JP4051346B2 - 直流誘導ショートパッチアンテナ - Google Patents

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Description

(関連出願)
本出願は、米国仮出願シリアルNo.60/354003(出願日2002年1月23日)に基づき優先権主張を行っている。本出願は、発明の名称が「小型化されたPIFA(MINIATURIZED REVERSE-FED PLANAR INVERTED-F ANTENNA)」であり、グレッグ、エス、メンドリアとジョン、ダットンとウィリアム、イー、マッケンジー3世らによる、米国仮出願シリアルNo.60/352113(出願日2002年1月23日)と米国仮出願シリアルNo.60/354697(出願日2002年2月4日)に関連するものである。そして、これらの出願は、それらの全部を参照することにより、ここにこれによって組み入れられている。
本出願は、発明の名称が、「低周波数強化周波数選択面の技術と応用(LOW FREQUENCY ENHANCED FREQUENCY SELECTIVE SURFACE TECHNOLOGY AND APPLICATIONS)」であり、ウィリアム、イー、マッケンジー3世と、グレッグ、エス、メンドリアと、ロドルフォ、イー、ディアズによる、米国仮出願シリアルNo.60/310655(出願日2001年8月6日)に関連するものである。そして、この出願は、それを全部参照することにより、ここに組み入れられている。
本発明は、一般にアンテナに関するものである。特に、本発明は、板状逆Fアンテナ(reverse-fed planar inverted F-type antenna : PIFA)に関するものである。
あらゆる世代の通信装置も、前の世代より物理的に小さくなるよう設計されている。寸法が小さいことは、物理的寸法と重量を減少させ、使用者の利便性を向上するため好ましいことである。
多くの通信装置は、民生用に設計され、製造されている。これらには、コードレス電話機やハンディータイプのラジオや個人用携帯型情報端末やラップトップコンピュータのような無線機器が含まれている。すべての民生品と同様に、これらの無線機器も低コストに製造及び使用ができるよう設計されなければならない。
コードレス電話機や個人用携帯型情報端末やラップトップコンピュータのような無線機器の製造者は、コスト低減圧力や極限の寸法が与えられた製品内に、ほとんど余地を有さない。それらすべての機器は無線通信のためのアンテナを必要とする。それらの機器は、様々な周波数帯で操作するため、複数のアンテナをしばしば必要とする。アンテナを、パッケージやケースに組み込むことが、デザイン的にも、耐久性からも、寸法の面からも好ましい。
一般的に、そのような無線機器には、非常に小さいパッケージの中に回路配線が、かなりの量詰め込まれている。回路は、論理回路基板やRF回路基板を含むであろう。プリント回路基板は、アンテナへの高周波(radio frequency : RF)のグランドと考えることができる。そして、それは、回路を収納するケースにぴったりと収容されている。
このように、ぴったりと収納されたアンテナは、グランド面の極めて近くに位置することができるため、周波数同調ずれや周波数帯幅の減少及び効率の低下のような、不利な効果を起こすことなしに、効率よく使用をすることができるものである。アンテナのソリューションは、民生品に使用するために、経済性に優れるべきでもある。
小さな輪郭を有する様々なアンテナが開発されてきた。これらは、板状逆Fアンテナ(PIFA)と、ショートパッチのタイプと、蛇行ラインを含む様々な派生物を含むものである。しかしながら、現在のところ、それらのアンテナで、現在の設計目標を満たすものはない。その目標とは、効率的で、コンパクトで、グランド面から最大λ/60の高さの低い姿勢のアンテナを指定するものである。ここで、λは、対象となる周波数である。グランド面から最大2〜3mmの最大高さを有し、それゆえ、コンパクトな体積で最良の性能が要求される機器にとてもふさわしく、また、ブルートゥースSIG(Bluetooth Special Interest Group)により発行されるブルートゥース規格(Bluetooth Standard)や、電気電子学会(IEEE)により発行されるIEEE規格802.11bに従って動作するという、2.4GHzアンテナ特有の要求がある。
