JP4047194B2 - バッテリ充電装置およびその制御方法 - Google Patents

バッテリ充電装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバッテリ充電装置およびその制御方法に関し、特に、異なる入力電圧の電源を使用して、リチウムイオン二次バッテリ等の定電圧/定電流充電を行う充電装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、入力電圧の異なる充電装置と電源とを接続する場合には、例えば、図10に示すように構成されていた。図10において、201は従来の充電装置である。充電装置201は、直流電力の供給を受けるためのDC入力ジャック202を備え、第1のバッテリ203、および第2のバッテリ204を充電可能である。
【0003】
205はカーバッテリケーブルであり、その両端には車用のシガレットライタのレセプタクルに接続するためのプラグ206、およびカーバッテリの12Vまたは/24Vの直流電力をDC入力ジャック202に供給するDC入力プラグ207が取り付けられている。また、208は9.5Vを供給するACアダプタ、209はAC入力プラグ、210はAC入力プラグ209から供給される交流電力を、9.5Vの直流電力に変換してDC入力ジャック202へ供給するDC入力プラグである。
【0004】
10に示したように、従来の複数の電力源から電力の供給が受けられる充電装置201は、専用の三端子の電源コネクタ(DC入力ジャック202)を設け、DC/DCコンバータを介してバッテリ203や204の充電電圧の生成を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の充電装置システムにおいては、入力電圧によらず常にDC/DCコンバータを利用して充電電圧の生成を行うようにしていた。そのため、外部の電源装置からバッテリの充電電圧に等しい直流電力が入力される場合には、DC/DCコンバータにより電圧が低下してしまいバッテリの充電電圧が得られず、バッテリを充電完了まで充電を行うことができなかった。
【0006】
また、電子機器に直流電力を供給するとともに、バッテリの充電条件に合わせた定電圧/定電流制御を行うことが可能な電源装置を使用して充電を行う場合がある一般的に、その電源装置出力は、電子機器のラッシュ電流に対応するために、出力電圧が低下した場合には定電流制御を解除する、若しくは、定電流制御値を変更する仕様になっている場合があるために、通常の急速充電開始条件ではバッテリに過大な充電電流が流れてバッテリの破損、寿命低下を招く恐れがあった。
【0007】
本発明は、上述の問題を解決するためのものであって、多入力電源マルチパワーソースのバッテリ充電装置において、バッテリの充電電圧相当と等しい電圧の直流電力が入力される場合も、バッテリに加えられる電圧が低下しないようにすることができ、またバッテリの充電電圧よりも高い電圧の直流電力が入力される場合でも、確実にバッテリを充電完了まで充電できるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のバッテリ充電装置は、接続されたバッテリを充電するバッテリ充電装置であって、前記バッテリの充電電圧より大きい直流電力が入力される第1の直流電力入力手段と、前記第1の直流電力入力手段に入力された直流電力を異なる電圧の直流電圧に変換して前記バッテリに出力するコンバータと、前記バッテリの充電電圧以下の直流電力が入力され、入力された直流電力を前記バッテリに出力する第2の直流電力入力手段と、前記第2の直流電力入力手段にプラグが接続されているか否かを検出する接続検出手段と、前記接続検出手段によって前記プラグが接続されていることが検出された場合、前記プラグが接続されていることが検出されない場合に比べて、高い急速充電開始電圧を設定する充電制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
