JP4050054B2 - 増幅器の安定化 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
一般的に、本発明は電子増幅器の線形化の課題に関係し、さらに詳細には、こういったシステムにおける位相シフトを制御するという課題に関係する。
【0002】
【従来技術】
移動無線電話サービスの需要が近年増加しており、さらに能率的な変調システムを探求することとなった。無線周波数(「RF」)変調の最も能率的な形態は、例えば、「GMSK」(Gaussian Minimum Shift Keying)などの非線形である。しかし、さらなる容量を求める需要により、π/4シフトDQPSKなどの線形変調法の研究が進められている。
【0003】
線形変調システムは、エンベロープの変化量を犠牲にして、スペクトル利用において大きな利得を生じる。これらの信号は、非線形RF増幅器に通したときに歪を生じ、その結果割当てチャネルを超えてスペクトル拡散が起こり、相互変調積(intermodulation products)が生成される。従って、線形変調システムには、線形RF増幅器を使用することが望ましい。しかし、従来の線形増幅器も非能率的であり、携帯電話のバッテリを使用して増幅器に電力供給できるように、線形増幅器の電力効率をあげる必要があることも指摘されている。
【0004】
非線形増幅器を線形化する方法の1つとして、フィードフォワード線形化を使用することが知られている。これは、増幅器の出力における歪を除去することに基づいている。歪信号又は誤差信号は、増幅器の出力信号を入力信号と比較することによって測定される。この誤差信号は歪を有する位相のずれであり、出力に加えられることにより歪を軽減する。前記誤差信号は線形RF電力増幅器によって増幅される必要がある。
【0005】
しかし、RF電力増幅器の能率が上がると、その歪も大きくなり、よって、誤差信号レベルが増幅される。誤差信号が大きくなるほど、線形増幅器も大きくなり、よって、電力消費が増大し、能率が低下する。このようなシステムは特に広帯域システムに適用されていた。要するに、フィードフォワード線形化システムの例は2ループを有する場合があり、第1ループは主電力増幅器に発生する歪を除去するために、参照経路と同利得及び同位相シフトを有する必要がある主増幅経路を含む。第2ループにも同じことが言え、主電力増幅器信号内の誤差を取り除くことができるように、誤差増幅器経路は主経路と同利得及び同位相シフトを有する必要がある。
【0006】
極領域又はデカルト領域において、上述の制御を成し遂げることができる。ある方法は、位相と利得を極領域で制御する。別の方法は、前記制御をデカルト領域で行い、利得と位相を直交ベクトルを用いて制御する。前記どちらの方法も、それぞれ、特有の長所及び短所を有する。デカルトシステム特有の短所は安定性の欠如である。
【0007】
非線形システムを線形化するためにフィードバックを使用することも知られている。1つの方法はデカルトフィードバックを使用することである。それは、容易に、かつ低コストで、相互変調歪みを軽減するために、基本帯域直交変調(baseband quadrature modulation)の負帰還を使用する。デカルト利得及び位相制御はUS5,157,346に記載されている。この特許に記載された解決法は、まだ安定性の課題を残している。その理由は、増幅器経路と参照経路の位相シフトが、少なくとも90度の範囲内となる必要があるからで、そうでない場合システムが不安定となる。また範囲内であっても、数度の位相誤差がシステム性能を低下させる。これは、慎重な位相調節が必要になることを意味するが、温度及び経年変化の影響によりその性能は制限される恐れがあり、システムを発振させることさえある。
【0008】
従って、位相誤差を数度以内に安定して保持することができるデカルト領域でフィードバックを用いることにより、電力増幅器の線形化を提供する必要性があることがわかる。
【0009】
【本発明の要旨】
上述から理解できるように、システムには電力増幅器の線形化のための課題があり、特に、線形化にデカルトフィードバック技術を使用するシステムに課題がある。既存のシステムは、重大なシステム低下を引き起こす、位相が不安定であるという課題を残している。
【0010】
従って、本発明の目的は、増幅器の位相誤差を数度の範囲内で安定化させる、デカルトフィードバックのための方法及び装置を提供することである。
【0011】