ブルートゥース規格の機器は、2.4GHz(λ=125mm)で動作する。存在するショートパッチアンテナは、一般に、λ/8〜λ/4の長さを有する。そのような用途に有用なアンテナは、λ/10程度の長さを有する必要がある。市販の2.4GHzアンテナの1つに、スカイクロス社から購入が可能であるスカイクロス社モデル222−0463がある。このアンテナの体積は3300mmである。これらの用途に有用なアンテナの体積は、300mm以下であることが望ましい。
小さな体積に加えて、ポータブル機器は、一般に出来るだけ軽量に設計されている。市販の表面装着可能な2.4GHzアンテナは、一般に5g以上である。スカイクロス社のモデル222−0463は、8.9gの重量である。これらの用途に有用なアンテナの重量は、1g以下であることが望ましい。
他のすべての機器と同様に、コストは、低減されることが望ましい。小型のパッチアンテナの公開された実施形態では、複数の金属層と複数のビアを用いて、蛇行ラインのような、緩慢な波線構造を作り出している。一例が、米国特許第5、790、080号に示されている。しかしながら、それらの用途に有用なアンテナは、組立コストを削減するために、パッチを構成するためのただ1層の金属層を用いるのみであり、そしてビアを用いていない。
設計者も、組立コストを減少するために、すべての部品が表面に実装できることを望んでいる。しかし、彼らはまた、使用可能な容積内で収まるような、低いプロファイルの部品も必要としている。この問題は、グランド面が一般的に望まれている表面実装アンテナの下に使用されている場合に悪化する。
好結果のアンテナは、グランド面に表面実装される予想を示して設計されることを必要とする。一般的な低姿勢2.4GHzアンテナは、スカイクロス社のモデル222−0463であり、その高さは3.56mmである。より低い高さのアンテナが望まれている。
(発明の概要)
はじめに、本実施形態は、直流(DC)誘導ショートパッチアンテナを提供するものである。他の実施形態において、放射素子と、グランド面と、フィードと、フィードと放射素子の間に位置し、グランド面への高周波(radio frequency : RF)ショートとを含む直流誘導(DCL)周波数選択面(FSS)を含むアンテナを提供するものである。
さらに、他の実施形態は、1対の連結した給電ラインを含む等価回路によりモデル化されるアンテナを提供する。そして、その連結ラインの各々は、偶数モード及び奇数モード固有インピーダンスと、偶数モード及び奇数モード実効誘電率により定められる。
さらに、他の実施形態は、グランド面と、グランド面上に配置される発泡基板と、発泡基板上に配置されるポリイミド層とを含むアンテナを提供する。
アンテナは、さらに、キャパシタンスとインダクタンスを定めるポリイミド層上に配置され、対象となる1以上の周波数の共振を起こす金属層を含む。
好ましい実施形態についての上述の説明は概説にすぎない。本節での内容は、本発明の範囲を定める請求の範囲を限定するものではない。
(発明の詳細な説明)
図面を参照して説明する。図1は、直流誘導周波数選択面(direct current inductive frequency selective surface : DCLFSS)構造の等価回路を示す図である。
直流誘導(DCL)周波数選択面(FSS)は、導体が周期的に形成された表面である。そして、それは図1(a)に示すような、インダクタ−の格子又はグリッド100を形成している。図示した例は、直角に交差するワイヤの同一面上のグリッドである。グリッド100の各々のワイヤは、固有のインダクタンスを有するインダクタ102としてモデル化できる。さらに、モデルが好適なサイズを有する必要な大きさにするため、ユニットセル104が定義される。
より詳細なモデル106が、図1(b)に示されている。モデル106において、キャパシタ108がインダクタ102に並列に付加され、DCLFSSの実際の実施形態における条件をモデル化している。通常は、ワイヤ間には寄生キャパシタンスが少量存在している。そしてそれは、インダクタンスをショートする働きをする。