本発明のバッテリ充電装置の制御方法は、バッテリの充電電圧より大きい直流電力が入力される第1の直流電力入力手段と、前記第1の直流電力入力手段に入力された直流電力を異なる電圧の直流電圧に変換して前記バッテリに出力するコンバータと、前記バッテリの充電電圧以下の直流電力が入力され、入力された直流電力を前記バッテリに出力する第2の直流電力入力手段とを有するバッテリ充電装置の制御方法であって、前記第2の直流電力入力手段にプラグが接続されているか否かを検出する検出ステップと、前記検出ステップによって前記プラグが接続されていることが検出された場合には、前記プラグが接続されていることが検出されない場合に比べて、高い急速充電開始電圧を設定する充電制御ステップとを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>
[構成]
図1は第1の実施の形態である充電装置の構成を示すブロック図である。
図1において、充電装置1は、直流電力の供給を受けるDC入力ジャック2、DC入力切り換えスイッチ3、DC入力の電圧を検出する電圧検出部4、定電圧/定電流制御用のDC/DCコンバータ5、充電制御用マイコン7等へ所定電圧の直流電力を供給するレギュレータ6、充電制御用のマイコン7、急速充電をオン/オフする半導体スイッチ8、トリクル充電用に充電電流を制限する抵抗器9、トリクル充電をオン/オフする半導体スイッチ10、急速充電を制御する半導体スイッチ11、トリクル充電を制御する半導体スイッチ12、充電電流を検出する抵抗器13、並びに、バッテリ16の電極17および18を接続する端子14および15を備える。
【0011】
DC入力ジャック2にはバッテリ16を充電する電圧と同じ電圧の電源、または異なる電圧の電源が接続される。そこで、DC入力ジャック2に入力された電圧(以下「DC入力電圧」と呼ぶ)Vinがバッテリ16の充電電圧Vchargeより高いかどうかを電圧検出部4において検出している。
【0012】
そして、DC入力電圧の方がバッテリ16の充電電圧より高い場合(Vin > Vcharge)、電圧検出部4は、DC入力切り換えスイッチ3をDC/DCコンバータ5側に接続し、DC/DCコンバータ5によりバッテリ16の充電電圧まで降圧し、充電制御用の充電制御用マイコン7による定電圧/定電流制御を可能にする。
【0013】
充電制御用マイコン7は、バッテリ16が端子14、15に接続されたことを検出すると、トリクル充電から急速充電、補充電の制御を行い、バッテリ16の充電完了後に充電制御を終了する。なお、本実施例のトリクル充電は、過放電したバッテリ16の電池電圧を復帰させるために行うもので、通常の充電よりも微小な電流でバッテリ16を充電するものである。
【0014】
一方、DC入力電圧がバッテリ16の充電電圧以下の場合(Vin ≦ Vcharge)、電圧検出部4は、DC入力切り換えスイッチ3をDC/DCコンバータ5の出力側に接続し、DC入力ジャック2に入力された電圧をバッテリ16の充電用として直接利用する。なお、この入力の場合、入力される直流電力は定電圧/定電流制御されているため、バッテリ16が急速充電されると、DC入力電圧はバッテリ16の端子電圧と等しく変動する。
【0015】
また、充電制御用マイコン7の充電制御は、DC/DCコンバータ5を介した場合と同じである。このように充電装置1を構成することにより、DC入力電圧がバッテリ16の充電電圧以下の場合にDC/DCコンバータ5を使用することによる電圧の低下を防止して、バッテリ16の充電を完了することが可能になる。なお、図1では、本発明の説明に必要のない一般的な充電装置1の回路構成(例えば、保護回路)については割愛している。
【0016】
[充電制御特性]
図2は、充電装置1による充電制御特性を示す図である。なお、図2においては、バッテリ16としてリチウムイオン二次バッテリを想定しており、図2の上段は充電中のバッテリ16の端子電圧(以下「バッテリ電圧」と呼ぶ)の変化を、下段はバッテリ電圧の変化に対する充電電流の変化をそれぞれ表している。
【0017】
図2に示すように、充電制御用マイコン7は、スイッチ12および10を閉にして、バッテリ電圧が急速充電開始電圧に至るまでトリクル充電を行い、バッテリ電圧が急速充電開始電圧まで上昇すると(タイミングA)、スイッチ12および10を開き、スイッチ11および8を閉にして急速充電を開始し、バッテリ16に急速充電電流を供給する。その後、バッテリ電圧は充電電圧まで上昇する(タイミングB)。タイミングAからBの期間(急速充電期間)、DC/DCコンバータ5は定電流制御を行っている。
【0018】
そして、タイミングB以降、DC/DCコンバータ5は定電圧制御に遷移し、充電電流はバッテリ16の充電状態に従い低下する。そして、予め設定された値まで充電電流が低下すると(タイミングC)、充電制御用マイコン7は例えばインジケータ(不図示)を用いて充電完了表示を行い、補充電状態になる。この補充電は一般にタイマー制御されており、設定時間の経過により終了される(タイミングD)。
