JP4054357B2 - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン Download PDF

Info

Publication number
JP4054357B2
JP4054357B2 JP2006229950A JP2006229950A JP4054357B2 JP 4054357 B2 JP4054357 B2 JP 4054357B2 JP 2006229950 A JP2006229950 A JP 2006229950A JP 2006229950 A JP2006229950 A JP 2006229950A JP 4054357 B2 JP4054357 B2 JP 4054357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
fluctuation
winning
voltage
random number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006229950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006312099A (ja
Inventor
公人 安藤
Original Assignee
株式会社オリンピア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリンピア filed Critical 株式会社オリンピア
Priority to JP2006229950A priority Critical patent/JP4054357B2/ja
Publication of JP2006312099A publication Critical patent/JP2006312099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4054357B2 publication Critical patent/JP4054357B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

この発明は、遊技機に関し、特に不正行為の実行を抑制できる遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機にはメダルの投入口が設けられており、遊技者は所定の枚数のメダルを投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
従来の遊技機の動作は次のようなものであった。
先ず、スタートスイッチが操作されることにより、スタートスイッチがONとなる。これを受けて遊技機内部の入賞抽選手段により抽選処理が行われる。ここで所定の役に当選すると入賞フラグがセットされる。回転リールの回転が開始する。ストップスイッチが操作されることにより、ストップスイッチがONとなる。そして、対応する回転リールの回転が停止する。全部の回転リールに対応するストップスイッチの操作が行われた後、入賞フラグ成立中に当該入賞フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞が確定したか否かが判定される。入賞が確定したと判定された場合、入賞図柄に相当するメダルが払い出される。
抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。つまり、抽選処理において当選しているときのみ所定の条件の下で図柄が揃い入賞することにより、メダルが払い出されるが、当選しないときはストップスイッチをどのように操作してもメダルが払い出されることはない。これはメダルの払い出しを一定確率に保つためである。これを実現するため抽選処理において乱数発生器が用いられている。
遊技機の乱数発生器は例えばカウンタを用いて乱数を擬似的に発生させるものであった。この場合に発生する乱数はある程度の規則性をもち、そのため予測可能な面があった。遊技者がスタートスイッチを巧みに操作することにより抽選確率を予め定められた値以上にする可能性を否定できなかった。
そこで、本発明は、スタートスイッチの操作によっても特定の乱数を取得できることがなく、抽選確率の点で特定の遊技者が有利にならない遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、遊技者が操作するスタートスイッチの信号に基づき抽選を行い、当該抽選結果に基づき入賞判定を行う入賞抽選手段を備えるスロットマシンにおいて、前記入賞抽選手段は、前記スタートスイッチの信号を受け、前記スタートスイッチの信号に揺らぎを加えて出力する揺らぎ発生器を含み、前記入賞抽選手段は前記揺らぎ発生器の出力に基づき抽選を行い、
前記揺らぎ発生器は、与えられたタイミング信号に基づき前記スタートスイッチの信号を抽出して出力する揺らぎ回路と、前記揺らぎ回路に前記タイミング信号を供給する電圧制御発振器と、時間経過又は温度変化に伴い変化する制御電圧を前記電圧制御発振器に供給する電圧発生部とを備え、
前記電圧発生部は、時刻信号に基づき前記制御電圧を生成し、
前記電圧制御発振器は前記制御電圧に基づき発振周波数を変化させるものである。
例えば、前記時刻信号のビットを入れ替えたものに基づき前記制御電圧を生成するようにしてもよい。
例えば、前記電圧発生部は、モータ又はソレノイドコイルが負荷として接続されている回路の電圧に基づき前記制御電圧を生成するようにしてもよい。
この発明によれば、抽選に用いる信号に揺らぎを持たせることにより抽選の際の乱数発生に対する人為的な影響を軽減できる。したがって、意図的に入賞を狙うことや不正行為を防止できる。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は、発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)の正面図である。
スロットマシン10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、スロットマシン10の正面で略中央の位置に設けられている。
スロットマシン10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
スロットマシン10の内部には、図示していないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置が内蔵されている。制御装置は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで動作し、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。
スタートスイッチ30は、前述のように回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(RepIay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ50は、前述のようにリールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40の回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると、ホッバーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
前述の制御装置は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御する際に、予め定めた抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行う入賞抽選手段を含む。この入賞抽選手段による抽選結果が入賞である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
図2は入賞抽選手段のブロック図である。入賞抽選手段は制御装置に含まれ、当該装置は、具体的にはメイン基板のROMに記憶されたプログラムを同上のCPUが実行することにより及び/又はハードウエアにより実現される。入賞抽選手段は、図2に示すように、揺らぎ発生器1、乱数発生器2、乱数抽出器3、判定部4、及び、入賞判定テーブル5を含む。なお、入賞抽選手段の構成は図2に示したものに限定されない。
揺らぎ発生器1はスタートスイッチ30からの信号を受け、これに揺らぎを加えて出力するものである。この詳細は後述する。
乱数発生器2は、入賞抽選用の乱数を所定の領域内で発生させるものである。例えば、0〜一定数の範囲において任意の数値を所定の確率で発生させる。
乱数抽出器3は、乱数発生器2が発生する乱数を所定の条件(例えば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するものである。乱数発生器2は所定間隔で連続的に乱数を発生させているが、そのうちの一部が乱数抽出器3により抽出される。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
入賞判定テーブル5は、乱数発生器2がとる乱数の全領域に対応して、各入賞態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を入賞1、入賞2、・・・というように設定する。
判定部4は、乱数抽出器3が抽出した抽出乱数データを、入賞判定テーブル5の抽選確率データと参照する。すなわち、当該抽出乱数データを、乱数発生器2がとる乱数の全領域中の各入賞態様ごとに区分された入賞判定領域データそれぞれと照合し、当該抽出乱数データが属する入賞態様に対応する当選を決定するものである。例えば、抽出された乱数の数値が、入賞判定テーブル5のどの区分(領域)に属するか調べ、その区分が例えば入賞1の区分であれば「入賞1」と判定される。同様に、抽出された乱数の数値が入賞判定テーブル5の外れの区分(領域)に属すれば「外れ」と判定される。
抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。
入賞抽選はスタートスイッチ30の押下信号に基づいて行われるが、本発明の実施の形態では当該押下信号をそのまま使用するのではなく、揺らぎ発生器1により当該押下信号に揺らぎを与えた後の信号を使用することを特徴とする。このことを図3を参照して説明する。
図3(a)はスタートスイッチ30の押下信号と揺らぎ発生器1が出力する乱数抽出命令の関係を示すタイミングチャートである。揺らぎ発生器1はスタートスイッチ30の押下信号から遅延Tだけ遅れた信号を出力する。この乱数抽出命令により乱数が抽出される。抽出するタイミングが異なれば乱数抽出器3で抽出される乱数も異なってくる。遅延Tは一定値ではなく、スタートレバー30の押下ごとに毎回異なる値をとるので、抽出される乱数値を予測することはより困難となる。このように揺らぎ発生器1を設けることにより、たとえ乱数発生器2による乱数が一様でなく、仮に一定の規則性をもち予測可能な面があったとしても、抽選に用いられる乱数を予測することはできなくなる。遊技者が一定のタイミングでスタートスイッチ30を操作したところで抽選確率を所定値以上にすることはできないのである。
これに対し、図3(b)に示すように従来はスタートレバー押下信号をそのまま用いて乱数を抽出していたので、乱数発生器2による乱数が一様でなく、仮に一定の規則性を持つ場合には抽選に用いられる乱数を予測する可能性を否定できなかった。
これに対し、図2の入賞抽選手段によれば、抽選処理において遊技者自身が抽選を行う意味でスタートレバー押下信号を用いるが、揺らぎ発生器1により乱数取得の際に当該信号にさらに揺らぎを持たせることにより、遊技機外部からはタイミングが取れない。したがって、不正行為などは困難になる。
遅延Tを発生させる具体的な手法として、公知のアルゴリズム(モンテカルロ法など)を用いたり、熱雑音を用いた物理的な乱数を利用することができる。遅延Tは完全にランダムで一様の分布をすることが望ましいが、実用上はそれぞれの遅延Tが所定の割合で発生するものでも差し支えない。ハードウエアで揺らぎ発生器1を実現した例を図4に示す。
図4において、110−1,110−2は信号を遅延させるためのタイミング信号を発生する第1及び第2発振回路である。揺らぎ発生器1に入力された信号は発振回路110−1,110−2で発生されたタイミング信号(図4ではこれらの合成信号)に基づき所定時間だけ遅延される。発振回路110−1,110−2は、抵抗、キャパシタ、インダクタの一部又は全部を組み合わせた回路要素に基づき所定の周波数の信号を発振して出力するものであって、前記回路要素の各構成素子の少なくとも一部は温度変化によりその定数が変化するものである。このため遅延時間Tは変動し、その予測は困難である。この各構成素子の定数の変化は、設計上予定されていたものに限らず、製造上で生じた(結果として生じた)ものも含む。例えば、抵抗の定数やコンデンサの容量の製造上のばらつきやその温度依存性も含む。
このような発振回路110−1,110−2をあえて採用したのは、外部からの信号に対して揺らぎを持たせることにより、抽選の際に特定の数値を狙いづらくするためである。正確な周期でカウンタ回路のカウンタを行い、外部からの入力信号で数値を取り出す回路は、その周期が正確であればあるほど外部から狙い撃ちができてしまう。抽選に係るカウンタ回路が正確な周期でカウントする場合でも、外部からの入力信号に揺らぎを持たせることにより狙い撃ちをすることは難しくなる。ハードウエアで揺らぎを発生させることによりソフトウエア及びCPUの負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態における揺らぎの発生手法は、正確な発振器を使用しない点にある。つまり、温度ドリフトや製品ごとの性能のばらつきなど、従来は許容されなかった特性を逆に利用したのである。しかも、本発明の実施の形態において不正確な発振回路を2つ用意し、これらの出力を合成したものに基づき遅延時間Tを定めるようにしたので、より一層狙いづらくすることができる。
なお、抽選に係る乱数のカウントが[ns]オーダーであるのに対して、外部からの信号の揺らぎ時間を[ms]オーダーにすることで、揺らぎの効果をより一層高めることができる。
図4において、111は2つの発振回路110−1、110−2の出力を合成する合成部、112は外部からの信号を一定時間だけ遅延させる遅延回路(例えばローパスフィルタ、CR積分回路)、113は遅延された外部からの信号に基づきパルスを発生するパルス回路(例えばフリップフロップ回路)、114はパルス回路113で発生されたパルスを合成部111のクロックでラッチして出力する揺らぎ回路(例えばフリップフロップ回路)である。図4の回路による遅延時間は、遅延回路112による遅延時間に、合成部111のクロックでラッチするまでの時間を加えたものである。
発振回路の一例を図5に示す。インバータINV1、コンデンサC1、抵抗R1により第1発振回路110−1が構成され、インバータINV2、コンデンサC2、抵抗R2により第2発振回路110−2が構成される。インバータINV1,INV2はヒステリシス付のシュミットトリガ素子である。ダイオードD1、D2は合成部111を構成する。図5の回路はコンデンサと抵抗の充放電を利用して発振させるものであるが、その周波数はコンデンサと抵抗による時定数に依存する。抵抗の定数、コンデンサの容量には製造上や温度上昇でのばらつきが大きいために正確な周期での発振は得られない。また、ノイズ等の影響でICに入力される電圧が変われば一時的に発振する周期も変わる。そのため図5の回路は信頼性を要求される産業用機器において用いられることはないが、揺らぎを発生させるためには却って好適である。
図4の装置の動作について、図6及び図7のタイミングチャートを参照して説明を加える。図6は第1発振回路110−1の出力CLK1、第2発振回路110−2の出力CLK2及びこれらを合成した出力(合成部111の出力)CLK3を示す。図7は遅延回路112の入出力、パルス回路113の出力及び揺らぎ回路114の出力とCLK3の関係を示したものである。
図6において、第1発振回路110−1の周期tc1は、第2発振回路110−2の周期tc2の約2.5倍である。合成部111でCLK1とCLK2の論理積(論理和など他の演算でもよい)をとっているので、その出力は図6のCLK3のようになる。すなわちCLK1の周期tc1において1つまたは2つのパルスが出力される。このためCLK1は複雑な波形をしている。このような波形を得るためにはtc1をtc2の整数倍+端数(0.3,0.5,0.7など)とすればよい。しかも、前述のようにtc1とtc2は一定ではなく、温度に依存して変動する。このためCLK3は不規則なパルスと呼ぶことができる。
図7において、入力信号は遅延回路112において一定時間の遅延を受ける。遅延回路112の立下りのタイミングにおいてパルス回路113のフリップフロップがリセットされ、その出力が立ち下がる。そして、パルス回路113において入力信号が保持される。その後、CLK3の立ち上がりタイミングで揺らぎ回路114の出力にパルスが発生される。同時にパルス回路113のフリップフロップがセットされ、その出力が立ち上がる。入力信号の立下りから出力信号の立下りまでが遅延時間であるが、図7に示す各遅延時間td1、td2、td3は、CLK3に従ってまちまちの値をとる。CLK3は不規則なパルスであるから各遅延時間td1、td2、td3は不規則に揺らいでいると言える。
次に、上記構成を備えたスロットマシンの動作の概略について図8及び図9に示したフローを用いて説明する。
先ず、図8に示すステップS1において、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップS2に進む。
ステップS2において、図2の入賞抽選手段により抽選処理が行われる。そして、次のステップS3に進む。
ステップS3において、回転リール40の回転が開始する。そして、次のステップS4に進む。
ステップS4において、ストップスイッチ50が操作されることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そして、次のステップS5に進む。
ステップS5において、回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップS6に進む。
ステップS6において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場合、次のステップS7に進む。
ステップS7において、入賞フラグ成立中に当該入賞フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞が確定したか否かが判定される。そして、入賞が確定したと判定された場合、次のステップS8に進む。
ステップS8において、入賞図柄に相当するメダルが払い出される。そして、次のステップS9に進む。
ステップS9において、BBゲームやRBゲームの特別遊技に入賞確定した際、当該特別遊技の入賞確定回数が一つ増えた状態で、カウントされる。
上述したステップS2の抽選処理について図9のフローを用いて説明する。
ステップS10において、入賞抽選手段の揺らぎ発生器1によりスタートスイッチ押下信号に揺らぎを加える。そして、次のステップS11に進む。
ステップS11において、乱数発生器2により発生された乱数の中から揺らぎの加えられた信号に基づき乱数抽出器3により乱数が抽出される。そして、次のステップS12に進む。
ステップS12において、抽出された乱数が乱数抽出器3の内部に記憶される。そして、次のステップS13に進む。
ステップS13において、判定器4により、抽出された乱数と、入賞判定テーブル5の入賞判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップS14に進む。
ステップS14において、判定器4により、抽出された乱数が、入賞判定テーブル5のどの入賞態様に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップS15に進む。
ステップS15において、抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、抽選処理が終了する。
発明の実施の形態1によれば、遊技者自身が抽選を行う意味でスタートレバー押下信号を用いるが、乱数取得の際に当該信号にさらに揺らぎを持たせることにより、遊技機外部からはタイミングが取れない。したがって、意図的に入賞を狙うことや不正行為は困難になる。
発明の実施の形態2.
発振回路として、発振周波数が印加電圧によって変化する電圧制御発振器(voltage-controlled oscillator, VCO)を用いてもよい。これを用いた例を図10に示す。周波数に揺らぎをもたせるためには、電圧制御発振器120−1、120−2の制御電圧を不規則に変動させればよい。例えば、電源電圧(交流100V)は揺らいでいるからこれを検出して制御電圧として与えてもよいし、モータやソレノイドコイルなどが負荷として接続されてしばしば電圧が変動する回路の電圧を検出してもよい。あるいは時間経過に伴い変化する信号を制御電圧として与えてもよい。時刻信号がデジタルであれば、時間による電圧変化を不規則にするために時刻信号のビットを入れ替えたうえでD/A変換するようにしてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
遊技機(スロットマシン)の正面図である。 発明の実施の形態に係る遊技機の入賞抽選手段のブロック図である。 図3(a)は発明の実施の形態に係るスタートスイッチの押下信号と揺らぎ発生器が出力する乱数抽出命令の関係を示すタイミングチャートであり、同図(b)は従来のタイミングチャートである。 発明の実施の形態1に係る揺らぎ発生器のブロック図である。 発振器の回路図(一例)である。 タイミング信号の説明図である。 発明の実施の形態に係る揺らぎ発生器の動作説明図(タイミングチャート)である。 遊技機の動作の概略を示すフローチャートである。 発明の実施の形態に係る抽選処理を示すフローチャートである。 発明の実施の形態2に係る揺らぎ発生器のブロック図である。
符号の説明
1 揺らぎ発生器
2 乱数発生器
3 乱数抽出器
4 判定部
5 入賞判定テーブル
10 スロットマシン
11 筐体
12 表示窓
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
30 スタートスイッチ
31 コネクタ
32 処理・表示部
33 コネクタ
40 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄
62 液晶表示部
100 メダル投入口
110 発振回路
111 合成部
112 遅延回路
113 パルス回路
114 揺らぎ回路
120 電圧制御発振回路
121 電圧発生部
304 メダル払い出し口
311 メダル受け部(下皿)

Claims (2)

  1. 遊技者が操作するスタートスイッチの信号に基づき抽選を行い、当該抽選結果に基づき入賞判定を行う入賞抽選手段を備えるスロットマシンにおいて、前記入賞抽選手段は、前記スタートスイッチの信号を受け、前記スタートスイッチの信号に揺らぎを加えて出力する揺らぎ発生器を含み、前記入賞抽選手段は前記揺らぎ発生器の出力に基づき抽選を行い、
    前記揺らぎ発生器は、与えられたタイミング信号に基づき前記スタートスイッチの信号を抽出して出力する揺らぎ回路と、前記揺らぎ回路に前記タイミング信号を供給する電圧制御発振器と、時間経過又は温度変化に伴い変化する制御電圧を前記電圧制御発振器に供給する電圧発生部とを備え、
    前記電圧発生部は、時刻信号に基づき前記制御電圧を生成し、
    前記電圧制御発振器は前記制御電圧に基づき発振周波数を変化させることを特徴とするスロットマシン
  2. 前記時刻信号のビットを入れ替えたものに基づき前記制御電圧を生成することを特徴とする請求項1記載のスロットマシン
JP2006229950A 2006-08-26 2006-08-26 スロットマシン Expired - Fee Related JP4054357B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006229950A JP4054357B2 (ja) 2006-08-26 2006-08-26 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006229950A JP4054357B2 (ja) 2006-08-26 2006-08-26 スロットマシン