さらにまた、ユニットセル112は、DCL全体への各々のワイヤの分配をモデル化している。DCLFSSは、ユニプレーンコンパクトフォトニックバンドギャップ(uniplanar compact photonic bandgap : UC−PBG)構造の例と同様に、この意図された等価回路を用いて設計することが可能である。例として、フェイ、ラン、ヤン、とクァン、ピン、マとヨン、クァンとタツオ、イトウの「ユニプレーンコンパクトフォトニックバンドギャップ構造とそのマイクロ波回路への応用(Uniplanar Compact Photonic Bandgap Structure and Its Application for Microwave Circuits)」(IEEEトランザクション、マイクロ波理論と技術、Vol47、No.8、1999年8月、1509〜1514頁)を参照のこと。背景となる追加情報例としては、仮出願番号60/310655(出願日2001年8月6日)、ウィリアム、イー、マッケンジー3世とグレッグ、エス、メンドリアとロドルフォ、イー、ディアズによる「低周波数が強化された周波数選択面技術と応用(LOW FREQUENCY ENHANCED FREQUENCY SELECTIVE SURFACE TECHNOLOGY AND APPLICATIONS)」がある。そして、この出願は、それを全部参照することにより、ここに組み入れられている。
図1(a)と図1(b)は、LとCの値が平面の両方向で均一である場合の等方性表面である。そしてそれは、そのような表面は、水平及び垂直方向に極性を有する電界の両方に対して同じ周波数応答を示すということを意味する。
水平方向の回路が無い場合には、周波数応答は、垂直電界極性に対してのみ維持され、FSSは異方性になるといわれる。しかしながら、より複雑なタイプの異方性が図1(c)に示されている。ここでは、ユニットセル116の蛇行ライン114が形成されている。
ところで、グランド面が、この有限の蛇行ライン114の近くに位置する場合には、構造は、正常に入力された場合にデュアルバンドアンテナとなる連結ラインと関連づけられた、偶数と奇数のモードを支持するだろう。現在開示された実施形態においては、DCL回路の1回転の蛇行ラインが用いられている。
本実施形態は、小型化されたデュアルバンドパッチアンテナに関するものである。第1実施形態において、アンテナは、いくつかの特徴的な装備により定義される。例として、第1実施形態では、パッチを形成するために、ただ1つの金属層が用いられている。好ましい実施形態は、2つのとても接近した連結ラインを伴う、1回転の蛇行ラインである。
給電ポストとグランドポストは、従来のショートしたパッチの設計を留めているため、給電ポストは、パッチの角に位置している。パッチを形成する金属の単一層は、並列にインダクタとキャパシタを組み込んでおり、無限の周期構造として接続された場合には、直流誘導周波数選択表面として振る舞う。
第1実施形態のアンテナの周囲における配線パターンは、DCLFSSユニットセル内の内側の配線パターンの幅の少なくとも2倍の幅を有する。これは、放射効率を著しく増加させることが明らかにされている。
図2は、DCLFSSショートパッチアンテナ200の第1実施形態の写真を示す図である。アンテナ200は、グランド面202と、誘電層204と、ポリイミド層206と金属被膜208とを含む。好適な製造方法であれば、どのような方法もアンテナ200の製造に用いて良い。寸法も、物理的要求や性能に応じて、図2に示すものから変化してもよい。
例として、アンテナ200は、一般的には、長方形の形状を有する。この長方形は、性能要求により従う特定の実装において要求されるであろう形状係数やアスペクト比が変化してもよい。
図2に示されるアンテナ200は、1mmの厚さのポリイミド層206上に、図2に示すパターンの金属被膜(metallization)208をプリントし、ポリイミド層206を2.0mmの厚さの発泡形成誘電層204を接着することにより製造される。
アンテナ200全体では、8.6mm×12.5mm×2.2mmの外形を占める。ポリイミドは、安価な圧力感応型接着剤を用いて発泡樹脂に接着することができる。その後、アンテナ200は、一般的なサイズが45mm×45mmのFR4グランド面202の角に取り付けられる。
図3は、図2のアンテナ200の正面図である。図3は、アンテナ200に用いられるDCLショートパッチパターンを示す図である。図3において、緑色領域302は導体であり、黄色領域304は、ポリイミドのようなフレキシブル基板である。
ショートパッチアンテナ又は板状逆Fアンテナ(PIFA)として動作するために、金属被膜208は、放射素子306を形成する。放射素子306は、放射部308と給電端310とグランド点312を有する。アンテナ200は、給電ピン314とRFショートピン316を含む。
図示された実施形態において、RFショートピン316は、給電ピン314とグランド点312との間に位置する。これは、アンテナ200の逆給電コンセプト(reverse-feeding)である。これは、グレッグ、エス、メンドリアとジョン、ダットンとウィリアム、イー、マッケンジー3世とにより同じ日に出願された仮特許出願である「小型化されたPIFA(MINIATURIZED REVERSE-FED PLANAR INVERTED-F ANTENNA)」の中で、より詳細に述べられている。そして、この出願は、それを全部参照することにより、ここに組み入れられている。
他の実施形態においては、より普通の給電技術が用いられている。ここでは、フィード314は、RFショート316と放射部308との間に位置する。
図2に示すように、給電ピンは、フレキシブルポリイミド基板上にエッチングにより形成された、プリント金属配線である。しかしながら、金属ピンやポストやストラップやロッドやネジやワイヤやリベット等のような、いかなる同様の長さ幅比の導電構造へも置換可能である。同様なことがRFショートピンにもいえる。
図3の実施形態も、交互嵌合部320のような交互嵌合部と、蛇行部322のような1以上の蛇行部との両方を含む。交互嵌合部において、一端でショートしている金属被膜の複数の指状部は、同様に一端がショートしている他の複数の指状部の近傍に位置している。蛇行部においては、金属被膜の同じラインの複数の転向部が近接して配置されている。交互嵌合部と蛇行部の両方は、DCLFSSのキャパシタンスとインダクタンスを調整するのに有用である。
図3からわかるように、両方の技術は、所望の性能の目標を得るために、アンテナ200において、繰り返し用いられている。ユニットセル324は、最下部の交互嵌合部と、その上の蛇行部と、さらに蛇行部の上の交互嵌合部とを含む。パッチは、そのようなユニットセル324の配列であり、幅方向に2つのユニットセルが並び、高さ方向に3つのユニットセルが並んでいる。
図示した実施形態は、単に典型的なものであるにすぎない。他の形式のユニットセルや構成も選択することができる。他の形式の選択は、有用性や性能や要求コストに依存することとなるであろう。また、設計は、シミュレーションや分析評価により実験的に選択されるであろう。
アンテナ200の全体に渡って、ライン幅と間隔は、設計規則や性能目標により選択されるだろう。図3の実施形態において、ライン幅と間隔のほとんどは、0.2mmに設定されている。
アンテナ200の外周の4つの垂直方向の配線と1つの水平方向の配線に沿って、ライン幅は0.4mmに設定されている。ユニットセルの周囲における、より広い0.4mm幅の配線を用いることは、いくつかの応用例に好ましい。なぜなら、それらは、均一の0.2mmの配線を使用する場合と比較してDCLショートパッチアンテナの放射効率を改善することがわかっているからである。
アンテナ200の上面の全体の大きさは、8.6mm×12.4mmである。
図3に示すDCLショートパッチアンテナのアンテナ効率を改善するために、上部周辺部に沿った配線の幅と同様に、周辺部の配線302と306の幅を増加させてもよい。そしてそれは、2対のDCL送電ラインをショートさせるものである。
これらの配線は、アンテナの共振周波数への大きな影響なしに、数mm(λ/40)まで増加させることが可能である。また、金属被膜の厚さを増加させることにより、アンテナの効率を改善することも可能である。
図4は、図2と図3のアンテナ200のリターンロスを示す図である。このアンテナは、2460MHz付近と5330Mhz付近との2つの非調波周波数で明らかに共振している。この測定は、45mm角のグランド面の角部に搭載されたアンテナ200を用いてなされたものである。
このように、アンテナ200は、5.1〜5.3GHz付近の802.11無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)周波数帯と同様に、2.400GHzから2.49GHzまでのブルートゥース周波数帯のアドレスによく適するものである。
製造されたアンテナの試験測定では、45mm角のグランド面の角部に装着した場合、好ましい実施形態の放射効率は、低い周波数帯(2460MHz)において、一般的に73%であった。
試験測定方法は、8.89cm(3.5インチ)角の導波路の形状のホイラーキャップ試験設備を採用した。19.05cm(7.5インチ)角のグランド面が、ホイラーキャップの底に形成されており、このより大きなグランド面は、SMAバレルコネクタを介し、45mm角グランド面に電気的に接続している。