【0019】
[充電制御]
図3は、充電装置1および充電制御用マイコン7の充電動作を説明するフローチャートである。
DC入力ジャック2に直流電力が供給されると(S102)、電圧検出部4によりDC入力電圧Vinがバッテリ16の充電電圧Vchargeより高いかどうかが判定される(S103)。この判定の結果、DC入力電圧Vinがバッテリ16の充電電圧Vchargeより高い場合には、スイッチ3により、DC入力ジャック2とDC/DCコンバータ5の入力側が接続され、DC/DCコンバータによる電力変換が開始される(S104)。
【0020】
その後、充電制御用マイコン7はバッテリ16の接続検出を行う(S105)。この検出の結果、バッテリ16の接続を検出すると、トリクル充電制御用のスイッチ12を閉じ、トリクル充電オン/オフ用のスイッチ10が閉じてトリクル充電が開始される(S106)。なお、バッテリ16の接続の検出は、バッテリ16の端子電圧の検出や、充電装置1へバッテリ16を装着する部位に配置したセンサやスイッチ(不図示)によって行えばよい。
【0021】
次に、充電制御用マイコン7は、バッテリ電圧を検出し(S107)、バッテリ電圧が急速充電開始電圧まで上昇したことを検出すると、トリクル充電制御用のスイッチ12を開き、急速充電制御用のスイッチ11を閉じ、急速充電オン/オフ用のスイッチ8が閉じて急速充電が開始される(S108)。そして、充電制御用マイコン7は、充電が進行してバッテリ電圧が充電電圧まで上昇し、充電電流が設定された値まで減少すると、充電完了を検出し(S109)、充電を終了する(S110)。
【0022】
このように、第1の実施の形態によれば、バッテリ16の充電電圧より高いDC入力電圧が供給されているか否かに応じてDC/DCコンバータ5により電圧を降圧してバッテリ16を充電するか、DC/DCコンバータ5をスルーパスしてバッテリ16を充電するかを切り換えるので、充電装置1へ定電圧/定電流制御された、バッテリ16の充電電圧の直流電力が供給される場合でもバッテリ16を充電完了まで充電することができる。
【0023】
<第2の実施の形態>
図4は、本発明の第2の実施の形態である充電装置の構成を示すブロック図である。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0024】
図4に示す充電装置1には、バッテリ16の充電用として定電圧/定電流制御された直流電力が供給される専用のDC入力ジャック19が設けてあり、図1に示した電圧検出部4およびスイッチ3が削除されている。なお、DC入力ジャック2と19は、その形状またはサイズが互いに異なり、専用のプラグだけが挿入可能である。この構成により、第1の実施の形態では、電圧検出部4により入力電圧を検出してDC/DCコンバータ5の使用を電気的に切り換えている。これに対し、第2の実施の形態では、直流電力が供給されるジャックによってDC/DCコンバータ5の使用/不使用が切り換わる。その他の充電制御については第1の実施の形態と同様である。
【0025】
図5は、第2の実施の形態である充電装置1の充電動作を説明するフローチャートである。第1の実施の形態におけるDC入力電圧による動作の分岐(S103)に対して、第2の実施の形態では直流電力が供給されるDC入力ジャックにより動作が分岐する(S203)部分が異なり、その他の動作および処理は同じである。
【0026】
このように、第2の実施の形態によれば、充電装置1にバッテリの充電に適した電圧の、定電圧/定電流制御されたDC入力電圧を供給するためのDC入力ジャック19と、バッテリ16の充電電圧より充分に高いDC入力電圧を供給するためのDC入力ジャック2を持たせ、それらの形状を異ならせることにより、それぞれの場合においてバッテリ16を充電完了まで充電することが可能になる。
【0027】
<第3の実施の形態>
[構成]
図6は、本発明の第3の実施の形態である充電装置の構成を示すブロック図である。なお、第3の実施の形態において、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0028】
