JP4042310B2 - 店舗内機器の消費電力制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗内に設置された照明装置、ショーケース、空調機器等の消費電力を制御するための店舗内機器の消費電力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗には、多数の照明装置やショーケース、空調機器等が設置されている。
これらの機器の照度、温湿度等を個別に制御する煩雑さを解消するため、例えば特開平11−193981号公報による集中管理技術が知られている。上記公報には、ショーケースの温度設定や霜取り時間等の運転条件に関するデータが送信される端末側制御装置と、端末側制御装置から送信された運転状態に関するデータを受信してグループごとに表示する上位制御装置とを設けたショーケース等の集中管理装置が開示されている。
【0003】
上記従来技術によれば、ショーケース等の集中管理が可能になり、運転条件によって区別されるグループごとに運転状態のデータを把握し、管理及びメンテナンスを迅速かつ容易に行うことができる。
【0004】
また、他の従来技術として、特開平11−281223号公報に示されたショーケース等の集中管理装置がある。この集中管理装置は、各ショーケース等に設けられた端末側制御装置に照明灯の照度制御手段を備え、上位制御装置から端末側制御装置にデータを送って上記照度制御手段により照明灯の照度を制御するもである。
この従来技術によれば、各ショーケースの照明灯の照度調整を自動的かつ的確に行うことができ、照明用消費電力の削減が可能となる。
【0005】
しかしながら、前記特開平11−193981号公報記載の集中管理装置が管理対象とする機器は、あくまで運転条件によってグループ化できるショーケースや冷蔵庫等であり、また、前記特開平11−281223号公報記載の集中管理装置が管理対象とする機器はショーケースの照明灯であるため、いずれも店舗内のあらゆる機器を対象とするものではない。従って、これらの従来技術を用いたとしても、店舗全体として各機器を効率よく管理するには不十分であった。
特に、コンビニエンスストアやスーパーマーケットのような店舗では、店舗内の照明装置やショーケース等の数が多く、また、自動販売機や各種ターミナル等が設置されることも多いため、多種多様な店舗内機器をすべて効率よく集中管理することは難しい。
【0006】
上記の点に鑑み、出願人は特願平11−318949号として、店舗内のショーケースや空調機器、照明装置等の各機器システムを個別に制御するコントローラをマルチドロップ方式で接続し、これらのコントローラ間のデータ授受に基づいて各機器を制御する店舗管理システムを出願した。この店舗管理システムによれば、店舗内の各種機器を従来よりも効率よく制御することが可能になった。
本発明は、上記特願平11−318949号を更に改良したもので、その解決課題は、自律分散制御される店舗内の各機器の省電力機能を一層向上させることができる店舗内機器の消費電力制御方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、外部の通信回路網に店舗内伝送路を介して接続された複数のコントローラを備え、これらのコントローラがそれぞれ自律分散制御によって自己の管轄下の店舗内機器を制御するシステムであって、
前記店舗内伝送路にマルチドロップ方式で接続された前記各コントローラが通信データをメッセージ単位で多重化することにより回線を共有して前記店舗内伝送路上に少なくとも各店舗内機器の消費電力量を示す電力量情報を伝送させ、各コントローラが前記電力量情報を取得してこの電力量情報に基づき自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量を制御する店舗内機器の消費電力制御方法において、
各コントローラは、電力量情報と共に時刻情報を店舗内伝送路から取得し、現在時刻が予め設定された時間帯に含まれる場合には、第1の制御階層として、自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量を一定量削減するように制御し、
次に、現在時刻が前記時間帯に含まれない場合であって店舗内の全消費電力量が予め設定された上限値を超える場合には、第2の制御階層として、自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量を一定量削減するように制御し、
次に、店舗内の全消費電力量が前記上限値を超えない場合には、第3の制御階層として、自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量が予め設定されたピークカット値を超えないように消費電力量を制御するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。まず、図1はこの実施形態が適用される店舗管理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1において、店舗本部12は、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗A〜Cを統括する本部機構の端末装置であり、提供する商品の種別や価格等を各店舗に指示すると共に、各店舗A〜Cの売り上げ状況等を把握する。サービス本部13は、各店舗A〜Cが顧客に提供するべきサービス内容を集中管理する本部機構の端末装置である。セキュリティ本部14は、各店舗A〜Cにおける入退出管理や火災、防犯等に関するセキュリティ機構を統括する本部機構の端末装置である。
【0014】
この店舗管理システムでは、単に店舗ごと縦割り的に商品、サービス及びセキュリティを管理するのではなく、店舗本部12、サービス本部13及びセキュリティ本部14という各店舗共通の本部機構を設け、各店舗A〜Cを機能ごとに管理している。
【0015】
また、店舗オーナー15は各店舗A〜Cのオーナーが所有する端末装置、機器オーナー16は各店舗A〜Cが借り受けた機器のオーナーが所有する端末装置、機器メンテナンス業者17は、各店舗A〜Cに設置された機器を維持管理するメンテナンス業者が所有する端末装置である。上記店舗オーナー、機器オーナー等は同一人であっても良い。
【0016】
各店舗A〜C、店舗本部12、サービス本部13、セキュリティ本部14、店舗オーナー15、機器オーナー16、機器メンテナンス業者17は、それぞれルーター11a〜11iを介して公衆回線網10に接続されている。
公衆回線網10は、具体的にはISDNやATM等のネットワークである。各端末装置は通信プロトコルとしてTCP/IPを用いており、各店舗A〜Cと店舗本部12等との間ではインターネット上のホームページ閲覧、ファイル転送、電子メールの授受を行うことが可能になっている。
【0017】
次に、各店舗A〜Cに設置される機器を中心とした店舗の内部構成を説明する。ここでは、図2を用いて便宜的に店舗Aについて述べるが、他の店舗B,Cについても同一の構成であるとする。なお、図2では店舗A内の各機器間の信号線を実線で示し、一部の配管を破線で示してある。
【0018】
まず、ネットワークアダプタ(NA)201は、公衆回線網10を介して店舗本部12等からの制御指令を店舗内伝送路220に接続された各機器204〜210に伝達し、また、各機器204〜210の状態を示す信号を公衆回線網10を介して店舗本部12等へ伝達する。上記NA201は、店舗本部12等からWWWブラウザを用いて接続機器に対する各種の設定を可能とするホームページ機能や、接続機器にトラブル等が発生した場合に管理者等へ自動的に電子メールを送信して知らせる自動メール送信機能とを有している。このNA201を用いることにより、店舗A内の各種機器の状態を店舗本部12や機器メンテナンス業者17に送信することが可能である。
なお、上記NA201は、シリアル通信ラインを収容するインターフェースを有するオプションボードとして形成し、後述する店舗内PC202に装着することも可能である。
【0019】
NA201には店舗内伝送路220を介して電力モニタ204が接続されており、この電力モニタ204は以下に述べる各コントローラ205〜210等の消費電力量を常時監視している。ここで、各コントローラ205〜210はマルチドロップ方式でNA201に接続されている。
上記マルチドロップ方式とは、周知のように1本の通信線(店舗内伝送路220)に複数のサブシステム(各コントローラ)を接続し、通信データをメッセージ単位で多重化することにより回線を共用する分岐方式をいう。
このように各コントローラがマルチドロップ方式で接続された店舗内伝送路220には、各コントローラの制御データ、状態データの他に、それぞれの管轄下にある店舗内機器の消費電力量やその総和(店舗A内の全消費電力量)からなる電力量情報が常時伝送されている。
【0020】
また、各コントローラは自律分散システムを構成しており、サブシステムとしての一つのコントローラが不稼働になった場合にも他のコントローラが自己の管轄下の機器を制御するに当たって何ら支障はなく(これを自律可制御性という)、かつ、各コントローラ間で互いの目的を協調することができる(これを自律可協調性という)ものである。このため、各コントローラの間にはマスタ/スレーブの区別や重要性の差異はなく、基本的に独自の資源を持って管理、制御を実行可能である。
【0021】
図2において、照明システムコントローラ205は、店舗内の天井等に設置された各種照明装置(蛍光灯など)を制御するためのコントローラであり、併せて、ショーケースの照明装置の調光も行う。なお、ショーケースの調光に当たっては、例えば特開平6−325874号公報に開示された照明制御システムを用いることができる。
照明システムコントローラ205には、照明装置2051,2052,……が接続されていると共に、照度センサ2059が接続されている。
【0022】
ショーケースシステムコントローラ206は、冷凍機2060を用いて庫内商品の温度制御等を行うショーケース2061,2062,……や冷蔵庫(図示せず)を制御するものである。なお、このコントローラ206には、庫内温度や湿度を検出する温湿度センサ2069が接続されている。
空調システムコントローラ207は、冷凍機2070を用いて店舗A内の温度制御等を行うエアコン2071,2072,……を制御するものである。なお、このコントローラ207には、店舗A内の温度や湿度を検出する温湿度センサ2079が接続されている。
【0023】
蓄熱システムコントローラ208は、冷凍機2060,2070の負荷状態に基づいて氷に蓄熱する蓄熱槽2080を制御するものである。
セキュリティシステムコントローラ209は、ドア2091に取り付けられたセンサや火災報知器2092、防犯装置2093からの検出データに基づいて店舗A全体のセキュリティを保持するものである。このコントローラ209は、ドア2091や火災報知器2092等の状態を公衆回線網10へ伝送する機能を有する。
【0024】
自動販売機コントローラ210は、飲料や食品等を販売する自動販売機2101,2102を統括して制御するものであり、公衆回線網10からの制御指令に基づいて温度制御や照明装置の調光を行い、また、商品の販売状況や機器の動作情報を公衆回線網10側へ伝送する機能を備えている。
更に、図示されていないが、店舗内伝送路220には、ショーケース等に取り付けられた防露ヒータを制御する防露ヒータコントローラが接続される。
なお、店舗A内のコントローラや機器の種類、接続構成は、図2に記載したものに何ら限定されるものではない。
【0025】
店舗内PC202は、販売商品の売り上げの管理等を行うものであり、更には、PHSアダプタ203を介して店舗本部12等との間で音声や電子メールによる情報伝送を行うことが可能になっている。
【0026】
次に、コントローラの一例として、照明システムコントローラ205の制御特性について説明する。
図3は、照明システムコントローラ205の基本制御特性として、このコントローラ205により制御される照明装置の調光レベルと消費電力量との関係を示している。なお、ここでは24時間営業されるコンビニエンスストアの店舗を想定している。
【0027】
図3において、調光レベルとは、調光回路の動作により制御される照明装置の光束のレベルであり、0%から100%(定格光束)まで制御可能である。
この調光レベルと消費電力量との関係については、例えば店舗の周囲が明るい午前6時から午後5時までの間は少ない消費電力で調光レベルを100パーセントとして光束を定格に保ち、午後5時から午後9時頃までは店舗周囲が暗くなるので消費電力を最大にしながら所定の調光レベル(例えば75%)に保ち、早朝並びに午後9時以降から深夜の時間帯では、客数が少ないことや周囲環境に対する影響も考慮して消費電力を中程度にすると共に、調光レベルを小さくして(例えば55%)照明装置を制御している。
【0028】
図4は、照明システムコントローラ205により実行される消費電力削減のための階層制御のフローチャートである。
前述したように、店舗内伝送路220には各コントローラの管轄下にある店舗内機器の消費電力量やその総和(店舗A内の全消費電力量)からなる電力量情報が常時伝送されている。店舗内伝送路220に接続された各コントローラ、例えば照明システムコントローラ205は、上記電力量情報と共に現在時刻にかかる時刻情報を常時取得している(ステップS1)。この時刻情報は店舗内伝送路220上に伝送しても良く、あるいはコントローラに内蔵された時計機能を用いても良い。
【0029】
電力量情報及び時刻情報を取得した照明システムコントローラ205は、始めに、現在時刻が時間帯制御階層の設定時間帯であるか否かを判断する(ステップS2)。
上記時間帯制御階層とは、予め設定された時間帯に消費電力を一定量削減して節電するための制御階層であり、請求項に記載した第1の制御階層に相当する。すなわち、図5に示すように、営業時間内の一定時間帯(例えば店舗全体で消費電力量が大きくなると予想される午後1時〜午後3時の時間帯)を設定時間帯として定めておき、この時間帯では照明システムコントローラ205が自律的に所定の削減電力量P(削減率として決めておく場合を含む。以下、同じ。)だけ消費電力を削減するように照明装置2051,2052,……を制御する。
なお、削減電力量Pをどの程度の値にするかは前もって決めておくものとするが、各コントローラの用途に応じて適宜設定しておけば良い。
【0030】
つまり、図4のステップS2において現在時刻が上記設定時間帯に入っていれば(ステップS2のYES分岐)、照明システムコントローラ205は上述した時間帯制御階層の制御を実行し、それ以外の時刻であれば(同NO分岐)以下のステップS3〜に移行する。
【0031】
次に、照明システムコントローラ205は、店舗内の全消費電力量と上限値との大小関係を判断する(ステップS3)。これは連携省エネ制御階層に移行するための判断ステップである。
【0032】
連携省エネ制御階層とは、店舗内の全消費電力量が上限値を超えないように各コントローラが自律的に消費電力を一定量削減して節電するための制御階層であり、請求項における第2の制御階層に相当する。あるコントローラが消費電力量を削減することが店舗全体の消費電力量の削減につながり、他のコントローラにとっては消費電力量の余裕となる。つまり、店舗全体の消費電力量は各コントローラの消費電力量の連携に基づくため、ここでは便宜的に連携省エネ制御階層と呼ぶことにする。
【0033】
この制御階層では、図6に示すように、営業時間内の店舗内の全消費電力量の変化を実績値等から求め、全消費電力量の上限値を予め設定しておく。この上限値を照明システムコントローラ205が記憶しておき、店舗内伝送路220から取得した店舗内の全消費電力量が上限値を超えたら所定の削減電力量Pだけ消費電力を削減するように照明装置2051,2052,……を制御する。
この削減電力量Pについても、各コントローラごとにどの程度の値にするかを前もって設定しておく。
【0034】
図4のステップS3では、照明システムコントローラ205が店舗内全消費電力量と上限値とを比較し、店舗内全消費電力量が上限値を超えたら(ステップS3のYES分岐)連携省エネ制御階層の制御を実行し、超えていない場合には(同NO分岐)以下のステップS4〜に移行する。
【0035】
次いで、照明システムコントローラ205は、自己の管轄下の照明装置の全消費電力量とピークカット値との大小関係を判断する(ステップS4)。これは第3の制御階層に相当するピークカット制御階層に移行するための判断ステップである。
【0036】
ピークカット制御階層では、図7に示すように、照明装置の消費電力量のピークカット値を予め設定しておく。このピークカット値を照明システムコントローラ205が記憶しておき、照明装置の消費電力量がピークカット値を超えないように照明装置2051,2052,……を制御する。その結果、ピークカット制御を行わない場合に比べて削減電力量Pの節電が可能になる。
ピークカット値は、各コントローラが任意に設定して記憶しておけば良い。
【0037】
図4のステップS4では、照明システムコントローラ205が照明装置の消費電力量とピークカット値とを比較し、消費電力量がピークカット値に達したら(ステップS4のYES分岐)ピークカット制御階層の制御を実行し、達していない場合には(同NO分岐)ステップS5に移行する。
【0038】
図4のステップS5は、上記階層制御動作を終了するか否かを判断するステップであり、この階層制御動作を常時実行する場合にはNO分岐によって上記ステップS1〜S4が繰り返し実行される。制御動作を終了する場合(YES分岐)とは、他の形態の制御動作に移行する指令が店舗本部12等から送られてきた場合や、店舗の休日等である。
【0039】
上記階層制御の内容は、他のショーケースシステムコントローラ206、空調システムコントローラ207、蓄熱システムコントローラ208等についても基本的に同様である。
【0040】
記実施形態は、店舗内伝送路220として有線の通信線を使用する場合を想定したものであるが、伝送路220には無線伝送路を使用することもできる。
更に図示されていないが、各コントローラの管轄下にある複数の機器を通信線を介してマルチドロップ方式で接続し、上記通信線に各機器の消費電力量情報を伝送して各機器の消費電力を自律分散的に階層制御させるような構成を付加しても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、店舗内機器の消費電力を電力量情報として店舗内伝送路に伝送し、各コントローラがこの電力量情報を取り込んで自律的に省電力制御を行うため、店舗本部等による監視・管理体制に負担をかけることなく店舗内機器の適切な省電力制御を行うことができる。また、段階的な階層制御を導入することで、きめ細かい省電力制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される店舗管理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1における店舗内の構成を示すブロック図である。
【図3】図2における照明システムコントローラの基本制御特性を示す図である。
【図4】図2における照明システムコントローラが実行する階層制御のフローチャートである。
【図5】時間帯制御階層における消費電力量の変化を示す図である。
【図6】連携省エネ制御階層における消費電力量の変化を示す図である。
【図7】ピークカット制御階層における消費電力量の変化を示す図である。
【符号の説明】
A,B,C 店舗
10 公衆回線
11a〜11i ルーター
12 店舗本部
13 サービス本部
14 セキュリティ本部
15 店舗オーナー
16 機器オーナー
17 機器メンテナンス業者
201 ネットワークアダプタ
202 PC(パソコン)
203 PHSアダプタ
204 電力モニタ
205 照明システムコントローラ
2051,2052 照明装置
2059 センサ
206 ショーケースコントローラ
2060 冷凍機
2061,2062 ショーケース
2069 センサ
207 空調システムコントローラ
2070 冷凍機
2071,2072 エアコン
2079 センサ
208 蓄熱システムコントローラ
2080 蓄熱槽
209 セキュリティシステムコントローラ
2091 ドア
2092 火災報知器
2093 防犯装置
210 自動販売機コントローラ
2101,2102 自動販売機
220 店舗内伝送路
,P,P 削減電力量

Claims (1)

  1. 外部の通信回路網に店舗内伝送路を介して接続された複数のコントローラを備え、これらのコントローラがそれぞれ自律分散制御によって自己の管轄下の店舗内機器を制御するシステムであって、
    前記店舗内伝送路にマルチドロップ方式で接続された前記各コントローラが通信データをメッセージ単位で多重化することにより回線を共有して前記店舗内伝送路上に少なくとも各店舗内機器の消費電力量を示す電力量情報を伝送させ、各コントローラが前記電力量情報を取得してこの電力量情報に基づき自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量を制御する店舗内機器の消費電力制御方法において、
    各コントローラは、電力量情報と共に時刻情報を店舗内伝送路から取得し、現在時刻が予め設定された時間帯に含まれる場合には、第1の制御階層として、自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量を一定量削減するように制御し、
    次に、現在時刻が前記時間帯に含まれない場合であって店舗内の全消費電力量が予め設定された上限値を超える場合には、第2の制御階層として、自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量を一定量削減するように制御し、
    次に、店舗内の全消費電力量が前記上限値を超えない場合には、第3の制御階層として、自己の管轄下の店舗内機器の消費電力量が予め設定されたピークカット値を超えないように消費電力量を制御することを特徴とする店舗内機器の消費電力制御方法。
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