アンテナ試験室にセットアップされたこの同じアンテナとグランド面の測定は、72%の最大放射効率を示した。そして、これは0.03dB以内と合致するものである。これらの測定された効率は、試験設備の5.08cm(2インチ)同軸ケーブルの0〜0.2dBのラインロスを含むものである。従って、実際のアンテナ効率は、ほぼ75%である。
DCLショートパッチアンテナ200は、全周波数シミュレーションツールを用いてモデル化される。
図5は、本シミュレーションに用いられたコンピュータモデルを示す図である。図5(a)は、シミュレートされたアンテナの等角図である。図5(b)は、シミュレートされたアンテナの正面図である。図5(c)は、シミュレートされたアンテナの断面図である。
本モデルは、図2と図3の実施形態とほぼ同じである。相違点は、アンテナ周囲のライン幅がより小さい0.2mmであることと、RFショートが、給電部から約2倍の距離に位置していることである。
シミュレートされたアンテナは、厚さ0で、10×14mmのとても小さなグランド面を有し、給電ポストを形成するワイヤの基礎に位置するシリーズ電圧電源により励起される。この電源も、50Ωの電源インピーダンスを有する。
図5に、底面積7.8mm×12mm、厚さ1.95mmであり、εr=1.2である発泡誘電体を含む他のシミュレーション条件が明記されている。ポリイミド層は、底面積7.8mm×12mm、厚さ0.05mmであり、εr=3.3である。金属パッチは、厚さ0の銅である。給電部は、半径0.02mmのワイヤであり、座標x=7.7mm、y=0.1mmに位置する。RFショートは、半径0.05mmのワイヤであり、座標x=7.7mm、y=4.1mmに位置する。
デュアルバンド操作が、比率2.13である2.27GHzと4.83GHz付近の共振を伴うシミュレーションで明らかにされる
図6は、低い周波数帯の共振周波数(2.27GHz)における、表面電流を示す図である。瞬間の電流が、ωt〜30°の特定の時間位相の間プロットしたものである。シミュレーションで使用した、シリーズ電圧電源は、位相角0°を有する。
図6の各々の図は、静止画で詳細を明らかにするためのカラースペクトルに対する異なる最大値を示す図である。次のように、図6(a)は、60A/mの最大表面電流を示す図である。図6(b)は、30A/mの最大表面電流を示す図である。図6(c)は、15A/mの最大表面電流を示す図である。
図6は、ユニットセルの周辺部における最大電流を示す図である。それゆえ、4つの垂直な配線は、意図的に内部のすべての配線の2倍の幅を有するよう製造されており、それらの配線において電流密度を減少させている。この変化は、中間の50%の範囲から、低い70%の範囲へホイラーキャップ試験により測定された放射効率を改善する結果をもたらす。これは、すべてのアンテナにとり、効率の大きな改善であるといえる。
図7は、図5のシミュレートされたアンテナの表面とワイヤの電流を示す他の図である。図7は、ショートポスト、またはショートワイヤにおける合計の電流は、給電ポストにおける電流を大きく超えるものであるということを明らかにした。
これは、グレッグ、エス、メンドリアとジョン、ダットンとウィリアム、イー、マッケンジー3世とにより出願された、さらなる詳細情報を得られるであろう米国仮出願番号60/352113(出願日2002年1月23日)及び米国仮出願番号60/354697(出願日2002年2月4日)の「小型化されたPIFA(MINIATURIZED REVERSE-FED PLANAR INVERTED-F ANTENNA)」の最も重要な部分でもある。
他の結論が、図7のシミュレーション結果から得られる。第1に、相対的に低い電流密度が、ユニットセルの内部に観察された。第2に、図6(a)からわかるように、パッチ上の最も高い電流密度は、2対の送電ラインが接合する場所である、上端中心のブリッジ部において観察された。
図8は、DCLFSSショートパッチアンテナが、基本的に一対の連結された送電ラインとしてモデル化されている等価回路800を示す図である。
等価回路800は、第1のセグメント804と第2のセグメント806を有する第1の送電ライン802を含む。同様に、等価回路800は、第1のセグメント810と第2のセグメント812を有する第2の送電ライン808を含む。給電点814は、第1の送電ライン802の第1のセグメント804の一端に位置する。そして、RFショート816は、第2のセグメント806から第1のセグメント804を区切る回路ノード部に位置する。
連結した送電ラインは、それらの偶数モード固有インピーダンスZoeとそれらの奇数モード固有インピーダンスZooにより一意に定義される。これは、実効誘電率が、偶数モードεと奇数モードεにより定義されるのと同様である。
一体型のパッチと比較して、ここで図示するように、普通の一体化された連結送電ラインを用いるDCLパッチの1つの利益は、DCLパッチの実効誘電率が、1を超えて増加することである。これは、連結ライン上の偶数及び奇数モードの両方の位相速度を遅くし、よりコンパクトなアンテナの設計を可能とする。これは、いかなる誘電負荷材料のコストや重量を追加することなく、図2の例に示すように、DC導電性ユニットセルを含む給電ラインをパターン形成することにより、簡単に実現することができる。
測定データと比較するための回路モデルとして、図8の等価回路800は、次に挙げる値を前提とする様々な回路モデルを用いてモデル化された:Zoo=50Ω、Zoe=100Ω、ε=ε=1.5、Len=4mm、Len=8mm、C=C=0.25pF、C=0.47pF、L=L=0.5nH、R=3000Ω、R=1500Ω。
図9に、シミュレーション結果を図示する。図4に関連する上述の測定は、2460MHzと5330MHzを示すのに対して、本モデルは、共振周波数が2487MHzと5262MHz、比率は2.12を予測するものである。
図8の提案された回路モデル800は、モデル化されているより単純なパッチアンテナの過去の経験の上に築かれている。
とLは、給電ポストとショートポストの各々の寄生インダクタンスを表す。集中キャパシタンスC、C、Cは、連結ライン802と808の一端の周辺領域をモデル化する。これらの容量負荷は、放射しやすさ(radiation susceptance)としても知られており、これらの値を予測するための標準式が存在する。
集中抵抗RとRは、放射ロスまたは放射コンダクタンスをモデル化したものである。 見積もることが最も困難なパラメータは、連結送電ラインパラメータである。しかしながら、実験的手段により、それらを見積もることができる。このようなモデルの長所は、回路モデルのパラメータの検討が、見通しと設計の手引きを提供できることである。
上述から、開示された本実施形態は、サイズと重量とコストと上述した表面実装要求仕様を満足するアンテナを提供する。1つの実施形態のこのアンテナは、2つの共振周波数の下の周波数において、λ/10のみの最大直線距離を有する。体積は、約0.00011λである。これは、現在市販されているグランド面に直接装着するタイプのアンテナより、桁を超えて小さい体積となる。
プリントされた配線を支持するのに用いられる薄いポリイミド以外の、誘電材料の不在により、2.4GHzアンテナ用の本実施形態のアンテナを0.25g以下のオーダの重量とすることが可能となる。市販のアンテナより、少なくとも50倍以上軽くすることができる。
図示した実施形態は、グランド面からの垂直高さで約λ/60となり、他の実施形態においては、他の高さが可能である。最近の市販の蛇行ライン設計のアンテナですら、高さは最小でλ/35である。
ハードウェアの実験から、ここで図示されたDCLショートパッチは、グランド面のサイズの変化や誘電体の近接により、容易に同調ずれを起こさないということがわかった。本実施形態のアンテナは、2.4GHzや5.2GHz付近のブルートゥースやIEEE規格802.11の周波数のような多周波数帯域に使用可能である十分なVSWR帯域幅に共振する。
いくつかの物理的な特徴が、低コストの製造方法を実現するために組み合わされている。第1にとしても小さな設置面積であり、第2に、ただ一層のパッチ金属しか必要とされず、第3に、本設計は、周辺部から給電されグランドされるので給電ピンを必要とせず、第4に、新種の材料が必要とされないことなどが、特徴として挙げられる。
これらの特徴は、無線通信機やPDAや無線LANに接続したラップトップコンピュータやパーソナルエリアネットワーク(PAN)のような無線機器への適用に好適である。本技術は、様々な周波数にスケール変更することが可能である。
例えば、800MHz(携帯電話)や900MHz(GSM)や1500MHz(GPS)や1800MHz(GSM)や1900MHz(PCS)や2400MHz(ブルートゥースやIEEE規格802.11)や5200MHz(IEEE規格802.11)や、さらに高い周波数などである。
DCLショートパッチアンテナの他の実施形態が存在する。しかしながら、そのような実施形態の性能は、上述した設計の性能から変化するかもしれない。
図10は、DCLショートパッチ1000の、そのような1つの実施形態である。図10のショートパッチ1000の図示した実施形態は、先に述べた実施形態より単純化されている。というのは、パッチ1000は、基本的に均一のユニットセル1002により形成されており、連結ラインがないからである。
このDCLパッチ1000は、従来のPIFAのように一端1004でショートしている。DCLパッチ1000は、図10に示すようにパッチ1000の下方のほぼ中心の給電点1006で給電される。これも、従来のPIFAと同様である。従来のPIFAにおいてと同様に、グランド点1008は、ほぼパッチ1000の終端1004に位置する。
図11は、DCLパッチ1100の1つの実施形態の2つの写真を示す図である。図11(a)は、パッチ1100の正面側の正面図である。図11(b)は、パッチ1100のグランド面側の等角図である。
本実施形態では、正面側1108にDCLFSSのための0.2032mm(8ミル)ラインと0.2032mm(8ミル)ギャップを用いる両面0.15748cm(0.062インチ)FR4上に組立製造されている。SMAコネクタ1102が、FR4のグランド面側1104に、はんだ付けされている。
そして、中心同軸コンダクタ1106が、FR4を介し給電プローブとして伸長し、DCLFSSを励振させている。給電ピン1110とRFショートピン1112は、はんだ付けされたワイヤである。
図12は、図11のDCLパッチ1100の実施形態のリターンロスを示す図である。デュアルバンド応答が、2.0GHzと2.82GHz付近の共振周波数を示して認識できる。本例の共振周波数間の比が、1.41:1のみであることに留意する。
上記2例は、DCLFSS材料は、DCLFSSが異方性であるパッチアンテナとしても用いることが可能であることを示している。言い換えると、xとy方向のパッチ電流は、異なるシートインピーダンス、又は、異なる等価回路を見せる。パッチ電流は、パッチの表面の金属又は他の導体内の電流である。
本例において、xとy軸は、直交しており、FSS平面内にある。ここで好例が示されているが、異方性DCLFSS材料を物理的に実現したものが多く存在する。しかしながら、等方性DCLFSSを用いてDCLショートパッチアンテナを製造することが可能であり、おそらく望ましい。
図13は、等方性DCLショートパッチ1300の1つの実施形態を示す図である。パッチ1300において、ユニプレーンコンパクトフォトニックバンドギャップ(uniplanar compact photonic bandgap : UC-PBG)構造が、パッチに用いられている。このFSSパターンは、交差エルサレム溝アレイとしても知られている。UC―PBG構造のユニットセルは、図13に明らかにされる。
FSSとして、パッチ1300の等価回路は、図1(b)に示される回路により見積もられる。パッチ1300のユニットセルは、図1(b)の等価回路によりモデル化されるような、インダクタを形成するトレース1304とキャパシタを形成するギャップ1302とにより分離されている。
このアンテナの例において、ユニットセル間のキャパシタギャップ1302は、それらの輪郭をはっきりさせるインダクタトレース又は挿入ギャップ1306のように、直交方向の両方向において同じサイズである。この対称性が、等方性DCLFSSを生み出す。しかしながら、LC値は、x及びy方向の形状を独立して変更することにより、異方性にすることができる。
DCLショートパッチアンテナを理解するために重要な点は、DCLFSSのユニットセルは、すべてのアンテナ共振周波数の自由空間波長に対して、とても小さいということである。最初の2つの実施形態の標準的なユニットセルの寸法は、最も低い共振周波数の自由空間波長の2〜4%である。他の寸法も同様に使用できる。
図13において、「A」と「B」で表示された点は、各々、給電ポイントとRFショートポイントとの位置である。従来の給電ポイントは、B点である。逆給電PIFAは、給電ポイントとしてA点を利用している。
図13の実施形態の変形は、より高性能の、図14の蛇行ラインDCLショートパッチアンテナ1400を与える。アンテナ1400は、単純に切断された選択y方向インダクタトレースにより得られる。例として、トレース1402と1404は、図13の実施形態と比較して切断されている。トレース1406と1408は、そのままであり、蛇行ラインを形成している。ここで、90°回転する場合には、DC誘導経路は左右に蛇行しており、そのため、DCLFSSの等価回路は図1(c)の実施形態と同様にモデル化することができる。
本発明の特徴的な実施形態が示され述べられたが、様々な変更もなされうるものである。それゆえ、請求の範囲は、本発明の真の精神や本発明の範囲内にある、そのような変更や修正に及ぶことを意図するものである。
図1は、直流誘周波数選択面(DCLFSS)の等価回路を示す図である。 図2は、DCLショートパッチアンテナの1つの実施形態の写真である。 図3は、図2のDCLショートパッチアンテナの平面図である。 図4は、図2と図3のDCLショートパッチアンテナのリターンロスを測定した結果を示す図である。 図5は、DCLショートパッチアンテナの全電波シミュレーションモデルを示す図である。 図6は、図5のシミュレーションモデルを用いて算出された、シミュレートされた瞬間の電流を示す図である。 図7は、DCLショートパッチアンテナの全電波シミュレーション結果を示す図である。 図8は、DCLショートパッチアンテナの分布した等価回路モデルを示す図である。 図9は、図8のモデルの予想されるリターンロスを示す図である。 図10は、DCLショートパッチアンテナの第2の実施形態を示す図である。 図11は、図10のアンテナの意匠の写真を示す図である。 図12は、図10と図11に述べるDCLショートパッチアンテナのリターンロスを測定した結果を示す図である。 図13は、等方性のDCL FSSを用いたDCLショートパッチを示す図である。 図14は、蛇行ラインDCLショートパッチアンテナを示す図である。

Claims (10)

  1. 放射素子を有する直流誘導周波数選択面(DCLFSS)と、
    グランド面と、
    給電部と、
    前記グランド面への高周波(RF)ショートと、
    を有するパッチアンテナであって、
    前記DCLFSSは、誘電層の上に配置された金属被膜を有し、
    該金属被膜は前記誘電層により前記グランド面から隔てられており、
    前記金属被膜はパターン化され、前記DCLFSSのキャパシタンスとインダクタンスを形成する
    ことを特徴とするパッチアンテナ。
  2. 前記給電部は、前記パッチアンテナのほぼ角部に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナ。
  3. 前記給電部は、前記放射素子を形作る送電ラインの一端に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナ。
  4. 前記RFショートは、前記RFショートから前記パッチアンテナの中心までの距離が、前記給電部から前記パッチアンテナの中心までの距離より小さい位置にある
    ことを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナ。
  5. 前記金属被膜はパターン化され、1以上の蛇行部を形成する
    ことを特徴とする請求項に記載のパッチアンテナ。
  6. 前記金属被膜は、第1の幅を有する周囲の金属ラインと、
    第2の幅を有し、かつ、少なくとも部分的に前記周囲の金属ラインの内側にある、パターン化された金属ラインと、
    を有することを特徴とする請求項に記載のパッチアンテナ。
  7. グランド面と、
    発泡基板と、
    前記発泡基板上に配置されたフレキシブル誘電体層と、
    キャパシタンスとインダクタンスとが形成され、対象となる1以上の周波数で共振を生じる、前記フレキシブル誘電体層上に配置された金属被膜と、
    を有することを特徴とするアンテナ。
  8. 前記金属被膜はパターン化され、給電端と放射部とを含む放射素子を形成する
    ことを特徴とする請求項に記載のアンテナ。
  9. 前記放射素子の前記給電端に電気的に接続する給電部と、
    前記給電端と前記放射部との間に位置する前記放射素子のグランド点に、電気的にアースするように配置されたRFショート部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項に記載のアンテナ。
  10. 前記金属被膜は、1以上の蛇行ラインを有する
    ことを特徴とする請求項に記載のアンテナ。
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