図6に示す充電装置1には、DC入力プラグの挿抜を検出するスイッチ20、およびプルアップ抵抗器21が設けてある。DC入力ジャック19にDC入力プラグ(不図示)が未挿入の状態とDC入力プラグが挿入されている状態とでスイッチ20の開閉が切り換わることにより、充電制御用マイコン7は、DC入力ジャック19にDC入力プラグが挿入されているか否かを知ることができる。
【0029】
また、充電制御用マイコン7は、DC入力ジャック19から直流電力が供給される場合、急速充電開始電圧(以下「急速充電開始電圧2」と呼ぶ)を、第1もしくは第2の実施の形態におけるバッテリ16の急速充電開始電圧(以下「急速充電開始電圧1」と呼ぶ)よりも高く設定する。なお、充電制御用マイコン7はプログラム上で充電開始電圧の設定を切り換えるが、例えば、充電制御用マイコン7の充電電圧を検出ラインに二組の分圧器を設けて、スイッチ20の開閉に合わせて、それら分圧器の選択をハードウェア的に切り換えることで、急速充電開始電圧の設定を切り換える方法にしてもよい。
【0031】
[充電制御特性]
図7は、DC入力ジャック19から直流電力の供給を受けた場合の充電制御特性を示す図である。
また、図7の右上には、DC入力ジャック19に接続されるパワーアダプタの出力特性を示すが、パワーアダプタの出力特性には充電領域と、電子機器の通常動作時に発生するラッシュ電流に対応するためのラッシュ領域が設けられている。なお、パワーアダプタは充電装置1に接続するだけでなく、バッテリ16が装着される電子機器の電源としても使用可能に構成されている。しかし、電子機器のラッシュ電流はバッテリ16の許容最大充電電流(急速充電可能電流)を超過しているため、パワーアダプタから出力される直流電力をそのままバッテリ16に供給することはできない。
【0032】
また、電子機器に必要な電圧は、一般に、バッテリ16の急速充電開始電圧(急速充電開始電圧1)よりも高い電圧であるため、第3の実施の形態では急速充電開始電圧2という条件を設け、DC入力ジャック19から直流電力が供給される場合、バッテリ電圧がこの急速充電開始電圧2を超過した時点から急速充電を行うように制御する。
【0033】
言い換えれば、電子機器に必要な電圧を超えると、パワーアダプタの出力特性は充電領域に入り、図7の右上に示すように、急速充電可能電流を超えるような電流がパワーアダプタから出力されることはない。そこで、トリクル充電によりバッテリ電圧が電子機器に必要な電圧を超え、急速充電開始電圧2を超えた後、急速充電を開始すれば、適切な急速充電が可能になる。
【0034】
このような制御を行った場合の充電電圧/充電電流の関係が図7に示してある。トリクル充電を急速充電開始電圧2(タイミングA')まで行い、タイミングA'から急速充電を開始する。そして、タイミングB'まで定電流制御(急速充電)が行われ、バッテリ電圧がバッテリ16の充電電圧に到達すると定電圧制御に遷移し、バッテリ16の充電状態に従い充電電流が低下する。その後、充電電流が予め設定された電流値まで低下(タイミングC')すると、補充電が開始され、上述したタイマー制御により充電が終了される(タイミングD')。
【0035】
[充電制御]
図8は、充電装置1の充電動作を説明するフローチャートである。第1の実施の形態のDC入力電圧による動作の分岐(S103)に対して、第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様にDC入力ジャックにより動作が分岐する(S203)部分が異なるとともに、トリクル充電開始後、DC入力ジャックの状態に応じて急速充電開始電圧を設定する(S304―S306)部分が異なり、その他の動作および処理は同じである。
【0036】
[充電装置とパワーアダプタの接続形態]
図9は、第3の実施の形態における充電装置1とパワーアダプタの接続形態の一例を示す図である。
図9において、充電装置1は、二つのバッテリ16を充電可能である。また、カーバッテリケーブル106の両端には、車のシガレットライタのレセプタクルに接続するためのプラグ107、および、12Vまたは24Vの直流電力をDC入力プラグ2に供給するDC入力プラグ108が備わる。
【0037】
また、パワーアダプタ109はAC入力プラグ110から供給される交流電力を9.5Vの直流電力に変換し、その直流電力をDC入力プラグ111を介してDC入力ジャック2へ供給する。また、パワーアダプタ112はAC入力プラグ113から供給される交流電力を8.4V(バッテリ16の充電用に定電圧/定電流制御されており、且つ図7の右上に示す出力特性を持つ)の直流電力に変換し、DC入力プラグ114を介してDC入力ジャック19へ供給する。
