JP4039699B2 - 光学カプラー - Google Patents
光学カプラー Download PDFInfo
- Publication number
- JP4039699B2 JP4039699B2 JP52047098A JP52047098A JP4039699B2 JP 4039699 B2 JP4039699 B2 JP 4039699B2 JP 52047098 A JP52047098 A JP 52047098A JP 52047098 A JP52047098 A JP 52047098A JP 4039699 B2 JP4039699 B2 JP 4039699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical coupler
- zoom
- knob
- focus
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
- G02B23/2423—Optical details of the distal end
- G02B23/243—Objectives for endoscopes
- G02B23/2438—Zoom objectives
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
一般に、内視鏡は、人体のような対象物の内部(例えば内臓又は解剖学的な体内通路)を視覚化するための器具である。通常、内視鏡は、基端部にレンズ系が配置された、延伸された柔軟な又は固い外チューブを備えている。観察された対象物の画像は、チューブの末端部から基端部にレンズ系を介して伝達され、ユーザーによって観察されるか、またはカメラ(ビデオカメラ)もしくは電子光学的なイメージセンサー(電荷結合素子又はCCDのような)によって受信される。カメラは対象物の光学的画像を表示するためのビデオ信号を発生する。適切な信号処理を受けた後、ビデオ信号はCRTモニターのような表示装置に表示される。
光学カプラーは、内視鏡をカメラに接続するために用いられ、しばしば焦点の調整、倍率の変化(ズームミング)、あるいはそれらの両方の機能を有している。
米国特許第4,781,448号には、内視鏡をカメラヘッドに連結するためのアダプターが開示されている。このカプラーは、ズーム及び焦点レンズ組立体から構成されている。各組立体は回転可能なリングに連結され、このリングの回転に応じて各組立体のレンズが軸方向に移動される。
米国特許第5,245,475号には、内視鏡用の画像光学システムが開示されている。この画像光学システムは、正の屈折率を有する第1レンズユニットと、負の屈折率を有し、システムの光学軸に沿って移動可能な第2レンズユニットと、正の屈折率を有し、光学軸に沿って移動可能で、それにより焦点距離の変動にかかわらず画像点を一定に保つ第3レンズユニットから構成されている。
米国特許第5,418,645号には、外部チューブに固定された対物レンズと、2つの独立した移動可能なレンズからなるズームレンズ組立体を備えた内視鏡が開示されている。この内視鏡は、それらの移動可能なレンズを移動させて倍率を変えるとともに、同時に観察手段を対物レンズに対して移動させて、焦点面の移動を補償する手段を備えている。
この発明によれば、空室を取り囲むハウジングと、
ハウジングの基端部に配置され、カメラを受け入れるマウントと、
焦点ノブと、その焦点ノブを空室内に配置された焦点レンズに連結し焦点ノブの回転に対応して焦点レンズを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させ、それにより内視鏡で観察される対象物に焦点が合わされた画像を得る第1の機械的連結体とを有する焦点メカニズムと、
回転可能なズームノブと、そのズームノブを空室内のズームレンズ組立体に連結しズームノブの回転に対応してズームレンズ組立体を光学カプラーの長さ方向に沿って移動させ、それにより観察される対象物の画像を拡大する第2の機械的連結体とを有するズームメカニズムと、
前記焦点レンズとズームレンズ組立体とを、マウントに対して前記光学カプラーの長さ方向に沿って共に移動させるために作動される調整メカニズムとを備えた内視鏡カメラを連結するための光学カプラーであって、
前記調整メカニズムが、回転可能な調整ノブと、その調整ノブを第1の機械的連結体と第2の機械的連結体とに連結し調整ノブの回転に対応して第1と第2の機械的連結体を光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる第3の機械的連結体とを備えたことを特徴とする光学カプラーが提供される。
次の観点においては、我々は、マウントを有する光学カプラーと、内視鏡で観察される対象物に焦点が合わされた画像を得るために光学カプラーの長さ方向に沿って移動する作動可能な焦点レンズと、観察される対象物の画像を拡大するために光学カプラーの長さ方向に沿って移動する作動可能なズームレンズ組立体とを設け、
対象物の画像を光学カプラーに運ぶために光学カプラーの末端部に内視鏡を連結し、
光学カプラーのマウントにイメージセンサを有するカメラを連結し、
イメージセンサに対し、焦点レンズとズームレンズ組立体とを1つのユニットとして、前記光学カプラーの長さ方向に沿って共に移動させるステップからなる対象物の内視鏡観察方法であって、
焦点レンズを無限大の焦点に合わせ、光学カプラーを内視鏡とカメラと共に末端の対象物に向け、その後、末端の対象物に焦点が合うまで、焦点レンズとズームレンズ組立体とを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させ、焦点レンズとズームレンズとの1つのユニットとしての移動を防止する一方で、それらが相互に独立して移動可能となるように、焦点レンズとズームレンズ組立体とを固定するステップを備えたことを特徴とする対象物の内視鏡観察方法を提供する。
この発明は、光学カプラーに対して異なる位置に画像形成面を有する様々なカメラに対して内視鏡を連結することが可能で、かつ光学カプラーの“真のズーム”機能を保持する、可変焦点、可変倍率の光学カプラーの特徴を有するものである。“真のズーム”とは、光学カプラーのレンズ系の焦点距離を、画像の焦点をぼかすことなく変更することが可能である、ということを意味する。換言すれば、いったん光学カプラーで画像の焦点を合わせれば、たとえ光学カプラーの“ズーム”機能で画像の倍率を調整したとしても、画像に焦点が合ったままとなる。
この発明の1つの全体的な観点においては、光学カプラーは、焦点レンズとズームレンズ組立体とを、カメラマウントに対して光学カプラーの長さ方向に沿って共に移動させるように作動される調整メカニズムを備えている。この調整メカニズムは、最初にカメラを光学カプラーに接続するたびに用いられ、光学カプラーの静止基準面を与えるカメラマウントに対する、焦点レンズとズームレンズ組立体との“一回”の位置決めステップを可能にする。焦点レンズとズームレンズ組立体とを1つのユニットとして共に移動させることにより、光学カプラーの最終的な画像形成面を、カメラのイメージセンサの画像形成面と一致するように調整することができる。したがって、たとえイメージセンサの画像形成面が、光学カプラーの静止基準面となるカメラマウントに対して異なる位置に配置されていたとしても、様々なカメラを光学カプラーに接続して用いることが可能となる。
この発明の他の観点においては、上述した光学カプラーに連結された内視鏡を備えた、対象物の内部を観察する内視鏡システムが提供される。
好ましい実施の形態は、以下に述べる特徴の全てを含むものである。
焦点レンズは光学カプラーの末端部に配置され、ズームレンズ組立体はその焦点レンズとマウントとの間に配置されている。ズームレンズ組立体は互いに移動するように作動される第1と第2のズームレンズを備えている。マウントはハウジングの一体ネジ止め延伸体である。観察される対象物の画像に焦点を合わせる焦点レンズは、焦点メカニズムを用いてズームレンズ組立体に対して移動され、一方、ズームメカニズムは、対象物の拡大画像を得るために、ズームレンズ組立体の第1レンズと第2レンズを相対的に移動させる。
