JP4056636B2 - 扇風機の梱包装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は扇風機をモータ部をネックピースを介して支持するポール部よりなる主体部と、前記ポール部を支持するベース部と羽根およびガードよりなる従体部とに分割して梱包されるダンボール製の扇風機の梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のダンボール製の扇風機の梱包箱として実公平3−30289号公報に記載されたものが知られていた。
【0003】
以下、その扇風機の梱包箱について図12および図13を参照しながら説明する。
【0004】
図に示すように、扇風機を扇風機主体101、羽根102および前ガード103、後ガード104に分解して収納する梱包箱において、折畳み可能に形成された横形直方体状の外箱105と、この外箱105の側壁106に平行4辺形を形成するように固着され、かつ外箱105内に長手方向に収納される扇風機本体101の両面に羽根102を収納した後ガード104および前ガード103を分離する緩衝材中枠107と、後ガード104に固定されているガードハンドル108を利用するように前記緩衝材中枠107に設けられた引っ掛け溝109とを備え構成されていた。なお、嵌合板111とベース板112を挿入することにより、外箱105は補強されている。このような従来の扇風機の梱包箱においては、ベース部110が分離されていない扇風機本体101の両側に羽根102を収容した後ガード104と前ガード103を分離して梱包しているため、外箱105の厚み寸法が大きくなり保管時の保管容積が大きくなるという課題があった。
【0005】
また、包装箱は外箱105と緩衝材中枠107とベース板112、およびモータ受111等の種々の梱包材が必要となりコスト高になるという課題があった。
【0006】
そこで、上記課題を解決するものとして出願人は薄形の扇風機の梱包装置を開発していた。
【0007】
以下、その構成について、図14を参照しながら説明する。
図に示すように、扇風機を梱包するダンボール製の箱ケース209は、ネック部201を介してモータ部202を支持するポール部203よりなる主体部204と、ポール部203を支持するベース部205と羽根206およびガード207よりなる従体部208とに、大きく2つに分けて収納している。
【0008】
箱ケース209の内部は第1の仕切板212と、第2の仕切板213が交差して配置されている。第1の仕切板212は箱ケース209の内部を主体部収納室210と従体部収納室211に区画し、第2の仕切板216は第1の仕切板212と交差して従体部収納室211を2分して従体部収納室211と空間部213に区切り、主体部収納室210をモータ部収納室214とポール部収納室215に区切り、端部を箱ケース209の内面に固定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の扇風機の梱包装置においては、ベース部205をポール部203より分離して羽根206およびガード207とともに従体部208とともに主体部204の側方に並設し梱包するため、箱ケース209を薄形に形成することができるとともに、種々の梱包材を用いる必要をなくすことができたが、箱ケース209の内部を仕切るのに第1の仕切板212と第2の仕切板216を交差して設ける必要があるとともに、箱ケース209の角部に対応するポール部203の下端部およびモータ部202の後部の保護が未だ不十分なものであるという課題があり、部材点数の削減および梱包される扇風機の保護を確実に行うことが要求されている。
【0010】
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、部材点数を削減し、箱ケースの強度向上を図り、梱包される扇風機の保護を確実に行うことができる扇風機の梱包装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の扇風機の梱包装置は上記目的を達成するために、ネック部を介してモータ部を支持するポール部よりなる主体部と前記ポール部を支持するベース部と羽根およびガードよりなる従体部とに分割される扇風機を梱包するダンボール製の箱ケースと、この箱ケースの内部を主体部収納室と従体部収納室に区画する仕切板と、前記箱ケースの底部側フラップを前記従体部収納室内に立ち上がらせ形成した支持板とを備え、前記支持板により前記主体部収納室に収納されたモータ部に対応する前記仕切板部分を支持する構成としたものである。
【0012】
本発明によれば、部材点数を削減し、箱ケースの強度向上を図り、梱包される扇風機の保護を確実に行うことができる扇風機の梱包装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、ネック部を介してモータ部を支持するポール部よりなる主体部と前記ポール部を支持するベース部と羽根およびガードよりなる従体部とに分割される扇風機を梱包するダンボール製の箱ケースと、この箱ケースの内部を主体部収納室と従体部収納室に区画する仕切板と、前記箱ケースの底部側フラップを前記従体部収納室内に立ち上がらせ形成した支持板とを備え、前記支持板により前記主体部収納室に収納されるモータ部に対応する前記仕切板部分を支持する構成としたものであり、扇風機が主体部と従体部に分割され、箱ケース内に一枚の仕切板により主体部収納室と従体部収納室を形成し、支持板により主体部収納室に収納されるモータ部に対応する仕切板を支持していることにより、仕切板は一枚の部材となり部材点数が削減され箱ケースの強度向上を図り、梱包される扇風機の保護を確実に行うことができるという作用を有する。
【0014】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)
図1〜図7に示すように、箱ケース1を形成する第1の側壁2と第2の側壁3と第1の側壁2に対向する第3の側壁4および第2の側壁3に対向する第4の側壁5を折り曲げ線6を介して連設する。また、第1の側壁2の上下には第1の下フラップ2aと第1の上フラップ2bを設け、第2の側壁3には第2の下フラップ3aと第2の上フラップ3bを設け、第3の側壁4には第3の下フラップ4aと第3の上フラップ4bを設け、第4の側壁5には第4の下フラップ5aと第4の上フラップ5bを設け、第1の側壁2には接続片2cを設け、角側壁と各フラップは折り曲げ線7を介して連設されるように設ける。
【0016】
そして、箱状に形成するときには、第4の側壁5に接続片2cを接続して枠状とし、第1の下フラップ2aと第3の下フラップ4aを折り曲げ線7を介して先に折り曲げ接合部分は封凾用テープ8等で接合して底部を形成する。一方、扇風機本体は主体部9と従体部10とに分割可能に設け、主体部9はモータ部11をネック部12を介して支持するポール部13よりなり、従体部10はベース部14と羽根15とガード部16を形成する後ガード16aおよび前ガード16bより形成される。
【0017】
また、主体部9と従体部10が収納できるように箱ケース1内に主体部収納室17と従体部収納室18に区画するための帯状の仕切板19を設け、仕切板19には一方のポール部13側がふたまた状となるように上下を2分する切り込み20を設け、他方のモータ部11側にはモータ部11の前部と上部および後部を囲むように折り曲げる折り曲げ線21を設けて折曲部22を形成する。折曲部22の前部側にはモータ部11の前部側の軸受部分23が嵌挿される嵌挿部24を設け、モータ部の後部側に対応する部分を第1の壁25と第2の壁26よりなる2重壁に形成し、第1の壁25にはモータ部11の後部が挿入される第1の挿入孔27を設け、第2の壁26にはモータ部11の後端部に当接する当接片28が残存するように連結片29を設けた状態で第2の挿入孔30を設ける。
【0018】
また、箱ケース1内に仕切板19を設けたときに仕切板19を支持する支持板31を第2の下フラップ3aの一部を折り曲げ立ち上がらせて形成する。
【0019】
また、第2の上フラップ3bに支持板31と同一長さ位置に切り込み32を設け補強片33を形成し、支持板31とほぼ平行になるように折り曲げ線34を介して折り曲げ、箱ケース1の第2の側壁3とともに中空状の空間部35を形成し、端部でモータ部11に対応する仕切板19を支持するように形成する。
【0020】
また、第2の側壁3には、第2の側壁3と補強片33間に形成される空間部35に臨み開口される取手用開口部36を設け、取手用開口部36は箱ケース1の封凾用テープ8の近傍に開口するように構成する。
【0021】