【0038】
このように、第3の実施の形態によれば、充電装置1にバッテリの充電に考慮した出力特性を有するパワーアダプタ112が接続される場合に、急速充電の開始電圧を電子機器に必要な電圧よりも高く設定することにより、安全かつ適切にバッテリ16を充電完了まで充電することが可能になる。
【0039】
(本発明の他の実施の形態)
本発明は複数の機器から構成されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、前述した実施の形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように、前記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0040】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0041】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施の形態で説明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施の形態で示した機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることは言うまでもない。
【0042】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0043】
以下に、本発明の実施態様の例を列挙する。
〔実施態様1〕 バッテリを充電する充電装置であって、前記バッテリの充電電圧と同様の電圧値であり、かつ充電用に定電流制御された電源が接続される場合には、DC/DCコンバータの二次側の電源ラインに直接接続し、バッテリの充電電圧と異なる電圧値のDC入力用電源が接続される場合には前記DC/DCコンバータを介して定電圧/定電流制御を行うようにしたことを特徴とする多入力電源の充電装置。
【0044】
〔実施態様2〕 前記バッテリの充電電圧と同様の電圧値であり、かつ充電用に定電流制御された電源が接続される第1の入力ジャックと、バッテリの充電電圧と異なる電圧値のDC入力用電源が接続される第2の入力ジャックの両方を備えていることを特徴とする多入力電源の充電装置。
本実施態様は、具体的には、バッテリの充電電圧および充電電流が供給される入力部と、バッテリの充電電圧と異なる電圧が供給される入力部を分離し、バッテリの充電電圧と異なる電圧が供給される入力部はDC/DCコンバータを介してバッテリの充電電圧/充電電流を生成し、バッテリの充電電圧および充電電流が供給される入力部はDC/DCコンバータの出力側に接続するように構成していることを特徴としている。この場合は、入力ジャックを2種類持たせても正常に充電を行うことが可能となる。
【0045】
〔実施態様3〕 前記バッテリの充電電圧と同様の電圧値であり、かつ充電用に定電流制御された電源が接続された場合には、急速充電が開始されるバッテリの電圧を、DC/DCコンバータによって充電出力を生成する場合より高く設定するようにしたことを特徴とする実施態様1または2に記載の多入力電源の充電装置。
【0046】
〔実施態様4〕 バッテリを充電する充電方法であって、前記バッテリの充電電圧と同様の電圧値であり、かつ充電用に定電流制御された電源が接続される場合には、DC/DCコンバータの二次側の電源ラインに直接接続し、バッテリの充電電圧と異なる電圧値のDC入力用電源が接続される場合には前記DC/DCコンバータを介して定電圧/定電流制御を行うようにしたことを特徴とする多入力電源の充電方法。
〔実施態様5〕 前記バッテリの充電電圧と同様の電圧値であり、かつ充電用に定電流制御された電源が接続された場合には、急速充電が開始されるバッテリの電圧を、DC/DCコンバータによって充電出力を生成する場合より高く設定するようにしたことを特徴とする実施態様4に記載の多入力電源の充電方法。
【0047】
〔実施態様6〕 バッテリを充電する充電方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記バッテリの充電電圧と同様の電圧値であり、かつ充電用に定電流制御された電源が接続された場合には、急速充電が開始されるバッテリの電圧を、DC/DCコンバータによって充電出力を生成する場合より高く設定するようにする充電方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0048】