調整メカニズムは、回転可能な調整ノブと、その調整ノブを焦点メカニズムとズームメカニズムに連結する機械的連結体を備えている。焦点メカニズムは、回転可能な焦点ノブと、その焦点ノブを焦点レンズに連結し、焦点ノブの回転に対応して光学カプラーの長さ方向に沿って焦点レンズを移動させる機械的連結体を備えている。ズームメカニズムは、回転可能なズームノブと、そのズームノブを第1及び第2ズームレンズに連結する機械的連結体を備えている。第1及び第2ズームレンズは、ズームノブの回転に対応して、光学カプラーの長さ方向に沿って相対的に移動する。調整ノブの回転は、焦点メカニズムとズームメカニズムの機械的連結体を光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる。この構成により、焦点レンズとズームレンズ組立体とを1つのユニットとして共に移動して、光学カプラーの最終的な画像形成面をカメラのイメージセンサの画像形成面に揃えることが可能となる。
調整メカニズムの機械的連結体は、調整ノブと焦点メカニズムの機械的連結体との間に連結された調整リングカラーを備えている。調整メカニズムの機械的連結体は、また、焦点メカニズムとズームメカニズムにそれぞれ設けられた機械的連結体の間に連結された調整リングを備えている。この構成により、焦点メカニズムとズームメカニズムを、焦点ノブとズームノブによってそれぞれ独立して操作することが可能になるとともに、それらを調整メカニズムの制御のもとに、共に移動させることが可能になる。
調整メカニズムは、調整カラーと、焦点メカニズムの機械的連結体と、調整リングと、ズームメカニズムの機械的連結体とを、押圧により偏らせるバイアスメカニズムを備えている。このバイアスメカニズムは、カメラマウントとズームメカニズムの機械的連結体との間に配置されたスプリングワッシャーで構成される。調整メカニズムは、さらに調整メカニズムの位置を固定するための固定装置を備えている。したがって、いったん調整メカニズムが設定されると、再び調整することなく、調整メカニズムは適切な位置に固定される。
1つの実施の形態においては、焦点メカニズムは、焦点ノブの回転によって焦点メカニズムの機械的連結体の表面に沿って移動される従動節を備えている。ズームメカニズムは、第1ズームレンズと第2ズームレンズにそれぞれ連結され、ズームレンズの回転によってズームメカニズムの機械的連結体の表面に沿って移動される2つの従動節を備えている。これらの機械的連結体の表面は、オペレータの少しの物理的な力でスムーズに入る従動節を備えた溝の形をしている。ハウジングは、その長さ方向に沿って形成され、焦点ノブとズームノブの回転時に機械的連結体が回転しないようにするスロットを備えている。
他の実施の形態においては、光学カプラーはさらに、ズームレンズ組立体とハウジングの基端部の間に配置されたバック焦点レンズと、そのバック焦点レンズにズームノブを連結するズームメカニズムの機械的連結体を備えている。
この発明のもう1つの観点においては、上述した光学カプラーを用いた対象物の内視鏡観察方法であって、光学カプラーの末端部に内視鏡を連結して内視鏡で受け取った対象物の画像を光学カプラーに運び、イメージセンサを有するカメラを光学カプラーのマウントに連結し、前記光学カプラーの長さ方向に沿って、イメージセンサに対し、焦点レンズとズームレンズ組立体とを1つのユニットとして共に移動させることからなる対象物の内視鏡観察方法である。焦点レンズとズームレンズ組立体とを一連の動作として調整するには、焦点レンズの焦点を無限大に合わせ、内視鏡とカメラを備えた光学カプラーを末端の対象物に向け、その後、焦点レンズとズームレンズ組立体とを、末端の対象物に焦点が合うまで、光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる。その後、焦点レンズとズームレンズ組立体とをロックして、焦点レンズとズームレンズとの1つのユニットとしての動作を防止する一方で、それらを相対的に独立して動かせるようにする。
この発明のさらにもう1つの観点においては、ズームレンズ組立体とハウジングの基端部との間に位置するバック焦点レンズを、光学カプラーの長さ方向に沿って、カメラマウントに対して移動できるように調整メカニズムを構成する。この構成は、画像形成面が光学カプラーに取り付けられたカメラのイメージセンサの画像形成面と一致するように、光学カプラーの最終的な画像形成面を調整するもう1つの方法を提供する。
1つの実施の形態においては、調整メカニズムは、調整ノブと、その調整ノブをバック焦点レンズに連結し、調整ノブの回転に対応してバック焦点レンズを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる機械的連結体とを備えている。
この発明の他の特徴及び利点は、以下の詳細な記述及び請求の範囲から明瞭になるであろう。
図1は内視鏡とカメラに接続された光学カプラーを示す図である。
図2は図1の光学カプラーの平面図である。
図3は図2の光学カプラーのレンズ系を示す図である。
図4は図2の光学カプラーの光学要素の概要を示す図である。
図5は図2の光学カプラーのメインハウジングの横断面側面図である。
図6Aは図2の光学カプラーの横断面側面図である。
図6Bは図6Aを90度回転させた状態の図2の光学カプラーの横断面側面図である。
図7は図2の光学カプラーの焦点スリーブの側面図である。
図8は図2の光学カプラーのズームスリーブの側面図である。
図9は図2の光学カプラーのズームスリーブの平面展開図である。
図10は他の光学カプラーのレンズ系を示す図である。
図1に光学カプラー10を示す。光学カプラー10は内視鏡12とカメラヘッド14との間に位置している。内視鏡12は腔又は狭い体内通路の中へ挿入するための延伸された挿入部16を有しており、これにより対象物を観察する。延伸された挿入部16は、内視鏡12の末端部18から基端部22のハンドル20まで延びている。ハンドル20は、ユーザーが内視鏡12の延伸された挿入部16を適切に位置づけることができるようになっている。照明は基端部22の近傍で内視鏡12に連結された光ガイド24から内視鏡12に入り、光源26から対象物の領域に光を与える。カメラヘッド14は電子光学的なイメージセンサ66(例えばCCD)を備えており、この光学イメージセンサ66は、内視鏡12と光学カプラー10を介して、レンズ組立体(図示しない)によって運ばれる光イメージを受け取り、その光イメージを表示するためのビデオ信号を発生させる。カメラヘッド14から延びるケーブル28は、カメラ制御ユニット15にビデオ信号を運ぶ。カメラ制御ユニット15は、カラーCRTディスプレイ29のような表示ユニットに表示するためのビデオ信号を処理するビデオプロセッサを有している。
図2に示すように、光学カプラー10は、内視鏡の連結ハウジング30とカメラマウント32との間に縦列に配置された連続する3つの調整用のノブから構成される。これらの調整用のノブは、酸化アルミで形成されており、調整ノブ34、焦点ノブ36、及びズームノブ38からなり、それらの各ノブは個々に回転可能で、光学カプラー10内のレンズを移動させることができる。内視鏡の連結ハウジング30は、内視鏡ハンドル20の接眼レンズに光学カプラー10を固定するように構成されている。カメラマウント32はカメラヘッド14を受け入れるネジ山40を有している。
図3に光学カプラー10のレンズ系の概要を示す。光学カプラー10のレンズ系は、焦点レンズグループ44、ズームレンズ組立体46、及びバック焦点レンズグループ48からなり、それらの全ては、連結ハウジング30(図示していない)とカメラマウント32との間に、光学軸43に沿って配置されている。内視鏡12によって運ばれてきた光は、内視鏡の連結ハウジング30内の前方窓49に入り、焦点レンズグループ44、ズームレンズ組立体46、及びバック焦点レンズグループ48を通過し、その後、カメラマウント32の後方窓50に至る。
焦点レンズグループ44は、焦点ノブ36が回転されると、焦点レンズ調整メカニズム52により、光学カプラー10の他のレンズに対して相対的に移動する。ズームレンズ調整メカニズム58は、ズームノブ38の回転に対応しており、ズームレンズ組立体46のズームレンズグループ54,56を、互いに近づく方向又は離れる方向に移動させるとともに、光学カプラー10の他のレンズに対して相対的に移動させる。全体調整メカニズム60は、焦点レンズグループ44、ズームレンズ組立体46、及びバック焦点グループ48にそれぞれ連結されており、調整ノブ34の回転に対応して、これらの全てのレンズを同時に移動させる。