上記構成において、扇風機を梱包するときには、まず扇風機本体を主体部9と従体部10に分割する。すなわち、ネック部12を介してモータ部11を支持するポール部13よりなる主体部9と、ベース部14、羽根15、後ガード16a、前ガード16bよりなる従体部10とに分割する。
【0022】
そして、仕切板19に設けた嵌挿部24にモータ部11の軸受部分23を嵌挿したのち、折曲部22の第1の壁25に設けた第1の挿入孔27にモータ部11の後部を挿入し、さらに第2の壁26に設けた第2の挿入孔30に挿入し、当接片28をモータ部11の後部に当接させている。仕切板19のポール部13側は切り込み20により上下に2分し、上方側の仕切り19aはポール部13上を横切り、端部をポール部13の下端部を囲むようにした状態で、仕切板19により囲まれた主体部9のモータ部11側が第2の側壁3側となるように箱ケース1内に収納している。このときモータ部11の後部側に当接している当接片28を第3の側壁4の内面に当接させ、仕切板19のポール部13側の端部は第3の側壁4と第4の側壁5の角部の内側に配設している。さらに第2の下フラップ3aの一部を立ち上がらせて支持板31を形成し、支持板31を仕切板19と第1の側壁2間に形成して支持板31により仕切板19を支持する。なお仕切板19のポール部13側の下方側の仕切り19bの端部は第4の側壁5に当接している。箱ケース1内部は仕切板19および支持板31により、主体部収納室17と従体部収納室18および空間部35とに区画されている。
【0023】
また、従体部収納室18にはベース部14を収納し、ベース部14のポール受部14aにベース押さえ37を設け、ベース押さえ37上には、羽根15を止めるためのスピンナー38と、羽根15と羽根押さえ39を載遭し、その上に後ガード16aと前ガード16bを重ねて収納している。
【0024】
箱ケース1に蓋をするときには、第2の上フラップ3bと第4の上フラップ5bを折り曲げ線7を介して水平状に折り曲げ、このとき第2の上フラップ3bに形成された補強片33を支持板31とほぼ平行となるように折り曲げ線34を介して折り曲げ、箱ケース1の第2の側壁3とともに中空状の空間部35を形成する。
【0025】
補強片33の端部でモータ部11に対応する仕切板19を支持するようにしたのち、第1の上フラップ2bと第3の上フラップ4bを折り曲げ線7を介して水平状に折り曲げ、接合部分を封凾用テープ8で接合して蓋をして梱包する。
【0026】
このように本発明の実施例1の扇風機の梱包装置によれば、扇風機を主体部9と従体部10に分割し、ダンボール製の箱ケース1の内部を仕切板19により主体部収納室17と従体部収納室18に仕切り、箱ケース1の底部側となる第2の下フラップ3aの一部を立ち上がらせ形成した支持板31により主体部収納室17に収納されたモータ部11に対応する仕切板19部分を支持したので、一枚の仕切板19で仕切り、支持板31を第2の下フラップ3aを立ち上げ形成することにより、部品点数を削減することができるとともに、仕切板19の補強ができ、梱包才数の削減も図ることができる。
【0027】
また、仕切板19のポール部13側がふたまた上になるように上下2分し、下方側の仕切り19bをガード部16の外方に沿わせて支持し、上方側の仕切り19aはポール部13上を横切り、端部でポール部13の端部を囲み箱ケースの内側角部に対応させたので、主体部9の下端部が保護されるとともに、ポール部13が上方側の仕切り19aで押さえられるので、こすれや遊びが防止され、さらに箱ケース1の角部の補強を行うことができる。
【0028】
また、仕切板19の端部に折曲部22を設け、第1の壁25と第2の壁26の2重壁を形成し、第1の壁25にはモータ部11の後部が挿入される第1の挿入孔27を設け、第2の壁26にはモータ部11の後端部が当接する当接片28を残存させた第2の挿入孔30を設けたので、モータ部11の後端部の緩衝が良くなりモータ部11を衝撃に対し十分に保護することができる。
【0029】
また、箱ケース1上部側の内フラップとなる第2の上フラップ3bに補強片33を形成し、箱ケース1とともに空間部35を形成し、補強片33の端部でモータ部11に対応する仕切板19を支持したので、モータ部11の横方向への移動を阻止することができるとともに、空間部35部分の補強を行うことができる。
【0030】
また、箱ケース1の上部側壁となる第2の側壁3に設けられる取手用開口部36を封凾用テープ8の近傍に開口したので、取手用開口部36が封凾用テープ8により補強され取手用開口部36の破れを防止することができる。
【0031】
(実施例2)
図8および図9に示すように、上部側外フラップを形成する第1の上フラップ2bおよび第3の上フラップ4bに封凾用テープ8の貼付部40より反封凾側にずらした位置に対応して、上部側内フラップを形成する第2の上フラップ3bおよび第4の上フラップ5bに斜めに切り込みを入れ係合孔41を形成している。係合孔41に係合する係合爪42を上部側外フラップを形成する第1の上フラップ2bおよび第3の上フラップ4bの封凾テープ8の貼付部40より反封凾側に位置をずらして斜めに折り曲げることにより係合するように設け、係合孔41と係合爪42によりフラップ係止手段43を形成し箱ケース1Aを構成する。
【0032】
上記構成において、家庭等で使用していた扇風機の使用シーズンが済んで保管するときには、箱ケース1Aを開口し、内部に扇風機を収納したのち、上部側内フラップを形成する第2の上フラップ3bおよび第4の上フラップ5bで蓋をするとともに、その上に上部側外フラップを形成する第1の上フラップ2bおよび第3の上フラップ4bを重ね、第1の上フラップ2bおよび第3の上フラップ4bに設けた係合爪42を折り曲げ、第2の上フラップ3bおよび第4の上フラップ5bに設けた係合孔41に差し込み係止する。
【0033】
このとき、係合爪42は、第1の上フラップ2bおよび第3の上フラップ4bの封凾用テープ8の貼付部40より位置を反封凾側に設けられていることにより、箱ケース1Aを取扱う、梱包時および開梱時に接触することも少なく、外方が加わることがなくなり、ダンボール製の係合爪42がはがれたり、つぶれたりして変形することがなく、容易に差し込むことができる。
【0034】
このように本発明時の実施例2の扇風機の梱包装置によれば、箱ケース1Aの上部側外フラップに封凾用テープ8の貼付部40より反封凾側に位置をずらして上部側内フラップに設けた係合孔41に係合できる係合爪42を設けフラップ係止手段43を構成したので、家庭等において、扇風機の使用シーズンが済み、箱ケース1A内に扇風機を収納して保管するとき、係合孔41に係合爪42を係合する簡単な作業により箱ケース1Aの蓋部分の係止を行うことができ、箱ケース1Aの蓋部分を係止するのに封凾用テープを用いる必要がなくなるとともに、封凾テープの用意をしておくわずらわしさがなくなる。
【0035】
また、上部側外フラップに設けられる係合爪42が封凾用テープ8の貼付部40となる角部より内側に設けられることとなり、係合爪42がつぶれたりすることが防止される。
【0036】
(実施例3)
図10に示すように、箱ケース1Bの底部側フラップを立ち上がらせ形成する支持板に代えて、仕切板19と箱ケース1Bの内面間に、箱ケース1Bとは別個に形成した、ダンボール紙を断面が方形状となるように折り曲げ形成した支持材44を介在させる構成とする。
【0037】
上記構成において、支持材44は仕切板19と箱ケース1Bの内面間に設けることにより、仕切板19は接触面積を大きく形成することが可能な支持材44により支持されることとなる。
【0038】
このように本発明の実施例3の扇風機の梱包装置は箱ケース1Bの底部側フラップを立ち上がらせ形成する支持板に代えて、支持材44を別個に設けたので、フラップを立ち上がらせ形成する場合に比較して、組立性が良くなるとともに、支持材44を強固に形成することができる。
【0039】
なお、実施例3では支持材44をダンボール紙を断面が方形状となるように折り曲げ形成したものとしたが、支持材44はこの形状に限定されるものでないことはいうまでもない。
【0040】
(実施例4)
図11に示すように、箱ケース1Cの上側内フラップに形成される補強片に代えて箱ケース1Cに設けた取手用開口部36に連通する開口45を有し、箱ケース1Cと別個に形成したほぼ箱形状のダンボール製の補強箱46を仕切板19と箱ケース1C間に設ける構成とする。
【0041】
上記構成において、補強箱46は仕切板19と箱ケース1Cの内面間に設けることにより、取手用開口部36より異物が侵入しても、補強箱46内にとどまり、箱ケース1C内に侵入して梱包品の扇風機を損傷することがなくなる。
【0042】
このように本発明の実施例4の扇風機の梱包装置によれば箱ケース1Cの上側内フラップに形成される補強片に代え、ほぼ箱形状の補強箱46を別個に設けたので、取手用開口部36より異物が侵入しても補強箱46内にとどまり、箱ケース1C内に梱包されている扇風機を損傷することがないとともに、仕切板19を支える強度も向上させることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明によればネック部を介してモータ部を支持するポール部よりなる主体部と前記ポール部を支持するベース部と羽根およびガードよりなる従体部とに分割される扇風機を梱包するダンボール製の箱ケースと、この箱ケースの内部を主体部収納室に区画する仕切板と、前記箱ケースの底部側のフラップを前記従体部収納室内に立ち上がらせ形成した支持板とを備え、前記支持板により前記主体部収納室に収納されるモータ部に対応する前記仕切板部分を支持する構成としたので、部品点数を削減することができ、また、仕切板の補強ができ梱包才数の削減も図ることができる扇風機の梱包装置を提供できる。
【0044】
また、仕切板のポール部側がふたまた状となるように上下2分し下方側仕切りをガードの外方に沿わせ、端部を箱ケースの内壁に当接させ、上下側仕切りはポール部上を横切り端部を前記ポール部の下端部を囲むようにして前記箱ケースの内側角部に対応させたので、主体部の下端部が保護されるとともにポール部の遊びによるこすれが防止され、さらに、箱ケースの角部の補強を行うことができる。
【0045】
また、モータ部の前部と上部および後部を囲むように仕切板に形成される折曲部の前部側には前部モータ部の前部側の軸受部分が嵌挿される嵌挿部を設け、前記モータ部の後部側に対応する部分を第1と第2の壁によりなる2重壁を形成し、前記2重壁の第1の壁に前記モータ部の後部が挿入される第1の挿入孔を設け、第2の壁に前記モータ部の後端部に当接する当接片を残存させた状態の第2の挿入孔を設けたので、モータ後端部に対する緩衝が良くなりモータ部を衝撃に対し十分に保設することができる。
【0046】
また、箱ケースの上部側内フラップに支持板と同一長さ位置に切り込みを設けて補強片を形成し、前記支持板とほぼ平行となるように折り曲げ、前記箱ケースとともに空間部を形成し、端部でモータ部に対応する仕切板を支持す構成としたので、モータ部の横方向への移動を阻止できるように補強を行うことができる。
【0047】
また、モータ部側となる箱ケースの上側壁に、この上側側壁と補強片間に形成される空間に臨み開口される取手用開口部を設け、前記取手用開口部が前記箱ケースの封凾用テープの近傍に開口する構成としたので、取手用開口部の破れを防止することができる。
【0048】
また、箱ケースの上部側外フラップに封凾用テープの貼付位置より反封凾側に位置をずらして上部側内フラップに設けた係合孔に係合できる係合爪を形成し、保管時のフラップ係止手段を構成したので、係合爪がつぶれたりすることが防止され、簡単な作業により箱ケースの蓋部分を係止することができる。
【0049】
また、箱ケースの底部側フラップを立ち上がらせ形成する支持板に代えて仕切板と箱ケース内面間に前記箱ケースとは別個に形成した支持材を介在させたので、組立性が良くなるとともに、支持材を強固に形成することができる。
【0050】
また、箱ケースの上側内フラップに形成される補強片に代えて箱ケースに設けた取手用開口部に連通する開口を有し、前記箱ケースと別個に形成した補強箱を設けたので、取手用開口部から異物が侵入しても異物は補強箱内にとどまり箱ケース内に梱包された扇風機が損傷するのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の扇風機の梱包装置の梱包時の内部状態を示す上面図
【図2】同扇風機の梱包装置の羽根、ガードの梱包時の状態を示す斜視図
【図3】同扇風機の梱包装置の箱ケースの展開図
【図4】同扇風機の梱包装置の仕切板の展開図
【図5】同扇風機の梱包装置のモータ部を囲む仕切板の状態を示す上面図
【図6】同扇風機の梱包装置の補強片による補強状態を示す斜視図
【図7】同扇風機の梱包装置の封凾用テープと取手用開口部の関係を示す斜視図
【図8】(イ)本発明の実施例2の扇風機の梱包装置の箱ケースの展開図
(ロ)同係合爪の拡大図
【図9】同扇風機の梱包装置の梱包時の状態を示す斜視図
【図10】本発明の実施例3の扇風機の梱包装置の支持材部分の状態を示す拡大斜視図
【図11】本発明の実施例4の扇風機の梱包装置の補強箱部分の状態を示す拡大斜視図
【図12】従来の扇風機の包装箱に扇風機を挿入した状態を示す平面図
【図13】同扇風機の包装箱の分解斜視図
【図14】同の他の扇風機の梱包装置の梱包時の内部状態を示す平面図
【符号の説明】
1 箱ケース
1A 箱ケース
1B 箱ケース
1C 箱ケース
8 封凾用テープ
9 主体部
10 従体部
11 モータ部
12 ネック部
13 ポール部
14 ベース部
15 羽根
16 ガード部
17 主体部収納室
18 従体部収納室
19 仕切板
19a 上方側の仕切り
19b 下方側の仕切り
22 折曲部
23 軸受部分
24 嵌挿部
25 第1の壁
26 第2の壁
27 第1の挿入孔
28 当接片
30 第2の挿入孔
31 支持板
32 切り込み
33 補強片
35 空間部
36 取手用開口部
40 貼付部
41 係合孔
42 係合爪
43 フラップ係止手段
44 支持材
45 開口
46 補強箱

Claims (8)

  1. ネック部を介してモータ部を支持するポール部よりなる主体部と、前記ポール部を支持するベース部と羽根およびガードよりなる従体部とに分割される扇風機を梱包するダンボール製の箱ケースと、この箱ケースの内部を主体部収納室と従体部収納室に区画する仕切板と、前記箱ケースの底部側のフラップを前記従体部収納室内に立ち上がらせ形成した支持板とを備え、前記支持板により前記主体部収納室に収納されるモータ部に対応する前記仕切板部分を支持する構成とした扇風機の梱包装置。
  2. 仕切板のポール部側がふたまた状となるように上下2分し、下方側仕切りをガードの外方に沿わせ端部を箱ケースの内壁に当接させ、上方側仕切りはポール部上を横切り、端部を前記ポール部の下端部を囲むようにして前記箱ケースの内側角部に対応させた請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  3. モータ部の前部と上部および後部を囲むように仕切板に形成される折曲部の前部側には前記モータ部の前部側の軸受部分が嵌挿される嵌挿部を設け、前記モータ部の後部側に対応する部分を第1と第2の壁によりなる2重壁に形成し、前記2重壁の第1の壁に前記モータ部の後部が挿入される第1の挿入孔を設け、第2の壁に前記モータ部の後端部に当接する当接片を残存させた状態の第2の挿入孔を設けた請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  4. 箱ケースの上部側内フラップに支持板と同一長さ位置に切り込みを設けて補強片を形成し、前記支持板とほぼ平行となるように折り曲げ、前記箱ケースとともに空間部を形成し、端部でモータ部に対応する仕切板を支持する構成とした請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  5. モータ部側となる箱ケースの側壁に、この側壁と補強片間に形成される空間に臨み開口される取手用開口部を設け、前記取手用開口部が前記箱ケースの封凾用テープの近傍に開口する構成とした請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  6. 箱ケースの上部側外フラップに封凾用テープの貼付部より反封凾側に位置をずらして上部側内フラップに設けた係合孔に係合できる係合爪を形成し、保管時のフラップ係止手段を構成した請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  7. 箱ケースの底部側フラップを立ち上がらせ形成する支持板に代えて仕切板と箱ケース内面間に前記箱ケースとは別個に形成した支持材を介在させた請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  8. 箱ケースの上側内フラップに形成される補強片に代えて箱ケースに設けた取手用開口部に連通する開口を有し、前記箱ケースと別個に形成した補強箱を設けた請求項1記載の扇風機の梱包装置。
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