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003174130A Division JP2005006866A (ja) 2003-06-18 2003-06-18 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006312099A JP2006312099A (ja) 2006-11-16
JP4054357B2 true JP4054357B2 (ja) 2008-02-27

Family

ID=37533809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006229950A Expired - Fee Related JP4054357B2 (ja) 2006-08-26 2006-08-26 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4054357B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006312099A (ja) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4268513B2 (ja) 遊技機
JP5995908B2 (ja) 遊技機
JP6050707B2 (ja) スロットマシン
JP2013078504A (ja) 遊技機
JP2006034722A (ja) 遊技機
JP4054357B2 (ja) スロットマシン
JP4409908B2 (ja) スロットマシン
JP5995907B2 (ja) 遊技機
JP4799147B2 (ja) 遊技機
JP4848064B2 (ja) 遊技機
JP5957842B2 (ja) 遊技機
JP2005006866A (ja) 遊技機
JP2008149160A (ja) 遊技機の制御装置
JP4663025B2 (ja) スロットマシン
JP4054286B2 (ja) スロットマシン
JP4818445B2 (ja) スロットマシン
JP4054293B2 (ja) スロットマシン及びスロットマシンの入賞判定方法並びにプログラム
JP7481682B2 (ja) 遊技機
JP2006280459A (ja) 遊技機
JP6229765B2 (ja) 遊技機
JP2005000499A (ja) 遊技機
JP6229764B2 (ja) 遊技機
JP2009056203A (ja) コインの投入がなされるスロットマシン
JP2020072846A (ja) 遊技機
JP2975446B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070405

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees