JP4041338B2 - 法枠移動作業機械 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は法枠上を移動して荷物の上げ下ろしや、法枠に穴を形成したりする作業を行なう場合に使用することができる法枠移動作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、法枠上を移動しながら作業を行なう法枠移動作業機械は、該法枠移動作業機械の走行装置の作動と、ウインチの作動によって上下方向に移動するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の法枠移動作業機械は比較的傾斜のゆるい法枠上の上下方向の移動はスムーズに行なうことができるが、傾斜のきつい法枠上では法枠移動作業機械が転倒方向に荷重が加わり、スムーズに上下方向に移動しづらいという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、傾斜のゆるい法枠上は勿論のこと、傾斜のきつい法枠上でもスムーズで、安全に上下方向に移動することができる法枠移動作業機械を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は作業台車と、この作業台車の前方の両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた前方左右の脚部材と、この前方左右の脚部材の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる前方左右の挟着具と、前記前方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた前方上下回動油圧シリンダーと、前記作業台車の後方両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた後方左右の脚部材と、この後方左右の脚部材の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる後方左右の挟着具と、前記後方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた後方上下回動油圧シリンダーと、前記前方左右の脚部材および前記後方左右の脚部材への油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とで法枠移動作業機械を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図9に示す本発明の第1の実施の形態において、1は法枠2上を該法枠2をつかみながら上下方向に移動することができる本発明の法枠移動作業機械で、この法枠移動作業機械1はスイングブーム3を介して穴明け装置4が取付けられた作業台車5と、この作業台車5の前方の両端部寄りの底面部位に後端部が上下方向に回動するように枢支ピン6、6によって枢支された油圧シリンダーを用いた前方左右の脚部材7、7と、この前方左右の脚部材7、7の先端部に取付けられた法枠2を挟着することができる前方左右の挟着具8、8と、前記前方左右の脚部材7、7を上下方向に回動できるように取付けられた前方上下回動油圧シリンダー7a、7aと、前記作業台車5の後方両端部寄りの底面部位に、後端部が上下方向に回動可能に枢支ピン6、6で枢支された油圧シリンダーを用いた後方左右の脚部材9、9と、この後方左右の脚部材9、9の先端部に取付けられた法枠2を挟着することができる後方左右の挟着具10、10と、前記後方左右の脚部材9、9を上下方向に回動できるように取付けられた後方上下回動油圧シリンダー9a、9aと、前記前方左右の脚部材7、7および前記後方左右の脚部材9、9への油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車5を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置11と、前記作業台車5に取付けられた該作業台車5の落下等を防止するためのウインチ12とで構成されている。
【0009】
前記スイングブーム3は前記作業台車5の前方上部に突出する取付け台13に枢支ピン14で回動可能に取付けられた支持台15と、この支持台15を前後方向に回動させる支持台用油圧シリンダー16と、前記支持台15に左右方向に回動させる支持台用油圧モーター17を用いた回動機構18を介して取付けられたスイングブーム本体19とで構成されている。
【0010】
前記穴明け装置4は前記スイングブーム3の先端部に取付けられたガイドシェル20と、このガイドシェル20に取付けられた油圧ドリフター21とで構成されている。
【0011】
前記前方左右の挟着具8、8および前記後方左右の挟着具10、10は、図6ないし図8に示すように、前記前方左右の脚部材7、7および後方左右の脚部材9、9の先端部に軸受孔22が形成された取付け板23と、この取付け板23の軸受孔22に回動可能に挿入される軸24がほぼ中央上面に固定されたチャンネル状の固定挟着片25と、前記軸24の先端部に固定された前記軸受孔22からの抜け脱を防止する固定部材26と、前記固定挟着片25の一側面のほぼ中央部の外側面に取付けられた挟着用油圧シリンダー27と、この挟着用油圧シリンダー27の前記固定挟着片25の一側面のほぼ中央部に形成された貫通孔28を通過して内部に位置する作業杆29の先端部に固定された可動挟着片30と、一端部が前記脚部材7、7、9、9の先端部寄りの部位に枢支ピン31でそれぞれ枢支され、他端部が前記固定部材26に枢支ピン32で枢支された回動用油圧シリンダー33とで構成されている。
【0012】
前記脚部材の油圧制御装置11は法枠2上を上方へ移動させる場合には、図9に示すように前方左右の脚部材7、7の一方の脚部材7の挟着具8の挟着を解除して、一方の前方上下回動油圧シリンダー7aを作動させて先端部を上方に移動させるとともに、一方の脚部材7の先端部を上部の法枠2上に位置させた後、一方の前方上下回動油圧シリンダー7aを作動させて先端部を下方に移動させ挟着具8で挟着させるように作動させる。
【0013】
次に、前方左右の脚部材7、7の他方の脚部材7を前述と同様に作動させて、上部の法枠2上に挟着具8で挟着固定する。
しかる後、前方左右の脚部材7、7を収縮するように作動させると同時に、後方の左右脚部材9、9を伸長するように作動させて、作業台車5を上方へ移動させる。
【0014】
次に、後方左右の脚部材9、9の一方の脚部材9の挟着具10の挟着を解除して、一方の後方上下回動油圧シリンダー9aを作動させて先端部を上方に移動させるとともに、一方の脚部材9の先端部を上部の法枠2上に位置させた後、一方の後方上下回動油圧シリンダー9aを作動させて先端部を下方に移動させ挟着具10で挟着させるように作動させる。
【0015】
次に、後方左右の脚部材9、9の他方の脚部材9を前述と同様に作動させて、上部法枠2上に挟着具10で挟着固定する。
この時、挟着する法枠の形状等に応じて前方左右の挟着具8、8の固定挟着片25、25および後方左右の挟着具10、10の固定挟着片25、25を回動用油圧シリンダー33、33、33、33をそれぞれ作動させて、確実に法枠2を挟着できる位置に回動させて使用する。
また、作業台車5がほぼ水平状態となるように前方左右の脚部材7、7と後方左右の脚部材9、9との伸縮状態に設定する。
【0016】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図10ないし図33に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0017】
図10ないし図12に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前方左右の脚部材7、7と後方左右の脚部材9、9とを上下左右方向に回動可能な支持金具34、34、34、34を用いて作業台車5に取付けるとともに、前方左右の脚部材7、7および後方左右の脚部材9、9の後端部寄りの部位にそれぞれ枢支ピン35、35、35、35によって先端部が枢支され、後端部が前記作業台車5に枢支ピン36、36、36、36によって枢支された、脚部材の左右回動装置37、37、37、37を用いた点で、このように構成された法枠移動作業機械1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、脚部材の左右回動装置37、37、37、37の作動によって、左右方向も含む上下移動を行なうことができる。
【0018】
図13ないし図15に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、荷台38を設けた作業台車5Aを用いるとともに、前方左右の脚部材7、7および後方左右の脚部材9、9の先端部に固定された固定挟着片25Aと、この固定挟着片25A方向にスライド移動する可動挟着片30が作動杆29の先端部に取付けられた脚部材7、7、9、9の先端部に固定された挟着用油圧シリンダー27とで構成した前方・後方左右の挟着具8A、8A、10A、10Aを用いるとともに、法枠2の上部に設置したウインチ12のワイヤー39を係止できる係止具40を用いた点で、このような前方・後方左右の挟着具8A、8A、10A、10Aを用いて構成した法枠移動作業機械1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0019】
図16ないし図18に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、作業台車5の前方の両端部寄りの部位および作業台車の後方両端部寄りの部位に取付けられた前後左右の脚部材41、41、41、41で、この前後左右の脚部材41、41、41、41は作業台車5に水平方向および垂直方向に回動可能に取り付けられる取り付け金具42を介して取付けられたた回動ブーム43と、この回動ブーム43を水平方向に回動する回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー44と、前記回動ブーム43を垂直方向に回動する回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー45と、前記回動ブーム43の先端部に垂直方向に回動可能に枢支された回動アーム46と、この回動アーム46を垂直方向に回動する回動アーム駆動用油圧シリンダー47と、前記回動アーム46の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる挟着具10と、前記作業台車5の前後左右の脚部材41、41、41、41の前記回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー44、回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー45、回動アーム駆動用油圧シリンダー47への油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車5を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置11とで構成されている。
このように構成された前後左右の脚部材41、41、41、41を用いて構成した法枠移動作業機械1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図19ないし図21に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、油圧シリンダー48を用いた伸縮可能な回動ブーム43Aを用いた点で、このような回動ブーム43Aを用いて構成した法枠移動作業機械1Dにしても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
図22ないし図24に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、油圧シリンダー49を用いた伸縮可能な回動アーム46Aを用いた点で、このような回動アーム46Aを用いて構成した法枠移動作業機械1Eにしても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0022】
図25ないし図27に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、油圧シリンダー48を用いた伸縮可能な回動ブーム43Aと、油圧シリンダー49を用いた伸縮可能な回動アーム46Aとを用いた点で、このような回動ブーム43Aと回動アーム46Aを用いて構成した法枠移動作業機械1Fにしても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
なお、本発明においては前方・後方左右の挟着具は法枠2を確実に挟着できれば、前記各実施の形態以外の形状構造のものを用いてもよい。
【0024】
図28ないし図30に示す本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、油圧シリンダー50で伸縮可能な回動アーム46B、46B、46B、46Bを用いた点で、このような伸縮可能な回動アーム46B、46B、46B、46Bを用いて構成した法枠移動作業機械1Gにしても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、回動アーム46B、46B、46B、46Bを伸縮させて作業台車5を前進させながら傾斜面の上り下りでも図30に示すようにほぼ水平に位置させたり、傾斜面での作業を効率良く行うために、該傾斜面と平行状態からほぼ水平状態になるまでの任意の角度に設定して使用することができる。
【0025】
なお、本発明の実施の形態では穴明け装置4を前記本発明の第4の実施の形態と同様に取付けたものを用いたが、本発明はこれに限らず、支持台用油圧シリンダー16で回動される支持台15に直接穴明け装置4を取付け、該穴明け装置4の回動や移動を支持台用油圧シリンダー16や回動アーム46B、46B、46B、46Bを油圧シリンダー50で伸縮させて行っても同様な作用効果が得られるとともに、穴明け装置4の取付け構造が簡単にできる。
【0026】
図31ないし図33に示す本発明の第9の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、後方回動アーム46B、46Bだけを油圧シリンダー50で伸縮できるようにした点で、このような後方回動アーム46B、46Bを用いて構成した法枠移動作業機械1Hにしても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、後方回動アーム46B、46Bを伸縮させて作業台車5を傾斜面の上り時に図33に示すようにほぼ水平に位置させたり、傾斜面での作業を効率良く行うために、該傾斜面と平行状態からほぼ水平状態になるまでの任意の角度に設定して使用することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0028】
(1)作業台車と、この作業台車の前方の両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた前方左右の脚部材と、この前方左右の脚部材の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる前方左右の挟着具と、前記前方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた前方上下回動油圧シリンダーと、前記作業台車の後方両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた後方左右の脚部材と、この後方左右の脚部材の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる後方左右の挟着具と、前記後方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた後方上下回動油圧シリンダーと、前記前方左右の脚部材および前記後方左右の脚部材への油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とで構成されているので、前方左右の脚部材と後方左右の脚部材との先端部にそれぞれ取付けられた挟着具によって、法枠を挟着して上下方向に移動することができる。
したがって、急斜面の法枠であっても転倒することなく、安全に移動することができる。
【0029】
(2)前記(1)によって、前方左右の脚部材の伸縮量と後方左右の脚部材の伸縮量を任意に設定することにより、作業台車を法枠面に対し、任意の角度に位置させることができる。
したがって、作業台車上での作業を、安全で効率よく行なうことができる。
【0030】
(3)前記(1)によって、機械構造を簡単にできる。
したがって、容易に製造することができる。
【0031】
(4)請求項2〜8も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の脚部材の作業台車への取付け部の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の挟着具の平面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の挟着具の側面図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の挟着具の底面図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の動作説明図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の脚部材の動作説明図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の使用状態の側面図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の側面図。
【図18】本発明の第4の実施の形態の使用状態の側面図。
【図19】本発明の第5の実施の形態の平面図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の側面図。
【図21】本発明の第5の実施の形態の使用状態の側面図。
【図22】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図23】本発明の第6の実施の形態の側面図。
【図24】本発明の第6の実施の形態の使用状態の側面図。
【図25】本発明の第7の実施の形態の平面図。
【図26】本発明の第7の実施の形態の側面図。
【図27】本発明の第7の実施の形態の使用状態の側面図。
【図28】本発明の第8の実施の形態の平面図。
【図29】本発明の第8の実施の形態の側面図。
【図30】本発明の第8の実施の形態の使用状態の側面図。
【図31】本発明の第9の実施の形態の平面図。
【図32】本発明の第9の実施の形態の側面図。
【図33】本発明の第9の実施の形態の使用状態の側面図。
【符号の説明】
1、1A〜1H:法枠移動作業機械、
2:法枠、 3:スイングブーム、
4:穴明け装置、 5、5A:作業台車、
6:枢支ピン、 7:前方左右の脚部材、
7a:前方上下回動油圧シリンダー、
8:前方左右の挟着具、 9:後方左右の脚部材、
9a:後方上下回動油圧シリンダー、
10:後方左右の挟着具、11:脚部材の油圧制御装置、
12:ウインチ、 13:取付け台、
14:枢支ピン、 15:支持台、
16:支持台用油圧シリンダー、
17:支持台用油圧モーター、
18:回動機構、 19:スイングブーム本体、
20:ガイドシェル、 21:油圧ドリフター、
22:軸受孔、 23:取付け板、
24:軸、 25、25A:固定挟着片、
26:固定部材、 27:挟着用油圧シリンダー、
28:貫通孔、 29:作動杆、
30:可動挟着片、 31:枢支ピン、
32:枢支ピン、 33:回動用油圧シリンダー、
34:支持金具、 35:枢支ピン、
36:枢支ピン、 37:脚部材の左右回動装置、
38:荷台、 39:ワイヤー、
40:係止具、 41:前後左右の脚部材、
42:取り付け金具、 43、43A:回動ブーム、
44:回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー、
45:回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー、
46、46A、46B:回動アーム、
47:回動アーム駆動用油圧シリンダー、
48:油圧シリンダー、 49:油圧シリンダー、
50:油圧シリンダー。
Claims (8)
- 作業台車と、この作業台車の前方の両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた前方左右の脚部材と、この前方左右の脚部材の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる前方左右の挟着具と、前記前方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた前方上下回動油圧シリンダーと、前記作業台車の後方両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた後方左右の脚部材と、この後方左右の脚部材の先端部に取付けられた法枠を挟着することができる後方左右の挟着具と、前記後方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた後方上下回動油圧シリンダーと、前記前方左右の脚部材および前記後方左右の脚部材への油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とからなることを特徴とする法枠移動作業機械。
- 作業台車と、この作業台車の前方の両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた前方左右の脚部材と、この前方左右の脚部材の先端部に水平方向に回動可能に取付けられた法枠を挟着することができる前方左右の挟着具と、前記前方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた前方上下回動油圧シリンダーと、前記作業台車の後方両端部寄りの部位に後端部が上下方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた後方左右の脚部材と、この後方左右の脚部材の先端部に水平方向に回動可能に取付けられた法枠を挟着することができる後方左右の挟着具と、前記後方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた後方上下回動油圧シリンダーと、前記前方左右の脚部材および前記後方左右の脚部材への油圧の供給を制御して各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とからなることを特徴とする法枠移動作業機械。
- 作業台車と、この作業台車の前方両端部寄りの部位に後端部が上下左右方向に回動可能に枢支された、油圧シリンダーを用いた前方左右の脚部材と、この前方左右の脚部材をそれぞれ左右方向へ回動させる前方左右の脚部材の左右回動装置と、前記前方左右の脚部材の先端部に水平方向に回動可能に取付けられた法枠を挟着することができる前方左右の挟着具と、前記前方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた前方上下回動油圧シリンダーと、前記作業台車の後方両端部寄りの部位に後端部が上下左右方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーを用いた後方左右の脚部材と、この後方左右の脚部材をそれぞれ左右方向へ回動させる後方左右の脚部材の左右回動装置と、前記後方左右の脚部材の先端部に水平方向に回動可能に取付けられた法枠を挟着することができる後方左右の挟着具と、前記後方左右の脚部材を上下方向に回動できるように取付けられた後方上下回動油圧シリンダーと、前記前方左右の脚部材および前記後方左右の脚部材への油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とからなることを特徴とする法枠移動作業機械。
- 作業台車の前方の両端部寄りの部位および作業台車の後方両端部寄りの部位に取付けられた前後左右の脚部材を備える法枠移動作業機械において、前記前後左右の脚部材を作業台車に水平方向および垂直方向に回動可能に取り付けられた回動ブームと、この回動ブームを水平方向に回動する回動ブーム水平駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームを垂直方向に回動する回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームの先端部に垂直方向に回動可能に枢支された回動アームと、この回動アームを垂直方向に回動する回動アーム駆動用油圧シリンダーと、前記回動アームの先端部に取付けられた法枠を挟着することができる挟着具と、前記作業台車の前後左右の脚部材の前記回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー、回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー、回動アーム駆動用油圧シリンダーへの油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とで構成されていることを特徴とする法枠移動作業機械。
- 作業台車の前方の両端部寄りの部位および作業台車の後方両端部寄りの部位に取付けられた前後左右の脚部材を備える法枠移動作業機械において、前記前後左右の脚部材を作業台車に水平方向および垂直方向に回動可能に取り付けられた回動ブームと、この回動ブームを水平方向に回動する回動ブーム水平駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームを垂直方向に回動する回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームの先端部に垂直方向に回動可能に枢支された回動アームと、この回動アームを垂直方向に回動する回動アーム駆動用油圧シリンダーと、前記回動アームの先端部に水平方向に回動可能に取付けられた法枠を挟着することができる後方左右の挟着具と、前記作業台車の前後左右の脚部材の前記回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー、回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー、回動アーム駆動用油圧シリンダーへの油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とで構成されていることを特徴とする法枠移動作業機械。
- 回動ブームと回動アームのいずれか一方あるいは両方を油圧シリンダーで伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項4あるいは5いずれかに記載の法枠移動作業機械。
- 作業台車の前方の両端部寄りの部位および作業台車の後方両端部寄りの部位に取付けられた前後左右の脚部材を備える法枠移動作業機械において、前記前後左右の脚部材を作業台車に水平方向および垂直方向に回動可能に取り付けられた回動ブームと、この回動ブームを水平方向に回動する回動ブーム水平駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームを垂直方向に回動する回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームの先端部に垂直方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーで伸縮可能な回動アームと、この回動アームを垂直方向に回動する回動アーム駆動用油圧シリンダーと、前記回動アームの先端部に取付けられた法枠を挟着することができる挟着具と、前記作業台車の前後左右の脚部材の前記回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー、回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー、回動アームを伸縮させる油圧シリンダー、回動アーム駆動用油圧シリンダーへの油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とで構成されていることを特徴とする法枠移動作業機械。
- 作業台車の前方の両端部寄りの部位および作業台車の後方両端部寄りの部位に取付けられた前後左右の脚部材を備える法枠移動作業機械において、前記前後左右の脚部材を作業台車に水平方向および垂直方向に回動可能に取り付けられた回動ブームと、この回動ブームを水平方向に回動する回動ブーム水平駆動用油圧シリンダーと、前記回動ブームを垂直方向に回動する回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダーと、前記前方の回動ブームの先端部に垂直方向に回動可能に枢支された前方回動アームと、前記後方の回動ブームの先端部に垂直方向に回動可能に枢支された油圧シリンダーで伸縮可能な後部回動アームと、この後方回動アームおよび前記前方回動アームをそれぞれ垂直方向に回動する回動アーム駆動用油圧シリンダーと、前記前方回動アームおよび前記後方回動アームの先端部にそれぞれ取付けられた法枠を挟着することができる挟着具と、前記作業台車の前後左右の脚部材の前記回動ブーム水平駆動用油圧シリンダー、回動ブーム垂直駆動用油圧シリンダー、後方回動アームを伸縮させる油圧シリンダー、回動アーム駆動用油圧シリンダーへの油圧の供給を制御して、各油圧シリンダーを伸縮させながら前記作業台車を上方あるいは下方へ移動させる脚部材の油圧制御装置とで構成されていることを特徴とする法枠移動作業機械。
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