JP4041967B2 - 無線通信端末および無線通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、映像信号や音声信号等のストリームデータを基地局を通じて配信する無線通信ネットワークに接続される無線通信端末、無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線LAN技術の進展に伴い、例えばホットスポットサービス(登録商標)等の公衆の場において、無線LAN基地局経由で無線通信端末がネットワーク上の情報を取得できるようにするサービスが普及し始めている。
【0003】
そして、無線LAN環境において、複数の無線通信端末が、ネットワーク上の例えば映像や音楽などの同一のストリームデータを取得できるようにする場合には、ストリームデータは通常データ量が多いため、例えばIPマルチキャストと呼ばれる技術などが使われる。
【0004】
このIPマルチキャストにより提供されるデータは、単一の無線LANセル内においてはブロードキャスト通信により配信するようにされ、同一のストリームデータを複数の移動通信端末が受信して利用できるようにすることによって、無線区間を流れるデータ量を減らすことができるようにしている。
【0005】
このようなIPマルチキャスト技術を用い、そのチャンネル割り当てを効率的に行おうとする技術(例えば、特許文献1参照)や、家庭内に設けられるオーディオビジュアル機器がネットワーク上のサーバ装置から映像データや音声データを取得するようにする技術(例えば、特許文献2参照)等も考えられており、その活用範囲も広くなってきている。
【0006】
【特許文献1】
特表2002−521859号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平10−308759号公報。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、無線LAN環境において、例えばIPマルチキャストと呼ばれる技術を用いてストリームデータの配信サービスを実現するようにした無線通信ネットワークにおいて、1つの無線LAN基地局がカバーする無線の到達範囲は狭いので、移動しながら無線通信端末を利用する場合は、移動に伴って次々と無線LAN基地局(アクセスポイント)との通信を切り替え、無線通信端末がいる地点において最も良好な通信ができる基地局を選択するようにしている。
【0009】
この移動時における基地局の自動選択は、通常は受信電波強度(受信電界強度)を基準に行っている。このように、無線通信端末の移動に伴う基地局の自動選択機能(自動変更機能)は、ハンドオーバー、ハンドオフ、あるいは、狭義の意味でローミングなどと呼ばれている。
【0010】
例えば、図4に示すように、無線通信端末からの要求に応じて、基地局203が、ネットワーク上のサーバ装置201、ルータ202を通じて、ストリームデータStmの提供を受け、このストリームデータStmをブロードキャスト通信により、図4において基地局203を囲む円で示した基地局203がカバーするセル内に位置する複数の無線通信端末101〜105に対して同時に提供しているとする。
【0011】
そして、ルータ202を通じてストリームデータStmを配信している基地局203のセル内に位置していた無線通信端末105が、図4に示したように、基地局204のセル内に移動してきたときには、無線通信端末105は、受信電波レベルの高い基地局204との間で通信を行うように通信チャンネルを切り換えることになる。
【0012】
このとき、基地局204のセル内にストリームデータStmを受信している無線通信端末がいない場合には、基地局204は無線通信端末105の要求に応じて、図4において点線が示すように、基地局204へのストリームデータの流れを形成することになる。
【0013】
しかしながら、ストリームデータの配信を受けている無線通信端末の移動した先のセルの基地局がストリームデータの配信を行っていない場合には、その基地局まで、新たにストリームデータの流れを形成しなければならず、これが頻繁に発生した場合には、全体的なネットワークの利用効率を低下させてしまう可能性がある。
【0014】
以上のことにかんがみ、この発明は、無線通信ネットワークの全体的な利用効率を向上させ、ストリームデータ等の大量のデータ(大容量データ)の配信をも効率的に行えるようにする無線通信端末、無線通信方法を実現することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の無線通信端末は、
通信チャンネルを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された前記通信チャンネルを通じて送信されてくる電波の受信電波レベルを検出する検出手段と、
前記選択手段により選択された前記通信チャンネルを通じて所定のストリームデータがブロードキャスト配信されているか否かを、選択された前記通信チャンネルを通じて送信されてくる電波を復調、復号化し、目的とするストリームデータであることを示す情報が付加されたデータであるか否かを検出することにより判別する判別手段と、
前記検出手段の検出出力が所定レベル以下に低下した場合に、前記選択手段を制御して、受信する通信チャンネルを順次に切り換え、各通信チャンネル毎に、前記検出手段を通じて受信電波レベルの検出を行うようにすると共に、前記判別手段を通じて前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無の判別を行うようにする切り換え制御手段と、
ブロードキャスト配信されている前記ストリームデータを受信している場合に、前記検出手段の検出出力が所定レベル以下に低下した場合には、前記各通信チャンネル毎の前記受信電波レベルと前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無とに基づいて、前記ストリームデータをブロードキャスト配信し、かつ、受信電波レベルが所定レベルより高くなる電波の通信チャンネルを優先して選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0016】
この請求項1に記載の発明の無線通信端末によれば、基地局を通じて所定の配信データ(ストリームデータ)のブロードキャスト配信を受けている場合に、選択している通信チャンネルの電波の受信電波レベルが所定のレベル以下(予め決められた一定レベル以下)に低下したことが検出されると、選択手段が切り換え制御手段に制御され、受信可能な通信チャンネルの電波がスキャニングするようにされて、各通信チャンネル毎の電波の受信電波レベルと所定の配信データ(ストリームデータ)のブロードキャスト配信の有無が調べられる。
【0017】
そして、自機が配信を受けていた所定の配信データ(ストリームデータ)をブロードキャスト配信している通信チャンネルであって、送出している電波の受信電波レベルが所定レベルより高い通信チャンネルを優先して選択するように、選択手段が選択制御手段により制御される。したがって、所定の配信データ(ストリームデータ)をブロードキャスト配信しているとともに、送出されている電波の受信電波レベルが所定レベルより高い通信チャンネルが存在する場合には、それよりも受信電波レベルが高い電波を送出しているが、所定の配信データ(ストリームデータ)をブロードキャスト配信していない通信チャンネルがあっても、前者が優先して選択するようにされる。
【0018】
これにより、無線通信ネットワーク上において、配信データ(ストリームデータ)の流れを新たに形成するようにすることを少なくし、無線通信ネットワーク全体の利用効率を向上させることができるとともに、移動しても安定に目的とする配信データの配信を受けることができるようにされる。
【0019】
また、請求項4に記載の発明の無線通信端末は、請求項1に記載の無線通信端末であって、
前記ストリームデータは、前記通信チャンネルを通じて連続的にブロードキャスト配信される映像データと音声データとの一方あるいは両方を含むことを特徴とする。
【0020】
この請求項4に記載の発明の無線通信端末によれば、配信データ(ストリームデータ)は、例えば、動画や音声を配信してリアルタイムに再生するようにするストリーミング配信される映像データと音声データとの一方または両方、あるいは、リアルタイム気象予報で使われるメッシュデータなどの大量の数値データやテキストデータ等の大容量データを含むものである。
【0021】
これにより、映画や音楽などの大量のデータにより提供可能となるコンテンツや、リアルタイム天気予報や文字ニュースなどの種々の情報提供を、無線通信ネットワークの利用効率を低下させることなく、安定に行うようにすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明による無線通信端末、無線通信方法の一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、無線LAN技術が適用されて形成され、映像や音声などのストリームデータの配信を基地局(アクセスポイント)を通じて行うことができるようにした無線通信ネットワークに接続可能な無線通信端末に適用した場合を例にして説明する。
【0023】
[無線通信ネットワークの概要]
図1は、この実施の形態の無線通信端末が接続可能とされた無線通信ネットワーク200の概要を説明するための図である。図1に示すように、この実施の形態の無線通信ネットワークは、例えばインターネットなどの所定のネットワーク上に設けられたサーバ装置201から、ルータ202および所定のエリア毎に設けられる基地局203、204、205、206、…を通じて、映像データや音声データなどのストリームデータStmを複数の無線通信端末に対して配信し、それらのリアルタイム再生を可能にするストリーミング配信をすることができるものである。
【0024】
なお、図1において、各基地局を囲む円は、その基地局が形成するセル(cell)であり、その基地局との間で良好に通信を行うことができる範囲にほぼ対応している。そして、各基地局が形成するセルは、近隣の基地局が形成するセルと重なり合う部分が設けられるようにされており、通信を途切れさせることなくセル間の移動を行うことができるようにしている。
【0025】
そして、この実施の形態の無線通信ネットワーク200においては、この無線通信ネットワーク200に属する全ての基地局を通じてストリームデータの配信を無条件に行っているのではない。この無線通信ネットワーク200に接続可能な無線通信端末100は、配信を受けたいストリームデータの識別情報(識別ID)を含むストリームデータの配信要求を送出するようにする。
【0026】
ストリームデータの配信要求を受け付けた基地局は、自己が要求されたストリームデータの配信を行っていない場合には、上流の機器に対してストリームデータの配信を要求する。そして、この無線通信ネットワーク200の場合には、ルータ201を通じて要求元の無線通信端末が位置するセルを形成する基地局に対して、配信が要求されたストリームデータが提供するようにされ、要求されたストリームデータの流れが、新たに形成するようにされる。
【0027】
この後、無線通信端末から要求されたストリームデータの提供を受けた基地局が、そのストリームデータをブロードキャスト配信することにより、その基地局が形成するセル内に位置する要求元の無線通信端末を含む複数の無線通信端末に対して同時にそのストリームデータが提供するようにされる。
【0028】
したがって、ストリームデータを受信して利用している無線通信端末が1台も存在しないセルの基地局が、ストリームデータの配信を行うことはない。また、ストリームデータを受信して利用している無線通信端末が、そのストリームデータを既に配信している基地局が形成するセル内に移動してきたときには、スムーズに新たなセルへの切り換え(ハンドオーバー)を実現することができる。
【0029】
また、ストリームデータを既に配信している基地局が形成するセル内に位置する無線通信端末が、新たにそのストリームデータの提供を要求してきたときには、既に目的とするストリームデータは配信されているので、基地局が新たにストリームデータの流れを持ってくるようにする処理を行うことなく、その無線通信端末がストリームデータを利用する動作を行うだけで、そのストリームデータの利用が可能になる。
【0030】
このように、基本的には、ストリームデータを利用する無線通信端末が存在しないセルの基地局を通じては、ストリームデータの配信が行われることは無く、また、基地局からのストリームデータの配信は、ブロードキャスト配信で配信することにより、データの流れる道筋を無線通信端末毎に形成することがないようにされ、無線通信ネットワーク200全体の利用効率ができるだけ悪くならないようにしている。
【0031】
図1においては、基地局203、204が、自己の形成するセル内の無線通信端末からの要求に応じて、ルータ202を通じてサーバ装置201からのストリームデータStmの供給を受け、それを自己のセル内に位置する無線通信端末にブロードキャスト通信により配信している場合を示している。
【0032】
ここで、ストリームデータStmは、例えば、テレビ放送番組や映画などのように、動画と音声とからなる各種の映像音声コンテンツや、音楽、朗読、ニュースなどの音声のみからなる音声コンテンツ、これらと静止画像やテキストデータなどをも含む複合コンテンツなどである。
【0033】
そして、この実施の形態の無線通信ネットワーク200に接続可能な無線通信端末100は、最寄りの基地局を通じてストリームデータの配信を受け、これを利用することができるものである。すなわち、無線通信端末100は、後述もするように、ストリームデータとして配信される映像データや音声データを受信し、この受信した映像データに応じた映像を表示したり、受信した音声データに応じた音声を放音したりして利用することができるものである。
【0034】
ここで、ストリームデータStmをブロードキャスト配信している基地局203が形成するセル内に位置し、ストリームデータStmの配信を受けていた無線通信端末100が、図1において点線で示したように移動し、基地局204、205、206からの電波が受信可能である場合について考える。図1においては、各基地局と無線通信端末100とを結ぶ矢印の長さが短い方が、受信電波レベルが高く、通信状態(通信品質)が良い場合であるとする。
【0035】
この場合、無線通信端末100は、基地局203の通信チャンネルから、最も受信電波レベルが高く通信状態の良い基地局205の通信チャンネルに接続を切り換える(ハンドオーバーする)のが従来の方法である。
【0036】
しかし、基地局205は、ストリームデータStmの配信を行っていないため、無線通信端末100の接続先を基地局205とした場合には、基地局205にストリームデータStmの流れを形成するようにしなければならず、無線通信ネットワーク200の利用効率を低下させてしまう可能性がある。
【0037】
そこで、この実施の形態の無線通信端末100は、自機がストリームデータの提供を受けている場合に、他のセルへの移動が発生したときには、受信電波レベルが良好に通信を行うことが可能なレベルの電波を送出しており、かつ、現在提供を受けているストリームデータを既に配信している基地局の通信チャンネルに接続を切り換えるようにしている。
【0038】
すなわち、無線通信端末100は、ストリームデータの配信を受けている場合に移動したときには、単に受信電波レベルが最も高い電波を送出している基地局の通信チャンネルを選択するということは行わず、受信電波レベルとストリームデータの配信の有無とを考慮して接続する基地局を選択するようにしている。
【0039】
[無線通信端末について]
次に、この発明の無線通信端末、無線通信方法が適用されたこの実施の形態の無線通信端末100について説明する。図2は、この実施の形態の無線通信端末100を説明するためのブロック図である。
【0040】
図2に示すように、この実施の形態の無線通信端末100は、アンテナ101、アンテナ共用器102、受信部103、送信部104、周波数シンセサイザ(局発部)105、ベースバンド処理部106、音声処理部107、スピーカ108、マイクロホン109、メディア処理部110、ユーザインターフェース処理部(以下、ユーザI/F処理部という。)111、表示部(ディスプレイ)112、入力部(キーパッド)113、入出力端子114、メインコントローラ120を備えるものである。
【0041】
メディア処理部110は、図示しないが、ストリームデータ等の各種のメディアデータを処理するためのCPU(Central Processing Unit)と、処理の作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)や必要なプログラムやデータを記憶しているROM(Read Only Memory)などからなるメモリ部を備え、マイクロコンピュータの構成とされたものである。メインコントローラ120もまた、図示しないが、CPU、ROM、RAMを備え、マイクロコンピュータの構成とされたものである。
【0042】
[受信系の動作について]
図2に示すこの実施の形態の無線通信端末100の受信系の動作について説明する。アンテナ101で受信された信号は、アンテナ共用器102を介して受信部103に供給される。受信部103は、周波数シンセサイザ105からの指示に応じた周波数の信号を選択し、これを復調してベースバンド処理部106に供給する。
【0043】
ベースバンド処理部106は、受信部103からの信号をデジタル信号に変換し、これに施されている符号化方式に従って復号化して、受信した信号を符号化前のデジタルデータに復元し、メインコントローラ120に供給すべき制御データや通知データ等と、ストリームデータ等のメディア処理部110に供給すべきデータと、音声処理部107に供給すべき通話音声データとを分離して、目的の回路部分に供給する。
【0044】
音声処理部107は、ベースバンド処理部106からのデジタル信号の通話音声データをアナログ信号に変換し、これを増幅するなどの処理を行って、スピーカ108に供給する。これにより、通話を行っている場合の相手先からの通話音声がスピーカ108から放音される。
【0045】
メディア処理部110は、ベースバンド処理部106から供給されたデータについて、映像データ、音声データ、その他の制御データ等を分離し、映像データからは表示部112に供給する映像信号を形成して、これをユーザI/F処理部111を通じて表示部112に供給する。これにより、受信した映像データに応じた映像が表示部112の表示画面に表示される。
【0046】
また、分離した音声データからは、図示しないスピーカ、あるいは、図示しないヘッドホン端子に接続されたヘッドホンに供給する音声信号を形成して、これをユーザI/F処理部111を通じてスピーカやヘッドホン端子を通じてヘッドホンに供給する。これにより、受信した音声データに応じた音声が接続されたスピーカやヘッドホンから放音される。
【0047】
このようにして、ストリームデータとして提供される映像データ、音声データは、この無線通信端末100において再生されて出力するようにされ、無線通信端末100の使用者に提供することができるようにされる。
【0048】
また、ベースバンド処理部106からメディア処理部110に供給されたデータが制御情報やプログラムなどの場合には、メモリ部のRAMに書き込まれ、必要に応じて読み出して利用することができるようにされる。さらに、自機宛てに送信されてくる大量のデータは、ユーザI/F処理部111、入出力端子114を通じて、これに接続された記憶装置の記録媒体に記録することもできるようにされている。
【0049】
[送信系の動作について]
次に、送信系の動作について説明する。マイクロホン109により収音された音声は、電気信号に変換されて音声処理部5に供給される。音声処理部5はマイクロホン109からの音声信号をデジタル信号に変換し、これをベースバンド処理部106に供給する。ベースバンド処理部106は、これに供給された音声信号を所定の符号化方式で符号化することにより圧縮し、これを送信部104に供給する。
【0050】
送信部104は、これに供給された信号を所定の変調方式で変調するとともに、周波数シンセサイザからの指示に応じて所定の周波数のアナログ信号に変換し、これを増幅するなどして送信信号を形成する。ここで形成された送信信号は、アンテナ共用器102を通じてアンテナ101に供給され、このアンテナ101から送信(放射)される。
【0051】
また、入力部113を通じて入力された目的とする相手先の無線通信端末の端末識別子や文字データ、さらには、入出力端子114を通じて例えば外部の記憶装置から供給されるデータなどは、ユーザI/F処理部111を通じてメディア処理部110に供給される。
【0052】
メディア処理部110は、ユーザI/F処理部111から供給されたデータを所定の通信フォーマットにしたがって送信データを形成し、これをベースバンド処理部106に供給する。
【0053】
ベースバンド処理部106における処理は、上述もしたように、所定の符号化方式で符号化を行い、送信部104に供給する。送信部104は、上述もしたように、これに供給された信号を所定の変調方式で変調するとともに、周波数シンセサイザからの指示に応じて所定の周波数のアナログ信号に変換し、これを増幅するなどして送信信号を形成して、これをアンテナ共用器102、アンテナ101を通じて送信する。
【0054】
このようにして、送信系と受信系とが動作し、図1を用いて説明したように、所定のストリームデータの提供要求を送信して、インターネット上の所定のサーバ装置に保持されているストリームデータの提供を受けて、これを利用することができるようにされる。
【0055】
また、自機宛ての通信要求に応じて要求元の無線通信端末との間で通信を行ったり、目的とする無線通信端末に対して通信要求を送信して、その相手先との間で通信を行ったりすることもできるようにされる。
【0056】
[ハンドオーバー(ハンドオフ)機能の実行について]
また、図2に示した無線通信端末100において、受信部103は、受信、選択し、復調するようにした信号の受信レベルLBを所定のタイミング毎に検出し、この受信電波レベルLBをメインコントローラ120に供給する。メインコントローラ120は、受信部103からの受信電波レベルLBを常時監視し、通信の安定性を判定する。
【0057】
そして、メインコントローラ120は、受信部103からの受信電波レベルLBが予め決められた一定レベル値以下になった場合には、この無線通信端末100が、他の基地局のセルに移動したことも考えられるので、周波数シンセサイザ105を制御し、受信チャンネルを順次に変更して、受信電波レベルLBが予め決められた一定レベルより高くなる電波を送出している基地局を検索する。
【0058】
ストリームデータの受信中以外の時には、システムコントローラ120は、周波数シンセサイザ105を制御して、受信電波レベルLBが最も高くなる電波を送出している基地局のチャンネルの電波を受信できるように周波数を合わせこみ、通話などを良好に行うことができるようにする。
【0059】
そして、この実施の形態の無線通信端末100が、ストリームデータの受信中である場合には、受信電波レベルLBが予め決められた一定レベルより高くなる電波を送出している基地局に加えて、さらに、そのストリームデータを配信している基地局を検索する。つまり、受信電波レベルLBが一定レベルより高くなる電波を送出しており、かつ、目的とするストリームデータを配信している基地局を検索する。
【0060】
各基地局の受信電波レベルLBは、周波数シンセサイザ105を制御し、順次に基地局からの電波をスキャニングすることにより、受信部103において検出することができ、目的とするストリームデータを配信しているか否かは、受信した基地局からの電波を復調、復号化し、目的とするストリームデータであることを示す情報が付加されたデータであるか否かを検出することにより調べることができる。
【0061】
そして、システムコントローラ120は、目的とするストリームデータを配信しており、かつ、受信電波レベルLBが予め決められた一定レベルよりも高く、その中でも最も受信信号レベルが高い電波を送信している基地局の通信チャンネルを選局するように、周波数シンセサイザ105を制御する。このように、ストリームデータを配信していない基地局からの電波の受信電波レベルLBが最も高くても、優先的にストリームデータを既に送出している基地局の通信チャンネルに受信部102の受信信号の周波数を合わせ込むようにする。
【0062】
これにより、移動先の基地局がストリームデータの配信を行っていないために、ストリームデータの新たな流れを移動先の基地局に持ってくるようにすることを極力防止し、無線通信ネットワーク200の利用効率を向上させることができるようにしている。
【0063】
[ストリームデータ受信時のセル間の移動時の処理について]
次に、図3のフローチャートを参照しながら、ストリームデータの受信時における無線通信端末100のセル間をまたぐ移動時の処理、つまり、ハンドオーバー機能の実現時の処理について説明する。
【0064】
図3は、無線通信端末100がストリームデータを受信して利用している場合に、無線通信端末100の主にメインコントローラ120において実行されるハンドオーバー機能を実現するための処理を説明するための図である。
【0065】
無線通信端末100のメインコントローラ120は、例えば映画のような映像と音声とからなるコンテンツを提供するストリームデータの受信を開始すると、ハンドオーバー機能を適切に実行するために、図3に示す処理を開始する。まず、メインコントローラ120は、受信部103からの受信電波レベルLBを監視し、現在接続中の基地局からの電波の受信電波レベルLBが予め決められた一定レベル以下になったか否かを判断する(ステップS101)。
【0066】
ステップS101の判断処理において、受信電波レベルLBが一定レベル以下ではないと判断したときには、無線チャンネルの変更の必要は無く、メインコントローラ120は、ステップS101からの処理を繰り返す。また、ステップS101の判断処理において、受信電波レベルLBが一定レベル以下になったと判断したときには、無線通信端末100が他の基地局のセル内に移動した可能性が高いので、メインコントローラ120は、無線チャンネルスキャンを実行し(ステップS102)、受信電波レベルLBが予め決められた一定レベルより高い通信チャンネルを特定する(ステップS103)。
【0067】
すなわち、ステップS102の処理により、メインコントローラ120は、周波数シンセサイザ105を制御し、受信部103に指示する受信周波数を順次に変更するようにして、近隣の複数の基地局からの電波を受信するようにし、ステップS103の処理により、近隣の複数の基地局からの電波の受信電波レベルLBを順次に取得して、通信品質が良好な一定レベルより高い受信電波レベルの電波を送出している基地局(通信チャンネル)を特定する。
【0068】
そして、メインコントローラ120は、ステップS103において特定した一定レベルより高い受信電波レベルの電波を送信している基地局(通信チャンネル)の中に、目的とするストリームデータを既に配信しているものがあるか否かを判断する(ステップS104)。
【0069】
このステップS104の判断処理は、ステップS102において、順次に受信するようにした近隣の基地局からの電波を復調して復号化し、ストリームデータであることを示す情報が付加されているか否かを判別しておくことにより、これに基づき判断することができる。
【0070】
そして、ステップS104の判断処理において、受信電波レベルが一定レベルより高くなる電波により、ストリームデータを既に配信している基地局(通信チャンネル)があると判断したときには、メインコントローラ120は、そのストリームデータを配信している基地局の中でも最も受信電波レベルが高くなる電波を送出している基地局からの電波を受信するように、周波数シンセサイザ105を制御し、受信部103において選択する通信チャンネルを切り換えるようにし(ステップS105)、この後、ステップS101からの処理を繰り返す。
【0071】
このステップS105の処理により、無線通信端末100は、受信部103において受信選択する基地局(通信チャンネル)を変更するという処理だけで、ストリームデータの流れを移動先の基地局にまで持ってくるようにさせるという処理を無線通信ネットワーク200において行わせることなく、利用中のストリームデータを途切れさせることなく継続して受信して利用することができるようにされる。
【0072】
また、ステップS104の判断処理において、受信電波レベルが一定レベルより高くなる電波により、ストリームデータを既に配信している基地局(通信チャンネル)がないと判断したときには、メインコントローラ120は、従来通り、最も受信電波レベルが高くなる電波を送出している基地局からの電波を受信するように、周波数シンセサイザ105を制御し、受信部103において選択するチャンネルを切り換えるようにし(ステップS106)、この後、ステップS101からの処理を繰り返す。
【0073】
このステップS106の処理においては、良好に受信可能な基地局からの電波によっては、目的とするストリームデータは配信されていないので、通常の移動体通信の方法と同様に上位層プロトコルによりその基地局に対して目的とするストリームデータの送信を行うように指示し、新たな接続先の基地局まで、目的とするストリームデータの流れを形成するようにすることになる。しかし、この場合であっても、ストリームデータの新たな流れを無線通信ネットワーク200に形成するものの、利用中のストリームデータが途切れるなどの不都合を生じさせることはない。
【0074】
このように、この実施の形態の無線通信端末100は、移動先において、受信電波レベルが多少弱くても、通信品質を十分に確保でき、しかも目的とするストリームデータを既に配信している基地局と、その基地局よりも受信電波レベルが高い電波を送出しているが、目的とするストリームデータを送出していない基地局とがある場合には、前者の受信レベルが多少弱くても、目的とするストリームデータを配信している基地局に接続するようにする。
【0075】
これにより、無線通信ネットワーク200全体の通信効率を向上させることができるようにしているとともに、データ量が多くなる映像データや音声データを途切れなく配信し、これを受信した無線通信端末においてリアルタイムに再生して利用することができるようにしている。
【0076】
なお、上述した実施の形態においては、無線通信端末にこの発明を適用した場合を例にして説明した。無線通信端末は、無線通信端末、通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistants)、通信機能を備えたノート型パーソナルコンピュータなどのいわゆるモバイルコンピュータなど、通信機能を備えた種々の機器に適用可能である。
【0077】
また、無線通信ネットワークは、無線LAN技術やIPマルチキャストなどの技術が用いられたネットワークに限るものではなく、情報をパケット化して送受信する各種のデジタル通信ネットワークに接続可能な種々の無線通信端末に適用可能である。
【0078】
また、基地局を通じて配信されるデータは、映像データや音声データ等のいわゆるストリームデータだけでなく、リアルタイム天気予報で使われるようなメッシュデータ等の大容量数値データや、文字ニュースをリアルタイムに提供するための大容量テキストデータ等の連続的に配信される種々の大容量データを配信する場合に、この発明を適用することができる。
【0079】
また、基地局から連続的に配信される種々の大容量データの配信は、クライアント側(無線通信端末側)のバッファ内のデータ量を監視しながらサーバ装置から連続的にデータを送出する場合や、バッファ監視などを伴わない大容量データのいわゆる垂れ流し配信の場合にもこの発明を適用することができる。すなわち、連続的に大容量データを配信する種々の配信方式を用いる場合にもこの発明を適用することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、移動通信端末が複数の基地局から電波を受けられる場合に、移動通信端末が受信しようとしているストリームデータとその受信品質によって無線基地局を選択することにより、無線区間のネットワーク利用効率を高め、よりよい通信を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の無線通信端末が用いられる無線通信ネットワークを説明するための図である。
【図2】この発明の一実施の形態の無線通信端末を説明するためのブロック図である。
【図3】この発明の一実施の形態の無線通信端末において行われるセル間をまたぐ移動時の処理について説明するためのフローチャートである。
【図4】従来の無線LANネットワークとこれに接続される無線通信端末の移動時の処理の一例について説明するための図である。
【符号の説明】
100…無線通信端末、101…アンテナ、102…アンテナ共用器、103…受信部、104…送信部、105…周波数シンセサイザ(局発部)、106…ベースバンド処理部、107…音声処理部、108…スピーカ、109…マイクロホン、110…メディア処理部、111…ユーザインターフェース処理部、112…表示部(ディスプレイ)、113…入力部(キーパッド)、114…入出力端子、120…メインコントローラ、200…無線通信ネットワーク、201…サーバ装置、202…ルータ、203、204、205、206…基地局

Claims (6)

  1. 通信チャンネルを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記通信チャンネルを通じて送信されてくる電波の受信電波レベルを検出する検出手段と、
    前記選択手段により選択された前記通信チャンネルを通じて所定のストリームデータがブロードキャスト配信されているか否かを、選択された前記通信チャンネルを通じて送信されてくる電波を復調、復号化し、目的とするストリームデータであることを示す情報が付加されたデータであるか否かを検出することにより判別する判別手段と、
    前記検出手段の検出出力が所定レベル以下に低下した場合に、前記選択手段を制御して、受信する通信チャンネルを順次に切り換え、各通信チャンネル毎に、前記検出手段を通じて受信電波レベルの検出を行うようにすると共に、前記判別手段を通じて前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無の判別を行うようにする切り換え制御手段と、
    ブロードキャスト配信されている前記ストリームデータを受信している場合に、前記検出手段の検出出力が所定レベル以下に低下した場合には、前記各通信チャンネル毎の前記受信電波レベルと前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無とに基づいて、前記ストリームデータをブロードキャスト配信し、かつ、受信電波レベルが所定レベルより高くなる電波の通信チャンネルを優先して選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段と
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 請求項1に記載の無線通信端末であって、
    前記選択制御手段は、ブロードキャスト配信されている前記ストリームデータを受信していない場合であって、前記検出手段の検出出力が所定レベル以下に低下した場合には、前記各通信チャンネル毎の前記受信電波レベルに基づいて、受信電波レベルが所定レベルより高く、かつ、受信電波レベルが最も高い電波の通信チャンネルを選択することを特徴とする無線通信端末。
  3. 請求項1に記載の無線通信端末であって、
    前記選択制御手段は、ブロードキャスト配信されている前記ストリームデータを受信している場合であって、前記検出手段の検出出力が所定レベル以下に低下した場合には、前記各通信チャンネル毎の前記受信電波レベルと前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無とに基づいて、前記ストリームデータを配信し、かつ、受信電波レベルが所定レベルより高くなる電波の通信チャンネルを選択するように前記制御手段を制御するが、前記ストリームデータを配信し、かつ、受信電波レベルが所定レベルより高くなる電波の通信チャンネルがない場合には、受信電波レベルが最も高い通信チャンネルを選択するように、前記選択手段を制御することができるものであり、
    前記ストリームデータを配信し、かつ、受信電波レベルが所定レベルより高くなる電波の通信チャンネルがない場合において、前記選択制御手段によって制御される前記選択手段を通じて選択される前記通信チャンネルを通じて電波を送出している基地局に対して、前記ストリームデータの配信要求を送出する手段を有することを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項1に記載の無線通信端末であって、
    前記ストリームデータは、前記通信チャンネルを通じて連続的にブロードキャスト配信される映像データと音声データとの一方あるいは両方を含むことを特徴とする無線通信端末。
  5. 基地局を通じて所定のストリームデータのブロードキャスト配信を受けている場合に、受信している電波の受信電波レベルが所定レベル以下に低下した場合において、
    用いる通信チャンネルを順次に切り換え、各通信チャンネル毎に、受信電波レベルの検出と受信した電波を復調、復号化し、目的とするストリームデータであることを示す情報が付加されているか否かに基づいて、前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無の判別とを行う確認ステップと、
    前記各通信チャンネル毎の前記受信電波レベルと前記ストリームデータのブロードキャスト配信の有無とに基づいて、前記ストリームデータをブロードキャスト配信し、かつ、受信電波レベルが所定レベルより高くなる電波の通信チャンネルを優先して選択するようにする通信チャンネル変更ステップと
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  6. 請求項5に記載の無線通信方法であって、
    前記ストリームデータは、前記通信チャンネルを通じて連続的にブロードキャスト配信される映像データと音声データとの一方あるいは両方を含むことを特徴とする無線通信方法。
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