〔実施態様7〕 前記実施態様6に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、バッテリの充電電圧相当と等しい電圧の直流電力が入力される場合も、バッテリに加えられる電圧が低下しないようにすることができ、またバッテリの充電電圧よりも高い電圧の直流電力が入力される場合でも、確実にバッテリを充電完了まで充電できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示し、充電装置を最も良く表すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示し、実施の形態の充電装置で用いられる充電制御の例を示す特性図である。
【図3】 第1の実施の形態における充電動作を説明するフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示し、多入力電源の充電装置のブロック図である。
【図5】 第2の実施の形態における充電装置の充電動作を説明するフローチャートである。
【図6】 本発明の第3の実施の形態を示し、充電装置の構成を説明するブロック図である。
【図7】 第3の実施の形態のDC入力ジャックからの入力時の充電制御を示す図である。
【図8】 第3の実施の形態における充電動作を説明するフローチャートである。
【図9】 第3の実施の形態の充電装置の使用例を示す図である。
【図10】 従来の充電装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 充電装置
2 DC入力ジャック
3 DC入力切り換えスイッチ
4 電圧検出部
5 DC/DCコンバータ
6 レギュレータ
7 充電制御用マイコン
8 半導体スイッチ
9 抵抗器
10 半導体スイッチ
11 半導体スイッチ
12 半導体スイッチ
13 抵抗器
14 充電端子
15 充電端子
16 バッテリ
17 電極
18 電極
19 DC入力ジャック
20 スイッチ
21 プルアップ抵抗器

Claims (2)

  1. 接続されたバッテリを充電するバッテリ充電装置であって、
    前記バッテリの充電電圧より大きい直流電力が入力される第1の直流電力入力手段と、
    前記第1の直流電力入力手段に入力された直流電力を異なる電圧の直流電圧に変換して前記バッテリに出力するコンバータと、
    前記バッテリの充電電圧以下の直流電力が入力され、入力された直流電力を前記バッテリに出力する第2の直流電力入力手段と、
    前記第2の直流電力入力手段にプラグが接続されているか否かを検出する接続検出手段と、
    前記接続検出手段によって前記プラグが接続されていることが検出された場合、前記プラグが接続されていることが検出されない場合に比べて、高い急速充電開始電圧を設定する充電制御手段と、
    を有することを特徴とするバッテリ充電装置。
  2. バッテリの充電電圧より大きい直流電力が入力される第1の直流電力入力手段と、前記第1の直流電力入力手段に入力された直流電力を異なる電圧の直流電圧に変換して前記バッテリに出力するコンバータと、前記バッテリの充電電圧以下の直流電力が入力され、入力された直流電力を前記バッテリに出力する第2の直流電力入力手段とを有するバッテリ充電装置の制御方法であって、
    前記第2の直流電力入力手段にプラグが接続されているか否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって前記プラグが接続されていることが検出された場合には、前記プラグが接続されていることが検出されない場合に比べて、高い急速充電開始電圧を設定する充電制御ステップと、
    を有することを特徴とするバッテリ充電装置の制御方法。
JP2003047954A 2003-02-25 2003-02-25 バッテリ充電装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4047194B2 (ja)

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