本発明はシステムの位相を自動制御することによって上述の目的を達成する。通常、フィードバックシステムは演算増幅器を有する。内部補償された演算増幅器は、ほぼ位相シフトが90度の積分器である。よって、さらに90度の位相シフトが加わると、増幅器を発振させることになる。つまり、約30度を超える位相シフトでさえ、利得と最大雑音によって性能を低下させる。演算増幅器を備えたループにおいて、遅延又は位相シフトを引き起こせば、システムは必ずしも安定しない。無線工学において、こういった遅延は、例えば、アップコンバータ、ダウンコンバータ又は電力増幅器として存在しうる。システムを安定させるために、対応する位相シフトは閉ループのどこかで減じられる必要がある。少なくとも理論的には、手動で慎重に微調整することによって行うことができるが、あらゆる状況において、回転は安定性を維持するために必要である。通常、送信機において位相シフトとは、例えば360度の約20回といった、複数の回転であり、例えば約±30度以内に制御される必要がある。
【0012】
本発明は、直接的又は間接的に位相差を測定し、それに従ってデカルトシステムに回転を実施することによりシステムの位相を自動制御し、位相誤差を数度の範囲内に調整する。
【0013】
位相差を測定する方法はいくつかある。最も簡潔な方法は、デカルト位相及び利得制御要素の出力位相を測定し、これを参照信号の位相と比較することである。或いは、発信位相の指標として利得及び位相コントローラに対して制御信号を利用することにより、発信位相を間接的に測定することができる。この位相はデカルト位相検知器を使用して獲得された参照信号の位相から減じられ、その位相差は座標を回転するために使用される。
【0014】
前記座標回転はシステム内の複数の地点で実施することができる。回転はRF(無線周波数)において、主増幅器経路の任意の箇所で行ってもよいし、或いは、利得及び位相コントローラへの制御信号を回転してもよい。その他の可能性としては、参照信号の位相回転、主増幅器から加算点に向かっている信号の回転又は誤差信号の回転がある。
【0015】
本発明は、デカルトループの本形態を安定させる上で他のどの方法よりも優れており、面倒かつ時間を浪費する調整作業を不要にする。さらに、位相制御がとても正確なので、本発明は、従来の解決法よりも大きい帯域幅と高い総合的な性能を供与することができる。
【0016】
本発明を上記に要約したが、本発明による方法とシステムは添付の請求項にて規定される。
【0017】
【詳細な説明】
図1において、従来技術のフィードフォワード線形化システムは、比較ループである、指定ループ1を構成し、前記ループ1では、主経路内の主増幅器amp1は、遅延線ベクトル微分演算子del1を含む参照経路と平行に延びている。主経路及び参照経路がそれぞれ入力信号inp1を受信する。入力信号inp1に応じて、増幅器amp1は歪んだ出力信号outp1を発生する。遅延線ベクトル微分演算子del1を備えた参照経路は、増幅器amp1の遅延とほぼ同等の遅延を発生し、それによりimp1の遅延delinp1が発生する。比較器comp1は信号outp1とdelinp1を受信し、比較器の出力において、信号outp1とdelinp1との差を表す誤差信号err1を発生する。比較ループLOOP1が平衡であれば、誤差信号err1は増幅器amp1によって生じた歪みを示す。
【0018】
第2ループLOOP2において、誤差信号err1は、図示されていない振幅及び位相がマッチングしたネットワークを介して誤差増幅器amp2に入力され、それから、コンバイナcombの第1入力に入力される。増幅器amp1の出力outp1もまた、比較器comp1が取込んだ遅延と実質的に同等の遅延を受信する遅延線ベクトル微分演算子del2と、上述振幅及び位相がマッチングしたネットワークを介してコンバイナcombの第2入力に入力される。
【0019】
このように、LOOP1において、主増幅器amp1経路は、主電力増幅器amp1で発生した歪みを減じるために、参照経路と同利得及び同位相シフトを有する必要性を満たす。同じことがLOOP2にもあてはまり、主電力増幅器信号内の誤差が減じられるように、誤差増幅器経路は主経路と同利得及び同位相シフトを有する必要性を満たす。
【0020】
極領域又はデカルト領域において、上述の制御を達成することができる。位相及び利得制御の1つの方法が概略的に図2に示されている。図2と図1の相違点は、増幅器amp1の入力と直列に導入された位相制御要素phase1及び利得制御要素gain1と、増幅器amp2の入力と直列に導入された位相制御要素phase2と利得制御要素gain2だけである。
【0021】
デカルト領域において利得と位相を制御するための別の従来技術による方法が、概略的に図3に示されており、以下の箇所で図1とは異なる。入力信号inp1は、90度位相スプリッタとデカルト位相及び利得制御要素を直列に含む制御回路を介して主増幅器amp1に繋がっている。90度位相スプリッタは信号inp1を受信すると2つの直交成分0と−90に分割し、それを、デカルト位相及び利得制御要素が受信する。デカルト位相及び利得制御要素4は制御信号IとQによって制御される。上述の制御回路と同様の配列が増幅器amp2の前段にも導入されている。
【0022】
図2と図3による上述の2つの方法は、それぞれ、特有の長所と短所を有する。デカルトシステム特有の短所は安定性の欠如である。
【0023】
本発明の実施形態が、デカルト領域で位相及び利得が制御されたフィードフォワード線形化システムの形態で、図4に示されている。信号源1からの入力信号Aは信号スプリッタA1によって信号BとCに分割される。以下において、さらに詳述されるように、信号Cは参照信号として用いるために遅延線2によって遅延される。信号Bは、90度位相スプリッタ3、デカルト位相及び制御要素4、及び主増幅器5を直列に含んでいる主増幅器経路に繋がっている。90度位相スプリッタ3は信号Bを受信すると2つの直交成分BIとBQに分割し、それをデカルト位相及び利得制御要素4が受信する。制御要素4の出力は主増幅器5に入力され、主増幅器5は出力信号Eを発生する。主増幅器出力信号Eの一部Fと遅延信号Cが減算回路7に入力され、減算回路7は信号Eと参照信号Cの差Gを生成する。
【0024】
参照信号Cの直交成分形態の参照ベクトルCI,CQが90度位相スプリッタ8において生成される。直交成分CIとCQはそれぞれ、相関器9と10の第1入力に入力され、両相関器は各第2入力にて信号Gも受信する。最も単純な形態の相関器9と10は乗算器でもよく、直交成分CI及びCQと信号Gの相関関係を実施し、誤差ベクトルHとJを発生する。直交誤差ベクトルHとJは回転のためのローテータ11にて受信され、それから、以下でさらに詳述されるように、ループフィルタ12と13を介してデカルト位相及び利得要素4を制御する。それによって、制御ループは閉塞される。
【0025】
誤差ベクトルHとJの回転は、主増幅器経路Bと参照経路Cとの位相差に関係なく、無条件でシステムを安定させる。本発明では、これは、主増幅器5を含んでいるループの位相シフトを直接的、或いは、間接的に測定することによって成し遂げられ、それから、この情報は、それに応じて座標系を回転するために使用される。
【0026】
ある1つの実施形態によれば、デカルト利得及び位相コントローラ4と増幅器5の入力との間の位相である、送信位相は、利得及び位相コントローラ4の制御信号QとIを利用することによって間接的に決定することができる。減算回路7における信号Fの入力の位相である受信位相は、参照ベクトルCIとCQ上で信号Fを算出することによって獲得される。これは、各第1入力において信号Fを、各第2入力においてそれぞれ参照ベクトルCIとCQを受信する位相検知器21,22で実施される。各位相検知器21と22からの出力21aと22aは、送信位相と受信位相の差を計算する位相相殺器23に入力される。
【0027】
さらに詳細には、位相相殺器23は、各2つの位相検知器23a1,23a2と23b1,23b2からなる2グループ23aと23bから構成される。位相検知器23a1と23b1の各1入力は、位相検知器22からの出力22aを受信する。位相検知器23a2と23b2の各1入力は、位相検知器21からの出力21aを受信する。位相検知器23a1と23b2の各第2入力はともに、ループフィルタ12の出力に接続される。位相検知器23a2と23b1の各第2入力はともに、ループフィルタ13の出力に接続される。
【0028】
位相検知器23a1と23a2の出力は、加算されてループフィルタ25への入力となり、ループフィルタ25の出力はローテータ11への第1入力になる。位相検知器23b1と23b2の出力は、減算されてループフィルタ24への入力となり、ループフィルタ24の出力はローテータ11への第2入力になる。
【0029】
さらに詳細には、ローテータ11は各2つの乗算器11a1,11a2と11b1,11b2からなる2グループの11aと11bから構成される。乗算器11a1と11b1の各1入力は、ループフィルタ25からの出力25aを受信する。乗算器11a2と11b2の各1入力は、ループフィルタ24からの出力24aを受信する。乗算器11a1と11b2のそれぞれもう1つの入力は相関器9からベクトルHを受信する。乗算器11a2と11b1のその他の各入力は相関器10からベクトルJを受信する。
【0030】
乗算器11a1と11a2の出力は減算されてフィルタ12への入力となる。乗算器11b1と11b2の出力は加算されてフィルタ13への入力となる。
【0031】
本発明の別の実施形態も想定可能である。
【0032】
座標系の回転と位相測定は、当該システムの複数の地点で実施することができ、図4はその1例である。例えば、座標系の回転は、制御信号QとI上で直接行うことができる。つまり、ローテータ11はフィルタ12及び13の次段に配置することができる。他の例では、例えば、図5に示すような参照信号C、主増幅器5からの信号E、図6に示すような主増幅器から加算点7に向かう信号F、又は、図7に示すような加算点7の出力を形成する信号Gなどの、いずれかのRF入力信号における回転がある。同様に、上述したように、位相差は様々な方法で直接的、或いは、間接的に測定することができる。
【0033】
図5〜図7は、図4のローテータ11が欠如している点と、誤差ベクトルHとJが、直接フィルタ12と13にそれぞれ係属している点で共通している。図5の場合において、信号Cは、各フィルタ24と25からの信号24aと25aによって制御されるように、90度位相スプリッタ26において、デカルト位相及び利得制御要素27で使用される2つの直交成分に分割される。制御要素27の出力は、位相スプリッタ8に受信される。図6の場合は、信号Fは、各フィルタ24と25からの信号24aと25aによって制御されるように、90度位相スプリッタ28において、デカルト位相及び利得制御要素29で使用される2つの直交成分に分割される。制御要素29の出力は、減算回路7の上部側入力において受信される。図7の場合は、信号Gは、各フィルタ24と25からの信号24aと25aによって制御されるように、90度位相スプリッタ30において、デカルト位相及び利得制御要素31で使用される2つの直交成分に分割される。制御要素31の出力は相関器9と10の共通の上部側入力で受信され、それら相関器はそれぞれ誤差ベクトルHとJを発生させ、それら誤差ベクトルはそれぞれフィルタ12と13で受信される。
【0034】
図4〜7で図示した実施形態は、主増幅器経路と参照経路との間に利得及び位相等価性を獲得するために使用される。したがって、主増幅器によって発生する歪は、いずれも信号FとCを減算した結果となる。これは、制御ループが主増幅器ループの変化を補償することを意味する。
【0035】
前述の内容から、歪みは増幅器の特性における信号誘導修正(signal-induced changes)の結果と理解することができるので、制御ループもまた主増幅器ループで発生した歪みを除去するために使用することができることは明らかである。
【0036】
上述の実施形態は、単に説明図としての役割のみを果たし、これに制限されるものではない。発明の精神及び範囲から逸脱することなく上述の実施形態の変形が可能であることは、当業者にとっては自明である。本発明は、上記実施例に制限されるとみなすべきではなく、添付の請求項の範囲で等価とみなすべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明を詳細に説明するため、単なる実施例として添付図に示す本発明の好ましい実施形態を参照する。
【図1】 図1は従来技術のフィードフォワード線形化システムのダイアグラムである。
【図2】 図2は位相及び利得が極領域で制御される、従来のフィードフォワード線形化システムのダイアグラムである。
【図3】 図3は位相及び利得がデカルト領域で制御される、従来のフィードフォワード線形化システムのダイアグラムである。
【図4】 図4は、本発明による、位相と利得がデカルト領域で制御されるフィードフォワード線形化システムの実施形態のダイアグラムである。
【図5】 図5は、本発明による、位相と利得がデカルト領域で制御されるフィードフォワード線形化システムの別の実施形態のダイアグラムである。
【図6】 図6は、本発明による、位相と利得がデカルト領域で制御されるフィードフォワード線形化システムの別の実施形態のダイアグラムである。
【図7】 図7は、本発明による、位相と利得がデカルト領域で制御されるフィードフォワード線形化システムの別の実施形態のダイアグラムである。

Claims (14)

  1. 信号源(A)からの信号(1)を、位相差を有する二つの信号、前記主増幅器経路(3,4,5)に向かう主信号(B)と、参照信号(C)に分割することと、
    前記主信号(B)を第1直交ベクトル成分(BI/BQ)に位相分割することと、
    前記参照信号(C)を第2直交ベクトル成分(CI/CQ)に位相分割することと、
    前記ベクトル成分がデカルト系の一部を形成することと、
    主信号(B)と参照信号(C)との位相差を測定することと、
    位相差によって制御され、またそれにより位相差を最小化する座標の回転によりデカルト系を安定させることを含み、
    前記信号源から信号を受信し、主出力を有する主増幅器経路を形成している線形電子増幅器において、位相を自動制御する方法であって、
    前記主増幅器経路(3,4,5)のデカルト位相及び利得制御要素(4)において、前記第1分割信号(BQ,BI)を受信し、そこから、前記主信号(B)の発信位相を発生することと、
    デカルト位相検知器(21,22)を使用して、主増幅器(5)の出力から信号(F)と参照信号(C)の加算点(7)に向かう信号(F)と、参照信号(C)の間の位相差を決定することと、
    前記位相差の測定は、デカルト位相及び利得制御要素(4)における発信位相(I,Q)と、デカルト位相検知器(21,22)を使用して獲得した位相との位相差に関し実施することと、
    主増幅器の出力から、信号(F)と前記参照信号の加算点(7)に向かう、前記信号(F)に関し回転を実施することと、
    主増幅器の出力から発せられた前記参照信号(F)を、第4直交ベクトル成分に位相分割することと、
    前記加算点(7)への入力を発生するために、前記第4直交ベクトル成分を相関することと、
    を特徴とする方法。
  2. 号源(A)からの信号(1)を、位相差を有する二つの信号、主増幅器経路(3,4,5)に向けられた主信号(B)と、参照信号(C)に分割することと、
    前記主信号(B)を第1直交ベクトル成分(BI/BQ)に位相分割することと、
    前記参照信号(C)を第2直交ベクトル成分(CI/CQ)に位相分割することと、
    前記ベクトル成分がデカルト系の一部を形成することと、
    主信号(B)と参照信号(C)との位相差を測定することと、
    位相差によって制御され、またそれにより位相差を最小化する前記座標の回転により前記デカルト系を安定化させることを含み、
    前記信号源からの信号を受信し、主出力を有する前記増幅器経路を形成する線形電子増幅器の位相を自動制御する方法であって、
    前記主増幅器経路(3,4,5)のデカルト位相及び利得制御要素(4)において、前記第1分割信号(BI,BQ)を受信し、そこから前記主信号(B)の発信位相を発生することと、
    前記デカルト位相及び利得制御要素(4)を制御する制御信号(I,Q)を発生することと、
    デカルト位相検知器(21,22)を使用して、主増幅器(5)の出力から信号(F)と参照信号(C)の加算点(7)に向かう信号(F)と、参照信号(C)の間の位相差を決定することと、
    主信号(B)と参照信号(C)との位相差の測定は、前記制御信号の位相(I,Q)を測定し、それをデカルト位相検知器(21,22)を使用して獲得された位相から減ずることにより行われることと、
    参照信号(C)と主増幅器(5)からの出力信号間の、差信号(G)を発生することと、
    前記直交ベクトル(CI,CQ)と前記差信号(G)を相関することにより誤差ベクトル(H,J)が発生し、該ベクトルは前記制御信号(I,Q)を発生する回転を実施する前記回転手段(11)への入力変数となることと、
    を特徴とする方法。
  3. 主増幅器経路(3,4,5)において無線周波数(RF)信号(E)に関し回転を実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 参照信号(C)の位相に関し回転を実施することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の方法。
  5. 前記参照信号を第3直交ベルトル成分に位相分割することと、
    前記第2位相分割手段(8)への入力を発生するために、前記第3直交ベクトル成分を相関することを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 増幅器の出力信号(E)と参照信号(C)との差を提供している誤差信号(G)に関し回転を実施することを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記誤差信号(G)を第5直交ベクトル成分に位相分割することと、
    前記第5直交ベクトル成分を相関することにより前記相関手段(9,10)への入力が発生し、該相関手段が前記第2直交ベクトルと前記差信号(G)を受信し、相関することにより誤差ベクトルが発生することを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 号源(A)からの信号(1)を、位相差を有する二つの信号、主増幅器経路(3,4,5)に向かう主信号(B)と、参照信号(C)とに分割する信号分割手段(A1)と、
    前記主信号(B)を第1直交ベクトル成分(BI,BQ)に分割する第1位相分割手段(3)と、
    前記参照信号(C)を第2直交ベクトル成分(CI,CQ)に分割する第2位相分割手段(8)と、
    前記ベクトル成分がデカルト系の一部を形成することと、
    主信号(B)と参照信号(C)との位相差を測定する手段(21,22,23)と、
    位相差によって制御され、それにより位相差を最小化する前記座標の回転により前記デカルト系を安定化させる回転手段(11;27;29;31)を含み、
    信号源(1)から信号(A)を受信し、主出力(E)を有する主増幅器経路を形成している線形化電子増幅器(3,4,5)において、位相を自動制御するシステムであって、
    前記主増幅器経路(3,4,5)において、前記第1分割信号(BQ,BI)を受信し、そこから前記主信号(B)の発信位相を発生するデカルト位相及び利得制御要素(4)と、
    主増幅器(5)の出力から信号(F)と参照信号(C)の加算点(7)に向かう信号(F)と、参照信号(C)の間の位相差を決定するデカルト位相検知器(21,22)と、
    デカルト位相及び利得制御要素(4)における発信位相(I,Q)と、デカルト位相検知器(21,22)を使用して獲得された位相との間の位相差に関し、前記測定を実施する手段(23)と、
    前記回転手段は、主増幅器の出力から信号(F)と前記参照信号の加算点(7)に向かう前記信号(F)に関し回転を実施し、
    主増幅器の出力から発せられた前記参照信号(F)を第4直交ベクトル成分に位相分割する第4位相分割手段(28)と、
    前記加算点(7)への入力を発生するために、前記第4直交ベクトル成分を受信し、相関する相関手段(29)と、
    を特徴とするシステム。
  9. 号源(A)からの信号(1)を、位相差を有する2つの信号、主増幅器経路(3,4,5)に向かう主信号(B)と参照信号(C)とに分割する信号分割手段(A1)と、
    前記主信号(B)を第1直交ベクトル成分(BI/BQ)に位相分割する第1位相分割手段(3)と、
    前記参照信号(C)を第2直交ベクトル成分(CI,CQ)に分割する第2位相分割手段(8)と、
    前記ベクトル成分がデカルト系の一部を形成していることと、
    主信号(B)と参照信号(C)との位相差を測定する手段(21,22,23)と、
    位相差によって制御され、それにより位相差を最小化する前記座標の回転により前記デカルト系を安定化する回転手段(11;27;29;31)を含み、
    前記信号源(1)から信号(A)を受信し、主出力(E)を有する主増幅器経路を形成している線形化電子増幅器(3,4,5)において、位相を自動制御するシステムであって、
    前記主増幅器経路(3,4,5)において、第1分割信号(BI,BQ)を受信し、そこから前記主信号(B)の発信位相を発生するデカルト位相及び利得制御要素(4)と、
    前記デカルト位相及び利得制御要素(4)を制御するための制御信号(I,Q)を発生する手段(9,10,11,12,13)と、
    主増幅器(5)の出力から信号(F)と参照信号(C)の加算点(7)に向かう信号(F)と、参照信号(C)の位相差を決定するデカルト位相検知器(21,22)と、
    主信号(B)と参照信号(C)との位相差の測定は、前記制御信号(I,Q)の位相を測定し、それをデカルト位相検知器(21,22)を使用して獲得された位相から減ずることにより行われる手段と、
    主増幅器(5)からの出力信号と参照信号(C)の差信号(G)を発生する手段(7)と、
    前記制御信号(I,Q)を発生する回転を実施する前記回転手段(11)への入力変数となる誤差ベクトル(H,J)を発生するために、前記直交ベクトル(CI,CQ)と前記差信号(G)を受信し、相関する相関手段(9,10)と、
    を特徴とするシステム。
  10. 前記回転手段(11)は、主増幅器経路(3,4,5)において、無線周波数(RF)信号(E)に関し回転を実施することを特徴とする請求項8又は9に記載のシステム。
  11. 前記回転手段は、参照信号(C)の位相に関し回転を実施することを特徴とする請求項8又は9に記載のシステム。
  12. 前記参照信号(C)を第3直交ベクトル成分に分割する第3位相分割手段(26)と、
    前記第2位相分割手段(8)への入力を発生するために、前記第3直交ベクトル成分を受信し、相関する相関手段(27)を特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記回転手段は、増幅器の出力信号(E)と参照信号(C)との間の差を提供している誤差信号(G)に関し回転を実施することを特徴とする請求項に記載のシステム。
  14. 前記誤差信号(G)を第5直交ベクトル成分に位相分割する第5位相分割手段(30)と、
    前記第2直交ベクトルと前記差信号(G)を受信及び相関することにより誤差ベクトルを発生する前記相関手段(9,10)への入力を発生するために、前記第5直交ベクトル成分を受信及び相関する第5相関手段(31)を特徴とする請求項13に記載のシステム。
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