JP4048454B2 - カップ状商品の自動包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップ状、あるいは椀状の商品(例えば、カップ状、あるいは碗状の容器内に乾燥麺等が内蔵され、お湯を注ぐだけで食することができる商品等・・以下「カップ状商品」と言う。)の自動包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のごときカップ状商品は、安定性を有しないテ−パ−状であるため、箱詰めに際しては、カップ状商品の下半分を受入れるテ−パ−状凹部が構成されたトレ−を準備し、該テ−パ−状凹部にカップ状商品の下半分を挿入して安定させ、ダンボ−ル等の箱内に適数段に積重ねる等して包装していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記のごとく、トレ−を使用してカップ状商品を箱詰めする場合には、該トレ−の準備及びその供給装置、その他の取扱い装置を必要とする。
【0004】
本発明は、カップ状商品の下部を受け入れる受入孔が予め構成された包装容器(以下「カ−トン」と言う。)の前記受入孔に、前記カップ状商品の下部を正確に供給し包装することができるカップ状商品の自動包装装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、コンベアにより適数列に移送されたカップ状商品の適数個を集合させるストッパー、該集合されたカップ状商品の上方に設けられ、該集合されたそれぞれのカップ状商品の上面に吸着し、該カップ状商品をその側方に設けられたカートン移送路に供給されたカートンのそれぞれの受入孔に移送及び供給する吸着移送装置、前記供給されたカートンの受入孔上面部のカートン進行方向列の受入孔間及び両側に設けられたカップ状商品位置決めのための縦列ガイド、カートン進行方向の受入孔間及び両側位置に前記縦列ガイドと直角にクロスするように側方から進出及び復帰自在のカップ状商品位置決めのための横列ガイドとからなる構成としたものである。この構成によれば、カートンに構成された各受入孔にカップ状商品を正確に供給することができる。
【0006】
請求項2の発明は、前記縦列ガイド及び横列ガイドをそれぞれ断面三角形状とし、その角部を上方に位置させたものである。この構成によれば、前記カップ状商品のカ−トンの受入孔へのガイド機能が一段と向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を図面によって説明する。図1は本発明のカップ状商品の自動包装装置の概略側面図、図2はその概略平面図、図3は縦列ガイド及び横列ガイド部の平面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は図3のV−V線断面図、図6は縦列ガイドと横列ガイド部の一部拡大斜視図、図7はカートンの立体成形過程を示す側面図、図8はカートンの立体成形状態を示す斜視図、図9はカップ状商品の包装完了状態を示す斜視図である。
【0008】
まず、カップ状商品aの移送について述べれば、図面実施の形態では、例えば、図示しない製造装置から図1及び図2に示すごとく、カップ状商品aがその広口部を下方にして安定させてベルトコンベア1により一列に移送され、その移送過程において、例えばエア−ノズルnからの適時のエア−噴射により二列に振り分け移送される。
【0009】
そして、該ベルトコンベア1の先端部に、一段低く、しかも、カップ状商品aの広口部が係止する巾でワイヤコンベア2が設けられ、前記ベルトコンベア1からワイヤコンベア2への移送過程において移送されたカップ状商品aが反転させられ、その広口部を上に起立させられる構成になっている。
【0010】
その後、同様の巾で設けられたワイヤコンベア3及び4、さらに安定移送のために該ワイヤコンベア3、4及び前記ワイヤコンベア2の下方に設けたベルトコンベア5等によって前方に移送される。
【0011】
さらに、前記ワイヤコンベア2、3及び4のそれぞれのスピ−ド制御とストッパ−6、7、8、9の制御及び先端ストッパ−10により移送されたカップ状商品aの適数個が集合させられる。
【0012】
図1、図2の実施の形態では、前記カップ状商品aの集合を2個所c、dで同時に行い、さらに後に述べる自動包装も2個所で同時に行い、包装工程のスピ−ドアップを図る構成になっている。
【0013】
前記のごとくして集合されたカップ状商品aの上方には、それぞれのカップ状商品aの上面に吸着し、該カップ状商品aをその側方に設けられたカ−トン移送路11に供給されたカ−トン12のそれぞれの受入孔13に移送及び供給する吸着移送装置14が設けられる。
【0014】
前記吸着移送装置14は、前記集合させられたそれぞれのカップ状商品aに対応する数の吸盤15と該吸盤15を上下動させるエア−シリンダ16からなり、その詳細を図示していないが、さらに前記カ−トン移送路11上に移行自在に構成されている。
【0015】
前記吸着移送装置14のカ−トン移送路11への移行は、前記カップ状商品aの集合及び吸着地点からカ−トン移送路11に向けたガイドレ−ルに前記吸着移送装置14をスライド自在に支持し、該吸着移送装置14をエア−シリンダ、あるいはスクリュロッドにより往復動自在とすることにより行われる。
【0016】
つぎに前記カ−トン12の移送及び立体成形の一例を説明する。図中、17はカ−トンマガジンであり、予め、折り畳まれたシ−ト状カ−トン12が積層されている。詳細を図示しないが、前記カ−トンマガジン17の最下にある一枚が吸盤で前記カ−トン移送路11を構成する、例えば、チェ−ンコンベア上に引下げられ、その後部を押されて前方へ搬送され、その搬送過程において自動的に立体成形される。
【0017】
