JP4044537B2 - 表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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本発明は、表示装置及びその駆動方法に係り、特には、表示素子の光学特性をそれに流す電流により制御する表示装置及びその駆動方法に関する。
有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置のように表示素子の光学特性をそれに流す駆動電流によって制御する表示装置では、駆動電流がばらつくと、輝度むら等の画質不良が生じる。それゆえ、そのような表示装置でアクティブマトリクス駆動方式を採用した場合には、表示素子を駆動する駆動用トランジスタの特性が各画素間でほぼ同一であることが要求される。しかしながら、この表示装置では、通常、トランジスタをガラス基板などの絶縁体上に形成するため、トランジスタ特性のばらつきを生じ易い。
この問題に対しては、以下の特許文献1及び2において図7及び図8に示す回路がそれぞれ提案されている。以下、これら回路を用いた駆動用トランジスタの特性補正について説明する。
図7の回路(閾値キャンセル型)を用いた有機EL表示装置1では、何れかの画素2を表示状態とするに際し、まず、走査信号線7を利用して出力制御用スイッチSw2を開く(OFF)とともに、走査信号線15を利用して補正用スイッチSw3を閉じて(ON)、駆動用トランジスタTrのソース−ドレイン間に電流が流れなくなるまでキャパシタC1及びC2に電荷を供給する。この状態では、駆動用トランジスタTrのドレインとゲートとは接続されているので、ノードAの電位は駆動用トランジスタTrの閾値Vthとなる。なお、この間、図示しない走査信号線ドライバから走査信号線6に走査信号を供給して選択用スイッチSw1を閉じるとともに、図示しない映像信号線ドライバから映像信号線9にリセット信号Vrstを供給しておく。
以上の動作を終了したのち、補正用スイッチSw3を開き、さらに、映像信号線ドライバから映像信号線9に映像信号Vsigを供給する。これにより、駆動用トランジスタTrのゲート電位は、VrstからVsigへの変量と等しい量だけ閾値Vthから変動する。そして、選択用スイッチSw1を開くとともに、出力制御用スイッチSw2を閉じる。その結果、その変動量に応じた駆動電流が、電源配線11から駆動用トランジスタTr及び出力制御用スイッチSw2を介して有機EL素子20に供給される。
このように、図7の回路によると、駆動電流に閾値Vthが与える影響を排除することができる。したがって、画素2間で駆動用トランジスタTrの閾値がばらついていたとしても、そのようなばらつきが有機EL素子20に供給する駆動電流に与える影響を最小とすることができる。
しかしながら、駆動電流は、駆動用トランジスタTrの閾値だけでなく、その移動度や寸法などの影響も受ける。そのため、図7の回路によると、表示ムラが視認されなくなるまで発光均一性を改善することは難しい。
他方、図8の回路(カレントコピー型)を用いた有機EL表示装置1では、何れかの画素2を表示状態とするに際し、まず、出力制御用スイッチSw2を開くとともに、選択用スイッチSw1及び補正/書き込み用スイッチSw4を閉じる。次いで、この状態で、駆動用トランジスタTrのソースとドレインとの間に、図示しない定電流回路を用いて映像信号に対応した電流Isigを流す。この動作により、キャパシタC2の両電極間の電圧は、駆動用トランジスタTrのチャネルに電流Isigを流すのに必要なゲート−ソース間電圧となる。
その後、選択用スイッチSw1及び補正/書き込み用スイッチSw4を開き、さらに、出力制御用スイッチSw2を閉じる。ノードBの電位は、先の動作により、駆動用トランジスタTrのソース−ドレイン間に電流Isigとほぼ等しい駆動電流が流れるように設定されている。
このように、図8の回路によると、書き込み期間において映像信号として供給した電流Isigとほぼ等しい大きさの電流を、書き込み期間に続く保持期間においても駆動用トランジスタTrのソースとドレインとの間に流すことができる。それゆえ、駆動用トランジスタTrの閾値Vthだけでなく移動度や寸法などが駆動電流に与える影響も排除することができる。
しかしながら、図8の回路では、画素の大型化に伴い映像信号配線の配線容量が増大したり、構成の細化に伴って書き込み期間が短くなると、以下の問題を生じる。すなわち、電流Isigが小さい場合、書き込み不足が生じる。換言すれば、所望の映像信号を書き込むことが難しくなる。
米国特許第6,229,506B1号明細書 米国特許第6,373,454B1号明細書
本発明の目的は、映像信号による表示動作の制御性を向上させ、良好な表示を可能とすることにある。
本発明の第1側面によると、マトリクス状に配置された複数の画素を具備した表示装置であって、前記複数の画素のそれぞれは、電圧信号が供給される電圧信号入力端子と、第1電源端子に接続された第1端子と、制御端子と、それらの間の電圧に対応した電流を出力する第2端子とを含んだ駆動制御素子と、前記電圧信号入力端子と前記制御端子との間に接続された第1キャパシタと、電流信号が供給される電流信号入力端子と、前記電流信号入力端子と前記制御端子との間に接続された第1スイッチと、前記電流信号入力端子と前記第2端子との間に接続された第2スイッチと、前記第2端子に入力端子が接続された出力制御スイッチと、第2電源端子と前記出力制御スイッチの出力端子との間に接続された表示素子とを具備し、前記表示装置は、表示すべき階調に基づいて、書き込み動作を第1及び第2書き込み動作間で変化させ、前記第1書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第1電位に設定するとともに前記出力制御スイッチを開き且つ前記第1及び第2スイッチを閉じて、前記第1及び第2端子間に映像信号としての電流を流すことを含み、前記第2書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第2電位に設定するとともに前記出力制御スイッチを開き且つ前記第1及び第2スイッチを閉じて、前記第1及び第2端子間にリセット信号としての電流を流し、次いで、第1スイッチを開き、その後、前記電圧信号入力端子を前記映像信号に対応した電位に設定することを含んだ表示装置が提供される。
本発明の第2側面によると、マトリクス状に配置された複数の画素を具備し、前記複数の画素のそれぞれは、第1電源端子に接続された第1端子と制御端子とそれらの間の電圧に対応した電流を出力する第2端子とを含んだ駆動制御素子と、前記第2端子と前記第2電源端子との間に接続された表示素子と、前記制御端子と電圧信号入力端子との間に接続されたキャパシタとを具備した表示装置の駆動方法であって、表示すべき階調に基づいて、書き込み動作を第1及び第2書き込み動作間で変化させることを含み、前記第1書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第1電位に設定し且つ前記表示素子と前記第2端子との接続を断つとともに前記制御端子を前記画素の外部と接続した状態で、前記第1及び第2端子間に映像信号としての電流を流すことを含み、前記第2書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第2電位に設定し且つ前記表示素子と前記第2端子との接続を断つとともに前記制御端子を前記画素の外部と接続した状態で、前記第1及び第2端子間にリセット信号としての電流を流し、次いで、前記制御端子と前記画素の外部との接続を断ち、その後、前記電圧信号入力端子を前記映像信号に対応した電位に設定することを含んだ方法が提供される。
本発明によると、映像信号による表示動作の制御性を向上させることができ、良好な表示が可能となる。
以下、本発明の幾つかの態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同様または類似する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第1態様に係る表示装置を概略的に示す平面図である。この表示装置1は、例えば、有機EL表示装置であり、複数の画素2を含んでいる。これら画素2は、基板3上にマトリクス状に配置されている。
基板3上には、走査信号線ドライバ4及び映像信号線ドライバ5がさらに設けられている。映像信号線ドライバ5は、電流信号供給回路の少なくとも一部を構成している。また、映像信号線ドライバ5は、電圧信号供給回路の少なくとも一部を構成している。
この基板3上には、走査信号線ドライバ4に接続された走査信号線6乃至8が画素2の行方向に延在するように設けられている。これら走査信号線6乃至8には、走査信号線ドライバ4から走査信号が電圧信号として供給される。
また、基板3上には、映像信号線ドライバ5に接続されるとともにそれから電圧信号が供給される電圧信号線9と、映像信号線ドライバ5に接続されるとともにそれから電流信号が供給される電流信号線10とが、画素2の列方向に延在するように設けられている。
さらに、この基板3上には、電源配線11が設けられている。
画素2は、駆動制御素子Trと、選択用スイッチSw1と、出力制御用スイッチSw2と、補正信号供給制御用スイッチSw5a及びSw5bと、キャパシタC1及びC2と、表示素子20とを含んでいる。これらスイッチSw1,Sw2,Sw5a及びSw5bは、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)であり、キャパシタC1及びC2は、例えば、薄膜キャパシタである。また、駆動制御素子TrはここではTFTで構成されていることとする。
表示素子20は、互いに対向した陽極及び陰極とそれらの間に流れる電流に応じて光学特性が変化する活性層とを含んでいる。ここでは、一例として、表示素子20は、活性層として発光層を含んだ有機EL素子とする。また、ここでは、一例として、陽極は、下部電極として設けるとともに、出力制御用スイッチSw2を介して駆動制御素子Trに接続する。他方、陰極は、例えば、活性層を介して下部電極と対向配置された上部電極として設ける。
駆動制御素子Trは、例えば、pチャネルTFTであり、そのゲートはキャパシタC1の一方の電極に接続されている。駆動制御素子TrがpチャネルTFTである場合、そのソースは電源配線11に接続し、ドレインは出力制御用スイッチSw2を介して有機EL素子20の下部電極に接続する。
選択用スイッチSw1は、入力端子が映像信号線9に接続され、出力端子がキャパシタC1を介して駆動制御素子Trのゲートに接続されている。選択用スイッチSw1のスイッチング動作は、走査信号線6から供給される走査信号によって制御する。選択用スイッチSw1は、例えば、pチャネルTFTである。この場合、そのゲートは走査信号線6に接続し、ソースは映像信号線9に接続し、ドレインはキャパシタC1の他方の電極に接続する。
出力制御用スイッチSw2は、駆動制御素子Trと有機EL素子20との間に接続されている。出力制御用スイッチSw2のスイッチング動作は、走査信号線7から供給される走査信号によって制御する。出力制御用スイッチSw2は、例えば、pチャネルTFTである。この場合、そのゲートは走査信号線7に接続し、ソース及びドレインは駆動制御素子Trと有機EL素子20とにそれぞれ接続する。
補正信号供給制御用スイッチSw5aは、駆動制御素子Trのドレインと電流信号線10との間に接続されている。なお、電流信号線10上のノードCは、電流信号供給端子としての役割を果たす。スイッチSw5aのスイッチング動作は、走査信号線8から供給される走査信号によって制御する。補正信号供給制御用スイッチSw5aは、例えば、pチャネルTFTである。この場合、そのゲートは走査信号線8に接続し、ソース及びドレインは駆動制御素子Trのドレインと電流信号線10とにそれぞれ接続する。
補正信号供給制御用スイッチSw5bは、駆動制御素子Trのドレインとゲートとの間に接続されている。スイッチSw5bのスイッチング動作は、走査信号線8から供給される走査信号によって制御する。補正信号供給制御用スイッチSw5bは、例えば、pチャネルTFTである。この場合、そのゲートは走査信号線8に接続し、ソース及びドレインは駆動制御素子Trのドレインとゲートとにそれぞれ接続する。
補正信号供給制御用スイッチSw5a及びSw5bは、補正信号供給制御部を構成している。この補正信号供給制御部は、駆動制御素子Trのドレインと駆動制御素子Trのゲートと電流信号線10との接続/非接続を切り替えることができれば、図1に示す以外の構造を有していてもよい。
例えば、図1では補正信号供給制御用スイッチSw5a及びSw5bのスイッチング動作を1本の走査信号線8で制御しているが、2本の走査信号線で制御してもよい。
また、図1では、補正信号供給制御用スイッチSw5aを駆動制御素子Trのドレインと電流信号線10との間に接続しているが、補正信号供給制御用スイッチSw5aは駆動制御素子Trのドレインと駆動制御素子Trのゲートとの間であって駆動制御素子Trのドレインと電流信号線10との間に接続してもよい。
さらに、図1では、補正信号供給制御用スイッチSw5bを駆動制御素子Trのドレインとゲートとの間に接続しているが、補正信号供給制御用スイッチSw5bは電流信号線10と駆動制御素子Trのゲートとの間に接続してもよい。
キャパシタC1は、選択用スイッチSw1と駆動制御素子Trのゲートとの間に接続されている。キャパシタC2は、駆動制御素子Trのソースと駆動制御素子Trのゲートとの間に接続されている。なお、選択用スイッチSw1のソースに接続されたノードEは、電圧信号入力端子としての役割を果たす。
キャパシタC1及びC2の容量は互いに等しくなくてもよいが、簡略化のため、ここでは互いに等しいこととする。また、キャパシタC2は、駆動制御素子Trのソースと駆動制御素子Trのゲートとの間に接続する代わりに、例えば、駆動制御素子Trのゲートと駆動制御素子Trのソースから絶縁された定電位端子との間に接続してもよい。すなわち、キャパシタC2は、その一方の端子が駆動制御素子Trのゲートに接続され且つ映像信号に対応して駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧を保持可能であれば、駆動制御素子Trのゲート−ソース間に接続しなくてもよい。
この表示装置1は、さらに、映像信号線ドライバ5に接続された電圧電流源25を含んでいる。電圧電流源25は、出力電圧を変更可能な電圧源と、出力電流を変更可能な電流源とを内蔵している。
図2は、図1の表示装置で使用可能な映像信号線ドライバ及び電圧電流源の等価回路図である。
図2の回路では、電圧電流源25は、電流源CSと、電圧源VSと、スイッチSwC1と、スイッチSwV1とを含んでいる。スイッチSwC1は、電流源CSと電圧電流源25の出力端子との間に接続されている。スイッチSwV1は、電圧源VSと電圧電流源25の出力端子との間に接続されている。
電圧源VS及び電流源CSは、1つのIC(集積回路)16に形成され得る。また、このIC16には、スイッチSwC1及びスイッチSwV1がさらに形成され得る。電圧電流源25は、例えば、これら複数のIC16で構成することができる。
映像信号線ドライバ5は、定電位線14と、スイッチSwV0と、スイッチSwV2と、スイッチSwC2とを含んでいる。定電位線14は、一定電位,例えば0V,に設定されている。スイッチSwV0は、定電位線14と電圧信号線9との間に接続されている。スイッチSwV2は、電圧電流源25の出力端子と電圧信号線9との間に接続されている。スイッチSwC2は、電圧電流源25の出力端子と電流信号線10との間に接続されている。
図3は、図1に示す表示装置の駆動方法の一例を概略的に示すタイミングチャートである。この駆動方法では、第1書き込み期間P3Cと第2書き込み期間P3Vとで一水平周期を構成し、第1書き込み期間P3Cと第2書き込み期間P3Vと保持期間P4とで一垂直周期を構成する。
図3の方法では、より明るい階調を表示する場合と、より暗い階調を表示する場合とで、電流源CSの出力電流Iout及び電圧源VSの出力電圧Voutが異なっている。図3では、一例として、m行目及びm+2行目の画素2でより明るい階調を表示し、m+1行目の画素2でより暗い階調を表示することを想定している。
より明るい,例えば100nAよりも大きな駆動電流に対応した,階調を表示する場合、この表示装置1を例えば以下のように駆動する。
例えば、m行目の画素2を選択する期間,すなわち、m行目選択期間,では、まず、スイッチSw2を開く。スイッチSw2を開いている期間内に、第1書き込み動作及び第2書き込み動作を順次実施する。
第1書き込み動作を行う第1書き込み期間P3Cでは、まず、スイッチSwV0,SwC1及びSwC2を閉じ、スイッチSwV1及びSwV2を開く。すなわち、電圧源VSと映像信号線ドライバ5との接続を断つとともに、定電位線14と電圧信号線9とを接続し、電流源CSと電流信号線10とを接続する。この状態で、スイッチSw1,Sw5a及びSw5bを閉じて、電流源CSの出力電流Ioutを、映像信号に対応した電流信号Isig,例えば500nA,に設定する。これにより、駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧は、そのソース−ドレイン間に電流Isigが流れる時の値に設定される。第1書き込み期間P3Cは、スイッチSw5a及びSw5bを開くことにより終了する。
なお、上記の通り、第1書き込み期間P3Cでは、電圧源VSと映像信号線ドライバ5との接続は断たれている。したがって、電圧源VSの出力端子の電位Voutは、どのような値であってもよいが、後の不所望な電位変動を抑制するためにも第2書き込み期間で出力する電位に設定しておくことが望ましい。例えば、電圧源VSの出力端子の電位Voutは、0Vに設定する。
第1書き込み期間P3Cに続く第2書き込み期間P3Vでは、第1書き込み期間P3Cで設定した駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧を保持する。すなわち、スイッチSw5bを開いたままとする。ここでは、一例として、第2書き込み期間P3Vにおいて、さらに、スイッチSwV0,SwC1及びSwC2を開き、スイッチSw1,SwV1及びSwV2を閉じる。また、ここでは、一例として、電圧源VSの出力端子の電位Voutを、所定の電位,例えば0V,に設定する。第2書き込み期間P3Vは、スイッチSw1を開くことにより終了する。ここで、所定の電位とは、第1書き込み期間P3C中に定電位線14により設定される電位と同等の電位をいう。
第2書き込み期間P3Vに続く保持期間P4では、スイッチSw2を閉じる。これにより、表示素子20には、電流Isigとほぼ等しい大きさの電流が流れる。なお、次の画素行への書き込みを行うため、スイッチSwV0,SwC1及びSwC2は閉じ、スイッチSwV1及びSwV2は開く。
このように、より明るい階調を表示するための書き込み動作では、駆動制御素子Trのソース−ドレイン間に、映像信号として電流信号Isigを流す。これにより、ノードDの電位を映像信号に対応した値に設定する。電流Isigは十分に大きいので、ノードDの電位は、駆動制御素子Trの特性を忠実に反映する。すなわち、本態様によると、より明るい階調を表示する場合、駆動制御素子Trの閾値Vthだけでなく移動度や寸法などが駆動電流に与える影響も完全に排除することができる。
図3の方法では、より暗い,例えば100nA以下の駆動電流に対応した,階調を表示する場合、この表示装置1を例えば以下の方法により駆動する。
例えば、m+1行目の画素2を選択する期間,すなわち、m+1行目選択期間,では、まず、m行目選択期間について説明したのと同様に、スイッチSw2を開く。スイッチSw2を開いている期間内に、第1書き込み動作及び第2書き込み動作を順次実施する。
第1書き込み動作を行う第1書き込み期間P3Cでは、m行目選択期間について説明したのと同様に、まず、スイッチSwV0,SwC1及びSwC2を閉じ、スイッチSwV1及びSwV2を開く。すなわち、電圧源VSと映像信号線ドライバ5との接続を断つとともに、定電位線14と電圧信号線9とを接続し、電流源CSと電流信号線10とを接続する。この状態で、スイッチSw1,Sw5a及びSw5bを閉じる。
但し、ここでは、この状態で、電流源CSの出力電流Ioutは、映像信号に対応した電流Isigではなく、所定のリセット電流Irst,例えば100nA,とする。これにより、駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧は、そのソース−ドレイン間に電流Irstが流れる時の値Vcrctに設定される。第1書き込み期間P3Cは、スイッチSw5a及びSw5bを開くことにより終了する。
第2書き込み期間P3Vでは、m行目選択期間について説明したのと同様に、第1書き込み期間P3Cで設定した駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧を保持する。すなわち、スイッチSw5bを開いたままとする。第2書き込み期間P3Vでは、さらに、スイッチSwV0,SwC1及びSwC2を開き、スイッチSwV1及びSwV2を閉じる。
但し、ここでは、この状態で、電圧源VSが出力する電圧信号Voutを、映像信号に略対応した電圧信号Vsig’,例えば4V,に設定する。電圧信号Vsig’は、例えば、0V乃至6Vの範囲内とする。これにより、電圧信号入力端子であるノードEを電位Vsig’に設定する。第2書き込み期間P3Vは、スイッチSw1を開くことにより終了する。
上記のように、第1書き込み期間P3Cが終了した時点で、ノードDの電位は、駆動制御素子Trのソース−ドレイン間に電流Irstが流れる時の値Vcrctに設定されている。そのため、第2書き込み期間P3Vにおいて、ノードEの電位を例えば0VからVsig’へと変化させると、ノードDの電位はVcrctからVcrct+Vsig”へと変化する。なお、Vsig”は、駆動制御素子Trのゲート電位とキャパシタC1及びC2の容量比とで決まる値である。したがって、ノードDの電位がVsigである場合に或る階調が表示されることを設計した場合、その階調を表示するための電圧信号Vsig’は、等式:Vsig=Vsig”+Vcrct(Av)に示す関係を略満足するように定めてもよい。なお、Vcrct(Av)は、電位Vcrctについて見込まれる値,例えば、Vcrctの全画素についての平均値,である。
電位Vcrctは、駆動制御素子Trの閾値だけでなく、その移動度や寸法などからも影響を受ける値である。電位Vcrctは、電流Irstが十分に大きければ、駆動制御素子Trの特性を忠実に反映する。したがって、第2書き込み期間P3Vが終了した時点で、駆動制御素子Trの特性は補正されている。
保持期間P4では、m行目選択期間について説明したのと同様に、スイッチSw2を閉じる。これにより、表示素子20には、電位Vcrct+Vsig’に略対応した大きさの電流が流れる。なお、次の画素行への書き込みを行うため、スイッチSwV0,SwC1及びSwC2は閉じ、スイッチSwV1及びSwV2は開く。
このように、より暗い階調を表示するための書き込み動作では、まず、駆動制御素子Trのソース−ドレイン間に十分に大きなリセット電流Irstを流すことにより、ノードDにリセット電流Irstに対応した補正信号Vcrctを供給する。これにより、駆動制御素子Trの特性,すなわち、閾値Vth、移動度及び寸法など,のばらつきを補正する。次いで、映像信号に略対応した電圧信号Vsig’をノードEに供給し、ノードDの電位をVcrct+Vsig’に設定する。
駆動電流がリセット電流Irstと等しい場合、補正信号Vcrctは、駆動制御素子Trの特性,すなわち、閾値Vth、移動度及び寸法が駆動電流に与える影響を完全に排除する。他方、駆動電流がリセット電流Irstとは異なる場合、補正信号Vcrctは、駆動制御素子Trの特性が駆動電流に与える影響を完全には排除しない。すなわち、後者の場合、補正信号Vcrctは、第2書き込み期間P3VにおけるノードEの電位と、第1書き込み期間P3CにおけるノードEの電位との差に対応した誤差を含むこととなる。但し、この電位差が十分に小さければ、補正信号Vcrctの誤差も小さくなる。したがって、本態様によると、より暗い階調を表示する場合にも、駆動制御素子Trの特性,すなわち、閾値Vth、移動度及び寸法など,が駆動電流に与える影響をほぼ完全に排除することができる。
また、より明るい階調を表示するための書き込み動作と、より暗い階調を表示するための書き込み動作とは、電流源CS及び電圧源VSの出力のみが異なっている。すなわち、上記の方法では、各スイッチのスイッチング動作を、表示すべき階調に応じて変更する必要がない。そのため、各画素行への書き込み動作に長時間を要することがない。
さらに、図2の回路では、電圧源VSからの出力と電流源CSからの出力との選択を電圧電流源25の内部で行う。そのため、電圧電流源25の出力端子或いは映像信号線ドライバの入力端子の数は、1つの画素列につき1つでよい。信号書き込みに電圧信号及び電流信号の両方を行う場合でも外部回路との接続点数を増大させることなく、モジュール外形の増大を抑制するとともに、機械強度の信頼性を維持することができる。
次に、本発明の第2態様について説明する。
図4は、本発明の第2態様に係る表示装置を概略的に示す平面図である。図4に示す表示装置1は、例えば、有機EL表示装置である。この表示装置1は、以下の構成を採用したこと以外は、図1の表示装置1と同様の構造を有している。
すなわち、この表示装置1では、電流信号線10を省略している。この表示装置1では、その代わりに、電圧信号線9を、電圧信号及び電流信号の双方が供給される電圧電流信号線として利用する。また、この表示装置1では、定電位線26を設けている。
各画素2では、スイッチSw1のドレインを電圧電流信号線9に接続するとともに、スイッチSw1のソースと定電位線26との間に接続された補正信号供給制御用スイッチSw5eとを設けている。ここでは、一例として、スイッチSw5eとしてpチャネルトランジスタを使用している。また、ここでは、一例として、スイッチSw5eのソースは定電位線26に接続しているが、スイッチSw5eのソースは電源配線11に接続してもよい。この場合、定電位線26は省略することができる。
基板3上には、走査信号線ドライバ4に接続された走査信号線17が設けられている。スイッチSw5eのゲートは、走査信号線17に接続されている。
さらに、この表示装置1では、図2に示す映像信号線ドライバ5を省略している。その代わりに、電圧電流源25の出力端子を電圧電流信号線9に接続し、電圧電流源25を映像信号線ドライバとして利用する。
本態様では、より明るい,例えば100nAよりも大きな駆動電流に対応した,階調を表示する場合、この表示装置1を例えば以下の方法により駆動する。
より明るい階調を表示すべき画素2を選択する期間,例えばm行目選択期間,では、まず、図3を参照しながら説明したのと同様に、スイッチSw2を開く。スイッチSw2を開いている期間内に、第1書き込み動作及び第2書き込み動作を順次実施する。
第1書き込み動作を行う第1書き込み期間P3Cでは、図3を参照しながら説明したのと同様に、まず、スイッチSwC1を閉じ、スイッチSwV1を開く。すなわち、電圧源VSと電圧電流信号線9との接続を断つとともに、電流源CSと電圧電流信号線9とを接続する。この状態で、スイッチSw5a,Sw5b及びSw5eを閉じる。なお、スイッチSw1は、開いたままにしておく。
この状態で、電流源CSの出力電流Ioutを、映像信号に対応した電流信号Isigに設定する。これにより、駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧は、そのソース−ドレイン間に電流Isigが流れる時の値に設定される。第1書き込み期間P3Cは、スイッチSw5a及びSw5bを開くことにより終了する。
第1書き込み期間P3Cに続く第2書き込み期間P3Vでは、スイッチSw5eを開く。スイッチSw5eは、この段階で開いてもよく、或いは、スイッチSw5bを開くのと同時に開いてもよい。
第2書き込み期間P3Vでは、次に、スイッチSwC1を開き、スイッチSw1及びSwV1を閉じる。ここでは、電圧源VSの出力端子の電位Voutは、定電位線26の電位V0とほぼ等しくする。その後、スイッチSw1を開く。これにより、第2書き込み期間P3Vを終了する。
第2書き込み期間P3Vに続く保持期間P4では、スイッチSw2を閉じる。これにより、表示素子20には、電流Isigとほぼ等しい大きさの電流が流れる。なお、次の画素行への書き込みを行うため、スイッチSwC1は閉じ、スイッチSwV1は開く。
本態様では、より暗い階調を表示すべき画素,例えば、m+1行目の画素2,を選択する期間では、まず、図3を参照しながら説明したのと同様に、スイッチSw2を開く。スイッチSw2を開いている期間内に、第1書き込み動作及び第2書き込み動作を順次実施する。
第1書き込み動作を行う第1書き込み期間P3Cでは、m行目選択期間について説明したのと同様に、スイッチSwC1を閉じ、スイッチSwV1を開く。すなわち、電圧源VSと電圧電流信号線9との接続を断つとともに、電流源CSと電圧電流信号線9とを接続する。この状態で、スイッチSw5a,Sw5b及びSw5eを閉じる。また、スイッチSw1は開いたままにしておく。
但し、ここでは、この状態で、電流源CSの出力電流Ioutは、映像信号に対応した電流Isigではなく、所定のリセット電流Irst,例えば100nAの電流,とする。これにより、駆動制御素子Trのゲート−ソース間電圧は、そのソース−ドレイン間に電流Irstが流れる時の値Vcrctに設定される。第1書き込み期間P3Cは、スイッチSw5a及びSw5bを開くことにより終了する。
第2書き込み期間P3Vでは、m行目選択期間について説明したのと同様に、スイッチSw5eを開く。スイッチSw5eは、この段階で開いてもよく、或いは、スイッチSw5bを開くのと同時に開いてもよい。
第2書き込み期間P3Vでは、次に、m行目選択期間について説明したのと同様に、スイッチSwC1を開き、スイッチSw1及びSwV1を閉じる。
但し、ここでは、この状態で、電圧源VSが出力する電圧信号Voutを、映像信号に略対応した電圧信号Vsig’に設定する。これにより、ノードEを電位Vsig’に設定する。第2書き込み期間P3Vは、スイッチSw1を開くことにより終了する。
第1態様で説明したのと同様に、第1書き込み期間P3Cが終了した時点で、ノードDの電位は、駆動制御素子Trのソース−ドレイン間に電流Irstが流れる時の値Vcrctに設定されている。そのため、第2書き込み期間P3Vにおいて、ノードEの電位をV0からVsig’へと変化させると、ノードDの電位はVcrctからVcrct+Vsig”−V0へと変化する。したがって、ノードDの電位がVsigである場合に或る階調が表示されることを設計した場合、その階調を表示するための電圧信号Vsig’は、等式:Vsig=Vsig”+Vcrct(Av)−V0に示す関係を略満足するように定めてもよい。
保持期間P4では、m行目選択期間について説明したのと同様に、スイッチSw2を閉じる。表示素子20には、電位Vcrct+Vsig”−V0に略対応した大きさの電流が流れる。なお、次の画素行への書き込みを行うため、スイッチSwC1は閉じ、スイッチSwV1は開く。
上記の通り、本態様に係る駆動方法は、定電位線14の代わりに電源配線26を利用すること以外は、第1態様とほぼ同様である。そのため、本態様でも、第1態様で説明したのと、同様の効果を得ることができる。
また、上記の通り、本態様では、第1態様で使用した定電位線14の代わりに、定電位線26を使用する。これに伴い、各画素2にスイッチSw5eを設ける必要があるが、電流信号線10及び図2に示す映像信号線ドライバ5を省略することができる。
次に、本発明の第3態様について説明する。
図5は、本発明の第3態様に係る表示装置を概略的に示す平面図である。図5に示す表示装置1は、例えば、有機EL表示装置である。この表示装置1は、走査信号線17を省略するとともにスイッチSw5eのゲートを走査信号線8に接続したこと以外は、図4の表示装置1と同様の構造を有している。
図5の表示装置1では、スイッチSw5eのスイッチング動作を、スイッチSw5a及びSw5bのスイッチング動作から独立して制御することはできないが、第2態様で説明したのと同様の方法により駆動することができる。したがって、本態様でも、第2態様で説明したのと同様の効果を得ることができる。
加えて、本態様では、走査信号線17を省略している。すなわち、本態様によると、第2態様と比較して、配線数を低減することができる。
次に、本発明の第4態様について説明する。
図6は、本発明の第4態様に係る表示装置を概略的に示す平面図である。図6に示す表示装置1は、例えば、有機EL表示装置である。この表示装置1は、以下の構成を採用したこと以外は、図5の表示装置1と同様の構造を有している。
すなわち、図6の表示装置1では、補正信号供給制御用スイッチSw5f及びSw5gと走査信号線18とが設けられている。補正信号供給制御用スイッチSw5fは、補正信号供給制御用スイッチSw5bの一端子(ここではドレイン)と駆動制御素子Trのゲートとの間に接続されている。補正信号供給制御用スイッチSw5fのスイッチングは、走査信号線18から供給される走査信号によって制御する。補正信号供給制御用スイッチSw5gは、補正信号供給制御用スイッチSw5eの出力端子とキャパシタC1のスイッチSw5e側の電極との間に接続されている。補正信号供給制御用スイッチSw5gのスイッチングは、走査信号線17から供給される走査信号によって制御する。
なお、この表示装置1では、基板3と、走査信号線6乃至8及び18と、電圧電流信号線9と、電源配線11と、定電位線26と、スイッチSw1,Sw2,Sw5a,Sw5b,Sw5e,Sw5f及びSw5gと、駆動制御素子Trと、キャパシタC1及びC2とがアクティブマトリクス基板を構成している。このアクティブマトリクス基板は、走査信号線ドライバ4などをさらに含むことができる。また、このアクティブマトリクス基板は、表示素子の一方の電極をさらに含むことができる。
図6の表示装置1は、第3態様で説明したのと同様の方法により駆動することができる。したがって、本態様でも、第3態様で説明したのと同様の効果を得ることができる。
ところで、スイッチSw5a及びSw5bに同一の構造を採用するとともに、それらを同時に形成することがある。この場合、原理的には、スイッチSw5a及びSw5bの閾値は同一となる。しかしながら、実際には、スイッチSw5a及びSw5bの閾値がばらつくことがある。
スイッチSw5a及びSw5bの閾値が異なっていると、それらのスイッチングは同時には行われない。例えば、スイッチSw5bが開くのに先立ってスイッチSw5aが開いた場合、スイッチSw5bが開いてからスイッチSw5aが開くまでの間に、ノードDの電位が変動する。すなわち、駆動制御素子Trの特性を十分に補正することが難しくなる可能性がある。
本態様では、スイッチSw5fのスイッチングは、スイッチSw5bのスイッチングから独立して制御することができる。したがって、第1書き込み期間P3Cにおいて、スイッチSw5bを開くのに先立って、スイッチSw5fを開くことができる。それゆえ、ノードDの電位の不所望な変動を防止することができる。したがって、駆動制御素子Trの特性を確実に補正することができる。なお、この効果は、スイッチSw5b及びSw5gを設けない場合にも得ることができる。
また、本態様では、スイッチSw5f及びSw5bを、駆動制御素子Trのゲートとドレインとの間で直列に接続している。また、スイッチSw5g及びSw5eは、キャパシタC1と定電位線26との間で直列に接続している。そのため、キャパシタC1に蓄積された電荷が保持期間P4においてリークするのを抑制することができる。すなわち、保持期間P4において、駆動制御素子Trのゲート電位が変動するのを抑制することができる。
さらなる利益及び変形は、当業者には容易である。それゆえ、本発明は、そのより広い側面において、ここに記載された特定の記載や代表的な態様に限定されるべきではない。したがって、添付の請求の範囲及びその等価物によって規定される本発明の包括的概念の真意または範囲から逸脱しない範囲内で、様々な変形が可能である。
本発明の第1態様に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図1の表示装置で使用可能な映像信号線ドライバ及び電圧電流源の等価回路図。 図1に示す表示装置の駆動方法の一例を概略的に示すタイミングチャート。 本発明の第2態様に係る表示装置を概略的に示す平面図。 本発明の第3態様に係る表示装置を概略的に示す平面図。 本発明の第4態様に係る表示装置を概略的に示す平面図。 閾値キャンセル型回路を用いた有機EL表示装置の等価回路図。 カレントコピー型回路を用いた有機EL表示装置の等価回路図。
符号の説明
1…表示装置、2…画素、3…基板、4…走査信号線ドライバ、5…映像信号線ドライバ、6…走査信号線、7…走査信号線、8…走査信号線、9…電圧信号線又は電圧電流信号線、10…電流信号線、11…電源配線、14…定電位線、15…走査信号線、16…IC、17…走査信号線、20…表示素子、25…電圧電流源、26…定電位線、A…ノード、B…ノード、C…ノード又は電流信号入力端子、C1…キャパシタ、C2…キャパシタ、CS…電流源、D…ノード、E…ノード又は電圧信号入力端子、Sw1…選択用スイッチ、Sw2…出力制御用スイッチ、Sw3…補正用スイッチ、Sw4…補正/書き込み用スイッチ、Sw5a…補正信号供給制御用スイッチ、Sw5b…補正信号供給制御用スイッチ、Sw5e…補正信号供給制御用スイッチ、Sw5f…補正信号供給制御用スイッチ、Sw5g…補正信号供給制御用スイッチ、SwC1…スイッチ、SwC2…スイッチ、SwV0…スイッチ、SwV1…スイッチ、SwV2…スイッチ、Tr…駆動制御素子、VS…電圧源。

Claims (8)

  1. マトリクス状に配置された複数の画素を具備した表示装置であって、前記複数の画素のそれぞれは、
    電圧信号が供給される電圧信号入力端子と、
    第1電源端子に接続された第1端子と、制御端子と、それらの間の電圧に対応した電流を出力する第2端子とを含んだ駆動制御素子と、
    前記電圧信号入力端子と前記制御端子との間に接続された第1キャパシタと、
    電流信号が供給される電流信号入力端子と、
    前記電流信号入力端子と前記制御端子との間に接続された第1スイッチと、
    前記電流信号入力端子と前記第2端子との間に接続された第2スイッチと、
    前記第2端子に入力端子が接続された出力制御スイッチと、
    第2電源端子と前記出力制御スイッチの出力端子との間に接続された表示素子とを具備し、
    前記表示装置は、表示すべき階調に基づいて、書き込み動作を第1及び第2書き込み動作間で変化させ、
    前記第1書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第1電位に設定するとともに前記出力制御スイッチを開き且つ前記第1及び第2スイッチを閉じて、前記第1及び第2端子間に映像信号としての電流を流すことを含み、
    前記第2書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第2電位に設定するとともに前記出力制御スイッチを開き且つ前記第1及び第2スイッチを閉じて、前記第1及び第2端子間にリセット信号としての電流を流し、次いで、第1スイッチを開き、その後、前記電圧信号入力端子を前記映像信号に対応した電位に設定することを含んだ表示装置。
  2. 前記画素の行に対応して配列した複数本の走査信号線と、
    前記画素の列に対応して配列し且つそれぞれ前記電圧信号入力端子に前記電圧信号を供給する複数本の電圧信号線と、
    前記画素の列に対応して配列し且つそれぞれ前記電流信号入力端子に前記電流信号を供給する複数本の電流信号線とをさらに具備し、
    前記複数の画素のそれぞれは、前記電圧信号線と前記電圧信号入力端子との間に接続され且つ前記走査信号線から供給される走査信号によってスイッチング動作が制御される選択用スイッチをさらに具備した請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画素の行に対応して配列した複数本の走査信号線と、
    前記画素の列に対応して配列し且つそれぞれ前記電圧信号入力端子に前記電圧信号を供給するとともに前記電流信号入力端子に前記電流信号を供給する複数本の電圧電流信号線とをさらに具備し、
    前記複数の画素のそれぞれは、前記電圧電流信号線と前記電圧信号入力端子との間に接続され且つ前記走査信号線から供給される走査信号によってスイッチング動作が制御される選択用スイッチをさらに具備した請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記複数の画素のそれぞれは、前記電圧信号入力端子と定電圧源との間に接続された第3スイッチをさらに具備した請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第1スイッチは前記第2スイッチを介して前記電流信号入力端子に接続された請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記複数の画素のそれぞれは、一方の電極が前記制御端子に接続され、他方の電極が定電圧源に接続された第2キャパシタをさらに具備した請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記表示素子は有機EL素子である請求項1に記載の表示装置。
  8. マトリクス状に配置された複数の画素を具備し、前記複数の画素のそれぞれは、第1電源端子に接続された第1端子と制御端子とそれらの間の電圧に対応した電流を出力する第2端子とを含んだ駆動制御素子と、前記第2端子と前記第2電源端子との間に接続された表示素子と、前記制御端子と電圧信号入力端子との間に接続されたキャパシタとを具備した表示装置の駆動方法であって、
    表示すべき階調に基づいて、書き込み動作を第1及び第2書き込み動作間で変化させることを含み、
    前記第1書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第1電位に設定し且つ前記表示素子と前記第2端子との接続を断つとともに前記制御端子を前記画素の外部と接続した状態で、前記第1及び第2端子間に映像信号としての電流を流すことを含み、
    前記第2書き込み動作は、前記電圧信号入力端子を第2電位に設定し且つ前記表示素子と前記第2端子との接続を断つとともに前記制御端子を前記画素の外部と接続した状態で、前記第1及び第2端子間にリセット信号としての電流を流し、次いで、前記制御端子と前記画素の外部との接続を断ち、その後、前記電圧信号入力端子を前記映像信号に対応した電位に設定することを含んだ方法。
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