸吊した状態で矢印βの方向に回転しつつ搬送レールR14と連結する位置まで上昇する。
搬送レールRM2が搬送レールR14と連結する位置まで上昇すると、基板搬送ロボットHCR4は、基板収納容器1の上端部を挟持したまま、洗浄処理部MPC4の前方の支持台30の上方まで移動する。基板搬送ロボットHCR4は、基板収納容器1の上端部を挟持したまま基板収納容器1全体を下方に降下させ、支持台30上に基板収納容器1を載せる。そして、基板搬送ロボットHCR4は、一対の挟持部HANDを開放して基板収納容器1の上端部を離す。
次に、図3は図1の基板処理装置100のD−D断面を示す図であり、図4は図1の基板処理装置100のE−E断面を示す図である。
図3に示すように、洗浄処理部MPC1の前方に基板収納容器1の上端部を挟持した基板搬送ロボットHCR1が位置し、洗浄処理部MPC3の前方に基板収納容器1の上端部を挟持した基板搬送ロボットHCR3が位置する。
また、図4に示すように、洗浄処理部MPC2の前方に基板収納容器1の上端部を挟持した基板搬送ロボットHCR2が位置し、洗浄処理部MPC4の前方に基板収納容器1の上端部を挟持した基板搬送ロボットHCR4が位置する。
図3の洗浄処理部MPC1と基板搬入出ロボットMR1との間の隔壁WL1には、開口部が設けられ、その開口部にはシャッタSHが開閉自在に設けられる。基板搬入出ロボットMR1と搬送領域C1との間の隔壁WL2には開口部が設けられ、その開口部の下方には基板収納容器1の蓋を開閉可能する蓋開閉機構(オープナー)OPが設けられる。
同様に、図3および図4の洗浄処理部MPC2〜MPC4と基板搬入出ロボットMR2〜MR4との間のそれぞれの隔壁WL1には、開口部およびシャッタSHが設けられる。また、基板搬入出ロボットMR2〜MR4と搬送領域C1との間のそれぞれの隔壁WL2には開口部が設けられ、その開口部の下方には蓋開閉機構(オープナー)OPが設けられる。
また、図3に示すように、搬送レールR11〜R14のそれぞれの間隔は、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4がそれぞれ基板収納容器1の上端部を挟持して搬送した場合でも、互いに衝突(干渉)しないように配置される。
洗浄処理装置MPC1は、基板処理装置100に対して相対的に上方に設けられ、洗浄処理装置MPC2は、基板処理装置100に対して相対的に下方に設けられ、洗浄処理装置MPC3は、基板処理装置100に対して相対的に下方に設けられ、洗浄処理装置MPC4は、基板処理装置100に対して相対的に上方に設けられる。
以上のことにより、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4は、いずれも互いに他の基板搬送ロボットと衝突(干渉)しないで基板収納容器1の搬送が可能となる。
次に、基板搬送ロボットHCR3により支持台30に搬送された基板収納容器1から未処理の基板Wを取り出して洗浄処理部MPC3に搬入する場合について説明する。
図5は、基板収納容器1から未処理の基板Wを取り出して洗浄処理部MPC3に搬入する状態を示す斜視図である。
図5に示す基板搬入出ロボットMR3は、複数の腕から構成された多関節型ロボットである。また、基板搬入出ロボットMR3は、基板収納容器1内の上段から下段までの範囲を上下移動することが可能である。さらに、洗浄処理部MPC3に対向する搬送領域C1に面した隔壁WL2には、基板収納容器1の蓋を開閉する蓋開閉装置OPが備えられている。
まず、基板搬送ロボットHCR3により洗浄処理部MPC3の前方の隔壁WL2の支持台30上に基板収納容器1を載せる。そして、蓋開閉装置OPにより基板収納容器1の蓋が開放される。
次に、多関節型ロボットである基板搬入出ロボットMR3は、蓋が開放された基板収納容器1内に収納された未処理の基板Wを受け取る。ほぼ同時に、隔壁WL1のシャッタSHが下方へ移動する。それにより、基板搬入出ロボットMR3は、基板収納容器1内から取り出した未処理の基板Wを洗浄処理部MPC3内に搬入する。未処理の基板Wを洗浄処理部MPC3に搬入した後、基板搬入出ロボットMR3は、洗浄処理部MPC3から退出する。続いて、隔壁WL1のシャッタSHが上方へ移動し、洗浄処理部MPC3内が密閉される。洗浄処理部MPC3は、基板Wに所定の処理を施す。その後、隔壁WL1のシャッタSHが下方へ移動する。それにより、基板搬入出ロボットMR3は、処理済の基板Wを受け取り、基板収納容器1内に収納することができる。基板搬入出ロボットMR3は、基板収納容器1内に収納された未処理の基板Wに対して同様の動作を繰り返し、基板収納容器1内の基板Wを全て処理する。
以上のことにより、本実施の形態に係る基板処理装置は、基板Wが開閉自在な蓋を有する密閉型の基板収納容器1に収納された状態で載置部40と所定の洗浄処理部MPC1〜MPC4との間で搬送されるので、外気の影響を受けことが防止されるとともに基板Wの受け渡し回数を減らすことができる。その結果、基板Wの汚染機会を削減することができる。
また、基板搬入出ロボットMR1〜MR4により基板収納容器1に収納された基板Wが洗浄処理部MPC1〜MPC4に搬入され、基板搬入出ロボットMR1〜MR4により洗浄処理部MPC1〜MPC4から基板Wが搬出され基板収納容器1に収納される。その結果、洗浄処理部MPC1〜MPC4において基板Wに所定の処理を行うことができる。また、基板搬入出ロボットMR1〜MR4により基板Wが基板収納容器1から直接洗浄処理部MPC1〜MPC4に搬入されるので、基板Wの受け渡し回数を減らすことができ、基板Wの汚染回数を削減することができる。
さらに、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4により洗浄処理部MPC1〜MPC4に搬送された基板収納容器1が各支持台30により支持されるので、安定した状態で基板Wを複数の洗浄処理部MPC1〜MPC4に搬入することができる。
この場合、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4が洗浄処理部MPC1〜MPC4への搬送後に基板収納容器1を保持する必要がなくなるので、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4が他の基板収納容器1の搬送を行うことができる。
また、複数の基板搬送ロボットHCR1〜HCR4により効率的に複数の基板収納容器1を搬送することが可能となる。その結果、基板処理装置100全体のスループットをさらに向上することができる。
本実施の形態においては、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4が搬送手段に相当し、支持台30が支持部に相当し、基板搬入出装置MR1〜MR4が基板搬入出手段に相当する。
なお、本実施の形態においては、洗浄処理部MPC1〜MPC4を設けているが、任意の台数の洗浄処理部を設けてもよい。また、洗浄処理部MPC1〜MPC4は同じ処理を基板に施しているが、異なる処理をそれぞれ行うようにしてもよい。また、基板搬送ロボットHCR1〜HCR4を設けているが、1台または複数の基板搬送ロボットを設けてもよい。
本発明は、半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイパネル用ガラス基板、光ディスク用基板等の種々の基板を処理するため等に利用することができる。
本発明の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置の搬送領域の一部の斜視図である。 図1の基板処理装置のD−D断面を示す図であり、 図1の基板処理装置のE−E断面を示す図である。 FOUPから未処理の基板Wを取り出して洗浄処理部に搬入する状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 FOUP
30 支持台
HCR1〜HCR4 基板搬送ロボット
MR1〜MR4 基板搬入出装置

Claims (5)

  1. 開閉自在な蓋を有する密閉型の基板収納容器により搬送される基板に処理を行う基板処理装置であって、
    上下方向の異なる高さに設けられ、前記基板に所定の処理を行う複数の基板処理部と、
    水平方向に並ぶように設けられ、前記基板収納容器がそれぞれ載置される複数の載置部と、
    前記複数の載置部と前記複数の基板処理部との間で前記基板収納容器を搬送する搬送手段と、
    前記複数の基板処理部ごとに設けられ、前記基板収納容器に収納された基板を取り出すために前記蓋を開閉する蓋開閉機構とを備え
    前記搬送手段は、
    前記複数の載置部に対応して所定の高さで並ぶように配置され、それぞれ水平方向に延びるように設けられる複数の第1の搬送レールと、
    前記複数の基板処理部に対応して複数の高さに配置され、それぞれ水平方向に延びるように設けられる複数の第2の搬送レールと、
    前記複数の第1の搬送レールのいずれかと選択的に連結可能でかつ前記複数の第2の搬送レールのいずれかと選択的に連結可能であるように移動可能に設けられる第3の搬送レールと、
    前記複数の第1の搬送レール、前記第3の搬送レールおよび前記複数の第2の搬送レールに沿って移動可能に設けられ、前記複数の載置部のいずれかと前記複数の基板処理部のいずれかとの間で前記基板収納容器を搬送する搬送装置とを含むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記複数の基板処理部ごとに設けられ、前記基板収納容器に収納された基板を取り出して前記基板処理部に搬入し、前記基板処理部から前記基板を搬出して前記基板収納容器に収納する基板搬入出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記複数の基板処理部は、
    前記搬送手段により搬送された前記基板収納容器を支持する支持部を有することを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 前記搬送装置は複数設けられ
    前記複数の搬送装置の各々は、前記複数の載置部のいずれかと前記複数の基板処理部のいずれかとの間で前記基板収納容器を搬送することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記複数の搬送装置は、前記複数の基板処理部と同数設けられたことを特徴とする請求項4記載の基板処理装置。
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