その成形過程が図7乃至図9に示されている。すなわち、底板12aを吸盤18で吸着保持し、別に吸盤19を有する平行リンク機構20によって側板12bを垂直に起立させる。同時にカップ状商品aの受入部21を構成する反対片12cをエア−シリンダ22によって起立させられる起立板23によって垂直に起立させる(図7参照)。
【0018】
前記状態を維持して、前記カップ状商品aが吸着移送装置14により移送され、前記カ−トン12のそれぞれの受入孔13に供給される(図8参照)。
【0019】
その後はカ−トン移送路11における前方への移送過程において上面片12eが水平に折り畳まれ、さらに側片12fが垂直に下方に折り畳まれ、該側片12fと前記反対片12cが速乾性接着剤により接着される(図9参照)。図中、12dは指掛け切り込み部である
【0020】
本発明では、前記カ−トン12のそれぞれの受入孔13にカップ状商品aを供給する際に、受入孔13に対するカップ状商品aの供給が確実に行われるように格子状のガイドが設けられる。
【0021】
すなわち、図3乃至図6に示すように、前記カートン移送路11の所定位置、すなわち、カップ状商品aの供給位置に供給されたカートン12の受入孔13上面部のカートン12の進行方向列の受入孔13間にカップ状商品aの位置決めのための縦列ガイド23及び両側位置に縦列ガイド24が予め設けられる。
【0022】
この縦列ガイド23及び24は、ユニットに構成され、前記カ−トン12の移送及び受入孔13に供給されたカップ状商品aのその後の移送の邪魔になることがないため、予め定位置に設けられている。もっとも、上下調整自在とし、各種のカ−トンに使用できるように構成するとよい。
【0023】
さらに、カートン12の進行方向の受入孔13間及び両側位置に側方から前記各受入孔13間に進出及び復帰自在の横列ガイド25及び両側位置に横列ガイド26が前記カップ状商品aの位置決めのために設けられる。
【0024】
この横列ガイド25及び26は、ユニットに構成され、前記カ−トン12の受入孔13に対するカップ状商品aの供給に先立って前記縦列ガイド23及び24と直角にクロスするように進出させられ、該カップ状商品aが前記カ−トン12の受入孔13へ供給されるとともに復帰させられ、その後の前記カ−トン12及びカップ状商品aの前方移送の邪魔にならないよう構成される。
【0025】
なお、前記横列ガイド25及び26の進出及び復帰はエア−シリンダ27等で行われ、さらに、図1、図2のごとく、カップ状商品aの集合を2個所で行い、吸着移送装置14を同様に2個所に設けた場合には、横列ガイド25及び26は、2個所分全体をユニットに構成される。
【0026】
また、前記縦列ガイド23、24及び横列ガイド25、26は図示のごとくそれぞれ断面三角形状とし、その角部を上方に位置させることが望ましい。かように構成することによりカ−トン12の受入孔13に対するカップ状商品aのガイド機能が向上させられる。
【0027】
すなわち、例えば、吸盤15によるカップ状商品aの吸着が不完全で、カップ状商品aの底部がカ−トン12の受入孔13位置より多少はずれた位置となった場合でも、吸着移送装置14によって供給されたカップ状商品aの底部が縦列ガイド23、24及び横列ガイド25、26の三角形状の両側傾斜面に沿って前記カ−トン12の受入孔13にガイドされるものである。
【0028】
前記のごとく、本発明によれば、適数個集合させられたカップ状商品aを前記吸着移送装置14によってカ−トン12のそれぞれの受入孔13に移送及び供給する場合に、該カップ状商品aの位置決めのための縦列ガイド23、24及び横列ガイド25、26によって前記受入孔13に正確に供給されるものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、適数個集合させたカップ状商品の下部を受け入れる受入孔が構成されたカ−トンの前記それぞれの受入孔に前記カップ状商品の下部を正確に供給して自動包装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカップ状商品の自動包装装置の概略側面図である。
【図2】 本発明のカップ状商品の自動包装装置の概略平面図である。
【図3】 縦列ガイド及び横列ガイド部の平面図である。
【図4】 図3のIV−IV線断面図である。
【図5】 図3のV−V線断面図である。
【図6】 縦列ガイドと横列ガイド部の一部拡大斜視図である。
【図7】 カートンの立体成形過程を示す側面図である。
【図8】 カートンの立体成形状態を示す斜視図である。
【図9】 カップ状商品の包装完了状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア
2,3,4 ワイヤコンベア
6,7,8,9 ストッパー
10 先端ストッパー
11 カートン移送路
12 カートン
13 受入孔
14 吸着移送装置
23,24 縦列ガイド
25,26 横列ガイド
Claims (2)
- コンベアより適数列に移送されたカップ状商品の適数個を集合させるストッパー、該集合されたカップ状商品の上方に設けられ、該集合されたそれぞれのカップ状商品の上面に吸着し、該カップ状商品をその側方に設けられたカートン移送路に供給されたカートンのそれぞれの受入孔に移送及び供給する吸着移送装置、前記供給されたカートンの受入孔上面部のカートン進行方向列の受入孔間及び両側位置に設けられたカップ状商品位置決めのための縦列ガイド、カートン進行方向の受入孔間及び両側位置に前記縦列ガイドと直角にクロスするように側方から進出及び復帰自在のカップ状商品位置決めのための横列ガイドとからなることを特徴とするカップ状商品の自動包装装置。
- 縦列ガイド及び横列ガイドをそれぞれ断面三角形状とし、その角部を上方に位置させたことを特徴とする請求項1に記載のカップ状商品の自動包装装置。
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1998
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