この全体調整メカニズム60により、マウント32からイメージセンサまでの距離が様々に異なる各種のカメラヘッド14に対して光学カプラー10が使用できるようになっている。特に、全体調整メカニズム60は、光学カプラー10のレンズの位置をマウント32と共に調節して、焦点レンズ44によりカメラのイメージセンサ上に画像の焦点が合うと、その焦点が常にズームレンズ組立体46の倍率になるようになっている。すなわち、全体調整メカニズム60は、光学カプラー10に“真のズーム”の能力を与える。
図4は光学カプラー10がどのようにして真のズームの能力を保持するのかを理解するためのものであり、光学カプラー10は以下のような動作を行う。焦点レンズ44、ズームレンズ組立体46、及びバック焦点レンズ48は、光学軸43に沿って、カメラマウント32の接合端面33に対して移動するようになっている。内視鏡12(図1参照)によって観察され、光学カプラー10を介して伝達された外部対象物の光学的画像は、光学カプラー10の基端部(すなわち、カメラ4内の基端面33)を通過して平面A−Aに形成される。光学カプラーの真のズーム能力が保持されるようにするには、カメラヘッド14が光学カプラー10に取り付けられた時、そのイメージセンサ66の感光面を平面A−Aと一致させなければならない。
焦点レンズグループ44は平面P−Pに中間の虚像を形成する。この虚像はズームレンズ組立体46の実際の対象物として役立ち、それは平面P−Pの画像を平面Q−Qのもう1つの中間虚像に運ぶ。ズームレンズ組立体46は、たとえ画像が拡大されるようにレンズグループ54,56が移動されても、平面P−Pの実際の対象物の画像が平面Q−Qに保持されるように設計されている。この方法のレンズ系の操作においては、平面P−Pと平面Q−Qとは光学的に結合するようになっている。最終的に、バック焦点レンズ48は平面Q−Qの実際の対象物の画像を、イメージセンサ66が位置する場所である平面A−Aに運ぶ。平面A−Aは平面P−Pと平面Q−Qの両方の平面の光学的な結合である。
異なるカメラヘッド14が光学カプラー10に取り付けられた場合、そのイメージセンサ66′の位置は今まで取り付けられていたカメラヘッド14の位置とは異なる可能性がある。これは第2のカメラヘッド14が第1のものと異なる製造業者に製造された場合に特にそのようになる。例えば、新しいイメージセンサ66′(点線で示す)が、平面A−Aから距離dだけ離れた平面A1−A1に位置することになるかもしれない。また、光学カプラー10が平面A1−A1に位置する新しいイメージセンサで使用されることになるかもしれない。けれども、平面A1−A1は平面P−Pと平面Q−Qの光学的な結合ではないので、光学カプラー10はもはや真のズーム能力を持たず、オペレータは、画像の倍率がズームレンズ組立体46で変更されると、その都度画像に焦点を合わせる必要がある。
しかしながら、全体調整メカニズム60は、焦点レンズ44、ズームレンズ組立体46、及びバック焦点レンズ48を共に移動させて(調整ノブ34の移動に対応する)、焦点レンズグループ44とズームレンズ組立体46の中間虚像面をイメージセンサ66′の平面にシフトさせる。すなわち、平面P−Pと平面Q−Qとの両方の中間虚像面を、平面P1−P1と平面Q1−Q1をの新しい中間虚像面に距離dだけ移動させ、それによって、新しい位置のイメージセンサ66′の平面と重なる新しい画像形成面A1−A1に画像が形成されるようにする。レンズグループ44,46,48…それらに連動する虚像面も同様に…を、カメラマウント32の接合端面33に対して共に移動させて、真のズーム能力をもとに戻し、新しいイメージセンサの位置に対応させることができる。接合端面33は、レンズグループ44,46,48が移動する際の光学カプラー10上の適切な静止基準面となる。
全体調整メカニズム60は、以下の手順により、光学カプラー10に異なるカメラヘッド14が取り付けられる毎にセットされる。
図2に示したように、第1ステップとして、ユーザーは、線61,63及び65が焦点ノブ36,ズームノブ38及びカメラマウント32の外表面で揃うように、焦点ノブ36とズームノブ38を回す。これは、焦点を無限大にし、ズームレンズ組立体46がそのズーム範囲の中間位置となるように、焦点レンズ組立体46を位置づける。その後、ユーザーは、光学カプラー10を末端の対象物に向け、調整ノブ34を回して、対象物に焦点が合うまで全体調整メカニズム60を操作する。この際、ユーザーは、確実に、画像形成面A−Aの位置をイメージセンサ66の位置に一致させることができる(図4参照)。調整ノブ34の内部には、調整ノブ34を固定するためのセットネジ153(図6A参照)が所定の位置にネジ止めされている。このセットネジ153で止めることにより、調整ノブ34は、異なるカメラヘッド14が光学カプラー10に取り付けられるまで、再び移動する必要はない。
図5〜図9に示すように、以下に光学カプラー10の構造を説明する。光学カプラー10は、酸化アルミで形成さたメインハウジング70と、ネジ山40(1.00−32のネジ山)を有するフランジ状の延出部71とを有するカメラマウント32を備えている。フランジ状の延出部71は、光学カプラー10をカメラヘッド14に対してシールドするO−リングシール79を保持するための円形の溝78を有している。
図6Aに示すように、メインハウジング70は、内視鏡の連結ハウジング30用のマウントを備えた正面ハウジング72に連結される場所である末端部まで、長手軸43に沿って延伸されている。前方窓49は、正面ハウジング72内の、O−リングシール74とネジ山付き保持部76との間に保持されている。メインハウジング70内には、前方窓49に近接して焦点グループハウジング80が取り付けられている。焦点レンズグループ44を支持する焦点環82が、焦点グループハウジング80内にネジ止めされ、その中にO−リングシール86で封止されている。ネジ山81により、焦点グループ80の内部で、例えば製造時の誤差による比較的重要でない変化が修正されるように、焦点環82の軸方向の位置を調節することができる。
上述したように、焦点レンズグループ44の位置は、以下のように構成された焦点レンズ調整メカニズム52を使用することによって制御される。この焦点レンズ調整メカニズムは、プラスチックの軸受け筒92によって囲まれたカムネジ90をそれぞれ有し、焦点グループハウジング80に形成された穴の中にねじ込まれた一対のカムベアリング88(図6Aに一方のみ示す)を備えている。その穴は、メインハウジング70の円周上の対向位置に形成されている。各カムベアリング88は、メインハウジング70の軸の長さ方向に沿って形成された対応する延伸スロット94内に受入れられ、焦点グループハウジング80の前後動作の範囲を規制する。
酸化アルミで形成された焦点スリーブ96は、メインハウジング70と焦点グループハウジング80の末端部を取り囲んでいる。図7に示すように、焦点スリーブ96の中には、直径方向に対向する一対の螺旋系の溝98が形成されており、各溝は、メインハウジング70の延伸スロット94で揃い、カムベアリング88の対応する一方に連結されている。焦点ノブ36はキー102を介して焦点スリーブ96の周りに連結されており、焦点ノブ36の内面に形成されたスロット104内に沿って、焦点スリーブ96の基端部に形成されたスロット106(図7参照)の内部に延びている。したがって、焦点ノブ36が時計方向又は反時計方向に回されると、その回転がキー102を介して焦点スリーブ96に伝達される。焦点スリーブ96に伝達された回転は、カムベアリング88を介して焦点グループハウジング80に伝達され、焦点グループハウジング80を軸43の方向に沿って移動させ、焦点レンズ組立体44とイメージセンサ66との間の距離を変化させ(図4参照)、それによって、観察されるべき対象物の画像に焦点を合わせる。溝98の螺旋状の通路は、通常、焦点グループハウジング80に取り付けられた焦点レンズグループ44を軸64の周りで回転させる。しかしながら、カムベアリング88がメインハウジング70の延伸スロット94の中に取り込まれているので、焦点グループハウジング80は、軸64に沿って移動するのみで、回転はしない。
ズームレンズ組立体46は、メインハウジング70内に、焦点レンズグループ44に近接して、第1及び第2ズームハウジング110,112内にそれぞれネジ切りされたエポキシ樹脂の保持部で保持されたズームレンズグループ54,56として同軸に配置されている。第1と第2のズームハウジング11,0,112は、ズームレンズ調整メカニズム58によって制御される軸上の位置でメインハウジング70内に取り付けられている(図3参照)。ズームレンズ調整メカニズム58は、第1と第2のズームハウジング110,112にそれぞれ形成された穴内にネジ止めされたカムベアリング89,91を用いる。第1ズームハウジング110と結合したカムベアリング89(図6B参照)は、第2ズームハウジング112のカムベアリング91(図6A参照)から90度オフセットされている。カムベアリングは、焦点レンズ調整メカニズム52と結合したものと同じであり、プラスチックの軸受け筒によって囲まれたカムネジを備え、それらの対応するハウジングに沿って直径方向に対向して位置づけられている。カムベアリング89,91は、メインハウジング70の軸方向に沿ってそれぞれ形成された長円形のスロット116,118(図5参照)の中に受入れられ、ズームハウジング110,112の回転を防止して、それらを光学カプラー10の長手方向の軸に沿って移動させる。
バック焦点レンズ48は、ズームレンズグループ46の後ろに、メインハウジング70と同軸に配置され、バック焦点レンズハウジング120の中に保持されている。バック焦点レンズハウジング120は、焦点及びズームレンズ調整メカニズム52,58に設けられたものと同じカムベアリング121(図6B参照)を受け入れるネジ切り穴を備えている。バック焦点レンズハウジング120に設けられたカムベアリング121は、メインハウジング70の軸方向に沿って形成された、対応する長円形のスロット122(図5参照)の中に受入れられ、バック焦点レンズハウジング120を、回転させず、光学カプラーの長手方向の軸に沿って移動するように規制する。
酸化アルミで形成されたズームスリーブ124は、第1と第2のズームハウジング110,112と、バック焦点レンズハウジング12の末端部を取り囲んでいる。図8及び図9に示すように、ズームスリーブ124の内部には、直径方向に対向する一対の螺旋形の溝126,128が形成されている。その各溝126,128は、メインハウジング70の長円形スロット116,118に揃っており、カムベアリング89,91の対応する一方によって連結されている。特に、第1の一対の溝126は、ズームスリーブ124の基端部に形成され、第1ズームハウジング110に設けられたカムベアリング89によって連結されている。同様に、溝126に近接して形成された第2の一対の溝128は、第2ズームハウジング112のカムベアリング91によって連結されている。ズームスリーブ124の基端部に形成された直線状の一対の溝130は、バック焦点レンズハウジング120に設けられたカムベアリング121によって連結されている。
図6Bに示すように、ズームノブ38は、ズームノブ38の内面に沿って形成され、ズームスリーブ124の内部に形成されたスロット129内に延びる凹部127内にはめ込まれている。ズームノブ38の時計方向又は反時計方向への回転は、キー125を介してズームスリーブ124に伝達され、カムベアリング89,91を介して第1及び第2ズームハウジング110,112を移動させることになる。したがって、ズームノブ38の回転は、第1及び第2ズームハウジング110,112を軸43に沿って相対的に移動させ、それによってレンズ54とレンズ56の間の相対的な間隔が変化し、観察されるべき対象物の画像のサイズの対応する変化となる。
溝126及び溝128の幾何学的形状は、“真のズーム”システムとしての静止機能の一方で、ズームノブ38の回転に応じて、ズームレンズ組立体46のレンズ54とレンズ56とが互いに近づいたり離れたりという反対方向に移動するように、特に設計されている、ということに留意することが重要である。特定の形状と光学カプラー10に使用されるレンズに要求される幾何学的形状を得るためには、あらゆる設計の方法論を使用することができる。例えば、K.Yamagi著、光学の発展、Vol.VI,(1967)の第4章:“ズームレンズの設計”には、レンズ設計プログラムを得るために使用することが可能な一方法とその関連が述べられている。
図9に示すように、溝126,128は、拡大の度合いとズームノブ38の回転のと間に直線的な関係が得られるような形状となっている。すなわち、拡大の度合いは回転の距離に対して直線的に変化する。本実施の形態においては、溝128は長円形の形状を持つように選定され、そのため、溝126は非長円形の形状を要求し、所望の直線性を与える。一般に、溝の1つの選択された形状は、他の溝の形状を規定するであろう。また、溝128に関連する溝126は、中間の虚像面(例えば、平面Q−Q)を真のズーム能力のための適切な位置に保持する。
バック焦点レンズ48は、ズームレンズグループ46の後方のメインハウジング70内に同軸で位置し、バック焦点レンズハウジング120の内部に保持されている。バック焦点レンズハウジング120は、また、焦点及びズームレンズ調整メカニズム52,58に設けられたものと同じカムベアリング121(図6B参照)を受け入れるネジ止め穴を備えている。上述したように、バック焦点レンズハウジングに設けられたカムベアリング121は、メインハウジング70の軸方向に沿って形成された対応する長円形のスロット122(図5参照)内に受け入れられている。カムベアリング121は、また、ズームスリーブ124内に形成された溝130内に受け入れられている。溝130は、ズームスリーブ124の円周面に沿って直線的に延びており(すなわち、溝130は軸成分を持たない)、これによりズームノブ38が回転された時にバック焦点レンズハウジング120が軸方向に静止して残るようになっている。溝130内のカムベアリング121のかみ合いは、全体調整メカニズム60が異なる画像形成位置の調整に使用された時、バック焦点レンズハウジング120を、第1及び第2ズームレンズハウジング110,112と焦点レンズハウジング80と共に移動させる。
全体調整メカニズム60は、焦点レンズグループ44、ズームレンズグループ54,56、及びバック焦点レンズ48が機械的に連動し、調整ノブ34の回転に応じて共に移動するように、機械的に構成されている。さらに、全体調整メカニズム60は、そのメカニズム60の調整が設定されてロックされた後は、焦点ノブ36とズームノブ38の回転にそれぞれ対応して、焦点レンズグループ44とズームレンズグループ54がそれぞれ独立して移動できるように機械的に構成されている。その第1の機能は、焦点レンズハウジング80、第1及び第2ズームレンズハウジング110,112、及びバック焦点レンズハウジング120を、直列方向に、バネ力で共に保持して機械的に連結することによって達成される。第2の機能は、調整ノブ34を直列方向に連結する調整カラー138を使用するとともに、焦点を合わせるための焦点レンズグループ44と観察するべき対象物の画像を拡大するズームレンズグループ54とをそれぞれ独立して移動させる非−回転リング146を使用することで達成される。
全体調整メカニズム60の特定の構成は以下のようになっている。光学カプラー10の末端部である内視鏡の連結ハウジング30と焦点ノブ36との間に調整ノブ34が配置されている。上述したように、調整ノブ34は、焦点レンズグループ44、ズームレンズグループ54,56、及びバック焦点レンズ48を接合端面33に対して移動させ、イメージセンサ66の位置を調整する。焦点スリーブ96と焦点ノブ36との間には、調整カラー138が介在し、その調整カラー138には調整ノブ34と連結されるネジ山139が設けられている。調整カラー138には、メインハウジング70に形成された開口142に連結するピン140が設けられており、調整ノブ34が回転されると、調整カラー138を、回転させず、光学カプラー10の長さ方向の軸に沿って移動させる。調整カラー138には焦点スリーブ96の末端面145に隣接するフランジ144が設けられている。
焦点スリーブ96は、非−回転リング146のフランジ肩部148に隣接する位置の基端面99まで延びている。フランジ肩部148は基端面99をズームスリーブ132の末端面103に連結する。非−回転リング146に形成されたスロット149とメインハウジング70に形成されたスロット151との間には、キー147が位置している。キー147は、非−回転リング146の軸方向の移動を制限し、そのリングが回転することを防止する。非−回転リング146は、焦点スリーブ96をズームスリーブ132から切り離し、これにより、スリーブ96,132の両方が非−回転リングのフランジ肩148に隣接しても、焦点ノブ36又はズームスリーブ132の回転によって他が回転しないようにする。
ズームスリーブ132は、光学カプラー10の基端部のメインハウジング70を囲むスプリングワッシャー150に隣接する位置の基端面105まで延びている。スプリングワッシャー150は、プラスチックで形成され、金属で形成されているため互いに移動した場合に傷つきやすいズームスリーブ132とハウジング70との間に、スムーズな接合面を与える。スプリングワッシャー150は、また、スチール製の波スプリング152に接触する。波スプリング152は、調整カラー138、焦点スリーブ96、非−回転リング146、ズームスリーブ132、及びスプリングワッシャー150への押圧力の保持に必要な力を提供し、これにより、調整ノブ34の回転で、レンズシステムが軸43に沿って共に移動するようになっている。波スプリング152は、調整ノブ34が回転された時、一方でまた焦点ノブ36とズームノブ38を自由に回転させ、調整カラー138、焦点スリーブ96、非−回転リング146、ズームスリーブ132、及びスプリングワッシャー150を縦連結で共に保持するに十分な軸方向の力が得られるように選択される。
セットネジ153は、調整リング34にネジ止めされて、正面ハウジング72の連結のために締めつけられ、調整リング34の回転を防止するとともに、焦点レンズグループ44、ズームレンズグループ54,56、及びバック焦点グループ48のユニットとしての移動を防止する。新しいカメラが光学カプラー10に取り付けられると、セットネジ153がゆるめられ、上記した方法を用いて新しい画像形成位置を設定するために調整リング34が回転され、調整リング34を適切な位置に固定するためにセットネジ153が再び締めつけられる。
プラスチックのシールリング154は、ズームノブ38とメインハウジング70との間の密閉を保つ一対のO−リングを支持している。シールリング154は、ズームノブ38とカメラマウント32との間に延び、それらの間に非−摩擦回転面を与えるフランジ155を有している。また、ズームノブ38と焦点ノブ36との間には、プラスチックのスラストワッシャー156が配置され、焦点ノブ36と調整ノブ34との間には、プラスチックのベアリング158が配置されている。プラスチックのスラストワッシャー156とプラスチックのベアリング158との双方は、両ノブ間の金属どうしの接触を避けるために設けられている。
本発明の請求項の範囲には他の実施の形態も含まれる。
例えば、図10には、光学カプラー10の最終的な画像形成面を、新しく取り付けたイメージセンサの配置面に揃えるための他の方法が示されている。この実施の形態においては、焦点レンズグループ44、ズームレンズ組立体46、及びバック焦点レンズ48を1つのユニットとして共に移動させるのではなく、バック焦点レンズ48だけをカメラマウント32に対して移動させるメニスカスレンズ調整メカニズム170が用いられる。このバック焦点レンズ48を移動させる調整メカニズム170は、メインハウジング70とバック焦点レンズハウジング120の基端部を取り囲むスリーブを備えている。
図1〜図2及び図5〜図9において上述された実施の形態と異なり、バック焦点レンズ48はズームスリーブ132に支持されず、かわりにズームレンズグループ46に設けられた独立のスリーブによって支持される。そのバック焦点レンズハウジングを支持するスリーブは、直径方向に対向する一対の長円形の溝を有しており、各溝はメインハウジング70の延伸されたスロットに揃い、一対のカムベアリングの対応する一方によって連結されている。分離ノブは、ノブの内面に形成されたスロットにはまり、スリーブの基端部に形成されたスロット内に延びるキーを経てスリーブの周りに連結されている。したがって、ノブが時計方向又は反時計方向に回転されると、その回転がキーを介して伝達され、焦点レンズグループ44とズームレンズグループ46に対してスリーブを移動させる。スリーブの回転は、カムベアリングを介してバック焦点レンズハウジング120に伝達され、バック焦点レンズハウジング120を軸43に沿って移動させ、バック焦点レンズ48とカメラヘッド14のイメージセンサ66(図4参照)との間の距離を変化させ、それによって、光学カプラーの最終的な画像形成面を、新しく取り付けたイメージセンサの配置面に揃える。
バック焦点レンズ48だけの移動は、平面Q1−Q1の中間虚像(ズームレンズ組立体46によって創られる)を、例えば平面A1−A1である、イメージセンサの所望の画像形成面にシフトさせる(図4参照)。バック焦点レンズ48だけを比較的小さい距離以上移動させると、レンズ系に光収差が生じる可能性がある。これらの光収差を補償するためには、例えばより大きなレンズナンバーのものが必要となるなど、より複雑なデザインのレンズ系が必要となる。したがって、新しいイメージセンサに適応させるためのこの実施の形態の方法は、カメラ対カメラの、イメージセンサの予想される位置の差が比較的小さい場合の状況において、最も好適に適用できるであろう。
Claims (14)
- 空室を取り囲むハウジングと、
ハウジングの基端部に配置され、カメラを受け入れるマウントと、
焦点ノブと、その焦点ノブを空室内に配置された焦点レンズに連結し焦点ノブの回転に対応して焦点レンズを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させ、それにより内視鏡で観察される対象物に焦点が合わされた画像を得る第1の機械的連結体とを有する焦点メカニズムと、
回転可能なズームノブと、そのズームノブを空室内のズームレンズ組立体に連結しズームノブの回転に対応してズームレンズ組立体を光学カプラーの長さ方向に沿って移動させ、それにより観察される対象物の画像を拡大する第2の機械的連結体とを有するズームメカニズムと、
前記焦点レンズとズームレンズ組立体とを、マウントに対して前記光学カプラーの長さ方向に沿って共に移動させるために作動される調整メカニズムとを備えた内視鏡にカメラを連結するための光学カプラーであって、
前記調整メカニズムが、回転可能な調整ノブと、その調整ノブを第1の機械的連結体と第2の機械的連結体とに連結する第3の機械的連結体とを備え、前記調整ノブの回転に対応して第1と第2の機械的連結体が光学カプラーの長さ方向に沿って移動されることを特徴とする光学カプラー。 - 光学カプラーの末端部に焦点レンズが配置され、焦点レンズとマウントとの間にズームレンズ組立体が配置された請求項1記載の光学カプラー。
- ズームレンズ組立体が、相互に移動するように作動される第1と第2のズームレンズを有する請求項1記載の光学カプラー。
- マウントがハウジングの一体ネジ込み延伸体である請求項1記載の光学カプラー。
- 第3の機械的連結体が、調整ノブと第1の機械的連結体との間に連結された調整カラーと、第1と第2の機械的連結体の間に連結された調整リングを有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の光学カプラー。
- 前記調整メカニズムがさらに、前記調整カラー、第1の機械的連結体、調整リング、及び第2の機械的連結体を押圧して一方の方向に押し付けるバイアスメカニズムを備えてなる請求項1〜5のいずれか1つに記載の光学カプラー。
- 前記バイアスメカニズムが、前記マウントと第2の機械的連結体との間に配置されたスプリングワッシャーからなる請求項6記載の光学カプラー。
- 前記調整メカニズムがさらに、調整メカニズムの位置を固定する固定装置を備えてなる請求項1〜7のいずれか1つに記載の光学カプラー。
- 焦点メカニズムがさらに第1の従動節を有するとともに、第1の機械的連結体が第1の面を有し、第1の従動節が焦点ノブの回転に対応してその第1の面に沿って移動するように形成され、
ズームメカニズムがさらに、前記第1のズームレンズに連結された第2の従動節と、前記第2のズームレンズに連結された第3の従動節とを備え、
前記第2の機械的連結体が第2と第3の面を有し、第2と第3の従動節がズームノブの回転に対応してその第2の面と第3の面にそれぞれ沿って移動するように形成されてなる請求項1〜8のいずれか1つに記載の光学カプラー。 - 前記第1、第2、第3の面が、それぞれ第1、第2、第3の溝からなり、前記第1、第2、第3の従属節が、それぞれ第1、第2、第3の溝に入り、
前記ハウジングが、ハウジングの長さ方向に沿って設けられた第1、第2、第3のスロットを備え、
前記焦点ノブとズームノブが回転された時には、前記第1、第2、第3の従属節が、それぞれ第1、第2、第3のスロットに入って、前記第1、第2の機械的連結体の回転を防止する請求項9記載の光学カプラー。 - さらに、ズームレンズ組立体とハウジングの基端部との間に配置されたバック焦点レンズを備えてなる請求項1〜10のいずれか1つに記載の光学カプラー。
- 第2の機械的連結体が、ズームノブをバック焦点レンズに連結する請求項11記載の光学カプラー。
- 対象物の画像を光学カプラーに運ぶ内視鏡と、
対象物の画像を内視鏡からカメラに運ぶ請求項1〜12のいずれか1つに記載の光学カプラーと、
画像を観察するカメラとを備えてなる対象物の内部を観察するための内視鏡システム。 - 空室を取り囲むハウジングと、
ハウジングの基端部に配置され、カメラを受け入れるマウントと、
空室内に配置され、光学カプラーの長さ方向に沿って移動するために作動可能で、内視鏡で観察される対象物に焦点が合わされた画像を得る焦点レンズと、
空室内に配置され、光学カプラーの長さ方向に沿って移動するために作動可能で、その観察される対象物の画像を拡大するズームレンズ組立体と、
ハウジングの基端部に配置されたバック焦点レンズと、
前記バック焦点レンズを、マウントに対して前記光学カプラーの長さ方向に沿って移動させるために作動される調整メカニズムとを備え、
さらに、回転可能な焦点ノブと、その焦点ノブを焦点レンズに連結し焦点ノブの回転に対応して焦点レンズを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる第1の機械的連結体とを有する焦点メカニズムと、
回転可能なズームノブと、そのズームノブを第1と第2のズームレンズに連結しズームノブの回転に対応して第1と第2のズームレンズを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる第2の機械的連結体とを有するズームメカニズムとを備えた内視鏡にカメラを連結する光学カプラーであって、
調整メカニズムが、回転可能な調整ノブと、その調整ノブをバック焦点レンズに連結し調整ノブの回転に対応してバック焦点レンズを光学カプラーの長さ方向に沿って移動させる第3の機械的連結体とを備えたことを特徴とする光学カプラー。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/741,027 | 1996-10-30 | ||
US08/741,027 US5808813A (en) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | Optical coupler |
PCT/US1997/017578 WO1998019200A1 (en) | 1996-10-30 | 1997-09-30 | Optical coupler |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001503159A JP2001503159A (ja) | 2001-03-06 |
JP4039699B2 true JP4039699B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=24979063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52047098A Expired - Fee Related JP4039699B2 (ja) | 1996-10-30 | 1997-09-30 | 光学カプラー |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5808813A (ja) |
EP (1) | EP0935774B1 (ja) |
JP (1) | JP4039699B2 (ja) |
AT (1) | ATE220216T1 (ja) |
AU (1) | AU4658997A (ja) |
CA (1) | CA2268759A1 (ja) |
DE (1) | DE69713792T2 (ja) |
ES (1) | ES2179374T3 (ja) |
WO (1) | WO1998019200A1 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6292221B1 (en) * | 1998-11-17 | 2001-09-18 | Vista Medical Technologies, Inc. | Motorized focusing device and viewing system utilizing same |
DE19859155C2 (de) * | 1998-12-21 | 2003-08-28 | Henke Sass Wolf Gmbh | Endoskop mit einer Koppeleinrichtung (Video-Coupler) zum Anschluß einer Video-Kamera |
US6919914B2 (en) * | 2001-10-24 | 2005-07-19 | Stryker Corporation | Powered optical coupler and endoscopic viewing system using same |
GB2389914B (en) * | 2002-06-18 | 2004-05-26 | Keymed | Dual capability borescope |
DE10256673A1 (de) * | 2002-12-04 | 2004-06-17 | Polydiagnost Gmbh | Endoskop-Okular |
US7684134B2 (en) * | 2003-01-21 | 2010-03-23 | The General Hospital Corporation | Microscope objectives |
US7064904B2 (en) * | 2004-01-23 | 2006-06-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processor allowing shooting at close range |
JP4482418B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2010-06-16 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡装置 |
KR20070104539A (ko) | 2004-12-28 | 2007-10-26 | 패트릭 씨. 멜더 | 내시경 영상화 시스템 |
US20100145146A1 (en) * | 2005-12-28 | 2010-06-10 | Envisionier Medical Technologies, Inc. | Endoscopic digital recording system with removable screen and storage device |
US8872912B2 (en) | 2009-09-22 | 2014-10-28 | Cyberoptics Corporation | High speed distributed optical sensor inspection system |
US8681211B2 (en) | 2009-09-22 | 2014-03-25 | Cyberoptics Corporation | High speed optical inspection system with adaptive focusing |
US8894259B2 (en) | 2009-09-22 | 2014-11-25 | Cyberoptics Corporation | Dark field illuminator with large working area |
US8388204B2 (en) | 2009-09-22 | 2013-03-05 | Cyberoptics Corporation | High speed, high resolution, three dimensional solar cell inspection system |
US8670031B2 (en) | 2009-09-22 | 2014-03-11 | Cyberoptics Corporation | High speed optical inspection system with camera array and compact, integrated illuminator |
CN106214110B (zh) * | 2011-02-16 | 2018-03-20 | 通用医疗公司 | 用于内窥镜的光耦合器 |
US8780362B2 (en) | 2011-05-19 | 2014-07-15 | Covidien Lp | Methods utilizing triangulation in metrology systems for in-situ surgical applications |
US9979949B2 (en) | 2011-07-13 | 2018-05-22 | Viking Systems, Inc | Method and apparatus for obtaining stereoscopic 3D visualization using commercially available 2D endoscopes |
US9113822B2 (en) | 2011-10-27 | 2015-08-25 | Covidien Lp | Collimated beam metrology systems for in-situ surgical applications |
US8840543B2 (en) | 2011-12-07 | 2014-09-23 | Stryker Corporation | Parfocal coupler for endoscopic viewing system |
JP5973297B2 (ja) | 2012-09-12 | 2016-08-23 | 本田技研工業株式会社 | ボアスコープ |
US9351643B2 (en) | 2013-03-12 | 2016-05-31 | Covidien Lp | Systems and methods for optical measurement for in-situ surgical applications |
US9459442B2 (en) | 2014-09-23 | 2016-10-04 | Scott Miller | Optical coupler for optical imaging visualization device |
WO2016103805A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
JP6437017B2 (ja) * | 2015-02-10 | 2018-12-12 | オリンパス株式会社 | ズーム撮像装置 |
US10548467B2 (en) | 2015-06-02 | 2020-02-04 | GI Scientific, LLC | Conductive optical element |
JP6411291B2 (ja) * | 2015-06-25 | 2018-10-24 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用撮像装置 |
CA2992739A1 (en) | 2015-07-21 | 2017-01-26 | GI Scientific, LLC | Endoscope accessory with angularly adjustable exit portal |
US10772488B2 (en) * | 2017-11-10 | 2020-09-15 | Endoluxe Inc. | System and methods for endoscopic imaging |
DE102018130554A1 (de) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | Henke-Sass, Wolf Gmbh | Endoskop |
DE102018130553A1 (de) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | Henke-Sass, Wolf Gmbh | Endoskop |
CN109744983B (zh) * | 2019-01-31 | 2024-05-10 | 北京超维景生物科技有限公司 | 变焦式腔体内窥镜探测装置及激光扫描腔体内窥镜 |
CN110974120A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-10 | 苏州优迈医疗器械有限公司 | 一种内窥镜及其使用方法 |
JP7335181B2 (ja) * | 2020-02-18 | 2023-08-29 | ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 | カメラヘッド |
WO2021178604A2 (en) * | 2020-03-03 | 2021-09-10 | SeeScan, Inc. | Dockable camera reel and ccu system |
US20230218146A1 (en) | 2022-01-10 | 2023-07-13 | Endoluxe Inc. | Systems, apparatuses, and methods for endoscopy |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3819267A (en) * | 1967-08-08 | 1974-06-25 | Olympus Co Ltd | Device for measuring dimensions from the forward end portion of an endoscope |
US4611888A (en) * | 1983-10-17 | 1986-09-16 | Mp Video, Inc. | Coupler for surgical endoscope and video camera |
US4639772A (en) * | 1984-02-07 | 1987-01-27 | Circon Corporation | Focusable video camera for use with endoscopes |
US4781448A (en) * | 1987-03-02 | 1988-11-01 | Medical Concepts Inc. | Zoom lens adapter for endoscopic camera |
JPH01128031A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-19 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像光学系 |
EP0343558B1 (en) * | 1988-05-23 | 1994-10-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Image picking-up and processing apparatus |
US4969450A (en) * | 1990-01-25 | 1990-11-13 | Smith & Nephew Dyonics, Inc. | Videoarthroscope with one-handed control |
JP3034557B2 (ja) * | 1990-04-27 | 2000-04-17 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用ズーム撮像光学系 |
CA2068022C (en) * | 1991-09-17 | 2002-07-09 | Norbert M. Stiepel | Surveillance device with eyeball assembly and pivotably mountable carriage assembly |
GB2267762B (en) * | 1992-06-11 | 1996-01-03 | Keymed | Optical endoscope having a zoom lens |
US5582576A (en) * | 1992-10-28 | 1996-12-10 | Oktas General Partnership | Electronic endoscope with zoom lens system |
CH689968A5 (de) * | 1993-07-30 | 2000-02-29 | Zeiss Carl Fa | Beobachtungs- und/oder Dokumentationseinrichtung mit vorgeschaltetem Endoskop sowie Verfahren zu deren Betrieb. |
EP0651272A2 (de) * | 1993-10-29 | 1995-05-03 | Dr. CANZEK ENDOSKOPIE AG | Zoomoptik für Endoskop ähnliche Geräte |
-
1996
- 1996-10-30 US US08/741,027 patent/US5808813A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-09-30 WO PCT/US1997/017578 patent/WO1998019200A1/en active IP Right Grant
- 1997-09-30 AU AU46589/97A patent/AU4658997A/en not_active Abandoned
- 1997-09-30 AT AT97945368T patent/ATE220216T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-09-30 CA CA002268759A patent/CA2268759A1/en not_active Abandoned
- 1997-09-30 DE DE69713792T patent/DE69713792T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-30 JP JP52047098A patent/JP4039699B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-30 EP EP97945368A patent/EP0935774B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-30 ES ES97945368T patent/ES2179374T3/es not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69713792T2 (de) | 2003-03-13 |
CA2268759A1 (en) | 1998-05-07 |
EP0935774A1 (en) | 1999-08-18 |
JP2001503159A (ja) | 2001-03-06 |
US5808813A (en) | 1998-09-15 |
DE69713792D1 (de) | 2002-08-08 |
AU4658997A (en) | 1998-05-22 |
EP0935774B1 (en) | 2002-07-03 |
ATE220216T1 (de) | 2002-07-15 |
WO1998019200A1 (en) | 1998-05-07 |
ES2179374T3 (es) | 2003-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4039699B2 (ja) | 光学カプラー | |
US6817976B2 (en) | Deviated distal viewing endoscope | |
JP5802885B2 (ja) | カメラホルダと光学系アダプタとを備えたカメラアダプタ | |
US4844071A (en) | Endoscope coupler device | |
RU2664163C2 (ru) | Видеоэндоскопическое устройство | |
EP0454325B1 (en) | Magnetically coupled actuator | |
US6540668B1 (en) | Endoscope with a coupling device (video coupler) for connection of a video camera | |
JP3540375B2 (ja) | 内視鏡を先に接続した観察及び/又は映像化装置並びにそれを動作させる方法 | |
US3994557A (en) | Optical systems | |
US4781448A (en) | Zoom lens adapter for endoscopic camera | |
JP4440769B2 (ja) | ビデオ観察及び直接観察を同時にするボアスコープ | |
JP2989728B2 (ja) | 光学装置 | |
JP2008152251A5 (ja) | ||
US6806899B1 (en) | Focusing systems for perspective dimensional measurements and optical metrology | |
JP2002136477A (ja) | 内視鏡用撮像装置 | |
US6155973A (en) | Universal endoscope video adaptor with zoom | |
US20100137685A1 (en) | Deviated viewing rigid videoendoscope with adjustable focusing | |
JP2004212671A (ja) | 赤道儀 | |
JPH11311744A (ja) | 電子内視鏡 | |
JP4204890B2 (ja) | 映画撮影用カメラの対物レンズ | |
JP5036023B2 (ja) | 撮影装置および接眼レンズ | |
US5243399A (en) | Alignment tool for endoscopes | |
JP3396516B2 (ja) | 内視鏡スコープおよび内視鏡装置 | |
JPH0998936A (ja) | 内視鏡 | |
JPH1123983A (ja) | 内視鏡のテレビカメラ装置及びその合焦方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071030 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071106 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |