JP4049907B2 - ドアガードにおける受け具の支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドアの開き角度を制限するドアガードの受け具の支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドアガードは、ドアの戸先側内面に取付けられる取付座と、その取付座に起伏自在に連結されたU字形の係合アームと、ドア枠のたて枠内面に取付けられる受け具とから成り、上記受け具に対する係合アームの係合によってドアの開き角度を制限するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記ドアガードにおける受け具の取付けに際して、従来は、たて枠に受け具をビス止めする取付けであるため、係合アームが受け具と係合する係合位置において、万一地震が発生し、ドア枠が菱形に変形してドアの戸先側に下向き方向あるいは上向き方向の荷重が作用すると、係合アームと受け具の係合部に衝撃力が作用する。このとき、係合アームが変形すると、その係合アームを受け具に対して係合解除することができず、ドアを開放して屋外に逃げ出すことができない場合が生じる。
【0004】
この発明の課題は、受け具に係合アームが係合する係合位置において、その係合アームから受け具に衝撃力が作用しても、係合アームの変形を防止できるようにした受け具の支持装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、ドアの戸先側内面に起伏自在に取付けられた係合アームと、ドア枠のたて枠に取付けられた受け具との係合によってドアの開放角度を制限するドアガードにおける受け具の支持装置において、前記受け具の端部に設けられた座板の上下部に上下方向に長い長孔を形成し、上記座板とたて枠の表面間に、両側部に折曲片を有するばね座金を組込み、そのばね座金に上記長孔に余裕をもって挿入されるビス挿入筒を設け、このビス挿入筒の長さを前記座板に形成された長孔の深さより短くし、上記座板の表面からビス挿入筒に挿入されるビスの締付けによって受け具を取付けた構成を採用している。
【0006】
上記のように構成すると、ビスの締付けによる受け具の取付け状態において、受け具の座板は、ビスの頭部とばね座金とで両側から弾力的に挾持されるため、係合位置に保持された係合アームから受け具に上方又は下方からの衝撃力が作用すると、受け具は、衝撃力が作用する方向に移動して衝撃力を吸収する。このため、係合アームは受け具との衝突によって変形するのが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1および図2に示すように、ドア枠1の出入口2を開閉する回動自在に支持されたドア3の内面における戸先側には取付座4が取付けられている。
【0009】
取付座4は上下で対向する支持片5を表面に有し、その支持片5間にU字形係合アーム6の両端部が配置されている。係合アーム6の各端部と支持片5は、ピン7で連結され、そのピン7を中心として係合アーム6が回動し得るようになっている。
【0010】
また、取付座4には、各支持片5の内面に沿って収納孔8が形成され、その収納孔8内に底板9と、この底板9を係合アーム6の端部に押圧する弾性体10とが組込まれ、上記弾性体10によって係合アーム6はピン7に向けて押圧されており、係合アーム6は、ドア3の内面に沿う係合解除位置とドア3の内面から起立する係合位置のいずれかに保持されるようになっている。
【0011】
係合アーム6の内周には、その係合アーム6の両端方向に延びる突条11が設けられている。
【0012】
ドア枠1のたて枠1aの内面には受け具12が取付けられている。受け具12は座板13を端部に有し、その座板13の上下部に上下方向に長い長孔14が形成され、各長孔14の端部に長円状の座15が設けられている。
【0013】
上記受け具12は、ドア3の閉鎖状態において、ドア3の内面に沿う係合解除位置の係合アーム6を係合位置に回動したとき、先端部が係合アーム6の両端部間に挿入される位置に取付けられ、その先端部の上下には、係合アーム6の突条11がスライド自在に挿入可能のガイド溝16が設けられている。
【0014】
図1は、ドア3の閉鎖状態において、係合アーム6を係合位置に回動した状態を示し、その状態においてドア3を開放すると、ガイド溝16に沿って突条11がスライドして係合アーム6の端部が受け具12と係合し、その係合によってドア3の開き角度が制限される。
【0015】
上記受け具12の取付けに際し、図3および図4に示すばね座金17が用いられている。ばね座金17は背面側に折れ曲がる折曲片17aを両側に有している。また、ばね座金17の表面における上下部には、受け具12の長孔14に少しの余裕をもって挿入されるビス挿入筒18が設けられ、各ビス挿入筒18の長さLは長孔14の深さHより短くなっている。
【0016】
受け具12は、座板13の表面からビス挿入筒18内に挿入されてたて枠1aのねじ孔20にねじ込むビス19の締付けにより固定される。その固定状態において、ばね座金17の折曲片17aが弾性変形し、その折曲片17aの弾力により、長孔14上に設けた座15がビス19の頭部19aに押し付けられる。このため、受け具12は、座板13がビス19の頭部19aとばね座金17によって表裏両側から弾力的に挾持される取付けとされる。
【0017】
上記のように、受け具12をビス19の頭部19aとばね座金17とで弾力的に挾持する取付けとすることにより、受け具12に上向き又は下向きの衝撃力を受けると、その衝撃力が座板13とばね座金17の接触部の摩擦抵抗より大きい場合に、受け具12は荷重の方向に移動する。
【0018】
このため、図1に示すように、係合アーム6が係合位置に回動された状態において、地震によりドア枠1が菱形に変形してドア3の戸先側が上方向又は下方向に押し上げられ、係合アーム6を介して受け具12に衝撃力が加わると、受け具12は衝撃力が作用する方向に移動して、上記衝撃力を吸収する。
【0019】
したがって、係合アーム6が受け具12に対する衝突によって変形するのを防止することができ、ドア3を開放することができなくなるという不都合の発生を未然に防止することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、係合アームの係合位置において、その係合アームを介して受け具に上方向又は下方向の衝撃力が作用すると、受け具は、その衝撃力を受ける方向に移動して衝撃力を吸収するため、係合アームが変形し、ドアを開放することができなくなるという不都合の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す一部切欠平面図
【図2】同上の一部切欠側面図
【図3】同上の受け具の取付け部を示す断面図
【図4】同上の受け具とばね座金とを示す分解斜視図
【符号の説明】
1 ドア枠
3 ドア
6 係合アーム
13 座板
14 長孔
17 ばね座金
18 ビス挿入筒
19 ビス

Claims (1)

  1. ドアの戸先側内面に起伏自在に取付けられた係合アームと、ドア枠のたて枠に取付けられた受け具との係合によってドアの開放角度を制限するドアガードにおける受け具の支持装置において、前記受け具の端部に設けられた座板の上下部に上下方向に長い長孔を形成し、上記座板とたて枠の表面間に、両側部に折曲片を有するばね座金を組込み、そのばね座金に上記長孔に余裕をもって挿入されるビス挿入筒を設け、このビス挿入筒の長さを前記座板に形成された長孔の深さより短くし、上記座板の表面からビス挿入筒に挿入されるビスの締付けによって受け具を取付けたことを特徴とするドアガードにおける受け具の支持装置。
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